JPH05280630A - 円錐形プーリ式無段変速機 - Google Patents
円錐形プーリ式無段変速機Info
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- JPH05280630A JPH05280630A JP5015295A JP1529593A JPH05280630A JP H05280630 A JPH05280630 A JP H05280630A JP 5015295 A JP5015295 A JP 5015295A JP 1529593 A JP1529593 A JP 1529593A JP H05280630 A JPH05280630 A JP H05280630A
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- conical
- conical pulley
- continuously variable
- variable transmission
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H61/66263—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using only hydraulical and mechanical sensing or control means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速機に加えられる負荷が低い場合には、プ
レロード弁によって圧力媒体圧が不必要に高い圧力レベ
ルに保持されないようにする。 【構成】 入力軸１に該入力軸のトルク伝達経路で配置
されていて、負荷に関連してシリンダピストンユニット
６，７内の圧力媒体圧に影響を与えるトルクフィーラ１
９によって負荷に関連して規定された圧力から出発し
て、変速比に関連した減圧により形成されている制御圧
によって、前記トルクフィーラ１９に、ハイドロリック
的に前置された、変速比に関連して調節可能なプレロー
ド弁１８が操作可能である。
レロード弁によって圧力媒体圧が不必要に高い圧力レベ
ルに保持されないようにする。 【構成】 入力軸１に該入力軸のトルク伝達経路で配置
されていて、負荷に関連してシリンダピストンユニット
６，７内の圧力媒体圧に影響を与えるトルクフィーラ１
９によって負荷に関連して規定された圧力から出発し
て、変速比に関連した減圧により形成されている制御圧
によって、前記トルクフィーラ１９に、ハイドロリック
的に前置された、変速比に関連して調節可能なプレロー
ド弁１８が操作可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車に用いられ
る円錐形プーリ式無段変速機であって、入力軸と出力軸
とに配置された２つの円錐形プーリ対と、両円錐形プー
リ対の間を循環する伝達手段とが設けられていて、各円
錐形プーリが、該円錐形プーリを支持する軸に相対回動
不能に結合されており、各軸に１つの円錐形プーリが軸
方向でも位置固定されており、所属の第２の円錐形プー
リが、軸固定のシリンダピストンユニットの軸方向摺動
可能な部分として構成されており、前記シリンダピスト
ンユニットに、前記伝達手段の押圧と、変速比の調節お
よび維持との目的で、供給部を介して４制御縁式スプー
ルから圧力媒体が供給されるようになっており、前記４
制御縁式スプールが調整装置によって調節可能であっ
て、装入された圧力媒体のための流出部を有しており、
該流出部に流出導管が接続されており、該流出導管に少
なくとも１つのトルクフィーラが配置されており、該ト
ルクフィーラが、前記入力軸に該入力軸のトルク伝達経
路で配置されていて、負荷に関連して前記シリンダピス
トンユニット内の圧力媒体圧に影響を与えるようになっ
ており、前記トルクフィーラに、変速比に関連して調節
可能なプレロード弁がハイドロリック的に前置されてお
り、該プレロード弁を用いて圧力媒体圧に付加的に影響
を与えられるようになっている形式のものに関する。
る円錐形プーリ式無段変速機であって、入力軸と出力軸
とに配置された２つの円錐形プーリ対と、両円錐形プー
リ対の間を循環する伝達手段とが設けられていて、各円
錐形プーリが、該円錐形プーリを支持する軸に相対回動
不能に結合されており、各軸に１つの円錐形プーリが軸
方向でも位置固定されており、所属の第２の円錐形プー
リが、軸固定のシリンダピストンユニットの軸方向摺動
可能な部分として構成されており、前記シリンダピスト
ンユニットに、前記伝達手段の押圧と、変速比の調節お
よび維持との目的で、供給部を介して４制御縁式スプー
ルから圧力媒体が供給されるようになっており、前記４
制御縁式スプールが調整装置によって調節可能であっ
て、装入された圧力媒体のための流出部を有しており、
該流出部に流出導管が接続されており、該流出導管に少
なくとも１つのトルクフィーラが配置されており、該ト
ルクフィーラが、前記入力軸に該入力軸のトルク伝達経
路で配置されていて、負荷に関連して前記シリンダピス
トンユニット内の圧力媒体圧に影響を与えるようになっ
ており、前記トルクフィーラに、変速比に関連して調節
可能なプレロード弁がハイドロリック的に前置されてお
り、該プレロード弁を用いて圧力媒体圧に付加的に影響
を与えられるようになっている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の円錐形プーリ式無段変
速機は、たとえばドイツ連邦共和国特許第３７４３１９
５号明細書に基づき公知である。前記ドイツ連邦共和国
特許明細書の記載によれば、入力側に配置されたトルク
フィーラにプレロード弁がハイドロリック的に前置され
ている。このプレロード弁は専ら変速機の変速比に関連
してのみ、圧力媒体圧に付加的に影響を与え、この場
合、圧力媒体圧は入力側回転数対出力側回転数の変速比
が増大するにつれて同じく増大するようになっているの
で、この圧力は、変速比には関連しているがトルクとは
無関係であるような成分を有している。
速機は、たとえばドイツ連邦共和国特許第３７４３１９
５号明細書に基づき公知である。前記ドイツ連邦共和国
特許明細書の記載によれば、入力側に配置されたトルク
フィーラにプレロード弁がハイドロリック的に前置され
ている。このプレロード弁は専ら変速機の変速比に関連
してのみ、圧力媒体圧に付加的に影響を与え、この場
合、圧力媒体圧は入力側回転数対出力側回転数の変速比
が増大するにつれて同じく増大するようになっているの
で、この圧力は、変速比には関連しているがトルクとは
無関係であるような成分を有している。
【０００３】この圧力媒体圧はポンプによって供給され
る。この場合、このポンプの電力消費量は、吐出流量が
一定である場合には、このポンプによって供給されるべ
き圧力媒体圧に対してほぼ比例する。ポンプを作動させ
るためにかかる電力消費や、巻掛け伝動機構における押
圧力に関連した摩擦損失は、変速機の効率全体に不都合
に作用するので、圧力レベルを負荷状態に関連してでき
るだけ低く保持することが目標とされている。このこと
は、特に部分負荷領域において、つまり特に市街地交通
の自動車において重要となる。
る。この場合、このポンプの電力消費量は、吐出流量が
一定である場合には、このポンプによって供給されるべ
き圧力媒体圧に対してほぼ比例する。ポンプを作動させ
るためにかかる電力消費や、巻掛け伝動機構における押
圧力に関連した摩擦損失は、変速機の効率全体に不都合
に作用するので、圧力レベルを負荷状態に関連してでき
るだけ低く保持することが目標とされている。このこと
は、特に部分負荷領域において、つまり特に市街地交通
の自動車において重要となる。
【０００４】しかし、上記ドイツ連邦共和国特許第３７
４３１９５号明細書に開示されている変速機では、変速
機に加えられる負荷が低い場合でも、プレロード弁が純
粋に変速比にのみ関連して作動することに基づき、場合
によっては圧力媒体圧が極めて高く保持されてしまうこ
とが判った。このことは、特に負荷は低いが、変速比は
大きい、というような場合に生ぜしめられる。
４３１９５号明細書に開示されている変速機では、変速
機に加えられる負荷が低い場合でも、プレロード弁が純
粋に変速比にのみ関連して作動することに基づき、場合
によっては圧力媒体圧が極めて高く保持されてしまうこ
とが判った。このことは、特に負荷は低いが、変速比は
大きい、というような場合に生ぜしめられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の円錐形プーリ式無段変速機を改良して、
変速機に加えられる負荷が低い場合には、プレロード弁
によって圧力媒体圧が不必要に高い圧力レベルに保持さ
れないような円錐形プーリ式無段変速機を提供すること
である。
で述べた形式の円錐形プーリ式無段変速機を改良して、
変速機に加えられる負荷が低い場合には、プレロード弁
によって圧力媒体圧が不必要に高い圧力レベルに保持さ
れないような円錐形プーリ式無段変速機を提供すること
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、トルクフィーラによって負荷に関
連して規定された圧力から出発して変速比に関連した減
圧によって形成されている制御圧に基づき、プレロード
弁が操作可能であるようにした。
に本発明の構成では、トルクフィーラによって負荷に関
連して規定された圧力から出発して変速比に関連した減
圧によって形成されている制御圧に基づき、プレロード
弁が操作可能であるようにした。
【０００７】
【発明の効果】本発明による円錐形プーリ式無段変速機
の利点は、次の点に認められる。すなわち、純粋に変速
比にのみ関連した成分がハイドロリック基本圧に影響を
与えるのではなく、本発明の構成では、変速比が大きい
場合でも負荷が低い場合には、ポンプによって消費され
るべき電力が不必要に高くならないようになる。
の利点は、次の点に認められる。すなわち、純粋に変速
比にのみ関連した成分がハイドロリック基本圧に影響を
与えるのではなく、本発明の構成では、変速比が大きい
場合でも負荷が低い場合には、ポンプによって消費され
るべき電力が不必要に高くならないようになる。
【０００８】この場合に、入力軸と出力軸との間の運転
確実な滑りのないトルク伝達を得るために必要となる、
円錐形プーリ対と伝達手段との間の押圧力も低いレベル
に留まるので、摩擦損失も小さく保持される。
確実な滑りのないトルク伝達を得るために必要となる、
円錐形プーリ対と伝達手段との間の押圧力も低いレベル
に留まるので、摩擦損失も小さく保持される。
【０００９】本発明の有利な構成では、プレロード弁が
圧力比弁として構成されている。このプレロード弁は段
付きピストンを有しており、この段付きピストンの一方
の側には流出導管の圧力が加えられており、他方の側に
は前記制御圧が加えられている。段付きピストンの両側
の大きさの比により、プレロード弁の制御特性に対す
る、トルクフィーラによって負荷に関連して規定された
圧力の影響をあらかじめ容易に設定することができる。
圧力比弁として構成されている。このプレロード弁は段
付きピストンを有しており、この段付きピストンの一方
の側には流出導管の圧力が加えられており、他方の側に
は前記制御圧が加えられている。段付きピストンの両側
の大きさの比により、プレロード弁の制御特性に対す
る、トルクフィーラによって負荷に関連して規定された
圧力の影響をあらかじめ容易に設定することができる。
【００１０】段付きピストンの前記制御圧を負荷される
側に付加的に一定のばね力を負荷するばねが設けられて
いることに基づき、流出導管には、伝達されるべき負荷
の減少の度合いとは無関係に最小圧力値が保持されるよ
うになる。
側に付加的に一定のばね力を負荷するばねが設けられて
いることに基づき、流出導管には、伝達されるべき負荷
の減少の度合いとは無関係に最小圧力値が保持されるよ
うになる。
【００１１】前記制御圧を得るためには、トルクフィー
ラによって規定された圧力を絞りスプールによって絞っ
て前記制御圧を形成することが可能であると考えられ
る。
ラによって規定された圧力を絞りスプールによって絞っ
て前記制御圧を形成することが可能であると考えられ
る。
【００１２】本発明の別の有利な構成では、この絞りス
プールが段付きピストンと共にプレロード弁の同一のケ
ーシングに組み込まれているので、付加的な接続部や圧
力導管を備えた別個の構成要素は不要となる。
プールが段付きピストンと共にプレロード弁の同一のケ
ーシングに組み込まれているので、付加的な接続部や圧
力導管を備えた別個の構成要素は不要となる。
【００１３】この場合、絞りスプールは感知レバーを介
して操作可能であってよい。この感知レバーは円錐形プ
ーリ対の可動の円錐形プーリのうちの１つと結合されて
いて、変速機の変速位置を感知するようになっている。
このことは、運転確実な機械的構成であると云える。
して操作可能であってよい。この感知レバーは円錐形プ
ーリ対の可動の円錐形プーリのうちの１つと結合されて
いて、変速機の変速位置を感知するようになっている。
このことは、運転確実な機械的構成であると云える。
【００１４】もちろん、電子制御可能なメカニズムを介
して変速比との関連性を得ることも可能である。
して変速比との関連性を得ることも可能である。
【００１５】絞りスプールは斜めに面取りされた制御縁
を有していてよいので、終端位置の間の移行部を滑らか
に形成することができる。また、トルクフィーラによっ
て規定された圧力と、基本圧との間の増幅ファクタを変
速比に関連して常時変化させることが可能になる。
を有していてよいので、終端位置の間の移行部を滑らか
に形成することができる。また、トルクフィーラによっ
て規定された圧力と、基本圧との間の増幅ファクタを変
速比に関連して常時変化させることが可能になる。
【００１６】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【００１７】図１には、入力軸１と出力軸２とを備えた
円錐形プーリ式無段変速機が示されている。前記両軸に
は、円錐形プーリ対３，４が装着されている。この円錐
形プーリ対の間では、伝達手段５が循環して、入力軸１
から出力軸２へのトルク伝達を行なう。それぞれ円錐形
プーリを支持する軸に相対回動不能に結合されている前
記円錐形プーリに関しては、各円錐形プーリ対３，４に
おいて第１の円錐形プーリが軸方向でも位置固定されて
おり、それに対して、所属する第２の円錐形プーリは軸
固定のシリンダピストンユニット６，７（概略的にのみ
示す）の軸方向摺動可能な部分として構成されている。
前記シリンダピストンユニットを介して、伝達手段の押
圧や変速比の調節および維持が行なわれる。
円錐形プーリ式無段変速機が示されている。前記両軸に
は、円錐形プーリ対３，４が装着されている。この円錐
形プーリ対の間では、伝達手段５が循環して、入力軸１
から出力軸２へのトルク伝達を行なう。それぞれ円錐形
プーリを支持する軸に相対回動不能に結合されている前
記円錐形プーリに関しては、各円錐形プーリ対３，４に
おいて第１の円錐形プーリが軸方向でも位置固定されて
おり、それに対して、所属する第２の円錐形プーリは軸
固定のシリンダピストンユニット６，７（概略的にのみ
示す）の軸方向摺動可能な部分として構成されている。
前記シリンダピストンユニットを介して、伝達手段の押
圧や変速比の調節および維持が行なわれる。
【００１８】このために必要となる圧力媒体は圧力媒体
導管８，９を通ってシリンダピストンユニット６，７に
供給される。圧力媒体の量と圧力は４制御縁式スプール
１０を介して制御される。この４制御縁式スプールは調
整装置１１によって調節可能である。
導管８，９を通ってシリンダピストンユニット６，７に
供給される。圧力媒体の量と圧力は４制御縁式スプール
１０を介して制御される。この４制御縁式スプールは調
整装置１１によって調節可能である。
【００１９】図示の実施例では、この調整装置１１が直
線運動用駆動装置として形成されている。この直線運動
用駆動装置は前置されたマイクロプロセッサ１２によっ
て制御される。この制御は速度、変速比、駆動回転数等
に関する実際の測定値に関連して行なうことができる。
線運動用駆動装置として形成されている。この直線運動
用駆動装置は前置されたマイクロプロセッサ１２によっ
て制御される。この制御は速度、変速比、駆動回転数等
に関する実際の測定値に関連して行なうことができる。
【００２０】４制御縁式スプール１０によってシリンダ
ピストンユニット６，７に配分される圧力媒体は、ポン
プ１３によって供給される。このポンプは圧力媒体を溜
め１４から圧送する。
ピストンユニット６，７に配分される圧力媒体は、ポン
プ１３によって供給される。このポンプは圧力媒体を溜
め１４から圧送する。
【００２１】変速比の調節および維持のために使用され
た圧力媒体は４制御縁式スプール１０の制御ギャップを
横断した後に、流出部１５，１６を介して流出導管１７
に流入する。この流出導管を通って、圧力媒体はプレロ
ード弁１８とトルクフィーラ１９とを介して溜め１４に
戻される。この場合に、圧力媒体は伝達手段５と円錐形
プーリ対３，４の潤滑および冷却の目的でも使用するこ
とができる。
た圧力媒体は４制御縁式スプール１０の制御ギャップを
横断した後に、流出部１５，１６を介して流出導管１７
に流入する。この流出導管を通って、圧力媒体はプレロ
ード弁１８とトルクフィーラ１９とを介して溜め１４に
戻される。この場合に、圧力媒体は伝達手段５と円錐形
プーリ対３，４の潤滑および冷却の目的でも使用するこ
とができる。
【００２２】プレロード弁１８とトルクフィーラ１９と
の絞り作用により、流出導管１７内の基本圧力が規定さ
れる。このことは、一方ではシリンダピストンユニット
６，７の押圧力に作用し、他方ではポンプ１３によって
供給されるべき圧力媒体圧に作用する。
の絞り作用により、流出導管１７内の基本圧力が規定さ
れる。このことは、一方ではシリンダピストンユニット
６，７の押圧力に作用し、他方ではポンプ１３によって
供給されるべき圧力媒体圧に作用する。
【００２３】プレロード弁１８は段付きピストン２０を
有しており、この段付きピストンの小さい方の端面２１
は流出導管１７の圧力を負荷されていて、反対の側の大
きい方の端面２２は制御圧を負荷されている。
有しており、この段付きピストンの小さい方の端面２１
は流出導管１７の圧力を負荷されていて、反対の側の大
きい方の端面２２は制御圧を負荷されている。
【００２４】段付きピストンの段部の範囲は導管２３を
介して放圧されており、したがって力学的には重要でな
い。
介して放圧されており、したがって力学的には重要でな
い。
【００２５】段付きピストン２０はその制御縁２４で、
流出導管１７から、トルクフィーラ１９に通じた導管２
５への圧力媒体の流れを絞る。
流出導管１７から、トルクフィーラ１９に通じた導管２
５への圧力媒体の流れを絞る。
【００２６】この導管２５からは、導管２６が分岐して
おり、この導管２６は導管２５に形成される圧力を、段
付きピストン２０の大きい方の端面２２に案内する。し
かし、この圧力は制御スプール２７を介して絞られる。
この制御スプールはリンク２８を介して変速比に関連し
てシフトされ、この場合、変速比が低下すると、前記制
御スプールの絞り作用は一層大きくなる。
おり、この導管２６は導管２５に形成される圧力を、段
付きピストン２０の大きい方の端面２２に案内する。し
かし、この圧力は制御スプール２７を介して絞られる。
この制御スプールはリンク２８を介して変速比に関連し
てシフトされ、この場合、変速比が低下すると、前記制
御スプールの絞り作用は一層大きくなる。
【００２７】制御スプール２７が閉じられると、段付き
ピストン２０の大きい方の端面２２に作用する圧力は、
溜め１４に通じていてかつ絞り３３を備えている導管２
９を介して完全に減少する。これによって、流出導管１
７内の圧力は、トルクフィーラに通じた導管２５内の圧
力に等しくなる。
ピストン２０の大きい方の端面２２に作用する圧力は、
溜め１４に通じていてかつ絞り３３を備えている導管２
９を介して完全に減少する。これによって、流出導管１
７内の圧力は、トルクフィーラに通じた導管２５内の圧
力に等しくなる。
【００２８】しかしながら、負荷が低い場合に圧力が所
望の最小圧よりも下に低下しないようにするために、段
付きピストン２０は付加的にばね３０によって負荷され
ている。
望の最小圧よりも下に低下しないようにするために、段
付きピストン２０は付加的にばね３０によって負荷され
ている。
【００２９】制御スプール２７が開かれると、大きい方
の端面２２には、トルクフィーラ１９によって保持され
た圧力が作用し、流出導管１７内の圧力は端面の面積に
比例してフィーラ圧よりも増幅されている。ばね３０の
使用により、流出導管１７内の圧力は付加的に一定の値
だけ高められる。もちろん、プレロード弁をばね３０な
しで構成することも可能である。
の端面２２には、トルクフィーラ１９によって保持され
た圧力が作用し、流出導管１７内の圧力は端面の面積に
比例してフィーラ圧よりも増幅されている。ばね３０の
使用により、流出導管１７内の圧力は付加的に一定の値
だけ高められる。もちろん、プレロード弁をばね３０な
しで構成することも可能である。
【００３０】制御スプール２７の前記２つの位置の間の
移行部は、制御縁３１を斜めに面取りすることによって
滑らかに形成することができるので、フィーラ圧（導管
２５）と基本圧（流出導管１７）との間の増幅ファクタ
を変速機の変速比に関連して不断に変化させることが可
能になる。
移行部は、制御縁３１を斜めに面取りすることによって
滑らかに形成することができるので、フィーラ圧（導管
２５）と基本圧（流出導管１７）との間の増幅ファクタ
を変速機の変速比に関連して不断に変化させることが可
能になる。
【００３１】プレロード弁１８の背後で導管２５に形成
される圧力は、既に説明したように入力軸１に装着され
たトルクフィーラ１９によって規定される。このトルク
フィーラは導管２５に形成される圧力を、変速機によっ
て受け止められる負荷に関連して絞るようになってい
る。
される圧力は、既に説明したように入力軸１に装着され
たトルクフィーラ１９によって規定される。このトルク
フィーラは導管２５に形成される圧力を、変速機によっ
て受け止められる負荷に関連して絞るようになってい
る。
【００３２】図示の実施例では、トルクフィーラがトル
クポンプとして構成されている。このトルクポンプは突
然のトルク衝撃時に導管２５からの圧力媒体の流出を阻
止して、規定された圧力媒体容量をこの導管に押し戻
す。この圧力媒体容量は逆止弁３２を介して圧力媒体導
管８，９に流入し、この場所で前記圧力媒体容量はシリ
ンダピストンユニット６，７における急激な増圧を生ぜ
しめる。こうして圧力増大が迅速に行なわれることに基
づき、伝達手段に対する円錐形プーリ対の押圧力は極め
て短時間に高められ、これによって、トルク衝撃に基づ
き変速機が空回りしてしまうことを阻止する。
クポンプとして構成されている。このトルクポンプは突
然のトルク衝撃時に導管２５からの圧力媒体の流出を阻
止して、規定された圧力媒体容量をこの導管に押し戻
す。この圧力媒体容量は逆止弁３２を介して圧力媒体導
管８，９に流入し、この場所で前記圧力媒体容量はシリ
ンダピストンユニット６，７における急激な増圧を生ぜ
しめる。こうして圧力増大が迅速に行なわれることに基
づき、伝達手段に対する円錐形プーリ対の押圧力は極め
て短時間に高められ、これによって、トルク衝撃に基づ
き変速機が空回りしてしまうことを阻止する。
【００３３】ようするに、本発明は、冒頭で述べた形式
の円錐形プーリ式無段変速機において必要性に即応した
圧力制御を可能にするための好都合な手段である。
の円錐形プーリ式無段変速機において必要性に即応した
圧力制御を可能にするための好都合な手段である。
【図１】本発明による円錐形プーリ式無段変速機の回路
図である。
図である。
１ 入力軸、 ２ 出力軸、 ３，４ 円錐形プーリ
対、 ５ 伝達手段、６，７ シリンダピストンユニッ
ト、 ８，９ 圧力媒体導管、 １０ ４制御縁式スプ
ール、 １１ 調整装置、 １２ マイクロプロセッ
サ、 １３ ポンプ、 １４ 溜め、 １５，１６ 流
出部、 １７ 流出導管、 １８ プレロード弁、 １
９ トルクフィーラ、 ２０ 段付きピストン、 ２
１，２２ 端面、 ２３ 導管、 ２４ 制御縁、 ２
５，２６ 導管、 ２７ 制御スプール、 ２８ リン
ク、 ２９ 導管、 ３０ ばね、 ３１ 制御縁、
３２逆止弁
対、 ５ 伝達手段、６，７ シリンダピストンユニッ
ト、 ８，９ 圧力媒体導管、 １０ ４制御縁式スプ
ール、 １１ 調整装置、 １２ マイクロプロセッ
サ、 １３ ポンプ、 １４ 溜め、 １５，１６ 流
出部、 １７ 流出導管、 １８ プレロード弁、 １
９ トルクフィーラ、 ２０ 段付きピストン、 ２
１，２２ 端面、 ２３ 導管、 ２４ 制御縁、 ２
５，２６ 導管、 ２７ 制御スプール、 ２８ リン
ク、 ２９ 導管、 ３０ ばね、 ３１ 制御縁、
３２逆止弁
Claims (7)
- 【請求項１】 円錐形プーリ式無段変速機であって、入
力軸と出力軸とに配置された２つの円錐形プーリ対と、
両円錐形プーリ対の間を循環する伝達手段とが設けられ
ていて、各円錐形プーリが、該円錐形プーリを支持する
軸に相対回動不能に結合されており、各軸に１つの円錐
形プーリが軸方向でも位置固定されており、所属の第２
の円錐形プーリが、軸固定のシリンダピストンユニット
の軸方向摺動可能な部分として構成されており、前記シ
リンダピストンユニットに、前記伝達手段の押圧と、変
速比の調節および維持との目的で、供給部を介して４制
御縁式スプールから圧力媒体が供給されるようになって
おり、前記４制御縁式スプールが調整装置によって調節
可能であって、装入された圧力媒体のための流出部を有
しており、該流出部に流出導管が接続されており、該流
出導管に少なくとも１つのトルクフィーラが配置されて
おり、該トルクフィーラが、前記入力軸に該入力軸のト
ルク伝達経路で配置されていて、負荷に関連して前記シ
リンダピストンユニット内の圧力媒体圧に影響を与える
ようになっており、前記トルクフィーラに、変速比に関
連して調節可能なプレロード弁がハイドロリック的に前
置されており、該プレロード弁を用いて圧力媒体圧に付
加的に影響を与えられるようになっている形式のものに
おいて、トルクフィーラ（１９）によって負荷に関連し
て規定された圧力から出発して変速比に関連した減圧に
よって形成されている制御圧に基づき、プレロード弁
（１８）が操作可能であることを特徴とする、円錐形プ
ーリ式無段変速機。 - 【請求項２】 プレロード弁（１８）が、段付きピスト
ン（２０）を備えた圧力比弁として形成されており、前
記段付きピストンの一方の側（２１）には前記流出導管
（１７）の圧力が加えられており、他方の側（２２）に
は前記制御圧が加えられている、請求項１記載の円錐形
プーリ式無段変速機。 - 【請求項３】 前記段付きピストン（２０）の他方の側
（２２）が、前記制御圧に対して付加的にばね（３０）
の一定のばね力を負荷されている、請求項２記載の円錐
形プーリ式無段変速機。 - 【請求項４】 トルクフィーラ（１９）によって規定さ
れた圧力が、絞りスプール（２７）によって絞られて、
前記制御圧を形成するようになっている、請求項１記載
の円錐形プーリ式無段変速機。 - 【請求項５】 前記絞りスプール（２７）と前記段付き
ピストン（２０）とが、同一のプレロード弁（１８）に
配置されている、請求項２から４までのいずれか１項記
載の円錐形プーリ式無段変速機。 - 【請求項６】 前記絞りスプール（２７）が感知レバー
（２８）を介して操作可能であり、該感知レバーが、円
錐形プーリ対（３，４）の可動の円錐形プーリの１つに
結合されていて、変速位置を感知するようになってい
る、請求項４記載の円錐形プーリ式無段変速機。 - 【請求項７】 前記絞りスプール（２７）の制御縁（３
１）が斜めに面取りされている、請求項４記載の円錐形
プーリ式無段変速機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4203363.2 | 1992-02-06 | ||
| DE4203363A DE4203363C1 (de) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | Kegelscheibengetriebe, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05280630A true JPH05280630A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=6451060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5015295A Pending JPH05280630A (ja) | 1992-02-06 | 1993-02-02 | 円錐形プーリ式無段変速機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5279523A (ja) |
| JP (1) | JPH05280630A (ja) |
| DE (1) | DE4203363C1 (ja) |
| FR (1) | FR2687203B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009150544A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | ハイドロリックシステム |
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| DE4236301C1 (en) * | 1992-10-28 | 1993-09-23 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers Gmbh & Co Kg, 61352 Bad Homburg, De | Stepless, hydraulically adjustable belt drive with sliding cone discs - has pipes from control valve connected together by short-circuiting pipe opened only when pump is stopped |
| DE19530615C2 (de) * | 1995-08-21 | 1997-07-24 | Daimler Benz Ag | Kegelscheiben-Umschlingungsgetriebe |
| DE19702549B4 (de) * | 1996-02-03 | 2008-06-26 | Volkswagen Ag | Steuerventil für ein stufenloses Umschlingungsgetriebe |
| DE19706716B4 (de) * | 1997-01-24 | 2009-09-17 | Volkswagen Ag | Steuerventil für stufenloses Umschlingungsgetriebe |
| US6174254B1 (en) | 1998-12-30 | 2001-01-16 | Hamilton Sundstrand Corporation | Continuously variable transmission with control arrangement and for reducing transmission belt slippage |
| DE10021793B4 (de) * | 1999-05-14 | 2010-05-20 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Einrichtung zur Ansteuerung von CVT-Getrieben |
| US6290620B1 (en) | 1999-06-25 | 2001-09-18 | Hamilton Sundstrand Corporation | Continuously variable transmission with control arrangement and method for reducing impact of shock load |
| EP1633463B1 (en) * | 2003-05-16 | 2007-10-24 | Velocys Inc. | Process for forming an emulsion using microchannel process technology |
| CN109027156B (zh) * | 2017-06-12 | 2022-10-11 | 童俊生 | 四油缸通路金属带式无级变速器 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2946295C2 (de) * | 1979-11-16 | 1982-10-21 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers GmbH & Co KG, 6380 Bad Homburg | Kegelscheiben-Umschlingungsgetriebe |
| US4475416A (en) * | 1982-07-27 | 1984-10-09 | Borg-Warner Corporation | Continuously variable transmission down shift control |
| DE3310786A1 (de) * | 1983-03-24 | 1984-09-27 | Mannesmann Rexroth GmbH, 8770 Lohr | Stufenlos verstellbares kegelscheibenumschlingungsgetriebe |
| US4772249A (en) * | 1986-02-22 | 1988-09-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hydraulic control system for continuously variable transmission for automotive vehicle |
| JP2541805B2 (ja) * | 1987-01-14 | 1996-10-09 | 富士重工業株式会社 | 無段変速機の変速制御装置 |
| DE3743195C1 (en) * | 1987-12-19 | 1989-02-09 | Piv Antrieb Reimers Kg Werner | Taper-disc gear |
| JP2554698B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1996-11-13 | 日産自動車株式会社 | 変速機の油圧制御装置 |
| JP2743379B2 (ja) * | 1988-05-06 | 1998-04-22 | 日産自動車株式会社 | 変速機の油圧制御装置 |
| DE3817532C1 (ja) * | 1988-05-24 | 1989-06-01 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers Gmbh & Co Kg, 6380 Bad Homburg, De | |
| DE3938539A1 (de) * | 1989-11-21 | 1991-06-06 | Ford Werke Ag | Steuersystem fuer ein stufenlos regelbares kegelscheiben-umschlingungsgetriebe |
-
1992
- 1992-02-06 DE DE4203363A patent/DE4203363C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-02-01 FR FR9301028A patent/FR2687203B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-02 JP JP5015295A patent/JPH05280630A/ja active Pending
- 1993-02-05 US US08/014,173 patent/US5279523A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009150544A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | ハイドロリックシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4203363C1 (de) | 1993-10-21 |
| US5279523A (en) | 1994-01-18 |
| FR2687203A1 (fr) | 1993-08-13 |
| FR2687203B1 (fr) | 1995-11-17 |
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