JPH05276468A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH05276468A
JPH05276468A JP7144492A JP7144492A JPH05276468A JP H05276468 A JPH05276468 A JP H05276468A JP 7144492 A JP7144492 A JP 7144492A JP 7144492 A JP7144492 A JP 7144492A JP H05276468 A JPH05276468 A JP H05276468A
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JP
Japan
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signal
horizontal
liquid crystal
pulse
vertical
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JP7144492A
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English (en)
Inventor
Masayori Sato
正順 佐藤
Masaaki Tanaka
正明 田中
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】映像の横方向を圧縮することによりアスペクト
比が下げられて録画された映像を再生して表示した場合
に、縦長な映像になることを防止する。 【構成】液晶モジュール10は、切換スイッチ11と
4:1間引き及び遅延回路12と方式切換信号入力端子
13とを設け、アスペクト比が下げられて録画された映
像を再生する場合に、水平周期のパルスを4パルス毎に
1パルス間引くとともに相対的に垂直周期のパルスを2
8水平期間分進めたタイミング信号cdに基づいてYド
ライバ87に駆動を行わせている。これにより、液晶パ
ネル95の画面の中央にはRGB三原色信号VR,V
G,VBに基づいた垂直方向のラインが4本毎に1本間
引かれたアスペクト比が16:9が表示されるので、縦
長な映像になることを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、録画された映像を再
生する液晶表示装置に係り、特に映像の横方向を圧縮す
ることによりアスペクト比が下げられて録画された映像
を再生した場合に縦長な映像になることを防止できる液
晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示パネルを使った液晶表示
装置として液晶テレビジョン受像機が多く普及してきて
いる。このような液晶テレビジョン受像機は、液晶表示
パネルの水平方向(X方向)と垂直方向(Y方向)に画
素を構成するために、液晶表示パネルの垂直方向に複数
の信号ラインを有し、これら信号ラインの水平方向に複
数の画素電極を有している。
【0003】図5はこのような従来のマルチ液晶テレビ
ジョン受像機の液晶モジュールを示すブロック図であ
る。
【0004】図5において、符合81は液晶表示装置の
液晶モジュールであり、この液晶モジュール81の入力
端子82,83には図示しない映像信号処理回路からの
水平及び垂直同期信号HD,VDがそれぞれ導かれてい
る。入力端子82,83に導かれた水平及び垂直同期信
号HD,VDは、タイミングロントロール回路84に供
給される。タイミングロントロール回路84は、水平及
び垂直同期信号HD,VDより第1乃至第3のタイミン
グ信号a,b,cを作成してそれぞれ上下のXドライバ
85,86及びYドライバ87に供給するとともに、極
性切換信号Q1を作成して出力端子88に導く。出力端
子88に導かれた極性切換信号Q1は図示しない映像信
号処理回路及び共通電極駆動信号発生回路に供給され
る。映像信号処理回路は、複合映像信号より水平及び垂
直同期信号HD,VDを分離して入力端子82,83に
導くとともに、複合映像信号のマトリクス処理を行い
赤,緑,緑の原色映像信号(以下、RGB三原色信号と
呼ぶ)を作成し、このRGB三原色信号を極性切換信号
基づいて1水平期間及び1フィールド毎に反転し、RG
B三原色信号VR,VG,VBとして入力端子91,9
2,93に導く。共通電極駆動信号発生回路は、極性切
換信号Q1に基づいて1水平期間及び1フィールド毎に
反転した共通電極駆動信号Q2を作成して入力端子94
に導く。入力端子91,92,93に導かれたRGB三
原色信号VR,VG,VBは、上下のXドライバ85,
86に供給される。上下のXドライバ85,86には、
可変抵抗R1を介してバイアス電圧V1が供給されてい
る。
【0005】上のXドライバ85は、入力するRGB三
原色信号VR,VG,VBから水平方向の偶数番目の画
素D2 ,D4 …D480 のRGB三原色信号を抽出してサ
ンプリングし、このサンプリングされた複数の画素D2
,D4 …D480 のRGB三原色信号を第1のタイミン
グ信号aに基いて1水平走査期間ホールドし、それぞれ
データ配線X2 ,X4 …X480 から出力する。下のXド
ライバ86は、入力するRGB三原色信号VR,VG,
VBから水平方向の奇数番目の画素D1 ,D3 …D479
のRGB三原色信号を抽出してサンプリングし、このサ
ンプリングされた複数の画素D1 ,D3 …D479 のRG
B三原色信号を第2のタイミング信号bに基いて1水平
走査期間ホールドし、それぞれデータ配線X1 ,X3 …
X479 から出力する。尚、可変抵抗R1は、上下のXド
ライバ85,86におけるRGB三原色信号をホールド
する際のレベルを調整している。図5では、データ配線
X1,X2 …X480 はそれぞれ1つしか図示していない
が、実際には、RGB三原色信号に合わせて、それぞれ
3つ設けている。
【0006】Yドライバ87は、第3のタイミング信号
cに基いてアドレス配線Y1 ,Y2…Y220 から液晶パ
ネル95のそれぞれ信号ライン96,96…96に対し
て1水平走査期間ずつ順次オン信号を出力する。液晶パ
ネル95には、入力端子94からの共通電極駆動信号Q
2が供給されており、液晶パネル95は、共通電極駆動
信号Q2により共通電極が反転駆動される。
【0007】上下のXドライバ85,86のデータ配線
X1 ,X2 …X480 からのRGB三原色信号は、Yドラ
イバ87によりオンされた信号ライン96の画素電極に
書き込まれる。これにより液晶表示パネル95にはRG
B三原色信号VR,VG,VBに基づいた映像が表示さ
れる。
【0008】ここで、日本国内におけるテレビジョン放
送としてはアスペクト比が4:3のNTSC方式が用い
られてきたが、近年、新しいテレビジョン放送としてア
スペクト比が16:9のハイビジョン放送の実験放送が
行われるようになってきている。
【0009】このようなハイビジョン放送を直接受信す
る機器を一般家庭に急速に普及させるのは、コスト面で
困難であるため、当面はダウンコンバータを用いてハイ
ビジョン放送をNTSC方式に変換してからNTSC方
式でアスペクト比が16:9のデイスプレイに表示する
テレビジョン受像機等の機器が一般家庭向けに発売され
ている。
【0010】図6はこのようなハイビジョン放送を受信
するテレビジョン受像機の映像を示す説明図である。
【0011】図6において、ハイビジョン放送を受信す
るテレビジョン受像機の映像101は、画面の横方向と
縦方向の長さの比が16:9となっている。この中に人
物102等の映像が表示される。
【0012】ここで、アスペクト比が16:9のハイビ
ジョン放送を録画する方法としてアスペクト比が16:
9の映像の横方向を圧縮して4:3の映像として録画す
る方法も考えられている。
【0013】図7は、この様にして録画した映像を図5
に示した液晶表示装置に表示した場合を示す説明図であ
る。
【0014】図7において、符合111は、図5の液晶
表示装置の画面であり、アスペクト比が4:3となって
いる。この画面111に4:3の映像として録画された
ハイビジョン放送を液晶表示装置で再生すると、画面1
11に映し出された映像が縦長となり、人物112が不
自然な状態になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した液晶表示装置
においては、映像の横方向を圧縮することによりアスペ
クト比が下げられて録画された映像を再生して表示する
と、縦長な映像になり、不自然な印象を与える。
【0016】この発明は上記問題点を除去し、映像の横
方向を圧縮することによりアスペクト比が下げられて録
画された映像を再生して表示した場合に、縦長な映像に
なることを防止できる液晶表示装置の提供を目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、垂直方向に複数の信号ラインを有し、これら信号ラ
インの水平方向に複数の画素電極を有する液晶表示パネ
ルと、供給される垂直周期のパルスに基づいて垂直同期
を行い、供給される水平周期のパルスに基づいて複数の
アドレス配線からそれぞれ前記複数の信号ラインに対し
てオン信号を順次供給するとともに、前記複数の信号ラ
インに対してオン信号を順次供給する際には垂直同期を
中断するYドライバと、テレビジョン信号の1水平走査
期間の映像信号から1水平走査期間分の画素の映像信号
を作成し、この画素の映像信号を複数のデータ配線から
それぞれ前記複数の画素電極に対して供給することによ
り、1水平走査期間の映像信号を前記信号ラインに表示
するXドライバと、前記テレビジョン信号の水平及び垂
直同期信号に基づいて水平及び垂直周期のパルスを作成
するタイミングコントロール回路と、このタイミングコ
ントロール回路からの水平周期のパルスを間引くととも
に該タイミングコントロール回路からの垂直周期のパル
スを遅らせることにより間引き及び遅延された水平及び
垂直周期のパルスを作成する間引き及び遅延回路と、所
定の操作により、前記タイミングコントロール回路から
の水平及び垂直周期のパルスと、前記間引き遅延回路か
らの間引き及び遅延された水平及び垂直周期のパルスと
を切換えて前記Yドライバに供給するパルス切換手段と
を具備したことを特徴とする。
【0018】
【作用】このような構成によれば、映像の横方向を圧縮
することによりアスペクト比が下げられて録画された映
像を液晶表示装置で再生する場合に、間引き遅延回路か
らの間引き及び遅延された水平及び垂直周期のパルスに
基づいてYドライバに垂直走査を行わせることができる
ので、映像の縦方向の圧縮を行え、縦長な映像になるこ
とを防止できる。
【0019】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例によって詳細
に説明する。
【0020】図1はこの発明に係る液晶表示装置の液晶
モジュールを示すブロック図であり、図5の従来例と同
じ構成要素には同じ符合を付している。
【0021】図1において、本実施例の液晶モジュール
10で異なるのは、切換スイッチ11と4:1間引き及
び遅延回路12と方式切換信号入力端子13とを設け、
アスペクト比が下げられて録画された映像を再生する場
合に、Yドライバ87を4:1間引き及び遅延回路12
からのタイミング信号cdで制御するようにしたことで
ある。
【0022】タイミングコントロール回路84からの第
1及び第2のタイミング信号a,bは、水平周期のパル
スとなっており、上のXドライバ85は、サンプリング
された複数の画素D2 ,D4 …D480 のRGB三原色信
号を第1のタイミング信号aの水平周期のパルスに基い
て1水平走査期間ホールドし、それぞれデータ配線X2
,X4 …X480 から出力する。下のXドライバ86
は、サンプリングされた複数の画素D1 ,D3 …D479
のRGB三原色信号を第2のタイミング信号bの水平周
期のパルスに基いて1水平走査期間ホールドし、それぞ
れデータ配線X1 ,X3 …X479 から出力する。これに
より上のXドライバ85のデータ配線X2 ,X4 …X48
0 からの画素D2 ,D4 …D480 のRGB三原色信号
は、水平周期で更新される。また、下のXドライバ86
のデータ配線X1 ,X3 …X479 からの画素D1 ,D3
…D479 のRGB三原色信号は、水平周期で更新され
る。
【0023】一方、タイミングコントロール回路84か
らの第3のタイミング信号cは、水平及び垂直周期のパ
ルスとなっており、切換スイッチ11の第1の入力端子
a1に導かれるとともに、4:1間引き及び遅延回路1
2に供給される。4:1間引き及び遅延回路12は、第
3のタイミング信号cの水平周期のパルスを4パルス毎
に1パルス間引くとともに垂直周期のパルスを234.
5水平期間分遅らせることにより、相対的に垂直周期の
パルスを28水平期間分進め、タイミング信号cdとし
て切換スイッチ11の第2の入力端子a2に導びく。一
方、入力端子13には、NTSC方式とハイビジョン方
式を切換えを示す方式切換信号eが供給されている。方
式切換信号eは、NTSC方式の場合ローレベルとなり
ハイビジョン方式の場合ハイレベルとなる。切換スイッ
チ11は、入力端子13からの方式切換信号eに基づい
て切換が行われており、方式切換信号eが場合ローレベ
ルの場合第1の入力端子a1を選択してタイミング信号
cをコモン端子c1に導き、方式切換信号eが場合ハイ
レベルの場合第2の入力端子a2を選択してタイミング
信号cdをコモン端子c1に導く。
【0024】Yドライバ87は、切換スイッチ11のコ
モン端子c1からのタイミング信号に基いて、アドレス
配線Y1 ,Y2 …Y220 から液晶パネル95のそれぞれ
信号ライン96,96…96に対して順次オン信号を出
力する。
【0025】さらに詳しく説明するとYドライバ87
は、切換スイッチ11からタイミング信号cが供給され
た場合には、タイミング信号cの垂直周期のパルスによ
りリセットされることにより垂直同期が行われ、タイミ
ング信号cの水平周期のパルスに基いて、アドレス配線
Y1 ,Y2 …Y220 から液晶パネル95のそれぞれ信号
ライン96,96…96に対して順次オン信号を出力す
る。この状態で、上下のXドライバ85,86のデータ
配線X1 ,X2 …X480 からのRGB三原色信号は、Y
ドライバ87によりオンされた信号ライン96の画素電
極に書き込まれる。これにより、液晶表示パネル95に
はRGB三原色信号VR,VG,VBに基づいた1フィ
ールド分の映像が表示される。
【0026】Yドライバ87は、切換スイッチ11から
タイミング信号cdが供給された場合には、タイミング
信号cdの相対的に垂直周期のパルスを28水平期間分
進められた垂直周期のパルスによりリセットされること
により垂直同期が行われ、、4パルス毎に1パルス間引
かれた水平周期のパルスに基づいてアドレス配線Y1,
Y2 …Y220 から液晶パネル95のそれぞれ信号ライン
96,96…96に対して順次オン信号を出力する。こ
の場合、アドレス配線Y1 ,Y2 …Y220 がすべてオン
信号を出力するまでは、垂直周期のパルスを入力しても
リセットは行われない。この状態で、上下のXドライバ
85,86のデータ配線X1 ,X2 …X480 からのRG
B三原色信号は、Yドライバ87によりオンされた信号
ライン96の画素電極に書き込まれる。これにより液晶
表示パネル95にはRGB三原色信号VR,VG,VB
に基づいた垂直方向のラインが4本毎に1一本間引かれ
た映像が表示される。
【0027】図2は4:3の映像として録画されたハイ
ビジョン放送を液晶表示装置の再生する場合の動作を説
明する説明図であり、図2(a)はタイミング信号cが
Yドライバ87に供給された場合を画面表示を示し、図
2(b)は水平周期のパルスが間引かれたタイミング信
号がYドライバ87に供給された場合を画面表示を示
し、図2(c)図3は水平周期のパルスが間引かれると
ともに垂直周期のパルスが遅らされたタイミング信号c
dがYドライバ87に供給された場合を画面表示を示し
ている。
【0028】図2(a)において、4:3の映像として
録画されたハイビジョン放送によるRGB三原色信号V
R,VG,VBが入力端子91,92,93に導かれた
状態で、方式切換信号eをローレベルとして、Yドライ
バ87に対してNTSC方式と同様の駆動を行わせる
と、画面121に映し出された映像が縦長となり、人物
122が不自然な状態になる。ここで、水平周期のパル
スを4パルス毎に1パルス間引いた状態でタイミング信
号に基づいてYドライバ87に駆動を行うと、図2
(b)に示すように、画面121にはRGB三原色信号
VR,VG,VBに基づいた垂直方向のラインが4本毎
に1本間引かれたアスペクト比が16:9映像が画面の
上側の3/4の領域123に表示されるとともに、この
領域123の下に1/20の領域124のブランキング
を介して次のフイールドの上側の4/15の映像が画面
下側の1/5の領域125に表示される。しかしこのま
までは表示開始位置が従来と同じため、本来表示したい
画面が上側に寄ってしまうという欠点がある。このため
本実施例では、水平周期のパルスを4パルス毎に1パル
ス間引くとともに相対的に垂直周期のパルスを28水平
期間分進めたタイミング信号cdに基づいてYドライバ
87に駆動を行わせている。垂直周期のパルスを28水
平期間分進めることにより、アスペクト比が16:9映
像が画面の中央の3/4の領域126に表示されるとと
もに、この領域126の上には1/20の領域127の
ブランキングを介して前のフイールドの下側の1/10
の映像が画面下側の3/40の領域128に表示され
る。領域126の下には1/20の領域129のブラン
キングを介して次のフイールドの上側の1/10の映像
が画面下側の3/40の領域に表示される。
【0029】このような実施例によれば、画面の中央の
領域126に表示される1フィールド分の映像の縦方向
の圧縮を行え、縦長な映像になることを防止できるの
で、4:3の映像として録画されたハイビジョン放送に
よる映像を再生した場合には、1フィールド分の映像の
縦方向の圧縮を行って16:9の映像として画面の中央
の領域126に表示することができ、視聴者に高印象を
与えることができる。
【0030】ここで、この実施例の場合、Yドライバ8
7はアドレス配線Y1 ,Y2 …Y220 がすべて順次オン
信号を出力するまでは、垂直周期のパルスを入力しても
リセットは行われないため、画面中央の領域126に表
示される映像は2フィールド毎に切換わることになる
が、これでも映像の切換わりは1/30秒なので人間の
目には不自然な印象を与えない。
【0031】図3はこの発明に係る液晶表示装置の他の
一実施例を示す液晶パネル部の構成図であり、図示以外
の液晶モジュールの構成要素は図1と同様になってい
る。
【0032】図3において、液晶表示パネル35は、薄
膜トランジスター(以下、TFTという)2を使ったア
クティブマトリクス方式とする。
【0033】Xドライバ25は、図1における上下のX
ドライバ85,86を1つにまとめたものであり、入力
端子41から入力するRGB三原色信号VR,VG,V
Bから水平方向の画素D1 ,D2 …D480 のRGB三原
色信号を抽出してサンプリングし、このサンプリングさ
れた複数の画素D1 ,D2 …D480 のRGB三原色信号
を入力端子42から入力する図1に示した第1のタイミ
ング信号aに基いて1水平走査期間ホールドし、それぞ
れデータ配線X1 ,X2 …X480 から出力する。
【0034】Yドライバ27は、図1のYドライバ87
と同様になっており、切換スイッチ11よりNTSC方
式のタイミング信号cが供給された場合には、アドレス
配線Y1 ,Y2 …Y220 からそれぞれ信号ライン36の
TFT2,2…のゲートGに対して1水平走査期間ずつ
順次オン信号を出力する。切換スイッチ11よりハイビ
ジョン方式のタイミング信号cdが供給された場合に
は、タイミング信号cdの相対的に28水平期間分進め
られた垂直周期のパルスによりリセットされてから、タ
イミング信号cdの4パルス毎に1パルス間引かれた水
平周期のパルスに基いて、アドレス配線Y1 ,Y2 …Y
220 から液晶パネル35のそれぞれ信号ライン36,3
6…36に対して順次オン信号を出力する。この場合、
アドレス配線Y1 ,Y2 …Y220 がすべて順次オン信号
を出力するまでは、垂直周期のパルスを入力してもリセ
ットは行われない。
【0035】データ配線X1 ,X2 …X480 は、スイッ
チSW1 ,SW2 …SW480 の第1の入力端子a1に接
続されるとともに、29番目から193番目の信号ライ
ン36,36…36の行方向の1番目から480番目ま
でのTFT2,2…2のドレインDに直接接続されてい
る。入力端子30には、マスク信号fが導かれるように
なっている。この場合のマスク信号fは、液晶パネル3
5にノーマリーブラック液晶を用いた場合に基準電位点
の信号が用られ、ノーマリーホワイト液晶を用いた場合
に黒レベルの映像信号が用いられる。入力端子30は、
スイッチSW1,SW2 …SW480 の第2の入力端子a
2に接続される。スイッチSW1 ,SW2 …SW480
は、図1に示した方式切換信号eにより制御されてお
り、方式切換信号eがローレベルの場合には第1の入力
端子a1を選択してデータ配線X1 ,X2 …X480 から
の画素D1 ,D2 …D480 のRGB3原色信号をコモン
端子c1に導き、方式切換信号eがハイレベルの場合に
は第2の入力端子a2を選択してマスク信号fをコモン
端子c1に導く。スイッチSW1 ,SW2 …SW480 の
コモン端子c1は、1番目から28番目と194番目か
ら220番目の信号ライン36の行方向の1番目から4
80番目までのTFT2,2…2のドレインDに直接接
続されている。
【0036】アドレス配線Y1 ,Y2 …Y220 は、それ
ぞれ行方向の1番目から220番目までの信号ラインの
TFT2,2…2のゲートGに直接接続されている。
【0037】TFT2,2…はゲートGがオン時にドレ
インDからの信号を画素電極5,5…に供給する。画素
電極5は表示電極51、対向電極52及び図示しない液
晶から構成されている。TFT2,2…2のソースS
は、表示電極51及び対向電極52を介して共通電極駆
動信号入力端子94に接続されているとともに、液晶容
量であるところのコンデンサC1 を介して基準電位点に
接続されている。ここで1画素(例えば画素D1 )は、
TFT2,表示電極51、対向電極52及び図示しない
液晶で構成されている。
【0038】NTSC方式のテレビジョン放送の信号を
表示する場合には、スイッチSW1,SW2 …SW480
は、データ配線X1 ,X2 …X480 を1番目から29番
目と194番目から220番目までの信号ライン36の
行方向のTFT2,2…2のドレインDにそれぞれ接続
する。これにより、データ配線X1 ,X2 …X480 は1
番目から220番目の信号ラインの行方向のTFT2,
2…2のドレインDにそれぞれ接続される。
【0039】図3ではデータ配線X1 ,X2 …X480 お
よび1画素におけるTFT2,画素電極5はそれぞれ1
つしか図示していないが、実際には、RGB三原色信号
に合わせて、それぞれ3つ設けている。
【0040】NTSC方式の場合の液晶表示パネル1の
1行目の信号ライン36の画素の書き込みについて説明
する。
【0041】Xドライバ25は、入力するRGB三原色
信号VR,VG,VBから水平方向の画素D1 ,D2 …
D480 に表示するためのRGB三原色信号を抽出し、サ
ンプリングする。このサンプリングされた画素D1 ,D
2 ,D3 …D480 のRGB三原色信号を1水平走査期間
(1H)分ホールドし、それぞれデータ配線X1 ,X2
…X480 から出力する。一方、Yドライバ27のアドレ
ス配線Y1 からのハイレベル“H”、即ち選択レベル信
号により1行目の全てのTFT2,2…2がオンされ、
1行目の信号ライン36の画素への信号入力(書き込
み)は、オン状態になっている。また、対向電極52に
印加する共通電極駆動信号入力端子6からの共通電極駆
動信号はハイレベルとなる。これにより、データ配線X
1 ,X2 …X480 から信号電圧は、1行目のTFT2,
2…2を通って1行目の表示電極51,51…51に伝
わり液晶容量(コンデンサC1 )に信号電圧に対応する
電荷が蓄積される。1行目の画素の書き込みが終わって
から2行目の画素の書き込みに移ると、Yドライバ27
のアドレス配線Y1 からの電位はローレベル“L”、即
ち非選択レベルとなり、すべてのTFT2,2…2はオ
フ状態となる。この操作でコンデンサC1 に蓄えられた
信号電荷は次の書き込みが行われるまでは液晶に信号電
荷を印加し続ける。これにより、1行目の画素電極5,
5…5には、1行目の映像が次の書き込みが行われるま
で表示される。
【0042】1行目の信号ライン36の書き込み終了
後、信号供給回路3は、2番目の1水平走査期間のRG
B三原色信号映像信号VR,VG,VBから水平方向の
画素D1 ,D2 …D480 に表示するためのRGB三原色
信号を反転して抽出し、サンプリングし、1水平走査期
間分ホールドして、それぞれのデータ配線X1 ,X2 …
X480 から出力する。一方、2行目のTFT2,2…2
は、Yドライバ27のアドレス配線Y2 からローレベル
の信号によりオン状態になっている。また、対向電極5
2に印加する共通電極駆動信号はローレベルとなる。こ
れにより、データ配線X1 ,X2 …X480 からの信号電
圧は、2行目のTFT2,2…2を通って表示電極5
1,51…51に伝わり液晶容量(コンデンサC1 )に
信号電圧に対応する電荷が蓄積される。これにより、2
行目の画素電極5,5…5は、次の書き込みが行われる
までRGB三原色信号が表示される。
【0043】2行目の信号ライン36の画素の書き込み
終了後、奇数番目の行の表示画素は、1行目と同様の書
き込みを行い、偶数番目の行の表示画素は、2行目と同
様の書き込みを行う。また、液晶表示パネル1の画素電
極7の奇数番目のフィールドは、上記の同様の書き込み
を行う。偶数番目のフィールドとでは、奇数番目のフィ
ールドに対してRGB三原色信号、共通電極駆動信号、
アドレス配線出力の反転を行う。
【0044】ハイビジョン方式のテレビジョン放送の信
号を受信する場合には、スイッチSW1 ,SW2 …SW
480 は、マスク信号入力端子30を1番目から29番目
と194番目から220番目までの信号ラインTFT
2,2…2のドレインDに接続する。これにより、1番
目から28番目と194番目から220番目までの信号
ライン36のTFT2,2…2のドレインDには、マス
ク信号入力端子30が接続される。29番目から193
番目の信号ライン36のTFT2,2…2のドレインD
には、データ配線X1 ,X2 …X480 がそれぞれ接続さ
れる。
【0045】この場合Yドライバ27は、水平周期のパ
ルスを4パルス毎に1パルス間引くとともに相対的に垂
直周期のパルスを28水平期間分進めたタイミング信号
cdに基づいて駆動を行わせている。
【0046】この場合の液晶表示パネル35の1番目か
ら29番目と194番目から220番目までの信号ライ
ン36の画素の書き込みについて説明する。
【0047】1番目から29番目の信号ライン36と1
94番目から220番目までの信号ラインは、タイミン
グ信号cdに基づいてオン,オフされるが、TFT2,
2…2のドレインDには、マスク信号fが入力されるの
で、これらの信号ラインには、黒の映像が表示される。
【0048】29番目から220番目までの信号ライン
36は、タイミング信号cdに基づいてオン,オフされ
るとともに、これらラインのTFT2,2…2のドレイ
ンDには、データ配線X1 ,X2 …X480 が接続されて
いる。一方、Yドライバ27は、NTSC方式に比べて
水平周期のパルスを4パルス毎に1パルス間引くと相対
的に垂直周期のパルスが28水平期間分進めることによ
り、29番目から193番目までの信号ライン36に、
縦方向が圧縮された1フイールドの映像が表示される。
【0049】図4は図3の実施例における4:3の映像
として録画されたハイビジョン放送の再生映像を説明す
る説明図である。
【0050】アスペクト比が16:9映像が画面141
の中央の3/4の領域142に縦方向が圧縮された1フ
イールドの映像が表示されるとともに、この領域142
の上下の領域143,144に黒の映像が表示される。
【0051】このような実施例によれば、図1の実施例
と同様の効果があるとともに、画面の中央の3/4の領
域の上下に黒の映像でマスクをすることができるので、
視聴者に高印象を与えることができる。
【0052】尚、図1の実施例では、液晶パネルの水平
方向のラインが220本のものに適用したが、4:1間
引き及び遅延回路12の遅延時間を適切に設定すること
により、水平方向のラインが異なるものにも適応でき
る。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、映像の横方向を圧縮
することによりアスペクト比が下げられて録画された映
像を液晶表示装置で再生する場合に、映像の縦方向の圧
縮を行え、縦長な映像になることを防止できるので、視
聴者に高印象を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る液晶表示装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】図1の実施例の動作を示す説明図。
【図3】この発明に係る液晶表示装置の他の実施例を示
す液晶パネル部の構成図。
【図4】図3の実施例の動作を示す説明図。
【図5】従来の液晶表示装置を示すブロック図。
【図6】従来のハイビジョン放送を受信するテレビジョ
ン受像機の映像を示す説明図。
【図7】図5の液晶表示装置にアスペクト比が下げられ
て録画された映像を表示した場合を示す説明図。
【符号の説明】
10 液晶モジュール 11 切換スイッチ 12 4:1間引き及び遅延回路 85 Xドライバ 87 Yドライバ 95 液晶表示パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に複数の信号ラインを有し、こ
    れら信号ラインの水平方向に複数の画素電極を有する液
    晶表示パネルと、 供給される垂直周期のパルスに基づいて垂直同期を行
    い、供給される水平周期のパルスに基づいて複数のアド
    レス配線からそれぞれ前記複数の信号ラインに対してオ
    ン信号を順次供給するとともに、前記複数の信号ライン
    に対してオン信号を順次供給する際には垂直同期を中断
    するYドライバと、 テレビジョン信号の1水平走査期間の映像信号から1水
    平走査期間分の画素の映像信号を作成し、この画素の映
    像信号を複数のデータ配線からそれぞれ前記複数の画素
    電極に対して供給することにより、1水平走査期間の映
    像信号を前記信号ラインに表示するXドライバと、 前記テレビジョン信号の水平及び垂直同期信号に基づい
    て水平及び垂直周期のパルスを作成するタイミングコン
    トロール回路と、 このタイミングコントロール回路からの水平周期のパル
    スを間引くとともに該タイミングコントロール回路から
    の垂直周期のパルスを遅らせることにより間引き及び遅
    延された水平及び垂直周期のパルスを作成する間引き及
    び遅延回路と、 所定の操作により、前記タイミングコントロール回路か
    らの水平及び垂直周期のパルスと、前記間引き遅延回路
    からの間引き及び遅延された水平及び垂直周期のパルス
    とを切換えて前記Yドライバに供給するパルス切換手段
    とを具備したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の画素電極にマスク映像を表示
    するためのマスク信号を作成するマスク信号作成手段
    と、 前記信号ラインの内、画面上側と下側の所定の本数の信
    号ラインの画素電極に前記画素の映像信号を供給する経
    路に設けられ、前記パルス切換手段が前記間引き遅延回
    路からの間引き及び遅延された水平及び垂直周期のパル
    スをYドライバに供給する際に、前記マスク信号作成手
    段からのマスク信号を前記画素の映像信号と切換えて前
    記所定の本数の信号ラインの画素電極に供給する映像切
    換回路とを具備したことを特徴とする請求項1記載の液
    晶表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0786900A1 (en) 1996-01-26 1997-07-30 Sharp Kabushiki Kaisha Matrix type display device
US6900788B2 (en) 1998-02-09 2005-05-31 Seiko Epson Corporation Electrooptical apparatus and driving method therefor, liquid crystal display apparatus and driving method therefor, electrooptical apparatus and driving circuit therefor, and electronic equipment
JP2005275357A (ja) * 2004-02-27 2005-10-06 Sharp Corp 映像表示装置及び映像表示方法

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