JPH05275898A - 部品装着機の装着位置補正装置 - Google Patents
部品装着機の装着位置補正装置Info
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- JPH05275898A JPH05275898A JP4071238A JP7123892A JPH05275898A JP H05275898 A JPH05275898 A JP H05275898A JP 4071238 A JP4071238 A JP 4071238A JP 7123892 A JP7123892 A JP 7123892A JP H05275898 A JPH05275898 A JP H05275898A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品装着ヘッド側に位置変動を生じた場合で
も基板上の適正位置に部品を装着できる部品装着機の装
着位置補正装置を提供すること。 【構成】 基板支持テ−ブル2上の基板を撮像する撮像
器3と、画像デ−タにおける基板1の固定マ−ク位置1
aから基板支持テ−ブル2上の基板1の位置ずれを検出
する位置ずれ検出手段5とを具備した部品装着機の装着
位置補正装置に、部品装着ヘッド10に基板上面に位置
検出用マ−クを形成するマ−ク付与部10aを設けると
共に、画像デ−タにおける付与マ−ク位置と固定マ−ク
との位置関係から基板1に対する部品吸着ヘッド10の
位置ずれを検出する第2の位置ずれ検出手段7と、両位
置ずれ検出手段5,7で検出された位置ずれの矯正に必
要な補正量を算出する補正量算出手段8と、基板支持テ
−ブル2と部品吸着ヘッドの少なくとも一方を補正量に
応じて変位させる位置補正手段9とを設けている。
も基板上の適正位置に部品を装着できる部品装着機の装
着位置補正装置を提供すること。 【構成】 基板支持テ−ブル2上の基板を撮像する撮像
器3と、画像デ−タにおける基板1の固定マ−ク位置1
aから基板支持テ−ブル2上の基板1の位置ずれを検出
する位置ずれ検出手段5とを具備した部品装着機の装着
位置補正装置に、部品装着ヘッド10に基板上面に位置
検出用マ−クを形成するマ−ク付与部10aを設けると
共に、画像デ−タにおける付与マ−ク位置と固定マ−ク
との位置関係から基板1に対する部品吸着ヘッド10の
位置ずれを検出する第2の位置ずれ検出手段7と、両位
置ずれ検出手段5,7で検出された位置ずれの矯正に必
要な補正量を算出する補正量算出手段8と、基板支持テ
−ブル2と部品吸着ヘッドの少なくとも一方を補正量に
応じて変位させる位置補正手段9とを設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板に対する電子部品
の装着位置を補正可能な部品装着機の位置補正装置に関
するものである。
の装着位置を補正可能な部品装着機の位置補正装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品(以下、単に部品と言う)を基
板上に自動的に装着可能な部品装着機として図7に示す
ものがある。
板上に自動的に装着可能な部品装着機として図7に示す
ものがある。
【0003】同図において、21は銅箔製の固定マ−ク
21aを2箇所に有する基板、22はX−Y−θ方向の
変位を夫々可能とした基板支持テ−ブル、23は基板2
1を撮像する2次元カメラ、24はカメラ23を通じて
得られた画像デ−タを記憶する画像メモリ、25は基板
支持テ−ブル22上の基板21の位置ずれを画像デ−タ
から検出する位置ずれ検出手段、26は位置ずれの矯正
に必要なX−Y−θ方向の補正量を算出する補正量算出
手段、27は基板支持テ−ブル22の駆動源(図示省
略)を補正量だけ作動させるテ−ブル駆動手段、28は
一度に複数の部品を装着可能な部品装着ヘッドである。
21aを2箇所に有する基板、22はX−Y−θ方向の
変位を夫々可能とした基板支持テ−ブル、23は基板2
1を撮像する2次元カメラ、24はカメラ23を通じて
得られた画像デ−タを記憶する画像メモリ、25は基板
支持テ−ブル22上の基板21の位置ずれを画像デ−タ
から検出する位置ずれ検出手段、26は位置ずれの矯正
に必要なX−Y−θ方向の補正量を算出する補正量算出
手段、27は基板支持テ−ブル22の駆動源(図示省
略)を補正量だけ作動させるテ−ブル駆動手段、28は
一度に複数の部品を装着可能な部品装着ヘッドである。
【0004】上記の部品装着機では、部品装着前の基板
21を撮像位置においてカメラ23で撮像し、該画像デ
−タ中の固定マ−ク21a位置を予め設定した基準マ−
ク位置と比較して基板支持テ−ブル22上の基板21の
位置ずれを検出した後、該位置ずれの矯正に必要なX−
Y−θ方向の補正量を算出し、該補正量だけ基板支持テ
−ブル22を適宜変位させてから、基板21を部品装着
位置に搬送しここで部品装着ヘッド27を降下させて基
板21上に部品を装着している。
21を撮像位置においてカメラ23で撮像し、該画像デ
−タ中の固定マ−ク21a位置を予め設定した基準マ−
ク位置と比較して基板支持テ−ブル22上の基板21の
位置ずれを検出した後、該位置ずれの矯正に必要なX−
Y−θ方向の補正量を算出し、該補正量だけ基板支持テ
−ブル22を適宜変位させてから、基板21を部品装着
位置に搬送しここで部品装着ヘッド27を降下させて基
板21上に部品を装着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装着位置補正方法では、基板21に設けられた固定マ
−ク21aの位置から基板支持テ−ブル22上における
基板21の位置ずれを検出し、該位置ずれの矯正に必要
な量だけ基板支持テ−ブル22を変位させているだけな
ので、作業時の振動等によって部品装着ヘッド28の位
置が変動し該ヘッド28とカメラ23との位置関係に誤
差を生じると、基板21の適正位置に部品を装着できな
くなる欠点がある。
の装着位置補正方法では、基板21に設けられた固定マ
−ク21aの位置から基板支持テ−ブル22上における
基板21の位置ずれを検出し、該位置ずれの矯正に必要
な量だけ基板支持テ−ブル22を変位させているだけな
ので、作業時の振動等によって部品装着ヘッド28の位
置が変動し該ヘッド28とカメラ23との位置関係に誤
差を生じると、基板21の適正位置に部品を装着できな
くなる欠点がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、部品装着ヘッド側に位置
変動を生じた場合でも基板上の適正位置に部品を装着で
きる部品装着機の装着位置補正装置を提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、部品装着ヘッド側に位置
変動を生じた場合でも基板上の適正位置に部品を装着で
きる部品装着機の装着位置補正装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、基板支持テ−ブル上の基板を撮像する
撮像器と、画像デ−タにおける基板の固定マ−ク位置か
ら基板支持テ−ブル上の基板の位置ずれを検出する位置
ずれ検出手段とを具備した部品装着機の装着位置補正装
置において、部品装着ヘッドに基板上面に位置検出用マ
−クを形成するマ−ク付与部を設けると共に、画像デ−
タにおける付与マ−ク位置と固定マ−ク位置との位置関
係から基板に対する部品吸着ヘッドの位置ずれを検出す
る第2の位置ずれ検出手段と、上記両位置ずれ検出手段
で検出された位置ずれの矯正に必要な補正量を算出する
補正量算出手段と、基板支持テ−ブルと部品吸着ヘッド
の少なくとも一方を補正量に応じて変位させる位置補正
手段とを設けている。
め、本発明では、基板支持テ−ブル上の基板を撮像する
撮像器と、画像デ−タにおける基板の固定マ−ク位置か
ら基板支持テ−ブル上の基板の位置ずれを検出する位置
ずれ検出手段とを具備した部品装着機の装着位置補正装
置において、部品装着ヘッドに基板上面に位置検出用マ
−クを形成するマ−ク付与部を設けると共に、画像デ−
タにおける付与マ−ク位置と固定マ−ク位置との位置関
係から基板に対する部品吸着ヘッドの位置ずれを検出す
る第2の位置ずれ検出手段と、上記両位置ずれ検出手段
で検出された位置ずれの矯正に必要な補正量を算出する
補正量算出手段と、基板支持テ−ブルと部品吸着ヘッド
の少なくとも一方を補正量に応じて変位させる位置補正
手段とを設けている。
【0008】
【作用】本発明に係る装着位置補正装置では、下記手順
での装着位置の補正が可能となる。
での装着位置の補正が可能となる。
【0009】まず、基板支持テ−ブル上の基板を撮像位
置で撮像し、該画像デ−タにおける基板の固定マ−ク位
置から基板支持テ−ブル上の基板の位置ずれを検出す
る。次に、基板を部品装着位置に搬送し、該位置で部品
装着ヘッドを基板側に移動させてマ−ク付与部によって
基板上面にマ−クを付与する。次に、マ−ク付与後の基
板を撮像位置に搬送してカメラで撮像し、該画像デ−タ
における付与マ−ク位置と固定マ−ク位置との位置関係
から基板に対する部品吸着ヘッドの位置ずれを検出す
る。次に、検出された両位置ずれの矯正に必要な補正量
を算出し、基板支持テ−ブルと部品吸着ヘッドの少なく
とも一方を該補正量に応じて変位させる。
置で撮像し、該画像デ−タにおける基板の固定マ−ク位
置から基板支持テ−ブル上の基板の位置ずれを検出す
る。次に、基板を部品装着位置に搬送し、該位置で部品
装着ヘッドを基板側に移動させてマ−ク付与部によって
基板上面にマ−クを付与する。次に、マ−ク付与後の基
板を撮像位置に搬送してカメラで撮像し、該画像デ−タ
における付与マ−ク位置と固定マ−ク位置との位置関係
から基板に対する部品吸着ヘッドの位置ずれを検出す
る。次に、検出された両位置ずれの矯正に必要な補正量
を算出し、基板支持テ−ブルと部品吸着ヘッドの少なく
とも一方を該補正量に応じて変位させる。
【0010】つまり、本装置では、基板支持テ−ブル上
の基板の位置ずれと基板に対する部品装着ヘッドの位置
ずれの両方からト−タル的な補正量を算出し、基板支持
テ−ブルと部品吸着ヘッドの少なくとも一方を該補正量
に応じて変位させて部品装着位置の補正を行なえる。
の基板の位置ずれと基板に対する部品装着ヘッドの位置
ずれの両方からト−タル的な補正量を算出し、基板支持
テ−ブルと部品吸着ヘッドの少なくとも一方を該補正量
に応じて変位させて部品装着位置の補正を行なえる。
【0011】
【実施例】図1には本発明を適用した部品装着機を示し
てある。同図において、1は基板であり、図2にも示す
ように該基板1の上面4隅には銅箔製の固定マ−ク1a
が設けられている。また、基板1の4隅には固定マ−ク
1aを囲むようにして矩形状のマ−キング部1bが設け
られている。
てある。同図において、1は基板であり、図2にも示す
ように該基板1の上面4隅には銅箔製の固定マ−ク1a
が設けられている。また、基板1の4隅には固定マ−ク
1aを囲むようにして矩形状のマ−キング部1bが設け
られている。
【0012】このマ−キング部1bは、圧力付加によっ
て該付加部分を発色可能な感圧記録材料、例えばマイク
ロカプセル化された感圧色素と顕色剤を含む透明材料か
ら成り、圧力付加によるマイクロカプセルの破壊によっ
て感圧色素を顕色剤と接触させて該加圧部分に色素に応
じた発色が得られるようになっている。
て該付加部分を発色可能な感圧記録材料、例えばマイク
ロカプセル化された感圧色素と顕色剤を含む透明材料か
ら成り、圧力付加によるマイクロカプセルの破壊によっ
て感圧色素を顕色剤と接触させて該加圧部分に色素に応
じた発色が得られるようになっている。
【0013】2は基板支持テ−ブルであり、図示省略の
駆動源の作動によってX−Y−θ方向(図2参照)の変
位を夫々可能としている。
駆動源の作動によってX−Y−θ方向(図2参照)の変
位を夫々可能としている。
【0014】3は1対の2次元カメラであり、撮像位置
における基板1の対角線方向に夫々配置され、基板1の
特に上記マ−ク部分周辺の視野を撮像する。
における基板1の対角線方向に夫々配置され、基板1の
特に上記マ−ク部分周辺の視野を撮像する。
【0015】4は各カメラ3を通じて得られる画像デ−
タを記憶する第1の画像メモリ、5は画像デ−タにおけ
る基板1の固定マ−ク1a位置から基板支持テ−ブル2
上の基板1の位置ずれを検出する第1の位置ずれ検出手
段である。
タを記憶する第1の画像メモリ、5は画像デ−タにおけ
る基板1の固定マ−ク1a位置から基板支持テ−ブル2
上の基板1の位置ずれを検出する第1の位置ずれ検出手
段である。
【0016】6は各カメラ3を通じて得られる画像デ−
タを記憶する第2の画像メモリ、7は画像デ−タにおけ
る基板1の発色マ−ク1c(図5参照)と固定マ−ク1
aとの位置関係から基板1に対する後述の部品吸着ヘッ
ド10の位置ずれを検出する第2の位置ずれ検出手段で
ある。
タを記憶する第2の画像メモリ、7は画像デ−タにおけ
る基板1の発色マ−ク1c(図5参照)と固定マ−ク1
aとの位置関係から基板1に対する後述の部品吸着ヘッ
ド10の位置ずれを検出する第2の位置ずれ検出手段で
ある。
【0017】8は補正量算出手段であり、第1,第2の
位置ずれ検出手段5,7で検出された両位置ずれの矯正
に必要なX−Y−θ方向の補正量を算出する。
位置ずれ検出手段5,7で検出された両位置ずれの矯正
に必要なX−Y−θ方向の補正量を算出する。
【0018】尚、上記第1,第2の位置ずれ検出手段
5,7及び補正量算出手段8はマイクロコンピュ−タに
よって構成されている。
5,7及び補正量算出手段8はマイクロコンピュ−タに
よって構成されている。
【0019】9はテ−ブル駆動手段であり、基板支持テ
−ブル2の駆動源を補正量だけ作動させる。
−ブル2の駆動源を補正量だけ作動させる。
【0020】10は昇降可能な部品装着ヘッドであり、
複数の部品を1度に保持し部品装着位置における基板1
上に装着できる。また、部品装着ヘッド10の下面4に
は、基板1のマ−キング部1bを押圧可能な棒状の計4
本のマ−ク付与部10aが垂設されている。
複数の部品を1度に保持し部品装着位置における基板1
上に装着できる。また、部品装着ヘッド10の下面4に
は、基板1のマ−キング部1bを押圧可能な棒状の計4
本のマ−ク付与部10aが垂設されている。
【0021】ここで、図3乃至図6を参照して上記部品
装着機における位置補正の手順について説明する。
装着機における位置補正の手順について説明する。
【0022】まず、図1に示すように基板支持テ−ブル
2上の基板1を撮像位置に搬送し、該位置おいて基板1
のマ−ク部分周辺の視野を各カメラ3で撮像する。撮像
時には基板1をX方向或いはY方向に移動させて、対角
線方向に設けられた一対のカメラ3で4個の固定マ−ク
1aを捕えるようにする(図3のST1)。カメラ3を
通じて得られた画像デ−タは第1の画像メモリ4に記憶
される。
2上の基板1を撮像位置に搬送し、該位置おいて基板1
のマ−ク部分周辺の視野を各カメラ3で撮像する。撮像
時には基板1をX方向或いはY方向に移動させて、対角
線方向に設けられた一対のカメラ3で4個の固定マ−ク
1aを捕えるようにする(図3のST1)。カメラ3を
通じて得られた画像デ−タは第1の画像メモリ4に記憶
される。
【0023】次に、第1の画像メモリ4に記憶された画
像デ−タに基づいて、各固定マ−ク1a位置から基板支
持テ−ブル2上の基板1の位置ずれを検出する(図3の
ST2)。具体的には、X方向或いはY方向に対向する
固定マ−ク1aを結ぶ線分とX変位方向とのθ方向の角
度差を求める。
像デ−タに基づいて、各固定マ−ク1a位置から基板支
持テ−ブル2上の基板1の位置ずれを検出する(図3の
ST2)。具体的には、X方向或いはY方向に対向する
固定マ−ク1aを結ぶ線分とX変位方向とのθ方向の角
度差を求める。
【0024】次に、基板支持テ−ブル2上の基板1を部
品装着位置に搬送し、該位置おいて部品装着ヘッド10
を降下させてマ−ク付与部9bの下端で基板1のマ−キ
ング部1bを押圧する(図3のST3)。図5に示すよ
うに、マ−キング部1bはマ−ク付与部10aからの圧
力付加によって、該付加部分を点状に発色(発色マ−ク
1c)する。マ−ク付与後は部品装着ヘッド10を上昇
復帰させる。
品装着位置に搬送し、該位置おいて部品装着ヘッド10
を降下させてマ−ク付与部9bの下端で基板1のマ−キ
ング部1bを押圧する(図3のST3)。図5に示すよ
うに、マ−キング部1bはマ−ク付与部10aからの圧
力付加によって、該付加部分を点状に発色(発色マ−ク
1c)する。マ−ク付与後は部品装着ヘッド10を上昇
復帰させる。
【0025】次に、図6に示すように基板支持テ−ブル
2上の基板1を撮像位置に再び搬送し、該位置おいて基
板1のマ−ク部分周辺の視野を各カメラ3で撮像する。
撮像時には基板1をX方向或いはY方向に移動させて、
対角線方向に設けられた一対のカメラ3で4個の発色マ
−ク1cを捕えるようにする(図3のST4)。カメラ
3を通じて得られた画像デ−タは第2の画像メモリ6に
記憶される。
2上の基板1を撮像位置に再び搬送し、該位置おいて基
板1のマ−ク部分周辺の視野を各カメラ3で撮像する。
撮像時には基板1をX方向或いはY方向に移動させて、
対角線方向に設けられた一対のカメラ3で4個の発色マ
−ク1cを捕えるようにする(図3のST4)。カメラ
3を通じて得られた画像デ−タは第2の画像メモリ6に
記憶される。
【0026】次に、第2の画像メモリ6に記憶された画
像デ−タに基づいて、発色マ−ク1cと固定マ−ク1a
との位置関係から基板1に対する部品吸着ヘッド10の
位置ずれを検出する(図3のST5)。具体的には、各
発色マ−ク1aと隣接する固定マ−ク1cの座標を夫々
比較し、固定マ−ク1cに対する発色マ−ク1aのX−
Y−θ方向の距離及び角度差を求める。
像デ−タに基づいて、発色マ−ク1cと固定マ−ク1a
との位置関係から基板1に対する部品吸着ヘッド10の
位置ずれを検出する(図3のST5)。具体的には、各
発色マ−ク1aと隣接する固定マ−ク1cの座標を夫々
比較し、固定マ−ク1cに対する発色マ−ク1aのX−
Y−θ方向の距離及び角度差を求める。
【0027】次に、上記ST2とST5で求められた両
位置ずれの矯正に必要なX−Y−θ方向の補正量を算出
する(図3のST6)。具体的には、ST2で求められ
たθ方向の角度差とST5で求められたX−Y−θ方向
の距離及び角度差を一平面座標に合成し、両位置ずれを
解消できるX−Y−θ方向の変位量を算出する。
位置ずれの矯正に必要なX−Y−θ方向の補正量を算出
する(図3のST6)。具体的には、ST2で求められ
たθ方向の角度差とST5で求められたX−Y−θ方向
の距離及び角度差を一平面座標に合成し、両位置ずれを
解消できるX−Y−θ方向の変位量を算出する。
【0028】次に、基板支持テ−ブル2の駆動源を上記
補正量に応じて適宜作動させる(図3のST7)。以上
で部品装着位置の補正を完了する。
補正量に応じて適宜作動させる(図3のST7)。以上
で部品装着位置の補正を完了する。
【0029】位置補正後の基板1は部品装着位置に再び
搬送され、該位置で降下する部品装着ヘッド10から部
品を装着される。
搬送され、該位置で降下する部品装着ヘッド10から部
品を装着される。
【0030】このように本実施例では、部品支持テ−ブ
ル2上の基板1の位置ずれと基板1に対する部品装着ヘ
ッド10の位置ずれの両方からト−タル的な補正量を求
め、基板支持テ−ブル2を該補正量に応じて変位させる
ことができるので、作業時の振動等によって部品装着ヘ
ッド10の位置が変動し該ヘッド10とカメラ3との位
置関係に誤差を生じるた場合でも、該変動を含めたかた
ちでの位置補正を行なうことが可能である。これにより
部品装着位置の補正を正確に行なって、基板1上の適正
位置に部品を装着することができる。
ル2上の基板1の位置ずれと基板1に対する部品装着ヘ
ッド10の位置ずれの両方からト−タル的な補正量を求
め、基板支持テ−ブル2を該補正量に応じて変位させる
ことができるので、作業時の振動等によって部品装着ヘ
ッド10の位置が変動し該ヘッド10とカメラ3との位
置関係に誤差を生じるた場合でも、該変動を含めたかた
ちでの位置補正を行なうことが可能である。これにより
部品装着位置の補正を正確に行なって、基板1上の適正
位置に部品を装着することができる。
【0031】尚、上記実施例では基板に固定マ−ク及び
マ−キング部を4箇所に設けたものを示したが、これら
は少なくともに2個あれば用をなす。
マ−キング部を4箇所に設けたものを示したが、これら
は少なくともに2個あれば用をなす。
【0032】また、部品装着ヘッドから基板にマ−クを
付与する手段は実施例以外にも種々の採用可能であり、
例えばマ−ク付与部の下端から直接インク等を基板に塗
布できるようすれば基板からマ−キング部を除外するこ
ともできる。また、マ−ク付与部を所定負荷以上で没入
できるように構成すれば、基板また部品装着に対する影
響を排除できる。
付与する手段は実施例以外にも種々の採用可能であり、
例えばマ−ク付与部の下端から直接インク等を基板に塗
布できるようすれば基板からマ−キング部を除外するこ
ともできる。また、マ−ク付与部を所定負荷以上で没入
できるように構成すれば、基板また部品装着に対する影
響を排除できる。
【0033】更に、部品が装着される基板を対象として
説明したが、サンプル基板を用いて事前に補正量の算出
を行ない、部品装着用の基板における位置補正を該補正
量を利用して行なうようにしてもよい。
説明したが、サンプル基板を用いて事前に補正量の算出
を行ない、部品装着用の基板における位置補正を該補正
量を利用して行なうようにしてもよい。
【0034】更にまた、基板の位置補正を支持テ−ブル
側で行なうようにしたが、同自由度を有する機構を部品
装着ヘッドに設けることで該位置補正を部品装着ヘッド
側にて行なうこともできる。
側で行なうようにしたが、同自由度を有する機構を部品
装着ヘッドに設けることで該位置補正を部品装着ヘッド
側にて行なうこともできる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、部
品支持テ−ブル上の基板の位置ずれと基板に対する部品
装着ヘッドの位置ずれの両方からト−タル的な補正量を
求め、基板支持テ−ブルと部品装着ヘッドの少なくとも
一方を該補正量に応じて変位させることができるので、
作業時の振動等によって部品装着ヘッドの位置が変動し
該ヘッドとカメラとの位置関係に誤差を生じるた場合で
も、該変動を含めたかたちでの位置補正を行なうことが
可能であり、これにより部品装着位置の補正を正確に行
なって基板上の適正位置に部品を装着できる。
品支持テ−ブル上の基板の位置ずれと基板に対する部品
装着ヘッドの位置ずれの両方からト−タル的な補正量を
求め、基板支持テ−ブルと部品装着ヘッドの少なくとも
一方を該補正量に応じて変位させることができるので、
作業時の振動等によって部品装着ヘッドの位置が変動し
該ヘッドとカメラとの位置関係に誤差を生じるた場合で
も、該変動を含めたかたちでの位置補正を行なうことが
可能であり、これにより部品装着位置の補正を正確に行
なって基板上の適正位置に部品を装着できる。
【図1】本発明を適用した部品装着機の概略構成図
【図2】基板の上面図
【図3】位置補正の手順を示すフロ−チャ−ト
【図4】位置補正の動作説明図
【図5】位置補正の動作説明図
【図6】位置補正の動作説明図
【図7】従来例を示す部品装着機の概略構成図
1…基板、1a…固定マ−ク、1b…マ−キング部、1
c…発色マ−ク、2…基板支持テ−ブル、3…カメラ、
5,7…位置ずれ検出手段、8…補正量算出手段、9…
テ−ブル駆動手段、10…部品装着ヘッド、10a…マ
−ク付与部。
c…発色マ−ク、2…基板支持テ−ブル、3…カメラ、
5,7…位置ずれ検出手段、8…補正量算出手段、9…
テ−ブル駆動手段、10…部品装着ヘッド、10a…マ
−ク付与部。
Claims (1)
- 【請求項1】 基板支持テ−ブル上の基板を撮像する撮
像器と、画像デ−タにおける基板の固定マ−ク位置から
基板支持テ−ブル上の基板の位置ずれを検出する位置ず
れ検出手段とを具備した部品装着機の装着位置補正装置
において、 部品装着ヘッドに基板上面に位置検出用マ−クを形成す
るマ−ク付与部を設けると共に、 画像デ−タにおける付与マ−ク位置と固定マ−クとの位
置関係から基板に対する部品吸着ヘッドの位置ずれを検
出する第2の位置ずれ検出手段と、 上記両位置ずれ検出手段で検出された位置ずれの矯正に
必要な補正量を算出する補正量算出手段と、 基板支持テ−ブルと部品吸着ヘッドの少なくとも一方を
補正量に応じて変位させる位置補正手段とを設けた、 ことを特徴とする部品装着機の装着位置補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4071238A JPH05275898A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 部品装着機の装着位置補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4071238A JPH05275898A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 部品装着機の装着位置補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05275898A true JPH05275898A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13454925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4071238A Pending JPH05275898A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 部品装着機の装着位置補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05275898A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6973713B1 (en) * | 1999-04-30 | 2005-12-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Apparatus and system for operating an automatic component mounting unit for mounting components onto a substrate of an electrical assembly |
CN111435068A (zh) * | 2018-12-26 | 2020-07-21 | 深圳麦逊电子有限公司 | Ic载板测试机整机分步定位精度校验方法及系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6283039A (ja) * | 1985-10-07 | 1987-04-16 | Fuji Electric Co Ltd | 貴金属合金触媒の製造方法 |
JPH01160097A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着装置 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP4071238A patent/JPH05275898A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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