JPH05275669A - 回路内蔵受光素子の製造方法 - Google Patents

回路内蔵受光素子の製造方法

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JPH05275669A
JPH05275669A JP4000684A JP68492A JPH05275669A JP H05275669 A JPH05275669 A JP H05275669A JP 4000684 A JP4000684 A JP 4000684A JP 68492 A JP68492 A JP 68492A JP H05275669 A JPH05275669 A JP H05275669A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路内蔵受光素子の応答速度を高速にする。 【構成】 半導体基板1の上に積層するP型埋め込み拡
散層13を形成するとき、不純物イオン注入量dを 【数9】3×1012≦d≦1×1015 (単位ions
/cm2 ) とし、高比抵抗エピタキシャル層8および10の膜厚t
と信号処理回路の入力インピーダンスZinとの関係を 【数10】10≦t≦0.01×Zin+15 (単位μ
m) とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号処理回路を内蔵し
た受光素子の製造方法の改良に関するもので、受光素子
の光感度を増し、かつ応答速度を高速化するとともに、
安定して製造できる構造を提供する製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】回路内蔵受光素子は、光センサ,フォト
カプラ等に広く用いられている。
【0003】図10は、従来の一般的な回路内蔵受光素
子の構造の一例の断面図である。同図において、たとえ
ばP型の半導体基板1上に、受光素子であるフォトダイ
オードAと、信号処理回路素子であるたとえばNPNト
ランジスタBとが形成されている。フォトダイオードA
は半導体基板1に埋込まれたN型埋め込み拡散層2、そ
の上に成長させたN型エピタキシャル層4、その表面の
P型拡散層6(フォトダイオードのアノード)およびN
型埋め込み拡散層2から表面に達するカソード補償拡散
層5等から構成される。NPNトランジスタBは、半導
体基板1に埋込まれたN型埋め込み拡散層2−1、その
上に成長させたN型エピタキシャル層4−1、その表面
のP型拡散層6−1(ベース)、その中のN型拡散層7
(エミッタ)およびN型埋め込み拡散層2−1から表面
に達するコレクタ補償拡散層5−1等から構成されてい
る。フォトダイオードA,NPNトランジスタB,その
他回路素子等との間は、素子間分離P型拡散層3,3,
…によって分離される。
【0004】ところで、最近、データ伝送の高速化、S
/N比向上等の要求から、回路内蔵受光素子の高光感度
化、応答速度の高速化が望まれている。
【0005】しかし、前述の図10のような従来の構造
では、下記に示すような理由で、高光感度化と応答速度
高速化を同時に実現することはできなかった。
【0006】すなわち、図10の構造では、フォトダイ
オードAのN型エピタキシャル層4およびNPNトラン
ジスタBのN型エピタキシャル層4−1の厚さは同一に
なっている。
【0007】光感度を上げるには、フォトダイオードA
のN型エピタキシャル層4の厚さを、信号用として使用
する光の波長に応じて十分厚くする必要がある。しか
し、N型エピタキシャル層4の比抵抗は、NPNトラン
ジスタBのN型エピタキシャル層4−1と共通であるた
め、数Ωcm程度であり、N型エピタキシャル層4中に
空乏層化しない部分がかなり厚く残ってしまい、この部
分を発生した光キャリアが拡散により走行する時間が長
くなり、応答速度の高速化を妨げる。また、N型エピタ
キシャル層4の厚さを厚くすると、NPNトランジスタ
BのN型エピタキシャル層4−1の厚さも厚くなり、N
PNトランジスタのコレクタ抵抗増大をまねき、応答速
度高速化の障害となる。
【0008】一方、回路内蔵受光素子の応答速度高速化
には、フォトダイオードAの接合容量の低減が有効であ
り、そのためには、N型エピタキシャル層4を高比抵抗
化することが必要である。しかし、N型エピタキシャル
層4−1の比抵抗が高くなると、NPNトランジスタの
コレクタ抵抗が増大し、応答速度高速化に対して相反す
る方向となる。
【0009】以上のようなことから、回路内蔵受光素子
の高光感度と高速応答速度を両立させるためには、フォ
トダイオードAのN型エピタキシャル層4は高比抵抗で
かつ厚く、NPNトランジスタBのN型エピタキシャル
層4−1は低比抵抗でかつ薄くする必要があることがわ
かる。
【0010】この相反する条件を満足させることのでき
る構造として図11のような構造がある。これは、本出
願人の平成1年3月10日出願にかかる平願1−592
14に開示されているものである。すなわち、フォトダ
イオードAは、たとえばP型半導体基板1に埋込まれた
第1のN型埋め込み拡散層2、その上に積層させた数1
0〜数百Ωcmの第1の高比抵抗N型エピタキシャル層
8(真性半導体に近いという意味でiと表記)、この層
のカソード電極を取出す部分のみに埋込まれた第2のN
型埋め込み拡散層9、その上に積層させた第2の高比抵
抗N型エピタキシャル層10、その表面のP型拡散層6
およびカソード補償拡散層5等から構成される。
【0011】NPNトランジスタBは、P型半導体基板
1に埋込んだP型埋め込み拡散層13(第1の高比抵抗
エピタキシャル層を補償)、そのP型埋め込み拡散層1
3で補償された第1の高比抵抗エピタキシャル層に埋込
まれた第2のN型埋め込み拡散層9−1、その上に積層
された第2の高比抵抗N型エピタキシャル層10の表面
から第2のN型埋め込み拡散層9−1に到達するN型拡
散層11、その表面のP型拡散層6−1(ベース)、そ
の中のN型拡散層7(エミッタ)およびコレクタ補償拡
散層5等から構成されている。各素子間の分離は、P型
埋め込み拡散層13と第2の高比抵抗エピタキシャル層
10の表面から拡散したP型分離拡散層12,12…と
で行なっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
の構造の回路内蔵受光素子において高速応答速度および
高光感度を達成するためには、なお以下の問題点がある
ことが本発明者の検討により判明した。
【0013】従来フォトダイオードの応答速度は、次式
で表わされるとしていた。
【0014】
【数3】 fc (−3dB)={2π(CR+Xd/2.43Vs+W2 /2D)}-1 ……(1) C:フォトダイオード容量 R:負荷抵抗 Xd:空乏層幅 Vs:キャリア飽和速
度 W:空乏層化していない高比抵抗層幅 D:キャリア拡散定数 従来のこの式を考慮した設計方法を以下に説明する。ま
ず、右辺小括弧内第2項は、他の項に比べて小さいた
め、通常無視できる。また、右辺小括弧内第3項は、W
を0とする(高比抵抗層に広がる空乏層がちょうどN型
埋め込み拡散層2に達するように設計する)ことで0と
することができる。あとは、右辺小括弧内第1項が小さ
くなるように設計すればよいが、そのためにはCを小さ
くすること、すなわち高比抵抗の厚さを厚くしていけば
よい。また、この際に、右辺小括弧内第1項のR成分と
しては、フォトダイオードの内部直列抵抗のみを考慮し
ていた。
【0015】しかしこのような設計方法では、後述のよ
うに図11の回路内蔵受光素子においては、高速応答速
度を十分に達成することができなかった。
【0016】本発明者は前述の問題点を解決するために
実験,検討を行ない、以下のような結果を得た。
【0017】すなわち図11の構造の回路内蔵受光素子
においては、前述の(1)式ではなく、次の(2)式に
基づいて設計を行なう必要があることを発見した。
【0018】
【数4】 fc (−3dB)={2π(CR´+Xd/2.43Vs+W2 /2D+Xsb /2.43Vd)}-1 ……(2) Xsb:N型埋め込み拡散層はい上がり幅 Vd:N型埋め込み拡散層内でのキャリア移動速度 また、上記(2)式右辺小括弧内第1項のR´として
は、フォトダイオードにつながる信号処理回路の入力イ
ンピーダンス(以後Zinと略記する)を考慮しなければ
ならないことも判明した。さらに、その際、第1導電型
の半導体基板1に埋込む第1導電型半導体層13を形成
するための不純物イオン注入量も考慮する必要があるこ
とが判明した。
【0019】本発明の目的はこの問題点を解決し、図1
1の回路内蔵受光素子において高速応答速度を達成する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明においては、図1
1のような構造の回路内蔵受光素子を製造するとき、信
号処理回路の第1導電型半導体基板上に積層する第1導
電型半導体層をイオン注入により形成するときその不純
物イオン注入量dを
【0021】
【数5】2×1013≦d≦1×1015 (単位ions
/cm2 ) とし、信号処理回路の入力インピーダンスZinと受光素
子部の第2導電型高比抵抗半導体層を形成するためのエ
ピタキシャル成長膜のトータル膜厚tとの間に
【0022】
【数6】10≦t≦0.01×Zin+15 (単位μ
m) の関係を設けた。
【0023】
【作用】前述のようなイオン注入量ならびに高比抵抗エ
ピタキシャル層の膜厚および信号処理回路の入力インピ
ーダンスを選定することにより、図11の構造の回路内
蔵受光素子において、高速応答速度および高光感度を達
成することができる。
【0024】
【実施例】(2)式において、右辺小括弧内の第2項お
よび第3項については前述の(1)式についての議論が
そのまま当てはまるため、残りの第1項および第4項に
ついて検討すればよい。(2)式において、R´の値す
なわちZinの値が大きくなると、第1項の影響が大きく
なるため、高比抵抗エピタキシャル層8および10のト
ータル厚さを厚くすればするほど、フォトダイオード応
答速度は高速となる。これに対して、Zinの値が小さい
ときには、第1項とともに第4項が律速要因となるが、
第4項の値は、高比抵抗エピタキシャル層8および10
のトータル厚さを厚くしていくにしたがって、信号処理
回路部の素子間分離に必要な熱処理が長くなり、N型埋
め込み拡散層はい上がり幅Xsbが大きくなることによ
り大きくなる。つまり、高比抵抗エピタキシャル層8お
よび10のトータル厚さの値によって、第1項および第
4項のいずれが律速要因となるかが変わるため、高比抵
抗エピタキシャル層8および10の厚さには最適値が存
在することがわかる。
【0025】上述のように、Zinの値によって、図11
の回路内蔵受光素子において高速応答速度を達成するた
めの構造が異なることになる。すなわち、Zinの値によ
って構造を最適化する必要がある。
【0026】一方、P型埋め込み拡散層13の不純物イ
オン注入量には以下のような制限があることが本発明者
の検討により判明した。
【0027】まず、このイオン注入量が多すぎると、結
晶欠陥の発生による製造歩留の低下を招くため、このイ
オン注入量には上限値がある。その実験データを図1に
示す。図1は、イオン注入量と回路内蔵受光素子の良品
率との関係を示すグラフである。イオン注入量が1×1
15ions/cm2 を越えると結晶欠陥多発によって
回路内蔵受光素子の良品率が低下していることがわか
る。すなわち、P型不純物のイオン注入量の上限値は1
×1015ions/cm2 である。
【0028】また、このイオン注入量が少なすぎると、
P型埋め込み拡散層13とN型埋め込み拡散層2の上方
へのはい上がり量との差があまり大きくない状態になっ
てしまい、フォトダイオード部分のi層厚さを十分にと
ることができなくなる。図2はこれに関するデータを示
す。横軸は1200℃で熱処理した場合の時間(分)を
示し、縦軸は熱処理後のエピタキシャル層の厚さ(ミク
ロン)である。P型不純物(ボロン)のイオン注入量が
図のように変化させられた場合、イオン注入量が2×1
13ions/cm2 より小さくなると、後の熱処理で
の上方へのはい上がり量がN型埋込拡散(アンチモン)
のはい上がり量と大差のない状態になってしまい、フォ
トダイオード部分の高比抵抗層が非常に薄くなってしま
うことがわかる。これらのデータから、P型埋め込み拡
散層13を形成するためのイオン注入量の範囲は、2×
1013〜1×1015ions/cm2 が望ましいことが
わかる。
【0029】このイオン注入量範囲において、図11の
回路内蔵受光素子を、高速応答速度を達成できるよう
に、前述の(2)式の小括弧内第1項と第4項のフォト
ダイオード応答速度律速要因を考慮した上で設計する。
【0030】P型埋め込み拡散層13を形成するための
イオン注入量が1×1015ions/cm2 である場合
の設計例を以下に述べる。まず、このイオン注入量が1
×1015ions/cm2 のときの高比抵抗エピタキシ
ャル層8および10のトータル厚さとフォトダイオード
応答速度との関係を図3に示す。図3においては、信号
処理回路の入力インピーダンスZinが50オーム,10
0オーム,500オームおよび1キロオームの場合のデ
ータを示しており、この入力インピーダンスの値によっ
て、高比抵抗エピタキシャル層8および10のトータル
厚さの最適範囲が異なる。図3から各入力インピーダン
スの値に応じた高比抵抗エピタキシャル層厚さの最適範
囲(応答速度がmax値の80%を維持できる範囲)を
求め、その最適範囲を入力インピーダンスに対してプロ
ットすると図4が得られる。すなわち、この場合の高比
抵抗エピタキシャル層8および10のトータル厚さと信
号処理回路入力インピーダンスとの間には次のような関
係式が成り立つ。図4の斜線範囲内が最適範囲である。
回路内蔵受光素子として十分な光感度を有するために
は、10μm以上のエピタキシャル層厚さ必要であるた
め、10μm以上の制限を付加した。
【0031】
【数7】 0.001×Zin+10.5≦t≦0.01×Zin+15 Zin:信号処理回路入力インピーダンス t:高比抵抗エピタキシャル層トータル厚さ(μm) P型埋め込み拡散層13を形成するイオン注入量が異な
る場合のデータを図5(イオン注入量3×1014ion
s/cm2 )、図6(イオン注入量1×1014ions
/cm2 ),図7(イオン注入量5×1013ions/
cm2 )、図8(イオン注入量3×1013ions/c
2 )および図9(イオン注入量2×10 13ions/
cm2 )に示す。これらはいずれも図4に対応するもの
である。これらの図から次のような関係式が求められ
る。
【0032】
【数8】2×1013ions/cm2 ≦d<3×1013
ions/cm2 のとき 10≦t≦0.08×Zin+11.5 3×1013ions/cm2 ≦d<5×1013ions
/cm2 のとき 10≦t≦0.01×Zin+12 5×1013ions/cm2 ≦d<1×1014ions
/cm2 のとき 0.03×Zin+9≦t≦0.01×Zin+12.5 かつ10≦t 1×1014ions/cm2 ≦d<3×1014ions
/cm2 のとき 0.03×Zin+10≦t≦0.01×Zin+13.5 3×1014ions/cm2 ≦d<1×1015ions
/cm2 のとき 0.01×Zin+10.5≦t≦0.01×Zin+15 イオン注入量範囲は、P型埋め込み拡散層13の上方へ
のはい上がり量が同程度となる範囲別に分けた。
【0033】図11の回路内蔵受光素子において、高速
応答速度を達成するには上式を満たすように設計すれば
よい。
【0034】前述の説明は、図11の回路内蔵受光素子
における実施例を説明したが、たとえば特公昭61−3
6713に開示されるような回路内蔵受光素子において
も適用できることは自明である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば図11のような構造の回
路内蔵受光素子において、高速応答速度,高光感度を達
成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路内蔵受光素子の良品率とイオン注入量の関
係を示すグラフである。
【図2】熱処理時間とエピタキシャル層厚さとイオン注
入量との関係を示すグラフである。
【図3】エピタキシャル層のトータル厚さとフォトダイ
オード応答速度と信号処理回路の入力インピーダンスと
の関係を示すグラフである。
【図4】イオン注入量が1×1015ions/cm2
ときの信号処理回路の入力インピーダンスとエピタキシ
ャル層トータル厚さとの関係を示すグラフである。
【図5】イオン注入量が3×1014ions/cm2
ときの図4に対応するグラフである。
【図6】イオン注入量が1×1014ions/cm2
ときの図4に対応するグラフである。
【図7】イオン注入量が5×1013ions/cm2
ときの図4に対応するグラフである。
【図8】イオン注入量が3×1013ions/cm2
ときの図4に対応するグラフである。
【図9】イオン注入量が2×1013ions/cm2
ときの図4に対応するグラフである。
【図10】従来の回路内蔵受光素子の一例の断面図であ
る。
【図11】図10の改良型の断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 N型埋め込み拡散層 3 P型素子間分離拡散層 4 N型エピタキシャル層 5 N型コレクタ補償拡散層 6 ベース拡散層 7 エミッタ拡散層 8 N型高比抵抗エピタキシャル層 9 N型埋め込み拡散層 10 N型高比抵抗エピタキシャル層 11 N型拡散層 12 P型素子間分離拡散層 13 P型埋め込み拡散層 A フォトダイオード B NPNトランジスタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/10 8422−4M H01L 31/10 G (72)発明者 福永 直樹 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の半導体基板上に形成した受光素子
    と信号処理回路とよりなり、 受光素子は第1導電型の半導体基板と、この基板上に埋
    込んだ第2導電型の半導体層と、その上に積層した第1
    の第2導電型の高比抵抗半導体層と、その上に積層した
    第2の第2導電型の高比抵抗半導体層と、この第2導電
    型高比抵抗半導体層の表面から拡散した第1導電型の半
    導体層を有し、 信号処理回路は第1導電型の半導体基板と、その上に積
    層した任意の導電型の半導体層と、この層に埋込んだ第
    2導電型の半導体層と、その上に積層した第2導電型の
    低比抵抗半導体層を有している回路内蔵受光素子の製造
    方法において、信号処理回路の第1導電型半導体基板上
    に積層する半導体層をイオン注入により形成するときそ
    の不純物イオン注入量dを 【数1】2×1013≦d≦1×1015 (単位ions
    /cm2 ) とすることを特徴とする回路内蔵受光素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 信号処理回路の入力インピーダンスZin
    と受光素子の第2導電型高比抵抗半導体層を形成するた
    めのエピタキシャル成長膜のトータル膜厚tとの間に 【数2】10≦t≦0.01×Zin+15 (単位μ
    m) の関係を設けることを特徴とする請求項1記載の回路内
    蔵受光素子の製造方法。
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