JPH0527526Y2 - - Google Patents

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JPH0527526Y2
JPH0527526Y2 JP1986093107U JP9310786U JPH0527526Y2 JP H0527526 Y2 JPH0527526 Y2 JP H0527526Y2 JP 1986093107 U JP1986093107 U JP 1986093107U JP 9310786 U JP9310786 U JP 9310786U JP H0527526 Y2 JPH0527526 Y2 JP H0527526Y2
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JP
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insertion hole
protruding
road surface
hole
protruding member
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JP1986093107U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、路面上に突出する突出部材が貫通可
能な貫通孔を設けた通行止め支柱を、路面下に埋
設された挿入孔体内に下部を挿入することによつ
て前記貫通孔に前記突出部材を貫通させた状態
で、前記貫通孔より外方に突出した前記突出部材
先端部分に施錠することにより、その支柱が前記
挿入孔体内から抜けるのを抑止する通行止め支柱
抜け止め機構に関する。
〔従来の技術〕 前記通行止め支柱は、通常、適宜間隔を隔てて
複数本立設することにより、或いは、その複数本
の支柱の上部にチエーン等の連結材を架け渡して
柵状となすことにより、車両又は歩行者の通行を
妨げる用途に用いられる。
ところで、前記通行止め支柱が終日立設されて
いる場合は、例えば深夜等にその支柱が前記挿入
孔体内から抜き取られる盗難事故が発生すること
があるので、これを防止するため、例えば第3図
に示す如き通行止め支柱抜け止め機構を設けてあ
つた。即ち、路面下に埋設された挿入孔体1の上
面に突出状態で固設された突出部材5を、通行止
め支柱2の下部の適宜位置に周設したフランジ2
1に設けた貫通孔21aに挿通させ、その突出部
材5の上端部に設けた横孔5aに錠4を施錠する
こととし、もつて通行止め支柱抜け止め機構を構
成してあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる通行止め支柱抜け止め機構を用いる場合
は、通行止めを解除するために錠4を外して支柱
2を挿入孔体1から抜き取つた状態でも、前記突
出部材5が路面上に突出したままとなり、その突
出部材5が歩行者にとつて邪魔になるという難点
があつた。
本考案は、かかる難点を解消し得る通行止め支
柱抜け止め機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係わる通行止め支柱抜け止め機構の特
徴構成は、通行止め支柱に設けた貫通孔に貫通可
能な突出部材を路面上に対して出退自在に形成
し、路面下に埋設され且つ前記支柱の下部を挿入
可能な挿入孔体に対する前記支柱の挿入に伴つ
て、自動的に前記突出部材を路面上に突出させる
突出機構を前記挿入孔体に設けてあるところにあ
る。
〔作用〕
本考案に係わる通行止め支柱抜け止め機構の特
徴構成によれば、従来の通行止め支柱抜け止め機
構が備えている特徴(例えば、突出部材に対して
支柱の貫通孔を貫通させる場合に目で確認しなが
らできるので位置合せし易く、且つ、錠が露出さ
せてあるので施錠の状態を外方から確認でき、錠
の掛け忘れを少なくできる。)をそのまま受け継
ぎながら、更に、以下のような独特の作用を叶え
ることが可能となる。
即ち、突出部材を路面上に対して出退自在に形
成してあるから、通行止め支柱を挿入孔体に立設
させてないときには、突出部材を路面下に退入さ
せておくことが可能となり、従来のように突出部
材が歩行者の邪魔になることを防止できる。
また、挿入孔体に対する前記支柱の挿入に伴つ
て、自動的に前記突出部材を路面上に突出させる
突出機構を設けてあるから、前記支柱を挿入孔体
に立設させるときには、支柱を挿入するだけで、
自動的に突出部材が路面上に突出するので、前記
支柱の設置の都度わざわざ突出部材を路面上に突
出させてから支柱を立設させるものに比べて、手
間少なく、効率よく前記支柱を設置することが可
能となる。
また、前記突出機構を、前記挿入孔体に設けて
あるから、前記支柱としては、従来例で説明した
もの(前記貫通孔21aを設けた支柱)を何の変
更もなしに且つ同様の立設手順によつてそのまま
利用することができて、従来の通行止め支柱抜け
止め機構の特徴をそのまま受け継ぐことが可能と
なる。従つて、例えば、施錠の機構を支柱に内装
してある類似の抜け止め機構に比べて、支柱その
ものの重量を軽量化すると共に、簡単な構造とす
ることが可能であるから、取扱易く、挿入孔体へ
の前記支柱の挿抜に余計な力を作用させなくても
よい。
〔考案の効果〕
従つて、操作性を損なうことなく、支柱の盗難
防止を図りながらも、従来のように、支柱を抜き
取つた状態で突出部材が路面上に突出したままと
なつてそれが歩行者の邪魔になるということがな
くなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図において、1は路面下に埋設
された円筒状の挿入孔体であり、2は路面上に立
設されるべき通行止め支柱であり、該通行止め支
柱2はその下部が前記挿入孔体1内に挿入される
ことによつて路面上に立設されるようになつてい
る。
そして、前記挿入孔体1の最上部には、その挿
入孔体1を路面下に埋設したときに下面が路面に
一致するフランジ11を周設してある上、その最
下部には、水抜孔12a付きの底板12が付設さ
れている。更に、その挿入孔体1の上部周壁の一
部には、開口部1aが形成されていると共に、そ
の開口部1aを外周側から包囲し且つ上面が前記
フランジ11にて被蔽されるケース31が側方へ
突設されている。なお、前記フランジ11には、
上端部に錠4を施錠させるために横孔32aが穿
設された突出部材32を挿通させるための貫通孔
11aが穿設されると共に、その突出部材32の
昇降運動を規制する案内筒体11bが垂設されて
いる。
また、前記支柱2の下部の適宜位置には、前記
フランジ11と同様に前記突出部材32を挿通さ
せ得る貫通孔21aが穿設されたフランジ21が
周設されており、そのフランジ21が前記フラン
ジ11にて担持された状態となることによつて前
記支柱2はその降下が阻止され、その下部の挿入
孔体1内への挿入量が規制されるようになつてい
る。
更に、前記ケース31内には固定ピン33が架
設されているが、その固定ピン33によつて押上
部材34が揺動自在且つ支点移動自在に支持され
るようになつている。即ち、前記押上部材34の
中央部に穿設された長孔34aに前記固定ピン3
3を挿通させることによつて前記押上部材34を
揺動自在に支持し、且つ、その長孔34a内の自
由な位置を前記固定ピン33にとらせることによ
り、前記押上部材34を支点移動自在に支持して
ある。
また、前記押上部材34はその下端部を前記開
口部1a内通過させて前記挿入孔体1内に臨ませ
得るように配置してある上、その上端部を前記突
出部材32の下端部に枢支連結してあり、下端部
を前記開口部1a内通過させて挿入孔体1内に臨
ませた状態の押圧部材34の前記下端部を、前記
挿入孔体1の内側から押圧すると、前記押上部材
34を支点移動させつつ揺動させ、第1図に示す
如く前記突出部材32が上昇された状態となり得
るように構成されている。なお、前記押上部材3
4を上方から押圧すると、第2図に示す如くその
押圧部材34は前記ケース31内ヘ退入した状態
となるべく容易に下降し、前記押上部材34の下
端部は前記開口部1a内通過して挿入孔体1内に
臨むようになつている。
そして、上述のケース31と突出部材32と固
定ピン33と押上部材34とから本考案に係る突
出機構3が構成されている。
かかる突出機構3を備えた本考案の通行止め支
柱抜け止め機構を用いる場合において、支柱2の
下部を挿入孔体1内へ挿入したときは、その支柱
2によつて前記押上部材34の下端部が挿入孔体
1内から押圧され、その押上部材34によつて前
記突出部材32が路面上に突出することとなる。
従つて、その突出部材32の上端部の横孔32a
に錠4を容易に施すことができる。(第1図(実
線)及び第2図(仮想線)参照)。また、支柱2
を抜き取つたときには、錠4を外した突出部材3
2を上方から押圧することによつてその突出部材
32を容易に路面下に退入させることができる。
(第2図(実線)参照)。なお、前記押上部材34
を重量物にて構成しておくこととすれば、突出部
材32を路面下に退入させるのにそれを上方から
押圧して強制降下させなくとも済むようになる。
更に、前記突出部材32と押上部材34とを、固
定ピン33にて揺動自在に支持されるく字状部材
に代替させることも可能である。かかる部材に代
替させた場合は、部品点数が少なくなるという利
点がある。
また本考案の通行止め支柱抜け止め機構は、単
独立設される通行止め支柱においても適用できる
のはいうまでもない。
なお、実用新案登録請求の範囲の項に図面と対
照を便利にするために符号を記入したが、その記
入によつて本考案は添付図面の構造に限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係わる通行止め支
柱抜け止め機構の実施例を示し、第1図は支柱を
挿入した状態を示す斜視図、第2図は支柱を抜き
取つた状態を示す断面図である。更に第3図は従
来例を示す断面図である。 1……挿入孔体、2……通行止め支柱、3……
突出機構、21a……貫通孔、32……突出部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 路面上に突出する突出部材32が貫通可能な貫
    通孔21aを設けた通行止め支柱2を、路面下に
    埋設された挿入孔体1内に下部を挿入することに
    よつて前記貫通孔21aに前記突出部材32を貫
    通させた状態で、前記貫通孔21aより外方に突
    出した前記突出部材32先端部分に施錠すること
    により、その支柱2が前記挿入孔体1内から抜け
    るのを抑止する通行止め支柱抜け止め機構であつ
    て、 前記突出部材32を路面上に対して出退自在に
    形成し、前記挿入孔体1に対する前記支柱2の挿
    入に伴つて自動的に前記突出部材32を路面上に
    突出させる突出機構3を前記挿入孔体1に設けて
    ある通行止め支柱抜け止め機構。
JP1986093107U 1986-06-18 1986-06-18 Expired - Lifetime JPH0527526Y2 (ja)

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JP1986093107U JPH0527526Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JP1986093107U JPH0527526Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JPS631017U JPS631017U (ja) 1988-01-06
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JPS6019129Y2 (ja) * 1980-10-23 1985-06-10 株式会社ユニオン装飾金物部 手摺り用支柱
JPS58140213U (ja) * 1982-03-09 1983-09-21 帝金株式会社 パ−キング用柵状体のロック装置

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JPS631017U (ja) 1988-01-06

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