JPH0567616U

JPH0567616U - 自動ロック車止め

Info

Publication number: JPH0567616U
Application number: JP1643692U
Authority: JP
Inventors: 幹由村岡
Original assignee: 幹由村岡
Priority date: 1992-02-10
Filing date: 1992-02-10
Publication date: 1993-09-07

Abstract

(57)【要約】【目的】従来の取外し式車止めにおけるロック方法
は、各個ごとに施錠鍵を取り付けるものであり、多数の
車止め設置場所では、設置、取外しに不便があった。本
案は、簡単で堅固な自動ロック機構の便利な、車止めを
目的に開発したものである。【構成】ロック棒（５）を設けた埋込み受け筒
（２）と、差し込むと自重で自動的にロックするロック
爪（３）を揺動自在に設けた車止め本体（１）と、ロッ
ク付きの蓋（７）からなる自動ロック車止め。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本案は、自動車の進入を停止する車止めに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、車止めには固定式、取外し移動式、上下可動地中部収納式などがあるが従来品は取外し、可動できるものを自由に取外しできないようにロックする場合各個の車止めに施錠鍵が必要で、多数の車止め設置場所では不便であった。また上下可動地中収納できるものは自動車などで強い力が加わり屈曲した場合、収納、取出し不能となる欠点など難点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の車止めにおける前記の欠点をなくし、ロック及びロック解除を簡易化することと、堅固で便利にすることにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ロック棒（５）を設けた埋込み受け筒（２）を設け、該受け筒に嵌入する車止め本体（１）の筒内下部に、自重でロック棒にかかりロックする爪と、該爪と連動する支柱に鍵受け芯を設け設置する。車止め本体を取外した受け筒穴に設ける蓋も、同一鍵で解除できるロック爪を設けることが可能とする。

【０００５】

【作用】

車止めを設置する時は、蓋を取外し受け筒に車止め本体を嵌入するだけで、自動的にロック爪が自重でロック棒にかかりロックする。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案を実施例に基づいて説明する。実施例１図１に示す如く、ロック棒（５）を埋込み受け筒（２）の内側に設ける。該、埋込み受け筒（２）に嵌入設置する車止め本体（１）の内側下部に設けた軸受けに、支柱兼鍵受け芯（４）を揺動自在に設ける。該支柱（４）に固着連動するロック爪（３）が、嵌入すると自動的にロック棒（５）に自重によりロックするよう設ける。図２に示す蓋（７）は、車止め本体（１）を取外した埋込み受け筒（２）に嵌入するとロックするロック爪（３）を、鍵で押すとロック棒（５）から外れ、回すとロック解除となるよう設ける。本案により、ロックが自動で簡易になり、各個の施錠鍵が不要となる。

【０００７】

【考案の効果】

本案により、車止めの設置及び取外しが容易にできると共に、１個の鍵で多数の車止めの設置、取外しが可能となり、施錠鍵を各個に取付けたり、取外したりする煩雑さがなくなる効果がある。また自動ロックも簡単なロック機構のため故障による不便から解放される効果も生じるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を説明するための一部切断斜
視図である。

【図２】本考案の一実施例を説明するための一部切断正
面図である。

【図３】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【図４】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１車止め本体２埋込み受け筒３ロック爪４支柱兼鍵受け芯５ロック棒６鍵７蓋

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ロック棒（５）を設けた埋込み受け筒
（２）に嵌入する、支柱兼鍵受け芯（４）に固着され連
動するロック爪（３）を内部に設けた車止め本体（１）
と、ロックなし又はロック付蓋（７）からなる自動ロッ
ク車止め。