JPH08113922A - 柵 柱 - Google Patents
柵 柱Info
- Publication number
- JPH08113922A JPH08113922A JP27849494A JP27849494A JPH08113922A JP H08113922 A JPH08113922 A JP H08113922A JP 27849494 A JP27849494 A JP 27849494A JP 27849494 A JP27849494 A JP 27849494A JP H08113922 A JPH08113922 A JP H08113922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- lever
- underground box
- pillar
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地中に埋設された筒状の地下箱に、必要に応
じて挿入された支柱を、窃取されないようにした柵柱を
提供する。 【構成】 地下箱10の開口上端縁11にフランジ12
を周設し、このフランジ12上にレバー30を枢着す
る。レバー30は傾倒姿勢と起立姿勢とに揺動可能であ
り、遊端部34に南京錠のような錠40の錠杆41を貫
通するロック孔35を穿設する。他方、支柱20にも、
地下箱10のフランジ12と接合するフランジ22を固
着する。支柱20のフランジ22には、レバー30が貫
通する窓部23を穿設する。
じて挿入された支柱を、窃取されないようにした柵柱を
提供する。 【構成】 地下箱10の開口上端縁11にフランジ12
を周設し、このフランジ12上にレバー30を枢着す
る。レバー30は傾倒姿勢と起立姿勢とに揺動可能であ
り、遊端部34に南京錠のような錠40の錠杆41を貫
通するロック孔35を穿設する。他方、支柱20にも、
地下箱10のフランジ12と接合するフランジ22を固
着する。支柱20のフランジ22には、レバー30が貫
通する窓部23を穿設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設された筒状
の地下箱に支柱の下端部を必要に応じて挿入する柵柱に
関し、詳しくは地下箱に挿入されている支柱が窃取され
ないようにした柵柱に関するものである。
の地下箱に支柱の下端部を必要に応じて挿入する柵柱に
関し、詳しくは地下箱に挿入されている支柱が窃取され
ないようにした柵柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】柵柱には、公園の出入口、公道から私道
への出入口、駐車場の出入口などに設置され、車両の進
入を例えば時間帯別に防止・許容する非固定式のものが
ある。このような非固定式の柵柱は地中に埋設される地
下箱と、地下箱の開口部に挿入される支柱とから構成さ
れ、取外式と埋込式とがある。埋込式の柵柱は、地下箱
が支柱よりも長く、車両の進入を許容するときは、支柱
が地下箱内に完全に埋入され、車両の進入を防止すると
きは支柱の下端部のみ地下箱の上端部内に挿入され、支
柱の上端部ないし中間部が地下箱から突出した状態にさ
れる。
への出入口、駐車場の出入口などに設置され、車両の進
入を例えば時間帯別に防止・許容する非固定式のものが
ある。このような非固定式の柵柱は地中に埋設される地
下箱と、地下箱の開口部に挿入される支柱とから構成さ
れ、取外式と埋込式とがある。埋込式の柵柱は、地下箱
が支柱よりも長く、車両の進入を許容するときは、支柱
が地下箱内に完全に埋入され、車両の進入を防止すると
きは支柱の下端部のみ地下箱の上端部内に挿入され、支
柱の上端部ないし中間部が地下箱から突出した状態にさ
れる。
【0003】他方、取外式の柵柱は、短い地下箱と長い
支柱とを組み合わせるもので、車両の進入を許容すると
きは、支柱を地下箱とは別の場所に保管し、車両の進入
を防止するときは、支柱の下端部のみ地下箱に挿入し、
支柱の上端部ないし中間部が地下箱から突出した状態と
するものである。支柱の下端部を地下箱に単に挿入した
だけにしておくと、管理者以外の者によって、支柱が勝
手に窃取され、車両が無断で進入・乗り入れられること
もある。
支柱とを組み合わせるもので、車両の進入を許容すると
きは、支柱を地下箱とは別の場所に保管し、車両の進入
を防止するときは、支柱の下端部のみ地下箱に挿入し、
支柱の上端部ないし中間部が地下箱から突出した状態と
するものである。支柱の下端部を地下箱に単に挿入した
だけにしておくと、管理者以外の者によって、支柱が勝
手に窃取され、車両が無断で進入・乗り入れられること
もある。
【0004】そこで、取外式の柵柱は一般的に支柱が窃
取されないようにされており、その従来例を、図4に示
して説明する。この柵柱は土中に埋め込まれる地下箱1
10の開口上端縁111に蓋112が枢着され、この蓋
112には頭付ピン120を挿通する貫通孔113が穿
設されている。地下箱110に挿入される支柱130に
も、前記貫通孔113と連通し、頭付ピン120を挿通
する連通孔131が穿設される。頭付ピン120の先端
部には南京錠のような錠140の錠杆141を挿通する
ための小孔121が穿設される。
取されないようにされており、その従来例を、図4に示
して説明する。この柵柱は土中に埋め込まれる地下箱1
10の開口上端縁111に蓋112が枢着され、この蓋
112には頭付ピン120を挿通する貫通孔113が穿
設されている。地下箱110に挿入される支柱130に
も、前記貫通孔113と連通し、頭付ピン120を挿通
する連通孔131が穿設される。頭付ピン120の先端
部には南京錠のような錠140の錠杆141を挿通する
ための小孔121が穿設される。
【0005】従来の取外式の柵柱は以上のように構成さ
れ、次に使用方法について説明する。車両の進入を許容
するときは、支柱130を別の場所に保管し、蓋112
を倒して地下箱110の開口上端縁111を閉じてお
く。車両の進入を防止するときは、地下箱110の蓋1
12を開き、支柱130の下端部を挿入する。そして、
支柱130の連通孔131と蓋112の貫通孔113と
が連通した状態にセッティングし、頭付ピン120を例
えば蓋112の貫通孔113から支柱130の連通孔1
31へ貫通させる。頭付ピン120の先端部は支柱13
0の連通孔131から突出し、その先端部に穿設された
小孔121に錠140の錠杆141を挿通して施錠す
る。すると、頭付ピン120は支柱130の連通孔13
1から抜くことができなくなるため、支柱130の窃取
を防止することができる。
れ、次に使用方法について説明する。車両の進入を許容
するときは、支柱130を別の場所に保管し、蓋112
を倒して地下箱110の開口上端縁111を閉じてお
く。車両の進入を防止するときは、地下箱110の蓋1
12を開き、支柱130の下端部を挿入する。そして、
支柱130の連通孔131と蓋112の貫通孔113と
が連通した状態にセッティングし、頭付ピン120を例
えば蓋112の貫通孔113から支柱130の連通孔1
31へ貫通させる。頭付ピン120の先端部は支柱13
0の連通孔131から突出し、その先端部に穿設された
小孔121に錠140の錠杆141を挿通して施錠す
る。すると、頭付ピン120は支柱130の連通孔13
1から抜くことができなくなるため、支柱130の窃取
を防止することができる。
【0006】なお、埋込式の支柱130はI字形のポー
ルに限定されるが、取外式の支柱130はポールの他に
逆U字形に横竿を連結したタイプなどもある。
ルに限定されるが、取外式の支柱130はポールの他に
逆U字形に横竿を連結したタイプなどもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】取外式の柵柱には、毎
日、朝夕に支柱130を地下箱110から抜き差しして
使用する場合もあるが、普段は支柱130が地下箱11
0に挿入され、数カ月または数年に一度だけ支柱130
を地下箱110から抜き差しする場合もある。普段、支
柱130が地下箱110に挿入されている柵柱は、地下
箱110に蓋112を枢着する必要性は少ない。しかし
蓋112は、支柱130を窃取されないようにするため
にも利用されているため、単に地下箱110から蓋11
2を取り外すと、支柱130を窃取されないようにする
ことができなくなる。
日、朝夕に支柱130を地下箱110から抜き差しして
使用する場合もあるが、普段は支柱130が地下箱11
0に挿入され、数カ月または数年に一度だけ支柱130
を地下箱110から抜き差しする場合もある。普段、支
柱130が地下箱110に挿入されている柵柱は、地下
箱110に蓋112を枢着する必要性は少ない。しかし
蓋112は、支柱130を窃取されないようにするため
にも利用されているため、単に地下箱110から蓋11
2を取り外すと、支柱130を窃取されないようにする
ことができなくなる。
【0008】そこで、本発明は蓋が枢着されていない地
下箱に、支柱を挿入する柵柱であっても、支柱を窃取さ
れないようにした柵柱を提供することを目的とする。加
えて本発明は、支柱を抜き去った状態の時、地下箱の凹
凸が少ない構造を採用し、通行の妨げにならない様な配
慮がなされている。
下箱に、支柱を挿入する柵柱であっても、支柱を窃取さ
れないようにした柵柱を提供することを目的とする。加
えて本発明は、支柱を抜き去った状態の時、地下箱の凹
凸が少ない構造を採用し、通行の妨げにならない様な配
慮がなされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段は、筒状の地下箱に支柱の下端部を挿入する柵柱
において、地下箱の開口上端縁にフランジを周設し、施
錠用のロック孔を穿設したレバーを、傾倒姿勢と起立姿
勢とに揺動可能に前記フランジ上に枢着し、他方、支柱
に地下箱のフランジと接合するフランジを固着し、支柱
のフランジの一部に上記レバーを貫通する窓部を穿設し
たことを特徴とする柵柱である。
の手段は、筒状の地下箱に支柱の下端部を挿入する柵柱
において、地下箱の開口上端縁にフランジを周設し、施
錠用のロック孔を穿設したレバーを、傾倒姿勢と起立姿
勢とに揺動可能に前記フランジ上に枢着し、他方、支柱
に地下箱のフランジと接合するフランジを固着し、支柱
のフランジの一部に上記レバーを貫通する窓部を穿設し
たことを特徴とする柵柱である。
【0010】
【作用】上記手段によれば、支柱に固着したフランジの
窓部が、地下箱のフランジに枢着した起立状態のレバー
を貫通するようにして、支柱の下端部を地下箱に挿入す
る。地下箱のフランジに枢着されたレバーは、支柱のフ
ランジに穿設された窓部から露出し、レバーのロック孔
に施錠すると、錠が支柱のフランジの窓部から抜け出ら
れないため、支柱は地下箱から抜くことができない。自
動車等を通過させる為に、支柱を取り外した場合は、レ
バーを傾倒姿勢にする。その結果、地下箱の上面の突起
物は高さが低くなり、通行人がつまづく危険が少なく、
また自動車が通過する際の違和感は減少する。
窓部が、地下箱のフランジに枢着した起立状態のレバー
を貫通するようにして、支柱の下端部を地下箱に挿入す
る。地下箱のフランジに枢着されたレバーは、支柱のフ
ランジに穿設された窓部から露出し、レバーのロック孔
に施錠すると、錠が支柱のフランジの窓部から抜け出ら
れないため、支柱は地下箱から抜くことができない。自
動車等を通過させる為に、支柱を取り外した場合は、レ
バーを傾倒姿勢にする。その結果、地下箱の上面の突起
物は高さが低くなり、通行人がつまづく危険が少なく、
また自動車が通過する際の違和感は減少する。
【0011】
【実施例】本発明に係る実施例を図1ないし図3を参照
して説明する。図1は、本発明に係る柵柱の要部拡大斜
視図である。図2は、同じく一部断面正面である。図3
は、変形例を示す一部断面正面である。
して説明する。図1は、本発明に係る柵柱の要部拡大斜
視図である。図2は、同じく一部断面正面である。図3
は、変形例を示す一部断面正面である。
【0012】本発明に係る柵柱は、必要に応じて支柱2
0の下端部21を円筒状の地下箱10に挿入する取外式
に適用し、地下箱10の開口上端縁11にフランジ12
を周設し、フランジ12上にレバー30を枢着したこと
を特徴とするものである。レバー30の基端部31は半
円形であり、フランジ12上に固着するU字形の折曲板
32に挟まれ、軸33が折曲板32に挟まれたレバー3
0の基端部31を貫通することによって、傾倒姿勢と起
立姿勢とに揺動するようにされる。レバー30の遊端部
34側には、南京錠のような錠40の錠杆41を貫通す
るロック孔35が穿設される。ロック孔35はレバー3
0を起立姿勢としたときに、フランジ12の中心に向く
ように、折曲板32をフランジ12の内周寄りの上面に
固着する。また、レバー30が傾倒姿勢のときは、レバ
ー30の下面と折曲板32の上面との間に間隔Dが開け
られるようにする。レバー30を枢着していない位置、
例えばレバー30と直交する方向のフランジ12の下面
には、対向する一対のネジ受け部材13,13を接合す
る。ネジ受け部材13,13のネジを形成した部位と接
合するフランジ12の部分には丸孔14,14が穿設さ
れる。
0の下端部21を円筒状の地下箱10に挿入する取外式
に適用し、地下箱10の開口上端縁11にフランジ12
を周設し、フランジ12上にレバー30を枢着したこと
を特徴とするものである。レバー30の基端部31は半
円形であり、フランジ12上に固着するU字形の折曲板
32に挟まれ、軸33が折曲板32に挟まれたレバー3
0の基端部31を貫通することによって、傾倒姿勢と起
立姿勢とに揺動するようにされる。レバー30の遊端部
34側には、南京錠のような錠40の錠杆41を貫通す
るロック孔35が穿設される。ロック孔35はレバー3
0を起立姿勢としたときに、フランジ12の中心に向く
ように、折曲板32をフランジ12の内周寄りの上面に
固着する。また、レバー30が傾倒姿勢のときは、レバ
ー30の下面と折曲板32の上面との間に間隔Dが開け
られるようにする。レバー30を枢着していない位置、
例えばレバー30と直交する方向のフランジ12の下面
には、対向する一対のネジ受け部材13,13を接合す
る。ネジ受け部材13,13のネジを形成した部位と接
合するフランジ12の部分には丸孔14,14が穿設さ
れる。
【0013】他方、地下箱10に挿入する支柱20は、
図1に示したようなI字形だけでなく、横竿を連結した
逆U字形などにも適用することができ、地下箱10のフ
ランジ12と接合するフランジ22が固着される。支柱
20のフランジ22には、地下箱10のフランジ12に
枢着されたレバー30を貫通して露出させるための窓部
23が穿設され、さらに地下箱10のフランジ12に接
合したネジ受け部材13と対向する部分には、ボルト4
0,40を貫通するための丸孔24,24が穿設され
る。
図1に示したようなI字形だけでなく、横竿を連結した
逆U字形などにも適用することができ、地下箱10のフ
ランジ12と接合するフランジ22が固着される。支柱
20のフランジ22には、地下箱10のフランジ12に
枢着されたレバー30を貫通して露出させるための窓部
23が穿設され、さらに地下箱10のフランジ12に接
合したネジ受け部材13と対向する部分には、ボルト4
0,40を貫通するための丸孔24,24が穿設され
る。
【0014】本発明に係る柵柱は以上のように構成さ
れ、次に使用方法について説明する。車両の進入を防止
する出入口に、地下箱10を所定の間隔で埋設する。地
下箱10のフランジ12部は地面と同一面となるように
する。車両の進入を防止するときは、支柱20の下端部
21を地下箱10に挿入する。このとき、レバー30が
支柱20のフランジ22の窓部23を貫通するようにし
て、支柱20のフランジ22を地下箱10のフランジ1
2に接合する。地下箱10のフランジ12の丸孔14,
14と支柱20のフランジ22の丸孔24,24とが連
通し、この両丸孔14,14,24,24をボルト4
0,40が貫通し、ボルト40,40がネジ受け部材1
3,13のネジとを螺合すると、支柱20が地下箱10
に固定される。
れ、次に使用方法について説明する。車両の進入を防止
する出入口に、地下箱10を所定の間隔で埋設する。地
下箱10のフランジ12部は地面と同一面となるように
する。車両の進入を防止するときは、支柱20の下端部
21を地下箱10に挿入する。このとき、レバー30が
支柱20のフランジ22の窓部23を貫通するようにし
て、支柱20のフランジ22を地下箱10のフランジ1
2に接合する。地下箱10のフランジ12の丸孔14,
14と支柱20のフランジ22の丸孔24,24とが連
通し、この両丸孔14,14,24,24をボルト4
0,40が貫通し、ボルト40,40がネジ受け部材1
3,13のネジとを螺合すると、支柱20が地下箱10
に固定される。
【0015】しかし、ボルト40は勝手に緩めることが
できるため、ボルト40によって支柱20を地下箱10
に固定しただけでは、支柱20を窃取されることもあ
る。そこで、図2に示すように、レバー30を起立姿勢
とし、例えば支柱20の挿通孔からレバー30のロック
孔35に南京錠などの錠40の錠杆41を貫通し、施錠
する。図面においては、分かりやすくするため、倒立し
た姿勢を図示するが、錠40は支柱20のフランジ22
の窓部23よりも大きなサイズであることを要する。錠
40が支柱20のフランジ22の窓部23よりも大きい
がために、支柱20を地下箱10から抜こうとしても、
錠40が窓部23から抜け出ないため、支柱20は窃取
されることがない。
できるため、ボルト40によって支柱20を地下箱10
に固定しただけでは、支柱20を窃取されることもあ
る。そこで、図2に示すように、レバー30を起立姿勢
とし、例えば支柱20の挿通孔からレバー30のロック
孔35に南京錠などの錠40の錠杆41を貫通し、施錠
する。図面においては、分かりやすくするため、倒立し
た姿勢を図示するが、錠40は支柱20のフランジ22
の窓部23よりも大きなサイズであることを要する。錠
40が支柱20のフランジ22の窓部23よりも大きい
がために、支柱20を地下箱10から抜こうとしても、
錠40が窓部23から抜け出ないため、支柱20は窃取
されることがない。
【0016】車両の通行を許容するときは、解錠し、錠
40をレバー30のロック孔35から外す。また、ボル
ト40をネジ受け部材13から外す。そして、支柱20
を地下箱10から引き抜くと、レバー30が支柱20の
フランジ22に穿設した窓部23から抜け出て、支柱2
0を地下箱10から取り出すことができる。その支柱2
0は別の場所に保管する。支柱20が抜かれた状態で、
レバー30が起立姿勢であると、つまずいたり、通過す
る車両の走行感が悪くなるため、レバー30を傾倒姿勢
にしておく。
40をレバー30のロック孔35から外す。また、ボル
ト40をネジ受け部材13から外す。そして、支柱20
を地下箱10から引き抜くと、レバー30が支柱20の
フランジ22に穿設した窓部23から抜け出て、支柱2
0を地下箱10から取り出すことができる。その支柱2
0は別の場所に保管する。支柱20が抜かれた状態で、
レバー30が起立姿勢であると、つまずいたり、通過す
る車両の走行感が悪くなるため、レバー30を傾倒姿勢
にしておく。
【0017】次に、本発明の変形例を図3に示して説明
する。変形例の柵柱は支柱50にロックピン60を貫通
する連通孔51を穿設したものである。この連通孔51
はフランジ52のやや上側であって、レバー30を起立
姿勢としたときに、レバー30のロック孔35と連通す
る位置に穿設する。連通孔51とロック孔35とを貫通
するロックピン60は、従来と同様の一般的な頭付ピン
であり、挿通孔またはロック孔35から飛び出る先端部
には、南京錠などの錠40の錠杆41を貫通する小孔6
1を穿設したものを使用する。
する。変形例の柵柱は支柱50にロックピン60を貫通
する連通孔51を穿設したものである。この連通孔51
はフランジ52のやや上側であって、レバー30を起立
姿勢としたときに、レバー30のロック孔35と連通す
る位置に穿設する。連通孔51とロック孔35とを貫通
するロックピン60は、従来と同様の一般的な頭付ピン
であり、挿通孔またはロック孔35から飛び出る先端部
には、南京錠などの錠40の錠杆41を貫通する小孔6
1を穿設したものを使用する。
【0018】本発明は上記実施例に限定することなく、
本発明の要旨内において設計変更することができる。す
なわち、本発明に係る柵柱は、支柱の下端部のみ地下箱
10内に挿入するタイプに特に有効であるが、支柱20
の全長を地下箱10に挿入するタイプにも適用すること
もできる。
本発明の要旨内において設計変更することができる。す
なわち、本発明に係る柵柱は、支柱の下端部のみ地下箱
10内に挿入するタイプに特に有効であるが、支柱20
の全長を地下箱10に挿入するタイプにも適用すること
もできる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、地下箱のフランジに施
錠されるレバーを枢着し、支柱のフランジにレバーを貫
通する窓部を穿設したことにより、支柱を窃取されない
ようにするための構造が簡易になり、製品のコストダウ
ンを図ることができる。また本発明によると、支柱を抜
いた際の地面の凹凸が少なく、人がつまづくと言った危
険性が少なく、安全性が高い効果がある。
錠されるレバーを枢着し、支柱のフランジにレバーを貫
通する窓部を穿設したことにより、支柱を窃取されない
ようにするための構造が簡易になり、製品のコストダウ
ンを図ることができる。また本発明によると、支柱を抜
いた際の地面の凹凸が少なく、人がつまづくと言った危
険性が少なく、安全性が高い効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る柵柱の一部拡大斜視図である。
【図2】本発明に係る柵柱の一部断面正面図である。
【図3】本発明の変形例を示す一部断面正面図である。
【図4】従来の柵柱の正面図である。
10 地下箱 11 開口上端縁 12 フランジ 20 支柱 21 下端部 22 フランジ 23 窓部 30 レバー 35 ロック孔 50 支柱
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 康晴 長野県上伊那郡宮田村1972 東洋エクステ リア株式会社内 (72)発明者 竹内 四郎男 埼玉県川口市大字西立野788番地 株式会 社ティーケーケー内
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状の地下箱に支柱の下端部を挿入する
柵柱において、地下箱の開口上端縁にフランジを周設
し、施錠用のロック孔を穿設したレバーを、傾倒姿勢と
起立姿勢とに揺動可能に前記フランジ上に枢着し、他
方、支柱に地下箱のフランジと接合するフランジを固着
し、支柱のフランジの一部に上記レバーを貫通する窓部
を穿設したことを特徴とする柵柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06278494A JP3133624B2 (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 柵 柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06278494A JP3133624B2 (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 柵 柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08113922A true JPH08113922A (ja) | 1996-05-07 |
JP3133624B2 JP3133624B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17598107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06278494A Expired - Fee Related JP3133624B2 (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 柵 柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133624B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008297859A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Kaneso Co Ltd | 車止め支柱 |
KR100945261B1 (ko) * | 2009-02-23 | 2010-03-05 | 유지숙 | 분리형 볼라드 |
JP2011241671A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-12-01 | Sekisui Jushi Co Ltd | 支柱の施工方法 |
KR102092013B1 (ko) * | 2019-06-04 | 2020-04-01 | (주)에스코알티에스 | 지역홍보용 캐릭터가 적용된 볼라드 |
WO2021165554A1 (es) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | Munoz Lopez Emilio Jose | Dispositivo de fijación y mástil para señales provisionales |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP06278494A patent/JP3133624B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008297859A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Kaneso Co Ltd | 車止め支柱 |
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JP3133624B2 (ja) | 2001-02-13 |
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