JPH052748Y2 - - Google Patents

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JPH052748Y2
JPH052748Y2 JP15394887U JP15394887U JPH052748Y2 JP H052748 Y2 JPH052748 Y2 JP H052748Y2 JP 15394887 U JP15394887 U JP 15394887U JP 15394887 U JP15394887 U JP 15394887U JP H052748 Y2 JPH052748 Y2 JP H052748Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は中空状に形成されたコンクリート電柱
の元口から土砂が内部に侵入することで建柱され
た電柱が沈降したり、傾いたりするのを防止する
ためのプラスチツク製底蓋に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のプラスチツク製底蓋は、例えば
実公昭61−15148号、同15149号及び同15150号公
報により知られている。これら公報記載のものは
何れも半割体に分割された外部材と、この外部材
の内側に嵌合させる内部材との三個の部材を組合
わせることにより形成されたものの外周に接合材
の流し込み部を周設して構成され、この流し込み
部にモルタル等を流し込んで電柱元口から突出す
る鉄筋を埋入させて固定するように使用されてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] このように従来の底蓋は構造が複雑で、分割形
成された部材の組付けが面倒であり、また、底蓋
外周に周回させた流し込み部に流し込むモルタル
等の量が多いため固化並びに養生に時間が掛か
り、さらに取付け作業に慎重を期さないと鉄筋の
まわりからモルタルが逃げてしまい、固定力を低
下させるといつた問題点がある。
それ故に本考案の目的は、このような問題点を
解決したプラスチツク製の底蓋を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の底蓋は、コンクリート電柱の元口外径
と略等しい直径の円盤状をなす底板の外周沿いに
略等間隔に通孔を複数開設すると共に、該底板の
一側面に補強リブを突設し、さらに該底板の補強
リブを突設した側の側面には外側端を側壁に周設
すると共に前記各通孔に連通する筒部を突設し、
さらにこれらの筒部内に水平板を架設して該水平
板にコンクリート電柱の元口から突出する鉄筋を
挿通させる挿通孔を開設した底蓋本体と、前記挿
通孔に挿通させた鉄筋と該挿通孔との隙間に嵌合
させる止め具とで構成される。
[作用] 底蓋本体は補強リブを突設した底板側面を電柱
の元口に当てがい、該元口から突出する複数の鉄
筋を夫々に通孔から筒部内に挿入させて、さらに
水平板に開設した挿通孔に貫通させた状態で、前
記通孔の側から止め具を挿入して鉄筋に嵌挿させ
て、該鉄筋と挿通孔間の隙間を閉塞することで簡
単に取付けられる。そして、前記通孔から筒部内
にモルタルを詰め込めば、モルタルの量が少ない
ために固化並びに養生は短時間にて完了し、底蓋
は強固に固定した状態に取付けられる。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
図において1はプラスチツク製の底板2を主体
とした底蓋本体である。底板2はコンクリート電
柱Aの根元側開口端、即ち元口Bの外径と略等し
い直径の円盤状をなし、その外周沿いに通孔3を
略等間隔に複数開設し、さらに中心部に水抜孔4
を開設している。該底板2の一側面には外周縁に
所要高さの側壁5を周設すると共に該側壁5に連
結させて前記通孔3に連通する平面U字形の筒部
6を突設し、さらに中心部に水抜孔4に連通する
短筒部7を突設して、この短筒部7を起点にして
放射状並びに同心円状に補強リブ8を多数突設し
て補強している。
前記各筒部6内には略中間深さ位置に水平板9
を架設して該水平板9に挿通孔10を開設して、
該挿通孔10にコンクリート電柱Aの元口Bから
突出する鉄筋Cを貫通させ得るようにしている。
11は挿通孔10に貫通させた鉄筋Cを固定さ
せるための止め具である。該止め具11は前記挿
通孔10に嵌合する外径の筒状体の一端に、その
一側縁を直線状に切落とした鍔部12を設け、内
孔13は鍔部12側を大径にしたテーパー孔に形
成し、さらに該内孔13の長手方向に突条14を
夫々対向状にかつ複数組突設して、プラスチツク
材により一体に形成される。
次に、このように形成された本考案の底蓋の使
用例を説明するに、第6図に示すように中空状に
形成されたコンクリート電柱Aには、長手方向に
かつ同心円状に埋設された鉄筋Cの下端が元口B
から突出しており、この元口Bに対して底蓋本体
1の側壁5を設けた側面が接するように対向さ
せ、元口Bから突出する鉄筋Cを筒部6に挿通さ
せ、さらに挿通孔10に貫通させる。
このようにして挿通孔10に貫通させた鉄筋C
の先端に、通孔3の側から止め具11を嵌挿さ
せ、さらに押込んでその先端から挿通孔10の隙
間に嵌合させることで、該止め具11は外周面が
挿通孔10に接した状態で、内孔13内に設けた
突条14が鉄筋Cに圧接し、底蓋本体1を元口B
に固定させることができる。最後に、筒部6に残
る空隙にモルタル等Dを詰め込み固化させること
で底蓋の取付けは完了する。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案のコンクリート電柱
用底蓋は、円盤形状に一体形成された底蓋本体を
電柱元口に当てがい、該元口から突出する鉄筋を
底蓋本体に設けた筒部に挿通させて、止め具で固
定するものであるから、簡単に取付けができる。
さらに、前記筒部内の空隙のみにモルタル等を詰
め込めばよいために、その固化・養生が短時間で
完了し、取付けられた底蓋が剥脱することもな
く、確実な取付けが保持されるといつた利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に関するもので第1図は
分解斜視図、第2図は平面図、第3図は第2図の
A−A線断面図、第4図は止め具の斜視図、第5
図は使用状態の断面図、第6図は使用状態の要部
拡大断面図である。 1……底蓋本体、2……底板、3……通孔、5
……側壁、6……筒部、8……補強リブ、9……
水平板、10……挿通孔、11……止め具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート電柱の元口外径と略等しい直径の
    円盤状をなす底板の外周沿いに略等間隔に通孔を
    複数開設すると共に、該底板の一側面に補強リブ
    を突設し、さらに該底板の補強リブを突設した側
    の側面には外側端に側壁を周設すると共に前記各
    通孔に連通する筒部を突設し、さらにこれらの筒
    部内に水平板を架設して該水平板にコンクリート
    電柱の元口から突出する鉄筋を挿通させる挿通孔
    を開設した底蓋本体と、前記挿通孔に挿通させた
    鉄筋と該挿通孔との隙間に嵌合させる止め具とか
    らなるコンクリート電柱用底蓋。
JP15394887U 1987-10-07 1987-10-07 Expired - Lifetime JPH052748Y2 (ja)

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JP15394887U JPH052748Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

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JPS6457362U JPS6457362U (ja) 1989-04-10
JPH052748Y2 true JPH052748Y2 (ja) 1993-01-22

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