JPH038922A - 中空基礎杭の杭頭部充▲てん▼具 - Google Patents

中空基礎杭の杭頭部充▲てん▼具

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JPH038922A
JPH038922A JP14162889A JP14162889A JPH038922A JP H038922 A JPH038922 A JP H038922A JP 14162889 A JP14162889 A JP 14162889A JP 14162889 A JP14162889 A JP 14162889A JP H038922 A JPH038922 A JP H038922A
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JP
Japan
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pile
hollow
head
foundation pile
pile head
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JP14162889A
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JPH0565652B2 (ja
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Takao Kashimura
樫村 隆雄
Kyoichi Nagaoka
長岡 恭一
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Iwatani Corp
Sanshin Tsusho KK
Original Assignee
Iwatani International Corp
Sanshin Tsusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は地盤中へ中空基礎杭を沈設する施工方法及び
中空基礎杭の沈設に際して用いる杭頭部充填具に関する
ものである。
〈従来の技術〉 この種の施工方法としては、従来より例えば第5図に示
すもの(以下従来例1という)、あるいは第6図に示す
もの(特開昭62−50517号公報、以下従来例2と
いう)が知られている。
従来例1は、掘削穴1内に根固め硬化剤2としてセメン
トミルク等を注入し、次いでその掘削穴1内に中空状の
基礎杭3を沈設することにより、その基礎杭3の中空部
3b内へ根固め硬化剤2を充填させ、根固め硬化剤2が
硬化して根固めした時点で基礎杭3を所定の高さ1]に
揃えて切断し、その切断した杭頭部3aに構築物の基台
部分を構成する鉄筋類を定着するという施工方法である
なお同図中符号10は基礎杭3の沈設用保持具である。
また従来例2は従来例1と同様、中空基礎杭3を沈設し
た後、根固め硬化剤2が未硬化の間に中空基礎杭3の頭
部3a内の根固め硬化剤を噴射水で除去し、そこへ形成
された杭頭内空部3Aへ構築物の基台部分を構成する鉄
筋類を定着する施工方法である。なお同図中符−弓11
は根固め硬化剤の噴射除去装置である。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来例1は第牛図に示すように、中空基礎杭3の頭部3
a内に根固め硬化剤2が充填されているため、これが硬
化した後に当該基礎杭3を所定の高さHで切断するには
中空状のものを切断する場合の数倍の時間を要する。し
かもその杭頭部3aへ構築物の基台部分を定着するには
、ざらに杭頭部を加工して杭頭内空部を形成する必要が
ある。
このため施工期間の長期化、ひいてはコスI−アップを
招いていた。
一方、従来例2は」二記難点を解消するものであるが、
杭頭内空部3Aを形成するのに未硬化の根固め硬化剤を
噴射水で除去するため、中空基礎杭3内の根固め硬化剤
2が多量の水分を含み、セメントミルク等の組成変化を
もたらす。また噴射除去の時期を失し、根固め硬化剤か
硬化した後では、従来例1と同様の問題点か生じる。し
かも噴射除去装置11を必要とするため、これに伴うコ
ストアップは避けられない。
かかる不都合を回避するには、下端閉塞型の中空基礎杭
を用いればよいが、例えば゛第4図に示すように、当該
基礎杭3の長さか少し短い場合には根固め硬化剤2が−
にから流入して杭頭内空部3Aを寒くおそれかある。こ
の杭頭内空部3Aが塞がれると、第3図について後述す
るように、構築物の基台部分8を定着することができな
くなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、 イ 杭頭内空部を簡単に確保形成すること、口 杭頭部
の切断を容易にすること、 ハ、中空基礎杭内に充填される根固め硬化剤が組成変化
を生じないこと、 二 工期の短縮とコストタウンを図ること、を技術課題
とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために、本発明は以下のように構成
される。
即ち、第1の発明は従来と同様の中空基礎杭の沈設施工
方法において、中空に(礎杭の頭部内にあらかじめ杭頭
部充填具を装填し、中空基礎杭の沈設完了後、杭頭部充
填具を除去することにより杭頭内空部を形成することを
特徴とする中空基礎杭3内料で形成した杭頭部充填具で
ある。
く作用〉 第1の発明では、中空基礎杭の頭部内に、あらかじめ杭
頭部充填具を装着した状態でその中空基礎杭を沈設する
ので、中空基礎杭の沈設完了後、当該杭頭部充填具を除
去すれば、そこには杭頭内空部が形成される。
そして第2の発明では、」二記第1の発明に用いる杭頭
部充填具は例えばパイルコルク等の合成樹脂材料で軽量
かつ安価に形成されており、中空基礎杭の頭部内への着
脱も容易で、仮に根固め硬化剤が硬化した後でも当該充
填具を破断して容易に除去することができる。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る中空基礎杭の沈設状態を示す要部
縦断面図である。
即ち、地盤にはプレボーリングによって掘削穴1があけ
られ、掘削穴1にはセメントミルク等の根固め硬化剤2
が注入され、その掘削穴1内に両端開口の中空基礎杭3
が沈設されている。
上記中空基礎杭3には、その頭部3a内にあらかじめ杭
頭部充填具4が装填され、止め具7で固定されている。
この杭頭部充填具4はパイルコルクと称する合成樹脂材
料で形成され、その軸心部に抜き孔5があけられており
、中空基礎杭3を沈設することにより基礎杭3の中空部
3b及び抜き孔5ヘセメント、モルタル等の根固め硬化
剤2が充填される。
そして中空基礎杭3の沈設完了後、杭頭部充填具4は除
去され、そこに杭頭内空部3Aが形成される。
なお、第2図は杭頭部充填具4の別実施例を示し、同図
Δは縦方向へ二つ割り状に形成したものの半分を、同図
Bは同じく二つ割り状に形成したもの−組を表皮連結部
4aて一体に連結したものを例示する斜視図であり、そ
れぞれ取り扱い上の便宜を考慮したものである。
」1記のようにして形成された杭頭内空部3Aには、抜
き孔5に充填された硬化剤か残るか、不四ならそれを除
去し、第3図に示すように構築物の基台部分8を構成す
る鉄筋類が挿入され、その基台部分8が定着される。
なお同図中符号8a・8bは基台部分の固定用金具であ
る。
」1記実施例では中空基礎杭が両端間[1型のものにつ
いて例示したが、下端閉塞型のものについても適用でき
る。また、杭頭部充填具の横断面形状も、円形に限らず
、基礎杭の中空の形状に合わせて形成される。
なお、本発明ては杭頭部充填具が杭頭内空部を形成する
ものであれば、その材質等は問わない。
また上記実施例では、両端開口型の中空基礎杭について
例示したので、杭頭部充填具か基礎杭内の中空部を大気
へ連通ずる抜き孔を有するものについて例示したか、下
端閉塞型の中空基礎杭では必ずしも抜き孔は必要ではな
く、適宜変更を加えて実施することかできる。
〈発明の効果〉 以」―の説明で明らかなように、第1の発明では中空基
礎杭の頭部内に杭頭部充填具を装填し、中空基礎杭の沈
設時に杭頭内空部を確保形成するようにしたので、次の
効果を奏する。
イ 中空基礎杭の頭部内にあらかじめ杭頭部充填具を装
填して基礎杭を沈設するたけて簡単に杭頭内空部を確保
形成し、土砂及びコンクリートの侵入を防ぐことができ
る。
口 杭頭部を所定の高さに揃えて切断する際に、従来例
1のような中実ではないので容易に切断することかでき
る。
ハ、従来例2のように噴射水て未硬化の根固め硬化剤を
除去する必要がなく、根固め硬化剤が組成変化すること
もないので安全である。
また、第2の発明では杭頭部充填具か、軽量かつ安価な
合成樹脂材料で形成されており、沈設に際し何ら弊害を
生しる1丁なく、しかも基礎杭頭部内への着脱も容易で
あるから次の効果を奏する。
二 従来例2のように噴射除去装置等を必要とせず、全
体としてコストダウンの低減と工期の短縮を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る中空基礎杭の沈設状態を例示する
要部縦断面図、第2図は杭頭部充填具の別実施例を示す
斜視図、第3図は杭頭内空部に構造物の基台部分を定着
する状態を例示する要部縦断面図、第4図は下端閉塞型
中空基礎杭の縦断面図、第5図及び第6図はそれぞれ従
来例を示す要部縦断面図である。 1・・・掘削孔、2・・・根固め硬化剤、3・・・中空
基礎杭、3a・・・中空基礎杭の頭部、3Δ・・・杭頭
内空部、3b・・・基礎杭内の中空部、4・・・杭頭部
充填具。 実用新案登録出願人  三信通商株式会社同     
岩谷産業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、掘削穴1内に根固め硬化剤2を注入し、その掘削穴
    1内に中空基礎杭3を沈設し、杭頭内空部3Aに構築物
    の基台部分8を定着する中空基礎杭の施工方法において
    、 中空基礎杭3の頭部3a内にあらかじめ杭頭部充填具4
    を装填し、中空基礎杭3の沈設完了後、杭頭部充填具4
    を除去することにより杭頭内空部3Aを形成することを
    特徴とする中空基礎杭の施工方法 2、請求項1に記載した杭頭部充填具4であって、合成
    樹脂材料で形成した杭頭部充填具
JP14162889A 1989-06-02 1989-06-02 中空基礎杭の杭頭部充▲てん▼具 Granted JPH038922A (ja)

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JPH0565652B2 JPH0565652B2 (ja) 1993-09-20

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