JPH08226195A - 調整型鉄筋スペーサ - Google Patents

調整型鉄筋スペーサ

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JPH08226195A
JPH08226195A JP3417495A JP3417495A JPH08226195A JP H08226195 A JPH08226195 A JP H08226195A JP 3417495 A JP3417495 A JP 3417495A JP 3417495 A JP3417495 A JP 3417495A JP H08226195 A JPH08226195 A JP H08226195A
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JP
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JP3417495A
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Masami Shimada
昌美 島田
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Taisei Corp
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Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型枠とせん断補強鉄筋間に所定の被りSを形
成するためのスペーサであって、被りSが変化しても単
一のスペーサにより対応可能であり、施工作業性の向上
と、経済性,製品管理性の向上が図れ、コストダウンが
図れる調整型鉄筋スペーサを提供する。 【構成】 主鉄筋8の嵌まり込む中心孔2と、この中心
点からの距離Rが最小値から最大値に向かって変化する
外周部3と、主鉄筋8に嵌め込むためのすり割り部4を
有する。また、外周部3には突起部5が一体的に形成さ
れ、中心孔2と外周部3とはリブ6により連結される。
中心孔2を主鉄筋8に嵌め込み、所望の被りSに対応す
る距離Rを有する外周部3を型枠の内面に当接すること
により型枠に対して被りSを有する位置に主鉄筋8を位
置決めすることが出来る。スペーサ13を中心孔2まわ
りに回動することにより任意の被りSに対応することが
出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート体の施工
時にコンクリート体の外表面と内部に埋設されるせん断
補強鉄筋の外周側間の「被り」を基準値に保持するため
のスペーサに係り、特に、単一の偏心円状のスペーサで
各種の「被り」に対応し得る調整型鉄筋スペーサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10乃至図13に示すように、柱,梁
等のコンクリート体11を施工する場合には、主鉄筋8
のまわりを型枠10で囲み、その空間内にコンクリート
を投入して養生,固結して形成される。主鉄筋8の周り
には帯筋(フープ)又はあばら筋(スターラップ)[以
下、せん断補強鉄筋9という]が配設され、主鉄筋8に
固着され主鉄筋8を補強する。この場合、せん断補強鉄
筋9の外面と型枠10の内面との間の間隔(以下、被り
Sという)が建築規格で規定されている。なお、主鉄筋
8の被りをS1としせん断補強鉄筋9の被りをS2とす
る。この被りSの基準値は、コンクリート体11の種類
により異なり、床の場合にはS≧20[mm],柱およ
び梁の場合にはS≧30[mm],土に接する部分およ
び基礎コンクリート体の場合にはS≧40[mm]とそ
れぞれ規定されている。図10および図11に示すよう
に、主鉄筋8の直径Dが比較的大径の場合には主鉄筋8
とせん断補強鉄筋9とは密接して固定される。従って、
主鉄筋8の中心から型枠10の内面までの距離をRとす
ると、R=S1+D/2又はR=S2+t+D/2とな
る。ここでtはせん断補強鉄筋9の線径である。以上に
より、Sの値が決まると型枠10に対する主鉄筋8の配
設位置が決まる。一方、図12および図13に示すよう
に、主鉄筋8の直径Dが比較的小径の場合にはせん断補
強鉄筋9が主鉄筋8に密接しにくい。そのため図13に
よく示すようにR=S2(S2′)+t+Δt+D/2と
なり、Δt分だけの隙間が生じる。このΔtの値も主鉄
筋8の直径の寸法により特定出来るため、被りS
2(S2′)の値が決まればRを求めることが出来る。
【0003】以上のように、コンクリート体11を施工
する場合には主鉄筋8の中心を型枠10の内面に対して
特定し、所定の被りSを保持するようにすることが施工
上重要な注意点になる。図14は従来一般に使用されて
いるスペーサ1cであり、このスペーサ1cを用いるこ
とにより所定の被りSを保持することが出来る。図示の
ように、スペーサ1cは主鉄筋8に嵌まり込む中心孔2
cと、中心孔2cと同心の外周部3cと、中心孔2cか
ら外周部3cに向かって開口するすり割り部4c等から
なり、外周部3cには円周方向に沿って適宜間隔で突起
部5cが一体的に形成される。また、外周部3cと中心
孔2c間にはリブ6cが架設される。説明の都合上、中
心孔2cの中心から突起部5cの先端までの距離をRe
とすると、このスペーサ1cの外周部3cはすべて中心
孔2cからReの距離のところに形成される。すなわ
ち、従来技術のスペーサ1cは中心孔2cに対して同心
円の外周部3cを有する円形状のものから形成される。
なお、Re=S+D/2に形成され、図14に示すよう
にスペーサ1cの中心孔2cを主鉄筋8に嵌め込み、外
周部3cの突起部5cを型枠10の内面に当接せしめる
ことにより主鉄筋8の位置が特定され、主鉄筋8側と型
枠10側とは所定の被りSを距てて配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したように被りS
の値はコンクリート体11の種類により床は20[m
m]以上柱,梁は30[mm]以上で土に接する部分お
よび基礎は40[mm]以上等のように変化する。従っ
て、従来技術のスペーサ1cの場合にはコンクリート体
11に対応させて主鉄筋と同心円で特定の被り寸法専用
のスペーサ1cを使用しなければならなかった。そのた
め、各被り寸法に応じた各サイズのスペーサ1cが多種
必要となり不経済であると共に、スペーサ管理が複雑で
あった。まして、施工現場では各種の道具が散在するた
めスペーサ管理が不十分となり、スペーサ1cが無くな
る問題点が生じる。また、スペーサ1cは鉄筋群に対し
て数多く使用され、かつ鉄筋群と共に埋設されるため、
スペーサ1cの種類が多くなると在庫量も多くなり、保
管スペーサが増加する問題点があった。また、各所望の
寸法のスペーサ1cを探し出すことに時間を要し、施工
作業性を低下させる問題点があった。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、被りSの値が変化しても単一のスペーサで各サイズ
の被りに対応することが出来、施工作業性が向上すると
共に、コスト低減と管理の容易化が出来、省スペース化
が図れる調整型鉄筋スペーサを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、コンクリート体内に埋設される主鉄筋
せん断補強鉄筋の外周側と前記コンクリート体の外表面
間に形成される間隔(以下、「被り」という)を所望の
基準値にすべくコンクリート施工時に使用される平板状
のスペーサであって、主鉄筋又はせん断補強鉄筋が嵌ま
り込む中心孔と、該中心孔からの距離Rが最小値から最
大値に向かって変化する外周部と、該外周部から前記中
心孔に向かって形成され少なくとも主鉄筋の外径よりも
大きなすり割り部とを有する調整型鉄筋スペーサを構成
するものである。更に具体的に、前記外周部と中心孔と
の距離Rは最小値から最大値に向かって連続的に変化す
るものであり、前記外周部の距離Rが、柱,梁,基礎コ
ンクリート体に対応するR1,R2,R3(R1<R2
3)を有する部分のみから形成され、前記外周部に
は、その円周方向に沿って適宜間隔で突起部が一体的に
形成され、前記中心部と前記外周部とはリブ材を介して
一体的に連結されるものであり、前記中心部と前記外周
部とは平板で一体的に連結されることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】本発明のスペーサは、その外周部と主鉄筋又は
せん断補強鉄筋の嵌まり込む中心孔の中心点までの距離
Rが最小値から最大値に向かって変化するものからな
る。従って、所望の被りSに対応する距離Rの外周部側
を型枠の内面に接触させることにより主鉄筋と型枠との
関係位置を本発明のスペーサを回転することにより所望
の値に調整位置決めすることが出来る。すなわち単一の
スペーサのみにより、所望の被りSを有する位置に主鉄
筋を配設することが容易に出来る。また、スペーサの距
離Rを例えば被り20[mm],30[mm],40
[mm]に対応するR1,R2,R3のみからなるものに
することにより、スペーサのセットが容易に行われ、所
望の被りSを正確に形成することが出来る。また、外周
部に突起部を設けることによりコンクリート体の強度の
向上を図ることが出来ると共に、コンクリート体の表面
に突起部のみしか露出しないため美観の向上が図れる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の一実施例の平面図、図2は図1のA
−A線断面図、図3は本実施例の使用方法を説明するた
めのコンクリート体の横断面図、図4は主鉄筋スペーサ
を配設したコンクリート体の部分縦断面図、図5は比較
的小径の鉄筋を有し、かつせん断補強鉄筋にスペーサを
配設したコンクリート体の部分縦断面図、図6は図5の
線B−B断面図、図7はスペーサを埋設したコンクリー
ト体の外観図、図8は本発明の他の実施例の横断面図、
図9は更に別の実施例の横断面図である。
【0009】図1および図2に示すように、本実施例の
調整型鉄筋スペーサ(以下、スペーサという)1は主鉄
筋8が嵌まり込む中心孔2と、外周部3と、すり割り部
4等からなり、外周部3にはその円周方向に沿って適宜
間隔で突起部5が一体的に形成される。また、外周部3
と中心孔2側とはリブ6により連結され、リブ6,6間
には空間部7が形成される。中心孔2の中心点(主鉄筋
8の中心点)から突起部5を含む外周部3までの距離を
Rとすると、距離Rは最小値から最大値に向かって連続
的に変化して形成される。すなわち、外周部3は中心孔
2に対して偏心して形成される。説明の都合上、図示の
ように距離RをRa,Rb,Rc,RdとするとRd>
Rc>Rb>Raであり、Raがほぼ最小値に相当し、
Rdがほぼ最大値に相当し、Rb,Rcはその中間値に
相当する。また、すり割り部4は中心孔2から外周部3
に向かって開口するスリットであり、そのスリット幅は
主鉄筋8の直径Dよりも少なくとも大幅なものから形成
され主鉄筋8の挿入を可能にする。
【0010】図3に示すように、例えばスペーサ1は主
鉄筋8を囲むせん断補強鉄筋9の下側に接し、これと平
行に配設される。図示ではせん断補強鉄筋9は1個しか
記載されていないが、せん断補強鉄筋9は主鉄筋8の長
手方向に沿って適宜間隔(例えば、100[mm])で
並設され、スペーサ1もそれに沿ってほぼ同数だけ配設
される。せん断補強鉄筋9の線径をtとすると距離Rは
R=S1+D/2又はR=S2+t+(Δt)+D/2と
なる。ここでS1,S2は所望の被りであり、Δtは図5
に示すように主鉄筋8の直径Dが比較的小径でせん断補
強鉄筋9と主鉄筋8との間に隙間が生じる場合の当該隙
間に相当する寸法である。以上より被りS1,S2の値が
決まると距離Rが求められる。
【0011】図3は主鉄筋8にスペーサ1を入れ、主鉄
筋8の外周と型枠10の内面の間を被りS1とした場合
を示し、図4,図5および図6はせん断補強鉄筋9の外
周と型枠10の内面の間を被りS2とした場合を示すも
のである。被りS2の場合にはせん断補強鉄筋9にスペ
ーサ1が嵌められる。但し、以下の説明は主鉄筋8にス
ペーサ1を嵌めこんで位置決めする場合について説明す
る。スペーサ1をすり割り部4を介して主鉄筋8間に入
れ、中心孔2を主鉄筋8に嵌め込む。次に、所望の被り
1に相当する距離Rの場所を特定し、スペーサ1のリ
ブ6に図略の回動手段の「カギ」を係着しスペーサ1を
主鉄筋8のまわりに回動し、特定した距離Rの部分を型
枠10の内面に接触させる。以上により主鉄筋8は型枠
10に対して所定の被りS1を有する位置に位置決めさ
れる。この状態で型枠10内にコンクリートを投入し養
生,固結することによりコンクリート体11が形成され
る。以上のように、本実施例では単一のスペーサ1によ
り被りS1の値が任意に変化してもそれに対応する距離
Rを選定してその位置を型枠10に当接係合せしめるこ
とにより主鉄筋8の位置決めが容易に出来る。
【0012】図7はスペーサ1を埋設したコンクリート
体11の外面形状を示す。スペーサ1の突起部5は図の
上方側に表示するように点形状で露出する。一方、仮り
に突起部5がない場合には図の下方に示すように外周部
3の一部が四角形状に露出する。外観上は突起部5の点
形状が露出している方が美観上好ましい。また、突起部
5を有するスペーサ1はコンクリート体11内にほぼ全
体が埋設されるため突起部5を有するスペーサ1がコン
クリート体11の補強強度の面でも優れる。以上のこと
からスペーサ1は必ずしも突起部5がなくてもよいが有
る方が望ましい。
【0013】図8は本発明の他の実施例のスペーサ1a
を示すものである。図1に示したスペーサ1はリブ6お
よび空間部7を有するものであるが、本実施例のスペー
サ1aは空間部7のないベタ形式の平板状のものからな
る。中心孔2a,外周部3aおよびすり割り部4a等の
形状は前記実施例のスペーサ1と同様である。また、突
起部5aは点線で示され、必ずしも無くてもよい。
【0014】図9は更に別の実施例のスペーサ1bを示
す。このスペーサ1bの外周部3bは距離R1,R2,R
3の部分のみが出っ張り、他の部分が凹んでいる形状の
ものらなる。例えば距離R1=20[mm]+α,R2
30[mm]+α,R3=40[mm]+αに形成され
る。なお、中心孔2b,すり割り部4bおよび突起部5
b等については前記実施例と同様である。R1,R2,R
3のみを出っ張らせた形状にしたのは、被りS1=20
[mm],S2=30[mm],S3=40[mm]に対
応する距離Rを特定し、位置決めを容易にするためであ
る。なお、前記においてα=t+(Δt)+D/2に相
当するものである。また、図8ではスペーサ1bはベタ
形状の平板から形成されるが図1のようにリブ6を有す
るものでもよい。
【0015】以上のように、本発明のスペーサ1,1
a,1bは中心孔2,2a,2bに対して偏心する外周
部3,3a,3bを有するものから形成されるため、単
一のもので各種の被りSに対応することが可能になり現
地での取り扱いが極めて容易にある。また、本発明のス
ペーサの形状は実施例の1,1a,1bに限定するもの
ではなく、中心孔2,2a,2b等に対して偏心した任
意の形状のものが適用される。また、突起部5,5a,
5bの形状やすり割り部4,4a,4bの形状も図示の
ものに限定するものではない。また、材質については鉄
鋼材が望ましいが、特に限定するものではない。具体的
にはせん断補強鉄筋用スペーサを一種類のみ準備して使
用してもよい。相対位置関係は主鉄筋に用いる場合と同
様である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)主鉄筋又はせん断補強鉄筋に嵌まり込む中心孔から
外周部までの距離Rを断続的又は連続的に変化させる偏
心円形状のものからスペーサを形成することにより単一
のスペーサで被りSの変化に対応して型枠に対する主鉄
筋の位置決めが出来る。 2)単一種類のスペーサを使用するため、現場ではスペ
ーサ管理が容易になり、かつ施工作業が容易になるた
め、保管場所の省スペース化および施工作業性の向上が
図れる。 3)単一のスペーサのためコストダウンが図れる。 4)外周部の距離Rを連続的に形成することにより任意
の被りSに適宜対応し得る。また、距離Rを断続的に形
成することにより、スペーサのセット位置が特定し、位
置決め作業の効率化が図れる。 5)突起部を外周部に形成することにより美観の向上お
よびコンクリート体の補強強度の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスペーサの平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1に示したスペーサの使用方法を説明するた
めのコンクリート体の横断面図。
【図4】図1に示したスペーサを配設したコンクリート
体の部分縦断面図。
【図5】比較的小径の主鉄筋を有し、かつせん断補強鉄
筋に図1に示したスペーサを配設したコンクリート体の
部分縦断面図。
【図6】図5の線B−B縦断面図。
【図7】スペーサを埋設したコンクリート体の外観図。
【図8】本発明の他の実施例のスペーサを示す横断面
図。
【図9】本発明の更に別の実施例のスペーサを示す横断
面図。
【図10】主鉄筋およびせん断補強鉄筋を有するコンク
リート体およびその型枠を示す横断面図。
【図11】図9の縦断面図。
【図12】比較的小径の鉄筋とこれに固結されるせん断
補強鉄筋を有するコンクリート体およびその型枠を示す
横断面図。
【図13】図11のC−C線縦断面図。
【図14】従来のスペーサの形状とその使用方法を示す
平面図。
【符号の説明】
1 調整型鉄筋スペーサ(スペーサ) 1a 調整型鉄筋スペーサ(スペーサ) 1b 調整型鉄筋スペーサ(スペーサ) 2 中心孔 2a 中心孔 2b 中心孔 3 外周部 3a 外周部 3b 外周部 4 すり割り部 4a すり割り部 4b すり割り部 5 突起部 5a 突起部 5b 突起部 6 リブ 7 空間部 8 主鉄筋 9 せん断補強鉄筋 10 型枠 11 コンクリート体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート体内に埋設される主鉄筋又
    はせん断補強鉄筋の外周側と前記コンクリート体の外表
    面間に形成される間隔(以下、「被り」という)を所望
    の基準値にすべくコンクリート施工時に使用される平板
    状のスペーサであって、主鉄筋又はせん断補強鉄筋が嵌
    まり込む中心孔と、該中心孔からの距離Rが最小値から
    最大値に向かって変化する偏心円状の外周部と、該外周
    部から前記中心孔に向かって形成され少なくとも主鉄筋
    の外径よりも大きなすり割り部とを有することを特徴と
    する調整型鉄筋スペーサ。
  2. 【請求項2】 前記外周部と中心孔との距離Rは最小値
    から最大値に向かって連続的に変化するものである請求
    項1の調整型鉄筋スペーサ。
  3. 【請求項3】 前記外周部の距離Rが、柱,梁,基礎コ
    ンクリート体に対応するR1,R2,R3(R1<R2
    3)を有する部分のみから形成されてなる請求項1の
    調整型鉄筋スペーサ。
  4. 【請求項4】 前記外周部には、その円周方向に沿って
    適宜間隔で突起部が一体的に形成されてなる請求項1の
    調整型鉄筋スペーサ。
  5. 【請求項5】 前記中心部と前記外周部とはリブ材を介
    して一体的に連結されるものである請求項1の調整型鉄
    筋スペーサ。
  6. 【請求項6】 前記中心部と前記外周部とは平板で一体
    的に連結されるものである請求項1の調整型鉄筋スペー
    サ。
JP3417495A 1995-02-23 1995-02-23 調整型鉄筋スペーサ Pending JPH08226195A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100741354B1 (ko) * 2006-01-05 2007-07-25 송유섭 콘크리트 거푸집용 스페이서
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KR101279609B1 (ko) * 2012-07-25 2013-06-28 박용호 철근망 간격재
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