JPH05273961A - ビットマップメモリ制御装置 - Google Patents

ビットマップメモリ制御装置

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Publication number
JPH05273961A
JPH05273961A JP4071409A JP7140992A JPH05273961A JP H05273961 A JPH05273961 A JP H05273961A JP 4071409 A JP4071409 A JP 4071409A JP 7140992 A JP7140992 A JP 7140992A JP H05273961 A JPH05273961 A JP H05273961A
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JP
Japan
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data
gate
generating means
write
signal
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Application number
JP4071409A
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English (en)
Inventor
Noboru Nitta
昇 仁田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビットパターンをメモリに展開するときの処理
のより高速化を図る。 【構成】ラスターメモリ14に書込むべきビットパター
ンデータ、その書込みアドレス及び書込み信号を発生す
るCPU11と、書込み信号をカウントするカウンタ1
6を備え、このカウンタが文字幅レジスタ20に設定さ
れた値をカウントすると一致検出信号を出力する比較器
21と、CPUからラスターメモリへのデータを所定量
シフトするバレルシフタ13と、CPUからバレルシフ
タへのデータ転送を制御するゲート回路12と、このゲ
ート回路のゲートを一致検出信号に応動して所定の遅延
タイミングで閉塞するパルス発生器17と、このパルス
発生器によるゲートの閉塞制御に同期してCPUからラ
スターメモリへの書込みアドレスに設定値を加算する加
算器15を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばページプリンタ
やビットマップディスプレイ等において、文字のビット
パターンをビットマップメモリに展開する制御を行うビ
ットマップメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビットマップメモリ制御装置がビットパ
ターンを展開するビットマップメモリとしてはラスタ−
メモリ構成のものやカラムメモリ構成のものがある。、
例えば図5はラスタ−メモリ構成のものを示し、このラ
スタ−メモリは1バイトを横8ドットに割当て、横25
60ドット(320バイト)、縦128ドットとし、ア
ドレスを縦方向に連続して配置している。なお、アドレ
スは横方向に連続して配置されるものであってもよい。
【0003】これに対してラスターメモリに描画される
べき文字ビットパターンデータは、図4の(a) に示すよ
うに、縦16ドット、横24ドット(3バイト)で例え
ばROM等に納められ、この文字ビットパターンが横ス
キャンされて読み出され、さらに別のメモリ領域に図4
の(b) に示すように、1バイトずつ縦に並べて格納され
る。そしてラスターメモリに描画するときには図4の
(b) に示すデータが図5に示すラスターメモリに展開さ
れることになる。
【0004】そして文字パターンデータをラスターメモ
リに展開する場合、文字パターンデータは必ずしもラス
ターメモリの1バイトの境界に一致して乗るとは限らず
ずれる場合がある。このような場合に対処できるように
するため、文字パターンデータをラスターメモリに展開
する場合に図6に示すようにずらす必要がある。なお、
図6は4ビット右にシフトしたデータをラスターメモリ
に展開した状態を示している。
【0005】このようなデータ展開を行うにはラスター
メモリに対するデータの書込み時にビットシフトする必
要がある。
【0006】従来、このようなビットシフトを行う場合
にそれをソフトウエアで行うものが知られている。すな
わち図4の(b) に示す文字パターンデータの各バイト
「0」「1」「2」「3」…を順次読出してラスターメ
モリに書込む場合には、 a文字パターンデータ「0」を読取る。
【0007】b右に4ビットシフトする。このとき発生
するキャリー(文字パターンデータの右側4ビットのデ
ータ)を保存する。
【0008】cラスターメモリの0番地(図6の「0」
の部分)に書込む。
【0009】d文字パターンデータ「1」を読取る。
【0010】e右に4ビットシフトする。このとき発生
するキャリーを保存する。
【0011】f上記bで保存したキャリーを加算する。
【0012】gラスターメモリの80番地に書込む。
【0013】h文字パターンデータ「2」を読取る。
【0014】i右に4ビットシフトする。このとき発生
するキャリーを保存する。
【0015】j上記eで保存したキャリーを加算する。
【0016】kラスターメモリの100番地に書込む。
【0017】l文字パターンデータ「3」を読取る。
【0018】m右に4ビットシフトする。このとき発生
するキャリーを保存する。
【0019】n上記iで保存したキャリーを加算する。
【0020】oラスターメモリの1番地に書込む。
【0021】……という処理を行う。
【0022】しかしこのように処理をすべてソフトウエ
アで行ったのでは高速処理ができないため高速処理が要
求される高速なページプリンタには適用できない問題が
あった。
【0023】このような問題を解決するものとして図7
に示すものが知られている。これはバレルシフタ1を設
け、このバレルシフタ1に予めシフト量を設定すること
により文字パターンデータをラスターメモリ2に書込む
ときにバレルシフタ1を通すことによってデータのシフ
トを行うとともに内部のレジスタにキャリーの保存を行
うというものである。
【0024】このようなバレルシフタを使用することに
よってソフトウエアによる処理が、 a文字パターンデータ「0」を読取る。
【0025】bバレルシフタ1を通してラスターメモリ
の0番地に書込む。
【0026】c文字パターンデータ「1」を読取る。
【0027】dバレルシフタ1を通してラスターメモリ
の80番地に書込む。
【0028】e文字パターンデータ「2」を読取る。
【0029】fバレルシフタ1を通してラスターメモリ
の100番地に書込む。
【0030】gラスターメモリの180番地に0を書込
む。
【0031】h文字パターンデータ「3」を読取る。
【0032】iバレルシフタ1を通してラスターメモリ
の1番地に書込む。
【0033】……となり、簡略化され、高速処理が可能
となる。
【0034】例えば文字パターンデータ「0」が各4ビ
ットのデータa1 ,a2 、「1」が各4ビットのデータ
b1 ,b2 、「2」が各4ビットのデータc1 ,c2 か
らなるものとすると、バレルシフタ1への入力データは
図8の(a) に示すようにa1,a2 、b1 ,b2 、c1
,c2 及び0となり、またバレルシフタ1から出力さ
れるデータは図8の(b) に示すように0,a1 、a2 ,
b1 、b2 ,c1 、c2,0となる。
【0035】すなわち入力データa1 ,a2 が4ビット
シフトされ上位4ビットに0が挿入されデータ0,a1
が出力される。このときキャリーアウトしたデータa2
は内部のレジスタに残る。
【0036】次に入力データb1 ,b2 が4ビットシフ
トされ上位4ビットに0が挿入された後、前回キャリア
ウトされたデータa2 との論理和が取られてデータa2
,b1 が出力される。このときキャリーアウトしたデ
ータb2 は内部のレジスタに残る。
【0037】次に入力データc1 ,c2 が4ビットシフ
トされ上位4ビットに0が挿入された後、前回キャリア
ウトされたb2 との論理和が取られてデータb2 ,c1
が出力される。このときキャリーアウトしたc2 は内部
のレジスタに残る。
【0038】そして最後にレジスタ内に残ったキャリー
を出力させるために入力データ0がバレルシフタ1に入
力され、前回キャリアウトされたc2 との論理和が取ら
れてデータc2 ,0が出力される。そしてバレルシフタ
1の内部がクリアされ、次のドット行の処理に移行す
る。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のバレルシ
フタを使用したものでは、文字の右端でバレルシフタに
キャリーデータとして残っている、すなわちデータc2
を出力するためにソフトウエアによってバレルシフタに
0を書込む処理を行わなければならず、文字や図形等の
ビットパターンをビットマップメモリに展開する場合に
十分な高速化を図ることができなかった。
【0040】そこで本発明は、ビットパターンをビット
マップメモリに展開するときの処理のより高速化を図る
ことができるビットマップメモリ制御装置を提供しよう
とするものである。
【0041】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
文字や図形等のビットパターンをビットマップメモリに
展開するビットマップメモリ制御装置において、ビット
マップメモリに書込むべきビットパターンデータ、その
書込みアドレス及び書込み動作を行わせる書込み信号を
発生するデータ発生手段と、このデータ発生手段から発
生する書込み信号をカウントするカウンタを備え、この
カウンタが予め設定された所定値をカウントする毎に一
致検出信号を出力する一致検出手段と、データ発生手段
からビットマップメモリへのビットパターンデータを予
め設定された所定量シフトするバレルシフタと、データ
発生手段からバレルシフタへのビットパターンデータの
転送を制御するゲート回路と、このゲート回路のゲート
を一致検出手段からの一致検出信号に応動して所定の遅
延タイミングを持って閉塞するゲート制御手段と、この
ゲート制御手段によるゲートの閉塞制御に同期してデー
タ発生手段からビットマップメモリへの書込みアドレス
に予め設定された値を加算する加算手段を設けたもので
ある。
【0042】請求項2対応の発明は、さらに一致検出手
段からの一致検出信号に応動してデータ発生手段にその
データ発生手段からの書込み信号の時間幅を長くするウ
エイト要求を供給するウエイト要求発生手段を設けたも
のである。
【0043】
【作用】このような構成の本発明においては、データ発
生手段から発生するビットパターンデータはゲート回路
を介してバレルシフタに供給され、そのバレルシフタで
所定量シフトされた後ビットマップメモリに書込まれ
る。このときデータ発生手段からは書込みアドレス及び
書込み信号が発生する。そして書込み信号はカウンタに
よりカウントされる。そしてカウンタが所定値をカウン
トすると一致検出信号が出力され、その一致検出信号に
応動してゲート回路のゲートが閉塞される。これにより
バレルシフタにはデータ0が自動的に供給される。また
このとき加算手段によりデータ発生手段からの書込みア
ドレスに設定値が加算されて書込みアドレスの更新が行
われる。こうしてバレルシフタに残っているキャリーデ
ータがビットマップメモリに書込まれる。
【0044】さらに一致検出手段からの一致検出信号に
応動してデータ発生手段に書込み信号の時間幅を長くす
るウエイト要求が供給され、これによりデータ発生手段
は出力する書込み信号の時間幅を長くし、このときのメ
モリアクセスに余裕を持たせる。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0046】図1において11はデータ発生手段として
のCPU(中央処理装置)で、このCPU11からは文
字、図形等の8ビットのビットパターンデータが発生
し、8個の2入力アンドゲートからなるゲート回路12
を介してバレルシフタ13に供給されている。すなわち
ビットパターンデータは前記ゲート回路12の各アンド
ゲートの一方の入力端子に入力されるようになってい
る。
【0047】前記バレルシフタ13には予めシフト量設
定データによってシフト量が設定され、前記ゲート回路
12を介して入力されるビットパターンデータを設定さ
れたシフト量だけシフトし、そのシフトデータを内部レ
ジスタに収納されているキャリーデータと論理和をとっ
て出力データとし、その出力データをビットマップメモ
リとしてのラスターメモリ14に供給するようになって
いる。またこのときビットパターンデータのシフトによ
りキャリ−アウトされるデータをキャリーデータとして
前記内部レジスタに格納するようになっている。なお、
内部レジスタは常に新しいキャリーデータにより書き替
えられるようになっている。
【0048】また前記CPU11からはビットパターン
データを前記ラスターメモリ14に書込むときの書込み
アドレス及び前記ラスターメモリ14へのビットパター
ンデータの書込みを行わせる書込み信号が発生し、書込
みアドレスは加算手段としての加算器15のA入力端子
に供給され、書込み信号はカウンタ16、ゲート制御手
段としてのパルス発生器17及びウエイト要求発生手段
としてのメモリウエイト信号発生機18にそれぞれ供給
されるとともにオアゲート19を介してライトストロー
ブ信号MWSとして前記ラスターメモリ14に供給され
ている。
【0049】前記カウンタ16は文字幅レジスタ20、
比較器21とともに一致検出手段を構成するもので、前
記書込み信号をカウントするようになっている。前記文
字幅レジスタ20には文字幅に応じた数値がセットさ
れ、前記比較器21は前記カウンタ16のカウント値が
前記文字幅レジスタ20にセットされた値になったとき
一致を検出して一致検出信号S1 を出力するようになっ
ている。この一致検出信号S1 は前記パルス発生器17
及びメモリウエイト信号発生機18にそれぞれ供給され
るとともに前記カウンタ16にクリア信号として供給さ
れるようになっている。
【0050】前記パルス発生器17は前記比較器21か
ら一致検出信号S1 が入力されないときには一方の出力
端子からの出力P1 のレベルをローレベルに保持すると
ともに他方の出力端子からの出力P2 をハイレベルに保
持し、一致検出信号S1 が入力されると所定の遅延タイ
ミングを持って出力P1 のレベルを一定時間ハイレベル
にするとともに出力P2 のレベルを一定時間ローレベル
にするようになっている。
【0051】前記メモリウエイト信号発生機18は前記
比較器21から一致検出信号S1 が入力されると、ハイ
レベルなウエイト要求信号WAITを前記CPU11に
供給するようになっている。
【0052】前記CPU11はウエイト要求信号WAI
Tを取込むとそのとき発生する書込み信号の時間幅を長
くする制御を行うようになっている。
【0053】前記パルス発生器17からの出力P1 は前
記オアゲート19を介して前記ラスターメモリ14にラ
イトストローブ信号MWSとして供給され、また出力P
2 は前記ゲート回路12の各アンドゲートの他方の入力
端子にそれぞれ供給されるとともにインバータ22を介
して前記加算器15のB入力端子のビット7端子に供給
されている。前記加算器15のB入力端子のビット6〜
0端子及びビット15〜8端子はローレベルに固定され
ている。
【0054】前記CPU11はまた前記ラスターメモリ
14に描画されたビットパターンデータを読出して例え
ばページプリンタの出力部に出力するときには読出しパ
ルスをバッファ23に供給して読出し時のデータバスを
形成して行うようになっている。
【0055】このような構成の実施例装置においては、
例えば図4の(a) に示すような横3バイトのビットパタ
ーンデータを図5に示すようなラスターメモリ14に対
して図6に示すように4ビットシフトさせて描画させる
ときには、文字幅レジスタ20に数値「3」を設定し、
またバレルシフタ13にはシフト量として4ビットを設
定する。
【0056】この状態でCPU11からビットパターン
データが1バイトずつ出力され、これに対応して書込み
アドレス及び書込み信号が発生する。カウンタ16は書
込み信号をカウンタする毎にカウント値を1,2,…と
変化させる。
【0057】まずCPU11から出力されるビットパタ
ーンデータの最初の2バイトについてはカウンタ16の
カウント値が「1」「2」と変化し、文字幅レジスタ2
0の数値「3」と一致しないので、このときにはパルス
発生器17からの出力P1 はローレベル、出力P2 はハ
イレベルとなっている。
【0058】従ってCPU11から出力されるビットパ
ターンデータはゲート回路12を通過してバレルシフタ
13に供給される。そしてバレルシフタ13でビットパ
ターンデータが4ビット右にシフトされ、かつ内部レジ
スタの内容との論理和が取られてラスターメモリ14に
供給される。最初は内部レジスタの内容は0である。ま
たこのときシフトによってキャリーアウトしたデータが
キャリーデータとして内部レジスタに格納される。
【0059】例えば最初の入力データがa1 ,a2 であ
ればシフトされて0,a1 となり、キャリーアウトした
データa2 が内部レジスタに格納される。またパルス発
生器17からの出力P2 がハイレベルとなっているので
インバータ22を介して加算器15のB入力端子のビッ
ト7端子に入力される信号はローレベルとなる。従って
B入力端子の各ビット端子に入力される信号はすべてロ
ーレベルであり、加算器15は出力端子YからはA入力
端子に入力されたデータをそのまま出力する。すなわち
CPU11から出力される書込みアドレスがそのままラ
スターメモリ14に供給されることになる。こうしてラ
スターメモリ14のアドレス0に書込み信号に応動して
ビットパターンデータ0,a1 が書込まれることにな
る。
【0060】次の入力データがb1 ,b2 であればシフ
トされて0,b1 となり、これと前回キャリーアウトし
たデータa2 との論理和が取られてデータa2 ,b1 と
なってラスターメモリ14に供給される。また今回キャ
リーアウトしたデータb2 が内部レジスタに格納され
る。またこのときも加算器15のB入力端子のビット7
端子に入力される信号はローレベルとなっているので、
CPU11から出力される書込みアドレスがそのままラ
スターメモリ14に供給される。こうしてラスターメモ
リ14のアドレス80に書込み信号に応動してビットパ
ターンデータa2,b1 が書込まれることになる。
【0061】以上の制御をタイミング図で示せば図2に
示すようになる。
【0062】次に3バイト目のデータc1 ,c2 が出力
されると、このとき出力される書込み信号をカウントし
てカウンタ16のカウント値は「3」となる。これによ
り比較器21がカウンタ16のカウント値と文字幅レジ
スタ20の値の一致を検出して一致検出信号を出力す
る。
【0063】この一致検出信号によりカウンタ16はク
リアされ、またメモリウエイト信号発生機18は図3の
(f) に示すようにウエイト要求信号を発生してCPU1
1に供給する。これによりCPU11は図3の(e) に示
すように書込み信号の時間幅を、図2の(d) に示す一致
前の書込み信号の時間幅よりも十分に長くする。
【0064】パルス発生器17は一致検出信号が入力さ
れても出力P1 のローレベル状態及び出力P2 のハイレ
ベル状態を所定時間保持しており、この間にバレルシフ
タ13は入力データc1 ,c2 をシフトし、かつ前回キ
ャリーアウトしたデータb2との論理和を取ってデータ
b2 ,c1 としてラスターメモリ14に供給する。また
今回キャリーアウトしたデータc2 が内部レジスタに格
納される。この時点でも加算器15のB入力端子のビッ
ト7端子に入力される信号はローレベルとなっているの
で、CPU11から出力される書込みアドレスがそのま
まラスターメモリ14に供給される。こうしてラスター
メモリ14のアドレス100に書込み信号に応動してビ
ットパターンデータb2 ,c1 が書込まれることにな
る。
【0065】そして所定の遅延時間が経過するとパルス
発生器17は出力P1 を一定時間ハイレベル状態及び出
力P2 をローレベル状態にする。パルス発生器17から
の出力P2 がローレベルになるとゲート回路12のゲー
トが閉塞される。これによりゲート回路12からバレル
シフタ13に対してデータ0が供給される。これにより
バレルシフタ13はデータ0と内部レジスタに格納され
ているキャリーデータc2 との論理和を取ってデータc
2 ,0をラスターメモリ14に出力する。
【0066】また出力P2 がローレベルになることによ
りインバータ22の出力がハイレベルとなり、これによ
り加算器15のB入力端子のビット7端子に入力される
信号がハイレベルとなるため、加算器15はA入力端子
に入力されているアドレス100にB入力端子からの入
力80を加算して180という書込みアドレスを出力端
子Yからラスターメモリ14に供給する。
【0067】そしてパルス発生器17からの出力P1 が
ローレベルに戻ると、このときCPU11からの書込み
信号は時間幅が長くなってローレベル状態を保持してい
るのでオアゲート19からはあたかも新たな書込み信号
が発生したかのようにライトストローブ信号が発生して
ラスターメモリ14に供給される。
【0068】こうしてラスターメモリ14のアドレス1
80にビットパターンデータc2 ,0が書込まれること
になる。
【0069】以上の制御をタイミング図で示せば図3に
示すようになる。
【0070】このような制御を行うことにより文字の右
端、すなわち3バイト目でバレルシフタ13にキャリー
データとして残っているデータc2 を出力させるために
必要なデータ0の供給をソフトウエアに頼ること無く、
ハードウェアによって自動的にできることになり、処理
のより高速化を図ることができる。
【0071】こうして処理を繰り返して文字や図形等の
ビットパターンをビットマップメモリに展開すれば、ビ
ットパターンをビットマップメモリに描画するときの十
分な高速化を図ることができ、従って高速化が要求され
るページプリンタにも十分に対処することができる。
【0072】なお、前記実施例ではデータ発生手段とし
てCPUを使用したが必ずしもこれに限定されるもので
はなく、CPUを介さないデータのブロック転送やDM
A(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送にも適用でき
るものである。
【0073】また前記実施例ではビットマップメモリと
して横方向に1バイトを使うラスターメモリを使用した
ものについて述べたが必ずしもこれに限定されるもので
はなく、縦方向に1バイトを使うカラムメモリを使用し
たものであってもよい。
【0074】また前記実施例では加算手段として加算器
を使用したものについて述べたが必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、加算手段をカウンタで構成したもの
であってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ビ
ットパターンをビットマップメモリに展開するときの処
理のより高速化を図ることができるビットマップメモリ
制御装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路ブロック図。
【図2】同実施例におけるビットパターンデータの1バ
イト目と2バイト目の描画処理時の各部の動作タイミン
グを示すタイミング図。
【図3】同実施例におけるビットパターンデータの3バ
イト目の描画処理時の各部の動作タイミングを示すタイ
ミング図。
【図4】文字ビットパターンのメモリ格納例を示す図。
【図5】ラスターメモリのアドレス構成を示す図。
【図6】ラスターメモリに対するビットパターンの展開
例を示す図。
【図7】従来例を示す回路ブロック図。
【図8】同従来例におけるバレルシフタの動作を説明す
るための図。
【符号の説明】
11…CPU(データ発生手段)、12…ゲート回路、
13…バレルシフタ、14…ラスターメモリ(ビットマ
ップメモリ)、15…加算器、16…カウンタ、17…
パルス発生器(ゲート制御手段)、18…メモリウエイ
ト信号発生機、20…文字幅レジスタ、21…比較器。
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】これに対してラスターメモリに描画される
べき文字ビットパターンデータは、図4の(a) に示すよ
うに、縦16ドット、横24ドット(3バイト)で例え
ばROM等に納められる。なお、図4の(a) を格納され
ているアドレス順に上から並べると図4の(b) に示すよ
うになる。そしてラスターメモリに描画するときには図
4の(b) に示すデータが図5に示すラスターメモリに展
開されることになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】kラスターメモリの100番地に書込む。
iで発生したキャリーを180番地に書き込む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】この状態でCPU11からビットパターン
データが1バイトずつ出力され、これに対応して書込み
アドレス及び書込み信号が発生する。カウンタ16は書
込み信号をカウンする毎にカウント値を1,2,…と
変化させる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や図形等のビットパターンをビット
    マップメモリに展開するビットマップメモリ制御装置に
    おいて、前記ビットマップメモリに書込むべきビットパ
    ターンデータ、その書込みアドレス及び書込み動作を行
    わせる書込み信号を発生するデータ発生手段と、このデ
    ータ発生手段から発生する書込み信号をカウントするカ
    ウンタを備え、このカウンタが予め設定された所定値を
    カウントする毎に一致検出信号を出力する一致検出手段
    と、前記データ発生手段から前記ビットマップメモリへ
    のビットパターンデータを予め設定された所定量シフト
    するバレルシフタと、前記データ発生手段から前記バレ
    ルシフタへのビットパターンデータの転送を制御するゲ
    ート回路と、このゲート回路のゲートを前記一致検出手
    段からの一致検出信号に応動して所定の遅延タイミング
    を持って閉塞するゲート制御手段と、このゲート制御手
    段によるゲートの閉塞制御に同期して前記データ発生手
    段から前記ビットマップメモリへの書込みアドレスに予
    め設定された値を加算する加算手段を設けたことを特徴
    とするビットマップメモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 文字や図形等のビットパターンをビット
    マップメモリに展開するビットマップメモリ制御装置に
    おいて、前記ビットマップメモリに書込むべきビットパ
    ターンデータ、その書込みアドレス及び書込み動作を行
    わせる書込み信号を発生するデータ発生手段と、このデ
    ータ発生手段から発生する書込み信号をカウントするカ
    ウンタを備え、このカウンタが予め設定された所定値を
    カウントする毎に一致検出信号を出力する一致検出手段
    と、前記データ発生手段から前記ビットマップメモリへ
    のビットパターンデータを予め設定された所定量シフト
    するバレルシフタと、前記データ発生手段から前記バレ
    ルシフタへのビットパターンデータの転送を制御するゲ
    ート回路と、このゲート回路のゲートを前記一致検出手
    段からの一致検出信号に応動して所定の遅延タイミング
    を持って閉塞するゲート制御手段と、このゲート制御手
    段によるゲートの閉塞制御に同期して前記データ発生手
    段から前記ビットマップメモリへの書込みアドレスに予
    め設定された値を加算する加算手段と、前記一致検出手
    段からの一致検出信号に応動して前記データ発生手段に
    そのデータ発生手段からの書込み信号の時間幅を長くす
    るウエイト要求を供給するウエイト要求発生手段を設
    け、前記データ発生手段は前記ウエイト要求発生手段か
    らのウエイト要求に基づいて書込み信号の時間幅を長く
    することを特徴とするビットマップメモリ制御装置。
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