JPH05273789A - 電子写真用現像剤 - Google Patents
電子写真用現像剤Info
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- JPH05273789A JPH05273789A JP3064571A JP6457191A JPH05273789A JP H05273789 A JPH05273789 A JP H05273789A JP 3064571 A JP3064571 A JP 3064571A JP 6457191 A JP6457191 A JP 6457191A JP H05273789 A JPH05273789 A JP H05273789A
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- carrier
- toner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電コントラストの低い潜像を高濃度で現像
することができ、感光体へのキャリア付着のない電子写
真用現像剤を提供することにある。 【構成】 平均粒径が40μm 以上、粒径31μm 以下
の粒子の割合が25重量%以下であり、5000エルス
テッドの磁場中における保磁力が20エルステッドに調
整された分散型キャリアの表面に、体積抵抗が1012Ω
cm以下の導電性微粒子を添加し、トナーと混合使用する
電子写真用現像剤。
することができ、感光体へのキャリア付着のない電子写
真用現像剤を提供することにある。 【構成】 平均粒径が40μm 以上、粒径31μm 以下
の粒子の割合が25重量%以下であり、5000エルス
テッドの磁場中における保磁力が20エルステッドに調
整された分散型キャリアの表面に、体積抵抗が1012Ω
cm以下の導電性微粒子を添加し、トナーと混合使用する
電子写真用現像剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電記録
法、静電印刷法等において静電潜像を現像する二成分現
像剤に関する。
法、静電印刷法等において静電潜像を現像する二成分現
像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法は複写機あるいはプリンター
に広く多用化されているが、その中で感光体と現像剤の
特性の安定化は、これらの商品の信頼性を向上させる上
で最も重要な要素技術として多くの研究、開発が進めら
れてきた。その中でも感光体は低コスト、安定性等から
有機感光体が注目されてきたが、有機感光体は、高い電
位で帯電させると、感光体が破壊され易く、寿命が短く
なるという問題があった。
に広く多用化されているが、その中で感光体と現像剤の
特性の安定化は、これらの商品の信頼性を向上させる上
で最も重要な要素技術として多くの研究、開発が進めら
れてきた。その中でも感光体は低コスト、安定性等から
有機感光体が注目されてきたが、有機感光体は、高い電
位で帯電させると、感光体が破壊され易く、寿命が短く
なるという問題があった。
【0003】また、近年のオフィスの事務書類における
カラー化の進展とともに感光体の表面電位を多値化する
ことにより、2色以上のトナーを現像させる方式が用い
られるようになった。この様なシステムにおいては、感
光体の表面電位を分割して用いるために、従来より小さ
い静電コントラストで現像させることが必要となってい
る。
カラー化の進展とともに感光体の表面電位を多値化する
ことにより、2色以上のトナーを現像させる方式が用い
られるようになった。この様なシステムにおいては、感
光体の表面電位を分割して用いるために、従来より小さ
い静電コントラストで現像させることが必要となってい
る。
【0004】一方、現像方式においては、磁気ブラシ現
像が現在主流であり、キャリアーとトナーとから主とし
て構成される二成分現像剤が使用されるが、上記のよう
な感光体表面電位が低い場合や、静電コントラストが高
くとれない場合においては、これら二成分現像剤の中で
もバインダー樹脂と磁性粉微粒子を主成分とするバイン
ダー分散型キャリアを用いた現像剤を使用するのが効果
的である。即ち、バインダー分散型キャリアは、現像効
率が良いために低コントラスト電位下においても画像濃
度が高く、解像力の良好なコピー画像が得られるからで
ある。
像が現在主流であり、キャリアーとトナーとから主とし
て構成される二成分現像剤が使用されるが、上記のよう
な感光体表面電位が低い場合や、静電コントラストが高
くとれない場合においては、これら二成分現像剤の中で
もバインダー樹脂と磁性粉微粒子を主成分とするバイン
ダー分散型キャリアを用いた現像剤を使用するのが効果
的である。即ち、バインダー分散型キャリアは、現像効
率が良いために低コントラスト電位下においても画像濃
度が高く、解像力の良好なコピー画像が得られるからで
ある。
【0005】感光体の表面電位を多値化することによっ
て2色以上のトナーを現像させる方式においては、第2
現像器以降の現像スリーブ上の磁気ブラシの穂先が、そ
れ以前に現像された感光体上のトナー像を乱すという問
題があり、特にトナー像が低コントラスト電位下で現像
される場合には、トナーと感光体との静電的付着力が弱
いために、像が乱される度合が大きい。
て2色以上のトナーを現像させる方式においては、第2
現像器以降の現像スリーブ上の磁気ブラシの穂先が、そ
れ以前に現像された感光体上のトナー像を乱すという問
題があり、特にトナー像が低コントラスト電位下で現像
される場合には、トナーと感光体との静電的付着力が弱
いために、像が乱される度合が大きい。
【0006】しかし、この様な現像システムにおいて、
少なくとも第2現像以降の現像剤にバインダー分散型キ
ャリアを用いると、磁気ブラシの穂先が比較的柔らかい
ために、上記感光体上のトナー像乱れの防止に有効であ
ることが特開昭63−127260号公報に開示されて
いる。
少なくとも第2現像以降の現像剤にバインダー分散型キ
ャリアを用いると、磁気ブラシの穂先が比較的柔らかい
ために、上記感光体上のトナー像乱れの防止に有効であ
ることが特開昭63−127260号公報に開示されて
いる。
【0007】この様なバインダー分散型キャリアの欠点
は比較的磁力が弱く、粒径が小さい場合が多いために、
キャリアが現像スリーブ上に担持するのに必要な磁気的
吸引力よりも、感光体からキャリアに対して作用する静
電的吸引力の方が大きくなり、感光体上の画像部あるい
は非画像部にキャリアが付着する傾向があることがあ
る。
は比較的磁力が弱く、粒径が小さい場合が多いために、
キャリアが現像スリーブ上に担持するのに必要な磁気的
吸引力よりも、感光体からキャリアに対して作用する静
電的吸引力の方が大きくなり、感光体上の画像部あるい
は非画像部にキャリアが付着する傾向があることがあ
る。
【0008】バインダー分散型キャリアにおける上記の
問題を解決する方法としては、例えば粒径18〜70μ
m で体積抵抗108 〜1012cmΩのキャリアを高速現像
に使用するために、1000Oeの磁場における磁化を1
200ガウス以上に調整する方法(特開昭59−157
657号公報)、磁気力によるキャリアの凝集を防止す
るために、キャリアの保磁力を60〜250Oeに調整す
る方法(特開昭60−147750号公報)、キャリア
の平均粒径を小さくし、粒度分布を狭くしたシャープカ
ットされたキャリアを用い、かつ、保磁力を100Oe以
下に調整して現像能力の低下を防止する方法(特開平1
−223471号公報)、さらには、現像剤の流動性を
改善するために、トナー表面にアルミナ粒子を添加する
方法(特開昭62−129860号公報)、チタニア粒
子を同様に添加する方法(特開昭62−129861号
公報)などが提案されている。
問題を解決する方法としては、例えば粒径18〜70μ
m で体積抵抗108 〜1012cmΩのキャリアを高速現像
に使用するために、1000Oeの磁場における磁化を1
200ガウス以上に調整する方法(特開昭59−157
657号公報)、磁気力によるキャリアの凝集を防止す
るために、キャリアの保磁力を60〜250Oeに調整す
る方法(特開昭60−147750号公報)、キャリア
の平均粒径を小さくし、粒度分布を狭くしたシャープカ
ットされたキャリアを用い、かつ、保磁力を100Oe以
下に調整して現像能力の低下を防止する方法(特開平1
−223471号公報)、さらには、現像剤の流動性を
改善するために、トナー表面にアルミナ粒子を添加する
方法(特開昭62−129860号公報)、チタニア粒
子を同様に添加する方法(特開昭62−129861号
公報)などが提案されている。
【0009】一方、上記の現像方式のように、静電コン
トラストが高くとれないシステムにおいて二成分現像剤
を使用するためにはトナーとキャリアの付着力をある程
度弱めておくことが必要である。その理由は、静電コン
トラストに比例する静電的吸引力によって、トナーをキ
ャリアーからはがして静電像へ付着させねばならないこ
と、及び、トナーの電荷が高いと、少ないトナー量で静
電像の電荷が中和され、多くのトナーを付着できないこ
とからである。
トラストが高くとれないシステムにおいて二成分現像剤
を使用するためにはトナーとキャリアの付着力をある程
度弱めておくことが必要である。その理由は、静電コン
トラストに比例する静電的吸引力によって、トナーをキ
ャリアーからはがして静電像へ付着させねばならないこ
と、及び、トナーの電荷が高いと、少ないトナー量で静
電像の電荷が中和され、多くのトナーを付着できないこ
とからである。
【0010】しかし、トナーの電荷量を低くするには、
トナーのキャリアーに対する割合を増大させる必要があ
り、その結果トナー同士の摩擦帯電が発生し、キャリア
ーとの接触が不十分となるため、逆極性トナーが増大す
るという問題がある。また、現像剤の使用とともにキャ
リアー表面にトナーが付着して逆極性トナーが増大する
という問題もある。これらの逆極性トナーは、感光体背
景部へのトナー付着をもたらし、現像剤の長期間使用を
妨げる。
トナーのキャリアーに対する割合を増大させる必要があ
り、その結果トナー同士の摩擦帯電が発生し、キャリア
ーとの接触が不十分となるため、逆極性トナーが増大す
るという問題がある。また、現像剤の使用とともにキャ
リアー表面にトナーが付着して逆極性トナーが増大する
という問題もある。これらの逆極性トナーは、感光体背
景部へのトナー付着をもたらし、現像剤の長期間使用を
妨げる。
【0011】このことから、低い電荷量で常に安定し、
長時間使用しても逆極性トナーが増大しない現像剤が求
められてきた。特に、低コントラストの静電像の再現に
は、長期間にわたり安定した大きな電荷量のトナーを得
る必要があり、例えば特開昭62−129860号公
報、特開昭62−129861号公報、特開昭62−1
29866号公報ではトナー表面にある種の無機酸化物
を添加混合することによって、長期間安定な摩擦帯電性
を有するトナーを得ることが記載されている。
長時間使用しても逆極性トナーが増大しない現像剤が求
められてきた。特に、低コントラストの静電像の再現に
は、長期間にわたり安定した大きな電荷量のトナーを得
る必要があり、例えば特開昭62−129860号公
報、特開昭62−129861号公報、特開昭62−1
29866号公報ではトナー表面にある種の無機酸化物
を添加混合することによって、長期間安定な摩擦帯電性
を有するトナーを得ることが記載されている。
【0012】しかし、トナー表面にこれらの無機酸化物
を添加してもキャリアー表面の帯電列とトナー表面の帯
電列の差が大きい場合には、トナーの摩擦帯電量が大き
くなり、所望の低い電荷量のトナーを長期間安定して得
ることはできなかった。さらに、キャリアーとトナー間
の電荷交換性も悪くなり、帯電スピードが遅くなるた
め、トナーの追加に際し逆極性トナーが増大して、かぶ
りが生ずるという問題があった。
を添加してもキャリアー表面の帯電列とトナー表面の帯
電列の差が大きい場合には、トナーの摩擦帯電量が大き
くなり、所望の低い電荷量のトナーを長期間安定して得
ることはできなかった。さらに、キャリアーとトナー間
の電荷交換性も悪くなり、帯電スピードが遅くなるた
め、トナーの追加に際し逆極性トナーが増大して、かぶ
りが生ずるという問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解消し、静電コントラストが低くても高い濃度で現
像がなされ、かつ、感光体表面上へのキャリア付着を生
じない現像剤を提供しようとするものであり、さらに具
体的には電荷量が低く帯電分布が狭く、かつ長時間の使
用にわたっても安定であり、感光体上へ付着しやすい粒
径の含有量を減少させたキャリアとトナーよりなる現像
剤を提供しようとするものである。また、本発明の他の
目的は、感光体の表面電位を多値化することにより2色
以上のトナーを現像させる方式において、感光体上に現
像されたトナー像を、それ以降の現像器中の現像剤によ
る磁気ブラシによって乱すことのない現像剤を提供しよ
うとするものでる。
点を解消し、静電コントラストが低くても高い濃度で現
像がなされ、かつ、感光体表面上へのキャリア付着を生
じない現像剤を提供しようとするものであり、さらに具
体的には電荷量が低く帯電分布が狭く、かつ長時間の使
用にわたっても安定であり、感光体上へ付着しやすい粒
径の含有量を減少させたキャリアとトナーよりなる現像
剤を提供しようとするものである。また、本発明の他の
目的は、感光体の表面電位を多値化することにより2色
以上のトナーを現像させる方式において、感光体上に現
像されたトナー像を、それ以降の現像器中の現像剤によ
る磁気ブラシによって乱すことのない現像剤を提供しよ
うとするものでる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナーと、バ
インダー樹脂中に磁性微粒子を分散させたキャリアより
なる電子写真現像剤において、上記キャリアは平均粒径
が40μm 以上で、粒径31μm 以下の粒子の割合が2
5重量%以下であり、5000エルステッドの磁場中に
おける保磁力が20エルステッド以上であり、かつ、上
記キャリア表面には体積抵抗が1012Ωcm以下である導
電性微粒子が添加されていることを特徴とする電子写真
用現像剤である。
インダー樹脂中に磁性微粒子を分散させたキャリアより
なる電子写真現像剤において、上記キャリアは平均粒径
が40μm 以上で、粒径31μm 以下の粒子の割合が2
5重量%以下であり、5000エルステッドの磁場中に
おける保磁力が20エルステッド以上であり、かつ、上
記キャリア表面には体積抵抗が1012Ωcm以下である導
電性微粒子が添加されていることを特徴とする電子写真
用現像剤である。
【0015】本発明に用いるバインダー分散型キャリア
の製造法としては、結着樹脂と磁性粉を溶融混練し粉
砕、分級する方法あるいは結着樹脂と磁性粉を溶融混練
し噴霧冷却し造粒する方法等が挙げられる。
の製造法としては、結着樹脂と磁性粉を溶融混練し粉
砕、分級する方法あるいは結着樹脂と磁性粉を溶融混練
し噴霧冷却し造粒する方法等が挙げられる。
【0016】本発明において用いられるキャリアの結着
樹脂としては、一般の熱可塑性樹脂の全てが使用できる
が、具体的には、スチレン、クロルスチレン等のスチレ
ン類;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン
等のモノオレフィン;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル;
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα
−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステルビニルメチル
エーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテ
ル等のビニルエーテル;ビニルメチルケトン、ビニルヘ
キシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニル
ケトン類の単独重合体或いは共重合体を例示することが
でき、特に代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンを挙げることができる。更に、ポリエステル、ポ
リウレタン、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリアミ
ド、変性ロジン、パラフィン、ワックス類を挙げること
ができる。
樹脂としては、一般の熱可塑性樹脂の全てが使用できる
が、具体的には、スチレン、クロルスチレン等のスチレ
ン類;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン
等のモノオレフィン;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル;
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα
−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステルビニルメチル
エーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテ
ル等のビニルエーテル;ビニルメチルケトン、ビニルヘ
キシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニル
ケトン類の単独重合体或いは共重合体を例示することが
でき、特に代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンを挙げることができる。更に、ポリエステル、ポ
リウレタン、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリアミ
ド、変性ロジン、パラフィン、ワックス類を挙げること
ができる。
【0017】本発明の現像剤に用いるキャリアの重量平
均粒径は、40μm 以上でり、より望ましくは45μm
以上とするのが適当である。また、キャリアの粒径31
μm以下の微粉量は全キャリアの25重量%以下、より
望ましくは20重量%以下が適当である。
均粒径は、40μm 以上でり、より望ましくは45μm
以上とするのが適当である。また、キャリアの粒径31
μm以下の微粉量は全キャリアの25重量%以下、より
望ましくは20重量%以下が適当である。
【0018】さらに、本発明の現像剤に用いるキャリア
の保磁力は、5000エルステッドの磁場中において2
0エルステッド以上、より望ましくは30エルステッド
以上が適当である。
の保磁力は、5000エルステッドの磁場中において2
0エルステッド以上、より望ましくは30エルステッド
以上が適当である。
【0019】本発明のキャリアに使用される磁性粉は、
キャリアにおける上記保磁力の値を満足するものであれ
ば、どの様なものでも使用することができるが、具体的
には、四三酸化鉄、γ−三二酸化鉄、各種フェライト、
酸化クロム、各種金属粉末等が挙げられる。磁性粉の含
有量は、結着樹脂全量に対して通常30〜95重量%程
度であり、望ましくは45〜90重量%の配合が良好な
結果を与える。
キャリアにおける上記保磁力の値を満足するものであれ
ば、どの様なものでも使用することができるが、具体的
には、四三酸化鉄、γ−三二酸化鉄、各種フェライト、
酸化クロム、各種金属粉末等が挙げられる。磁性粉の含
有量は、結着樹脂全量に対して通常30〜95重量%程
度であり、望ましくは45〜90重量%の配合が良好な
結果を与える。
【0020】また、本発明の現像剤に用いるキャリアの
表面には導電性微粒子が添加される。導電性微粒子とし
てはカーボンブラックを用いることもできるが無機酸化
物微粒子が好ましい。該導電性無機酸化物としては、通
常の電子写真用トナーに帯電調整、粉体流動性調整の目
的で添加される無機微粉体を用いることができ、特に限
定されない。本発明に用いるこれら導電性無機酸化物粒
子は体積抵抗が1012Ωcm以下のものであり、より望ま
しくは1010Ωcm以下のものがよい。具体的には酸化チ
タン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウ
ム、酸化錫、酸化鉄等が挙げられる。粒径は1μm 以下
より望ましくは0.1μm 以下とするのが適当である。
なお、本発明に用いる導電性微粒子は、必要に応じ疎水
化、帯電調整等の目的で表面処理を施されていてもよ
い。
表面には導電性微粒子が添加される。導電性微粒子とし
てはカーボンブラックを用いることもできるが無機酸化
物微粒子が好ましい。該導電性無機酸化物としては、通
常の電子写真用トナーに帯電調整、粉体流動性調整の目
的で添加される無機微粉体を用いることができ、特に限
定されない。本発明に用いるこれら導電性無機酸化物粒
子は体積抵抗が1012Ωcm以下のものであり、より望ま
しくは1010Ωcm以下のものがよい。具体的には酸化チ
タン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化マグネシウ
ム、酸化錫、酸化鉄等が挙げられる。粒径は1μm 以下
より望ましくは0.1μm 以下とするのが適当である。
なお、本発明に用いる導電性微粒子は、必要に応じ疎水
化、帯電調整等の目的で表面処理を施されていてもよ
い。
【0021】本発明に用いる導電性微粒子のキャリアへ
の添加量は0.005〜10%、より望ましくは0.0
1〜5%とするのが適当である。導電性微粒子のキャリ
ア表面への添加方法は、通常に用いる混合装置であれば
何でもよく特に限定されない。具体的には、V型ブレン
ダー、セメントミキサー、ペイントシェーカー、ヘンシ
ェルミキサー、ニーダーコーター等が挙げられる。導電
性微粒子の添加は、現像剤作製時のトナー添加以前、も
しくはトナー添加と同時に行ってもよい。
の添加量は0.005〜10%、より望ましくは0.0
1〜5%とするのが適当である。導電性微粒子のキャリ
ア表面への添加方法は、通常に用いる混合装置であれば
何でもよく特に限定されない。具体的には、V型ブレン
ダー、セメントミキサー、ペイントシェーカー、ヘンシ
ェルミキサー、ニーダーコーター等が挙げられる。導電
性微粒子の添加は、現像剤作製時のトナー添加以前、も
しくはトナー添加と同時に行ってもよい。
【0022】本発明に用いられるトナーは、結着樹脂中
に着色剤を分散させた、通常の電子写真法で用いられて
いる、全ての帯電性トナーを使用することができ、特に
限定されない。
に着色剤を分散させた、通常の電子写真法で用いられて
いる、全ての帯電性トナーを使用することができ、特に
限定されない。
【0023】
【作用】一般に、キャリアの粒径を大きく、微粉を少な
く、磁力を大きくすれば、感光体へのキャリア付着(マ
イクロキャリアオーバー)を防止できるが、キャリアの
寿命を短かくし、解像力を低下したり、1パスnカラー
(1プロセス多色現像)においては前の像を乱すという
欠点があった。
く、磁力を大きくすれば、感光体へのキャリア付着(マ
イクロキャリアオーバー)を防止できるが、キャリアの
寿命を短かくし、解像力を低下したり、1パスnカラー
(1プロセス多色現像)においては前の像を乱すという
欠点があった。
【0024】本発明は、バインダー分散型キャリアの表
面に導電性微粒子を添加することにより、キャリアの全
帯電量の過度の上昇を抑制することができ、特に、低温
低湿下における全帯電量の上昇を抑えることができるの
で環境安定性に優れ、キャリアの粒径と磁力を大幅に増
大しなくても感光体へのキャリア付着を防止することが
できるのでキャリアの長寿命化と画質の向上を同時に可
能にした。
面に導電性微粒子を添加することにより、キャリアの全
帯電量の過度の上昇を抑制することができ、特に、低温
低湿下における全帯電量の上昇を抑えることができるの
で環境安定性に優れ、キャリアの粒径と磁力を大幅に増
大しなくても感光体へのキャリア付着を防止することが
できるのでキャリアの長寿命化と画質の向上を同時に可
能にした。
【0025】また、上記キャリア表面の導電性微粒子が
低電気抵抗であるため、過度なトナー帯電が抑制され、
接触領域の帯電電荷が無接触のキャリア表面に移動し易
く、電荷交換性、帯電スピードの向上に寄与し、キャリ
ア表面にトナー等が多少付着しても帯電量の著しい低下
を招くこともないので、静電コントラストが低い場合で
も長時間安定して高い濃度の現像を可能にする。
低電気抵抗であるため、過度なトナー帯電が抑制され、
接触領域の帯電電荷が無接触のキャリア表面に移動し易
く、電荷交換性、帯電スピードの向上に寄与し、キャリ
ア表面にトナー等が多少付着しても帯電量の著しい低下
を招くこともないので、静電コントラストが低い場合で
も長時間安定して高い濃度の現像を可能にする。
【0026】本発明のキャリアにおいて、平均粒径を4
0μm 以上、粒径31μm 以下の微粉量を25重量%以
下とし、5000エルステッドの磁場中における保磁力
を20エルステッド以上に調整し、かつ、キャリア表面
に添加する導電性微粒子の体積抵抗を1012Ωcm以下
にすることにより、感光体表面へのキャリア付着を著し
く低減させることができた。また、静電コントラストが
低い場合でも、長時間安定して高い濃度の現像が可能と
なった。
0μm 以上、粒径31μm 以下の微粉量を25重量%以
下とし、5000エルステッドの磁場中における保磁力
を20エルステッド以上に調整し、かつ、キャリア表面
に添加する導電性微粒子の体積抵抗を1012Ωcm以下
にすることにより、感光体表面へのキャリア付着を著し
く低減させることができた。また、静電コントラストが
低い場合でも、長時間安定して高い濃度の現像が可能と
なった。
【0027】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
具体的に説明する。しかしながら、本発明はこれら実施
例により何ら限定されるものではない。 (実施例1) スチレン/n−ブチルメタクリレート共重合体 30部 磁性粉(MG−Z、三井金属社製) 70部 を加圧ニーダーにより混練し、ジェットミルにより粉
砕、風力分級機により分級し、平均粒径48μm 、粒径
31μm 以下の割合が15重量%、5000エルステッ
ドの磁場中における保磁力が45エルステッドの分散型
キャリアを得た。このキャリア100部に対し、二酸化
チタン微粉末(P−25、チタン工業社製:106 Ωc
m)0.2部をVブレンダーを用いて添加した。 スチレン/n−ブチルメタクリレート共重合体 84部 ポリプロピレンワックス(660P、三洋化成社製) 5部 カーボンブラック(R330、キャボット社製) 8部 電荷制御剤(ボントロンN−04、オリエント化学社製) 3部 を混練、粉砕、分級することにより平均粒径11μのト
ナーを得た。このトナー100部に対し、シリカ微粒子
(R972、日本アエロジル社製)0.5部をヘンシェ
ルミキサーを用いて混合した。上記のキャリア及びトナ
ーを、トナー濃度が8重量%となる割合で混合し、現像
剤とした。
具体的に説明する。しかしながら、本発明はこれら実施
例により何ら限定されるものではない。 (実施例1) スチレン/n−ブチルメタクリレート共重合体 30部 磁性粉(MG−Z、三井金属社製) 70部 を加圧ニーダーにより混練し、ジェットミルにより粉
砕、風力分級機により分級し、平均粒径48μm 、粒径
31μm 以下の割合が15重量%、5000エルステッ
ドの磁場中における保磁力が45エルステッドの分散型
キャリアを得た。このキャリア100部に対し、二酸化
チタン微粉末(P−25、チタン工業社製:106 Ωc
m)0.2部をVブレンダーを用いて添加した。 スチレン/n−ブチルメタクリレート共重合体 84部 ポリプロピレンワックス(660P、三洋化成社製) 5部 カーボンブラック(R330、キャボット社製) 8部 電荷制御剤(ボントロンN−04、オリエント化学社製) 3部 を混練、粉砕、分級することにより平均粒径11μのト
ナーを得た。このトナー100部に対し、シリカ微粒子
(R972、日本アエロジル社製)0.5部をヘンシェ
ルミキサーを用いて混合した。上記のキャリア及びトナ
ーを、トナー濃度が8重量%となる割合で混合し、現像
剤とした。
【0028】(実施例2) スチレン/n−ブチルメタクリレート共重合体 30部 磁性粉(MG−Z、三井金属社製) 70部 を加圧ニーダーにより混練し、ジェットミルにより粉
砕、風力分級機により分級し、平均粒径46μm 、粒径
31μm 以下の割合が21重量%、5000エルステッ
ドの磁場中における保磁力が45エルステッドの分散型
キャリアを得た。このキャリア100部に対し、二酸化
チタン微粉末(P−25、チタン工業社製)0.2部を
Vブレンダーを用いて添加した。このキャリアを用い、
実施例1と同様の操作によって現像剤を調整した。
砕、風力分級機により分級し、平均粒径46μm 、粒径
31μm 以下の割合が21重量%、5000エルステッ
ドの磁場中における保磁力が45エルステッドの分散型
キャリアを得た。このキャリア100部に対し、二酸化
チタン微粉末(P−25、チタン工業社製)0.2部を
Vブレンダーを用いて添加した。このキャリアを用い、
実施例1と同様の操作によって現像剤を調整した。
【0029】(実施例3) ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物−テレフタル酸 共重合ポリエステル 20部 磁性粉(EPT1000、戸田工業社製) 80部 を加圧ニーダーにより混練し、ジェットミルにより粉
砕、風力分級機により分級し、平均粒径43μm 、粒径
31μm 以下の割合が24重量%、5000エルステッ
ドの磁場中における保磁力が110エルステッドの分散
型キャリアを得た。このキャリア100部に対し、二酸
化チタン微粉末(P−25、チタン工業社製)0.2部
をVブレンダーを用いて添加した。本キャリアを用い、
実施例1と同様の操作によって現像剤を調整した。
砕、風力分級機により分級し、平均粒径43μm 、粒径
31μm 以下の割合が24重量%、5000エルステッ
ドの磁場中における保磁力が110エルステッドの分散
型キャリアを得た。このキャリア100部に対し、二酸
化チタン微粉末(P−25、チタン工業社製)0.2部
をVブレンダーを用いて添加した。本キャリアを用い、
実施例1と同様の操作によって現像剤を調整した。
【0030】(比較例1)実施例1において、ジェット
ミルによる粉砕および風力分級機による分級条件の調整
により、キャリアの平均粒径を38μm 、粒径31μm
以下の割合を28重量%とした以外は実施例1と同様の
操作によって現像剤を調整した。
ミルによる粉砕および風力分級機による分級条件の調整
により、キャリアの平均粒径を38μm 、粒径31μm
以下の割合を28重量%とした以外は実施例1と同様の
操作によって現像剤を調整した。
【0031】(比較例2)実施例1において、磁性粉に
粒径0.5〜1μm のフェライト粉を用い、同様の操作
によって平均粒径45μm 、粒径31μm 以下の割合が
20%、5000エルステッドの磁場中における保磁力
が18エルステッドのキャリアを作製した。以下実施例
1と同様の操作により現像剤を調整した。
粒径0.5〜1μm のフェライト粉を用い、同様の操作
によって平均粒径45μm 、粒径31μm 以下の割合が
20%、5000エルステッドの磁場中における保磁力
が18エルステッドのキャリアを作製した。以下実施例
1と同様の操作により現像剤を調整した。
【0032】(比較例3)実施例1において、キャリア
に二酸化チタン微粉末を添加を省略した以外は実施例1
と同様の組成、操作により現像剤を調整した。
に二酸化チタン微粉末を添加を省略した以外は実施例1
と同様の組成、操作により現像剤を調整した。
【0033】(実機テスト)上記現像剤を次の画像形成
システムを用いて評価した。本システムは低電位部、中
電位部、高電位部の3値の電位部を有する静電潜像の前
記中電位部を背景部電位とした時の低電位部及び高電位
部をそれぞれ異なる色のトナーで重ね現像し、一度に被
複写体上に転写する2色画像形成システムを用いた。本
発明の現像剤はトナーの極性にかかわらず効果がある
が、本実施例では正帯電黒色トナーとの組合せで用い、
前記システムのパラメータを以下の様に設定した。
システムを用いて評価した。本システムは低電位部、中
電位部、高電位部の3値の電位部を有する静電潜像の前
記中電位部を背景部電位とした時の低電位部及び高電位
部をそれぞれ異なる色のトナーで重ね現像し、一度に被
複写体上に転写する2色画像形成システムを用いた。本
発明の現像剤はトナーの極性にかかわらず効果がある
が、本実施例では正帯電黒色トナーとの組合せで用い、
前記システムのパラメータを以下の様に設定した。
【0034】感光体ドラムとして、外径84mmのレーザ
ープリンター用OPCドラムを用い、帯電器によって−
800Vに一様に帯電させた。次いで、発信波長780
nmの半導体レーザー書込み装置を用いて反転露光(画像
部露光)を行い、露光部−100V、非露光部−800
Vの表面電位を有する静電潜像を形成させ、現像バイア
ス−650Vの下で、負帯電赤色トナー(富士ゼロック
ス社製)を用いて現像を行った。続いて、露光ランプに
より正規露光(非画像部露光)を行い、非露光部−70
0V、露光部−50Vの表面電位を有する静電潜像を形
成させ、実施例1〜3及び比較例1の現像剤によって、
正帯電黒色トナーを用いた現像を行った。この時の現像
バイアスは−400Vであり、静電コントラストは30
0Vであった。上記のプロセスにより画質評価を行った
ところ、表1に示す結果が得られた。
ープリンター用OPCドラムを用い、帯電器によって−
800Vに一様に帯電させた。次いで、発信波長780
nmの半導体レーザー書込み装置を用いて反転露光(画像
部露光)を行い、露光部−100V、非露光部−800
Vの表面電位を有する静電潜像を形成させ、現像バイア
ス−650Vの下で、負帯電赤色トナー(富士ゼロック
ス社製)を用いて現像を行った。続いて、露光ランプに
より正規露光(非画像部露光)を行い、非露光部−70
0V、露光部−50Vの表面電位を有する静電潜像を形
成させ、実施例1〜3及び比較例1の現像剤によって、
正帯電黒色トナーを用いた現像を行った。この時の現像
バイアスは−400Vであり、静電コントラストは30
0Vであった。上記のプロセスにより画質評価を行った
ところ、表1に示す結果が得られた。
【0035】
【表1】
【0036】すなわち、実施例1〜3のように平均粒径
を比較的大きく微粉量を少なくし、かつ保磁力を高め、
さらに表面に導電性無機酸化物を添加したキャリア及び
トナーよりなる現像剤においては、感光体表面上へのキ
ャリア付着がなく10万枚コピー後でも低い帯電量を安
定して維持しており、300Vという低静電コントラス
トの潜像でも効率よく現像でき、又濃度低下やかぶりの
ない、長寿命の優れた現像剤性能が示されている。なお
実施例の現像剤での適用として他の静電コントラストで
も実験を行ったが、500V以下でも十分活用が可能で
あった。
を比較的大きく微粉量を少なくし、かつ保磁力を高め、
さらに表面に導電性無機酸化物を添加したキャリア及び
トナーよりなる現像剤においては、感光体表面上へのキ
ャリア付着がなく10万枚コピー後でも低い帯電量を安
定して維持しており、300Vという低静電コントラス
トの潜像でも効率よく現像でき、又濃度低下やかぶりの
ない、長寿命の優れた現像剤性能が示されている。なお
実施例の現像剤での適用として他の静電コントラストで
も実験を行ったが、500V以下でも十分活用が可能で
あった。
【0037】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、感光体表面上へのキャリア付着がなく、かつ初期
段階での過度のトナー帯電を抑制することができ、電荷
交換性、帯電スピードを維持することができる。その結
果、帯電分布が狭く低帯電でも安定した帯電量を維持で
き、低静電コントラストの潜像で効率よく現像でき、コ
ピー画像部あるいは非画像部にキャリア像を生ぜず、か
つ長寿命の現像剤及び感光体を提供することができる。
特に、本発明の現像剤は静電コントラストが低い場合、
例えば500V以下において現像を可能とするという効
果を有し、像乱れのない多色システム等への応用に適し
たものである。
より、感光体表面上へのキャリア付着がなく、かつ初期
段階での過度のトナー帯電を抑制することができ、電荷
交換性、帯電スピードを維持することができる。その結
果、帯電分布が狭く低帯電でも安定した帯電量を維持で
き、低静電コントラストの潜像で効率よく現像でき、コ
ピー画像部あるいは非画像部にキャリア像を生ぜず、か
つ長寿命の現像剤及び感光体を提供することができる。
特に、本発明の現像剤は静電コントラストが低い場合、
例えば500V以下において現像を可能とするという効
果を有し、像乱れのない多色システム等への応用に適し
たものである。
フロントページの続き (72)発明者 鳥越 哲 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社竹松事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】 トナーと、バインダー樹脂中に磁性微粒
子を分散させたキャリアよりなる電子写真現像剤におい
て、上記キャリアは平均粒径が40μm 以上で、粒径3
1μm 以下の粒子の割合が25重量%以下であり、50
00エルステッドの磁場中における保磁力が20エルス
テッド以上であり、かつ、上記キャリア表面には体積抵
抗が1012Ωcm以下である導電性微粒子が添加されてい
ることを特徴とする電子写真用現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03064571A JP3120460B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 電子写真用現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03064571A JP3120460B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 電子写真用現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05273789A true JPH05273789A (ja) | 1993-10-22 |
JP3120460B2 JP3120460B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=13262049
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0708379A2 (en) | 1994-10-05 | 1996-04-24 | Toda Kogyo Corp. | Magnetic carrier for electrophotography |
US5834152A (en) * | 1995-03-17 | 1998-11-10 | Minolta,Co., Ltd. | Carrier and developer for electrophotographic latent image development, and image forming method using same |
US6500595B1 (en) | 1999-10-20 | 2002-12-31 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier for electrophotographic developer, method for manufacturing the carrier, and coating liquid for the method |
US6904244B2 (en) | 2001-11-26 | 2005-06-07 | Ricoh Company, Ltd | Developing device for suppressing variations in bulk density of developer, and an image forming apparatus including the developing device |
US7020421B2 (en) | 2002-12-27 | 2006-03-28 | Ricoh Company, Ltd. | Magnetic carrier, two-component developer, development method, development device and image forming apparatus of electrophotography |
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US7384719B2 (en) | 2004-03-02 | 2008-06-10 | Ricoh Company Ltd. | Carrier, developer including the carrier, and image forming apparatus using the developer |
EP1965261A2 (en) | 2007-03-02 | 2008-09-03 | Ricoh Company, Ltd. | Toner for developing electrostatic image, method for producing the toner, image forming method, image forming apparatus and process cartridge using the toner |
US7527908B2 (en) | 2005-04-06 | 2009-05-05 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developer, developer container, image forming method and process cartridge |
US7553598B2 (en) | 2005-03-18 | 2009-06-30 | Ricoh Company, Limited | Electrophotographic carrier, developer, developer container, process cartridge, image forming apparatus and image forming method |
EP2090934A1 (en) | 2008-02-13 | 2009-08-19 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, two-component developer containing carrier and toner, and image forming method |
US7592116B2 (en) | 2004-11-12 | 2009-09-22 | Ricoh Company, Ltd. | Indium-containing carrier for electrophotography, developer using the same, and developer container |
US8026032B2 (en) | 2006-10-20 | 2011-09-27 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, supplemental developer, developer in image developer, developer feeding apparatus, image forming apparatus and process cartridge |
US8086143B2 (en) | 2007-09-13 | 2011-12-27 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus for use with carrier including a core and cover layer |
US8213833B2 (en) | 2007-01-15 | 2012-07-03 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, process cartridge, image forming method and developer for electrophotography |
US8247149B2 (en) | 2007-12-03 | 2012-08-21 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic developer carrier, electrophotographic developer, image forming method, process cartridge and image forming apparatus |
US8247150B2 (en) | 2008-09-17 | 2012-08-21 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier for developing electrostatic latent image, two-component developer, supplemental developer, process cartridge, and image forming method |
US8512929B2 (en) | 2009-09-14 | 2013-08-20 | Ricoh Company, Ltd. | Latent electrostatic image developing carrier, two-component developer and image forming method |
US10025214B2 (en) | 2015-12-28 | 2018-07-17 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developing agent, image forming apparatus, image forming method, replenishment toner, and process cartridge |
US10444651B2 (en) | 2017-03-17 | 2019-10-15 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developer, supplemental developer, image forming apparatus, image forming method, and process cartridge |
WO2021094957A1 (en) | 2019-11-15 | 2021-05-20 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier for forming electrophotographic image, developer for forming electrophotographic image, electrophotographic image forming method, electrophotographic image forming apparatus, and process cartridge |
US11106150B2 (en) | 2018-11-22 | 2021-08-31 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developer, method, and apparatus for forming electrophotographic image, and process cartridge |
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JP4246121B2 (ja) | 2004-07-29 | 2009-04-02 | 株式会社リコー | 静電潜像現像用カラーキャリア及び現像剤 |
JP2010092032A (ja) | 2008-09-11 | 2010-04-22 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用キャリア及び二成分現像剤 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP03064571A patent/JP3120460B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7020421B2 (en) | 2002-12-27 | 2006-03-28 | Ricoh Company, Ltd. | Magnetic carrier, two-component developer, development method, development device and image forming apparatus of electrophotography |
US7474867B2 (en) | 2002-12-27 | 2009-01-06 | Ricoh Company, Ltd. | Magnetic carrier, two-component developer, development method, development device and image forming apparatus of electrophotography |
US7226713B2 (en) | 2003-01-31 | 2007-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developer including the carrier and image forming apparatus using the developer |
US7272347B2 (en) | 2003-01-31 | 2007-09-18 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developer including the carrier, and image forming apparatus using the developer |
US7384719B2 (en) | 2004-03-02 | 2008-06-10 | Ricoh Company Ltd. | Carrier, developer including the carrier, and image forming apparatus using the developer |
US7592116B2 (en) | 2004-11-12 | 2009-09-22 | Ricoh Company, Ltd. | Indium-containing carrier for electrophotography, developer using the same, and developer container |
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EP1965261A2 (en) | 2007-03-02 | 2008-09-03 | Ricoh Company, Ltd. | Toner for developing electrostatic image, method for producing the toner, image forming method, image forming apparatus and process cartridge using the toner |
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US8247150B2 (en) | 2008-09-17 | 2012-08-21 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier for developing electrostatic latent image, two-component developer, supplemental developer, process cartridge, and image forming method |
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US10025214B2 (en) | 2015-12-28 | 2018-07-17 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developing agent, image forming apparatus, image forming method, replenishment toner, and process cartridge |
US10444651B2 (en) | 2017-03-17 | 2019-10-15 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developer, supplemental developer, image forming apparatus, image forming method, and process cartridge |
US11106150B2 (en) | 2018-11-22 | 2021-08-31 | Ricoh Company, Ltd. | Carrier, developer, method, and apparatus for forming electrophotographic image, and process cartridge |
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