JPH0527227Y2 - - Google Patents

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JPH0527227Y2
JPH0527227Y2 JP1987029366U JP2936687U JPH0527227Y2 JP H0527227 Y2 JPH0527227 Y2 JP H0527227Y2 JP 1987029366 U JP1987029366 U JP 1987029366U JP 2936687 U JP2936687 U JP 2936687U JP H0527227 Y2 JPH0527227 Y2 JP H0527227Y2
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hinge
locking member
holder
pair
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トランスフア装置等のグリツパレー
ル上において使用されるワーククランプ用ジヨー
に関する。
(従来の技術) 従来、トランスフア装置等に使用されているワ
ーククランプ用ジヨーはシリンダと該シリンダに
駆動されるヒンジアーム部とが一体構造に組立て
られており、ワークを挟持し、所定位置に搬送す
るように設けられている。ヒンジアーム先端のワ
ーク保持部(以下フインガーと云う。)は搬送す
る部材の形状、外形等によつて専用フインガーに
交換して確実にワークを挟持する必要がある。こ
のような装置において、一対のフイードバーにそ
れぞれ対向してフインガーを取付けたものに、実
開昭56−12527号公報、実開昭55−111641号公報、
実開昭59−49430号公報、実開昭59−49431号公
報、実開昭59−77523号公報等に開示されている。
これらフインガーはワークを保持するための微妙
な調整はほとんどないが、ワークを挟持する場合
には、相互のフインガーの位置が重要になつてく
る。このワークを挟持するワーククランプ用ジヨ
ーにおいては、専用フインガーに交換する場合、
第7図に示す装置によつてこれを行つている。以
下、これについて説明する。
油圧シリンダ21は、グリツパレール22上に
取付けボルト23で固定したブラケツト24に取
付けられている。ブラケツト24にはフレーム2
5が一体に取付けられ、フレーム25にはヒンジ
ピン26を介して一対のヒンジアーム27が取付
けられている。油圧シリンダ21のロツド28の
先端にはスライドプレート29が取付けられてお
り、スライドプレート29の傾斜面にヒンジアー
ム27の後端に取付けたヒンジローラ30を当接
する。またヒンジアーム27の前端にはタツチス
イツイ31を有するフインガー部32を保持用ボ
ルト33で取付けている。以上のように構成され
た装置において、フインガー部32を交換するに
は、保持用ボルト33を緩めて別のフインガー部
32を交換するのであるが、別のフインガー部3
2の取付けに際しては、その上、下部の位置決め
が必要となる。この取替作業は煩雑で時間を要
し、また時間短縮のため、位置決め作業を別に終
了させておこうとすると、ジヨーユニツトが2セ
ツト以上必要となる。またボルト取付作業をカプ
ラー等嵌込式にしようとすると、機械全体が重い
ため取付け構造に無理がかかり、構造設計からや
りなおすには多大の費用がかかる。
結局、ワーク挟持のための専用フインガーを取
替えるためには、取替え時のフインガー部32の
上、下部の位置決めの煩らわしさから、ジヨーユ
ニツト毎ボルト締め作業によつて交換をしてお
り、そのため、フインガー部とシリンダ駆動部と
は一体にして備品として保管している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した取替え方法もジヨーユ
ニツト毎に取替えるため、フインガー部の位置決
め作業は軽減されるものの、全体の重量は重く取
替え作業は重労働である。このため、より簡便な
取替作業のできる装置が望まれていた。
本考案は、以上のことを鑑みて、手動で簡単に
取替えができ、しかも取替えのための工具も不必
要なワンタツチで行えるワーククランプ用ジヨー
を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、先端にフ
インガーを備えてなる一対のヒンジアームの後端
をヒンジ作動部の作用面に当接させ、該作用面の
変位により前記一対のヒンジアームを開閉動作さ
せ、かつ前記フインガーに設けたタツチスイツチ
によりワーク把持の有無を検知するようにしたワ
ーククランプ用ジヨーにおいて、前記ヒンジ作動
部を支持するブラケツトに貫通孔を有するホルダ
ーを設け、前記一対のヒンジアームを、前記ホル
ダーの貫通孔に嵌入可能なボスを備えたフレーム
に支持させてクランパを構成し、前記ホルダーに
付勢手段によりその貫通孔内に進出する係止部材
と該係止部材を操作可能な操作棹とを配設し、前
記ボスに前記係止部材に係合可能な溝を設けると
共に、該ボスの先端に前記係止部材を後退させる
テーパ部を形成し、さらに前記ボスに前記タツチ
スイツチに接続された接点プレートを設けると共
に、前記ホルダーに該接点プレートに接触可能に
接点部を設けたことを特徴とする。
一対のヒンジアームの後端が当接するヒンジ作
動部の作用面は一対のヒンジアーム後端の間に位
置する一対のテーパ面によつて形成されている。
(作用) 本考案は上記のように構成したので、クランパ
を交換するだけでワーク専用のフインガーを段取
り替えできるので、交換部分の軽量化が可能にな
つて労働負担は軽減される。しかも、クランパの
ボスをホルダーの貫通孔に嵌入するだけでワンタ
ツチでその交換を行うことができると共に、この
交換と同時にタツチスイツチが電気的に導通さ
れ、段取り替えの作業性が著しく向上する。
(実施例) 本考案の実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。この実施例はトランスフアのジヨーを採
用した場合を示す。
第1図乃至第6図において、1はジヨー本体で
あり、ジヨー本体1は、概略グリツパシリンダ2
とスライドプレート3とホルダー4とからなつて
いる。グリツパシリンダ2はグリツパレール5上
に固定されたブラケツト6に取付けられており、
ブラケツト6の上部には係合手段を有するホルダ
ー4が設けられている。グリツパシリンダ2のロ
ツド7にヒンジ作動部であるスライドプレート3
が取付けられ、ブラケツト6に一体に取付けたガ
イドプレート8にガイドされている。係合手段は
貫通孔4a内に設けた、貫通孔4aと直交する方
向にボス固定板(係止部材)19を移動自在に設
け、かつ常時一方向たとえば上方向にばね付勢し
て構成する(第5,6図)。
第2図に示すようにジヨー本体1に着脱自在に
取付けられるクランパ9は、概略、一対のヒンジ
アーム10,10とワークを挟持する一対のフイ
ンガー11,11と取付け用ボスであるボス12
からなる。一対のヒンジアーム10,10は、ヒ
ンジピン13,13によつてフレーム14に回動
自在に取付けられ、先端にタツチスイツチ15を
備えたフインガー11,11を設け、後端にはヒ
ンジローラ16,16が設けられている。ボス1
2はその端部に環状凹部12aを有し、フレーム
14の上部に設けられている。
ボス12とホルダー4とには第4図に示すよう
に、それぞれタツチスイツチ15用の接点プレー
ト17、接点部18が取付けられており、両者を
嵌合時に導通となるように設けられている。ジヨ
ー本体1にクランパ9を取付けるには、クランパ
9のボス12をホルダー4の貫通孔4aに挿入す
ると共にヒンジアーム10,10の後端のヒンジ
ローラ16,16をグリツパシリンダ2のスライ
ドプレート3に当接するように押し込む。押し込
むことによりボス12の先端のテーパ部12b
(第5図)はボス固定板19をばね付勢に抗して
押下げて移動し、ついにはボス12の凹部12a
にボス固定板19が係合し、ばね力により、ボス
12を抜けないように保持する。この状態でヒン
ジアーム10,10はスライドプレート3の所定
位置に整合される。ボス12を抜くときには、ボ
ス固定板19に固定された操作桿20によりボス
固定板19を下方に押下げて凹部12aと離脱さ
せる。
そして、外部よりグリツパシリンダ2を作動さ
せると、スライドプレート3のテーパ面3a,3
aに沿つてヒンジローラ16,16が摺動し、ヒ
ンジアーム10,10すなわちフインガー11,
11が開閉する。スインガー11,11が板部材
等を挟持すると、タツチスイツチ15がオンとな
り、その指示信号が伝達され、プレス機械等を制
御する。
クランパ9を取外すときは、ボス12の接合部
を緩めて全体を引き抜くだけでよく、他の専用フ
インガーとの交換も容易にできる。またタツチス
イツチの配線も兼ねて同時に組立てられるので取
替作業が簡単である。
この実施例ではトランスフアに使用するジヨー
について説明したが、ワークをクランプするため
のジヨーに広く使用できることは勿論のことであ
る。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されるものであるか
ら、クランパを交換するだけでワーク専用のフイ
ンガーを段取り替えできるので、交換部分の軽量
化が可能になつて労働負担は軽減される。しか
も、ワンタツチでクランパの交換を行うことがで
きると共に、この交換と同時にタツチスイツチが
電気的に導通されるので、段取り替えの作業性が
著しく向上する。さらにクランパを備品にするこ
とで、ヒンジ作動部全体を保管することもなく保
守の容易さ、及び費用の低減がなされた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例でジヨー本体を示す
側面図、第2図は本考案の一実施例でクランパを
示す側面図、第3図はジヨー本体とクランパとが
一体になつたところのクランパジヨーを示す側面
図、第4図は第3図のボス係合部の矢視図、第
5図はボス係合部の嵌合部を示す断面図、第6図
は第5図の−′矢視図、第7図は従来のクラ
ンパジヨーである。 1……ジヨー本体、3……スライドプレート
(ヒンジ作動部)、3a……テーパ面(作用面)、
4……ホルダー、9……クランパ、10……ヒン
ジアーム、11……フインガー、12……ボス
(取付用ボス)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端にフインガーを備えてなる一対のヒンジア
    ームの後端をヒンジ作動部の作用面に当接させ、
    該作用面の変位により前記一対のヒンジアームを
    開閉動作させ、かつ前記フインガーに設けたタツ
    チスイツチによりワーク把持の有無を検知するよ
    うにしたワーククランプ用ジヨーにおいて、前記
    ヒンジ作動部を支持するブラケツトに貫通孔を有
    するホルダーを設け、前記一対のヒンジアーム
    を、前記ホルダーの貫通孔に嵌入可能なボスを備
    えたフレームに支持させてクランパを構成し、前
    記ホルダーに付勢手段によりその貫通孔内に進出
    する係止部材と該係止部材を操作可能な操作棹と
    を配設し、前記ボスに前記係止部材に係合可能な
    溝を設けると共に、該ボスの先端に前記係止部材
    の先端に係合可能なテーパ部を形成し、さらに前
    記ボスに前記タツチスイツチに接続された接点プ
    レートを設けると共に、前記ホルダーに該接点プ
    レートに接触可能に接点部を設けたことを特徴と
    するワーククランプ用ジヨー。
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JPS63138931U JPS63138931U (ja) 1988-09-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2585678B2 (ja) * 1988-01-26 1997-02-26 株式会社アマダメトレックス 板材加工機における板材クランプ装置
JP2507916Y2 (ja) * 1990-03-30 1996-08-21 株式会社小松製作所 金型上部へのフィンガの収納構造

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JPS5935308U (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 日本精機株式会社 茸類等の袋捩込包装装置
JPS609200A (ja) * 1983-06-29 1985-01-18 株式会社日立製作所 電子部品插入装置

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