JP2585678B2 - 板材加工機における板材クランプ装置 - Google Patents
板材加工機における板材クランプ装置Info
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- JP2585678B2 JP2585678B2 JP63013683A JP1368388A JP2585678B2 JP 2585678 B2 JP2585678 B2 JP 2585678B2 JP 63013683 A JP63013683 A JP 63013683A JP 1368388 A JP1368388 A JP 1368388A JP 2585678 B2 JP2585678 B2 JP 2585678B2
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- JP
- Japan
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- plate material
- plate
- processing machine
- clamping device
- clamp member
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D43/00—Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
- B21D43/02—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
- B21D43/025—Fault detection, e.g. misfeed detection
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は板材を板材クランプ装置によってクランプ
し、板材を高速で移動した際に板材が板材クランプ装置
からはずれているかどうかを判断できるようにした例え
ばタレットパンチプレスなどの板材加工機における板材
クランプ装置に関する。
し、板材を高速で移動した際に板材が板材クランプ装置
からはずれているかどうかを判断できるようにした例え
ばタレットパンチプレスなどの板材加工機における板材
クランプ装置に関する。
(従来の技術) 従来、タレットパンチプレスのごとき板材加工機にお
いては、板材に板材加工を施すために、板材をクランプ
する板材クランプ装置が使用されている。その板材クラ
ンプ装置は安全対策としてプレッシャスイッチによって
クランプの作動を検出している。
いては、板材に板材加工を施すために、板材をクランプ
する板材クランプ装置が使用されている。その板材クラ
ンプ装置は安全対策としてプレッシャスイッチによって
クランプの作動を検出している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前述した従来のタレットパンチプレスのご
とき板材加工機においては、板材を板材クランプ装置で
クランプした状態で、板材クランプ装置を高速で移動す
る場合、板材加工中に板材が板材クランプ装置からはず
れてしまう場合がある。このように、板材が板材クラン
プ装置からはずれてしまっても板材加工機の制御装置側
は、その現象を検出することができず板材クランプ装置
はそのまま高速で移動し続け、板材をはね飛ばしてしま
うのである。したがって、板材加工中に板材が板材クラ
ンプ装置からはずれてしまった場合、板材加工機の周辺
に作業者がいたとすると、かなり大きな人身事故になり
かねないという問題がある。
とき板材加工機においては、板材を板材クランプ装置で
クランプした状態で、板材クランプ装置を高速で移動す
る場合、板材加工中に板材が板材クランプ装置からはず
れてしまう場合がある。このように、板材が板材クラン
プ装置からはずれてしまっても板材加工機の制御装置側
は、その現象を検出することができず板材クランプ装置
はそのまま高速で移動し続け、板材をはね飛ばしてしま
うのである。したがって、板材加工中に板材が板材クラ
ンプ装置からはずれてしまった場合、板材加工機の周辺
に作業者がいたとすると、かなり大きな人身事故になり
かねないという問題がある。
さらに、今後板材加工機は益々高速化になっていくの
で、このような事故の可能性も高まるばかりである。
で、このような事故の可能性も高まるばかりである。
この発明は上記課題を改善するため、板材が板材クラ
ンプ装置からはずれた場合に、板材加工機自体を停止す
るようにした板材加工機と、板材が板材クランプ装置か
らはずれたかどうかを検出するセンサを有した板材クラ
ンプ装置を提供することにある。
ンプ装置からはずれた場合に、板材加工機自体を停止す
るようにした板材加工機と、板材が板材クランプ装置か
らはずれたかどうかを検出するセンサを有した板材クラ
ンプ装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、板材加
工機における板材クランプ装置において、板材をクラン
プするための下クランプ部材の先端部に硬材からなる絶
縁体を設け、前記板材クランプ装置における上クランプ
部材の先端部に、前記絶縁体との間に板材をクランプし
たとき板材を介して通電状態となる一対の電極を、絶縁
体を介して設け、前記各電極への接続ケーブルを上クラ
ンプ部材の上面に設けてなるものである。
工機における板材クランプ装置において、板材をクラン
プするための下クランプ部材の先端部に硬材からなる絶
縁体を設け、前記板材クランプ装置における上クランプ
部材の先端部に、前記絶縁体との間に板材をクランプし
たとき板材を介して通電状態となる一対の電極を、絶縁
体を介して設け、前記各電極への接続ケーブルを上クラ
ンプ部材の上面に設けてなるものである。
(作用) 前記構成において、下クランプ部材の先端部と上クラ
ンプ部材の先端部とを開いた状態において板材を下クラ
ンプ部材の先端部に載置し、上クランプ部材を閉じる
と、上クランプ部材の先端部に設けた一対の電極は板材
を介して通電状態になる。
ンプ部材の先端部とを開いた状態において板材を下クラ
ンプ部材の先端部に載置し、上クランプ部材を閉じる
と、上クランプ部材の先端部に設けた一対の電極は板材
を介して通電状態になる。
したがって、上下のクランプ部材の先端部から板材が
外れると、一対の電極間の通電が遮断されるので、板材
の外れを検出することができる。
外れると、一対の電極間の通電が遮断されるので、板材
の外れを検出することができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第2図,第3図および第4図を参照するに、タレット
パンチプレスのごとき板材加工機に使用される板材クラ
ンプ装置1は上クランプ部材3と下クランプ部材5など
からなっている。その下クランプ部材5の先端部にはセ
ラミックなどの硬材からなる絶縁体7が複数のボルトな
どで取付けられている。
パンチプレスのごとき板材加工機に使用される板材クラ
ンプ装置1は上クランプ部材3と下クランプ部材5など
からなっている。その下クランプ部材5の先端部にはセ
ラミックなどの硬材からなる絶縁体7が複数のボルトな
どで取付けられている。
前記下クランプ部材5の両側には支持プレート9R,9L
が取付けられており、その支持プレート9R,9Lとの間に
は前記上クランプ部材3が設けられている。この上クラ
ンプ部材3の先端部は図示省略の流体シリンダなどによ
り、上下動自在となっており、下クランプ部材5の先端
部に取付けられた絶縁体7と上クランプ部材3の先端部
との間に2点鎖線で示したごとく板材Wがクランプされ
ることになる。この板材クランプ装置1が図示省略のサ
ーボモータのごとき駆動装置により第2図において前後
左右方向に移動されることになる。
が取付けられており、その支持プレート9R,9Lとの間に
は前記上クランプ部材3が設けられている。この上クラ
ンプ部材3の先端部は図示省略の流体シリンダなどによ
り、上下動自在となっており、下クランプ部材5の先端
部に取付けられた絶縁体7と上クランプ部材3の先端部
との間に2点鎖線で示したごとく板材Wがクランプされ
ることになる。この板材クランプ装置1が図示省略のサ
ーボモータのごとき駆動装置により第2図において前後
左右方向に移動されることになる。
前記上クランプ部材3にはセンサとしての一対の電極
11A,11Bを備えた電極装置13A,13Bが設けられている。そ
の電極装置13Aと13Bとはほぼ同じ構造となっているか
ら、電極装置13Aの構造について説明し、電極装置13Bの
構造については詳細な説明を省略する。
11A,11Bを備えた電極装置13A,13Bが設けられている。そ
の電極装置13Aと13Bとはほぼ同じ構造となっているか
ら、電極装置13Aの構造について説明し、電極装置13Bの
構造については詳細な説明を省略する。
第3図および第4図に示されているように、上クラン
プ部材3内には電極装置13Aの主要部であるL字形状の
電極11Aが埋設されており、その電極11Aの外周部にはベ
ークライトなどの絶縁体15が埋設されている。
プ部材3内には電極装置13Aの主要部であるL字形状の
電極11Aが埋設されており、その電極11Aの外周部にはベ
ークライトなどの絶縁体15が埋設されている。
電極11Aのねじ部11Uが上クランプ部材3の上面より突
出されており、そのねじ部11Uにはベークライトなどの
円形状の絶縁体17が挿入され、さらにケーブル19の先端
に取付けられた電極端子21が挿入されて、上方からナッ
ト23がねじ部11Uに螺合される。而して、電極端子21が
電極11Aのねじ部11Uに固定されることになる。
出されており、そのねじ部11Uにはベークライトなどの
円形状の絶縁体17が挿入され、さらにケーブル19の先端
に取付けられた電極端子21が挿入されて、上方からナッ
ト23がねじ部11Uに螺合される。而して、電極端子21が
電極11Aのねじ部11Uに固定されることになる。
上記構成により、第2図において電極装置13A,13Bの
うち一方の例えば電極装置13Aに通電せしめ、板材Wが
第2図に示した如く正常に板材クランプ装置1にクラン
プされていると、電極11Aと11Bは電気的に“閉”の状態
となる。また、板材Wが板材クランプ装置1にクランプ
されていないと、電極11Aと11Bは“開”の状態となる。
したがって、電極11Aと11Bとが電気的に“閉”の状態と
なっていれば、板材Wが板材クランプ装置1にクランプ
されていることが検出される。また、電極11Aと11Bとが
電気的に“開”の状態となっていれば、板材Wが板材ク
ランプ装置1にアンクランプすなわち外れていることが
検出されることになる。
うち一方の例えば電極装置13Aに通電せしめ、板材Wが
第2図に示した如く正常に板材クランプ装置1にクラン
プされていると、電極11Aと11Bは電気的に“閉”の状態
となる。また、板材Wが板材クランプ装置1にクランプ
されていないと、電極11Aと11Bは“開”の状態となる。
したがって、電極11Aと11Bとが電気的に“閉”の状態と
なっていれば、板材Wが板材クランプ装置1にクランプ
されていることが検出される。また、電極11Aと11Bとが
電気的に“開”の状態となっていれば、板材Wが板材ク
ランプ装置1にアンクランプすなわち外れていることが
検出されることになる。
上記電極装置13A,13Bをセンサとして備えた板材クラ
ンプ装置1を設けたタレットパンチプレス機のごと板材
加工機におけるNC装置25の構成のブロック図が第1図に
示されている。
ンプ装置1を設けたタレットパンチプレス機のごと板材
加工機におけるNC装置25の構成のブロック図が第1図に
示されている。
第1図において、板材加工機におけるNC装置25の中央
装置27(以下CPUという)には、I/Oを介して入力装置29
が接続されている。入力装置29はPTR(ペーパテープリ
ーダ)やキーボードなどで板材の厚さや長さあるいは加
工プログラムが入力される。前記CPU27にはI/Oおよび制
御部31を介してCRT(表示装置)33が接続されている。
制御部31はCRT33の画面に対する表示データの制御を行
なうものであり、かつCRT33はステータス表示,ポジシ
ョン表示,プログラム表示およびアラーム表示などを行
なうものである。
装置27(以下CPUという)には、I/Oを介して入力装置29
が接続されている。入力装置29はPTR(ペーパテープリ
ーダ)やキーボードなどで板材の厚さや長さあるいは加
工プログラムが入力される。前記CPU27にはI/Oおよび制
御部31を介してCRT(表示装置)33が接続されている。
制御部31はCRT33の画面に対する表示データの制御を行
なうものであり、かつCRT33はステータス表示,ポジシ
ョン表示,プログラム表示およびアラーム表示などを行
なうものである。
前記CPU27にはDP−RAM35が接続されており、そのDP−
RAM35には軸制御部37が接続され、さらに増巾装置39を
介してサーボモータのごとき各軸の駆動モータ41が接続
されている。DP−RAM35は双方向性のアクセス可能なRAM
である。軸制御部37は増巾装置39,駆動モータ41さらに
はタコジェネレータTG,エンコーダEなどの位置検出器
などを含めたサーボ系をコントロールするモジュールで
ある。しかも、インテリジェント化することにより、メ
インCPUの負担を軽減させている。
RAM35には軸制御部37が接続され、さらに増巾装置39を
介してサーボモータのごとき各軸の駆動モータ41が接続
されている。DP−RAM35は双方向性のアクセス可能なRAM
である。軸制御部37は増巾装置39,駆動モータ41さらに
はタコジェネレータTG,エンコーダEなどの位置検出器
などを含めたサーボ系をコントロールするモジュールで
ある。しかも、インテリジェント化することにより、メ
インCPUの負担を軽減させている。
前記CPU27にはROM43,RAM45が接続されていて、ROM43
には制御プログラムが格納されている。RAM45ではCPU27
が処理中にデータの格納を行ない、必要なときにこのデ
ータを読み出し処理を行なうものである。
には制御プログラムが格納されている。RAM45ではCPU27
が処理中にデータの格納を行ない、必要なときにこのデ
ータを読み出し処理を行なうものである。
前記CPU27にはI/Fを介してコネクタモジュール47が接
続されている。そのコネクタモジュール47には複数の前
記板材クランプ装置1に備えたセンサとしての電極装置
13A,13Bの電極11A,11Bが接続されている。
続されている。そのコネクタモジュール47には複数の前
記板材クランプ装置1に備えたセンサとしての電極装置
13A,13Bの電極11A,11Bが接続されている。
前記CPU27には板材Wが板材クランプ装置1に備えた
センサとしての電極装置13A,13Bで板材クランプ装置1
から外れているかどうかを判断する板材クランプ状態判
別手段49が接続されている。
センサとしての電極装置13A,13Bで板材クランプ装置1
から外れているかどうかを判断する板材クランプ状態判
別手段49が接続されている。
上記構成により、第2図で説明した板材クランプ装置
1に備えたセンサとしての電極装置13A,13Bのどちらか
一方例えば電極装置13Aに通電せしめると、板材クラン
プ装置1に板材Wがクランプされていれば、電極11Aと1
1Bとは板材Wを介して電気的に“閉”の状態となり、閉
信号DCが板材クランプ状態判別手段49に入力信号として
取込まれる。板材クランプ状態判別手段49では閉信号DC
が取込まれることにより、板材クランプ装置1で板材W
がクランプされていると判別し、CPU27へ板材加工機の
運転継続信号を出力してそのまま運転を継続させる。
1に備えたセンサとしての電極装置13A,13Bのどちらか
一方例えば電極装置13Aに通電せしめると、板材クラン
プ装置1に板材Wがクランプされていれば、電極11Aと1
1Bとは板材Wを介して電気的に“閉”の状態となり、閉
信号DCが板材クランプ状態判別手段49に入力信号として
取込まれる。板材クランプ状態判別手段49では閉信号DC
が取込まれることにより、板材クランプ装置1で板材W
がクランプされていると判別し、CPU27へ板材加工機の
運転継続信号を出力してそのまま運転を継続させる。
板材クランプ装置1に板材Wがアンクランプすなわち
外れていれば、電極11Aと11Bとは電気的に“開”の状態
となり、開信号D0が板材クランプ状態判別手段49に入力
信号として取込まれる。板材クランプ状態判別信号49で
は開信号D0が取込まれることにより、板材クランプ装置
1から板材Wがアンクランプすなわち外れていると判別
し、CPU27へ板材加工機の運転停止信号を出力して、板
材加工機を停止すると共に、CRT33にアラームを表示さ
せる。
外れていれば、電極11Aと11Bとは電気的に“開”の状態
となり、開信号D0が板材クランプ状態判別手段49に入力
信号として取込まれる。板材クランプ状態判別信号49で
は開信号D0が取込まれることにより、板材クランプ装置
1から板材Wがアンクランプすなわち外れていると判別
し、CPU27へ板材加工機の運転停止信号を出力して、板
材加工機を停止すると共に、CRT33にアラームを表示さ
せる。
このように、板材クランプ装置1にセンサとしての電
極装置13A,13Bを備えると共に、その電極装置13A,13Bと
板材クランプ状態判別手段49とを板材加工機のNC装置25
におけるCPU27に接続して設けることによって、板材加
工機の運転中に板材Wが板材クランプ装置1から外れて
いることを検出でき、かつ判別できて板材加工機を即座
に非常停止することができる。
極装置13A,13Bを備えると共に、その電極装置13A,13Bと
板材クランプ状態判別手段49とを板材加工機のNC装置25
におけるCPU27に接続して設けることによって、板材加
工機の運転中に板材Wが板材クランプ装置1から外れて
いることを検出でき、かつ判別できて板材加工機を即座
に非常停止することができる。
したがって、この発明は、今後益々板材加工機が高速
化されても人身事故を回避した安全対策の面で有効であ
る。
化されても人身事故を回避した安全対策の面で有効であ
る。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。本実施例においては板材Wが板材
クランプ装置1から外れているかどうかのセンサとして
電極装置13A,13Bを用いた通電方式で説明したが、リミ
ットスイッチを上クランプ部材3あるいは下クランプ部
材5のどちらか一方に取付けて検出するようにしても対
応可能である。本実施例におけるセンサでは板材Wが実
際に板材クランプ装置1にクランプされているかどうか
も検出することができるため、板材Wが板材クランプ装
置1の片方の下にもぐり込み片クランプされていること
も判断することができる。
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。本実施例においては板材Wが板材
クランプ装置1から外れているかどうかのセンサとして
電極装置13A,13Bを用いた通電方式で説明したが、リミ
ットスイッチを上クランプ部材3あるいは下クランプ部
材5のどちらか一方に取付けて検出するようにしても対
応可能である。本実施例におけるセンサでは板材Wが実
際に板材クランプ装置1にクランプされているかどうか
も検出することができるため、板材Wが板材クランプ装
置1の片方の下にもぐり込み片クランプされていること
も判断することができる。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、板材加工機における板材クランプ装置
において、板材(W)をクランプするための下クランプ
部材(5)の先端部に硬材からなる絶縁体(7)を設
け、前記板材クランプ装置における上クランプ部材
(3)の先端部に、前記絶縁体(7)との間に板材
(W)をクランプしたとき板材(W)を介して通電状態
となる一対の電極(11A,11B)を、絶縁体(15)を介し
て設け、前記各電極(11A,11B)への接続ケーブル
(9)を上クランプ部材(13)の上面に設けてなるもの
である。
するに本発明は、板材加工機における板材クランプ装置
において、板材(W)をクランプするための下クランプ
部材(5)の先端部に硬材からなる絶縁体(7)を設
け、前記板材クランプ装置における上クランプ部材
(3)の先端部に、前記絶縁体(7)との間に板材
(W)をクランプしたとき板材(W)を介して通電状態
となる一対の電極(11A,11B)を、絶縁体(15)を介し
て設け、前記各電極(11A,11B)への接続ケーブル
(9)を上クランプ部材(13)の上面に設けてなるもの
である。
上記構成より明らかなように、本発明においては、下
クランプ部材5の先端部に硬材からなる絶縁体7を設け
た構成であるので、下クランプ部材5と板材Wとの絶縁
を確実に行うことができると共に、上クランプ部材3で
板材Wを挾圧するとき強固に挾持することができる。
クランプ部材5の先端部に硬材からなる絶縁体7を設け
た構成であるので、下クランプ部材5と板材Wとの絶縁
を確実に行うことができると共に、上クランプ部材3で
板材Wを挾圧するとき強固に挾持することができる。
また、板材Wをクランプすると、板材Wを介して一対
の電極が通電状態となるので、板材Wが外れた場合の検
出を容易に行うことができる。
の電極が通電状態となるので、板材Wが外れた場合の検
出を容易に行うことができる。
さらに、前記一対の電極に対する接続ケーブル19は上
クランプ13の上面に設けてあるから、接続ケーブル19が
邪魔になるようなことがないものである。
クランプ13の上面に設けてあるから、接続ケーブル19が
邪魔になるようなことがないものである。
第1図はこの発明に係る板材加工機におけるNC装置の一
例を示した構成ブロック図である。 第2図は板材加工機に取付けられた一例の板材クランプ
装置の先端部を示した斜視図、第3図は第2図における
III矢視部の拡大平面図および第4図は第3図におけるI
V−IV線に沿った断面図である。 1……板材クランプ装置 11A,11B……電極 13A,13B……電極装置 25……NC装置 27……CPU 49……板材クランプ状態判別手段
例を示した構成ブロック図である。 第2図は板材加工機に取付けられた一例の板材クランプ
装置の先端部を示した斜視図、第3図は第2図における
III矢視部の拡大平面図および第4図は第3図におけるI
V−IV線に沿った断面図である。 1……板材クランプ装置 11A,11B……電極 13A,13B……電極装置 25……NC装置 27……CPU 49……板材クランプ状態判別手段
Claims (1)
- 【請求項1】板材加工機における板材クランプ装置にお
いて、板材(W)をクランプするための下クランプ部材
(5)の先端部に硬材からなる絶縁体(7)を設け、前
記板材クランプ装置における上クランプ部材(3)の先
端部に、前記絶縁体(7)との間に板材(W)をクラン
プしたとき板材(W)を介して通電状態となる一対の電
極(11A,11B)を、絶縁体(15)を介して設け、前記各
電極(11A,11B)への接続ケーブル(9)を上クランプ
部材(13)の上面に設けてなることを特徴とする板材加
工機における板材クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013683A JP2585678B2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 板材加工機における板材クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013683A JP2585678B2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 板材加工機における板材クランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01192435A JPH01192435A (ja) | 1989-08-02 |
JP2585678B2 true JP2585678B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=11839983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63013683A Expired - Lifetime JP2585678B2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | 板材加工機における板材クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585678B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0470228U (ja) * | 1990-02-06 | 1992-06-22 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60121426U (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-16 | 株式会社 アマダメトレツクス | 材料把持装置 |
JPS6125320U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-15 | ダイハツ工業株式会社 | 搬送装置 |
JPH0712497B2 (ja) * | 1985-05-23 | 1995-02-15 | 株式会社アマダ | 板材加工装置 |
JPH0527227Y2 (ja) * | 1987-02-28 | 1993-07-12 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP63013683A patent/JP2585678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01192435A (ja) | 1989-08-02 |
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