JPH0526947U - シート材重ね合わせ装置 - Google Patents

シート材重ね合わせ装置

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JPH0526947U
JPH0526947U JP8431091U JP8431091U JPH0526947U JP H0526947 U JPH0526947 U JP H0526947U JP 8431091 U JP8431091 U JP 8431091U JP 8431091 U JP8431091 U JP 8431091U JP H0526947 U JPH0526947 U JP H0526947U
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photosensitive material
spacer
sheet material
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JP8431091U
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昇 木ノ本
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】先端に折り返しのあるシート材を他のシート材
と適正に重ね合わせる装置を提供する。 【構成】原稿Cの待機位置先端の上流側に、原稿Cと感
光材料Aとの接触を防止するスペーサー84が設けてあ
る。スペーサー84の搬送方向側の端部は待機中の前記
原稿Cの先端縁とほぼ一致している。スペーサー84は
可撓性を有し、搬送方向上流側だけが固着されている。 【効果】2枚のシート材の重ね合わせ後の分離が容易に
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は原稿、感光材料、受像材料等の2枚のシート材を重ね合わせるシート 材重ね合わせ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置の一例を述べると、原稿と感光材料(記録材料)とを重ね合わせ て露光部へ搬送し、露光により感光材料に潜像を形成した後に両者を分離し、分 離した感光材料を現像部に搬送して画像を形成するように構成したものがある。
【0003】 重ね合わされた原稿と感光材料とを分離するには、例えば重ね合わされた原稿 と感光材料とを吸引手段により吸引してそれぞれ異なる方向へ搬送することによ り、更に分離ガイドの爪部を原稿と感光材料との間に割り込ませることにより分 離を促進することができる。 原稿と感光材料とを重ね合わせる構成として図5に示す構成がある。 この構成は、原稿搬送路と感光材料搬送路との合流部にストッパー80を設け 、原稿Cと感光材料Aとを適正なタイミングで搬送することにより両者を重ね合 わせるものである。すなわち、原稿Cをまず重ね合わせ部のストッパー80まで 搬送して待機させ、次いで別の搬送路からストッパー80へ向けて感光材料Aを 搬送し、感光材料Aの搬送タイミングに合わせてストッパー80を搬送路から後 退させて原稿Cの搬送を開始することにより、両材料を重ね合わせることができ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、原稿Cの先端が感光材料側に向けて折り返されていると、ストッパ ー80で待機中の原稿Cに感光材料Aが重ね合わされるときに、感光材料Aが原 稿Cの折り返し部の内側に入り込んでしまう。このように感光材料Aの先端が原 稿Cの折り返し部C1に包みこまれたりあるいは係止された状態で両者が重ね合 わされると、その後の分離時に分離作業が困難になる。分離部においては、両者 の先端部を異なる方向へ搬送したり、両者の間に分離手段を挿入したりして、先 端部から徐々に分離するが、感光材料Aの先端部が原稿Cの折り返し部C1に押 さえられて開くことができなければ分離は極めて困難である。
【0005】 本考案の目的は、上記問題を解決することにあり、重ね合わされたシート材を 分離部において確実に分離できるシート材重ね合わせ装置を提供することにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る上記目的は、第1のシート材を待機させた状態で、第2のシート 材を前記第1のシート材の後端側から前端側へ向けて搬送して前記2枚のシート 材を重ね合わせるシート材重ね合わせ装置において、前記第1のシート材の待機 位置先端の上流側に2枚のシート材の接触を防止するスペーサーを設け、該スペ ーサーの搬送方向側の端部を待機中の前記第1のシート材の先端縁とほぼ一致さ せて設けたことを特徴とするシート材重ね合わせ装置によって達成される。
【0007】 すなわち、重ね合わせに際して待機している第1のシート材は、待機位置の上 流側では第2のシート材と接触しないので、第1のシート材の先端部が第2のシ ート材側に折り返されていても、折り返し部の内側に第2のシート材の先端が入 り込むことはなく、その後の分離が容易になる。
【0008】 本考案が適用される2枚のシート材を重ね合わせて行う画像形成処理としては 、原稿と感光材料とを重ね合わせて行う投影露光、熱現像感光材料と受像材料と を重ね合わせて行う加熱現像転写、感光材料を受像材料と重ね合わせて行う転写 等がある。 本考案におけるシート材としての記録材料は、いかなる記録方式であってもよ く、記録材料としては、例えば特開昭59−190886号公報に記載の、支持 体上にジアゾニウム塩を含んだマイクロカプセル、カプラー及び塩基を含有する 属を有するジアゾ感光材料がある。これらは露光によって原稿に応じた潜像が作 られ、加熱により現像される。
【0009】
【実施態様】
以下、添付図面を参照しながら本考案の実施態様を詳細に説明する。なお、本 実施態様の特徴は後述する重ね合わせ部にあるが、考案の理解を容易にするため 本考案を適用した画像形成装置の全体構造について先ず説明し、次に要部の説明 を行う。
【0010】 図1は本考案の実施態様である画像形成装置の概略構成図であり、給紙カセッ ト2内にはジアゾ感光材料が収容される。 複写装置は、原稿Cの搬入及び排出を行うとともに、同一原稿Cを繰り返し装 置内で循環するための原稿搬送部32と、原稿Cと重ね合わされた感光材料A上 に画像を露光する露光部34と、露光後に感光材料Aを加熱現像する現像部36 とを備えている。 原稿搬送部32は、中空の案内ドラム38の周面に複数の搬送ベルト40を並 列に掛け回して備え、更にこのベルト40と対向して張架した他のベルト42を 備え、両ベルト40、42を回転駆動することにより、原稿Cを挟持して搬送す る。 原稿搬送部32の下方には、感光材料Aを収容したカセット2を装填してある 。カセット2内の感光材料Aは、搬送される原稿Cとタイミングを合わせて給紙 ローラ30により1枚ずつ重ね合わせ部44へ供給され、原稿Cと重ね合わされ る。
【0011】 原稿Cと重ね合わされた感光材料Aは搬送ローラ31により露光部34へ搬送 される。 露光部34は、蛍光灯ランプ46を内包した露光ドラム48と、露光ドラム4 8と4つのベルト支持ローラ50に支持され、露光ドラム48の周面のほぼ3/ 4の領域に巻き付けたベルト52とを備えている。そして、露光ドラム48とベ ルト52とを回転駆動して、露光ドラム48とベルト52との間に重ね合わされ た原稿Cと感光材料Aを挟持して搬送する間に、露光ドラム48からの光により 感光材料A上に原稿像が投影され潜像が形成される。 露光後の感光材料Aは、分離部54において原稿Cと分離された後、現像部3 6に搬送される。現像部36は、内部にハロゲンランプ56を備えた中空円筒状 の加熱ドラム58と、加熱ドラム58の周面に当接する3つの搬送ローラ60を 備えている。 搬送ローラ60間には、感光材料Aを加熱ドラム58の周面に接して案内する ガイド部材62を備えている。そして、感光材料Aは、加熱ドラム58と搬送ロ ーラ60により挟持搬送されながら加熱されて現像が行われ、感光材料A上の潜 像が顕像化する。現像後の感光材料Aは排出口64から排出され、本体ケース6 5上に設けられたスタッカー70に集積される。
【0012】 一方、感光材料Aと分離した原稿Cは、搬送ベルト40により装置外に排出さ れるか、もしくは案内ドラム38に沿って循環し、上述と同一工程により複写に 用いられる。 案内ドラム38は、分離部54から原稿搬入部までの周面の領域の搬送ベルト 間に孔が分散して形成され、しかも案内ドラム38内の空気を吸引するファン6 8を備えている。そして、分離後の原稿Cは、案内ドラム38内の負圧により搬 送ベルト40に付勢されて搬送ベルト40と密接して、駆動力が伝わり搬送され る。
【0013】 次に、重ね合わせ部について説明する。図2は重ね合わせ部の構成図である。 原稿搬送路と感光材料搬送路とはストッパー80の上流にある搬送ローラ31 の手前で合流し、各搬送路から搬送されてきた原稿Cと感光材料Aとはストッパ ー80に先端が当接して整合される。ストッパー80は原稿Cと感光材料Aとが 重ね合わされた後に、想像線で示すように搬送路から後退し、両者は露光部34 へ向けて搬送されることが可能になる。 原稿Cを案内するガイド部材82にはスペーサー84の一端が固着されており 、スペーサー84の他端はストッパー80による搬送路遮断位置まで延びている 。スペーサー84は原稿Cがストッパー80まで搬送されるときに、重ね合わさ れる感光材料Aと接しないようにするためのものである。
【0014】 図3はスペーサー84の平面図である。スペーサー84は可撓性を有するプラ スチックフィルム等(例えばPET)からなり、原稿Cの最大サイズの幅とほぼ 等しく形成されている。スペーサー84は可撓性を有するプラスチックフィルム であるので、搬送路内に設ける際に、上下の間隙を特に設定する必要がなく、取 り付けに高精度を要求されない。また、搬送路が曲がっているからといってこれ に合わせてスペーサー84も曲がった形状に作成しなくても容易に取りつけるこ とができる。
【0015】 また、スペーサー84には搬送ローラ31が当接できるための切欠86が形成 されている。スペーサー84の先端側は切欠86が開放しており、切欠86の搬 送方向側の最先端部には何ら原稿案内の障害となるものはない。原稿Cによって は、先端部が幅方向について波打状に変形しているものもあり、波形の頂部が切 欠86内に入り込むことがある。切欠86が矩形であったり搬送方向側端部が閉 じていたりして原稿案内の障害となる形状であると、重ね合わせ部において原稿 Cのジャムが発生してしまう。ところが、切欠86が搬送方向に向いて狭窄する 形状でありかつ狭窄部先端が開放しているので、原稿Cの先端が切欠86に係止 されてジャムとなることがない。 また、このスリット状の開放部はスペーサー84の長手方向にわたって分散し て設けられているので、スペーサー84は長手方向について必要な領域だけが撓 めるようになっており、どのようなサイズの原稿であっても均一な圧力で接する ことができ、その後に信頼性高く搬送される。スペーサー84は接着剤、両面接 着テープ等により、基部側84aをガイド部材82に固着されて用いられる。
【0016】 図4は重ね合わせ状態の拡大断面図である。 ストッパー80が搬送路を遮断しているときに原稿Cが搬送されてくると、原 稿Cはストッパー80に当接して停止するようになっている。このとき、原稿C は搬送路に設けたスペーサー84の上面に摺接して搬送され、スペーサー84と 当接後に感光材料Aとの重ね合わせに備えて待機する。ここで、待機中の原稿C の下にはスペーサー84が位置しており、原稿Cの先端に図示のように感光材料 側への折り返し部C1があっても、折り返し部C1の下にもスペーサー84が位 置している。原稿Cがストッパー80に当接して待機しているときに他の搬送路 から感光材料Aが搬送されてくると、感光材料Aはスペーサー84の下面に摺接 して移動する。そして、感光材料Aの先端がストッパー80に当接して原稿Cの 先端とほぼ一致したときにストッパー80を搬送路から後退させ、原稿C及び感 光材料Aを重ね合わせた状態で同時に搬送する。
【0017】 待機中の原稿Cと、搬送されてくる感光材料Aとの間にはスペーサー84が位 置しており、両者の接触を防止している。したがって、原稿Cの先端に折り返し 部C1があっても、感光材料Aが搬送されてきたときに、感光材料Aは原稿Cの 折り返し部C1の内方に入り込むことはなく、想像線で示すように折り返し部C 1の外側に重なるように位置する。両者の先端がほぼ整合すると、露光部34へ 向けて搬送される過程で、感光材料Aの先端が原稿Cの折り返し部C1と重なっ た状態で両者は重ね合わされる。感光材料Aの先端は原稿Cの折り返し部C1に 包みこまれていないので、露光後に両者をそれぞれ異なる方向へ搬送すれば容易 かつ確実に分離できる。
【0018】 なお、上記実施態様におけるスペーサー84は固着部が搬送ローラ31より上 流側であるので、スペーサー84に搬送ローラ31が入る切欠86が形成される が、搬送ローラ31の下流側に固着する構成であればこのような切欠86は省略 される。スペーサー84の形状は上記に限定されず、待機中の原稿Cの特に先端 部と感光材料Aとの接触を防止できる形状であれば、いかなる変形も可能である 。また、スペーサー84は幅方向(搬送方向と直交する方向)の全域にわたって 実質的に連続して設けなくてもよく、適当に分散させて設けてもよい。また、原 稿搬送路と感光材料搬送路とを正確に画成することができれば、スペーサー84 をプラスチックや金属等の高剛性の材料で作成してもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、重ね合わせに際して待機している第1のシート材は、待機位 置の上流側では第2のシート材と接触しないので、第1のシート材の先端部が第 2のシート材側に折り返されていても、折り返し部の内側に第2のシート材の先 端が入り込むことはなく、その後の分離が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施態様を備えた画像形成装置
の概略構成図である。
【図2】図2は本考案の実施態様である重ね合わせ部の
構成図である。
【図3】図3はスペーサーの平面図である。
【図4】図4はストッパー部分の拡大図である。
【図5】図5は従来の重ね合わせ構成の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
2 給紙カセット 30 給紙ローラ 31 搬送ローラ 32 原稿搬送部 34 露光部 36 現像部 38 案内ドラム 40,42 搬送ベルト 44 重ね合わせ部 46 蛍光灯ランプ 48 露光ドラム 50 ベルト支持ローラ 52 搬送ベルト 54 分離部 56 ハロゲンランプ 58 加熱ドラム 80 ストッパー 82 ガイド部材 84 スペーサー 86 切欠 A 感光材料 C 原稿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシート材を待機させた状態で、第
    2のシート材を前記第1のシート材の後端側から前端側
    へ向けて搬送して前記2枚のシート材を重ね合わせるシ
    ート材重ね合わせ装置において、 前記第1のシート材の待機位置先端の上流側に2枚のシ
    ート材の接触を防止するスペーサーを設け、該スペーサ
    ーの搬送方向側の端部を待機中の前記第1のシート材の
    先端縁とほぼ一致させて設けたことを特徴とするシート
    材重ね合わせ装置。
JP8431091U 1991-09-20 1991-09-20 シート材重ね合わせ装置 Pending JPH0526947U (ja)

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JP8431091U JPH0526947U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 シート材重ね合わせ装置

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