JPH0526864Y2 - - Google Patents

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JPH0526864Y2
JPH0526864Y2 JP1986052561U JP5256186U JPH0526864Y2 JP H0526864 Y2 JPH0526864 Y2 JP H0526864Y2 JP 1986052561 U JP1986052561 U JP 1986052561U JP 5256186 U JP5256186 U JP 5256186U JP H0526864 Y2 JPH0526864 Y2 JP H0526864Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は磁気記録再生装置に係り、特に記録時
に磁気テープの走行を停止して回転ヘツドにより
情報信号の記録を行なう機能をもつ磁気記録再生
装置に関する。
従来の技術 ノンセグメント2ヘツドヘリカルスキヤン方式
の磁気記録再生装置(VTR)の一種として、従
来よりタイムラプスVTRが知られている。この
ものは、記録において異なるスピードモードをも
つており、記録時に磁気テープを定速で連続走行
させたり、間欠的にステツプ走行させると共に、
映像信号をコマ落とし記録(フイールドサンプリ
ング)することにより、例えば2時間の標準時間
用テープに最長で例えば240時間という長時間記
録ができるようにしたVTRである。かかるタイ
ムラプスVTRは磁気テープの既記録映像信号を
再生してその内容を詳細に分析したり、あるいは
特定の再生画面を写真撮影して長く記録を保存す
るなどの目的に用いられており、防犯,保安のた
めの監視用途、企業現場における作業分析,物流
記録,テレビ放送局での番組放送経過の記録,学
校,研究所における長時間にわたる実験観察デー
タの記録と分析などに広く応用されている。
考案が解決しようとする問題点 このようなタイムラプスVTRにおいては、磁
気テープの走行を停止して回転ヘツドにより映像
信号を記録する、所謂スチル記録を行なうことが
できる。しかるに、従来の磁気記録再生装置にお
いては一対の回転ヘツドが回転ドラムに対して相
対的高さを等しくして取付けられていたため、走
行を停止された磁気テープに上記構成の回転ヘツ
ドにより磁気記録を行なうと一対の回転ヘツドは
夫々同一トラツク上を走査してしまい磁気テープ
上には1本のトラツク、すなわち1フイールド分
の記録のみしか磁気記録することができなかつ
た。従つて上記磁気記録再生装置では、磁気テー
プの走行停止時に本来フレーム画である現在の映
像信号の半分の情報(1フイールド分の情報)し
か記録できず、これを再生した際再生画面は劣化
し高画質化ができないという問題点があつた。
一方、昨今タイムラプスVTRと一般の家庭用
VTRの間で互換性をとる試みが行なわれている。
タイムラプスVTRによる磁気テープ上の記録ト
ラツクを家庭用VTRと互換性のあるパターンと
するためには、回転ヘツド対は夫々逆アジマスと
しなくてはならないが、この場合、相対的高さを
等しくする一対の回転ヘツドではアジマス損失の
ためテープ停止時に両ヘツドより出力を得ること
ができない。また夫々の回転ヘツドの幅寸法を変
えて両回転ヘツドから出力を得る方法も採れる
が、幅広の回転ヘツドによる二度書き部分が前に
記録形成された記録トラツクを消してしまうた
め、停止時記録、走行時記録という双方を満足さ
せる記録再生を行なうことができず、よつて各回
転ヘツド対は同アジマスとせざるを得なくなり、
家庭用VTRと互換をとることができないという
問題点があつた。
また、逆アジマスの回転ヘツド対を持ち、間欠
的に磁気テープを駆動し、テープ走行中に記録ト
ラツクを形成する方法も提案されている。この方
法は、逆アジマスとなつた回転ヘツド対の側部に
別個回転ヘツドを配設し、これによりフイールド
スチルを行なう構成となつている。しかるにこれ
によれば、テープ走行中に記録トラツクを形成し
ているため、テープ走行停止時に記録時と同一の
パターンで回転ヘツドをトレースすることはでき
ず、再生画面が劣化するという問題点があつた。
すなわち、従来のライムラプスVTRにおいては、
一般の家庭用VTRと互換を持たせつつ、磁気テ
ープの走行停止時に記録時に形成される記録トラ
ツクと同一パターンで回転ヘツドをトレースさ
せ、かつ電気的な補正等を行なうことなく標準テ
レビジヨン信号を取り出すことができなかつた。
そこで本考案では、上記の問題点を解決した磁
気記録再生装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案では、 磁気テープの走行停止期間中にこの磁気テープ
上に互いに異なるトラツクで夫々情報を記録する
よう相対的高さを異ならせると共に、180度より
1Hに相当する角度だけ配設位置をずらして設け
た第1の回転ヘツド対と、 上記磁気テープの連続走行期間中に磁気テープ
上に情報を記録するよう互いに相対高さを等しく
して設けた第2の回転ヘツド対とを具備し、 上記第1又は第2の回転ヘツド対により磁気テ
ープ上に記録された情報を再生するに際し、磁気
テープの走行停止期間中には、第1の回転ヘツド
対で、磁気テープの連続走行期間中には、第2の
回転ヘツド対で選択的に再生しうるよう構成した
ことを特徴とするものである。
実施例 第1図及び第2図に本考案になる磁気記録再生
装置の一実施例を説明する回転ヘツドドラムを示
す。同図に示す回転ヘツドドラム1は上部回転ド
ラム2と下部固定ドラム3とよりなり、上部回転
ドラム2は下部固定ドラム3を貫通したモータ
(図示せず)の回転軸4に取付け固定されており、
モータの回転と一体的に上部回転ドラム2のみが
回転される構造となつている。また上部回転ドラ
ム2の下側の回転面上には合計4個の回転ヘツド
5〜8が配設されており、回転ヘツド5,6及び
回転ヘツド7,8は夫々一対の回転ヘツド対を形
成している。この内、一対の回転ヘツド5,6は
後述する如く上部回転ドラム2に相対的高さを異
ならして、具体的に言うならば回転軸4の軸心方
向に対して所定寸法(図中矢印L1で示す)ずら
して配設されている。また一対の回転ヘツド7,
8は互いに相対的高さを等しく回転ドラム2に取
付けられている。この一対の回転ヘツド5,6及
び一対の回転ヘツド7,8は上部回転ドラム2の
回転と共に回転し回転ヘツドドラム1に巻回され
る磁気テープ9(第1図では図示を省略する)に
磁気記録または再生を行なう。
磁気テープ9は第2図に示す如く、ガイドポー
ル10,11、下部固定ドラム3に形成されてい
るテープガイド(図示せず)により案内されて、
上部回転ドラム2及び下部固定ドラム3の周側面
に、斜めに、かつ、180度強の角度範囲に亘つて
添接巻回される。この磁気テープ9は図示しない
磁気テープ9の走行駆動機構により選択的に間欠
走行及び連続走行され得るよう構成されている。
一対の回転ヘツド5,6は間欠走行されている磁
気テープ9の走行停止期間中に磁気テープ9に対
し記録再生を実施し、また一対の回転ヘツド7,
8は連続走行される磁気テープ9に対し記録再生
を行なう。回転ヘツド5,6よりなる第1の回転
ヘツド対と回転ヘツド7,8よりなる第2の回転
ヘツド対は磁気記録再生装置に設けられた切換手
段により選択的に動作させ得るよう構成されてい
る。
各回転ヘツド5〜8の回転ドラム3への取付け
状態について第2図及び第3図を用いて説明す
る。一対の回転ヘツド7,8は通常のビデオテー
プレコーダと同様に、互いに相対的高さを等しく
され、かつ互いに回転ドラム2を介して対抗する
よう180度離間させて(第2図に示す)配設され
ている。一方、他の一対の回転ヘツド5,6は所
定寸法L1(図示矢印で示す)だけ相対的高さをず
らして回転ドラム2に取付けられている。また第
2図に示す如く、回転ドラム2への取付位置も、
180度離間位置よりも若干角δ(図中矢印で示す)
だけ取付け位置をずらして配設されている。更に
第3図に示すように、一対の回転ヘツド7,8に
対し回転ヘツド5は所定寸法L2(図中矢印で示
す)だけ相対的高さをずらして配設されている。
ここで上記の如く相対的高さを異ならして配設
された一対の回転ヘツド5,6の磁気テープ9上
における走査軌跡を以下説明する。前記したよう
に従来の相対的高さが等しい一対の回転ヘツドに
て走行が停止された磁気テープ上に磁気記録を行
なうと、一対の回転ヘツドは磁気テープ上を夫々
同一軌跡で走査するため、磁気テープ上には一本
のトラツク分の情報信号しか記録されない。よつ
て記録されるのは1フイールド分の情報のみであ
る。しかるに一対の回転ヘツド5,6の相対的高
さを異ならせて配設すると、各回転ヘツド5,6
の走査軌跡は夫々別の軌跡を形成する。すなわち
各回転ヘツド5,6により磁気テープ9上には所
定寸法L1(第1図に矢印で示す)だけずれた異な
る2本のトラツクが形成される。
いま、回転ヘツド5,6の相対的高さのずれを
所定トラツクピツチと等しい寸法(例えば58μm)
に選定する。第4図に示すように、回転ドラム2
の回転に伴い回転ヘツド5により磁気テープ9上
にはトラツクA1が形成されるが、続いて磁気テ
ープ9と摺接する回転ヘツド6はトラツクA1
対して1トラツクピツチ分だけずれた位置にトラ
ツクA2を形成して磁気記録を行なう。従つて1
フレーム画を構成する2フイールド分の情報信号
を各回転ヘツド5,6に夫々別個に1フイールド
分ずつ供給することにより、上部回転ドラム2が
1回転する間に磁気テープ9上には2本のトラツ
クA1,A2が形成され、各トラツクA1,A2には1
フレーム画を構成する1フイールド分の情報信号
が夫々記録される。また、一対の回転ヘツド5,
6は、第2図に5a,6aで示すように逆アジマ
スが施されている。このように一対の回転ヘツド
5,6を逆アジマスとしても、各回転ヘツド5,
6は夫々磁気テープ9上に異なるトラツクを形成
するため不都合は生じず、再生時におけるノイズ
の発生を有効に防止することができる。これによ
り磁気テープ9には通常頻用されている磁気記録
再生装置による磁気記録と同様に2本のトラツク
に夫々1フイールド分の情報信号が記録され、こ
の2トラツクで1フレームを形成し得るよう記録
がされる。従つて各トラツクを再生用の回転ヘツ
ドで夫々再生することにより、再生画面は1フレ
ーム分の情報信号より形成され、高画質で鮮明な
画面となる。これにより再生画面の調査,分析作
業をより良好な状態で実施することができる。
磁気記録再生装置を上述してきた構成とするこ
とにより、記録時においては磁気テープ9に対し
二種類の磁気記録を選択的に行なうことができ
る。すなわち、磁気テープ9を連続走行させて
一対の回転ヘツド7,8により記録を行なう態様
(以下標準モード記録という)と、磁気テープ
9を間欠走行させて磁気テープ9の走行停止期間
中に一対の回転ヘツド5,6により記録を行なう
態様(以下タイムラプスモード記録という)との
二種類である。本考案装置では、第1の回転ヘツ
ド対と第2の回転ヘツド対を選択的に用いること
ができるため、上記,の記録に対しても夫々
第1の回転ヘツド対を用いた再生と第2の回転ヘ
ツド対を用いた再生を行ない得る。以下、本考案
装置が再生状態である場合について説明する。な
お、の記録に対し一対の回転ヘツド7,8を用
いて磁気テープ9を連続走行させつつ再生する場
合及びの記録に対し一対の回転ヘツド5,6を
用いて磁気テープ9を間欠走行させつつ再生する
場合は、共に高画質を実現させて再生を行ない得
ることは自明であるため、その説明は省略する。
ここでの標準モード記録に対し一対の回転ヘ
ツド5,6を用いて磁気テープ9を停止させた状
態で再生する場合を考える。標準モード記録を行
なう一対の回転ヘツド7,8は第2図に7a,8
aで示す如く互いに逆アジマスとなつているが、
一対の回転ヘツド5,6も上述のように互いに逆
アジマスとなつており、かつ1トラツクピツチ分
ずらして配設されているため、回転ヘツド5,6
により2フイールド分の情報を得ることができ、
鮮明な再生画像を実現することができる。しかる
に、周知のように、テープ走行時に記録した記録
トラツクと、磁気テープ9を停止した状態で回転
ヘツド5,6が磁気テープ9上を摺動する軌跡と
では、その傾斜に差がある。いま、第3図におい
て一対の回転ヘツド7,8と回転ヘツド5の相対
的高さを等しくした場合(第3図においてL2
0とした場合)、第5図に示されるように一対の
回転ヘツド7,8の形成した記録トラツクA3
対し、一対の回転ヘツド5,6の軌跡は図中一点
鎖線で示す軌跡となつてしまう。従つて再生信号
のFM波形は第6図bに示す如く、所謂FM抜け
が発生してしまい再生画像が劣化する。しかる
に、上記一対の回転ヘツド7,8と回転ヘツド5
の相対的高さを所定1トラツクピツチの1/2寸法
(58μm/2≒30μm)ずらすことにより、第7図
及び第8図に示すように、記録トラツクA3の略
中央位置にFM波形の最大振幅点を設けることが
でき、再生画像の高画質化を実現することができ
る。
一方、本考案装置では回転ドラム2の回転数は
記録時及び再生時において常に一定に保たれてお
り、かつ磁気テープ9は停止された状態で、即ち
記録時とは相対的速度が異なつた状態で再生処理
が行なわれる。従つて、第7図に図示する如く標
準モード記録によるトラツクパターンは1.5H飛
びで形成されるが、標準モード記録を一対の回転
ヘツド対5,6で再生した場合には、同図中の一
重斜線部分(262.5H)に加えて、二重斜線部分
(1.5H)も再生するので、回転ヘツド5,6は
夫々264Hの映像信号を再生する(上記Hの数は
1/2インチの磁気テープにNTSC方式を用いて記
録再生した場合の値である。)。また、一対の回転
ヘツド5,6を180度離間させて配設して標準モ
ード記録を再生した場合、3H分のいわゆるVが
たと呼ばれる画面上下方向のダンシングが発生し
てしまう。これについて第9図、第10図を用い
て説明する。第9図において、A4は回転ヘツド
7が記録した記録トラツクを、A5は回転ヘツド
8が記録した記録トラツクを示し、その両側部に
各トラツクA4,A5に記録されている記録波形を
記録トラツクA4,A5と対応させて示している。
ここで、一対の回転ヘツド5,6が仮に180度
離間させて配設されていた場合を考えると、回転
ヘツド5が第9図に示す位置にある時より、回転
ドラム2を180度回転させると、回転ヘツド6は
図中矢印B1で示す位置に来る。よつてB1で示す
位置では、既に回転ヘツド6は垂直同期期間内に
あり、垂直同期期間開始に、1.5Hの差が生じて
しまう。このタイムチヤートを第10図aに示
す。同図に示すように回転ヘツド5,6がトレー
スする第1フイールドと第2フイールドとのHの
数には3Hの差が生ずる。これを是正する手段と
しては、電気的な補正回路を設けることが考えら
れるが、電気回路の構成が複雑となる。また、他
の是正手段としては回転ドラム2における回転ヘ
ツドの取付け位置をずらす方法が考えられる。こ
れによれば、比較的容易にHの差を是正すること
ができる。回転ヘツド5,6がトレースする第1
フイールドと第2フイールドとのHの数を等しく
するためには、回転ヘツド5,6を180度より
0.5Hの整数倍(本例の場合は3倍)に相当する
角度だけ配設位置をずらせばよく、具体的には、
第2図に示す角度δを1.5H分に相当する角度に
選定すれば良い。この構成とした場合の回転ヘツ
ド6の位置を第9図に示し、またタイムチヤート
を第10図bに示す。各図に示されるように、回
転ヘツド6を1.5Hに相当する角度ずらして回転
ドラム2に配設することにより、回転ヘツド5が
第9図に示す位置より180度回転すると回転ヘツ
ド6は矢印B2で示す垂直同期期間の始点に位置
する。よつて回転ヘツド5,6がトレースする第
1フイールドと第2フイールドとのHの数は等し
くなる。しかるにこの構成では第10図bに示す
ようにHにずれ(0.5H)が生じ、Hの整列性が
失われるため、再生画像にスキユー歪が生じてし
まう。
そこで本考案では、第2図に示す角度δを1H
分に相当する角度に選定して、一対の回転ヘツド
5,6を回転ドラム2に配設した。この構成で
は、回転ヘツド5が第9図に示す位置より180度
回転すると回転ヘツド6は矢印B3で示す位置に
来る。この状態では垂直同期期間中の始点より
0.5Hずれているが、これに起因するダンシング
は1H(264.5H−263.5H)分となり実際の再生画
面上では特に問題とならない程度に軽減される。
一方、第10図Cに示すように、この構成におい
ては、Hの整列性は維持されており、総合的に判
断すると高画質の再生画像を実現することができ
る。なお、タイムラプスモード記録を回転ヘツド
8を用いて再生する場合もH数等で相異はあるも
のの、上記と略同様の再生を行なうことができ、
高画質の再生画像を得ることができる。
上記のように、標準モード記録を回転ヘツド
5,6で再生した場合、高画質の再生画像を得る
ことができる。すなわち、本考案装置によれば第
1及び第2の回転ヘツド対を選択的に用いること
により、タイムラプスVTRとしても、また通常
のVTRとしても用いることができる。また標準
モード記録をタイムラプス記録時に用いる一対の
回転ヘツド5,6で再生しても、タイムラプスモ
ード記録を標準モード記録時に用いる一対の回転
ヘツド7,8で再生しても、どちらかの場合にお
いても互換性をもつて高画質の再生画像を得るこ
とができる。
考案の効果 上述の如く本考案になる磁気記録再生装置によ
れば、第1及び第2の回転ヘツド対を選択的に用
いることにより、本考案装置をタイムラプス
VTRとしても、又通常のVTRとしても用いるこ
とができる。
また、第1の回転ヘツド対により記録された情
報を第2の回転ヘツド対で再生することができ、
逆に第2の回転ヘツド対により記録された情報を
第1の回転ヘツド対で再生することができ、各記
録再生に互換性を持たせることがでる。
また、第1の回転ヘツド対を互いに逆アジマス
とすることができるため、再生画像の高画質化を
行なうことができる。
また、180度より1Hに相当する角度だけ配置位
置をずらして設けた第1の回転ヘツド対を有する
ため、連続走行期間中に第2の回転ヘツド対を用
いて記録した磁気テープを走行停止期間中に第1
の回転ヘツド対で再生することにより、画面上下
方向のダンシングを視覚上問題とならない程度に
抑圧でき、かつ、Hの整列性を維持してスキユー
歪みを改善でき、これにより、総合的に再生画像
の高画質化を行なうことができる。
更に、走行停止期間中に第1の回転ヘツド対を
用いて記録した磁気テープを連続走行期間中に第
2の回転ヘツド対を用いて再生する場合において
も、同様にダンシングを抑圧でき、かつ、スキユ
ー歪みを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる磁気記録再生装置の一実
施例を説明するための回転ヘツドドラムを示す断
面図、第2図は第1及び第2の回転ヘツド対の回
転ヘツドドラム上への配設位置を説明するための
平面図、第3図は第1及び第2の回転ヘツド対の
取付けにおける相対的高さ位置を説明するための
図、第4図は第1の回転ヘツド対が磁気テープ上
に記録した記録トラツクを示す図、第5図は第1
の回転ヘツド対を第2の回転ヘツド対と相対的高
さを等しくした際の標準モード記録の記録トラツ
クパターンと第1の回転ヘツド対の走行軌跡を説
明するための図、第6図は第5図に示す状態で再
生されたFM波形をドラムパルスと対応させて示
す図、第7図は第1の回転ヘツド対を第2の回転
ヘツド対と相対的高さをずらして配設した際の標
準モード記録の記録トラツクパターンと第1の回
転ヘツド対の走行軌跡を説明するための図、第8
図は第7図に示す状態で再生されたFM波形をド
ラムパルスと対応させて示す図、第9図は第1の
回転ヘツド対の回転ドラム上の配設位置を180度
位置より1.5H及び1Hずらした場合、各場合で記
録トラツク上に位置する箇所を示す図、第10図
は第9図に示す各場合において再生を行なつた際
のタイムチヤートを示す図である。 2……回転ドラム、5〜8……回転ヘツド、9
……磁気テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気テープの走行停止期間中に該磁気テープ上
    に互いに異なるトラツクで夫々情報を記録するよ
    う相対的高さを異ならせると共に、180度より1H
    に相当する角度だけ配設位置をずらして設けた第
    1の回転ヘツド対と、 該磁気テープの連続走行期間中に該磁気テープ
    上に情報を記録するよう互いに相対高さを等しく
    して設けた第2の回転ヘツド対とを具備し、 該第1又は第2の回転ヘツド対により該磁気テ
    ープ上に記録された情報を再生するに際し、該磁
    気テープの走行停止期間中には、該第1の回転ヘ
    ツド対で、該磁気テープの連続走行期間中には、
    該第2の回転ヘツド対で選択的に再生しうるよう
    構成した磁気記録再生装置。
JP1986052561U 1986-04-07 1986-04-08 Expired - Lifetime JPH0526864Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986052561U JPH0526864Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08
US07/034,340 US4796104A (en) 1986-04-07 1987-04-03 Video signal recording and reproducing apparatus performing time-lapse recordings compatible with standard-type apparatuses

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JP1986052561U JPH0526864Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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JPS62164471U JPS62164471U (ja) 1987-10-19
JPH0526864Y2 true JPH0526864Y2 (ja) 1993-07-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317014A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Sony Corp Recording-reproducing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317014A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Sony Corp Recording-reproducing device

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JPS62164471U (ja) 1987-10-19

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