JPH05268643A - 電話装置における停電検出方式 - Google Patents

電話装置における停電検出方式

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Publication number
JPH05268643A
JPH05268643A JP4065630A JP6563092A JPH05268643A JP H05268643 A JPH05268643 A JP H05268643A JP 4065630 A JP4065630 A JP 4065630A JP 6563092 A JP6563092 A JP 6563092A JP H05268643 A JPH05268643 A JP H05268643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power failure
cpu
voltage
power supply
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4065630A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Nakazawa
中沢誠一
Katsumi Sakamoto
坂本克己
Sadayuki Hosono
細野貞幸
Takashi Kato
敬 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meisei Electric Co Ltd filed Critical Meisei Electric Co Ltd
Priority to JP4065630A priority Critical patent/JPH05268643A/ja
Publication of JPH05268643A publication Critical patent/JPH05268643A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話装置における商用電源の瞬断と停電の判
別のタイミングを自由に設定する。 【構成】 電話装置において商用電源の電圧低下監視回
路1で検出した電圧低下信号をCPU4に加え、CPU
4でその電圧低下信号の継続時間をクロックパルスの計
数値として計測し、予めCPU内に設定してある設置デ
ータを超えたとき、CPU4は停電と判断し、停電処理
を行う。 【効果】 瞬断か停電かのタイミングの判断を、商用電
源の電圧低下信号の継続時間をCPUで計測し、予めC
PU内に設定した設置データと比較して決めるので、前
記設置データを変更する事により設置環境に最適のタイ
ミング設定ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ
(CPU)を用いた構内交換機,ボタン電話装置等の電
話装置の電源の停電監視に関するものであり、特に停電
監視条件を状況に応じて設置データにより自由に変更設
定できるようにした停電監視方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話装置に使用される電源は一般に商用
電源が使用されるが、商用電源の停電対策としては、最
少限の動作、例えば接続中通話の保持,メモリ保持等の
確保を目的として、一次電池,二次電池あるいはスーパ
ーコンデンサ等がバックアップ電源として用いられる。
しかし、これらのバックアップ用電源は通常小容量であ
るため、特にスーパーコンデンサ等では消費電流を制限
してその保持時間の延長を計る目的でCPUのパワーダ
ウンを行い、一般的なCPUの処理動作を止め待機状態
になる。これが停電時のCPUの停電処理である。
【0003】商用電源は各種要因で瞬断が発生するが、
その瞬断の継続時間は様々であり、ある一定時間以下で
電話装置の動作に影響がない場合はその瞬断を無視して
何の処理を行なわなくても差支えないが、瞬断の継続時
間がある一定時間以上になるとこれを停電と判断して停
電と同じ処理を行う必要が生ずる。
【0004】この様に停電であれ、瞬断であれ、ある一
定時間以上電源が断たれた場合はCPUは停電時の処理
としてパワーダウンを行いCPUもその一般的処理動作
を止める。従ってその際にCPUで処理中の呼等があれ
ばそれ等は不接続の呼となる。
【0005】従来の技術においては、電源装置に停電監
視回路を設けその回路の時定数を超える時間継続して電
源電圧が一定値より低くなった(ゼロになった場合を含
む)場合に停電が生じたものとして当該停電監視回路か
らCPUに停電の情報を送り停電処理を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
と、停電監視回路に設けられた時定数回路を構成する部
品の特性のばらつきによって、前記時定数を正確に設定
することが困難であり、従って停電と判断するための瞬
断継続時間の設定に相当のばらつきが生ずるという問題
がある。
【0007】また、電源の瞬断は種々の原因で起こるが
電話装置の設置環境に左右されることもあり、その状況
に応じて停電と判定するタイミングを変えられるのが好
ましいが、上述の様に従来は上記停電が生じたものと判
断する電源電圧低下の継続時間は停電監視回路の時定数
により謂わばハード的に固定されており、設置環境に応
じた変更が困難であった。
【0008】本発明は以上の問題点を解決するために提
案するもので、電源の瞬断と停電との識別時間を正確に
設定できるとともに、当該識別時間を電話装置の設置環
境に応じて変更できる様にすることを課題とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】電話装置の電源におい
て、電圧監視回路で電源電圧がある一定値以下になった
事と、一定値以上になった事を検出し、その検出出力を
CPUに加えて電源電圧が一定値以下である間の継続時
間をCPUで計測する。一方CPUには、事前に瞬断で
あるか停電であるかを判定するための時間を設置データ
により設定しておき、この設定値と前記電圧低下の検出
出力の継続時間を比較し、当該継続時間が前記設定値を
超えたところでCPUは停電と判断し停電時の処理を行
う。
【0010】CPUにおける時間の計測は自己のクロッ
ク信号に基づいて行なわれ、設定データで設定される前
記瞬断を識別するための時間も、前記クロックパルスの
計数値として設定される。すなわち、瞬断であるか停電
であるかを識別する時間(停電識別時間)はクロックパ
ルスの1パルス単位で正確に設定される。
【0011】
【作用】前述の様に瞬断と停電との判定時間を電話装置
の設置データとしてソフト的に自由に設定できるための
電話装置の設置環境等に柔軟に対応する事ができる。例
えば瞬断を必要以上に短い時間で停電と判断すれば、そ
の結果CPUが停電処理を行う事により処理中の呼を不
必要に切断する事になるが、前述の様にこの様な場合は
瞬断の継続時間の判定を行う前記設置データを変更する
事により最適のタイミングを設定する事ができる。
【0012】また、瞬断の継続時間の計測及び停電識別
時間の設定は、クロックパルスに基いて行なわれるの
で、従来のように、部品の特性のばらつきによる停電識
別時間の設定誤差がなくなり、停電の判定が正確とな
る。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロックダイヤ
グラムであり、1は電圧低下検出器、2はバッファ、3
はナンド回路、4はCPU、5は整流器、6は電圧変換
器、7はリセットパルス発生器、CLKはクロックパル
ス発生器、COUNTはカウンタ、ACは商用電源、T
はトランス、Dはダイオード、Cはコンデンサ、SCA
Pはスーパーキャパシタである。
【0014】なお電圧低下検出器1とバッファ2とは共
動して電圧監視回路を構成する。
【0015】また図2は図1に示す実施例のタイムチャ
ートであり、ACは商用電源のオン、オフを、Aは図1
のAリードの出力(CPUへの電圧低下検出入力)を、
Bは図1のBリードの出力を、Cは図1のCリードの出
力(CPUへのリセット入力)を、CPUはCPU4の
プログラムの走行状況を、t1,t2…tnは計時クロ
ックパルスを夫々示す。
【0016】図1において、商用電源ACはトランスT
で降圧され、整流器5で整流されて電圧変換器6を経て
一定電圧の直流となり、電話装置の各回路に供給され
る。
【0017】また商用電源ACはダイオードDを経て電
圧低下検出器1に供給され、その出力はバッファ2を経
てCPU4の電圧監視入力リード”A”に加えられる。
【0018】先ず電源が投入されると、トランスT、整
流器5、電圧変換器6を経て出力電圧がリセットパルス
発生器7に加えられ、リセットパルス発生器7は図2の
Bに示す様にパルスを発生し、ナンド回路3を経てリー
ドCにリセットパルスを送りCPU4は端子RSTで前
記リセットパルスを受けて、CPUを初期状態にリセッ
トし動作を始める。
【0019】一方、電圧低下検出器1はダイオードDを
経て上記電源の投入を検出し、バッファ2を介してリー
ドAのレベルを、図2のAに示すように+レベルに立上
げる。
【0020】以上は、通常の電源投入時の動作である
が、このようにして電源が投入された状態にあるときの
瞬断及び停電時の動作を図2において説明する。
【0021】商用電源ACの瞬断があると、この瞬断は
直ちに電圧低下検出器1で検出されリードAのレベルが
反転し、これによりCPU4に電圧低下検出信号が入力
される。CPU4では直ちに瞬断時間の計時を始める。
CPU4の計時動作はクロックパルス発振器CLKから
のクロックパルスt1,t2…をカウンタCOUNTで
計数することにより行なわれ、事前に設置データとして
設定されたクロック数tnと比較し、それより少い場
合、即ち、カウンタCOUNTがクロック数tnを計数
する前に商用電源ACの瞬断が回復すると、電圧低下検
出器1はこれを検出してリードAのレベルが再反転し、
CPU4はこの再反転を読み込んでカウンタCOUNT
の計数動作を停止し、瞬断と判断してCPU4は停電時
の処理を行なわず、通常の動作を継続する。
【0022】瞬断の継続時間が長くなり、カウンタCO
UNTの計数値が予め設定された値tnに達すると、C
PU4は当該瞬断が停電によるものと判断し、直ちに停
電処理としてパワーダウンを行い一般的処理動作を止め
る。CPU4のパワーダウンによりCPU4の消費電流
は単にCPU内のメモリ保持に要する電流のみとなりス
ーパーキャパシタSCAPからこの電流を供給し停電時
間中のメモリ保持を行なう。
【0023】停電が回復すると最初の電源投入と同様に
してCPU4はリセットされ通常の動作状態に戻る。
【0024】以上説明した様に瞬断と停電の識別はCP
U4のクロックの計数値を予め設置データにより設定し
た設定値と比較することにより判定されるため瞬断,停
電を判断するためのタイミングを自由に設定することが
可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は電話装置
の環境条件、即ち電源事情や設置場所の使用条件に対応
して商用電源の瞬断と停電との判定タイミングを設置デ
ータの変更によって最適状態に設定することができ、ま
た、上記判定タイミングはCPUのクロックパルスの1
パルス単位で極めて正確に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のブロックダイヤグラム。
【図2】本発明実施例のタイムチャート。
【符号の説明】
1…電圧低下検出器 2…バッファ 3…ナンド回路 4…CPU CLK…クロックパルス発振器 COUNT…カウンタ 5…整流器 6…電圧変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 敬 群馬県伊勢崎市長沼町2223番地 明星電気 株式会社伊勢崎工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧が設定時間以上継続して一定電
    圧以下となったときに停電であると判断して、CPUの
    最少限の動作をバックアップ電源により行うようにした
    電話装置において、電源電圧が一定電圧以下になったと
    き出力を反転し、電源電圧が上記一定電圧以上に回復し
    たときに出力を再反転する電圧監視回路を設け、CPU
    は自己のクロック信号に基き、電源電圧低下により上記
    電圧監視回路の出力が反転したときに、時間の計数を開
    始し、当該出力が再反転したときに、上記時間の計数を
    停止する制御を行い、上記時間の計数値が設置データに
    よって予め設定された値を越えたときに停電と判断する
    ようにした電話装置における停電検出方式。
JP4065630A 1992-03-24 1992-03-24 電話装置における停電検出方式 Pending JPH05268643A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5868208A (en) * 1993-12-29 1999-02-09 Peisert; Andreas Power tool
JP2009188800A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Fujifilm Corp 画像表示装置,画像表示方法及び撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5868208A (en) * 1993-12-29 1999-02-09 Peisert; Andreas Power tool
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