JPH05268590A - 動画像符号化復号化回路 - Google Patents

動画像符号化復号化回路

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JPH05268590A
JPH05268590A JP5869792A JP5869792A JPH05268590A JP H05268590 A JPH05268590 A JP H05268590A JP 5869792 A JP5869792 A JP 5869792A JP 5869792 A JP5869792 A JP 5869792A JP H05268590 A JPH05268590 A JP H05268590A
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image
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JP5869792A
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Yasushi Oi
康 大井
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • HELECTRICITY
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    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エントロピー符号化,変換符号化,動き補償処
理の3つを分離して処理し、フレームメモリを時分割多
重化してアクセスすることが可能な回路構成を提供す
る。 【構成】符号化される画像150は動き検出予測処理部
121に入力、予測差分信号と予測信号とを出力する。
前者には変換符号化復号化処理部102の内部でDCT
処理および量子化処理を実行して変換係数信号としてイ
ンターフェースデータバス142に出力する。変換符号
化復号化処理部102は、この変換係数に対して逆量子
化処理および逆DCT処理を実行し、これに予測信号を
加算した画像復号化結果をイメージデータバス143に
出力する。処理部102には、プログラマブルアーキテ
クチャを適用する。処理部102からの処理結果の変換
係数は、ジグザグスキャン/エントロピー符号化部10
1のFIFO115に蓄えられた後、エントロピー符号
化CPU112において符号化処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動画像符号化復号化回路
に関し、特に高能率符号化アルゴリズムに基づいて動画
像を符号化するソフトウェアプログラムの可能な動画像
符号化復号化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、動画像の符号化アルゴリズムは
単一のアルゴリズムによるものではなく、複数のアルゴ
リズムが組み合わせられて用いられる。例えば、CCI
TT勧告の画像符号化標準であるH.261の場合、動
き補償フレーム間予測、離散コサイン変換(DCT)、
量子化及びエントロピー符号化の組み合わせによって高
能率符号化が実現される。また、他の動画像符号化に関
する国際標準化案についても、これらに類似したアルゴ
リズムの組み合わせによって実現されている。
【0003】従来の動画像符号化復号化回路では、2つ
のタイプの回路構成がとられている。その第1のタイプ
は高速なディジタル信号処理プロセッサ(DSP)を利
用し、上述のすべてのアルゴリズムをソフトウェア処理
として実現するものである。かかるアルゴリズムの変更
に対する柔軟性の点では、DSPを利用したソフトウェ
ア処理は優れているが、現状におけるDSPの性能は動
画像の復号化に必要な性能(300MOPS〜600M
OPS,MOPS:Million Operatio
ns Per Second)に対し、1/10乃至1
/60程度の性能しか持っていない。従って、DSPで
動画像符号化処理を実行するためには、多数のDSPを
結合するマルチプロセッサ構成をとるなどの工夫が必要
になる。このようなシステムの構成をとるには、ソフト
ウェア/ハードウェアのコストの増大を招く場合が多
い。例えば、電子情報通信学会1989年春期全国大会
予稿集 A316−A321 「NETEC−Visu
aLINKのハードウェア」等によれば、DSPは符号
化回路に20個程度必要になっている。
【0004】また、第2のタイプは各アルゴリズム毎に
適当な専用回路構成を用いて、複数の処理部の間でパイ
プライン的に画像データを流して処理するものである。
性能を重視するのであれば、複数の異なる専用処理プロ
セッサを結合して並列パイプライン処理を実行するのが
得策である。アルゴリズムに最適な回路構成をとれば、
マルチプロセッサの処理プロセッサ数はDSPに比べて
少なくて済む場合が多い。ここで言う専用処理プロセッ
サは、必ずしも一つのアルゴリズムに対応するものであ
る必要はない。実際の従来例では、2つのアルゴリズム
を統合し、1つの処理プロセッサで処理を実行させるな
どの例が見られる。例えば、米国等においては、DCT
とフレーム差分の加算の2つを1つのLSIチップで実
行するような処理LSIを開発しており、5〜10チッ
プで動画像符号化復号化処理全体をカバーするLSIチ
ップセットを開発している。このうち、符号化回路とし
て必要な構成要素は6個程度である。これは、日経エレ
クトロニクス 1990.10.15(no.511)
の記事でも明らかである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した動画像符号化
復号化回路のうち、第2タイプの回路構成をとるもの
は、各アルゴリズム毎に最適な専用回路構成を一度決定
してしまうと、それを修正改変するための操作が複雑で
あり、コストが大きいという欠点がある。すなわち、ソ
フトウェア処理であれば、アルゴリズムの変更はソフト
ウェアの変更により対応することが可能であるが、専用
プロセッサを用いる場合は再設計が必要であり、多大な
コストを費やすことになる。しかも、かかる第2のタイ
プの回路構成をとるものは、動画像処理で必要となるコ
アフレームメモリのアドレス生成及びそれと同期させた
処理開発タイミングが複雑になる。尚、従来の第1のタ
イプの回路構成であれば、DSP自身がフレームメモリ
のアドレス生成を行うことになる。また、各専用処理プ
ロセッサは、前述のアルゴリズム群を、いわばデータフ
ロー量が一定であるように処理を実行する場合が多い。
例えば、DCT処理プロセッサであれば、変換されるべ
き画像情報を逐次入力すれば、変換結果が一定時間に逐
次出力されるといったインターフェースをとることにな
る。
【0006】その場合、ブロックごとのDCT処理の
開始終了タイミングをいかに制御するか、DCT処理
を行うデータをどこから読み出すか、もしそれをフレー
ムメモリから読み出すのであればアドレスはどのように
発生するか、DCT処理の結果をどこへ書き込むか、
もしそれをフレームメモリに書き込むのであればアドレ
スはどのように発生するか、という問題をすべてDCT
処理プロセッサの外部回路で解決せねばならず、外部回
路の設計コストや部品点数削減のメリットが小さいとい
う欠点がある。
【0007】本発明の目的は、複数のアルゴリズムへの
適応を可能にし、部品点数を削減するとともに、拡張を
容易にする動画像符号化復号化回路を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像符号化復
号化回路は、高能率符号化アルゴリズムに基づいて動画
像を符号化するにあたり、ブロック領域に分割された画
像データを入力し且つ変換符号化を実行して変換係数を
前記ブロッムごとに出力する第1の処理手段と、前記変
換係数を入力し且つエントロピー符号化処理結果として
のビット可変長符号データを出力する第2の処理手段と
を有し、前記第1の処理手段における符号化処理の開始
タイミングおよび前記第1の処理手段と前記第2の処理
手段との間のデータ転送の開始タイミングがすべて前記
第2の処理手段内部のビデオタイミング制御部からの出
力信号で制御されるように構成される。
【0009】また、本発明の動画像符号化復号化回路
は、動画像の各画像フレームを画像内符号化像,前方向
予測符号化画像および両方向予測符号化画像の3種類の
予測符号化法のいずれかに基づいて符号化するにあた
り、動画像の動き検出及び動き予測処理を実行し且つ画
像予測差分信号および画像予測信号を出力する第1の処
理手段と、前記予測符号化の実行のために必要な画像フ
レームデータを保持するコアフレームメモリ手段と、前
記画像予測差分信号により変換符号化を実行して変換係
数を出力し且つ前記画像予測信号を前記画像予測差分信
号に加算して画像復号化結果を出力する第2の処理手段
と、前記変換係数に基ずきエントロピー符号化処理結果
としてのビット可変長符号データを出力する第3の処理
手段とを有し、前記第2の処理手段における符号化処理
の開始タイミングおよび前記3つの処理手段間のデータ
転送の開始タイミングを前記第3の処理手段内部のビデ
オタインミング制御部からの出力信号で制御し、前記コ
アフレームメモリ手段のアドレスを前記第1の処理手段
内部のアドレス生成制御部からのアドレス出力信号によ
り供給するように構成される。
【0010】更に、本発明の動画像符号化復号化回路
は、動画像の各画像フレームを画像内符号化画像,前方
向予測符号化画像および両方向予測符号化画像の3種類
の予測符号化法のいずれかに基づいて符号化するにあた
り、動画像の動き検出及び動き予測処理を実行し且つ画
像予測差分信号および画像予測信号を出力する第1の処
理手段と、前記予測符号化の実行のために必要な画像フ
レームデータを保持するコアフレームメモリ手段と、前
記画像予測差分信号により変換符号化を実行して変換係
数を出力し且つ前記画像予測信号を前記画像予測差分信
号に加算して画像復号化結果を出力する第2の処理手段
と、前記画像復号化結果をモニタするための画像フレー
ムデータを保持するモニタフレームメモリ手段と、前記
変換係数に基ずきエントロピー符号化処理結果としての
ビット可変長符号データを出力する第3の処理手段と、
前記コアフレームメモリ手段,前記第1の処理手段およ
び前記第2の処理手段を互いに結合する第1のデータバ
スと、前記モニタフレームメモリ手段に結合された第2
のデータバスと、前記第1および第2のデータバスを結
合するバスバッファ手段とを有し、前記コアフレームメ
モリ手段のアドレスを前記第1の処理手段内部の2次元
アドレス生成部より供給し、前記モニタフレームメモリ
手段のアドレスを前記第3の処理手段内部の2次元アド
レス生成部より供給するように構成される。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明における3種類の画像符号化
方式を説明するための概念図である。図1に示すよう
に、ISOのMPEGで勧告される予定の動画像符号化
アルゴリズムでは、各フレーム毎に3つのタイプの符号
化方式のいずれかを選択することになり、タイプ1の画
像符号化方式は画像の時間軸方向の符号化を行わず、画
像データそのものを2次元空間上で直交変換するもので
ある。このように符号化される画像はintraフレー
ム(Iフレーム)といわれる。また、タイプ2の画像符
号化方式は過去の画像との差分値を直交変換するもので
ある。このように符号化される画像はpredicte
dフレーム(Pフレーム)といわれる。ここでいう過去
の画像はIフレームおよびPフレームのいずれかに属す
る。更に、タイプ3の画像符号化方式は過去と未来の2
つの画像の算術平均値との差分値を直交変換するもので
ある。このように符号化される画像はbidirect
ionalフレーム(Bフレーム)といわれる。ここで
いう過去および未来の画像はIフレームおよびPフレー
ムのいずれかに属する。
【0012】一方、ISO MPEGに準拠するには、
これら3つのタイプの画像符号データをすべて復号化で
きる必要がある。しかし、符号化については、Pフレー
ムの省略,Bフレームの省略あるいはPフレーム/Bフ
レームの両方の省略など、符号化時間やコストあるいは
画質に応じた選択を行なうことが可能である。Pフレー
ムの符号化のためには、時間的にそれ以前にIフレーム
またはPフレームが必要であり、Bフレームの符号化の
ためには、IフレームまたはPフレームが時間的に前後
に必要となる。このようなIフレームやPフレームのこ
とをコアフレームと呼ぶ。このコアフレームからの時間
内挿としてBフレームを求めるため、送られる符号化画
像の時間順序は復元される画像の順序とは異なってい
る。すなわち、図1中の符号出力順序は、通常の画像の
シーケンス順とは異なるものになるが、それに伴い図1
中の画像入力順序も異なったものにする必要がある。こ
の前処理をフレーム変換(frame convers
ion)とよぶ。
【0013】また、上述したタイプ1/2/3の方式を
含めて符号化を行なう場合は、フレーム変換が必要にな
る。以下に説明する第1の実施例はこのような場合を想
定している。タイプ1の方式のみで全ての画像を符号化
する場合、フレーム間差分をとる必要がないので、フレ
ーム変換処理は必要ない。このような考えで構成された
のが第2の実施例である。しかも、画像符号化時の量子
化誤差の画質への影響を符号化処理と同時に監視したい
場合、復号化画像をそのまま再生する必要があるが、第
3の実施例は、このような場合を想定している。
【0014】図2は本発明の第一の実施例を示す動画像
符号化復号化回路のブロック図である。図2に示すよう
に、本実施例は大きくわけて、ジグザグスキャン/エン
トロピー符号化部101と、変換符号化復号化処理部1
02と、動き補償処理部103と、コアフレームメモリ
104とを有する。
【0015】まず、動き補償処理部103は画像入力1
50に基ずき動き検出および動き予測を行う動き検出/
動き予測処理部121と、画像フレーム同期信号151
を入力し処理部121等を制御する第2のビデオタイミ
ング制御部122と、この制御部122の出力に基ずき
コアフレームメモリ104用の2次元アドレスを生成す
るコアフレームメモリ用2次元アドレス生成部123と
を備えている。特に、動き検出/動き予測処理部121
では、外部から入力された画像150に対し、動き検出
予測処理を実行するが、この処理部121の起動を含め
た全ての動き検出予測処理の制御タイミングは、タイミ
ング制御部122で制御される。しかも、このタイミン
グ制御部122を制御する画像フレーム同期信号151
は、画像入力150に先行するタイミングで入力され
る。また、動き検出実行の基準となる予測画像(Iフレ
ーム,Pフレーム)としては、入力画像そのもの、もし
くは変換符号化復号化処理部102で符号化の後に復号
化された入力画像が、イメージデータバス143を経由
してコアフレームメモリ104に格納される。その場合
のアドレス発生は、前述したように、タイミング制御部
122が生成する起動信号により2次元アドレス生成部
123が実行する。かかる動き検出の必要な画像(Pフ
レーム,Bフレーム)では、コアフレームメモリ104
に格納された画像と外部入力画像150との比較による
動き検出予測処理が実行される。その際のコアフレーム
メモリ104の読み出しアドレス発生は、2次元アドレ
ス生成部123が実行する。このように、動き検出/動
き予測処理部121で処理された結果として、Iフレー
ムの場合は入力画像150そのものが、またPフレーム
もしくはBフレームの場合は入力画像と基準画像(予測
画像)との差分信号がインターフェースデータバス14
2を経由して変換符号化復号化処理部102に転送され
る。
【0016】次に、変換符号化復号化処理部102は、
DCT(Discrete Cosine Trans
form:離散コサイン変換)などの直交変換を中心と
する符号化復号化処理を実行する。すなわち、インター
フェースバス142からの入力画像を変換符号化(直交
変換の後量子化)したデータを再びバス142を経由し
てジグザグスキャン/エントロピー符号化部101の第
2のFIFO115に転送する。この変換符号化復号化
処理部102の起動を含めた全てのタイミング制御は、
第1のビデオタイミング制御部114からのタイミング
そのものを示すコマンドタイミング信号152と起動さ
れる処理の種類を示すコマンド信号141からなる制御
信号により制御される。尚、ビデオタイミング制御部1
14を起動する信号は、第2のタイミング制御部122
の起動と同様に外部から入力される画像フレーム同期信
号151に従う。また、IフレームおよびPフレームの
処理では、インターフェースデータバス142からの入
力画像を変換符号化の後、変換復号化(逆量子化の後、
逆直交変換)したデータがイメージデータバス143を
経由してコアフレームメモリ104に格納される。これ
は、前述の動きの検出予測実行の基準画像となる。
【0017】更に、ジグザグスキャン/エントロピー符
号化部101は、前述した第1のビデオタイミング制御
部114および第2のFIFO115の他に第2のFI
FO115のデータをエントロピー符号化するエントロ
ピー符号化CPU112と、この処理データを一時記憶
し符合出力する第1のFIFO111とを備えている。
まず、符号化部101は第2のFIFO115に転送さ
れた変換符号化データに対し、エントロピー符号化CP
U112でランレングス符号化あるいはエントロピー符
号化などの統計情報に基づく符号化処理を実行する。そ
の処理結果はFIFO111に書込まれるが、この符号
化CPU112は必要に応じてビデオタイミング制御部
114の出力するコマンドの内容に符号量制御などのフ
ィードバックをかける。第1のFIFO111の内容は
最終的な符号化結果として外部に出力される。
【0018】以上に述べた処理を統括すると、外部入力
画像150は、動き補償処理部103、変換符号化復号
化処理部102、ジグザグスキャン/エントロピー符号
化部101の順で処理され、外部に符号として出力され
る。
【0019】図3は図2における動画像符号化アルゴリ
ズムのフロー図である。図3に示すように、動画像の符
号化にあたってはMPEGなどのアルゴリズムを表わ
し、201,202,203の各部分はそれぞれ図2に
おける101,102,103の処理するアルゴリズム
に対応している。また、符号化部101,処理部102
および103に対しては、階層的な時分割多重転送が行
なわれている。この階層はMPEGで定められる処理階
層に対応しており、しかも、この階層のうち時分割多重
転送に関連するものは、マクロブロック層(Macro
block Layer)とブロック層(Block
Layer)である。かかるMPEGの処理単位である
マクロブロックは、4つの輝度ブロック(Y0〜Y3)
および空間的に対応する2つの色差ブロック(Cb,C
r)からなり、これら各ブロックは8×8画素の正方形
領域からなる。典型的なMPEGのビデオシーケンス
は、1フレームあたり330マクロブロック(22列×
15行)を含んでいる。また、MPEGの基本モデルで
は、この大きさの画像を1秒間に30枚処理する必要が
あり、ブロック数に換算すると、1秒間に59400ブ
ロックの処理が必要になる。そのため、ブロック処理に
許容されるサイクルタイムは、帰線期間のマージンなど
を考慮して、約16.6μsec程度になる。同様に、
マクロブロック処理については、100μsec程度に
なる。
【0020】図4はMPEGのマクロブロック層におけ
る転送および処理実行タイミング図、図5はMPEGの
ブロック層におけるデータ転送とバスの対応関係図であ
り、図6はMPEGのブロック層におけるデータ転送お
よび処理実行のタイミング図である。尚、図5におい
て、各転送スロットで流れるデータのアルゴリズム上の
意味については前述した図3を比較参照することにより
理解できる。すなわち、 スロットAi:ブロックiの予測差分信号 スロットBi:ブロックiの予測信号 スロットCi:ブロックiの画像復号化結果信号 スロットDi:ブロックiの変換係数信号 スロットE :動き補償用画像信号 が各々転送されることになる。
【0021】まず、時分割多重転送は、64(8×8)
ワード毎のバースト転送が基本になり、図5に示す各転
送スロットはスロットEを除いて64ワード転送に対応
する。なお、コアフレームメモリ104のアクセスを伴
う場合、アドレス生成部123はこのバースト転送用の
2次元アドレスを生成することになる。また、ジグザグ
スキャン/エントロピー符号化部101における符号化
処理はマクロブロック単位で行なわれ、変換符号化復号
化処理部102における符号化処理はブロック単位で行
なわれる。ここで、動き補償処理部103に関する処理
タイミングは、省略しているが、マクロブロック単位の
パイプライン処理として実行され、フレーム間予測信号
が画像入力の約3マクロブロック遅れで出力される。
【0022】次に、符号化される画像150は、前述し
たように、動き補償処理部103の動き検出予測処理部
121に入力されるが、画像の入力順序については、前
述した図1に示すようなフレーム変換が先に行なわれ
る。画像入力150を入力して処理する動き検出予測処
理部121の実行タイミングは、ビデオタイミング制御
部122で生成され、動き検出動き予測に必要なコアフ
レームメモリ104の読み出しのためのアドレス生成
は、コアフレーム用2次元アドレス生成部123で実行
される。このアドレス生成部123からの出力制御信号
としては、メモリ104のアドレスの他に、リード信号
あるいはライトストローブ信号などがある。尚、転送に
用いられるタイムスロットは、図5のEの部分に対応す
る。
【0023】かかる動き検出予測処理部121の処理結
果として、予測差分信号(タイムスロットAi)と予測
信号(タイミスロットBi)とが出力される。一方、変
換符号化復号化処理部102の内部では、この予測差分
信号に対してDCT処理および量子化処理を実行するの
で、その結果は変換係数信号(タイムスロットDi)と
して、インターフェースデータバス142に出力され
る。さらに、変換符号化復号化処理部102では、この
変換係数に対して逆量子化処理および逆DCT処理を実
行し、これに予測信号を加算して画像復号化結果をイメ
ージデータバス143に出力する(タイムスロットC
i)。
【0024】この変換符号化復号化処理部102の内部
実行タイミングについては、図6に示すように、データ
の依存関係に対応する転送タイミングを満たすように処
理される。かかる処理部102の内部は、DCT処理、
量子化処理、予測差分信号加算処理などの複数の処理に
柔軟に対応するため、例えばディジタル信号処理プロセ
ッサ(DSP)のようなプログラマブルアーキテクチャ
を考えることができる。
【0025】次に、図6に示すように、ブロックiを処
理する動作手順は次のようになる。尚、ブロックiの処
理および関連するデータ転送は全て斜線で示している。
まず、スロットAiで予測差分信号が動き補償処理部1
03から入力され、しかる後、変換符号化復号化処理部
102が起動される。この起動とほぼ同じ時期にスロッ
トBiで予測信号が動き補償処理部103から入力され
る。予測差分信号からDCT処理、量子化処理(Q)を
行って得られる変換係数は、スロットDiにおいてジグ
ザグスキャン/エントロピー符号化部101に転送され
る。また、コアフレーム(IフレームおよびPフレー
ム)の場合はスロットCiを用いてコアフレームがコア
フレームメモリ104に転送される。
【0026】次に、変換符号化復号化処理部102の処
理結果として出力された変換係数は、一旦FIFO11
5に蓄えられた後、エントロピー符号化CPU112に
おいて符号化処理が実行される。かかるFIFO115
への書込みは、読み出しがジグザグスキャン順に制御し
やすいように決定される。さらに、符号化されたビット
ストリームはFIFO111に蓄えられた後、出力され
る。
【0027】ここで、エントロピー符号化CPU112
の内部実行タイミングについては、前述した図4に示す
ように、1つのマクロブロックサイクルタイム以内で1
マクロブロックの処理が完了するようなタイミングを満
たすようになっている。処理の種類としては、例えば、
マクロブロックのヘッダ(header)の符号化、変
換係数の符号化、符号量カウントと量子化スケール値の
制御などがある。このエントロピー符号化CPU112
の内部は、これらの処理仕様に柔軟に対応できるように
するため、マクロプロセッサのようなプログラマブルア
ーキテクチャを考えることができる。以上のタイミング
制御は、2つのビデオタイミング制御部114,122
で行なわれ、これらのタイミング制御部は外部からの画
像同期入力信号151によって起動される。また、動き
補償処理部103の内部においては、動き検出予測処理
部121および2次元アドレス生成部123がビデオタ
イミング制御部122からの制御信号によって起動され
る。さらに、変換符号化復号化処理部102の起動及び
処理手段101,102,103間でのバーストデータ
転送の起動については、ビデオタイミング制御部114
からの制御信号141,152によって起動されるが、
特に制御信号152は起動のタイミングを与えるタイミ
ング信号を表わし、制御信号141はその起動動作の種
類を表わすコマンド信号を表わしている。
【0028】図7は本発明の第二の実施例を示す動画像
符号化復号化回路のブロック図である。図7に示すよう
に、本実施例は前述した図2の第一の実施例と比べる
と、動き補償処理部103およびフレームメモリ104
がない点が異っている。本実施例はフレーム間符号化を
行なわない符号化方式、例えばISO JPEGの標準
に基づく符号化方式等に対して適用される。かかるIS
O MPEGの符号化方式の枠組みで考える場合は、P
フレーム/Bフレームの両方を省略し、Iフレームのみ
で符号化することを考えればよい。
【0029】また、アルゴリズムに関しては、前述した
図3におけるDCT処理、量子化処理およびジグザグス
キャン処理とエントロピー符号化処理のみに残して、残
りを削除した状態のものを想定すればよい。尚、前述し
た第一実施例で述べた階層的な時分割多重転送の基本的
アイデアは、本実施例においても変更されない。但し、
バーストデータ転送のスロットについては、 スロットAi:ブロックiの画像信号(予測差分信号
で、予測信号が全て0と考える) スロットDi:ブロックiの変換係数信号 の2つだけを用いることになる。また、アルゴリズム上
はコアフレームを必要としないため、コアフレームメモ
リ104およびその制御部分も必要としない。また、第
1のビデオタイミング制御部114と第2のビデオタイ
ミング制御部122とを分離している理由は、本実施例
においても変換符号化復号化処理部102の起動及び処
理手段101,102,103間でのバーストデータ転
送の起動の際にビデオタイミング制御部114からの制
御信号141,152によって起動できるようにするた
めである。
【0030】本実施例では、インターフェースデータバ
ス142からブロック分割された画像150が変換符号
化復号化処理部102に入力される(タイムスロットA
i)。この変換符号化復号化処理部102の内部では、
予測差分信号に対してDCT処理および量子化処理を実
行し、その結果は変換係数信号(タイムスロットDi)
として、インターフェースデータバス142に出力され
る。また、変換符号化復号化処理部102の内部実行タ
イミングについては、前述した図6に記載されているよ
うに、データの依存関係に対応する転送タイミングを満
たすよう処理される。これを実現するため、処理部10
2の内部は、例えばディジタル信号処理プロセッサ(D
SP)のようなプログラマブルアーキテクチャを考える
ことができる。この変換符号化復号化処理部102の処
理結果として出力された変換係数は、ジグザグスキャン
/エントロピー符号化部101の第2のFIFO115
に一旦蓄えられた後、エントロピー符号化CPU112
において符号化処理が実行される。この第2のFIFO
115への書込みは読み出しをジグザグスキャン順に制
御しやすいように決定される。次に、エントロピー符号
化CPU112で符号化されたビットストリームは第1
のFIFO111に蓄えられた後、符号出力される。
【0031】このエントロピー符号化CPU112の内
部実行タイミングについては、前述した図4に記載され
ているように、1つのマクロブロックサイクルタイム以
内で1マクロブロックの処理が完了するようなタイミン
グを満たすようになっている。処理の種類としては、例
えばヘッダ(header)の符号化、変換係数の符号
化、符号量カウントと量子化スケール値の制御などがあ
る。また、エントロピー符号化CPU112の内部は、
例えば、マイクロプロセッサのようなプログラマブルア
ーキテクチャを考えることができる。
【0032】図8は本発明の第三の実施例を示す動画像
符号化復号化回路のブロック図である。図8に示すよう
に、本実施例は前述した図2の第一の実施例と比べる
と、モニタフレームメモリ105およびそのためのモニ
タメモリ用2次元アドレス生成部113とバスバッファ
131とを追加した点が異なり、特にこのバスバッファ
131はイメージデータバスを分割する目的で使用され
ている。本実施例と前述した第一の実施例との主な差異
は、画像符号化時の量子化誤差の画質への影響を符号化
処理と同時に監視するため、復号化画像をそのまま再生
する機能を付加した点である。この復号化画像の再生は
コアフレームメモリ104の内容をそのまま表示するこ
とで実行可能である。しかし、このコアフレームメモリ
104は、IフレームとPフレームのみが交互に入力さ
れ、Bフレームは蓄えられていない。さらに、コアフレ
ーム自体が動き補償処理の目的のため、多くのリードア
クセスを必要とし、モニタリングの目的でのメモリリー
ドとのアクセス競合を発生する可能性がある。以下の説
明では、この問題をもう1つのフレームメモリを追加し
て解決する方式について述べている。
【0033】まず、アルゴリズムに関しては、前述した
図3に記載されたとおりであり、第一の実施例で述べた
階層的な時分割多重転送の基本的アイデアは、本実施例
においても変更されない。また、バーストデータ転送の
スロットについては、モニタフレームメモリ105への
書込み制御などが追加される。
【0034】次に、変換符号化復号化処理部102の内
部では、予測差分信号に対してDCT処理および量子化
処理が実行され、その処理結果は変換係数信号(タイム
スロットDi)として、インターフェースデータバス1
42に出力される。さらに、変換符号化復号化処理部1
02では、この変換係数に対して逆量子化処理および逆
DCT処理を実行し、これに予測信号を加算して画像復
号化結果をイメージデータバス143に出力する(タイ
ムスロットCi)。このタイムスロットCiの転送期間
では、コアフレームメモリ104への書込みと同時にモ
ニタフレームメモリ105への書込みも実行される。コ
アフレームメモリ104は、動き補償処理の目的で多く
のリードアクセスを受けるが、このアクセス受付けは、
前述したように、タイムスロットEで実行される。
【0035】これに対し、モニタフレームメモリ105
は監視処理の目的でリードアクセスを受けるが、これは
前述した図5のタイムスロットFで実行される。これら
のタイムスロットEとタイムスロットFとが競合しない
ように、バスバッファ131が設けられている。このバ
スバッファ131はタイムスロットCiの転送が発生し
たときのみ、データをイメージデータバス143からイ
メージデータバス144に通過させる働きをする。この
制御はビデオタイミング制御部122で実行されるが、
ビデオタイミング制御部114から制御してもよい。
【0036】次に、監視処理に必要なモニタフレームメ
モリ105の読み出しのためのアドレス生成は、モニタ
メモリ用2次元アドレス生成部113で実行される。こ
のアドレス生成部113からの出力制御信号としては、
モニタフレームメモリ105のアドレスの他に、リード
信号あるいはライトストローブ信号などがある。また、
ジグザグスキャン/エントロピー符号下部1における第
1のビデオタイミング制御部114から出力される制御
信号154は、タイムスロットFでの出力信号のタイミ
ングとその状態を示しており、これらの制御信号154
は、図示されないモニタ画像出力の制御回路へのインタ
ーフェース信号になる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の動画像符
号化復号化回路は、動画像高能率符号化アルゴリズムの
全体を、アルゴリズムの特徴、特にその並列実行可能性
に基づいて3つの処理部分に分割し、各処理に適合した
アーキテクチャで処理実行するにあたり、ジグザグスキ
ャン/エントロピー符号化部および変換符号化復号化処
理部の各々の処理部をソフトウェアプログラム可能とす
ることにより、特定のアルゴリズムのみに固定されない
処理の実行を実現できるという効果がある。また、本発
明は動画のフレーム間動き検出/動き予測処理に伴って
発生するコアフレームメモリアクセスのタイミングやメ
モリアドレスの発生を動き補償処理部で集中管理し、バ
ス結合を処理手段間のデータ転送およびフレームメモリ
とのデータ転送の2つにまとめることにより、簡単なシ
ステム構成と少ない部品点数で動画像の復号化処理を実
行することができるという効果がある。更に、本発明は
変換復号化符号化処理部に対し画像単位領域(例えば、
8画素×8画素)単位での起動を可能にすることによ
り、画面全体の処理タイミングに依存する必要がなくな
るので、、変換符号部とエントロピー復号部とのタイミ
ングの独立性を保つことができ、1つのエントロピー復
号部に対して複数の変換復号化処理部を接続するなどの
拡張を容易に実施できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における3種類の画像符号化方式を説明
するための概念図である。
【図2】本発明の第一の実施例を示す動画像符号化復号
化回路のブロック図である。
【図3】図2における画像符号化アルゴリズムのフロー
図である。
【図4】MPEGのマクロブロック層のデータ転送と処
理実行のタイミング図である。
【図5】MPEGのブロック層のデータ転送とバスの対
応関係図である。
【図6】MPEGのブロック層におけるデータ転送と処
理実行のタイミング図である。
【図7】本発明の第二の実施例を示す動画像符号化復号
化回路のブロック図である。
【図8】本発明の第三の実施例を示す動画像符号化復号
化回路のブロック図である。
【符号の説明】
101 ジグザグスキャン/エントロピー符号化部 102 変換符号化復号化処理部 103 動き補償処理部 104 コアフレームメモリ 105 モニタフレームメモリ 111,115 FIFO 112 エントロピー符号化CPU 113 モニタメモリ用2次元アドレス生成部 114,122 ビデオタイミング制御部 121 動き検出/動き予測処理部 123 コアフレームメモリ用2次元アドレス生成部 131 バスバッファ 141 コマンドバス 142 インターフェースバス 143,144 イメージデータバス 150 画像入力 151 画像フレーム同期信号 152 コマンドタイミング信号 153 バスバッファ制御信号 154 画像出力制御信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高能率符号化アルゴリズムに基づいて動
    画像を符号化するにあたり、ブロック領域に分割された
    画像データを入力し且つ変換符号化を実行して変換係数
    を前記ブロッムごとに出力する第1の処理手段と、前記
    変換係数を入力し且つエントロピー符号化処理結果とし
    てのビット可変長符号データを出力する第2の処理手段
    とを有し、前記第1の処理手段における符号化処理の開
    始タイミングおよび前記第1の処理手段と前記第2の処
    理手段との間のデータ転送の開始タイミングがすべて前
    記第2の処理手段内部のビデオタイミング制御部からの
    出力信号で制御されることを特徴とする動画像符号化復
    号化回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の処理手段は変換符号化処理用
    ソフトウェアプログラムを実行する処理機能を有し、前
    記第2の処理手段は可変長符号データの構文構築用ソフ
    トウェアプログラムを実行する処理機能を有する請求項
    1記載の動画像符号化復号化回路。
  3. 【請求項3】 動画像の各画像フレームを画像内符号化
    像,前方向予測符号化画像および両方向予測符号化画像
    の3種類の予測符号化法のいずれかに基づいて符号化す
    るにあたり、動画像の動き検出及び動き予測処理を実行
    し且つ画像予測差分信号および画像予測信号を出力する
    第1の処理手段と、前記予測符号化の実行のために必要
    な画像フレームデータを保持するコアフレームメモリ手
    段と、前記画像予測差分信号により変換符号化を実行し
    て変換係数を出力し且つ前記画像予測信号を前記画像予
    測差分信号に加算して画像復号化結果を出力する第2の
    処理手段と、前記変換係数に基ずきエントロピー符号化
    処理結果としてのビット可変長符号データを出力する第
    3の処理手段とを有し、前記第2の処理手段における符
    号化処理の開始タイミングおよび前記3つの処理手段間
    のデータ転送の開始タイミングを前記第3の処理手段内
    部のビデオタインミング制御部からの出力信号で制御
    し、前記コアフレームメモリ手段のアドレスを前記第1
    の処理手段内部のアドレス生成制御部からのアドレス出
    力信号により供給することを特徴とする動画像符号化復
    号化回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の処理手段は変換符号化処理用
    ソフトウェアプログラムを実行する処理機能を有し、前
    記第3の処理手段は可変長符号データの構文構築用ソフ
    トウェアプログラムを実行する処理機能を有する請求項
    3記載の動画像符号化復号化回路。
  5. 【請求項5】 動画像の各画像フレームを画像内符号化
    画像,前方向予測符号化画像および両方向予測符号化画
    像の3種類の予測符号化法のいずれかに基づいて符号化
    するにあたり、動画像の動き検出及び動き予測処理を実
    行し且つ画像予測差分信号および画像予測信号を出力す
    る第1の処理手段と、前記予測符号化の実行のために必
    要な画像フレームデータを保持するコアフレームメモリ
    手段と、前記画像予測差分信号により変換符号化を実行
    して変換係数を出力し且つ前記画像予測信号を前記画像
    予測差分信号に加算して画像復号化結果を出力する第2
    の処理手段と、前記画像復号化結果をモニタするための
    画像フレームデータを保持するモニタフレームメモリ手
    段と、前記変換係数に基ずきエントロピー符号化処理結
    果としてのビット可変長符号データを出力する第3の処
    理手段と、前記コアフレームメモリ手段,前記第1の処
    理手段および前記第2の処理手段を互いに結合する第1
    のデータバスと、前記モニタフレームメモリ手段に結合
    された第2のデータバスと、前記第1および第2のデー
    タバスを結合するバスバッファ手段とを有し、前記コア
    フレームメモリ手段のアドレスを前記第1の処理手段内
    部の2次元アドレス生成部より供給し、前記モニタフレ
    ームメモリ手段のアドレスを前記第3の処理手段内部の
    2次元アドレス生成部より供給することを特徴とする動
    画像符号化復号化回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の処理手段は変換符号化処理用
    ソフトウェアプログラムを実行する処理機能を有し、前
    記第3の処理手段は可変長符号データの構文構築用ソフ
    トウェアプログラムを実行する処理機能を有する請求項
    5記載の動画像符号化復号化回路。
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