JP4319268B2 - 動画像復号方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画像復号方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動画像復号装置では、構成の簡単化のために、1つのメモリバスに複数の処理部を接続し、メモリを、メモリ制御部を介してメモリバスに接続している。このメモリには、ビデオ符号化データ、ビデオ復号データ、ユーザデータ及びオーディオデータが格納される。メモリとしては通常のDRAMでもよいが、より高速なアクセスを可能にするために、ランバスDRAMなどの同期式RAMが用いられる。
【0003】
動画像復号装置では、復号したビデオ信号の1フレーム期間(例えば1/30秒)で1フレーム分の復号処理を行えばよい。
しかし、画像によって符号化データの圧縮率や予測方法が異なるので、画像によって符号化データ量及びその復号処理時間が異なる。
そこで、複数の処理部の各々に小バッファメモリを備え、メモリ制御部で各処理部からの割込要求を受け付けてバス権調停を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、画像によって符号化データ量及び復号処理時間が異なることから、割込要求が競合する場合があり、同期式RAMがランダムアクセス的な使用となってメモリアクセス効率が悪くなる。このため、ハードウエア全体の性能を高める必要があり、製品がコスト高になる原因となる。
【0005】
また、LSI設計においては開発期間短縮のために一般にシミュレーションが行われるが、どのような条件でワーストケースのメモリアクセス要求が生ずるかを特定するのが困難であるので、ワーストケースを想定したシミュレーションしかできない。しかも、数秒分のビットストリームについて設計シミュレーションを行うのに数日要する場合もある。
【0006】
そこで、現状では、LSIを設計し製造した後に、これに多くのビットストリームを入力して実機試験を行うことより、LSIの動作を保証している。
しかし、ワーストケースでの動作が保証されているかどうか不明である。また、実機試験で動作が保証されなかった場合には、LSIを設計変更し、同様の処理を繰り返さなければならないので、LSIの開発期間が長くなる。これを避けるために、必要以上の高性能のLSIを製造すると、コスト高となる。
【0007】
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、RAMに対するアクセス効率のよい動画像復号方法及び装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、要求仕様を満たすための設計が容易な動画像復号方法及び装置を提供することにある。
【0008】
第1態様では、複数の処理部の各々とメモリバスとの間にバッファメモリ部が接続され、該メモリバスにメモリ制御部を介しRAMが接続された動画像復号装置であって、該メモリ制御部は、複数の該バッファメモリ部の各々に対しタイムスロットを周期的に割り当て、各タイムスロットにおいて、対応する該バッファメモリ部と該RAMとの間のアクセスを制御する。
【0009】
RAMとしてはSRAMでもよいが、容量が比較的大きいので、記憶密度が高くて安価なDRAMが実用的である。また、通常のDRAMであっても、ページモードのように行アドレスを指定してコラムアドレスを連続的に変化させることにより、ランダムアクセスよりも高速アクセスが可能である(アクセス効率が高い)が、ランバスDRAMやシンクロナスDRAMのように列アドレスを内部カウンタで連続的に変化させる同期式DRAMの方がより高速にアクセスできるので好ましい。
【0010】
この動画像復号装置によれば、タイムスロットでRAMに対し連続的アクセスが行われるので、アクセス権が頻繁に切り替わってRAMのアクセス効率が低下するのを防止することができる。
また、RAMに対するアクセスが最も厳しいワーストケースを想定してタイムスロットを定めることができるので、動画像復号装置の設計が容易になる。
【0011】
第2態様の動画像復号装置では、第1態様において例えば図1に示す如く、多重ビットストリームを複数のビットストリームに分離するシステム多重分離部と、順に縦続接続された可変長復号部、逆量子化部及び逆DCT部と、予測画像生成部と、該逆DCT部及び該予測画像生成部の出力が供給される加算器と、復号画像データに基づいてビデオ信号を生成する画像出力部と、上記メモリ制御部が接続されたメモリバスとを有し、上記バッファメモリ部は、該システム多重分離部の出力端と該メモリバスとの間に接続された第1バッファメモリ部(21)と、該可変長復号部の入力端と該メモリバスとの間に接続された第2バッファメモリ部(22)と、該予測画像生成部の入力端と該メモリバスとの間に接続された第3バッファメモリ部(23)と、該加算器の出力端と該メモリバスとの間に接続された第4バッファメモリ部(24)と、該復号画像出力部の入力端と該メモリバスとの間に接続された第5バッファメモリ部(25)とを有する。
【0012】
第3態様の動画像復号装置では、第2態様において例えば図5に示す如く、上記メモリ制御部は、クロックを計数し計数値が周期的に変化するカウンタと、該カウンタの計数値に基づいて上記タイムスロットを生成するタイムスロット生成部(123)と、生成された該タイムスロットにおいて、対応する上記バッファメモリ部と上記RAMとの間のアクセスを制御するリード/ライト制御部(125)とを有する。
【0013】
この動画像復号装置によれば、カウンタの計数値に基づいてタイムスロットを生成するので、タイムスロット幅の設定を容易に変更することができる。第4態様の動画像復号装置では、第3態様において例えば図6に示す如く、上記タイムスロット生成部は、タイムスロット群を繰り返し生成し、各タイムスロット群は、上記第2、第3及び第4バッファメモリ部の各々に対するタイムスロット(V、P及びD)を有する。
【0014】
この動画像復号装置によれば、第2、第3及び第4バッファメモリ部の必要な容量を小さくすることが可能となる。第5態様の動画像復号装置では、第4態様において例えば図7又は図10に示す如く、上記タイムスロット生成部はさらに、1水平走査期間の整数倍の期間に上記第1及び第5バッファメモリ部に対するタイムスロット(I及びA)をそれぞれ1つ以上生成する。
【0015】
第6態様の動画像復号装置では、例えば図9に示す如く、上記タイムスロット生成部は、上記第3及び第4バッファメモリ部に対するタイムスロット幅(P及びD)を一定にし、上記第2バッファメモリ部に対するタイムスロット(V)の終了時点を、該第2バッファメモリ部へのデータ格納により該第2バッファメモリ部の空領域が無くなった時点とする。
【0016】
第2バッファメモリ部では1マクロブロック当たりのデータ量が圧縮率により異なるが、このようにすれば、第2バッファメモリ部についてRAMの同一行に対し連続アクセスできるデータ量が多くなるので、RAMに対するアクセス効率が向上する。第7態様の動画像復号装置では、第3態様において例えば図11に示す如く、上記タイムスロット生成部は、タイムスロット群を繰り返し生成し、各タイムスロット群は、上記第1〜第5バッファメモリ部の各々に対するタイムスロット(I、V、P、D及びA)を有する。
【0017】
この動画像復号装置によれば、各タイムスロットの周期が短くかつ一定になるので、第1〜第5バッファメモリ部の必要な容量を削減することができる。第8態様の動画像復号装置では、第7態様において例えば図12及び図13に示す如く、上記第2バッファメモリ部(22)は、その未処理データ量が減少して設定値になったときに割込要求信号(IRQV)を上記メモリ制御部(12A)に供給し、上記タイムスロット生成部(123A)は、第1タイムスロット群を繰り返し生成し、各第1タイムスロット群は、上記第1及び第3〜第5バッファメモリ部の各々に対するタイムスロット(I、P、D及びA)を有し、該タイムスロット生成部はさらに、該割込要求信号に応答し、現第1タイムスロット群の終了を待って第2タイムスロット群を生成し、該第2タイムスロット群は、上記第1、第2及び第5バッファメモリ部の各々に対するタイムスロット(I、V及びA)を有する。
【0018】
第2バッファメモリ部については1マクロブロック当たり転送すべきデータ量が圧縮率により異なるが、この動画像復号装置によれば、例外的な割り込み処理により、第2バッファメモリ部についてRAMの同一行に対し連続アクセスできるデータ量が多くなるので、RAMに対するアクセス効率が向上する。第9態様の動画像復号装置では、第8態様において例えば図13に示す如く、上記第1タイムスロット群幅と上記第2タイムスロット群幅は等しい。
【0019】
この動画像復号装置によれば、第1及び第5バッファメモリ部に対するタイムスロットの周期が割り込みによらず一定になるので、第1及び第5バッファメモリ部の容量を削減することができる。第10態様の動画像復号装置では、第4又は7態様において、上記タイムスロット生成部は、上記タイムスロット群を水平走査期間(ここでkは正の整数)にk×[(1水平走査線上の画素数)/256]個生成し、ここに[]は括弧内の値の整数部分を意味する。
【0020】
この動画像復号装置によれば、マクロブロック単位でバッファメモリ部がアクセス可能になるので、バッファメモリ部の容量を小さくすることができる。第11態様では、第4乃至10態様のいずれか1つにおいて例えば図7(C)及び図8に示す如く、上記メモリ制御部は、上記カウンタの計数値に基づいて復号処理期間を画像表示期間と対応させ、復号処理における垂直ブランキング期間に相当する期間において、上記第1バッファメモリ部に対するタイムスロット(I)のみ水平走査期間に少なくとも1つ生成し、上記第2〜第5バッファメモリ部に対するタイムスロットを生成せず、空き時間において、上記RAMに対し画像データ以外のデータのアクセスを制御する。
【0021】
第1バッファメモリ部へのビデオビットストリームは、転送時の転送レートが一定であるので、この動画像復号装置によれば、第1バッファメモリ部に要求される容量をできるだけ少なくすることができる。第12態様の動画像復号装置では、第2乃至11態様のいずれか1つにおいて例えば図2に示す如く、上記システム多重分離部は、入力ビットストリームをユーザデータ識別パターンと比較してユーザデータを該入力ビットストリームから分離し、該ユーザデータが分離されたビットストリームを上記第1バッファメモリ部に供給する。
【0022】
ユーザデータについては、その量のワーストケースがMPEGで規定されていないので、ユーザデータのアクセスをタイムスロット制御から除外することにより、RAMに要求される転送レートをできるだけ小さくすることが可能となる。第13態様の動画像復号装置では、第2乃至12態様のいずれか1つにおいて例えば図3に示す如く、上記第1〜5バッファメモリ部はいずれも、書込アドレス及び読出アドレスをそれぞれ保持する入力ポインタ及び出力ポインタを備えたバッファメモリ(221)と、該書込アドレス及び読出アドレスに基づいて該バッファメモリ内の未処理データ領域又は空領域のサイズを演算する領域サイズ演算回路(222)と、該サイズを設定値と比較してアクセス要求信号を生成する比較回路(223)とを有する。
【0023】
この動画像復号装置によれば、メモリ制御部でこのアクセス要求信号を用いることにより、メモリ制御部での制御が簡単になる。第14態様の動画像復号装置では、第13態様において例えば図4に示す如く、上記比較回路は、未処理データ領域サイズが減少して所定値(S0)以下になってから該未処理データ領域サイズが最大値(Smax)になるまでの間、上記アクセス要求信号(RQV)を活性化する。
【0024】
第15態様では、第14態様において例えば図7(A)に示す如く、上記メモリ制御部は、上記タイムスロットにおいて、該タイムスロットに対応した上記アクセス要求信号が活性化されているときのみ対応する上記バッファメモリ部と上記RAMとの間のアクセスを制御する。この動画像復号装置によれば、メモリ制御部での制御がさらに簡単になる。
【0025】
第16態様の動画像復号装置では、第15態様において、上記メモリ制御部は、上記タイムスロットの開始時点において該タイムスロットに対応した上記アクセス要求信号が不活性であるとき、該タイムスロットを、上記RAMに対し画像データ以外のデータのアクセスを制御する。第17態様の動画像復号装置では、第2乃至16態様のいずれか1つにおいて、上記第2バッファメモリ部は、少なくとも、1マクロブロックの符号化データの規格上許容最大量の記憶容量を有し、該第2バッファメモリ部に対する上記タイムスロットの幅は、少なくとも、上記RAMから該最大量のデータを読み出して該第2バッファメモリ部へ転送するのに必要な時間である。
【0026】
第18態様の動画像復号装置では、第2乃至16態様のいずれか1つにおいて、上記第2バッファメモリ部は、少なくとも、〔(1マクロブロックの符号化データの規格上許容最大量)×(該許容最大量のマクロブロックが1マクロブロックライン中に含まれる数N)−A×(N−1)〕の記憶容量を有し、ここにA=(1マクロブロックラインの符号化データの規格上許容最大量)/(1マクロブロックラインのマクロブロック数)であり、該第2バッファメモリ部に対する上記タイムスロットの幅は、少なくとも、上記RAMから量Aのデータを読み出して該第2バッファメモリ部へ転送するのに必要な時間である。
【0027】
第19態様では、複数の処理部がメモリ制御部を介して同期式メモリをアクセスする動画像復号方法において、複数の該処理部の各々と該RAMとの間に各々備えられたバッファメモリ部を用意し、複数の該バッファメモリ部の各々に対しタイムスロットを周期的に割り当て、各タイムスロットにおいて、対応する該バッファメモリ部と該RAMとの間のアクセスを許可する。
【0028】
第20態様の動画像復号方法では、第19態様において、上記RAMに対するアクセスが最も厳しいワーストケースを想定してタイムスロットを定める。この動画像復号方法によれば、ワーストケースでのアクセスが保証されるので、この保証のために実機試験を長時間行う必要がない。第21態様の動画像復号方法では、第20態様において例えば図8に示す如く、復号処理期間を画像表示期間と対応させて上記タイムスロットを生成する。
【0029】
第22態様の動画像復号方法では、第21態様において、上記タイムスロット群を水平走査期間(ここでkは正の整数)にk×[(1水平走査線上の画素数)/256]個生成し、ここに[]は括弧内の値の整数部分を意味する。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の動画像復号装置10の概略構成とシステム多重分離部とを示す。
【0031】
同期式RAM11には、ビデオ符号化データ、ビデオ復号データ、ユーザデータ及びオーディオデータの記憶領域が割り当てられている。同期式RAM11は、例えばランバスDRAMであり、これにリクエストパケットを供給することにより、最初のデータのアクセス後において高速アクセスが可能である。同期式RAM11は、メモリ制御部12を介してメモリバス13に接続されている。同期式RAM11の高速性を確保するために、メモリバス13にはバッファメモリ部20〜26が接続されている。メモリ制御部12により、同期式RAM11に対するバッファメモリ部21〜25からのアクセス要求が調停される。バッファメモリ部21〜25はそれぞれ、ライト要求信号RQI、リード要求信号RQV及びRQP、ライト要求信号RQD並びにリード要求信号RQAをメモリ制御部12に供給する。メモリバス13にはまた、オーディオ復号部27及びMPU28が接続されている。
【0032】
バッファメモリ部22と24との間には可変長復号部30、逆量子化部31、逆DCT部32及び加算部33がこの順に縦続接続されている。可変長復号部30には符号化画像データがバッファメモリ部22から供給され、加算部33からバッファメモリ部24へ復号された画像データが蓄積される。バッファメモリ部23と加算部33との間には、予測画像生成部34が接続されている。予測画像生成部34は、可変長復号部30で分離された動きベクトル及びマクロブロックアドレスインクリメントなどの情報を受け取り、マクロブロックアドレスと動きベクトルとで定まる参照画像読出開始アドレスをバッファメモリ部23に知らせ、バッファメモリ部23はこのアドレスから参照画像データを読み出す。画像出力部35には、復号された画像データがバッファメモリ部25から供給され、MPU28から、文字データであるユーザデータをグラフィック変換したデータが供給される。
【0033】
MPEG規格に従って、可変長復号部30、逆量子化部31及び予測画像生成部34ではマクロブロック単位(16×16画素)で処理が行われ、逆DCT部32ではブロック単位(8×8画素)で処理が行われる。バッファメモリ部24では、1マクロブロックに対しブロック単位で6回処理しても、マクロブロック単位で処理してもよい。
【0034】
動画像復号装置10内の全体の制御は、全体制御部36により行われる。
本第1実施形態では、同期式RAM11に対するアクセス権が頻繁に切り替わって同期式RAM11のアクセス効率が低下するのを避けるため、バッファメモリ部21〜25からのアクセス要求に対し、タイムスロット制御する。バッファメモリ部21〜25の各々に対するアクセス用タイムスロットは、同期式RAM11に対するアクセスが最も厳しいワーストケースを想定して後述のように予め定められている。ユーザデータ量は、ワーストケースがMPEGで規定されていないので、タイムスロット制御から除外することにより、メモリアクセス効率を向上させる。
【0035】
システム多重分離部40の構成例を、図2に示す。
MPEG方式の多重化ビットストリームは、符号化されているビデオビットストリームとオーディオビットストリームとユーザデータビットストリームとが多重され、パケット化されている。パケットヘッダには、システムクロックレファランスSCR、ストリームID及びプレゼンテーションタイムスタンプPTS等の情報が含まれている。
【0036】
多重化ビットストリームは、シフトレジスタ41を介しマルチプレクサ42に供給される。シフトレジスタ41の並列出力は、分離制御回路43によりユーザデータ識別パターン44と比較され、分離制御回路43から一致信号EQがマルチプレクサ42の制御入力端に供給される。シフトレジスタ41のビット数は、例えば一連の‘パケットスタートコード’、‘ストリームID’及び‘パケット長’の全ビット数である。ユーザデータ識別パターン44からパケットスタートコードとユーザデータのストリームIDとが供給される。分離制御回路43は比較器、ユーザデータ終了判定用カウンタ431及び一致信号EQを出力するフリップフロップ432を備えている。
【0037】
分離制御回路43は、パケットスタートコードの次のストリームIDがユーザデータを示していることを比較器で検出すると、該パケット長をカウンタ431にロードし、フリップフロップ432をセットして一致信号EQを活性化する。これにより、マルチプレクサ42の出力が図1のバッファメモリ部20側に切り換えられる。カウンタ431のカウントはクロックでデクリメントされ、カウントが0になるとフリップフロップ432がリセットされて一致信号EQが不活性になる。これにより、マルチプレクサ42の出力が主分離部45側に切り換えられる。主分離部45は、入力ビットストリームからシステムタイムクロックSTCなどの同期情報を分離して図1の全体制御部36に供給し、また、ストームIDに基づいて入力ビットストリームをビデオビットストリームとオーディオビットストリームとに分離し、それぞれ図1のバッファメモリ部21及び26に供給する。
【0038】
図3は、バッファメモリ部22の構成例を示す。
FIFOメモリ221は、入力ポートと出力ポートとを備えた2ポートRAMであり、次の書き込みアドレス及び読み出しアドレスを保持する入力ポインタIP及び出力ポインタOPを備えている。領域サイズ演算回路222は、この出力ポインタOPの値と入力ポインタIPの値とに基づいて、未処理データ領域サイズSを算出し、比較器223に供給する。比較器223は出力保持型であり、領域サイズSと設定値S0とを比較し、例えば図4に示す如く、領域サイズSが減少してS=S0になったことを検出すると、出力RQVを高レベルにしてこれを保持する。この状態で、比較器223は領域サイズSと設定値(容量)Smaxとを比較し、S=Smaxとなれば出力リード要求信号RQVを低レベルにリセットする。
【0039】
このようなリード要求信号RQVをバッファメモリ部22で生成することにより、メモリ制御部12での制御が簡単になる。
バッファメモリ部21及び23〜25のいずれも、設定値S0及び容量Smax以外はバッファメモリ部22と同様に構成されている。
図1において、全体制御部36は、不連続的なシステムタイムクロックSTCに基づいて連続的なシステムクロックCLKを生成し、このシステムクロックCLKを分周して仮想水平同期信号VHSYNC(復号処理では表示の水平同期信号と無関係であるので「仮想」を付加した。以下同様。)を生成し、仮想水平同期信号VHSYNCを分周して仮想垂直同期信号VVSYNCを生成し、これらをタイムスロット生成用としてメモリ制御部12に供給する。
【0040】
図5は、メモリ制御部12の構成例を示す。
システムクロックCLK及び仮想水平同期信号VHSYNCはそれぞれカウンタ121及び122のクロック入力端CKに供給されて、そのパルスがカウントされる。カウンタ121及び122のリセット入力端RSTにはそれぞれ仮想水平同期信号VHSYNC及び仮想垂直同期信号VVSYNCが供給され、そのパルスによりカウントがゼロクリアされる。カウンタ121及び122のカウントCNT及びCNTHはタイムスロット生成部123に供給される。
【0041】
タイムスロットは、タイムスロット生成部123により以下のように定められる。
1フレーム期間(例えば1/30秒)において、1フレーム分の復号処理を行えばよい。通常、水平方向に720画素あり、この場合、仮想1水平走査期間(1H)に処理すべきマクロブロック数は720÷(16×16)=2.8以上である。そこで、本第1実施形態では、1Hに3マクロブロックのデータを処理できるように動画像復号装置10を設計する。
【0042】
図6は、カウントCNTとタイムスロットの区切りとの関係を示す。タイムスロット生成部123は、カウントCNTが0及びN1〜N10になったことを検出して、タイムスロットの区切りを決定する。図6において、I及びDはそれぞれ、図1のバッファメモリ部21及び24から同期式RAM11へデータを転送するのに割り当てられるタイムスロットであり、V、P及びAはそれぞれ、図1の同期式RAM11からバッファメモリ部22、23及び25へデータを転送するのに割り当てられるタイムスロットである。
【0043】
タイムスロット生成部123は、図7(A)に示す如く1Hにおいて、タイムスロットI及びAを生成しさらにタイムスロットV、P及びDからなるタイムスロット群を繰り返し3回生成する。1フレームが720×480画素=(720/16)×(480/16)=45×30マクロブロックである場合、45×30/3=450Hで1画像分の復号処理を行うことができる。したがって、復号処理については、1フレーム期間に30H余る。そこで、図8に示す如く、カウントCNTHが1〜225のトップフィールド復号期間の次に、カウントCNTHが226〜239の余り期間を配置し、カウントCNTHが263〜287のボトムフィールド復号期間の次に、カウントCNTHが489〜502の余り期間を配置する。この余り期間では、タイムスロットI及びAのみ生成すればよい。トップフィールド及びボトムフィールドの各々に対応して、カウントCNTHが240〜262及び503〜525の垂直ブランキング期間がある。この期間では、タイムスロットIのみ生成すればよい。
【0044】
タイムスロット生成部123は、カウントCNTHの値に基づき、復号期間の各1Hで図7(A)のタイムスロット列を生成し、余り期間の各1Hで図7(B)のタイムスロット列を生成し、垂直ブランキング期間の各1Hで図7(C)のタイムスロット列を生成する。
バッファメモリ部21へのビデオビットストリームは、転送時の転送レートが一定であるので、垂直ブランキング期間においても1Hに1つのタイムスロットIを生成することにより、バッファメモリ部21に要求される容量をできるだけ少なくすることができる。
【0045】
タイムスロット生成部123は、例えば図7(A)〜(C)に示す如く、タイムスロットI、A、V、P、D及びタイムスロット無しをそれぞれタイムスロット値TS=0〜5と対応させ、タイムスロット値TSを要求受付部124に供給する。
要求受付部124は、タイムスロット値TSが0に変化した時点でライト要求信号RQIが高レベルであればこれを受け付け、タイムスロット値TSが1に変化した時点でリード要求信号RQAが高レベルであればこれを受け付け、タイムスロット値TSが2に変化した時点でリード要求信号RQVが高レベルであればこれを受け付け、タイムスロット値TSが3に変化した時点でリード要求信号RQPが高レベルであればこれを受け付け、タイムスロット値TSが4に変化した時点でライト要求信号RQDが高レベルであればこれを受け付ける。そして、受け付けた要求信号をリード/ライト制御部125に供給する。
【0046】
リード/ライト制御部125は、この要求信号に応答して、この要求信号が低レベルになるまで、同期式RAM11をアクセスしてこの要求を満たす。図7(A)は、タイムスロット値TSと要求信号との関係を示している。この関係は、図7(B)及び図7(C)のタイムスロット列についても同様である。
タイムスロット値TSが変化した時点で、対応する要求信号が低レベルになっているとき、並びに、図7(B)及び図7(C)でTS=5である場合には、画像データ以外の処理が行われる。すなわち、図1のバッファメモリ部20、26、オーディオ復号部27又はMPU28に対しバス権が与えられる。音声データ及びユーザデータは、画像データ量に比し少ないので、このようにしても充分な処理時間が確保される。
【0047】
次に、図7(A)を参照して、1Hにおける動画像復号装置10の動作を説明する。
ビデオビットストリームがバッファメモリ部21に蓄積され、ライト要求信号RQIが高レベルに遷移する。タイムスロット生成部123によりタイムスロットIが生成され、要求受付部124によりライト要求信号RQIが受け付けられ、リード/ライト制御部125によりバッファメモリ部21のデータが同期式RAM11のビデオ符号化データ領域に転送される。
【0048】
バッファメモリ部25に蓄積された復号画像データが画像出力部35で読み出される。画像出力部35は、フォーマット変換、表色変換及びアナログ変換等を行ってビデオ信号VSを生成する。場合により、番組内容や字幕スーパーなどのユーザデータ(文字データ)をグラフィック変換したデータがMPU28から画像出力部35へ供給されて、バッファメモリ部25からの画像データと合成される。
【0049】
リード要求信号RQAが高レベルに遷移し、タイムスロット生成部123によりタイムスロットAが生成され、要求受付部124によりリード要求信号RQAが受け付けられ、リード/ライト制御部125により同期式RAM11のビデオ復号データ領域のデータが1ライン分バッファメモリ部25に転送される。
バッファメモリ部22に蓄積された1マクロブロックのデータが可変長復号部30で読み出されて、動きベクトルなどの情報が分離されて予測画像生成部34に供給され、次に符号化データが量子化DCT係数に変換される。予測画像生成部34では上記参照画像読出アドレスをバッファメモリ部23に供給する。バッファメモリ部22のデータ蓄積量の低下に応じてリード要求信号RQVが高レベルに遷移する。タイムスロット生成部123によりタイムスロットVが生成され、要求受付部124によりリード要求信号RQVが受け付けられ、リード/ライト制御部125により同期式RAM11のビデオ符号化データ領域のデータがバッファメモリ部22に転送される。
【0050】
可変長復号部30の出力が逆量子化部31によりDCT係数に変換され、次に逆DCT部32で空間領域のデータに変換される。逆DCT部32の出力がIピクチャー(内部符号化画像)の場合には、予測画像生成部34の出力が0であり、逆DCT部32の出力がPピクチャー(前方向予測符号化画像)又はBピクチャー(双方向予測符号化画像)の場合には、予測画像生成部34は、参照画像をバッファメモリ部23から読み出し、予測画像を生成して加算部33に供給する。
【0051】
バッファメモリ部22のデータ蓄積量の低下に応じてリード要求信号RQPが高レベルに遷移する。タイムスロット生成部123によりタイムスロットPが生成され、要求受付部124によりリード要求信号RQPが受け付けられ、リード/ライト制御部125により同期式RAM11のビデオ復号データ領域のデータがバッファメモリ部23に転送される。
【0052】
加算部33の演算結果が復号画像データとしてバッファメモリ部24に1マクロブロック分蓄積される。バッファメモリ部22のデータ蓄積量の上昇に応じて、ライト要求信号RQDが高レベルに遷移する。タイムスロット生成部123によりタイムスロットDが生成され、要求受付部124によりライト要求信号RQDが受け付けられ、リード/ライト制御部125によりバッファメモリ部24のデータが同期式RAM11のビデオ復号データ領域に転送される。
【0053】
このようにして、1タイムスロット群の期間(1マクロブロック処理期間)で、1マクロブロックの符号化データが復号される。この処理が1Hに3回繰り返し行われる。
次に、タイムスロット幅、タイムスロット当たりの最大データ転送量及びバッファメモリ部の記憶容量の決定方法について説明する。
【0054】
1マクロブロック当たりのデータ量は処理部により異なり、この量のデータを処理するのに必要な時間も処理部により異なる。また、バッファメモリ部と同期式RAM11間のデータ転送時間は同期式RAM11のアクセス速度に依存する。
図1において、システム多重分離部40からバッファメモリ部21への1画像当たりのデータ量は圧縮率により大きく異なるが、伝送時のデータ転送レートは例えば6Mbpsと一定であり、これに基づいて、1H毎にバッファメモリ部21から同期式RAM11へ転送するのに必要な最大データ量、タイムスロット幅及びバッファメモリ部21の容量を定める。
【0055】
同期式RAM11からバッファメモリ部22への1マクロブロック当たりのデータ転送量は、符号化データ圧縮度により異なるが、以下のようにワーストケースを考えて上記値を定める。
(1)決定方法1
バッファメモリ部22から可変長復号部30へのデータ転送量のワーストケースは、MPEG規格によれば次の通りである。
【0056】
1マクロブロックライン中、最大9216ビットのマクロブロック(正確には、9216ビットはDCT係数のビット数であり、さらに動きベクトルやマクロブロックアドレスなどの制御情報があり、1マクロブロックの最大ビット数はこれより若干増える。)が多くても2つで、残りのマクロブロックはいずれも、最大でも4608ビットである。1マクロブロックラインが45マクロブロックである場合には、1マクロブロックラインのメモリ転送量のワーストケースは、
9,216ビット×2+4,608ビット×43=216,576ビット
である。したがって、この場合の1マクロブロック当たりの平均ビット数は216,576/45≒4,813ビットとなる。
【0057】
2マクロブロックラインでのワーストケースでは、最初の1マクロブロックラインの終わりの2マクロブロックの各々が9,216ビットで、次の1マクロブロックラインの初めの2マクロブロックの各々が9,216ビットで、続く1マクロブロックが4,608ビットである。
この場合、可変長復号部30が1マクロブロックのデータを処理する毎に同期式RAM11からメモリ制御部12を介しバッファメモリ部22へ4,813ビット転送するとすると、割り当てられたタイムスロットVで可変長復号部30が処理をスキップしないようにするためにバッファメモリ部22に必要な記憶容量は、
9,216ビット×4−4,813ビット×3=22,425ビット
である。このワーストケースの3マクロブロック処理期間で、可変長復号部30が3マクロブロック=9,216ビット×3回処理し、この間にバッファメモリ部22へ4,813ビット×3回補給すれば、次のマクロブロック処理期間の最初においてバッファメモリ部22内には、
22,425−9,216×3+4,813×3=9,216ビット
のデータが残っている。次の1マクロブロック処理期間で可変長復号部30が9,216ビット処理し、4,813ビットがバッファメモリ部22に補給される。したがって、次の1マクロブロック処理期間で可変長復号部30が、4,608ビットを処理することができ、このワーストケースに対処することができる。
【0058】
(2)決定方法2
タイムスロット幅を広くし又はアクセス速度の高いRAM11を用いることにより、1タイムスロットでバッファメモリ部22へ9,216ビット補給すれば、バッファメモリ部22に必要な記憶容量は9,216ビットと、上記の場合よりも少なくなる。
【0059】
(3)決定方法3
また、MPEG規格にはよれば、1ピクチャ当たりの最大ビット数は1.75Mbである。1ピクチャが675マクロブロックの場合、1マクロブロック当たりの平均ビット数は1.75Mb/675≒2,719ビットとなる。したがって、1タイムスロットでバッファメモリ部22へ2,719ビット補給するようにしてもよい。この場合、明らかに(1)の場合よりもバッファメモリ部22に必要な記憶容量が大きくなる。
【0060】
以上の(1)〜(3)のように、1タイムスロット当たり同期式RAM11からバッファメモリ部22へデータ伝送する量が、平均化されて少なくなるほど、バッファメモリ部22に必要な記憶容量は大きくなる。
バッファメモリ部23から予測画像生成部34への1マクロブロック当たりのデータ転送量は、両方向予測の場合にワーストケースとなるので、この場合に基づいて、上記値を定める。
【0061】
ビデオビットストリームがバッファメモリ部21へ供給されているときのデータ転送レートは定まっており、また、バッファメモリ部25から画像出力部35へのデータ転送レートは定まっており、これに基づいて、上記値を定める。
例えば、MPU28がRAM11内のユーザデータ(文字データ)をグラフィックデータに変換してRAM11内に書き込んでおき、これを読み出して画像出力部35に合成用データとして供給する場合や、表示画面を2分割して2つの番組を表示させる場合には、RAM11に対するアクセス回数が増えるので、RAM11に対する1タイムスロット当たりのデータアクセス量が少なくなって、バッファメモリ部の容量を大きくする必要がある。そうでない場合には、RAM11に対する1タイムスロット当たりのデータアクセス量を多くして、バッファメモリ部の容量を少なくすることにより、製造コストを低減した方が好ましい。
【0062】
なお、上記余り期間及び垂直ブランキング期間で他の処理を行っても余裕期間が確保される場合には、バッファメモリの容量を上述の場合よりも少なくし、バッファメモリに1マクロブロック分のデータ存在しない場合には処理部で処理をスキップし、これにより処理がずれて、上記余り期間でも処理を実行するようにしてもよい。
【0063】
[第2実施形態]
図9は、図7(A)に対応した、本発明の第2実施形態のタイムスロット及びアクセス要求信号を示す。
バッファメモリ部22への1マクロブロックのデータ量が圧縮率により大きく異なる。そこでこの実施形態では、図5において、要求受付部124に供給されるリード要求信号RQVをタイムスロット生成部123にも供給している。そして、タイムスロット生成部123は、タイムスロットVのみ、リード要求信号RQVが立ち下がった時点でこのタイムスロットを終了することにより、タイムスロット幅を可変にしている。
【0064】
これにより、同期式RAM11の同一行に対し連続アクセスできるデータ量が多くなるので、同期式RAM11に対するアクセス効率が向上する。
[第3実施形態]
図10は、図7(A)に対応した、本発明の第2実施形態のタイムスロット及びアクセス要求信号を示す。
【0065】
この実施形態では、図7の1水平走査期間を2水平走査期間とすることにより、タイムスロットVとPとDとからなるタイムスロット群を、図7の場合の2倍の6回繰り返し生成している。
これにより、タイムスロットI及びAについて、同期式RAM11の同一行に対し連続アクセスできるデータ量が多くなるので、アクセス効率が向上する。
【0066】
[第4実施形態]
図11は、図10に対応した、本発明の第4実施形態のタイムスロット列を示す図である。
この実施形態では、タイムスロットI及びAをタイムスロットV、P及びDのタイムスロット群に含めることにより、タイムスロットI及びAの周期も1マクロブロック処理期間にしている。
【0067】
これにより、バッファメモリ部21及び25の必要な容量を削減することができる。
図11では、図10との関係で2水平走査期間について示しているが、1水平走査期間が丁度3マクロブロック処理期間に等しくなっているので、1水平走査期間についてタイムスロットを割り当てた場合と同じになる。
【0068】
[第5実施形態]
図12は、本発明の第5実施形態のメモリ制御部12Aを示す。
この回路では、バッファメモリ部22から要求受付部124へのリード要求信号RQVを、割込要求信号IRQVとしてタイムスロット生成部123Aにも供給している。
【0069】
タイムスロット生成部123Aは、図13に示す如く、原則としてタイムスロット群からタイムスロットVを除外している。そして、割込要求信号IRQVが活性化されたときのみ例外として、現タイムスロット終了時点で、タイムスロットPとDとの替わりにタイムスロットVを割り当てたタイムスロット群の生成を開始している。このタイムスロット群も、1マクロブロック処理期間を他のそれと等しくしている。そして、タイムスロットVの両側にタイムスロットI及びAを割り当てることにより、タイムスロットI及びAの周期を割り込みによらず一定にして、バッファメモリ部21及び25の容量削減を図っている。
【0070】
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、図5のカウンタ122を用いずに、その出力の替わりにカウンタ121の上位ビットを用いてもよい。
また、バッファメモリ部21〜25からメモリ制御部12へ要求信号を供給しないで、タイムスロットに対応するバッファメモリ部のアクセスを実行させるようにしてもよい。
【0071】
同期式RAM11の替わりに、ページモードなどのように行アドレスを指定し列アドレスを連続的に変化させることによりアクセス効率がランダムアクセスの場合よりも高くなる非同期式RAMを用いてもよい。RAM11はSRAMであってもよいが、例えば少なくても16Mbであるので、記憶密度がSRAMより高くて安価なDRAMの方が実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の動画像復号装置の概略構成とシステム多重分離部とを示すブロック図である。
【図2】図1中のシステム多重分離部の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1中のバッファメモリ部の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3のバッファメモリ部の動作を示すタイムチャートである。
【図5】図1中のメモリ制御部の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5の回路の動作を示すタイムチャートである。
【図7】(A)は図5の回路の動作を示すタイムチャートであり、(B)及び(C)は1フレーム期間中の仮想1水平期走査期間の位置により(A)と異なるタイムスロット列を示す図である。
【図8】1フレーム期間におけるタイムスロット列の割り当てを示す図である。
【図9】図7(A)に対応した、本発明の第2実施形態のタイムスロット及びアクセス要求信号を示すタイムチャートである。
【図10】図7(A)に対応した、本発明の第3実施形態のタイムスロット列を示す図である。
【図11】図10に対応した、本発明の第4実施形態のタイムスロット列を示す図である。
【図12】本発明の第5実施形態のメモリ制御部を示すブロック図である。
【図13】図11に対応した、本発明の第5実施形態のタイムスロット列を示す図である。
【符号の説明】
10 動画像復号装置
11 同期式RAM
12、12A メモリ制御部
121、122 カウンタ
123、123A タイムスロット生成部
125 リード/ライト制御部
124 要求受付部
13 メモリバス
20〜26 バッファメモリ部
221 FIFOメモリ
222 領域サイズ演算回路
27 オーディオ復号部
28 MPU
30 可変長復号部
31 逆量子化部
32 逆DCT部
33 加算部
35 画像出力部
36 全体制御部
40 システム多重分離部
I、A、V、P、D タイムスロット
RQI、RQD ライト要求信号
RQA、RQV、RQP リード要求信号
IRQV 割込要求信号

Claims (21)

  1. 複数の処理部の各々とメモリバスとの間にバッファメモリ部が接続され、該メモリバスにRAMが接続された動画像復号装置であって、
    複数の該バッファメモリ部の各々に対しタイムスロットを割り当て、各タイムスロットの開始時点において、該複数のバッファメモリ部のうち、開始タイムスロットに対応するバッファメモリ部の該RAMへの画像データのアクセス要求信号が有るとき、このバッファメモリ部の該RAMに対する画像データのアクセスを制御し、各タイムスロットの該開始時点において、該開始タイムスロットに対応する該バッファメモリ部の該アクセス要求信号が無いとき、該メモリバスのバス権を、該複数のバッファメモリ部以外の、該メモリバスに接続されたバッファメモリ部又はプロセッサに与えるメモリ制御部、
    を有することを特徴とする動画像復号装置。
  2. 多重ビットストリームを複数のビットストリームに分離するシステム多重分離部と、順に縦続接続された可変長復号部、逆量子化部及び逆DCT部と、予測画像生成部と、該逆DCT部及び該予測画像生成部の出力が供給される加算器と、復号画像データに基づいてビデオ信号を生成する画像出力部と、上記メモリ制御部が接続されたメモリバスとを有し、
    上記複数及び複数以外のバッファメモリ部は、該システム多重分離部の出力端と該メモリバスとの間に接続された第1バッファメモリ部と、該可変長復号部の入力端と該メモリバスとの間に接続された第2バッファメモリ部と、該予測画像生成部の入力端と該メモリバスとの間に接続された第3バッファメモリ部と、該加算器の出力端と該メモリバスとの間に接続された第4バッファメモリ部と、該復号画像出力部の入力端と該メモリバスとの間に接続された第5バッファメモリ部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像復号装置。
  3. 上記メモリ制御部は、
    クロックを計数し計数値が周期的に変化するカウンタと、
    該カウンタの計数値に基づいて上記タイムスロットを生成するタイムスロット生成部と、
    生成された該タイムスロットにおいて、対応する上記バッファメモリ部と上記RAMとの間のアクセスを制御するリード/ライト制御部と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の動画像復号装置。
  4. 上記タイムスロット生成部は、タイムスロット群を繰り返し生成し、各タイムスロット群は、上記複数のバッファメモリ部に含まれる上記第2、第3及び第4バッファメモリ部の各々に対するタイムスロットを有することを特徴とする請求項3記載の動画像復号装置。
  5. 上記タイムスロット生成部はさらに、1水平走査期間の整数倍の期間に、上記複数のバッファメモリ部に含まれる上記第1及び第5バッファメモリ部に対するタイムスロットをそれぞれ1つ以上生成することを特徴とする請求項4記載の動画像復号装置。
  6. 上記タイムスロット生成部は、上記第3及び第4バッファメモリ部に対するタイムスロット幅を一定にし、上記第2バッファメモリ部に対するタイムスロットの終了時点を、該第2バッファメモリ部へのデータ格納により該第2バッファメモリ部の空領域が無くなった時点とすることを特徴とする請求項4又は5記載の動画像復号装置。
  7. 上記タイムスロット生成部は、タイムスロット群を繰り返し生成し、各タイムスロット群は、上記複数のバッファメモリ部に含まれる上記第1〜第5バッファメモリ部の各々に対するタイムスロットを有することを特徴とする請求項3記載の動画像復号装置。
  8. 上記第2バッファメモリ部は、その未処理データ量が減少して設定値になったときに割込要求信号を上記メモリ制御部に供給し、
    上記タイムスロット生成部は、第1タイムスロット群を繰り返し生成し、各第1タイムスロット群は、上記第1及び第3〜第5バッファメモリ部の各々に対するタイムスロットを有し、該タイムスロット生成部はさらに、該割込要求信号に応答し、現第1タイムスロット群の終了を待って第2タイムスロット群を生成し、該第2タイムスロット群は、上記第1、第2及び第5バッファメモリ部の各々に対するタイムスロットを有する、
    ことを特徴とする請求項7記載の動画像復号装置。
  9. 上記第1タイムスロット群幅と上記第2タイムスロット群幅は等しいことを特徴とする請求項8記載の動画像復号装置。
  10. 上記タイムスロット生成部は、上記タイムスロット群をk水平走査期間(ここでkは正の整数)にk×[(1水平走査線上の画素数)/256]個生成し、ここに[]は括弧内の値の整数部分を意味する、
    ことを特徴とする請求項4又は7記載の動画像復号装置。
  11. 上記メモリ制御部は、上記カウンタの計数値に基づいて復号処理期間を画像表示期間と対応させ、復号処理における垂直ブランキング期間に相当する期間において、上記第1バッファメモリ部に対するタイムスロットのみ1水平走査期間に少なくとも1つ生成し、上記第2〜第5バッファメモリ部に対するタイムスロットを生成せず、空き時間において、上記RAMに対し画像データ以外のデータのアクセスを制御することを特徴とする請求項4乃至10のいずれか1つに記載の動画像復号装置。
  12. 上記システム多重分離部は、入力ビットストリームをユーザデータ識別パターンと比較してユーザデータを該入力ビットストリームから分離し、該ユーザデータが分離されたビットストリームを上記第1バッファメモリ部に供給することを特徴とする請求項2乃至11のいずれか1つに記載の動画像復号装置。
  13. 上記第1〜5バッファメモリ部はいずれも、
    書込アドレス及び読出アドレスをそれぞれ保持する入力ポインタ及び出力ポインタを備えたバッファメモリと、
    該書込アドレス及び読出アドレスに基づいて該バッファメモリ内の未処理データ領域又は空領域のサイズを演算する領域サイズ演算回路と、
    該サイズを設定値と比較してアクセス要求信号を生成する比較回路と、
    を有することを特徴とする請求項2乃至12のいずれか1つに記載の動画像復号装置。
  14. 上記比較回路は、未処理データ領域サイズが減少して所定値以下になってから該未処理データ領域サイズが最大値になるまでの間、上記アクセス要求信号を活性化することを特徴とする請求項13記載の動画像復号装置。
  15. 上記メモリ制御部は、上記タイムスロットにおいて、該タイムスロットに対応した上記アクセス要求信号が活性化されているときのみ対応する上記バッファメモリ部と上記RAMとの間のアクセスを制御することを特徴とする請求項14記載の動画像復号装置。
  16. 上記第2バッファメモリ部は、少なくとも、1マクロブロックの符号化データの規格上許容最大量の記憶容量を有し、
    該第2バッファメモリ部に対する上記タイムスロットの幅は、少なくとも、上記RAMから該最大量のデータを読み出して該第2バッファメモリ部へ転送するのに必要な時間であることを特徴とする請求項2乃至15のいずれか1つに記載の動画像復号装置。
  17. 上記第2バッファメモリ部は、少なくとも、〔(1マクロブロックの符号化データの規格上許容最大量)×(該許容最大量のマクロブロックが1マクロブロックライン中に含まれる数N)−A×(N−1)〕の記憶容量を有し、ここにA=(1マクロブロックラインの符号化データの規格上許容最大量)/(1マクロブロックラインのマクロブロック数)であり、
    該第2バッファメモリ部に対する上記タイムスロットの幅は、少なくとも、上記RAMから量Aのデータを読み出して該第2バッファメモリ部へ転送するのに必要な時間であることを特徴とする請求項2乃至15のいずれか1つに記載の動画像復号装置。
  18. 複数の処理部がメモリ制御部を介してRAMにアクセスする動画像復号方法において、
    複数の該処理部の各々と該RAMとの間に各々備えられたバッファメモリ部を用意し、
    該メモリ制御部が、
    複数の該バッファメモリ部の各々に対しタイムスロットを割り当て、各タイムスロットの開始時点において、該複数のバッファメモリ部のうち、開始タイムスロットに対応するバッファメモリ部の該RAMへの画像データのアクセス要求信号が有るとき、このバッファメモリ部の該RAMに対する画像データのアクセスを制御し、各タイムスロットの該開始時点において、該開始タイムスロットに対応する該バッファメモリ部の該アクセス要求信号が無いとき、該メモリバスのバス権を、該複数のバッファメモリ部以外の、該メモリバスに接続されたバッファメモリ部又はプロセッサに与える
    ことを特徴とする動画像復号方法。
  19. 上記RAMに対するアクセスが最も厳しいワーストケースを想定してタイムスロットを定めることを特徴とする請求項18記載の動画像復号方法。
  20. 復号処理期間を画像表示期間と対応させて上記タイムスロットを生成することを特徴とする請求項19記載の動画像復号方法。
  21. 上記タイムスロット群をk水平走査期間(ここでkは正の整数)にk×[(1水平走査線上の画素数)/256]個生成し、ここに[]は括弧内の値の整数部分を意味する、
    ことを特徴とする請求項20記載の動画像復号方法。
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