JPH05267984A - 圧電磁器振動子 - Google Patents

圧電磁器振動子

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Publication number
JPH05267984A
JPH05267984A JP6471792A JP6471792A JPH05267984A JP H05267984 A JPH05267984 A JP H05267984A JP 6471792 A JP6471792 A JP 6471792A JP 6471792 A JP6471792 A JP 6471792A JP H05267984 A JPH05267984 A JP H05267984A
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JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric ceramic
plate
piezoelectric porcelain
recessed part
piezoelectric
Prior art date
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Pending
Application number
JP6471792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kamae
隆行 鎌江
Yutaka Ariake
裕 有明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP6471792A priority Critical patent/JPH05267984A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 圧電磁器板34に導電体38が形成された圧
電磁器振動板30と、圧電磁器振動板30を挟持する電
極板36を具備する圧電振動子において、圧電磁器振動
板30の導電体38の中央部に凸部38a及び凹部38
bが形成されている圧電磁器振動子。 【効果】 圧電磁器板に加工を施す必要をなくすことに
より、製造工程の簡素化が可能となり、コストを低減さ
せることができ、また圧電磁器板の振動特性を維持する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電磁器振動子に関し、
より詳細には発振子として電子機器等に使用される圧電
磁器振動子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に圧電磁器振動子は圧電磁器板に導
電部が形成されたものであり、交流信号を加えると、圧
電磁器振動子の形状により所定のモードで共振する。こ
れら圧電磁器振動子の振動モードには10KHz〜10
MHzで共振する面積振動モードまたは拡がり振動モー
ドなどがある。
【0003】図5は実開昭58−155126号公報に
おいて開示された従来の拡がりモードを使用した圧電磁
器振動子を示す断面図である。図中44は圧電磁器板を
示しており、圧電磁器板44の中央部の両面にそれぞれ
凹部44aが形成されている。また、圧電磁器板44の
両表面には一定厚さの導電体48が形成され、これら圧
電磁器板44及び導電体48により圧電磁器振動板40
が構成されいる。
【0004】この圧電磁器振動板40を両側から挟むよ
うな形で電極板46が配設されており、また電極板46
の中央部には凹部44aに対応してそれぞれ凹部46a
が形成されている。
【0005】そして、圧電磁器板44の凹部44aにお
いて導電体48と電極板46の凹部46aとが一体化さ
れ、圧電磁器振動板40が電極板46の凹部46aによ
り挟持されている。前記一体化により、圧電磁器板44
と導電体48と電極板46とが電気的に接続されること
となる。
【0006】このように、圧電磁器振動板40の凹部4
4aと電極板46の凹部46aとの係合により、耐衝撃
性に優れた圧電磁器振動子が作製されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した圧電磁器振動
子にあっては圧電磁器板44に凹部44aを形成する必
要があり、圧電磁器板44自体に加工を施すことは工程
数も多くなるため、製造工程の繁雑化を招き、コストが
高くなるという課題があった。また、加工された圧電磁
器板44は振動特性が劣化するという課題もあった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑み発明された
ものであって、圧電磁器板に加工を施す必要をなくすこ
とにより、製造工程の簡素化が可能となり、コストを低
減させることができ、また圧電磁器板の振動特性を維持
することができる圧電磁器振動子を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明に係る圧電磁器振動子は圧電磁器板に導電部
が形成された圧電磁器振動板と、該圧電磁器振動板を挟
持する電極板を具備する圧電磁器振動子において、前記
圧電磁器振動板の前記導電部の中央部に凸部または凹部
が形成されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、圧電磁器板に導電部が形成
された圧電磁器振動板と、該圧電磁器振動板を挟持する
電極板を具備する圧電磁器振動子において、前記圧電磁
器振動板の前記導電部の中央部に凸部または凹部が形成
されており、これら凹部または凸部形状にあわせて前記
電極板の中央部を嵌合させれば、該電極板により前記圧
電磁器板を強固に挟持させることが可能となる。このた
め前記圧電磁器板自体に凹部を形成するような複雑な加
工を必要としなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る圧電磁器振動子の実施例
を図面に基づいて説明する。図1は実施例に係る圧電磁
器振動子を示す断面図であり、図中34は正方形板状の
圧電磁器板を示しており、この圧電磁器板34の両表面
には導電体38が形成されている。これら導電体38の
中央部には平面視円環形状の凸部38aが形成され、こ
れら凸部38aの中心部が凹部38bとなっている。こ
れら圧電磁器板34及び導電体38により圧電磁器振動
板30が構成されている。
【0012】図2は圧電磁器振動板30の正面図を示し
ており、円環形状凸部38aが形成され、その凸部38
aの内側が円形状の凹部38bとなっている。
【0013】この圧電磁器振動板30を両側から挟むよ
うな形で電極板36が配設され、また電極板36の中央
部には凹部38bに対応してそれぞれ凹部36aが形成
されている。
【0014】そして、導電体38の凹部38bと電極板
36の凹部36aとが嵌合し、圧電磁器振動板30と電
極板36との一体化が図られている。この一体化によ
り、圧電磁器板34と導電体38と電極板36とが電気
的に接続され、また圧電磁器振動板30が電極板36の
凹部36aにより安定的にかつ強固に挟持されることと
なる。
【0015】従って上記実施例に係る圧電磁器振動子に
よれば耐衝撃性が優れた圧電磁器振動子を得ることがで
き、しかも圧電磁器板34自体に手間の要する加工を施
す必要がなく、コストの低減を図ることができ、振動特
性にも優れたものを得ることができる。
【0016】さらに別の実施例を図3に基づいて説明す
る。図中14は正方形板状の圧電磁器板を示しており、
この圧電磁器板14の両表面には導電体18が形成され
ている。これら導電体18の中央部には凸部18aが形
成され、これら圧電磁器板14及び導電体18により圧
電磁器振動板10が構成されいる。
【0017】この圧電磁器振動板10を両側から挟むよ
うな形で電極板16が配設され、また、電極板16の中
央部には凸部18aに対応してそれぞれ凸部16aが形
成されている。
【0018】そして、導電体18の凸部18aと電極板
16の凸部16aとが嵌合し、圧電磁器振動板10と電
極板16との一体化が図られる。この一体化により、圧
電磁器板14と導電体18と電極板16とが電気的に接
続され、また圧電磁器振動板10が電極板16の凸部1
6aにより安定的にかつ強固に挟持されることとなる。
【0019】本実施例に係る圧電磁器振動子によっても
上記実施例の場合と同様の効果を得ることができる。
【0020】さらに別の実施例を図4に基づいて説明す
る。図中24は正方形板状の圧電磁器板を示しており、
この圧電磁器板24の両表面には導電体28が形成され
ている。これら導電体28の中央部には凹部28aが形
成され、これら圧電磁器板24及び導電体28により圧
電磁器振動板20が構成されいる。
【0021】この圧電磁器振動板20を両側から挟むよ
うな形で電極板26が配設され、また、電極板26の中
央部には凹部28aに対応してそれぞれ凹部26aが形
成されている。
【0022】そして、導電体28の凹部28aと電極板
26の凹部26aとが嵌合し、圧電磁器振動板20と電
極板26との一体化が図られている。この一体化によ
り、圧電磁器板24と導電体28と電極板26とが電気
的に接続され、また圧電磁器振動板20が電極板26の
凹部26aにより安定的にかつ強固に挟持されることと
なる。
【0023】本実施例に係る圧電磁器振動子によっても
上記実施例の場合と同様の効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る圧電磁
器振動子にあっては、圧電磁器板に導電部が形成された
圧電磁器振動板と、該圧電磁器振動板を挟持する電極板
を具備する圧電振動子において、前記圧電磁器振動板の
前記導電部の中央部に凸部または凹部が形成されている
ので、圧電磁器板に凹部を形成するような加工を必要と
しなくなるため、製造工程の簡素化が可能となり、コス
トを低減させることができ、また圧電磁器板の振動特性
を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電磁器振動子の一実施例を示す
模式的断面図である。
【図2】図1における圧電磁器振動板を示す正面図であ
る。
【図3】本発明に係る圧電磁器振動子の別の実施例を示
す模式的断面図である。
【図4】本発明に係る圧電磁器振動子のさらに別の実施
例を示す模式的断面図である。
【図5】従来の圧電磁器振動子を示す模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
10、20、30 圧電磁器振動板 14、24、34 圧電磁器板 16、26、36 電極板 18、28、38導電体 18a、38a 凸部 28a、38b 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電磁器板に導電部が形成された圧電磁
    器振動板と、該圧電磁器振動板を挟持する電極板を具備
    する圧電磁器振動子において、前記圧電磁器振動板の前
    記導電部の中央部に凸部または凹部が形成されているこ
    とを特徴とする圧電磁器振動子。
JP6471792A 1992-03-23 1992-03-23 圧電磁器振動子 Pending JPH05267984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6471792A JPH05267984A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 圧電磁器振動子

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JP6471792A JPH05267984A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 圧電磁器振動子

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JPH05267984A true JPH05267984A (ja) 1993-10-15

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JP (1) JPH05267984A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6700302B1 (en) 1999-07-23 2004-03-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric resonator
CN105653042A (zh) * 2016-02-29 2016-06-08 东南大学 面向多媒体移动终端交互应用的笔式力-触觉再现装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6700302B1 (en) 1999-07-23 2004-03-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric resonator
CN105653042A (zh) * 2016-02-29 2016-06-08 东南大学 面向多媒体移动终端交互应用的笔式力-触觉再现装置

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