JPH05266Y2 - - Google Patents

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JPH05266Y2
JPH05266Y2 JP1987176537U JP17653787U JPH05266Y2 JP H05266 Y2 JPH05266 Y2 JP H05266Y2 JP 1987176537 U JP1987176537 U JP 1987176537U JP 17653787 U JP17653787 U JP 17653787U JP H05266 Y2 JPH05266 Y2 JP H05266Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は熱間鍛造装置金型の潤滑及び冷却を行
うプレス金型の移動ノズル装置に関する。
[従来技術] 従来この種の移動ノズル装置として、トランス
フアーフイード装置の伝導軸上にカムを設け、こ
のカムに、ローラを先端に有するローラレバーを
当接させてノズルを移動させるもの(実公昭60−
5945)や、プレススライドに取付けた付加部に、
ノズル装置のレバー先端に取付けたローラを当接
させてノズルを移動させるもの(特開昭59−
47036)などがあるが、いずれもスプレーノズル
の作動方向に対して反対方向に付勢する引張りバ
ネやシリンダーが必要であつた。
この結果、装置が複雑になつていた。
また、これらの装置は金型を交換(プレス本体
から金型を出入れする作業)する際の金型出入方
向側のプレスフレーム又はプレス本体の外に取付
けられていた。
[考案が解決しようとする問題点] このため、プレス金型(ダイホルダーも含む)
を交換する場合、移動ノズル装置がプレス金型の
出入れ方向をさえぎることになり、前記金型の出
入れの度毎に移動ノズル装置を着脱しなければな
らず、金型の出入れに多くの時間を費やしプレス
作業の能率を下げていた。
また、上記欠点を解決する為に、移動ノズル装
置を軸を介して開閉可能に装着して、金型の引出
し方向から容易に退避させ、金型の出入れに邪魔
にならないようにしようとするものもあるが、プ
レス金型を出入れして金型を交換した後移動ノズ
ル装置との再位置合わせ調整の為に準備時間が長
くかかることや、スプレーノズル装置を開閉させ
るのに大きなスペースを必要とする他、装置が大
型かつ複雑化し、問題解決にはなつていなかつ
た。
[問題点を解決するための手段] そこで本考案装置は一方のダイホルダーの一側
壁に取付けた固定フレームと、該固定フレームに
金型から遠ざかる方向に間隔をおいて取付けられ
たレバー軸と、それらのレバー軸に夫々の一端が
支持され、かつ開閉する金型間に向つて揺動可能
な二つのレバーと、それらのレバーの他端を移動
フレームに間隔をおいて連結して平行リンク機構
を構成し、前記一方のレバー軸とレバーを固着
し、前記移動フレームには先端にノズルが取付け
られたノズルサポートパイプを前記平行リンクの
揺動方向に沿つて取付けると共に、前記一方のレ
バー軸にくの字に屈折する連結リンクの一端を固
着し、該連結リンクの他端を他方のダイホルダー
に着脱自在にピン連結したものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図乃至第6図に基
づいて詳細に説明する。
1は上金型で、プレススライド3の下面に設置
された上ダイホルダー2に取付けられている。4
は下金型で、プレスベツド6の上面に設置された
下ダイホルダー5に取付けられている。
7は下ダイホルダー5の一側壁にボルト8で着
脱自在に取付けられた固定フレームで、該固定フ
レーム7には金型から遠ざかる方向に間隔をおい
て駆動レバー軸10と従動レバー軸11とが同一
水平面内に枢支されている。該駆動レバー軸10
には移動レバー9の一端が、前記従動レバー軸1
1には従動レバー9′の一端が固着され、夫々の
レバー9,9′は開閉する金型1,4間に向つて
揺動可能になつている。
18は移動フレームで、互いに平行に配置した
移動レバー9と従動レバー9′の他端に、ピン1
7,17を介して連結されている。従つて、該移
動フレーム18はレバー9,9′の揺動によつて
金型1,4に向つて移動可能になつている。そし
て、その上面にパイプサポート19が前記レバー
9,9′の揺動方向に摺動可能に支持されている。
即ち、移動・揺動レバー9,9′と固定・移動
フレーム7,18とにより平行リンク機構を構成
している。
20はノズルサポートパイプで、パイプサポー
ト19にレバー9,9′の揺動方向に沿つて移動
可能に取付けられ、パイプサポート19に対して
セツトピン22を介してパイプ固定ブロツク21
に固定されている。
23はスプレーノズルでノズルサポートパイプ
20の先端に取付けられ、これにより潤滑剤及び
冷却水を上下金型1,4に噴霧する。
24は調整ボルトで、該調整ボルト24を回転
させることにより、パイプサポート19を移動フ
レーム18に対してスプレーノズル側方向へ前後
に位置調整できるようになつている。
25は可撓ホースで、一端がノズルサポートパ
イプ20に連結され、他端はホース連結ユニツト
26を介して図示しない潤滑剤及び冷却水の供給
源装置に連結されている。
12はブラケツトで、上ダイホルダー2に図示
しないボルト等で着脱自在に取付けられている。
13は連結レバーで、一端を嵌脱自在の連結ピン
14によりブラケツト12に回動可能に枢着さ
れ、他端は駆動レバー15の一端にピン16を介
して回動可能に枢着されている。
前記駆動レバー15の他端側は前記駆動レバー
軸10に固着されている。そして、前記連結レバ
ー13と駆動レバー15とでくの字に屈折する連
結リンクを構成している。
尚、連結リンクの連結レバー13が上ダイホル
ダー2に取付けられた状態で、プレススライドが
スライドストロークの中間位置では、移動レバー
9は略垂直になるように駆動レバー軸10に取付
けられている。このように取付けると、移動レバ
ー9及び従動レバー9′が揺動した際、鉛直線に
対して左右対称に揺動するので、移動フレーム1
8の水平方向移動量に対して移動フレーム18の
上下移動量を極力少なくすることができる。この
ことは、スプレーノズル23が上下金型間を移動
する際、ノズル23の上下動を極力少なくするこ
とができるので、ノズル23の金型1,4への干
渉限界を広くすることができる。
27は金型1,4をダイホルダー2,5から取
外しする場合に移動レバー9がダイホルダー5か
ら倒れないようにする為の支持装置である。支持
装置27は、移動レバー9の下端に取付けられた
ブラケツト27′と、先端が固定フレーム7側に
向かうと共に、該ブラケツト27′を貫通して螺
入したボルト27″とから構成されており、ボル
ト27″の先端が固定フレーム7に当接すると移
動レバー9がダイホルダー5に対して支持される
ことになる。そして、ダイホルダー5に対して移
動レバー9の支持位置を調整する際には、ボルト
27″を左右回転させてブラケツト27′に対する
突出量を調整する。金型1,4を重ねてプレス本
体から取出す際は、連結レバー13の一端は上ダ
イホルダー2に連結されたままである為、移動レ
バー9は揺動しないが、上金型1を下金型から別
の場所に降す際は、連結レバー13の一端を上ダ
イホルダー2から取外すので、移動レバー9は自
由に動いてしまう。
従つて、支持装置27は前記移動レバー9が下
ダイホルダー5に対して倒れないようにする為の
ものである。
尚、移動レバー9と固定フレーム7とにブラケ
ツトを重なり合うように固着し、移動レバー9が
プレス金型を取替える位置において両ブラケツト
に貫通穴を設け、該両ブラケツトの貫通穴をピン
で貫通させて移動レバー9の揺動を防止するよう
にしても良い。
また、上記実施例では、下ダイホルダー5に固
定フレーム7を取付け上ダイホルダー2に連結リ
ンクの他端を着脱自在にピン連結したが、上ダイ
ホルダー5に固定フレーム7を取付けダイホルダ
ー2に連結リンクの他端を着脱自在にピン連結し
ても良い。
[作用] 本考案の構成は以上の通りであつて、プレスス
ライド3が第4図の如くスライドストロークl1
降すると、駆動レバー軸10は連結レバー13を
介して駆動レバー15の揺動により矢印の方向へ
回動する。そして、駆動レバー軸10に連結され
た移動レバー9と、従動レバー9′とが共に第3
図の矢印の方向へ揺動し、その結果ノズルサポー
トパイプ20とスプレーノズル23とが水平状態
を保つて後方へ平行移動する。
従つて、プレススライド3のスライドストロー
クl1により、スプレーノズル23のストロークl2
がスムーズに行われる。そして、その1工程作動
する間にスプレーノズル23が上下金型1,4に
潤滑剤及び冷却剤の吹付を行う。
そして、金型1,4を交換する際は、上下金型
1,4が上下ダイホルダー2,5にセツトされ、
かつ、スプレーノズル装置が上下ダイホルダー
2,5にセツトされた状態でプレス本体から取出
す。この為、上下金型1,4をプレス外に取出す
際にプレスの前後どちらからでも迅速に取出すこ
とができる。
プレス外に金型1,4を取出すと上ダイホルダ
ー2のブラケツト12から連結ピン14を引抜い
て上ダイホルダー2から連結レバー13の連結を
解除する。その際、支持装置27で移動レバー9
が下ダイホルダー5に対して倒れないように支持
する。
次に、ダイホルダー2,5から金型1,4を取
外し、新しい金型をダイホルダー2,5にセツト
し、金型をダイホルダー2,5ごとプレス本体に
挿入して取付ける。
なお、プレス本体から搬出されたスプレーノズ
ル装置の移動レバー9又は従動レバー9′を、プ
レス本体に取付けられたスプレーノズル装置の移
動レバー9又は従動レバー9′のプレススライド
最下降位置と同様な位置に支持装置27により固
定すれば、スプレーノズル装置を恰もプレス本体
に取付けた状態と同様な状態にすることができ
る。
このことにより、プレスのストロークによりス
プレーノズル23の移動量は既に設計上分かつて
いるので、その算出された距離と実際にセツトさ
れたスプレーノズル23と金型1,4との距離を
比較して、その誤差を調整すれば容易にプレス本
体外でスプレーノズル23の位置調整を行うこと
ができる。
そして、上下金型1,4に対してスプレーノズ
ル23の前後方向位置の微調整は、第5図に示す
ように調整ボルト24を回転させることにより調
整が可能である。また、プレス停止時の機内にお
ける金型位置修正時にスプレーノズル23が邪魔
になる場合は、パイプ固定ブロツク21に取付け
られているセツトピン22を上へ引き上げてパイ
プ固定ブロツク21をパイプサポート19から開
放しておき、作業者がノズルサポートパイプ20
をパイプサポート19に対して後方へ引き動かす
だけでスプレーノズル23を金型から退避させる
ことができ、解除作業が迅速に行える。
また、金型の大きさ、取付け位置の変更等によ
りスプレーノズル23のストロークl2を変更した
い場合は、連結レバー13と駆動レバー15の長
さの比率が違うレバーを取付ければ容易に変更す
ることができる。
[考案の効果] 本考案によれば、移動ノズル装置は平行リンク
機構を構成するレバー及びフレームと、その連結
リンク機構をダイホルダーに着脱自在に取付け、
ダイホルダーと共にプレス外へ取出し可能とした
ので、プレスからダイホルダーを取出す場合にプ
レスの前後どちら側からでも迅速に取出すことが
可能である。
従つて、プレス金型の取替え時間が減少するば
かりではなく、新しく取替えた金型とスプレーノ
ズルとの位置関係もプレス外で調整でき、作業能
率を向上させることができる。
また、成形する製品の変更により金型の大き
さ、又はホルダーに対する金型の取付け位置が変
わるとスプレーノズルのストロークを変更しなけ
ればならないときがある。このような際はレバー
比の違う連結リンクと取替えることにより容易に
変更することができる。
更に、スプレーノズルを取付けているノズルサ
ポートパイプが水平状態で平行移動するのでノズ
ルサポートパイプ自体に曲げ力がかからず、安定
したスプレー作業を行うことができる。更にま
た、この装置では、プレススライドの動きを利用
してスプレーノズルを移動させているので、プレ
スのスライドと確実に同期作動できスプレーノズ
ルが破損するようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の正面図、第2図は1図の
矢視断面図、第3図は第1図の矢視断面図、
第4図は第1図の矢視断面図、第5図は第1図
の矢視拡大断面図、第6図は第5図の矢視拡
大断面図。 1……上金型、2……上ダイホルダー、3……
プレススライド、4……下金型、5……下ダイホ
ルダー、6……プレスベツト、7……固定フレー
ム、9……移動レバー、9′……従動レバー、1
0……駆動レバー軸、11……従動レバー軸、1
2……ブラケツト、13……連結レバー、15…
…駆動レバー、18……移動フレーム、23……
スプレーノズル、20……ノズルサポートパイ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレスの金型に潤滑剤及び冷却剤を吹付けるス
    プレーノズル装置において、一方のダイホルダー
    (5又は2)の一側壁に取付けた固定フレーム7
    と、該固定フレーム7に金型1,4から遠ざかる
    方向に間隔をおいて取付けられたレバー軸10,
    11と、それらのレバー軸10,11に夫々の一
    端が支持され、かつ開閉する金型間に向つて揺動
    可能な二つのレバー9,9′と、それらのレバー
    9,9′の他端を移動フレーム18に間隔をおい
    て連結して平行リンク機構を構成し、前記一方の
    レバー軸10とレバー9を固着し、前記移動フレ
    ーム18には先端にノズル23が取付けられたノ
    ズルサポートパイプ20を前記平行リンクの揺動
    方向に沿つて取付けると共に、前記一方のレバー
    軸10にくの字に屈折する連結リンク13,15
    の一端を固着し、該連結リンク13,15の他端
    を他方のダイホルダー(2又は5)に着脱自在に
    ピン連結したことを特徴とするプレス金型の移動
    ノズル装置。
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