JPH05265886A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH05265886A
JPH05265886A JP4060477A JP6047792A JPH05265886A JP H05265886 A JPH05265886 A JP H05265886A JP 4060477 A JP4060477 A JP 4060477A JP 6047792 A JP6047792 A JP 6047792A JP H05265886 A JPH05265886 A JP H05265886A
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Toshio Kimura
利男 木村
重光 ▲高▼田
Shigemitsu Takada
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のデータ転送動作時と同様な動作状態
で、信頼性の高い診断を行なう。 【構成】 複数のデータ転送装置のうち1つのデータ転
送装置10が、記憶装置から診断用コマンドを読出すコ
マンド読出し回路と、データ転送装置20の診断時に、
データ転送装置10およびデータ転送装置20それぞれ
と周辺装置とのインターフェースを遮断する遮断回路
と、遮断回路によって遮断された、データ転送装置10
およびデータ転送装置20それぞれと周辺装置とのイン
ターフェースを、データ転送装置10とデータ転送装置
20との間で接続する選択回路16と、コマンド読出し
回路が読出した診断用コマンドを、順に、データ転送装
置10とデータ転送装置20との間で接続されたインタ
ーフェースを通して該データ転送装置20へ送出するコ
マンド送出回路とを構成する制御部12を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、診断用コマンドが格納
されている記憶装置と、周辺装置がそれぞれ接続された
複数のデータ転送装置とを有する情報処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理システムに設け
られたデータ転送装置は、それぞれ、図4に示すよう
に、受信バッファ101と送信バッファ102とセレク
タ103,107と受信レジスタ104と送信レジスタ
105とドライバ106とレシーバ108とコマンド受
信回路109と診断コマンド読出し制御回路110と試
験モード制御回路111とデータ転送制御回路112と
を備えている。
【0003】受信バッファ101は上位装置(不図示)
からのデータを受信するバッファであり、該受信バッフ
ァ101で受信したデータがセレクタ103にて編集さ
れる。
【0004】送信レジスタ105は前記セレクタ103
にて編集したデータをドライバ106を介して周辺装置
(不図示)へ送出するためのレジスタである。
【0005】レシーバ108は前記周辺装置からのデー
タを受信してセレクタ107へ転送する。
【0006】診断コマンド読出し制御回路110は、試
験モード時の制御を行なう試験モード制御回路111の
指示により、コマンド受信回路109にて主記憶装置
(不図示)から受信した診断コマンド群を読出し制御す
る。
【0007】セレクタ107は、前記試験モード制御回
路111の指示により、前記診断コマンド読出し制御回
路110からのデータと前記レシーバ108からのデー
タとから一方を選択して受信レジスタ104へ格納す
る。
【0008】送信バッファ102は、前記受信レジスタ
104へ格納されたデータを前記上位装置へ送出するた
めのバッファである。
【0009】データ転送制御回路112は、試験モード
の設定等、全体の動作の制御を行なう。
【0010】上述のような構成のデータ転送装置では、
上位装置からの指示により、データ転送制御回路112
が試験モードをセットすると、同時に、該データ転送制
御回路112から周辺装置とのインターフェースを遮断
する遮断信号を各周辺装置へ送出してインターフェース
を遮断し、試験モード制御回路111を起動する。
【0011】このとき、試験モード制御回路111は、
前記上位装置からの指示にしたがって前記主記憶装置か
ら診断コマンド群を読出す。主記憶装置から読出された
診断コマンド群は、コマンド受信回路109にて受信し
て試験モード制御回路111へ転送される。
【0012】ここで、試験モード制御回路111は、セ
レクタ107のデータ選択を、診断コマンド読出し制御
回路110側に切換えるとともに前記診断コマンド群を
解析する。試験モード制御回路111で解析された診断
コマンドは、前記診断コマンド読出し制御回路110に
よって読出され、その診断コマンドの中から、周辺装置
からの診断コマンドが前記セレクタ107を介して受信
レジスタ104へ格納される。該受信レジスタ104に
格納された診断コマンドは、送信バッファ102を通し
て前記上位装置へ送出される。したがって、このとき上
位装置に送出された診断コマンドは、恰かも、前記周辺
装置から前記上位装置に送出されたような形態となる。
【0013】前記診断コマンドを受信した上位装置で
は、該診断コマンドを解析して、前記主記憶装置と周辺
装置との間でのデータ転送を前記データ転送装置100
に指示し、これによって、前記診断コマンドに見合った
診断が行なわれることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
転送装置の診断方式では、データ転送装置内のデータパ
スおよびデータ転送制御部の診断は可能であるが、周辺
装置とのインターフェースの制御信号および該制御信号
の制御回路を診断することは不可能である。また、自己
装置内でデータを折返すためデータ転送のタイミングが
いつも一定となり、データ転送制御部も特定のタイミン
グでのみ動作することになり種々のタイミングを診断す
ることができないという問題点がある。
【0015】本発明は、上記従来の技術が有する問題点
に鑑みてなされたもので、通常のデータ転送動作時と同
様な動作状態で、信頼性の高い診断を行なうことのでき
る情報処理システムを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、診断用コマン
ドが格納されている記憶装置と、周辺装置がそれぞれ接
続された複数のデータ転送装置とを有する情報処理シス
テムにおいて、前記データ転送装置のうち少なくとも1
つが診断用データ転送装置であり、該診断用データ転送
装置は、データ転送装置の診断時に、前記記憶装置から
前記診断用コマンドを読出すコマンド読出し回路と、デ
ータ転送装置の診断時に、前記診断用データ転送装置お
よび被診断データ転送装置それぞれと周辺装置とのイン
ターフェースを遮断する遮断回路と、該遮断回路によっ
て遮断された、前記診断用データ転送装置および被診断
データ転送装置それぞれと周辺装置とのインターフェー
スを、該診断用データ転送装置と被診断データ転送装置
との間で接続するインターフェース接続回路と、前記コ
マンド読出し回路が読出した診断用コマンドを、順に、
診断用データ転送装置と被診断データ転送装置との間で
接続されたインターフェースを通して被診断データ転送
装置へ送出するコマンド送出回路とを備えたものであ
り、また、前記記憶装置に、診断コマンドに対応して期
待値が格納されており、診断用データ転送装置は、コマ
ンド読出し回路が前記診断コマンドとともに期待値を読
出し、さらに、被診断データ転送装置による診断コマン
ドの実行結果を保持する受信レジスタと、該受信レジス
タが保持している実行結果と前記期待値とを比較する比
較回路とを有する場合と、前記診断用データ転送装置の
コマンド送出回路は、コマンドの送出タイミングが可変
である場合とがある。
【0017】
【作用】本発明の情報処理システムによれば、診断用デ
ータ転送装置によって、該診断用データ転送装置と周辺
装置とのインターフェースを遮断するとともに被診断デ
ータ転送装置と周辺装置とのインターフェースを遮断
し、前記診断用データ転送装置と被診断データ転送装置
との間でインターフェースを接続して、前記診断用デー
タ転送装置から診断コマンドを送出するので、被診断デ
ータ転送装置を、恰かも周辺装置からコマンドを送出し
ているかのような、通常のデータ転送動作時と同様な状
態で診断することができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本発明の情報処理システムの診断方
式を実施するための情報処理システムの一実施例を示す
ブロック図である。
【0020】本実施例の情報処理システムは、周辺装置
30,40がそれぞれ接続された2個のデータ転送装置
10,20と、該データ転送装置10,20,30につ
いての診断時に用いる診断コマンド群とその期待値が予
め格納されている主記憶装置50と、システム制御装置
60と、入出力制御装置70と、診断装置80とを備え
ている。
【0021】ここで、データ転送装置10,20の構成
について図2を参照して説明する。
【0022】データ転送装置10は、診断用データ転送
装置であり、診断コマンドバッファ11と、コマンド読
出し手段、遮断手段およびコマンド転送手段である制御
部12と、比較器13と、受信レジスタ14と、送信レ
ジスタ15と、選択回路16,19と、周辺装置40に
対するインターフェースであるレシーバ17およびドラ
イバ18とを備えている。
【0023】データ転送装置20は、制御部21と、受
信レジスタ22と、送信レジスタ23と、選択回路24
と、周辺装置50に対するインターフェースであるレシ
ーバ25およびドライバ26とを備えている。
【0024】まず、データ転送装置10について説明す
る。
【0025】制御部12は、上位装置であるシステム制
御装置80からのコマンドを解析して装置全体をコント
ロールする。
【0026】この制御部12は、データ転送装置10あ
るいは20の診断時に、前記診断装置100からシステ
ム制御装置80および入出力制御装置90を介してイン
ターフェース遮断指示を受け、その際、前記データ転送
装置10,20のうち、前記インターフェース遮断指示
にて示される装置の、周辺装置に対するインターフェー
スを遮断するため遮断指示を出力する。
【0027】さらに、前記遮断指示は、前記インターフ
ェース遮断指示にて示されたデータ転送装置10あるい
は20の選択回路16,19あるいは24にも印加され
る。選択回路16は、3入力の回路であり、通常のデー
タ転送時には、入力Aの信号を選択し、診断時には前記
遮断指示にて示されるデータ転送装置に対応した入力B
あるいはCが選択される。選択回路19は、通常のデー
タ転送時と前記遮断指示がデータ転送装置10を示す場
合は入力Aを選択し、前記遮断指示がデータ転送装置2
0を示す場合は入力Bを選択する。選択回路24は、通
常のデータ転送の動作時には、入力Aの信号を選択する
が、前記遮断指示が印加されることで切換えられて入力
Bの信号を選択出力する。
【0028】例えば、前記インターフェース遮断指示が
データ転送装置20を示す場合、前記遮断指示は該デー
タ転送装置20の選択回路24およびドライバ26に印
加され、これによって、選択回路24の入力Aから入力
Bへの選択切換えが行なわれるとともに、周辺装置50
とのインターフェースが遮断されることになる。さら
に、データ転送装置10では、前記遮断指示が選択回路
16,19に入力され、選択回路16では入力Cへ、ま
た、選択回路19では入力Bへの切換えが行なわれる。
【0029】また、前記制御部12は、前記遮断指示を
発した後、同様に診断装置100からロード指示を受
け、その際、前記主記憶装置70から診断コマンドを読
出して、診断コマンドバッファ11に格納する。この診
断コマンドの読出しが全て終了した後、順に実行してい
く。さらに、制御部12は診断コマンドについての実行
結果から良否を判定してその結果を診断装置100に通
知する。
【0030】ここで、主記憶装置50に格納されている
診断コマンドについて、図3を参照して説明する。
【0031】前記主記憶装置50に格納されている診断
コマンドは、複数の診断パターンを形成する複数の診断
コマンド群から成る。各診断コマンドは、ENDビッ
ト、CMDビット、ライトデータビットおよび期待値ビ
ットから成っている。
【0032】ENDビットが“1”の場合、前記診断パ
ターンの終了を示す。CMDビットが“1”の場合、診
断コマンドに対応して、擬似的な、周辺装置からのコマ
ンドが格納されていることを示し、その場合、このコマ
ンドを実行することになる。ライトデータビットが
“1”の場合、前記主記憶装置50からのデータの読出
しを示し、その場合、読出しアドレスと期待値とが示さ
れる。期待値が示されている場合は、前記期待値ビット
も“1”となる。
【0033】比較器13は、診断時に、被診断側のデー
タ転送装置での診断コマンドについての実行結果とその
期待値との比較を行ない、その結果(一致,不一致)を
前記制御部12に通知する。
【0034】受信レジスタ14は、前記選択回路16で
選択出力される信号を一旦保持して、前記制御部12の
指示により、前記比較器13へ供給する。
【0035】送信レジスタ15は、データ転送装置20
の診断時には前記診断コマンドバッファ11から順に読
出される診断コマンドを選択回路19を通して一旦保持
し、前記制御部12の指示により被診断側のデータ転送
装置20へ送出する。また、通常のデータ転送動作時に
は、主記憶装置70から読出されたデータが選択回路1
9を介して格納され、同様に前記制御部12の指示によ
り、ドライバ18を通して周辺装置40へ送出する。
【0036】選択回路16は、前述したように、通常の
データ転送動作時には入力Aの信号、すなわち、レシー
バ17を通して周辺装置40から入力されたコマンドを
選択出力し、診断時には、前記遮断指示によって出力の
切換えが行なわれて、入力BあるいはCの信号、すなわ
ち被試験側のデータ転送装置10あるいは20からの診
断コマンドの実行結果を選択出力する。
【0037】次に、データ転送装置20について説明す
る。
【0038】データ転送装置20の制御部21は、前述
のデータ転送装置10の制御部12と同様に、前記シス
テム制御装置60からのコマンドあるいはレシーバ25
を介して受信した周辺装置40からのコマンドを解析し
て装置全体をコントロールする。
【0039】受信レジスタ22は、選択回路24にて選
択出力された信号が格納され、制御部21によって読出
される。
【0040】送信レジスタ23は、前記主記憶装置50
から読出されたデータが格納され、前記制御部21の指
示により前記データを、ドライバ26を通して周辺装置
40へ出力する。
【0041】選択回路24は、前述のように、通常のデ
ータ転送動作時には、入力A、すなわちレシーバ25に
て受信した周辺装置50からのコマンドを選択出力し、
当該データ転送装置20の診断時には、前記データ転送
装置10からの遮断指示により、入力B、すなわち前記
データ転送装置10の診断コマンドバッファ11から読
出された診断コマンド群を選択出力することになる。
【0042】つづいて、本実施例の動作について説明す
る。
【0043】ここでは、診断装置80からデータ転送装
置20に対する診断を示すインターフェース遮断指示が
発せられたものと考える。
【0044】この場合、データ転送装置10にて前記イ
ンターフェース遮断指示が受信され、それにより、制御
部12から、該データ転送装置10と周辺装置30との
インターフェース、および、前記データ転送装置20と
周辺装置40とのインターフェースを遮断するための遮
断指示が送出される。さらに、該遮断指示によって、各
データ転送装置10,20の選択回路16,19,24
の選択切換えがなされる。ここで、データ転送装置10
の選択回路16では、データ転送装置20からの入力で
ある入力Cが選択される。
【0045】その後、前記診断装置80からロード指示
が発せられると、該ロード指示は同様に、データ転送装
置10にて受信され、それによって、主記憶装置50か
らの診断コマンドの読出しが行なわれる。
【0046】全診断コマンドが主記憶装置50から読出
されて、診断コマンドバッファ11への格納が完了する
と、診断動作、すなわち前記各診断コマンドの実行が行
なわれる。
【0047】この診断コマンドの実行に際し、制御部1
2によって、前記診断コマンドバッファ11から、順に
1つずつ前記診断コマンドが読出され選択回路19(入
力B)を通して送信レジスタ15に格納される。その
後、前記制御部12の指示によって、前記送信レジスタ
15から診断コマンドを読出すことで、該診断コマンド
が被診断側のデータ転送装置20へ送出される。
【0048】被診断側のデータ転送装置20において
は、前記データ転送装置10から送出された診断コマン
ドを、選択回路24で受信して、受信レジスタ22へ格
納する。受信レジスタ24へ格納された診断コマンドは
制御部21の指示によって読出されて、該制御部21に
て解析される。その結果、前記診断コマンドが前記主記
憶装置50に対するデータの読出しを示すものであれ
ば、該制御部21から入出力制御装置70およびシステ
ム制御装置60を介して、前記主記憶装置50に対して
読出しアドレスを送出する。そして、該読出しアドレス
に対する読出しデータが転送されてくると、該読出しデ
ータを送信レジスタ23で受信し、その後、制御部21
の指示によってデータ転送装置10へ送出する。
【0049】データ転送装置10においては、前記診断
コマンドに対する実行結果である読出しデータを、選択
回路16にて受信して、受信レジスタ14に格納する。
【0050】その際、制御部12によって、前記診断コ
マンド11に対応する期待値が、前記診断コマンドバッ
ファ11から読出されて、比較器13の一方の入力端に
印加される。その後、制御部12の指示によって、前記
受信レジスタ14内の読出しデータが読出されて前記比
較器13の他方の入力端に印加される。
【0051】そして、前記比較器13にて期待値と実行
結果である読出しデータとの比較が行なわれ、その結果
が制御部12へ送出される。
【0052】前記比較器13による比較の結果、両者が
一致していなかった場合、診断コマンドの実行を停止
し、エラーの発生を診断装置80へ報告して終了する。
【0053】一方、前記比較の結果、両者が一致してい
れば、正常と判断して、診断コマンドバッファ11に対
するリードアドレスを更新し、次の診断コマンドの読出
し、実行に移る。
【0054】このように、前記比較器13による比較の
結果、正常と判断された場合、上述の操作を全診断コマ
ンドについて繰返す。
【0055】つづいて、前記診断装置80が発したイン
ターフェース遮断指示がデータ転送装置10の診断を示
す場合を考える。
【0056】この場合も、前記診断装置80からインタ
ーフェース遮断指示およびロード指示が発せられ、同様
に、診断コマンドバッファ11への診断コマンドの格納
が行なわれる。
【0057】全診断コマンドの診断コマンドバッファ1
1への格納が終了すると、制御部12にて順に読出され
て1つずつ実行される。
【0058】診断コマンドが、主記憶装置50に対する
データの読出しコマンドであった場合、同様に制御部1
2によって、読出しアドレスが主記憶装置50に対して
送出される。
【0059】そして、前記読出しアドレスに関わる読出
しデータが転送されてくると、選択回路19(入力A)
で受信して送信レジスタ15に格納する。
【0060】一方、データ転送装置10の診断を行なう
場合、選択回路16では入力Bが選択されているので、
前記送信レジスタ15内の読出しデータが制御部12の
指示によって読出されると、該読出しデータは選択回路
16にて選択出力されて受信レジスタ14へ格納される
ことになる。
【0061】そして、制御部12によって、前記診断コ
マンドに対応する期待値を、診断コマンドバッファ11
から読出すとともに、受信レジスタ14から前記読出し
データを読出すことで、前述と同様に、比較器13に
て、期待値と実行結果である読出しデータとの比較が行
なわれることになる。
【0062】上述したように、本実施例によれば、被診
断側のデータ転送装置の、周辺装置に対するインターフ
ェースを遮断し、他のデータ転送装置と接続して、診断
コマンドを順に実行することで、被診断側のデータ転送
装置は恰も周辺装置との間でデータ転送動作を行なって
いるような、通常の動作中において診断を受けることに
なる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば下記
のような効果がある。
【0064】(1)被診断データ転送装置に対し、恰
も、通常のデータ転送動作時と同様に、周辺装置からコ
マンドを送出しているような動作状態で診断を行なうこ
とができるので、周辺装置との間のインターフェースの
制御信号や、その制御回路についても診断することが可
能となり、診断の信頼性が向上する。
【0065】(2)データ転送装置の診断を行なうため
に、特殊な試験器等を用意することなく、2台のデータ
転送装置間で診断を行なうことができるので、点検,保
守に伴なう作業が簡素化される。
【0066】(3)請求項2に記載のもののように、比
較回路を設けることにより、診断の実行結果の判定が自
動的に行なわれ、点検,保守の高速化とともに、それら
の作業のさらなる簡素化が図れる。
【0067】(4)請求項3に記載のもののように、コ
マンドの送出タイミングを可変とすることで、診断項目
の幅が拡大され、診断の信頼性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理システムの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示す情報処理システムにおけるデータ転
送装置の一例を示すブロック図である。
【図3】診断コマンドの一例を示す図である。
【図4】従来の情報処理システムにおけるデータ転送装
置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,20,30 データ転送装置 40,50,60 周辺装置 70 主記憶装置 80 システム制御装置 90 入出力制御装置 100 診断装置 11 診断コマンド 12,21 制御部 13 比較器 14,22 受信レジスタ 15,23 送信レジスタ 16,19,24 選択回路 17,25 レシーバ 18,26 ドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断用コマンドが格納されている記憶装
    置と、 周辺装置がそれぞれ接続された複数のデータ転送装置と
    を有する情報処理システムにおいて、 前記データ転送装置のうち少なくとも1つが診断用デー
    タ転送装置であり、 該診断用データ転送装置は、 データ転送装置の診断時に、前記記憶装置から前記診断
    用コマンドを読出すコマンド読出し回路と、 各データ転送装置の診断時に、前記診断用データ転送装
    置および被診断データ転送装置それぞれと周辺装置との
    インターフェースを遮断する遮断回路と、 該遮断回路によって遮断された、前記診断用データ転送
    装置および被診断データ転送装置それぞれと周辺装置と
    のインターフェースを、該診断用データ転送装置と被診
    断データ転送装置との間で接続するインターフェース接
    続回路と、 前記コマンド読出し回路が読出した診断用コマンドを、
    順に、診断用データ転送装置と被診断データ転送装置と
    の間で接続されたインターフェースを通して被診断デー
    タ転送装置へ送出するコマンド送出回路とを有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 記憶装置に、診断コマンドに対応して期
    待値が格納されており、 診断用データ転送装置は、 コマンド読出し回路が前記診断コマンドとともに期待値
    を読出し、 さらに、被診断データ転送装置による診断コマンドの実
    行結果を保持する受信レジスタと、該受信レジスタが保
    持している実行結果と前記期待値とを比較する比較回路
    とを有することを特徴とする請求項1記載の情報処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 診断用データ転送装置のコマンド送出回
    路は、コマンドの送出タイミングが可変であることを特
    徴とする請求項1あるいは2記載の情報処理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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