JPH05265432A - メモリ読出し回路 - Google Patents

メモリ読出し回路

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JPH05265432A
JPH05265432A JP4092134A JP9213492A JPH05265432A JP H05265432 A JPH05265432 A JP H05265432A JP 4092134 A JP4092134 A JP 4092134A JP 9213492 A JP9213492 A JP 9213492A JP H05265432 A JPH05265432 A JP H05265432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
read
gate
exclusive
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP4092134A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yokoi
孝明 横井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4092134A priority Critical patent/JPH05265432A/ja
Publication of JPH05265432A publication Critical patent/JPH05265432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ内のアウトラインフォントを読出し
て、変化点間を黒または指定パターンで塗りつぶすこと
を、簡単な構成で高速に行う。 【構成】 例えば、8ビット/1バイトのデータ単位で
アウトラインフォントメモリ1から読出し、このデータ
をEXOR回路2へ入力する。この回路2では、EXORゲート
を最上位ビットから順次8個カスケード接続し、最下位
ビットをバイトの読出し毎にF/F3へ格納し、この格
納ビットを次の読出しバイトの参照ビットとして最上位
ビットのEXORゲートへ供給する。これにより、変化点間
の全0ビットが反転され、輪郭内の黒塗りができる。ま
た、このEXOR回路2の出力をパターンデータレジスタ6
の内容とアンド回路7でアンドをとることで、パターン
データに従った輪郭内の処理ができる。 【効果】 簡単なハードウェアのみで実現できるので、
マイクロプロセッサ等の高価な装置を用いることなく安
価に高速に塗りつぶし処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はメモリ読出し回路に関し、特に文
字パターンを輪郭情報として格納したメモリの読出し回
路に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のこの種のメモリ読出し回路として汎
用プロセッサやシグナルプロセッサを使用しており、表
示文字に対して輪郭内塗りつぶし処理や網かけ処理等を
行う場合、これ等プロセッサによりメモリ上に表示文字
パターンの輪郭をプロットした後、演算処理で輪郭内を
塗りつぶしたり網かけを行ったりして表示に必要なドッ
トマトリックスパターンデータを得るのが一般的となっ
ている。
【0003】この様に、表示文字に対する輪郭内処理を
行う場合、マイクロプロセッサ及びメモリにより処理を
実現しているが、輪郭内の処理に多くの時間を必要とす
るために、性能向上を図るには、高速のマイクロプロセ
ッサを使用するか、文字パターンデータ発生専用のLS
Iを使用する方法がある。しかし、いずれの方法でも高
価となり、低価格でより高性能の文字パターン発生機能
を有する回路の提供が要求されている。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明はかかる要求に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、極少量
のハードウェアを用いるのみで、高価な高性能マイクロ
プロセッサを必要とすることなく表示文字の輪郭情報か
ら輪郭内塗りつぶし処理用のドットマトリックスパター
ンを得ることができるメモリ読出し回路を提供すること
にある。
【0005】
【発明の構成】本発明によれば、文字パターンを輪郭情
報として格納したメモリの読出し回路であって、前記メ
モリからの読出しデータの表示文字パターンの塗りつぶ
し処理を指示する動作モード信号を生成する手段と、前
記メモリの1読出しアクセス単位のデータのビットに夫
々対応して設けられ対応ビットを一入力とする排他的論
理和ゲートと、最下位ビット対応の排他的論理和ゲート
の出力を前記メモリの読出しタイミングに応答して格納
する最下位ビット記憶手段と、前記動作モード信号に応
じて、前記排他的論理和ゲートの各出力を夫々下位ビッ
ト対応の排他的論理和ゲートの他入力に印加制御しまた
最上位ビット対応の排他的論理和ゲートの他入力には前
記最下位ビット記憶手段の記憶出力を印加制御する印加
制御手段とを含み、前記排他的論理和ゲートの各出力か
ら前記表示文字パターンデータを導出することを特徴と
するメモリ読出し回路が得られる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
【0007】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図において、メモリ1は文字パターンを輪郭情報と
して格納するRAMであり、例えば図4(E)の左端に
示す如きアウトラインフォントデータを記憶しているも
のとする。
【0008】具体的には、この図4(E)に示す“A”
のアウトラインフォントのある一ライン(破線で示す)
の内容は、図4(A)に示すビットパターンの如くなっ
ている(尚、この図では正確に(A)と(E)とは対応
しておらず、単に理解を助けるための図であるものと
し、以下同じとする)。図4(A)では、メモリ1の当
該ライン先頭から4バイトを示し、1バイトがこのメモ
リの一読出しアクセス単位データとする。
【0009】本発明では、このメモリ1からの読出しア
ウトラインフォントに対して、輪郭内を完全に全て塗り
つぶす場合の処理(図Eの中央部)と、輪郭内を縦縞の
パターンで塗りつぶす場合の処理(図Eの右端)とを、
ハードウェア的に行うものであり、図1のブロックによ
りそれが可能となる。
【0010】上位装置(図示せず)からのアドレスa1
により読出されたメモリ1の読出しデータ(8ビット/
1バイト)eは排他的論理和ゲート回路2へパラレル入
力される。この排他的論理和ゲート回路2では、動作モ
ード信号発生回路4からの動作モード信号hが塗りつぶ
し動作を指示しない通常動作モード指示であれば、メモ
リ1からの読出しデータeをそのまま出力jとして導出
し、塗りつぶし動作モード指示であれば、“1”のビッ
トと次に続く“1”のビットとの間の“0”のビットを
全て反転して出力jとして導出するものである。
【0011】この排他的論理和ゲート回路2の上記動作
は1バイト毎に行われるので、同一ライン中の第2〜第
n(nは1ラインを構成するバイト数)バイトは、夫々
直前の第1〜第n−1バイトの最下位ビットが“0”か
“1”かを知る必要があるために、最下位ビットfを記
憶するためのF/F(フリップフロップ)3が設けられ
ている。
【0012】レジスタ8は上位装置からのデータバスb
を介して入力される1ラインのバイト数nを予め格納し
たレジスタであり、カウンタ9はこのバイト数nを初期
値として1づつ減算計数をなすダウンカウンタであり、
カウンタ内容が零になると、リセット信号hを生成す
る。このリセット信号hはアンドゲート5の動作によ
り、塗りつぶし動作モード(h=“1”)のとき、最下
位ビット記憶用F/F3をリセットする。
【0013】すなわち、1ライン分のバイト数nが全て
読出されると、次のラインの処理が開始されるのである
から、当該F/F3は各ラインの第1バイト目では、
“0”にリセットされている必要があるためである。
【0014】レジスタ6は上位装置からのデータバスb
を介して入力される塗りつぶしの態様を示すパターンデ
ータ(黒塗り以外の例えば縦縞模様での塗りつぶし処理
パターンデータ、黒塗り処理は排他的論理和ゲート回路
2によりなされる)を格納するものである。アンドゲー
ト回路7は排他的論理和ゲート回路2の出力jとレジス
タ6の格納パターンデータlとの論理積演算を行ってパ
ターン処理出力mを生成する。
【0015】動作モード信号発生回路4は上位装置から
生成される動作モード信号a2 を入力してこれを一時格
納するF/Fからなるもので、この格納出力hが動作モ
ード信号となる。
【0016】図2は排他的論理和ゲート回路2の具体例
を示す回路図である。メモリ2の1読出しアクセス単位
が1バイト8ビットe−0〜e−7で示されており、各
ビット対応にEXOR(排他的論理和)ゲート11〜18が
設けられ、各ビット対応ゲートの一入力となっている。
【0017】各ゲートの出力j−0〜j−7は夫々下位
ビット対応のゲートの他入力に印加されるが、この印加
の可否がアンドゲート21〜27により制御される。す
なわち、アンドゲート21〜27がオンのときには、例
えばEXORゲート18の出力j−7はその下位のビット対
応のEXORゲート17の他入力へ印加され、オフのときに
はEXORゲート17の出力j−7はEXORゲート17の他入
力へは印加されなくなる。
【0018】これ等アンドゲート21〜27は全て動作
モード信号hによりオンオフ制御され、動作モード信号
hが“1”で塗りつぶし動作モードを示していれば、全
アンドゲートはオンとなり、“0”で通常モードであれ
ば全てオフとなるのである。
【0019】最上位ビット対応のEXORゲート18の他入
力には、前ラインの最下位ビットg(F/F3の出力)
が参照用ビットとして印加されるが、この場合も、動作
モード信号hによりオンオフされるアンドゲート28を
介して印加されるようになっている。
【0020】メモリ1のあるラインの第1バイトから第
4バイトには図4(A)で示すデータが格納されている
ものとし、動作モードは塗りつぶし動作モード(h=
“1”)とする。このとき、先ずメモリ1からは第1バ
イト目のデータeが読出されて排他的論理和ゲート回路
2へ送出される。いま、第1バイト目であるから、最下
位ビット記憶用F/F3は“0”にリセットされてい
る。
【0021】従って、EXORゲート18〜11の各出力j
−7〜j−0の論理式は、+を排他的論理和演算とする
と、 j−7= g +e−7 j−6=j−7+e−6 j−5=j−6+e−5 j−4=j−5+e−4 j−3=j−4+e−3 j−2=j−3+e−2 j−1=j−2+e−1 j−0=j−1+e−0 と表わされる。
【0022】すなわち、最上位ビットj−7から順次下
位ビットへ向けて値が決定され、最下位ビットj−0の
値fが次のバイトの参照用としてF/F3に格納され
る。
【0023】図4(A)の場合、(B)に示す様なデー
タj−0〜j−7が得られ、そのバイト中で最初のビッ
ト“1”と次に続くビット“1”との間の全ビットが
“0”から“1”に反転される。同様に第2バイト,第
3バイト…と順に同一処理が行われ、当該ラインの最終
バイトである第nバイトになると、カウンタ9から終了
を示すリセット信号kが生成され、F/F3が“0”に
リセットされる。
【0024】これにより、メモリ1内のアウトラインフ
ォントパターンが図4(E)の左端であれば、同図の中
央の黒塗り文字パターンが得られることになる。尚、動
作モード信号hが“0”であれば、アンドゲート21〜
28は全てオフとなるために、メモリ1からの読出しデ
ータe−0〜e−7はそのままj−0〜j−7として出
力されることは明らかである。
【0025】次に、動作モード信号h=“1”でかつレ
ジスタ6に所定パターンデータlが格納されている場合
について説明する。レジスタ6には図4(C)に示す
“01010101”なるパターンデータが格納されて
いるとすると、図(A)のメモリ読出し信号は図(B)
の様になるのは、先述した如くである。
【0026】この図(B)のパターンデータjと図
(C)のレジスタ6のパターンデータlとがアンド回路
7で対応ビット毎に論理積演算されるので、その出力m
には図(D)に示す如く交互に反転したビットパターン
が得られる。このことは、図4(E)の中央のフォント
を右端のフォント(縦縞塗りつぶしフォント)に変換し
たことを意味している。
【0027】ここで、動作モード信号について考える。
図3を参照すると、いま実メモリ30(図1ではメモリ
1に相当)の容量を1Mビットとし、上位装置であるC
PUのアドレス空間の容量を1Gビットとしたとき、C
PU側のアドレス空間では、この1Gビットのうち実メ
モリ30の容量に対応する1Mビット部分31のみを通
常のメモリアドレスa1 (図1参照)として使用するこ
とになる。
【0028】動作モード信号a2 として、この通常のメ
モリアドレスa1 の空間31の上位空間32を示す信号
を用いれば、塗りつぶし動作モード時には、このアドレ
ス空間32が実メモリ30と対応することになり、CP
Uは同一のメモリ30を異なるアドレスからアクセスす
ることにより通常のリード/ライトのみ可能なメモリ
(31)と塗りつぶし用のメモリ(32)とに使い分け
が可能となる。
【0029】そのために、動作モード信号a2 は、CP
Uのアドレス空間のうちメモリ30(図1のメモリ2)
が必要とするアドレスa1 の空間以外のアドレス空間に
対応するアドレスを用いるものとし、例えば、アドレス
a1 の直上位のビットa2 を用いることができる。
【0030】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、アウトラ
インフォントメモリからの読出しデータの変化点を検出
し、その変化点間の全0ビットを反転するようにしたの
で、極めて簡単な回路構成で、アウトラインフォントの
塗りつぶしパターンが得られるという効果がある。
【0031】また、一ラインのバイト数を予め減算カウ
ンタに設定しておくことで、バイト数を意識することな
く複数ラインのデータを連続して塗りつぶすことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1の排他的論理和ゲート回路2の具体例を示
す回路図である。
【図3】CPUのアドレス空間とメモリのアドレス空間
との対応関係を示す図である。
【図4】図1の回路ブロックの動作を示す図であり、
(A)はメモリ読出し信号eの例を示す図、(B)は塗
りつぶし読出し出力jの例を示す図、(C)はパターン
データlの例を示す図、(D)はパターンデータlによ
る処理出力mの例を示す図、(E)は塗りつぶし処理態
様の例を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 排他的論理和ゲート回路 3 最下位ビット記憶用F/F 4 動作モード信号発生回路 6 パターンデータレジスタ 7 論理積回路 8 バイト数レジスタ 9 ダウンカウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字パターンを輪郭情報として格納した
    メモリの読出し回路であって、前記メモリからの読出し
    データの表示文字パターンの塗りつぶし処理を指示する
    動作モード信号を生成する手段と、前記メモリの1読出
    しアクセス単位のデータのビットに夫々対応して設けら
    れ対応ビットを一入力とする排他的論理和ゲートと、最
    下位ビット対応の排他的論理和ゲートの出力を前記メモ
    リの読出しタイミングに応答して格納する最下位ビット
    記憶手段と、前記動作モード信号に応じて、前記排他的
    論理和ゲートの各出力を夫々下位ビット対応の排他的論
    理和ゲートの他入力に印加制御しまた最上位ビット対応
    の排他的論理和ゲートの他入力には前記最下位ビット記
    憶手段の記憶出力を印加制御する印加制御手段とを含
    み、前記排他的論理和ゲートの各出力から前記表示文字
    パターンデータを導出することを特徴とするメモリ読出
    し回路。
  2. 【請求項2】 前記表示文字パターンの塗りつぶしの態
    様を示すパターンデータを格納する手段と、前記パター
    ンデータと前記排他的論理和ゲートの出力パターンとの
    論理積を出力する論理積手段とを含むことを特徴とする
    請求項1記載のメモリ読出し回路。
  3. 【請求項3】 前記表示文字パターンの1ラインに相当
    する前記読出しアクセス単位数を格納する手段と、この
    読出しアクセス単位数を初期値としてロードし、前記読
    出しタイミングに応答して減算計数をなすカウンタと、
    前記カウンタの計数終了に応答して前記最下位ビット記
    憶手段をリセットするようにしたことを特徴とする請求
    項1または2記載のメモリ読出し回路。
  4. 【請求項4】 前記動作モード信号は、上位装置のアド
    レス空間のうち前記メモリが必要とするアドレス空間以
    外のアドレス空間に対応するアドレスを用いることを特
    徴とする請求項2〜4いずれかのメモリ読出し回路。
JP4092134A 1992-03-18 1992-03-18 メモリ読出し回路 Pending JPH05265432A (ja)

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JP4092134A JPH05265432A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 メモリ読出し回路

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JP4092134A JPH05265432A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 メモリ読出し回路

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JPH05265432A true JPH05265432A (ja) 1993-10-15

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ID=14045965

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JP4092134A Pending JPH05265432A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 メモリ読出し回路

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