JPH0526531U - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH0526531U
JPH0526531U JP7799991U JP7799991U JPH0526531U JP H0526531 U JPH0526531 U JP H0526531U JP 7799991 U JP7799991 U JP 7799991U JP 7799991 U JP7799991 U JP 7799991U JP H0526531 U JPH0526531 U JP H0526531U
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JP
Japan
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air
head
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solar radiation
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Withdrawn
Application number
JP7799991U
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Inventor
英男 菅野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日射量が大になると、それに応じて、自動的
に冷風が乗員の頭部付近へ吹出し、乗員の快適性を高め
るようにする。 【構成】 空調装置からの冷風をフロントピラー内に設
けた通風路を経て乗員の頭部付近に向けて吹出す吹出口
を設けると共に、前記通風路内に日射量によってダンパ
開度を自動調節する頭部吹出風量調節装置を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来自動車の乗員に偏って日射が当たる場合は、乗員が車のサンバイザ(陽除 け)を手で最適な位置に動かしたり、インパネ部にある従来の空調装置の吹出グ ルリを日射の当たる部位に冷風が当たるように動かしたりしていた。この動作に おいて、特に運転しながらこれらをセットすることは、安全性に欠ける等の欠点 があった。又、後者の動作の場合も当たる風量や風向の調節が面倒で、日射量に 対して温調性に欠ける点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記欠点を解消するためのもので、日射量が大となり、暑くなる時に 、自動的に冷風が乗員の頭部付近に供給されて快適性が向上する車両用空調装置 を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決したものであって、空調装置からの冷風をフロントピ ラー内に設けた通風路を経て乗員の頭部付近に向けて吹出す吹出口を設けると共 に、前記通風路内に日射量によってダンパ開度を自動調節する頭部吹出風量調節 装置を設けたことを特徴とする車両用空調装置に関するものである。
【0005】
【作用】
吹出口より乗員の頭部付近に吹出される風の量は、日射量に応じて自動的に開 閉を調節されるダンパによって変えられる。日射量が大きくなれば風量を多く、 日射量が小さくなれば風量を小さくし、常に乗員が快適と感じる量の風が吹出さ れる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の平面図、図2は同実施例の斜視図である。図におい て、1は運転席、2は同運転席に隣り合う助手席、3は運転席1の右側に設けら れた右頭部吹出グリル、4は助手席2の左側に設けられた左頭部吹出しグリル、 5は前記グリル3に連る通風路内に設けられた右頭部吹出風量調節装置、6は前 記グリル4に連る通風路内に設けられた左頭部吹出風量調節装置、7は運転席1 の前方に設けられた右吹出グリル、8は上記各グリルに連る通風路内に設けられ たエバポレータ、9はブロワである。図2において10は右側のフロントピラー であり、右頭部吹出グリル3は同ピラー内に設けられている通風路に連っている 。図示していないが、左頭部吹出グリル4は左側のフロントピラー内に設けられ ている通風路に連っている。
【0007】 図3は図2のA部の拡大図である。図において5は右頭部吹出風量調節装置、 11は同装置のアクチュエータ、12は同アクチュエータに連るアーム、13は 同アームに連るダンパ、14は同ダンパが内蔵されている通風路である。これら の装置は右ピラー10の内部に設けられている。
【0008】 図4は図3のB部の拡大斜視図である。図において、11はアクチュエータ、 15は同アクチュエータのベローズ、16は同アクチュエータの受熱部、17は 熱媒、18は前記ベローズに連るアームである。受熱部16には熱吸収率の大き い黒色塗装がほどこされている。
【0009】 本装置において、右斜めから乗員に日射が当たると、右ピラー10に配設され ている右頭部吹出風量調節装置5のアクチュエータ11の受熱部16に日射が当 たり、熱媒17が蒸発し、内部の圧力が上昇するのでベローズ15が伸びアーム 12が移動し、ダクト14内のダンパ13は開の方向に動く。これによってブロ ワ9により送られる風がエバポレータ8で冷やされた後、従来の前方の右吹出グ リル7等から車内に吹出されていた冷風F1 に追加されて右頭部吹出グリル3か らも冷風が運転席1の乗員の頭(及び顔付近)にF2 となって吹出される。日射 の方向か変わって斜めから左乗員に当たると、左ピラーに配設されている左頭部 吹出風量調節装置6が同じように動き、左頭部吹出グリル4から冷風が助手席2 の乗員の頭付近に当てられる。
【0010】 この右、又は左頭部吹出グリルより吹出される風量は、図5に示すように日射 量に応じてダンパ開度を自動的に調節されて変えられるので、日射量が大きくな れば風量も多く日射量が小さくなれば風量を小さく、常に乗員が快適となるよう 調節される。
【0011】 以上詳述したように、本実施例においては、次のような効果がもたされる。 (1)日射が乗員に偏って当たる場合にも、その部位近くから冷風が供給される ので快適となる。 (2)日射の当たる方向から冷風が頭部付近に日射量に対応して供給されるので 少ない風量でも快適となる。 (3)少ない風量で十分な効果があるので、低騒音となる。 (4)頭部吹出グリルの風量調節は日射センサやモータを必要としないので安価 に製作できる。 (5)従来のように吹出グリルやサンバイザを乗員(特に運転者)が手動で調節 する必要がないので、安全で且つ操作のわずらわしさが無くなる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の車両用空調装置は、フロントピラー内に設けた通風路を経て乗員の頭 部付近に向けて冷風を吹出す吹出口を設けると共に、前記通風路内に日射量によ ってダンパ開度を自動調節する頭部吹出風量調節装置を設けてあるので、日射量 に応じて、自動的に冷風が吹き出し、乗員の快適性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の平面図。
【図2】同実施例の斜視図。
【図3】図2のA部の拡大図。
【図4】図3のB部の拡大斜視図。
【図5】上記実施例の日射量とダンパ開度の関係図。
【符号の説明】
1 運転席 2 助手席 3 右頭部吹出グリル 4 左頭部吹出グリル 5 右頭部吹出風量調節装置 6 左頭部吹出風量調節装置 7 右吹出グリル 8 エバポレータ 9 ブロワ 10 右ピラー 11 アクチュエータ 12 アーム 13 ダンパ 14 ダクト 15 ベローズ 16 受熱部 17 熱媒 18 アーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調装置からの冷風をフロントピラー内
    に設けた通風路を経て乗員の頭部付近に向けて吹出す吹
    出口を設けると共に、前記通風路内に日射量によってダ
    ンパ開度を自動調節する頭部吹出風量調節装置を設けた
    ことを特徴とする車両用空調装置。
JP7799991U 1991-09-26 1991-09-26 車両用空調装置 Withdrawn JPH0526531U (ja)

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JP7799991U JPH0526531U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 車両用空調装置

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JP7799991U JPH0526531U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 車両用空調装置

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JPH0526531U true JPH0526531U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13649503

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JP7799991U Withdrawn JPH0526531U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 車両用空調装置

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JP (1) JPH0526531U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008195117A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Kanto Auto Works Ltd 車両用空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19951130