JPH0526524B2 - - Google Patents

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JPH0526524B2
JPH0526524B2 JP1759985A JP1759985A JPH0526524B2 JP H0526524 B2 JPH0526524 B2 JP H0526524B2 JP 1759985 A JP1759985 A JP 1759985A JP 1759985 A JP1759985 A JP 1759985A JP H0526524 B2 JPH0526524 B2 JP H0526524B2
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JP
Japan
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water
cleaning
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oil
electromagnetic
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JP1759985A
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JPS61174910A (ja
Inventor
Junichi Yano
Shuichi Ichikawa
Masahiro Oota
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/025High gradient magnetic separators
    • B03C1/031Component parts; Auxiliary operations
    • B03C1/032Matrix cleaning systems

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明は電磁フイルタにおいてろ材を洗滌す
る方法に関する。 (従来の技術) 電磁石により形成した磁場内に磁性材料製の細
線から成るろ材を配設して、鉄等の磁性粒子を含
む被処理水を上記ろ材内に流通させることにより
上記磁性粒子を磁気捕捉するように構成した電磁
フイルタは、従来鉄鋼材料の圧延廃水の除鉄に使
用されている。 ところで鉄鋼の冷間圧延においては、鉱油、牛
脂等の油分を水に5%程度含有(懸濁)させた冷
延クーラント(冷却液)を循環使用しているが、
圧延機部において上記クーラントに混入する鉄分
粒子の除去用に上記電磁フイルタを用いると、鉄
分粒子とともに該鉄分粒子に付着した油分がろ材
に捕捉されてしまい、ろ材の再生のために温水等
により逆洗すると鉄分粒子とともに捕捉された油
分が洗滌廃水として廃棄されるる。このためクー
ラント中の油分濃度が減少し、ひんぱんな油分の
補給添加が必要で手間がかかるうえ不経済であつ
た。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は上記従来の問題点を解決しようとす
るものであり、ろ材の洗滌の際に該ろ材に補捉さ
れた油分の廃棄量が少なくて済み、被処理水中の
油分の減少を抑制できる電磁フイルタの洗滌方法
を提供しようとするものである。 (問題点を解決するための手段) しかしてこの発明の電磁フイルタの洗滌方法
は、油分と磁性粒子とを含む被処理水を、電磁石
により形成した磁場内に配設した磁性材料製の細
線から成るろ材内を通過させて、上記磁性粒子の
捕捉をおこなうようにした電磁フイルタの上記ろ
材を洗滌するにあたつて、上記電磁石のコイルに
通電した状態で上記ろ材を温水により逆洗する一
次洗滌をおこない、該一次洗滌の廃液を上記被処
理水の流通経路内に戻し、その後上記電磁石のコ
イルの断電した状態で上記ろ材を上記一次洗滌よ
り流速が大きい温水により逆洗する二次洗滌をお
こない、該二次洗滌の廃液を上記被処理水の流通
経路外に排出することを特徴とする電磁フイルタ
の洗滌方法である。 この発明において被処理水の流通経路とは、電
磁フイルタへ流入する被処理水の流入通路、およ
び電磁フイルタを流出する被処理水の流出通路を
総称するものとする。 (作用) 発明者の実験によると冷延クーラントの除鉄用
の電磁フイルタを電磁石コイル断電状態で温水に
より逆洗してろ材の洗滌をおこなうと、初期の洗
滌廃水中には油分が多く含まれ、後期の洗滌廃水
中には鉄分が多く含まれることが知見された。こ
れは第2図に示すようにろ材を構成する細線35
に捕捉された鉄分粒子と油分の混合物36中、鉄
分は細線35に強く吸引されるため、細線35か
ら遠い先端部36aは油分が多く、細線35に近
い基部36bは鉄分が多い分布状態となつてお
り、上記逆洗の進行により混合物36は油分の多
い先端部36aから順次離脱して洗滌廃水中に混
入するためと推察される。 この発明の電磁フイルタの洗滌方法は上記知見
に基づいて完成したもので、一次洗滌においては
ろ材の細線に捕捉された磁性粒子と油分の混合物
中、上記基部36bに相当する鉄分が多い混合物
は電磁石のコイルの通電により細線35に強固に
付着しているのに対し、上記先端部36aに相当
する油分の多い混合物が温水からの吸熱による油
分粘度の低下により容易に温水に混入するので、
この一次洗滌の廃液を被処理水の流通経路内に戻
すことにより油分の減少が防止される。またた二
次洗滌においては電磁石のコイルは断電されてい
るため、上記基部36bに相当する鉄分の多い混
合物が温水中に混入して細線は清浄化されるの
で、この二次洗滌の廃液を被処理水の流通経路外
へ排出すればろ材の洗滌は完了する。なお細線の
清浄化を目的とする二次洗滌は、油分の分離を目
的とする一次洗滌よりも洗滌力の大きい洗滌条件
でおこなう必要があり、二次洗滌時のろ材部にお
ける温水の流速は、一次洗滌時のろ材部における
温水の流速以上、好ましくは該流速の2倍以上と
するのがよい。 (実施例) 以下第1図によりこの発明の実施例を説明す
る。 第1図はこの発明方法を実施するための装置の
一例を示し、図中1は電磁フイルタであり、ケー
シング2内に設けた磁性材料製の多孔板であるポ
ールピース3と4の間に、直径0.8mmのステンレ
ス線(磁性材料)から成る細線で構成した金網を
厚さ150mmに積層充填してろ材5を構成し、ケー
シング2の外周を包囲するコイル6と磁性材料製
のヨーク7により電磁石8を構成したものであ
る。9は圧延工場10において冷間圧延ラインの
冷却用に使用された冷延クーラントである原水
(被処理水)を回収する原水ピツトで、この原水
ピツト9内の原水はポンプ11およびバルブ12
を経て電磁フイルタ1に流入し、コイル6の通電
により磁場内に置かれたろ材5によつて鉄分粒子
が磁気捕捉され、バルブ13を経てろ過水槽14
に流入し、ポンプ15により圧延工場10に循環
供給されるようになつている。16は電磁フイル
タ1の入口側から原水ピツト9に至る系内戻し管
で、バルブ17をそなえている。18は電磁フイ
ルタ1の出口側に接続したスチーム供給管で、バ
ルブ19をそなえている。20は逆洗用温水タン
クで、バルブ21を経て供給されるスチームによ
り逆洗用水を加熱し貯留するもので、バルブ22
を経て電磁フイルタ1の出口側に接続され、23
は逆洗用水加熱時に開くバルブである。また24
は図示しない圧縮機により供給されるエア(圧縮
空気)を貯留するエアタンクで、逆洗用温水の電
磁フイルタ1への圧送と、電磁フイルタ1内のブ
ロー(水分排出)をおこなうためのもので、開度
の異なるバルブ25と26を介して逆洗用温水タ
ンク20に接続され、開度の異なるバルブ27と
28を介して電磁フイルタ1の入口側に接続され
ている。29は洗滌廃水槽で、バルブ30を介し
て電磁フイルタ1の入口側に接続されている。 上記構成の装置において、電磁フイルタ1のコ
イル6に通電して3KOeの磁場を形成させ、バル
ブ12および13を開けて、油分6.1%、鉄分粒
子590mg/を含有する原水を、処理量3.2m2/h
(ろ材5部の流速400m/時)の条件で20分間のろ
過をおこない、ろ材5により鉄分粒子および油分
を捕捉した状態に対して、ろ材5の洗滌を下記の
5通りの条件でおこなつた。第1表は各実施例の
一次洗滌およびその前後工程の条件を示し、第2
表は、洗滌排水槽29に排出された二次洗滌廃水
の性状の分析結果を示す。また比較例として実施
例1における一次洗滌をコイル6の断電状態でお
こなつた場合、および従来例として一次洗滌はお
こなわずに下記条件で二次洗滌のみをおこなつた
場合の分析結果も第2表に示す。 なお一次洗滌後のブロー工程がない実施例1お
よび比較例においては、バルブ17付近の配管内
に一次洗滌廃水が3残つてしまうため、他の実
施例より3多い一次洗滌用水を用い、各実施例
の原水ピツト9への排水量が23(電磁フイルタ
1内等の残留水10を含む)となるようにした。
また二次洗滌用水は各実施例、比較例および従来
例とも40用いたが、実施例1および比較例では
上記一次洗滌廃水の残存量3がこれに加わり、
従来例では上記残留水10がこれに加わるため、
第2表に示す排出水量となつた。 [実施例 1] コイル6は通電状態とし、バルブ25,22,
17を開放して、80℃の逆洗用温水を10秒間に16
、逆洗用温水タンク20から電磁フイルタ1に
供給してろ材5の一次洗滌をおこない、その洗滌
廃水を系内戻し管16を経て原水ピツト9に戻
す。(一次洗滌工程) その後コイル6は断電状態で、バルブ26,2
7,22,30を開けて、80℃の逆洗用温水40
をエアを電磁フイルタ1に供給して、公知のエア
バブリング下でろ材5の二次洗滌を8秒間おこな
い、その洗滌廃水は洗滌廃水槽29へ排出する
(二次洗滌工程) [実施例 2] 一次洗滌工程はコイル6を通電状態にしておこ
ない、逆洗用温水を8秒間で13用いた。一次洗
滌工程と二次洗滌工程の間にバルブ28および1
7を開けてエアを電磁フイルタ1内に吹込み、ケ
ーシング2内の液を系内戻し管16を経て原水ピ
ツト9に戻した。(一次洗滌後のブロー工程)他
の工程および条件は実施例1と同じである。 [実施例 3] 一次洗滌工程の前にコイル6を通電状態にして
おいてバルブ28および17を開けてエアを電磁
フイルタ1内に吹込み、ケーシング2内の液を系
内戻し管16を経て原水ピツト9に戻した。(一
次洗滌前のブロー工程)他の工程および条件は実
施例2と同じである。 [実施例 4] 一次洗滌工程の前にコイル6を通電状態にして
おいてバルブ19および17を開けて120℃のス
チームを1分間電磁フイルタ1内に供給してろ材
5の予熱をおこなつた。(スチーム加熱工程)他
の工程および条件は実施例2と同じである。 [実施例 5] 実施例4のスチーム加熱工程の前に、実施例3
と同条件の一次洗滌前のブロー工程をおこなつ
た。他の工程および条件は実施例4と同じであ
る。 [比較例] 一次洗滌工程はコイル6を断電状態にしておこ
ない、他の工程は実施例1と同じである。 [従来例] コイル5を断電状態とし、80℃の逆洗用温水を
8秒間に40、逆洗用温水タンク20から電磁フ
イルタ1に供給してろ材5の二次洗滌工程のみを
おこない、その洗滌廃水は洗滌廃水槽29へ排出
する。
【表】
【表】 但し排出水量の単位:
含有油分および含有鉄分の単位:g
第2表において、含有油分および含有鉄分は洗
滌廃水として冷延クーラントの循環経路外へ排出
された量を示し、従つて各実施例では従来例の排
出油分との差に当る約565〜653gの油分が一次洗
滌により循環経路内に戻されたことになり、同表
に示すように排出された鉄分に対する油分の比で
表わす油分廃棄量は、各実施例とも従来例に対し
て大巾に減少している。なお比較例においては一
次洗滌時にコイル6を断電するため、ろ材5に捕
捉された鉄分の一部が循環経路の系内に戻るが、
各実施例ではコイル6を通電した状態で一次洗滌
をおこなうため、鉄分の系内への戻り量はごく少
量に抑えられている。また一次洗滌後にブローを
おこなう実施例2乃至5では、油分を含む一次洗
滌廃水を電磁フイルタや配管内に残すことなく短
時間で全量系内へ戻すことができるので、洗滌時
間が短くて済み好ましい。また一次洗滌前にブロ
ーをおこなう実施例3では一次洗滌前にろ材5部
が空になつて油分が滴下するので油分の系内戻し
量が幾分多くなつている。さらに一次洗滌の前に
スチームによりろ材5の加熱をおこなう実施例4
および5によれば、ろ材5に捕捉された油分が溶
融して分離しやすいため、油分の系内戻し量が特
に多く、油分廃棄量が一層少ない。 この発明は上記各実施例に限定されるものでは
なく、たとえば一次洗滌の洗滌廃水は第1図に鎖
線31で示すように原水ピツト9ではなくろ過水
槽14へ戻すようにしてもよい。 (発明の効果) 以上説明したようにこの発明によれば、一次洗
滌によつて電磁フイルタのろ材に捕捉された油分
が被処理水の流通経路内に戻されるため、ろ材洗
滌時の油分の廃棄量が少なくて済み、被処理水中
の油分の減少を少量に抑制することができ、経済
的であるとともに省資源化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の実施に使用する装置
の一例を示す系統図、第2図は電磁フイルタの細
線の捕捉物捕捉状況の説明図である。 1…電磁フイルタ、5…ろ材、6…コイル、8
…電磁石、9…原水ピツト、14…ろ過水槽、1
6…系内戻し管、18…スチーム供給管、20…
逆洗用温水タンク、24…エアタンク、31…鎖
線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油分と磁性粒子とを含む被処理水を、電磁石
    により形成した磁場内に配設した磁性材料製の細
    線から成るろ材内を通過させて、上記磁性粒子の
    捕捉をおこなうようにした電磁フイルタの上記ろ
    材を洗滌するにあたつて、上記電磁石のコイルに
    連通した状態で上記ろ材を温水により逆洗する一
    次洗滌をおこない、該一次洗滌の廃液を上記被処
    理水の流通経路内に戻し、その後上記電磁石のコ
    イルを断電した状態で上記ろ材を上記一次洗滌よ
    り流速が大きい温水により逆洗する二次洗滌をお
    こない、該二次洗滌の廃液を上記被処理水の流通
    経路外に排出することを特徴とする電磁フイルタ
    の洗滌方法。
JP1759985A 1985-01-30 1985-01-30 電磁フイルタの洗滌方法 Granted JPS61174910A (ja)

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JPS61174910A (ja) 1986-08-06

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