JPS61278316A - 電磁フイルタ - Google Patents
電磁フイルタInfo
- Publication number
- JPS61278316A JPS61278316A JP11946485A JP11946485A JPS61278316A JP S61278316 A JPS61278316 A JP S61278316A JP 11946485 A JP11946485 A JP 11946485A JP 11946485 A JP11946485 A JP 11946485A JP S61278316 A JPS61278316 A JP S61278316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- pipe
- water
- filter
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C1/00—Magnetic separation
- B03C1/02—Magnetic separation acting directly on the substance being separated
- B03C1/025—High gradient magnetic separators
- B03C1/031—Component parts; Auxiliary operations
- B03C1/032—Matrix cleaning systems
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。
(産業上の利用分野) この発明は水と有益な油との混
合流体に対して磁性粒子が混入している被処理流体中か
ら磁性粒子のみをフィルタ部により除去して、水及び油
を回収するようにしてある電磁フィルタに関し、更に詳
しくは、磁性粒子が多量に吸着された場合にフィルタ部
を逆洗する為の逆洗手段が備わった電磁フィルタに関す
る。
合流体に対して磁性粒子が混入している被処理流体中か
ら磁性粒子のみをフィルタ部により除去して、水及び油
を回収するようにしてある電磁フィルタに関し、更に詳
しくは、磁性粒子が多量に吸着された場合にフィルタ部
を逆洗する為の逆洗手段が備わった電磁フィルタに関す
る。
(従来の技術) この種の従来の電磁フィルタにあって
フィルタ部に逆洗水用の水タンクを接続し、逆洗時には
上記水タンク内の水をフィルタ部に流してその洗浄を行
ないその排水を廃棄するようにしていたものは、フィル
タ部に付着していた油が廃棄されてしまう不経済性があ
ると共に、逆洗時の洗浄度も低いという問題点があった
。
フィルタ部に逆洗水用の水タンクを接続し、逆洗時には
上記水タンク内の水をフィルタ部に流してその洗浄を行
ないその排水を廃棄するようにしていたものは、フィル
タ部に付着していた油が廃棄されてしまう不経済性があ
ると共に、逆洗時の洗浄度も低いという問題点があった
。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記従
来の問題点を除き、逆洗に先立って油の回収をマキなう
ことができ、逆洗時には高い洗浄効果を得ることができ
、その上設備費は安価で、設置スペースも少なくて足り
るようにした電磁フィルタを提供しようとするものであ
る。
来の問題点を除き、逆洗に先立って油の回収をマキなう
ことができ、逆洗時には高い洗浄効果を得ることができ
、その上設備費は安価で、設置スペースも少なくて足り
るようにした電磁フィルタを提供しようとするものであ
る。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) 本願光、明は前記請求
の範囲記載の通りの手段を講じたものであってその作用
は次の通りである。
の範囲記載の通りの手段を講じたものであってその作用
は次の通りである。
(作用) 水と油に磁性粒子が混入した被処理流体がフ
ィルタ部に流通させられると、上記磁性粒子のみがフィ
ルタ部により吸着除去され、水と油とが流出させられる
。一方フィルタ部の逆洗に先立ち、先ず油の回収を行う
場合には、水タンクから低圧のリンス用水がフィルタ部
に流通させられ、フィルタ部内に残る油が回収される。
ィルタ部に流通させられると、上記磁性粒子のみがフィ
ルタ部により吸着除去され、水と油とが流出させられる
。一方フィルタ部の逆洗に先立ち、先ず油の回収を行う
場合には、水タンクから低圧のリンス用水がフィルタ部
に流通させられ、フィルタ部内に残る油が回収される。
その後フィルタ部を逆洗する時には、水タンク内の高圧
水と高圧空気とが一緒にフィルタ部に送り込まれ、フィ
ルタ部に吸着されている磁性粒子を洗い流す。
水と高圧空気とが一緒にフィルタ部に送り込まれ、フィ
ルタ部に吸着されている磁性粒子を洗い流す。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明
する。第1の実施例を示す第1図において、■はフィル
タ部を示し、内部にフィルタ要素が備えられた容器2と
そのフィルタ要素に磁界を加えるようにした励磁コイル
3とから成る。4は磁性粒子を除去すべき被処理流体を
フィルタ部1に流すようにしたポンプ、5はリンス用の
水及び逆洗用の水を貯えるようにした水タンクである。
する。第1の実施例を示す第1図において、■はフィル
タ部を示し、内部にフィルタ要素が備えられた容器2と
そのフィルタ要素に磁界を加えるようにした励磁コイル
3とから成る。4は磁性粒子を除去すべき被処理流体を
フィルタ部1に流すようにしたポンプ、5はリンス用の
水及び逆洗用の水を貯えるようにした水タンクである。
この水タンク5は系内リンス及び逆洗に必要な量の水を
貯えた状態において、更に上方に空気溜ができるようそ
の容積を太き((例えば8001 )形成してある。6
は水供給源、7は加圧空気の供給源である。8,9は減
圧弁で、夫々水タンク5内の空気溜に送り込まれる空気
の圧力を低圧(例えば1kg / crl )及び高圧
(例えば5 kg / cd )に設定する為のもので
ある。LCI及びLC2は夫々レヘルコントローラ、■
1〜■lOはバルブを示す。尚本件明細書中においては
、空気供給源7、バルブV8、V9、減圧弁8,9から
成る部分を低圧空気及び高圧空気の選択供給手段とも呼
ぶ。
貯えた状態において、更に上方に空気溜ができるようそ
の容積を太き((例えば8001 )形成してある。6
は水供給源、7は加圧空気の供給源である。8,9は減
圧弁で、夫々水タンク5内の空気溜に送り込まれる空気
の圧力を低圧(例えば1kg / crl )及び高圧
(例えば5 kg / cd )に設定する為のもので
ある。LCI及びLC2は夫々レヘルコントローラ、■
1〜■lOはバルブを示す。尚本件明細書中においては
、空気供給源7、バルブV8、V9、減圧弁8,9から
成る部分を低圧空気及び高圧空気の選択供給手段とも呼
ぶ。
上記構成のものは次の第1表に示される如き態様で稼動
させられる。尚第1表において○は動作、その他は非動
作を示す。
させられる。尚第1表において○は動作、その他は非動
作を示す。
第1表
即ち、濾過の過程においては、被処理流体はポンプ4を
矢印方向に通りフィルタ部Iを下から上方へ向けて流通
する。その流通の過程で、上記磁性粒子はコイルからの
磁界により磁化されたフィルり要素によって吸着除去さ
れ、その磁性粒子が除去された流体はバルブv2を通っ
て送り出される。
矢印方向に通りフィルタ部Iを下から上方へ向けて流通
する。その流通の過程で、上記磁性粒子はコイルからの
磁界により磁化されたフィルり要素によって吸着除去さ
れ、その磁性粒子が除去された流体はバルブv2を通っ
て送り出される。
尚本件明細書中においては、上記ポンプ4、ノくバルブ
v1、フィルタ容器2、バルブv2が介設されている管
路21.22を液体流通用管路とも呼ぶ。上記のような
濾過の過程乃至はその後、水供給源6から水が水タンク
5内に貯えられる。この場合タンク5内の空気はバルブ
VIOを通って排気される。
v1、フィルタ容器2、バルブv2が介設されている管
路21.22を液体流通用管路とも呼ぶ。上記のような
濾過の過程乃至はその後、水供給源6から水が水タンク
5内に貯えられる。この場合タンク5内の空気はバルブ
VIOを通って排気される。
次に系内のリンスを行う場合には、空気供給源7から水
タンク5内に送り込まれる空気の圧力によって、水タン
ク5内の水の一部がバルブv3を通してフィルタ部lに
送り込まれる。その水量は例えば200 Ilである。
タンク5内に送り込まれる空気の圧力によって、水タン
ク5内の水の一部がバルブv3を通してフィルタ部lに
送り込まれる。その水量は例えば200 Ilである。
その結果フィルタ部1内に残っていた水及び油はバルブ
■5を通って図示外の回収部へ送り出される。尚本件明
細書中においては、上記水タンク5の下部とフィルタ容
器2の上部とを結ぶ、バルブ■3が介設された管路23
をリンス用管路とも呼び、フィルタ容器2の下部と液体
流通用管路22とを結ぶ、バルブ■5が介設されている
管路24を回収用管路とも呼ぶ。次に系内のりンスブロ
ーの工程はバルブv7が開かれることにより、水タンク
5における上部の空気溜に溜まっている空気がそのバル
ブv7を通ってフィルタ部1に送り込まれる。その結果
、フィルタ部l内に残っていた殆んど全ての水及び油が
バルブv5を通って回収部に送り出される。尚この工程
においてはバルブ■8は開いたままにしてあっても、閉
じてあっても良い(第2表においてΔで示す)。
■5を通って図示外の回収部へ送り出される。尚本件明
細書中においては、上記水タンク5の下部とフィルタ容
器2の上部とを結ぶ、バルブ■3が介設された管路23
をリンス用管路とも呼び、フィルタ容器2の下部と液体
流通用管路22とを結ぶ、バルブ■5が介設されている
管路24を回収用管路とも呼ぶ。次に系内のりンスブロ
ーの工程はバルブv7が開かれることにより、水タンク
5における上部の空気溜に溜まっている空気がそのバル
ブv7を通ってフィルタ部1に送り込まれる。その結果
、フィルタ部l内に残っていた殆んど全ての水及び油が
バルブv5を通って回収部に送り出される。尚この工程
においてはバルブ■8は開いたままにしてあっても、閉
じてあっても良い(第2表においてΔで示す)。
次に逆洗に先立ちバルブv9が開かれて水タンク5内の
空気溜に高圧の空気が貯えられる。その後フィルタ部l
を逆洗する工程においては、コイル3の励磁を解いた状
態において、上記空気溜における高圧の空気によって水
タンク5の下部の水がバルブv3を通してフィルタ部1
に送り込まれると共に、空気溜における高圧の空気がバ
ルブv7を通ってフィルタ部1に送り込まれる。その結
果フィルタ部1内においては、上記高圧の空気と高圧の
水とによりフィルタ部要素に付着していた磁性粒子が綺
麗に洗い落とされる。その洗い落とされた磁性粒子はバ
ルブ■4を通って排出される。
空気溜に高圧の空気が貯えられる。その後フィルタ部l
を逆洗する工程においては、コイル3の励磁を解いた状
態において、上記空気溜における高圧の空気によって水
タンク5の下部の水がバルブv3を通してフィルタ部1
に送り込まれると共に、空気溜における高圧の空気がバ
ルブv7を通ってフィルタ部1に送り込まれる。その結
果フィルタ部1内においては、上記高圧の空気と高圧の
水とによりフィルタ部要素に付着していた磁性粒子が綺
麗に洗い落とされる。その洗い落とされた磁性粒子はバ
ルブ■4を通って排出される。
尚本件明細書中においては、上記水タンク5の下部とフ
ィルタ容器2の上部とを結ぶ、バルブ■3が介設された
管路25(本実施例においては管路23と共通)を逆洗
用管路とも呼び、水タンク、5の上部と上記逆洗用管路
25とを結ぶ、バルブv7が介設されている管路26を
逆洗用空気管路とも呼び、更に、一端がフィルタ容器2
の下部に接続された、バルブV4が介設されている管路
27を排出用管路とも呼ぶ。
ィルタ容器2の上部とを結ぶ、バルブ■3が介設された
管路25(本実施例においては管路23と共通)を逆洗
用管路とも呼び、水タンク、5の上部と上記逆洗用管路
25とを結ぶ、バルブv7が介設されている管路26を
逆洗用空気管路とも呼び、更に、一端がフィルタ容器2
の下部に接続された、バルブV4が介設されている管路
27を排出用管路とも呼ぶ。
上記リンス用管路23及び逆洗用管路25の水タンク5
の下部に対する接続B様は、第1図の水タンク回りの変
形例が示されている第4図に示す如く、管路はタンク上
方を経由して(又はタンク側壁を貫通させて)タンク内
に引き込み、その下部に管路の端口を位置させることに
より実施してもよい。
の下部に対する接続B様は、第1図の水タンク回りの変
形例が示されている第4図に示す如く、管路はタンク上
方を経由して(又はタンク側壁を貫通させて)タンク内
に引き込み、その下部に管路の端口を位置させることに
より実施してもよい。
次に本願の異なる実施例を示す図面第2図について説明
する。この例は水タンク5にその内部の水を加熱する為
の加熱手段を付設した例を示すものである。図において
、11は熱源の一例として示すスチーム供給源、Vll
、 V12は夫々バルブを示す。
する。この例は水タンク5にその内部の水を加熱する為
の加熱手段を付設した例を示すものである。図において
、11は熱源の一例として示すスチーム供給源、Vll
、 V12は夫々バルブを示す。
上記構成のものは、次の第2表に示される如き工程で稼
動される。
動される。
第2表
即ち、濾過の工程中において、水タンク5内に逆洗水が
流入させられ、レベルコントローラLCが高レベルを検
知するとその水の流入が停止させられる。然る後、スチ
ーム供給#11からのスチームがバルブVllを通して
水タンク5内の水中に導かれ、その水の加熱が行われる
。そして加熱が終わったならばブロー用の空気がバルブ
v8、減圧弁8を通して空気溜に流入させられる。次に
系内リンスは上記加温された水によって行われる。次に
系内のリンスブローを終えた後バルブ12が開かれるこ
とにより、スチームがフィルタ部1に通されそこの蒸気
洗浄が行われる。従って、フィルタ部1において、フィ
ルタ要素に油でもって硬くこびり付いているような磁性
粒子はそのフィルタ要素から剥がれ易くなる。尚この蒸
気洗浄の過程においてバルブv9が開かれ、空気溜に高
圧の空気が溜められる。次に逆洗の工程においては、高
圧の温水と高圧の空気とが一緒になってフィルタ部1に
送り込まれる為、上記のように剥がれ易くなっている磁
性粒子が綺麗に洗い流される。
流入させられ、レベルコントローラLCが高レベルを検
知するとその水の流入が停止させられる。然る後、スチ
ーム供給#11からのスチームがバルブVllを通して
水タンク5内の水中に導かれ、その水の加熱が行われる
。そして加熱が終わったならばブロー用の空気がバルブ
v8、減圧弁8を通して空気溜に流入させられる。次に
系内リンスは上記加温された水によって行われる。次に
系内のリンスブローを終えた後バルブ12が開かれるこ
とにより、スチームがフィルタ部1に通されそこの蒸気
洗浄が行われる。従って、フィルタ部1において、フィ
ルタ要素に油でもって硬くこびり付いているような磁性
粒子はそのフィルタ要素から剥がれ易くなる。尚この蒸
気洗浄の過程においてバルブv9が開かれ、空気溜に高
圧の空気が溜められる。次に逆洗の工程においては、高
圧の温水と高圧の空気とが一緒になってフィルタ部1に
送り込まれる為、上記のように剥がれ易くなっている磁
性粒子が綺麗に洗い流される。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号を付して重複する説明を
省略した。
る部分には、前回と同一の符号を付して重複する説明を
省略した。
(また次回のものにおいても同様の考えで同一の符号を
付して重複する説明を省略する。)次に第3図は本願の
更に異なる実施例を示すもので、フィルタ部1が、通常
の濾過を行う場合に被処理流体を上方から下方へ向けて
流通させるように構成されている場合の例を示すもので
ある。
付して重複する説明を省略する。)次に第3図は本願の
更に異なる実施例を示すもので、フィルタ部1が、通常
の濾過を行う場合に被処理流体を上方から下方へ向けて
流通させるように構成されている場合の例を示すもので
ある。
図において、V13は水タンク内の水をフィルタ部の下
部へ送るようにした逆洗用管路に介設したバルブ、V1
7は水タンクの上部と上記逆洗用管路とを結ぶ逆洗用空
気管路に介設したバルブを夫々示す。
部へ送るようにした逆洗用管路に介設したバルブ、V1
7は水タンクの上部と上記逆洗用管路とを結ぶ逆洗用空
気管路に介設したバルブを夫々示す。
上記構成のものは、次の第3表に示されるような工程で
稼動させられる。尚この工程は前記第1の実施例と均等
であるので、その重複する説明は省略する。
稼動させられる。尚この工程は前記第1の実施例と均等
であるので、その重複する説明は省略する。
第3表
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、水と
油との混合流体に対し磁性粒子が混入している被処理流
体を液体流通用管路を通してフィルタ部に流すことによ
り、磁性粒子を吸着除去して上記混合流体のみを流出さ
せられる特長がある。
油との混合流体に対し磁性粒子が混入している被処理流
体を液体流通用管路を通してフィルタ部に流すことによ
り、磁性粒子を吸着除去して上記混合流体のみを流出さ
せられる特長がある。
一方、上記フィルタ部に多量の磁性粒子が吸着されたが
為にそれを除去する必要が生じた場合には、先ず、第1
に、低圧空気及び高圧空気の選択供給手段から水タンク
の空気溜に低圧の空気を送り込み、その低い空気圧によ
り水タンク内の水をリンス用管路を通してゆっくりとフ
ィルタ部に送り込み、そのゆるやかに流れる水によりフ
ィルタ部をリンスすることによって、フィルタ部の中に
残っている油を、上記既に除去された磁性粒子が混入し
てしまうことなく回収用管路に送り出すことができ、有
用で高価な油の損失を少なくできる有用性がある。
為にそれを除去する必要が生じた場合には、先ず、第1
に、低圧空気及び高圧空気の選択供給手段から水タンク
の空気溜に低圧の空気を送り込み、その低い空気圧によ
り水タンク内の水をリンス用管路を通してゆっくりとフ
ィルタ部に送り込み、そのゆるやかに流れる水によりフ
ィルタ部をリンスすることによって、フィルタ部の中に
残っている油を、上記既に除去された磁性粒子が混入し
てしまうことなく回収用管路に送り出すことができ、有
用で高価な油の損失を少なくできる有用性がある。
次に第2に、上記選択供給手段によって高圧の空気を水
タンクの空気溜に貯えておき、その高圧の空気によって
水タンクの水を逆洗用管路を通して一気にフィルタ部に
送り込むと同時に、上記高圧の空気を逆洗用空気管路を
通して逆洗用管路に送り込むことによって、上記フィル
タ部に送り込まれる高圧水の中に高圧空気を混入させる
ことができ、それら高圧水と高圧空気との混在物によっ
てフィルタ部に吸着されていた磁性粒子を洗い落として
排出用管路に排出することができ、フィルタ部を極めて
綺麗に洗浄できる効果もある。
タンクの空気溜に貯えておき、その高圧の空気によって
水タンクの水を逆洗用管路を通して一気にフィルタ部に
送り込むと同時に、上記高圧の空気を逆洗用空気管路を
通して逆洗用管路に送り込むことによって、上記フィル
タ部に送り込まれる高圧水の中に高圧空気を混入させる
ことができ、それら高圧水と高圧空気との混在物によっ
てフィルタ部に吸着されていた磁性粒子を洗い落として
排出用管路に排出することができ、フィルタ部を極めて
綺麗に洗浄できる効果もある。
しかも上記のように水と空気との両方を利用して、油の
回収や効果の高い洗浄とを行なうようにしたものであっ
ても、上記の如く水タンク上部の空気溜を空気用のタン
クとして利用するものであるから・一つの水タンクでと
記両作用を行なわせることができ、設備費を安価にでき
ると共に設置スペースも狭くて足りる効果を得ることが
できる。
回収や効果の高い洗浄とを行なうようにしたものであっ
ても、上記の如く水タンク上部の空気溜を空気用のタン
クとして利用するものであるから・一つの水タンクでと
記両作用を行なわせることができ、設備費を安価にでき
ると共に設置スペースも狭くて足りる効果を得ることが
できる。
更に本願発明にあって水タンクに加熱手段を付設した場
合には、水タンク内の水を加温して温水化しておくこと
によって、上記リンスによる油の回収の場合にその温水
によりリンスを行なうことができて油の回収率を高める
ことができる効、果があり・ 更に上記逆洗の場合においてもその温水を利用できて洗
浄効果をより一層高いものにし得る効果がある。
合には、水タンク内の水を加温して温水化しておくこと
によって、上記リンスによる油の回収の場合にその温水
によりリンスを行なうことができて油の回収率を高める
ことができる効、果があり・ 更に上記逆洗の場合においてもその温水を利用できて洗
浄効果をより一層高いものにし得る効果がある。
しかもその水タンク内の水を加温する場合、上記水タン
クはリンス用管路及び逆洗用管路でフィルタ部に繋がれ
ているのみで、フィルタ部に対する被処理流体の流通経
路には関与しないようになっているから、その加温作業
は上記フィルタ部による被処理流体からの磁性粒子の除
去工程の長い時間を利用してゆっくりと行なうことがで
き、小型の加熱手段であっても充分な温度の温水を作り
得る効果がある。
クはリンス用管路及び逆洗用管路でフィルタ部に繋がれ
ているのみで、フィルタ部に対する被処理流体の流通経
路には関与しないようになっているから、その加温作業
は上記フィルタ部による被処理流体からの磁性粒子の除
去工程の長い時間を利用してゆっくりと行なうことがで
き、小型の加熱手段であっても充分な温度の温水を作り
得る効果がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は系統図、第
2図及び第3図は夫々異なる実施例を示す系統図、第4
図はリンス用管路及び逆洗用管路の接続態様の異なる例
を示す部分図である。 1・・・フィルタ部、5・・・水タンク。 第1図 v5 第3図 第2図 第4図
2図及び第3図は夫々異なる実施例を示す系統図、第4
図はリンス用管路及び逆洗用管路の接続態様の異なる例
を示す部分図である。 1・・・フィルタ部、5・・・水タンク。 第1図 v5 第3図 第2図 第4図
Claims (2)
- (1)水と油との混合流体に対し磁性粒子が混入してい
る被処理流体を流通させる為の液体流通用管路には、上
記被処理流体の流通が可能でしかもその流通する被処理
流体から磁性粒子を磁力により吸着して除去するように
したフィルタ部を介設させ、一方水タンクと逆洗用管路
と排出用管路とを備え、しかも逆洗用管路の一端は上記
水タンクの下部に接続すると共に、逆洗用管路の他端と
上記排出用管路の一端とは、上記水タンクからの水が逆
洗用管路から、上記フィルタ部を上記被処理流体の流通
方向とは逆方向に通って排出用管路に排出されるよう上
記フィルタ部の一端及び他端に接続してある電磁フィル
タにおいて、上記水タンクはその上部に空気溜を具備さ
せると共に、該水タンクには低圧空気及び高圧空気の選
択供給手段を付設し、更に上記水タンクの上部と上記逆
洗用管路との間には上記空気溜の空気を上記逆洗用管路
に流す為の逆洗用空気管路を接続し、更に上記水タンク
の下部と上記フィルタ部の上部との間には水タンク内の
水をフィルタ部に流す為のリンス用管路を接続すると共
に、上記フィルタ部の下部には回収用管路の一端を接続
したことを特徴とする電磁フィルタ。 - (2)水と油との混合流体に対し磁性粒子が混入してい
る被処理流体を流通させる為の液体流通用管路には、上
記被処理流体の流通が可能でしかもその流通する被処理
流体から磁性粒子を磁力により吸着して除去するように
したフィルタ部を介設させ、一方水タンクと逆洗用管路
と排出用管路とを備え、しかも逆洗用管路の一端は上記
水タンクの下部に接続すると共に、逆洗用管路の他端と
上記排出用管路の一端とは、上記水タンクからの水が逆
洗用管路から、上記フィルタ部を上記被処理流体の流通
方向とは逆方向に通って排出用管路に排出されるよう上
記フィルタ部の一端及び他端に接続してある電磁フィル
タにおいて、上記水タンクはその上部に空気溜を具備さ
せると共に、該水タンクには低圧空気及び高圧空気の選
択供給手段を付設し、更に上記水タンクの上部と上記逆
洗用管路との間には上記空気溜の空気を上記逆洗用管路
に流す為の逆洗用空気管路を接続し、更に上記水タンク
の下部と上記フィルタ部の上部との間には水タンク内の
水をフィルタ部に流す為のリンス用管路を接続すると共
に、上記フィルタ部の下部には回収用管路の一端を接続
し、更に上記水タンクにはその内部に蓄えられる水を加
熱する為の加熱手段を付設したことを特徴とする電磁フ
ィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60119464A JPH0722658B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 電磁フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60119464A JPH0722658B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 電磁フイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61278316A true JPS61278316A (ja) | 1986-12-09 |
JPH0722658B2 JPH0722658B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=14761987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60119464A Expired - Lifetime JPH0722658B2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 電磁フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722658B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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