JPS6038170B2 - 電磁フイルタの目詰りを除去する方法 - Google Patents

電磁フイルタの目詰りを除去する方法

Info

Publication number
JPS6038170B2
JPS6038170B2 JP52017011A JP1701177A JPS6038170B2 JP S6038170 B2 JPS6038170 B2 JP S6038170B2 JP 52017011 A JP52017011 A JP 52017011A JP 1701177 A JP1701177 A JP 1701177A JP S6038170 B2 JPS6038170 B2 JP S6038170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
water
reactor
valve
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52017011A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52100665A (en
Inventor
ルシアン・ド−ル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU
Original Assignee
KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU filed Critical KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU
Publication of JPS52100665A publication Critical patent/JPS52100665A/ja
Publication of JPS6038170B2 publication Critical patent/JPS6038170B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/06Filters making use of electricity or magnetism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/025High gradient magnetic separators
    • B03C1/031Component parts; Auxiliary operations
    • B03C1/032Matrix cleaning systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電磁フィル夕の目詰りを取り除く方法に係る。
電磁フィル夕は、磁化可能な詰め物が充填されて巻線の
内部に入れられる非磁性物質のケースによって本質的に
構成されるという事は知られている。この巻線に電流を
通流する事によって磁界が現われ、これが上記詰め物の
磁化を達成する。上記詰め物は編まれたスチールワイヤ
の織物乃至はグリッドの積層体の詰め物の形態で固定さ
れ得る。然し乍ら、ほとんどの場合には詰め物はスチー
ルビーズのベッド‘こよって形成される。上記詰め物ビ
ーズに磁界を与えると該ビーズの磁化が生じ、そして相
関的にビーズ間のスペースに大きな磁界勾配が生じる事
になる。強磁性不純物をのせた流体が、この様に磁化さ
れたビーズのベッドを通過する時は、上記不純物が低磁
界のゾーンから高磁界のゾーンへと移送され則ちビーズ
の磁極に向って移送される。
磁気力の作用は上記強磁性不純物がビーズに付着する様
なものであり、従って上記詰め物がフィル夕の機能を達
成する。この型式の電磁フィル夕の使用は非常に多数の
設備特に原子炉に対して既に意図されており、原子炉の
場合はこれらの電磁フィル夕が1次回路又は2次回路に
設置され得る。
原子炉におけるこの様な利用は1972王7月18日付
の“加圧水形原子炉式の原子力発電所における蒸気発生
器用の水処理設備”と称するフランス特許第72258
7び号、及び1972王12月20日付の“加圧水形原
子炉式の原子力発電所用の水浄化装置”と称するフラン
ス特許第7245355号に特に述べられている。
この型式のフィル夕の目語りを取り除くためには次の様
な操作が行われる。
第1段階はフィル夕が挿入されている装置からフィル夕
を分離する事である。この操作はバルブを閉じる事によ
って達成される。次いで低周波交流電圧を巻線のターミ
ナルに印加する事によって上記詰め物が消磁され、上記
電圧の振中は徐々に零に減少する様なものである。最後
に、原子炉の水循環系統とは独立した洗浄ダクトから導
き出された液体の流れがフィル夕へと流されてフィル夕
を洗浄する。この上方に流れる液体流がビーズのベッド
を転位させ、従ってこれはビーズが互いに何回も衝突す
る様になるところの無秩序な動きを受ける事になる。こ
れは目詰りを起こす生成物を取り去る作用を与え、か)
る生成物は洗浄液体によって運び去られる。この操作が
終わると、ビーズは単に重力の作用でフィル夕の底部の
位置に落ちて戻りそして再びベッドを構成する。次いで
ビーズのベッドが再び磁化されそしてフィル夕は再び使
用される用意ができる。この目語りを取り去る操作はほ
)、2、3分続けられる。この型式の既知の方法におい
ては、洗浄の水が原子炉の1次(又は2次)回路から引
き出されるのではなく、従って一般には洗浄水は上記回
路内で循環する水の温度でも圧力でもない。更に、目詰
りを取り去る操作は本質的に連続した性質を持った水の
流れによって行われそしてフィルタ内で上方に循環され
る。上託した型式の方法は非常に多くの欠点を受け易い
。第1の欠点は、各再生の場合にフィル夕により処理さ
れる1時間分の水の1%程度であるという非常に多量の
洗浄水が必要とされる事から生じる。
1時間当たり1000トンの水を処理する事のできるフ
ィル夕の場合を説明すれば、公知の方法によりこのフィ
ル夕の目詰りを取り去るためには15トンの水が必要と
される。
従ってこの方法によって原子炉の回路からこの様な多量
の水を短時間で引き出す事は不可能である。この理由で
、洗浄水供給ダクトによりフィル夕に連結された補助水
源に頼る必要がある。多量の水を使用するというこの必
要性は更に次の2つの難点を招く事になる。
フィル夕が原子炉の1次回路に設置されている場合には
、フィル夕から放出される流出液が放射性でありそして
多量の水を処理すべき事を表し、従って原子炉の開発に
おいて相当の資本投与を構成する。フィル夕が原子炉の
2次回路に設置された場合には、このフィル夕に用いら
れる水が通常は処理され、特に炭酸ガスが抜かれ、そし
てこの場合にも多量の水を使用するという必要性が不都
合である。第2の欠点は、炉過する段と目詰りを取り去
る段との間で公知の方法において観察される温度差から
生じる。
洗浄水は通常は原子炉の回路内で循‐壊される水よりも
低い温度である。従って目詰りを取り去るためにはその
サイクルの始めに温度を下げそしてサイクルの終りに温
度を上げる事が必要であり、目詰りを取り去る操作の長
さはそれに従って増加される。2次的な問題として、フ
ィルタベッドを形成するビーズを構成するスチールが、
通常、化学的な腐食によって異なった状態の、特にわず
かにしか磁化されない形態の腐食生成物を形成しがちで
ある事が観察される。
従って、この観点からできるだけ高い温度でフィル夕の
洗浄を実施する事も又効果がある。本発明は公知の方法
で使用していたものよりも非常に少量の洗浄水しか使用
する必要がない様な目詰りを取り去る方法を提起すると
いう点で前記欠点を解消するものである。
これは上記水を原子炉の回路から引き出す事ができ、従
って実質的にこの引き出し温度及び圧力でフィル夕に水
を与える事ができる様にする。というのは、目詰りを取
り去る操作が一連の洗浄・排水サイクルで行われ、公知
技術の場合の様に洗浄水の連続した流れによって行われ
ないからである。例えば、1時間当たり1000トンの
水を処理する事のできるフィル夕の場合に本発明による
方法が使用された場合には、公知の方法で必要とされた
15トンではなくて3乃至4トンの水だけでフィル夕の
目詰りを除去できる。
従ってこの少量の水は原子炉の水路(即ち1次又は2次
回路)から引き出す事ができ、かくしてフィル夕は実質
的に同じ温度と同じ圧力である洗浄水と炉遇しようとす
る水とを受け取る事ができる。本発明の方法により行わ
れる洗浄サイクルにおいては、フィル夕の底部に設けら
れた比較的大きな内部自由空間の中でビーズベッドの完
全な転位を生じさせる必要をなくすに充分な高度な能率
でもつてビーズベッドが小振中の次々の変位を受ける。
従って、公知の洗浄方法の場合と異なり実際上フィル夕
の全高さまで詰め込まれたフィル夕を常に用いる事がで
きる。その装置に関する限り本発明は特に洗浄ダクトと
洗浄水の補助源とを排除する事に関連した更に別の効果
を最終的に提起する。
装置の技術のこの変更は装置の資本を削減する事になる
。もっと正確に言えば、本発明は磁化可能な詰物を有し
そして原子炉の水路に設置される電磁フィルタの目詰り
を除去する方法に関するものである。
本方法は本質的に、先ずフィル夕を上記水路から分離し
次いでフィル夕に一連の洗浄・排水サイクルを受けさせ
る事から成る。洗浄操作は上記水路に循環されている水
の1部を上記水路から引き出しそしてこの水を実質的に
この引き出し温度及び圧力で、且つ又上記詰め物内で上
記水に乱流作用を与える様な状態の下で、フィル外こ入
れる事から成る。排水操作はフィル夕に含まれた洗浄水
を放出する事から成る。フィル夕が加圧水形原子炉の1
次回路に設置された場合には、目語り除去を200q○
乃至300ooの範囲内の温度で行う様にするのが好ま
しい。
目詰り除去操作に用いられる水の圧力はloo乃至16
0バールの範囲内であるのが好ましい。
加圧装置を備えた加圧水形原子炉の1次回路にフィル夕
が設置された場合には、洗浄水の引き出しが上記加圧装
置内で行われるのが好ましい。本発明は磁化詰め物型の
電磁フィル夕の目詰りを除去するための、上記万法の実
際の適用に対する装置にも関するものであり、上記フィ
ル夕は原子炉の水路に設置される。本装置は本質的に、
上記フィル夕を上記水路から分離する手段と、上記水路
に循環する水の1部をそこから引き出す手段と、上記詰
め物内で上記水に乱流作用を与える状態の下で、且つ実
質的に上記引き出しの温度及び圧力で上記フィル夕に上
記水を与える手段と、上記フィル夕に含まれた上記洗浄
水を放出する手段とを具備している。第1の実施におい
ては本装置は加速ポンプにより構成された閉洗浄水路を
具備し、上記加速ポンプはその上流端においてはバルブ
が取り付けられたパイプによって上記フィル夕の頂部へ
接続されそして下流端においてはバルブが取り付けられ
たパイプによって上記フィル夕の底部へ接続され、上記
水路はその頂部においては導入バルブによって原子炉の
上記水路に連結されそしてその底部においては排水バル
ブによって流出タンクに連結される。
第2の別の実施例においては、本装置は上記フィル夕の
底部を水導入バルブによって原子炉の上記水路に連結す
る水を入れるとダクトと、上記フィル夕の底部へ連結さ
れ排水バルブが取り付けられた排水パイプとを具備して
いる。加圧装置を備えた加圧水形の原子炉の1次回路に
フィル夕が設置された場合には、本装置は上記加圧装置
に連結されたパイプと上記パイプに設置されたパイプと
を具備する。
上記フィル夕が加圧水形原子炉の2次回路に設置された
場合には、該回路に少くとも1つの高圧ヒータとそして
その後に蒸気発生器とが装備され、上記フィル夕は上記
高圧ヒータと蒸気発生器との間に適宜に設置される。
磁化可能な詰め物はビーズのベッドによって構成される
のが好ましい。
本発明の特別な特徴及び効果は添付図面を参照した以下
の詳細な説明より明らかとなろう。
尚、本発明は何らこの説明に限定するつもりはない。第
1図においては電磁フィル夕が参照番号2で示されてい
る。略図的に示されている様にこのフィル夕は詰め物6
が充填されたケース4を備えており、ケース4は電源1
0より給電される巻線8内に置かれる。この電磁フィル
夕の構造的な詳細は既に知られており、本発明の部分を
構成しない。巻線8は単1巻線で構成ごれるか、又は例
えば並列に給電されるディスクの積層体で構成される。
フィル夕2は炉過しようとする液体が循環するダクト1
2に設置される。例えばこのダクトは原子炉の1次回路
の1部を構成する。バルブ14及び16はこのフィル夕
をダクト12から分離する様に働く。バルブ18及び2
0はフィル夕をループ回路22に連結する様に働く。こ
の回路は加速ポンプ24を備え、そしてパイプ26によ
ってバルブ30を経て圧力下の高温の水の源28に接続
される。例えば、源28は原子炉の1次回路であるか、
又は第4図に関して明らかとなる上記回路の加圧装置で
ある。排水バルブ32は加速ポンプ24の下端において
放出ダクト34に設置されており、該ダクト34は冷却
装置及び流出タンク3(図示せず)に接続される。この
装置の動作は次の通りである。
フィル夕2の目語りを除去するためには、主バルブ14
及び16が先ず閉ざされる。次いで既知のやり方で巻線
8に低周波電流を印加する事によって磁化可能4な詰め
物6が消磁され、上記電流の振中は徐々に零に減少され
る。目詰り除去回路のバルブ18及び20が次いで開け
られそして手段28により与えられる加圧高温水を付加
せしめるためバルブ30が開けうれる。次いでポンプ2
4が始動され然してバルブ30はこの回路内の圧力状態
によって許容されるならば開いたま)にしさもなくば閉
ざされる。ポンプの出力はフィル夕に流れ込む液体が磁
界が存在しない時にビ−ズのベッドを持ち上げさせるに
丁度充分な速度を得る様に調整される。排水バルブ32
は次々に多数回開けられる。
このバルブが開けられる度に、除去されるスラッヂ0の
1部がダクト34を通して膨張放出される。バルブ32
を各々開く事は同時に液体の流れ速度を減少せしめ、そ
の結果、ビーズのベッドが沈着されそしてフィル夕の底
部にのせられる様になる。これと反対に、バルブ32が
閉じる度に、フィル夕内に循環される液体の流れ速度が
増加する作用の下でビーズのベッドが上方に移動する。
従ってバルブ32の次々の開閉移動はビーズベッド‘こ
次々の小振中の移動を受けさせ、そしてスラッヂの除去
及び洗浄を生じさせる。
数サイクルの洗浄及び排水操作の後、フィル夕は最終的
に作動状態に戻るに充分な程度に清浄される。フィルタ
機能の再開はバルブ18及び20を閉じ、磁界を回復さ
せそして最後に主バルブ14及び16を開く事によって
行われる。
上記した本発明による目語り除去方法のこの実施例は大
部分の場合に満足であるが、それでも加速ポンプ(即ち
第1図に示されたポンプ24)の必要性から欠点が生じ
、その作動形態は特に洗浄水が高濃度の金属酸化物のス
ラッヂを含んだ場合にこの洗浄水の汚染によって影響を
受ける。
第2図に示された第2の実施例においては上記加速ポン
プが省かれている。第2図においては、フィル夕(その
図示が簡単化されている)が再び参照番号2で示されて
おりそして主バルブ14及び16によって分離され得る
ところのダクト12に装着されている。
排水バルブ40はY字型パイプ42の下端に位置され、
その上端は導入バルブ42を含んでいる。上記装置の作
動は次の通りである。
フィル夕2の目詰り除去は先ず第1図の実施例に関して
既に説明した動作の実施、即ち主バルブ14及び16を
閉じる事によってフィル夕を分離した後に詰め物を消滋
する事から成る。バルブ44は閉じたま)であるので、
排水バルブ40が次いで開けられ、冷却装置(図示せず
)を通して膨張放出によってフィル夕が空にされる。フ
ィル夕詰め物に保持された金属酸化物の部分がこの時運
び去られる。排水プロセスの停止はフィル夕が最終的に
蒸気のみを含んだ時にバルブ40を閉じる事によって行
われる。次いでバルブ44が開けられて洗浄水をフィル
夕へ入れる事ができる様にする。この洗浄水は例えばフ
ィル夕が位置されているところの原子炉の主回路から、
或いは又第4図より明らかとなる様に加圧装置から引き
出される。フィル夕への洗浄水の導入は急激に行われる
。というのは、この水は1次回路の圧力(例えば15ル
ゞ−ル程度である)からフィルタ内に残っている蒸気の
圧力(通常100バ−ル未満)までの急激な膨張を受け
るからである。従って注入される水の乱流作用が生じ、
これがビーズに与えられてスラッヂを機械的に分離せし
める。かくして作り出された甚だしい乱流の直後には更
に別の排水が続き、これはバルブ44を閉じそしてバル
ブ40を開ける事によって生じる。
前記した実施例の場合と同様に、この作動サイクルが何
回も繰り返される。数サイクル(4又は5)の後に、フ
ィル夕はこの回路を更なる動作に戻すのに充分な程度ま
で再生される。そしてバルブ40及び44が閉ざされ、
磁界が復帰され、主バルフ14及び16が開けられる。
この別の実施例におし、は、腐食生成物の効果的な取り
除きを生じさせるのに詰め物が運動状態にセットされる
様にする必要がなく、従ってこの形式の方法は別の型式
の詰め物、特に前記で述べた固定された詰め物に等しく
適用できる。
目詰り除去方法のこの変形態様は原子炉の2次回路に装
着されたフィル夕に適用され、洗浄水を相当な程度の乱
流にするためにはフィルタ内の残留蒸気圧が2次回路の
水圧よりも低い様にする事が好ましい。
上記した2つの方法は原子力発電所の回路の1つに設置
された電磁フィル夕に適用される。
解説のため、この型式のフィル夕が取り付けられた装置
が第3図及び4図に示されており、上記フィル夕は各々
2次回路及び1次回路に設置されている。第3図に示さ
れた装置においては、2つのフィル夕が加圧水形原子炉
の2次回路に設置されている。
これらのフィル夕は高圧ヒータの下流で凝縮物を炉過す
るため、並びに温度が26000程度或いはそれ以上で
ある蒸気発生器の浄化水流を炉過するために用いられる
。蒸気発生器50‘ま供給流量の1%乃至1.5%の範
囲内の流量の流れで浄化される。
この浄化流は第1の電磁フィル夕52内で直接炉適され
そしてポンプ56により高圧ヒータ54の水と共に蒸気
発生へ再注入される。然し乍ら、その1部は引き出され
て熱交換器58内で冷却され、そしてイオン交f奥固脂
の混合ベッドから成る無機物除去器60へ5000の温
度で案内される。この部分は次いでヒータに向って凝縮
回路へ案内される。凝縮器62からの凝縮物はイオン交
換樹脂64で無機物を除かれそしてポンプ68によって
低圧ヒータ66に案内される。次いでこれらの凝縮物は
給水タンク70から導き出された補給水と共に高圧ヒー
タ54に案内される。蒸気発生器50内の注入温度まで
加熱された水は第2の電磁フィル夕72によって炎過さ
れ、その結果、溶解されない腐食生成物(凝縮回路にお
いてはヒータがこの生成物の主たる源の1つである)が
蒸気発生器5川こ最終的に達する前にフィル夕72によ
って保持される。この回路は或る数のバルブによって完
成されるが、該バルブはこの型式の装置が当業者に良く
知られているので詳細に述べる必要はない。第4図に示
された装置においては、電磁フィル夕が加圧水形原子炉
の1次回路に設置されている。
略図的に示された炉心は参照番号80で示されており、
1次回路は加圧装置82と、蒸気発生器84と、循環ポ
ンプ86とを備えている。フィル夕88はポンプ86の
放出側から取り出される水をバルブ87を経て受け取り
、水の温度は約300ooである。この引き出し流量は
炉心とポンプと蒸気発生器とにより構成されたループ内
の通常の流量の1%と10%との間で変化する。フィル
夕88から放出された水はバルブ90を経てポンプの吸
引側に再注入されるが、その1部は引き出されてバルブ
92を経て先ず50q0まで水を冷却する熱交換器94
へ、そして存在するイオンの不純物や核分裂生成物を分
離するイオン交換樹脂の混合ベッド96へ向けて案内さ
れる。上記引き出しの程度は1次回路の水のイオン純度
の関数として調整でき、上記引き出しは通常は1次ルー
プ内の公称流量の0.1%程度である。樹脂の混合ベッ
ド96を通過した後、水は循環ポンプ98によって1次
回路に再注入される。フィル夕88の目語りを除去する
回路は導入バルブ102によって加圧装置82を上記フ
ィル夕に接続するパイプ100を備えている。
排水バルブ104はフィル夕の下端を流出タンク106
に接続する。フィルタ目詰り除去を達成するためには、
その詰め物が消磁されそしてバルブ87及び90を閉じ
る事によってフィル夕が分離される。次いで排水バルブ
104が開けられてフィル夕の内容物がその下端から流
出タンクへ放出される。この排水操作はバルブ104を
閉じる事によって停止される。次いでバルブ102が開
けられて、加圧装置82から水が引き出されその引き出
しの圧力及び温度(圧力及び温度の降下を受ける)で洗
浄操作を実施できる様にする。この洗浄に続き、バルブ
102を閉じてバルブ104を開ける事によって底部か
らの排水が更に行われる。この型式の装置の一般的な構
成は洗浄水用のダクト及び補助水源の必要性をなくし、
然して洗浄パイプと1次回路との間の直接的な連結をな
し且つフィル夕をその下端から排水し、これは本発明に
よる目詰り除去装置の重要な特徴であるという事は明ら
かであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は閉回路に設置された加速ポンプを使用した本発
明による目詰り除去方法の第1の実施例を示す図、第2
図は排水操作が直接的な膨張により行われる本発明によ
る方法の第2の別の実施例を示す図、第3図はフィル夕
が原子力発電所の加圧水形原子炉(PWR)の2次回路
に設置された時に本方法を適用するための装置を示す図
、第4図はフィル夕がこの型式の原子炉の1次回路に設
置された時の装涜を示す図である。 2・・・・・・電磁フィル夕、4・・・・・・ケース、
6・・・・・・筆め物、8・・・・・・巻線、10・・
・・・・電圧源、12・・・・・・ダクト、14,16
,18,20……バルブ、22・・・・・・ル−フ。 回路、24・・・・・・加速ポンプ、26・・・・・・
パイプ、30,32・・・…バルフ。FIG.l FIG.3 FIG.2 FIG.4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁化可能な詰め物を持ちそして原子炉の水路に設置
    された電磁フイルタの目詰りを除去する方法において、
    先ず初め上記フイルタを上記水路から分離し、次いで上
    記フイルタに一連の洗浄・排水サイクルを受けさせ、こ
    の洗浄操作は上記水路に循環されている水の1部を上記
    水路から引き出し、そして実質的にこの引き出しの温度
    及び圧力で、且つ又上記詰め物内で上記水に乱流作用を
    与える様な状態の下で、上記水を上記フイルタに入れる
    事から成り、そして上記排水操作は上記フイルタに含ま
    れた上記洗浄水を放出する事から成る事を特徴とする方
    法。 2 上記フイルタが加圧水形原子炉の1次回路に設置さ
    れ、上記目詰り除去が200℃乃至300℃の範囲内の
    温度で行われる特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 上記目詰り除去操作に用いられる上記水の圧力が1
    00乃至160バールの範囲内である特許請求の範囲第
    2項記載の方法。 4 上記排水の完了後は蒸気のみが上記フイルタ内に残
    つている特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 上記フイルタが、加圧装置を備えた加圧水形原子炉
    の1次回路に設置され、上記フイルタのための上記洗浄
    水が上記加圧装置から引き出される特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 6 上記洗浄水が上記排水操作中上記フイルタの底部を
    通して放出される特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 上流端においてはパルプが取り付けられたパイプに
    よつて上記フイルタの頂部に、そして導入バルブによつ
    て原子炉の水路に接続され、下流端においてはバルブが
    取り付けられたパイプによつて上記フイルタの底部に接
    続された加速ポンプによつて上記洗浄操作を実施し、そ
    して上記フイルタの底部から排水バルブによつて流出タ
    ンクに接続される排水路によつて上記洗浄水を放出する
    ことにより上記の排水操作を実施する特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 8 上記フイルタの底部を水導入バルブによつて原子炉
    の上記水路に接続するダクトから上記フイルタに水を入
    れて上記洗浄操作を実施し、上記フイルタの底部に接続
    されていて排水バルブが取り付けられた排水パイプから
    上記洗浄水を放出して上記排水操作を実施する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 9 上記フイルタが、加圧装置を備えた加圧水形原子炉
    の1次回路に設置されており、この1次回路から水の1
    部を、上記加圧装置に接続されたバルブつきパイプを介
    して引き出す特許請求の範囲第1項記載の方法。 10 加圧水形原子炉の2次回路の高圧ヒータと蒸気発
    生器との間に上記フイルタが設置されている特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。
JP52017011A 1976-02-19 1977-02-18 電磁フイルタの目詰りを除去する方法 Expired JPS6038170B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR7604646 1976-02-19
FR7604646A FR2341347A1 (fr) 1976-02-19 1976-02-19 Procede de decolmatage d'un filtre electromagnetique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52100665A JPS52100665A (en) 1977-08-23
JPS6038170B2 true JPS6038170B2 (ja) 1985-08-30

Family

ID=9169344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52017011A Expired JPS6038170B2 (ja) 1976-02-19 1977-02-18 電磁フイルタの目詰りを除去する方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4249994A (ja)
JP (1) JPS6038170B2 (ja)
BE (1) BE850937A (ja)
CA (1) CA1095838A (ja)
DE (1) DE2706707A1 (ja)
ES (1) ES456108A1 (ja)
FR (1) FR2341347A1 (ja)
GB (1) GB1540202A (ja)
SE (1) SE7701848L (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2443271A1 (fr) * 1978-12-07 1980-07-04 Degremont Procede de lavage de filtres electro-magnetiques
FR2451212A1 (fr) * 1979-03-14 1980-10-10 Commissariat Energie Atomique Procede et dispositif de regulation du fonctionnement d'un filtre electromagnetique
FR2466841A1 (fr) * 1979-09-28 1981-04-10 Commissariat Energie Atomique Reacteur nucleaire dont les generateurs de vapeur sont equipes d'une capacite reserve
NL8000579A (nl) * 1980-01-30 1981-09-01 Holec Nv Werkwijze voor het reinigen van een hoge gradient magnetische separator en hoge gradient magnetische separator.
JPS5876115A (ja) * 1981-11-02 1983-05-09 Hitachi Ltd 沸騰水型原子力発電プラントにおける冷却装置を備えた電磁フイルタ
DE3229927A1 (de) * 1982-08-11 1984-02-16 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Magnetische abscheidevorrichtung zur reinigung von fluessigkeiten
FR2539050A1 (fr) * 1983-01-11 1984-07-13 Commissariat Energie Atomique Filtre electromagnetique permettant une evacuation en continu des produits de filtration et procede de filtrage utilisant un tel filtre
US4623510A (en) * 1983-10-28 1986-11-18 Westinghouse Electric Corp. Permanent disposal of radioactive particulate waste in cartridge containing ferromagnetic material
JPH03106494A (ja) * 1989-09-18 1991-05-07 Shinki Sangyo Kk 活性化鉱水の製造方法およびその製造装置
DK172595B1 (da) * 1997-03-18 1999-02-08 Ocean Team Scandinavia As Fremgangsmåde til indvendig rensning af et rørsystem i et fluidanlæg og anlæg til brug ved fremgangsmåden
DE102004062535A1 (de) * 2004-12-24 2006-07-06 Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh Semipermeables Membransystem für magnetische Partikelfraktionen
CN102581500B (zh) * 2012-02-08 2014-04-30 上海电气电站设备有限公司 一种大型容器内部组件安装方法
CN103464278B (zh) * 2013-09-17 2015-09-09 岳阳大力神电磁机械有限公司 磁介质循环式高梯度磁选机
WO2015194416A1 (ja) * 2014-06-16 2015-12-23 国立研究開発法人産業技術総合研究所 選別装置及び選別方法
CN109667765A (zh) * 2019-02-20 2019-04-23 三门核电有限公司 一种屏蔽式反应堆冷却剂泵充水系统及方法
CN111940128B (zh) * 2020-08-06 2022-09-02 佛山市杰创科技有限公司 一种浆料机选矿系统及其控制方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1277488B (de) * 1967-06-08 1968-09-12 Siemens Ag Einrichtung zur elektromagnetischen Entfernung von Eisenoxyden aus Fluessigkeit
US3567026A (en) * 1968-09-20 1971-03-02 Massachusetts Inst Technology Magnetic device
US3972772A (en) * 1971-07-20 1976-08-03 Kraftwerk Union Aktiengesellschaft Steam power plant for nuclear reactor stations having pressurized water reactors
CH543799A (de) * 1971-12-22 1973-10-31 Kraftwerk Union Ag Kernkraftwerk mit Druckwasserreaktor
DE2241237C3 (de) * 1972-08-22 1981-11-05 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Speisewasserreinigungsvorrichtung für eine Dampfkraftanlage mit Siedewasserreaktor
US3887457A (en) * 1973-05-21 1975-06-03 Magnetic Eng Ass Inc Magnetic separation method
US4054513A (en) * 1973-07-10 1977-10-18 English Clays Lovering Pochin & Company Limited Magnetic separation, method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
SE7701848L (sv) 1977-08-20
DE2706707A1 (de) 1977-09-01
ES456108A1 (es) 1978-04-16
BE850937A (fr) 1977-05-16
CA1095838A (en) 1981-02-17
FR2341347B1 (ja) 1979-07-20
GB1540202A (en) 1979-02-07
FR2341347A1 (fr) 1977-09-16
US4249994A (en) 1981-02-10
JPS52100665A (en) 1977-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6038170B2 (ja) 電磁フイルタの目詰りを除去する方法
JP2858913B2 (ja) 中空糸膜を用いる濾過方法
US4043864A (en) Nuclear power plant having a pressurized-water reactor
JPH0217924A (ja) 中空糸膜ろ過装置の逆洗方法
US3972772A (en) Steam power plant for nuclear reactor stations having pressurized water reactors
US2466662A (en) Operation of ion exchange beds
JP3518782B2 (ja) 軟水機の交互運転制御システム
JP3775617B2 (ja) プリーツ式フィルターの逆洗方法
JPH0236284B2 (ja)
JPS5820290B2 (ja) ストレ−ナの洗浄方法およびその装置
US4043833A (en) Method of and device for cleaning the slot-like openings of distribution and collection pipes in an ion exchanger column
JP2000005517A (ja) 長繊維ろ過装置の洗浄方法
JPH01107850A (ja) イオン交換樹脂洗浄装置
US1743122A (en) Method of treating mercerizing solution
JP2685897B2 (ja) セラミックフィルタの運転方法および装置
JPS5940063B2 (ja) イオン交換樹脂の洗浄法及びその装置
JPS62193617A (ja) 磁気分離装置における電磁フィルター内のフィルターメディアの再生方法
JPH0422489A (ja) 発電プラントの水処理方法
JPS5889923A (ja) 電磁フイルタの洗浄方法及びその装置
JPH0157606B2 (ja)
JPS6048212B2 (ja) 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置
JPS5712884A (en) Method and apparatus for removing iron oxide from water of water-supply system in electric power generating plant
JPS5935192A (ja) 原子力発電設備
JPH0677687B2 (ja) イオン交換樹脂の再生方法
JPS62201617A (ja) ク−ラント液の鉄除去処理方法