JPS6048212B2 - 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置 - Google Patents

電磁フイルタの洗浄方法およびその装置

Info

Publication number
JPS6048212B2
JPS6048212B2 JP3411879A JP3411879A JPS6048212B2 JP S6048212 B2 JPS6048212 B2 JP S6048212B2 JP 3411879 A JP3411879 A JP 3411879A JP 3411879 A JP3411879 A JP 3411879A JP S6048212 B2 JPS6048212 B2 JP S6048212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
temperature
valve
cleaning
electromagnetic filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3411879A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55127118A (en
Inventor
啓正 鹿島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Infilco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Infilco Co Ltd filed Critical Ebara Infilco Co Ltd
Priority to JP3411879A priority Critical patent/JPS6048212B2/ja
Publication of JPS55127118A publication Critical patent/JPS55127118A/ja
Publication of JPS6048212B2 publication Critical patent/JPS6048212B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/025High gradient magnetic separators
    • B03C1/031Component parts; Auxiliary operations
    • B03C1/032Matrix cleaning systems

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、火力、原子力発電所等における高温高圧水系
中のクラッドを除去する目的の電磁フィルタ、特に強磁
性体のスチールウール等をマトリックスとして充填し、
これにより高勾配磁場を発生させる形式の、、いわゆる
高勾配電磁フィルタの洗浄処理に関するものである。
一般に電磁フィルタではマトリックスと、これを磁化さ
せる電磁コイルとを備え、流体中の強磁性体および弱磁
性体の懸濁粒子(クラッド)を磁力により前記マトリッ
クスで捕捉して分離除去する濾過工程を行うものである
が、濾過継続により1マトリックス内にクラッドが堆積
してその差圧が増大するか、あるいは濾過機能減退によ
り濾過水水質が悪化するときは、ろ過を中断してマトリ
ックスの洗浄を行わなければならない。
この洗浄には、高温高圧水の濾過にあつては外部の洗浄
源を・用いず、自己のもつエネルギを利用して逆方向に
ブラッシングを行う洗浄方法がある。すなわち電磁フィ
ルタのマトリックスのろ過水流出側に、少なくともマト
リックス容積以上、好ましくは2〜3倍の空間を保有さ
せ、一方マトリックスの流入側のフラッシュ流路内に洗
浄排水弁を設け、前記空間に枦過した高温高圧水を密閉
した状態にして前記洗浄排水弁を開いてフラッシュタン
ク内を減圧することにより、高温高圧水は減圧されその
一 夕部を蒸発させ、体積の膨張により前記空間の水を
急速にマトリックス内に流通させ、その剪断力によりス
チールウールに付着しているクラッドを剥離除去させる
洗浄方法である。実験によれば、スチールウールのマト
リックスにおいて、その平均 (線径が約50μ,充填
密度が6〜8%,マトリックス高さが約15−のとき、
効果的な洗浄流速におけるマトリックスの差圧は1〜1
0k9fICj?Lの範囲であり、最適値は2 〜5k
9fIcイの範囲であつた。そして、かかる差圧を得る
ための自己エネルギは、160℃,6k9fIcイ以上
の高温高圧水において得られ、この程度の高温高圧水に
よるブラッシングの場合は、フラッシュ排水を大気圧へ
、具体的にはフラツシングタンクに貯溜する大気圧下の
冷水中へ放出混合させることが便利かつ有効である。し
かし160℃,6k9fIdを大幅に超え、たとえは3
00゜C,80k9f1cdにも及ふ高温高圧水の楊合
は、大容量のフラツシングタンクを必要とするので実際
的ではなく、かつブラッシングの洗浄排水弁の絞り量も
極めて大となり技術的に困難かつ経−済的に不利てある
。本発明は、かかる高温高圧水の自己エネルギを利用し
てマトリックスの洗浄を容易かつ経済的に行う高勾配電
磁フィルタの洗浄方法および洗浄装置を提供することを
目的とするものである。
また本発明の他の目的は電磁フィルタの運転維持管理を
簡素化し洗浄機能を大巾に高め、しかも安全性の高い作
業ができる有効な処理方法とその装置とすることにある
。本発明の実施例を図面について説明すれば、電3磁フ
ィルタ本体1内にマトリックス2が通水隔板3により保
持されていて、その流入側および流出側にそれぞれ空間
4および空間5を区画形成している。
この空間4は少なくともマトリックス2の容積以上、好
ましくは2〜3倍の容積を区画保有4・していると共に
、前記通水隔板3は多孔板等を用い、スチールウール等
のマトリックス2を保持すると同時に通水の均一分布の
役目をする。前記マトリックス2の本体外部は、電磁コ
イル6がとり囲んで配備されていて、この電磁コイル6
に直流が流れると前記マトリックス2が磁化され、さら
にスチールウールの尖鋭部分には磁束機が収斂して高勾
配が発生するように構成されている。さらアにマトリッ
クス流入間の空間5に連通する流入路7に流入弁8を設
け、且つマトリックス流VH側の空間4に連通する流出
路9に流出弁10を設け、流入路7と流出路9を直接連
結するバイパス路11にバイパス弁12を設けてある。
o一方前記流入路7から分岐するフラッシュ排水流路1
3にはフラッシュ弁14が設けてあり、その端部はフラ
ッシュタンク15に接続する。
該フラッシュタンク15の頂部には排気弁16のある排
気路16′と、底部には排水弁17のある排水ク路17
′さらに圧力空気弁18のある圧力給気路18′が設け
られている。なおフラッシュタンク15の内側または外
側に加熱用ヒーター19を設けて、ブラッシング水によ
るフラッシュタンク局部熱応力の発生を抑制するように
するとよい。ま1たフラッシュタンク15にレベルスイ
ッチ20等の検出計を設けて、洗浄排水量を検知するよ
うにするとよい。しかして濾過工程においては、流入弁
8および流出弁10は開いており、バイパス弁12およ
びフラッシュ弁14は閉じていて処理される。
処理すべき高温高圧水は流入弁8を経て電磁フィルタ本
体1の空間5に入り、ついでマトリックス2を通過する
間にクラッドが除去され、枦過水は空間4から流出弁1
0を経て系に戻る。この枦過継続により、マトリックス
2内にクラッドが堆積してその差圧が増大するか或いは
ろ過機能減退によりろ過水質が悪化するので、これらを
検出して胛過を中断して洗浄工程に移る。この洗浄工程
に入るときは、まずバイパス弁12を開き、流出弁10
を閉じ、ついで流入弁8を閉じて、枦過工程中電磁コイ
ル6に通電していた直流を遮断する。かくすることによ
り高温高圧水はバイパスされるともに、電磁フィルタ本
体1内には高温高圧水がそのまま保留される。そしてブ
ラッシングに移行する前にフラツシングタンク15内に
は高温高圧水と同圧力またはそれ以上に加圧した空気を
圧縮して充填しておく。この場合、空気以外の気体例え
ば窒素ガス等であつてもさしつかえなく、またこれらの
気体をフラッシュタンク内でヒーター19により徐々に
加温して所定の温度に調整してタンクに急激な熱応力を
加えないようにするとよい。かかる状態でフラッシュ排
水流路13中のフラッシュ弁14を急激に開いたのち、
フラッシュタンク15の排気弁16を開き、タンク15
内の圧力を減圧すると電磁フィルタ本体1内に保留され
ていた高温高圧水は減圧されその一部が蒸発して体積が
膨張するので、空間4内の水がマトリックス2内を急激
に流下し、その剪断力によりスチールウールに付着して
いたクラッドは剥離除去される。この場合タンク内圧力
が高温高圧水の圧力より1〜10k9f1cT1低くな
るように排気弁16の開度を調整するか、あるいは適当
な絞り機構を挿入して減圧すると効果的てある。ブラッ
シングを継続するにつれてフラッシュタンク15内の水
位が上昇し、レベルスイッチ20にて規定排水量を検知
してブラッシングは終了する。
かくしてブラッシング排水は全量液状で一旦回収され、
その後必要に応じて冷却して、随時任意の処理処分が行
える。なお、前記各弁の切換操作はマトリックス2の差
圧検出端による差圧指示或いはろ過水水質検出端指示に
基づいて連けいして操作させてもよいし、他の別系統に
よる制御操作でもよい。
本発明によれば、簡単な制御と装置により、高温高圧水
を処理する電磁フィルタのマトリックスを効果的に洗浄
でき、かつその排水を随時任意に処理処分することがで
きるので運転管理上極めて有益かつ便利であり、フラッ
シュタンクも小容量のものですみ、能率的な洗浄作用が
可能となり、高温高圧水の自己エネルギを効果的に利用
した経済的で安全性の高い洗浄操作ができるものである
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例の系統説明図てある。 1 ・・・・・・電磁フィルタ本体、2 ・・・・・・
マトリックス、3・・・・・・通水隔板、4,5・・・
・・・空間、6・・・・・・電丁磁コイル、7・・・・
・・流入路、8・・・・・・流入弁、9・・・・・・流
出路、10・・・・・・流出弁、11・・・・・・バイ
パス路、12・・・・・・バイパス弁、13・・・・・
・フラッシュ排水流路、14・・・・・・フラッシュ弁
、15・・・・・・フラッシュタンク、16・・・・・
・排気弁、16’・・・ ・・・排気路、107・・・
・・・排水弁、17’・・・・・・排水路、18・・・
・・・圧力空気弁、18’・・・・・・圧力給気路、1
9・・・・・・加熱用ヒーター、20・・・・・・レベ
ルスイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高温高圧水を濾過する電磁コイル、マトリックスを
    備えた高勾配電磁フィルタの洗浄方法において、洗浄排
    水を前記マトリックスの流入側に設けた洗浄排水弁を開
    き、電磁フィルタの高温高圧水とほぼ等しい圧力又はこ
    れ以上に加圧した気体を圧縮して充填したフラッシュタ
    ンクとを連通させたのち、前記フラッシュタンク内圧力
    を前記高温高圧水の圧力より減圧させてフラッシュタン
    ク内に放出せしめて処理することを特徴とする電磁フィ
    ルタの洗浄方法。 2 前記減圧工程が、高温高圧水より1〜10kgf/
    cm^2低下させ処理されるものである特許請求の範囲
    第1項記載の洗浄方法。 3 前記気体充填工程が、その気体を高温高圧水とほぼ
    同温度またはそれに近い温度に加温して処理されるもの
    である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の洗浄方法
    。 4 高温高圧水を濾過する電磁コイル、マトリックスを
    備えた高勾配電磁フィルタの洗浄装置において、前記マ
    トリックスの流入側に洗浄排水弁を付設したフラッシュ
    排水流路を配備すると共に、該フラッシュ排水流路を高
    温高圧水とほぼ等しい圧力またはこれ以上に加圧した気
    体を圧縮して充填する給気弁、ならびに減圧する排気弁
    を付設したフラッシュタンクと接続した電磁フィルタの
    洗浄装置。 5 前記電磁フィルタが、流入弁のある流入路と、流出
    弁のある流出路と、流入側と流出弁の下流間に連結され
    バイパス弁のあるバイパス路とを備えたものである特許
    請求の範囲第4項記載の装置。 6 前記フラッシュタンクが、予熱用ヒータを備えたも
    のである特許請求の範囲第4項又は第5項記載の装置。
JP3411879A 1979-03-23 1979-03-23 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置 Expired JPS6048212B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3411879A JPS6048212B2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3411879A JPS6048212B2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55127118A JPS55127118A (en) 1980-10-01
JPS6048212B2 true JPS6048212B2 (ja) 1985-10-25

Family

ID=12405336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3411879A Expired JPS6048212B2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6048212B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55127118A (en) 1980-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1095838A (en) Unclogging an electromagnetic filter by washing with service liquid
US4043864A (en) Nuclear power plant having a pressurized-water reactor
JPS6048212B2 (ja) 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置
JPH02293002A (ja) コールドトラップ再生装置および方法
JPS6091293A (ja) 加圧水型原子炉の冷却水の限外濾過方法および限外濾過装置
JP3775617B2 (ja) プリーツ式フィルターの逆洗方法
JPH07251041A (ja) 膜分離装置及びその洗浄方法
JP2004216264A (ja) 逆洗用エアタンクを備えた中空糸膜ろ過装置
JPS6048211B2 (ja) 電磁フイルタの洗浄方法およびその装置
JPS5889923A (ja) 電磁フイルタの洗浄方法及びその装置
JPS5931363B2 (ja) 高温高圧フイルタの洗浄装置
JP5567449B2 (ja) 成分抽出方法
JPH10109009A (ja) 磁気フィルター洗浄システム
JPS6048214B2 (ja) 電磁フイルタの洗浄方法及びその装置
JP4548907B2 (ja) 高温濾過装置の運転方法
JPH0157606B2 (ja)
CN115263738A (zh) 一种分段式的超高压大流量环流系统
JPS63185419A (ja) 安全フイルタの逆洗装置
JPS6048210B2 (ja) 電磁濾過機
JP2000176496A (ja) 汚泥濃縮・脱水装置における濾布の回生方法
JPS5856739B2 (ja) 液体金属浄化装置
JP2776280B2 (ja) 濾過装置の再生方法
JPH0422489A (ja) 発電プラントの水処理方法
JPS6344005B2 (ja)
JPS6084122A (ja) 電磁フイルタの洗滌方法および洗滌装置