JPH05264059A - 天井埋込み型空気調和機 - Google Patents

天井埋込み型空気調和機

Info

Publication number
JPH05264059A
JPH05264059A JP4063462A JP6346292A JPH05264059A JP H05264059 A JPH05264059 A JP H05264059A JP 4063462 A JP4063462 A JP 4063462A JP 6346292 A JP6346292 A JP 6346292A JP H05264059 A JPH05264059 A JP H05264059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
cabinet
wall
ceiling panel
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4063462A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritoshi Umemura
則年 梅村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4063462A priority Critical patent/JPH05264059A/ja
Publication of JPH05264059A publication Critical patent/JPH05264059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】天井埋込み型空気調和機において、天井パネル
の余計な着脱操作を必要とすることなく、キャビネット
の高さ調整が行え、それにより据付作業の手間が軽減で
き、省力化および設置能率の向上が図れるようにする。 【構成】空気吸込口を底壁に有する室内ユニットのキャ
ビネット21を、側壁21aの外側位置で吊ボルト23
により吊設して天井壁25の開口部26に配置する。キ
ャビネット21の周縁と天井壁25の開口部26縁辺と
の隙間部を天井壁25の下方から天井パネル27によっ
て被覆する。天井パネル27は、予め室内ユニットに取
付けられるとともに、吊ボルト23の下方位置で上下方
向に貫通する操作孔28を有する外枠29と、この外枠
29の操作孔28を塞ぐ位置に開閉可能に設けられたカ
バー30および吸込グリル31とによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天井埋込み型空気調和機
に係り、特に高さ調整を容易に行えるようにした天井埋
込み型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井埋込み型空気調和機として、
例えば図4および図5に示した構成のものが知られてい
る。すなわち、空気吸込口および空気吹出口を底部に有
する室内ユニットのキャビネット1が、側壁1aのブラ
ケット2を介し、吊ボルト3およびナット4により吊設
されて、天井壁5の開口部6に配置している。
【0003】キャビネット1の底部には、天井パネル7
が、ねじ等の締付け具8によって取付けられ、この天井
パネル7によって、キャビネット1の側壁1aと天井壁
5の開口部6の縁辺との隙間部が被覆されている。
【0004】なお、天井パネル7は図5に示すように、
例えば平坦な構成となっており、その平面部内に吸込グ
リル9および吹出グリル10が設けられている。吸込グ
リル9は天井パネル7に枢支されて上下方向に開閉回動
可能とされ、かつエアフィルタ11を着脱可能に保持し
ている。そして図4に示すように、天井パネル7は、吊
ボルト3の下方位置を塞ぐ形状でキャビネット1に取付
けられている。取付けに際しては、キャビネット1を天
井壁5に吊ボルトで3吊込んだ後、天井パネル7の取付
けを行うようにしている。
【0005】ところで、キャビネット1の設置高さを、
例えば図6(A)に示すように、その底面と天井壁5の
底面とが一致する高さに設置することが望ましい場合に
おいて、同図(B)に示すように、キャビネット1の底
面が天井壁5の底面よりも下方に一定以上の距離aだけ
突出したり、同図(C)に示すように、キャビネット1
の底面が天井壁5の底面よりも上方に一定以上の距離b
だけ突出する場合がある。このような場合には、吊ボル
ト3によるキャビネット1の吊設高さを調整して、同図
(A)に示す状態にするようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
の構成であると、キャビネット1の高さ調整を行う場合
に天井パネル7をキャビネット1の底部から一旦取外
し、吊ボルト3によるキャビネット1の吊設高さを調整
した後に、再度天井パネル7をキャビネット1に取付け
るという操作が必要である。この作業は通常2〜3回繰
返され、これにより従来では据付作業に手間がかかり、
非能率となっていた。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、天井パネルの余計な着脱操作を必要とすること
なく、キャビネットの高さ調整が行え、それにより据付
作業の手間が軽減でき、省力化および設置能率の向上が
図れる天井埋込み型空気調和機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、空気吸込口を底壁に有する室内ユニット
のキャビネットを、側壁の外側位置で吊ボルトにより吊
設して天井壁の開口部に配置し、前記キャビネットの周
縁と前記天井壁の開口部縁辺との隙間部を前記天井壁の
下方から天井パネルによって被覆してなる天井埋込み型
空気調和機において、前記天井パネルは予め室内ユニッ
トに取付けられるとともに、吊ボルトの下方位置で上下
方向に貫通する操作孔を有する外枠と、この外枠の操作
孔を塞ぐ位置に開閉可能に設けられたカバーおよび吸込
グリルとによって構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】空気調和機の設置に際しては、まず天井パネル
の外枠に対して吸込グリルおよびカバーを開とした状態
で、天井パネルの外枠をキャビネットの底部に取付け
る。次いで、その外枠とともに、キャビネットを天井壁
に吊下ボルトで吊設する。
【0010】そして、外枠の操作孔を介して上方で吊ボ
ルトへのキャビネット吊設高さを調整し、外枠の上面が
天井壁の下面に密接する状態で固定する。その後、外枠
にカバーを取付けて操作孔を閉とし、吸込グリルを取付
けて空気調和機の設置を完了する。
【0011】本発明によれば、天井パネルを取付けた状
態で、天井壁と天井パネルとの高さ位置を目視しなが
ら、キャビネットの高さ調整が行えるので、従来構造と
異なり、天井パネルを複数回着脱する等の手間が不要と
なり、据付け作業の手間が軽減でき、省力化および設置
能率の向上が図れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
【0013】空気吸込口および空気吹出口を底部に有す
る室内ユニットのキャビネット21が、側壁21aのブ
ラケット22を介し、吊ボルト23およびナット24に
より吊設されて、天井壁25の開口部26に配置してい
る。
【0014】キャビネット21の底部には、天井パネル
27が取付けられ、この天井パネル27によって、キャ
ビネット21の側壁21aと天井壁25の開口部26の
縁辺との隙間部が被覆されている。
【0015】天井パネル27は、吊ボルト23の下方位
置で上下方向に貫通する操作孔28を有する外枠29
と、この外枠の操作孔28を塞ぐ位置に開閉可能に設け
られたカバー30および吸込グリル31とによって構成
されている。カバー30は外枠29にねじ等の締付け具
32によって着脱可能に設けられ、支持孔29aに抜差
可能に支持される。吸込グリル31は外枠29に一端側
を支点として枢支され、上下方向に回動可能に、かつ一
定角度(例えば90度)以上の回動位置で着脱可能に設
けられている。なお、吸込グリル31には、エアフィル
タ33が着脱可能に装着されている。
【0016】これにより、図1に示すように、天井パネ
ル27は、吊ボルト23の下方位置を塞ぐ形状でキャビ
ネット21に取付けられている。
【0017】このような構成において、空気調和機を据
付ける場合には、まず天井パネル21の外枠29に対し
て吸込グリル31を開回動状態または取外し、さらにカ
バー30を取外した状態で、天井パネル27の外枠29
をキャビネット21の底部に取付ける。次いで、その外
枠29とともに、キャビネット21を天井壁25に吊下
ボルト23で吊設する。
【0018】そして、外枠29の操作孔28を介して上
方で吊ボルト23へのキャビネット21の高さを調整
し、外枠29の上面が天井壁25の下面に密接する状態
で固定する。その後、外枠29にカバー30を装着する
とともに、吸込グリル31を閉回動または装着後閉回動
することによって操作孔28を閉とし、これにより空気
調和機の設置を完了する。
【0019】本実施例によれば、天井パネル27を取付
けた状態で、天井壁25と天井パネル27との高さ位置
を目視しながら、キャビネット21の高さ調整が行える
ので、従来構造と異なり、天井パネル27を複数回着脱
する等の手間が不要となる。したがって、据付け作業の
手間が軽減でき、省力化および設置能率の向上が図れ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、天井パネ
ルの余計な着脱操作を必要とすることなく、天井パネル
をキャビネットに取付けたままで高さ調整を行うことが
でき、したがって据付作業の手間が大幅に軽減できると
ともに、調整精度が高上でき、天井埋込み型空気調和機
の設置に際しての省力化および設置能率の向上が図れる
という効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による天井埋込み型空気調和
機の構成を示す断面図。
【図2】前記実施例による天井埋込み型空気調和機の外
観を斜上方から示す分解斜視図。
【図3】前記実施例による作用を斜下方から示す部分斜
視図。
【図4】従来の天井埋込み型空気調和機の構成を示す断
面図。
【図5】従来の天井埋込み型空気調和機の外観を斜下方
から示す分解斜視図。
【図6】(A),(B),(C)は天井埋込み型空気調
和機の各種据付状態を示す概略図。
【符号の説明】
21 キャビネット 21a 側壁 23 吊ボルト 25 天井壁 26 開口部 27 天井パネル 28 操作孔 29 外枠 30 カバー 31 吸込グリル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸込口を底壁に有する室内ユニット
    のキャビネットを、側壁の外側位置で吊ボルトにより吊
    設して天井壁の開口部に配置し、前記キャビネットの周
    縁と前記天井壁の開口部縁辺との隙間部を前記天井壁の
    下方から天井パネルによって被覆してなる天井埋込み型
    空気調和機において、前記天井パネルは予め室内ユニッ
    トに取付けられるとともに、吊ボルトの下方位置で上下
    方向に貫通する操作孔を有する外枠と、この外枠の操作
    孔を塞ぐ位置に開閉可能に設けられたカバーおよび吸込
    グリルとによって構成したことを特徴とする天井埋込み
    型空気調和機。
JP4063462A 1992-03-19 1992-03-19 天井埋込み型空気調和機 Pending JPH05264059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063462A JPH05264059A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 天井埋込み型空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063462A JPH05264059A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 天井埋込み型空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05264059A true JPH05264059A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13229934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4063462A Pending JPH05264059A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 天井埋込み型空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05264059A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1003002A2 (en) * 1998-11-20 2000-05-24 Fujitsu General Limited Air conditioner
WO2018179136A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 三菱電機株式会社 天井埋込形空気調和機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1003002A2 (en) * 1998-11-20 2000-05-24 Fujitsu General Limited Air conditioner
EP1003002A3 (en) * 1998-11-20 2002-04-24 Fujitsu General Limited Air conditioner
WO2018179136A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 三菱電機株式会社 天井埋込形空気調和機
JPWO2018179136A1 (ja) * 2017-03-29 2019-11-07 三菱電機株式会社 天井埋込形空気調和機
EP3604965A4 (en) * 2017-03-29 2020-03-25 Mitsubishi Electric Corporation AIR CONDITIONING EMBEDDED IN A CEILING

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6800055B2 (ja) 天吊り用据え付け具
JP2009030938A (ja) 空調装置
JPH07324769A (ja) 空調機用化粧パネルの化粧蓋支持構造
JPH05264059A (ja) 天井埋込み型空気調和機
JP2001147042A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP2001004204A (ja) 空気調和機
JPS6027856Y2 (ja) ダクト用換気扇
JPH10246488A (ja) ダクト用換気扇
JP2001174050A (ja) 天井埋込形空気調和機
JPH09250775A (ja) 空気調和機
JPS6347806Y2 (ja)
JPH0539388Y2 (ja)
JP2001021209A (ja) 空気調和機
JPH02233920A (ja) 天井埋込型空気調和ユニット
JPH05133549A (ja) 空気調和機
JP2618166B2 (ja) ダクト用換気扇
JPH0327227Y2 (ja)
JPS6136118Y2 (ja)
JPH074437Y2 (ja) 電話ボックス用空調機ユニットの取付け装置
JPH073228Y2 (ja) 天井用換気扇
JPH09178261A (ja) 天井埋込式空気調和機
JPH0238861B2 (ja)
JPS6234193Y2 (ja)
JP3991485B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JPS62134427A (ja) 天井埋込形空気調和機