JPS62134427A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビルディングなどに備えられる天井埋込形の空
気調和機に関するものである。

従来の技術 第２図に示すように従来の天井埋込形の空気調和機の本
体３は熱交換器４とドレインパン６と送風機６を備え、
天井１より吊りボルト２で本体３が吊下げられている。

そしてこの本体３は下り天井７の内側に位置している。

この下り天井７の一部には開口部８を形成してあり、こ
の開口部８には固定金具９と、グリル１ｏと、エアーフ
ィルター１１とよりなる吸込グリル１２を固着し、前記
本体３の吸込接続口１３と前記吸込グリル１２との間を
ダクト１４で接続している。前記ダクト１４は、吊９金
具１６によって天井１に保持されていた。一方本体３の
吹出接続口１６はダクト１７を介して下り天井７の一側
部の吹出グリル１８に接続され、この吹出グリル１８よ
り室内へ調和ずみの空気を吹出すようになっていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、本体３を天井より吊下げボ
ルト２によって吊下げる工事と、吊り金具１６によって
吸込側のダクト１４を吊シ下げる工事と、下シ天井７の
開口部８に固着する吸込グリル１２の取付工事と３段階
に別れていて、各々が独立して工事をすることになり、
そのために工事時間が長くなっていた。また本体３の保
守点検を行なう場合、下９天井７の一部に点検口（図示
せず）を別に設け、この点検口から下り天井γ内に入っ
て保守点検作業を行なわねばならず、点検作業が困難で
あるという問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、工事時間
の短縮および保守点検を容易にすることを目的とするも
のである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、埋込形空気調和
機の本体と下方に一方の筒が他方の筒に対しスライド自
在とした二重構造の吸込ダクトを設け、前記本体の保持
金具に天井面の開口部を隠蔽する化粧枠と化粧板よりな
る吸込パネルを調節ボルトで取付け、前記吸込パネルに
吸込ダクトに対応する吸込グリルを設け、吸込パネルに
おける化粧パネルを化粧枠に対しヒンジで開閉できる構
成としたものである。

作　　用 この構成により、本体の保持金具吸込パネルの化粧枠と
を調節ボルトで固定してから化粧パネルを閉とし、この
パネルを閉とすることにより吸込グリルと吸込ダクトと
が連通し、室内空気が吸込グリルより吸込ダクトを介し
て本体へ流れることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図にもとづいて説明する。

図において２０は天井であり、埋込形の空気調和機の本
体２２は天井２Ｑに吊りボルト２１で吊下げられている
。この本体２２は熱交換器２３とドレンパン２４と、送
風機２５とを備えている。また、この本体２２は送風機
２５の下方の位置より下方に突出し、かつ、一方の筒に
対し他方の筒がスライド自在な関係にある二重構造にな
った吸込ダクト２６を有している。前記本体２２の両方
の側壁２７には保持金具２８をねじ２９によって固定し
、この保持金具２８の下部には化粧枠３０を調節ボルト
３１によって取付けている。前記化粧枠３０には吸込グ
リル３２と化粧板３３とよりなる吸込パネル３４を嵌め
込んで一体に構成している。そして一体となった化粧枠
３ｏと吸込パネル３４は下り天井３５の開口部３６を隠
蔽している。前記吸込グリル３２と化粧板３３よりなる
前記吸込パネル３４は蝶番３７により化粧枠３０に結合
され、蝶番３７を支点として矢印Ａのように開閉するよ
う、になっている。前記吸込グリル３２には吸込口３８
より流入した空気中の塵埃を取るエアーフィルター３９
を設けている。まだ本体２２の一側方の吹出接続口４ｏ
から７′、クニダクト４１を導出してあり、この吹出ダ
ク）　４１ｉｄ下り天井３５の一側の吹出口４２に接続
している。

つぎに工事について説明すると、先ず下り天井３５の開
口部３６より本体２２を下り天井３５の上方に入れて吊
りボルト２１で天井２ｏに吊り下げる。この吊下げ後に
保持金具２８をねじ２９で本体２２の側部に固定する。

次に、吸込グリル３２、化粧板３３とが各々一体になっ
ている吸込パネル３４を蝶番３７を支点として開らいて
化粧枠３ｏの開口より、保持金具２８が目視できるよう
になし、下方より化粧枠３．０を持ち上げ、調節ボルト
３１で化粧板３０を保持金具２８に固定する。このとき
の固定により開口部３６を化粧枠３０の下片によって隠
蔽する。そして開口していた吸込パネル３４を閉じるこ
とによって吸込グリル３２と吸込ダクト２６とが本体２
２内の送風機２５に連通ずる。

本体２２側の保守点検をするときは吸込パネル３４を開
口し、調節ボルト３１を取ることによって化粧枠３０を
含めだ吸込パネル３４が取りはずされ、開口部３６より
本体２２の保守点検を容易に行なうことができる。さら
に本体２２の吊下げ位置は下り天井３５と前記本体２２
との間の間隔が異なることが多いが、その調節ボルト３
１によって容易に行なえる。そして吸込ダクト２６は一
方の筒に対し他方の筒がスライド自在とした二重構造と
なっているから前記調節ボルト３１による寸法誤差の吸
収を吸込ダクトによって行なうことができる。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、本体の
下方に一方の筒に対して他方の筒がスライド自在として
なる二重構造のダクトを設け、前記本体側の保持金具に
天井の開口部を隠蔽する化粧枠および化粧板よりなる吸
込パネルを調節ボルトで固定し、前記吸込パネルには前
記吸込ダクトと対応する吸込グリルを設け、化粧枠に対
し、化粧板が蝶番で結合されて前記化粧板が開閉自在と
なっているため、前記本体の吊下げ施工から吸込パネル
の施工が工事区分を分けることなく簡易に施工できる。

また、吸込パネルを取付けるための大きい開口部より吊
下げ工事や保守点検をすることになるから作業性が向上
し、従来のように別の点検口は不要となるなどの効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の天井埋込形空気調和機の断
面図、第２図は従来の天井埋込形空気調和機の断面図で
ある。 ２２・・・・・・本体、２６・・・・・・吸込ダクト、
２８・・・・・・保持金具、３０・・・・・・化粧枠、
３１・・・・・・調節ボルト、３２・・・・・・吸込グ
リル、３３・・・・・・化粧板、３４・・・・・・吸込
パネル、３６・・・・・・開口部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 埋込形空気調和機の本体の下方に一方の筒に対して他方
   の筒がスライド自在としてなる二重構造の吸込ダクトを
   設け、前記本体側の保持金具に天井の開口を隠蔽する化
   粧板よりなる吸込パネルを調節ボトルで固定し、前記吸
   込パネルには吸込ダクトと対応する吸込グリルを設け、
   化粧板を開閉自在に蝶番で結合した天井埋込形空気調和
   機。