JPH05262202A - エアバッグのスクイブ抵抗値検出回路 - Google Patents

エアバッグのスクイブ抵抗値検出回路

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JPH05262202A
JPH05262202A JP6049392A JP6049392A JPH05262202A JP H05262202 A JPH05262202 A JP H05262202A JP 6049392 A JP6049392 A JP 6049392A JP 6049392 A JP6049392 A JP 6049392A JP H05262202 A JPH05262202 A JP H05262202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
squib
resistance value
transistor
resistor
air bag
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6049392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tabata
隆司 田畑
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Publication of JPH05262202A publication Critical patent/JPH05262202A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグECUにおいてスクイブの抵抗値
を高精度にしかも安全に検出でき、コネクタショートを
生じた場合にも誤爆の危険性をなくすことを目的とす
る。 【構成】 抵抗測定用電源の一端とスクイブSQとの間
にトランジスタTR1と抵抗R1とが直列接続され、ま
た該スクイブと該電源の他端との間にトランジスタTR
2と抵抗R2とが直列接続されており、該トランジスタ
TR1とTR2とは該スクイブの抵抗値が測定される間
だけCPUにより制御されて瞬間的にオンとされる。ま
たコネクタショートの際は抵抗R1,R2により電流制
限がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアバッグのスクイブ抵
抗値検出回路に関し、特にダイアグノーシス機能をもつ
エアバッグECUにおいて、スクイブ抵抗値を高精度に
検出する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエアバッグのスクイブ(低抵抗の
点火用フィラメント)やその点火駆動回路は、エアバッ
グコンピュータによって常時その断線、ショート、およ
び該スクイブの抵抗値の異常の有無をチェックしなけれ
ばならない。図2は従来技術における上記スクイブ抵抗
値検出回路を例示するもので、該抵抗値測定用基準電源
から抵抗R1′、スクイブSQ、および抵抗R2′を通
して該スクイブSQに定常電流Iを流し、該定常電流I
による該スクイブSQ両端の電圧降下ΔVを利用して該
スクイブ抵抗値が検出される。
【0003】なお通常、車の衝突時における点火要求時
にオンとなるフロントセンサ(車の衝突時の減速度によ
ってオンとなる機械接点式のGセンサであって、車のバ
ンパ後方などに設けられる)が、例えば該抵抗R2′と
並列に設けられる。また該フロントセンサなどの衝突検
知センサが誤動作によりオンとなった時、あるいはスク
イブSQの一端(抵抗R2′との接続点側)がアース側
とショートしたような時に、図示しない点火電源から該
スクイブに大電流が流れて、エアバッグが誤爆するのを
防止するために、該点火電源と該スクイブの一端(抵抗
R1′との接続点側)との間に、安全用センサ(機械接
点式のGセンサで、オンとなるしきい値が上記フロント
センサなどの衝突検知センサのしきい値より低く設定さ
れている)や安全用トランジスタ(上記安全用センサが
オフとなっているにも拘らず、上記衝突検知センサの誤
動作などが検出されたような時には、マイコン側からの
信号により該点火電源から該スクイブに至る点火回路を
オフとするトランジスタ)などが接続される。
【0004】しかしながら上述したような構成のスクイ
ブ抵抗値検出回路では、上記検出電流Iを多く流さない
と検出精度が悪くなるが、該電流Iを流しすぎるとスク
イブ(低抵抗の点火用フィラメント)の劣化や発火(誤
爆)の危険性があるため、結局微小な電流を流して該ス
クイブの抵抗値を検出しなければならないという問題点
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる課題を
解決するためになされたもので、上記定常電流に代えて
瞬間的な電流によって上記スクイブの抵抗値を検出する
ことに着目し、該スクイブ抵抗値を高精度にしかも安全
に(誤爆の危険性がなく)検出できるようにしたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明によれば、スクイブ抵抗値測定用電源の一端
とスクイブの一端との間に直列接続された第1のトラン
ジスタと第1の抵抗、および該スクイブの他端と該電源
の他端との間に直列接続された第2のトランジスタと第
2の抵抗とをそなえ、該第1および第2のトランジスタ
は該スクイブの抵抗値が測定される間だけオンとされる
ことを特徴とする、エアバッグのスクイブ抵抗値検出回
路が提供される。
【0007】
【作用】上記構成によれば、該第1および第2のトラン
ジスタは該スクイブの抵抗値が測定される間だけ瞬間的
にオンとされ、該スクイブに対する抵抗値検出電流は瞬
間的にしか流れないため、該スクイブの劣化や誤爆を防
ぎうるとともに、該スクイブに流す該検出電流値を大き
くしてその検出精度を上げることができる。更に該スク
イブの両端側にそれぞれ上記第1の抵抗とトランジス
タ、および上記第2の抵抗とトランジスタが設けられて
いるので、例えば該スクイブの一端又は他端が接続され
たコネクタと、バッテリ電源の一端又は他端が接続され
たコネクタとがショート(コネクタショート)しても、
上記各抵抗によって該検出電流が制限され、このような
場合にも誤爆を起すことがなくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の1実施例としてのエアバッグ
のスクイブ抵抗値検出回路を示すもので、上記抵抗値測
定用電源としては12Vのバッテリ電源電圧を、DC−
DCコンバータ(DC)によって例えば28Vに昇圧さ
せた安定化直流電源が用いられる。そして該DC−DC
コンバータの出力側とスクイブSQの一端が接続される
コネクタ(+D)との間にトランジスタTR1と抵抗R
1とが直列接続され、一方、該スクイブSQの他端が接
続されるコンバータ(−D)とアース側コネクタ(GN
D)との間にはトランジスタTR2と抵抗R2とが直列
接続される。なお該アース側コネクタ(GND)と、該
DC−DCコンバータの入力側が接続されるコネクタ
(+B)との間に、上記12Vのバッテリ電源が接続さ
れる。そして該トランジスタTR1およびTR2は、マ
イコン(CPU)によりそのオン・オフが制御され、車
の運転中、例えば数秒あるいは数分間隔毎に、該抵抗値
検出に必要な時間だけ瞬間的にオンとされる。
【0009】すなわち上記図1に示されるように、該抵
抗値測定時には、瞬間的に該トランジスタTR1および
TR2をオンとして、該スクイブSQに電流ΔIを流
し、そのとき該スクイブ両端間に発生した電圧ΔVを該
CPUでよみとり、該スクイブの抵抗値が検知される。
なお該電流ΔIの値は、該測定用電源電圧28Vを該抵
抗R1およびR2の抵抗値の和で除算することによりえ
られるもので、この場合該スクイブの抵抗値(通常数オ
ーム程度)は、該抵抗R1およびR2に比して十分小さ
いため無視できる。
【0010】ここで上記スクイブ一端側のコネクタ(+
D)が上記コネクタ(+B)とショートしたり、あるい
は該スクイブ他端側のコネクタ(−D)が上記アース側
のコネクタ(GND)とショートしたとしても、そのと
きに該スクイブが誤って点火しないように、該スクイブ
に流れる電流が上記抵抗R1又はR2によって制限され
る。このようにして上記コネクタ端子(+D)又は(−
D)の何れかが、上記コネクタ端子(+B)又は(GN
D)とショートしたとしても、上記抵抗R1又はR2に
より電流制限がかかり、誤爆の危険性がなくなる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、スクイブ抵抗値の検出
電流は該スクイブに対し瞬間的にしか流れないため該ス
クイブの劣化を防ぎうるとともに、その検出電流値を例
えば28V安定化電源を用いることによって大きくし、
これにより精度良くしかも安全に該抵抗値の検出を行う
ことができる。更に該スクイブの両側に上記抵抗R1お
よびR2を介してトランジスタ接点(TR1,TR2)
が設けられているので、上述したようなコネクターショ
ートがあった場合にも、該スクイブに流れる電流が制限
されるので、誤爆の危険性をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例としてのエアバッグのスクイ
ブ抵抗値検出回路の構成を示す図である。
【図2】従来技術におけるエアバッグのスクイブ抵抗値
検出回路を例示する図である。
【符号の説明】
DC…DC−DCコンバータ SQ…スクイブ TR1,TR2…トランジスタ +D,−D,+B,GND…コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクイブ抵抗値測定用電源の一端とスク
    イブの一端との間に直列接続された第1のトランジスタ
    と第1の抵抗、および該スクイブの他端と該電源の他端
    との間に直列接続された第2のトランジスタと第2の抵
    抗とをそなえ、該第1および第2のトランジスタは該ス
    クイブの抵抗値が測定される間だけオンとされることを
    特徴とする、エアバッグのスクイブ抵抗値検出回路。
JP6049392A 1992-03-17 1992-03-17 エアバッグのスクイブ抵抗値検出回路 Withdrawn JPH05262202A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6049392A JPH05262202A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 エアバッグのスクイブ抵抗値検出回路

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JP6049392A JPH05262202A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 エアバッグのスクイブ抵抗値検出回路

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Publication Number Publication Date
JPH05262202A true JPH05262202A (ja) 1993-10-12

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ID=13143876

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JP6049392A Withdrawn JPH05262202A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 エアバッグのスクイブ抵抗値検出回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5501486A (en) * 1994-06-20 1996-03-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Fault detection method and apparatus for air bag activation device
EP0752592A2 (de) * 1995-07-06 1997-01-08 TEMIC TELEFUNKEN microelectronic GmbH Verfahren und System zum Erkennen von Isolationsfehlern
KR100471241B1 (ko) * 2002-07-08 2005-03-08 현대자동차주식회사 에어백 전자제어유니트용 시험장치

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Effective date: 19990518