JP2524925Y2 - 抵抗値検出回路 - Google Patents

抵抗値検出回路

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JP2524925Y2
JP2524925Y2 JP9680190U JP9680190U JP2524925Y2 JP 2524925 Y2 JP2524925 Y2 JP 2524925Y2 JP 9680190 U JP9680190 U JP 9680190U JP 9680190 U JP9680190 U JP 9680190U JP 2524925 Y2 JP2524925 Y2 JP 2524925Y2
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squib
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JP9680190U
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正仁 工藤
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は抵抗値検出回路に関し、特に自動車に使用さ
れるエアーバッグの点火装置の検査において使用される
抵抗値検出回路に関するものである。
[従来の技術] 自動車に使用されるエアバッグは人命を守るという目
的のためにその正確な動作が厳しく要求される。そのた
めに従来エアバッグを搭載した車両は通常エンジンを始
動する度ごとにシステムが正常に動作し得る状態にある
か否かをテストし、異常があればそれを運転者に報せる
故障検出システムが採用されていた。
このような故障検出システムは、従来エアバッグを点
火するスクイブの抵抗値を抵抗値検出回路で測定して故
障を検出していた。
第4図はこのような従来の抵抗値検出回路の具体的回
路を示す。
1は車両に搭載された電源としてのバッテリーであ
る。2、3はバッテリー1とアースとの間に直接に接続
されたGセンサであり、それぞれ接点2a,3aと、モニタ
用の第1、第2の抵抗2b,3bとから構成されている。4
はエアバッグ点火用のスクイブであり、このスクイブは
数オームの抵抗値を有する。5はオペアンプ等で構成さ
れ正、負入力をそれぞれスクイブ4の両端に接続した増
幅回路である。6は増幅回路5の出力を入力しこの入力
の値が予め設定された範囲にあるかどうかを検出する検
出回路である。
このような回路において、例えばエンジン始動時に一
定時間だけ第1、第2の抵抗とスクイブ4に数mA程度の
微少電流を流し、第1、第2の抵抗2b,3bとスクイブ4
の抵抗値の変化を各抵抗の両端の電位差から検出する。
すなわちスクイブ4がショートまたはその抵抗値が低
下した場合、スクイブ4の両端の電位をそれぞれ増幅回
路5に入力し、両電位の差を増幅回路5で増幅する。検
出回路6では増幅回路5の出力を入力し、予め設定され
た設定値と入力を比較回路等で比較し、入力が設定値を
超えて低下すると警告信号を出力する。
[考案が解決しようとする課題] このような従来の検出回路においては、第1、第2の
抵抗2b,3bは数Kオーム程度の抵抗値を有するが、スク
イブ4の抵抗値が数オームと低く、またモニタ抵抗2b,3
bとスクイブ4に流されるモニタ用の電流は通常は数mA
程度であるため、上述のようにスクイブ4の抵抗値の低
下を両端に現われる電位差で検出しようとすると、電位
差が数mV程度にしかならず、増幅回路5を必要としてい
た。
しかし増幅回路を使用すると検出信号に混入するノイ
ズまでも拡大され、誤差が大きくなって判定が困難にな
り検出回路が誤動作を起こす危険性があった。
本考案は上記の様な困難に鑑みより確実な検出が可能
な抵抗値検出回路を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために本考案は、 高抵抗と低抵抗とが混在する回路において、定電流又
は定電圧の電源信号を出力する電源回路と、外部からの
指示により一定時間タイミング信号を送出するタイミン
グ信号発生回路と、このタイミング信号が入力されると
オン状態となり電源回路の出力する電力を低抵抗に通電
するスイッチング手段と、低抵抗に接続され低抵抗に電
源回路の電源信号が通電されたときに低抵抗の抵抗値の
変化を検出する検出回路とを備えたものである。
また、本考案の検出回路は低抵抗の両端の電位差と、
予め設定された基準電位差とを比較し、低抵抗の両端の
電位差が基準電位差よりも小さくなったときに警告信号
を出力する構成としてもよい。
[実施例] 本考案の実施例を第1図〜第3図を参照して以下に説
明する。尚、従来の回路と同様の部分は説明を省略し、
図番も同一とした。
第1図は本考案による一実施例の回路図である。
バッテリー1、Gセンサ2、3の第1、第2の抵抗2
b,3b、スクイブ4については従来と同様である。
7は定電流の信号を出力する定電流電源回路7であ
る。
8はエンジンが始動したことを報せる信号が入力され
ると一定時間タイミング信号を出力するタイミング信号
発生回路である。
9はべースがタイミング信号発生回路8に接続されコ
レクタが定電流電源回路7に接続されエミッタがスクイ
ブ4の電源側に接続されたスイッチング手段としての第
1のトランジスタである。
10はベースがタイミング信号発生回路8に接続されコ
レクタがスクイブ4のアース側に接続されエミッタがア
ースに接地されたスイッチング手段としての第2のトラ
ンジスタである。
11はスクイブ4の両端の電位差と予め設定された値と
を比較し電位差が設定値を超えて小さくなると警告信号
を出力する検出回路である。
また、この検出回路11は電源電圧を分圧し基準電圧V
1,V2を作る分圧抵抗12,13,14と、負極入力にスクイブ4
の電源側電位Vaを入力し正極入力に基準電圧V1を入力す
る第1の比較回路15と、正極入力にスクイブ4のアース
側電位Vbを入力し負極入力に基準電位V2を入力する第2
の比較回路16と、第1、第2の比較回路15、16の比較出
力を入力するAND回路17とを備えている。
尚、基準電圧V1,V2の電位差は定電流電源7の出力電
流通電時のスクイブ4の両端の電位差以下になるように
設定されている。
このような回路において、エンジンが始動されるとタ
イミング信号発生回路8はタイミング信号を出力しトラ
ンジスタ9、10をオン状態とする。トランジスタ9、10
がオン状態となると定電流、定電圧電源7の出力電流が
スクイブ4に流れる。
このような状態において、第2図に示すように、検出
回路11の比較回路15はスクイブ4の電源側電位Vaと基準
電位V1とを比較しV1>Vaとなると比較出力を出力する。
また、比較回路16はスクイブ4のアース側電位Vbと基準
電位V2を比較しV2<Vbとなると比較出力を出力する。そ
して、第1、第2の比較回路15、16から共に比較信号が
出力された時のみAND回路17から警報信号が出力され
る。
検出回路11によって異常の有無が判定されるとタイミ
ング信号発生回路8はタイミング信号の供給を停止し、
トランジスタ9、10がオフ状態となるので、検出動作は
終了する。
このような構成から本実施例によれば、エンジン始動
時にスクイブの抵抗値をスクイブの両端の電位差が設定
値以下になったかどうかを検査することによって、スク
イブの故障を走行開始前に検査することができる。
尚、上記実施例では検出回路11でスクイブ4の両端の
電位を監視するようにしたが、第3図に示すようにスク
イブ4の電源側電位Vcのみを1個の比較回路で基準値V3
と比較し、電源側電位Vcが基準値V3以下になった場合に
警報信号を出力するようにしても良い。また、検出回路
11はマイコンやD/Aコンバーター等で構成しても良い。
尚、上記実施例では7を定電流電源としたがこれは定
電圧電源であってもかまわない。また、通常エアーバッ
グの場合スクイブの点火には2アンペア程度の電流を、
2ミリ秒程度通電している、従って定電流電源の出力電
流はスクイブを暴発させることが無い電流、たとえば10
0mA程度に設定すると良い。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案においては、抵抗値の高い抵
抗体と抵抗値の低い抵抗体が混在する回路において、抵
抗値の低い抵抗体にのみ大きな電流を流すことにより抵
抗値の低い抵抗体の抵抗値の変化を検出するので、従来
のように抵抗値の両端の電位差を増幅する必要がなく、
それに伴う誤差の拡大やノイズを排除し、抵抗値の変化
の正確な判定を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図である。第2図は本
考案の一実施例の動作タイムチャートである。第3図は
本考案による他の実施例である。 第4図は従来技術の回路図である。 4……スクイブ 7……定電流又は定電圧電源 8……タイミング信号発生回路 9、10……第1、第2のスイッチング手段 11……検出回路 12、13、14……分圧抵抗 15、16……第1、第2の比較回路 17……AND回路

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高抵抗と低抵抗とが混在する回路におい
    て、 定電流又は定電圧の電源信号を出力する電源回路と、 外部からの指示により一定時間タイミング信号を送出す
    るタイミング信号発生回路と、 このタイミング信号が入力されるとオン状態となり前記
    電源回路の出力する電力を前記低抵抗に通電するスイッ
    チング手段と、 前記低抵抗に接続され前記低抵抗に前記電源回路の電源
    信号が通電されたときに前記低抵抗の抵抗値の変化を検
    出する検出回路とを備えたことを特徴とする抵抗値検出
    回路。
  2. 【請求項2】前記検出回路は前記低抵抗の両端の電位差
    と予め設定された基準電位差とを比較し、低抵抗の両端
    の電位差が基準電位差よりも小さくなったときに警告信
    号を出力する構成としたことを特徴とする請求項(1)
    記載の抵抗値検出回路。
JP9680190U 1990-09-14 1990-09-14 抵抗値検出回路 Expired - Lifetime JP2524925Y2 (ja)

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JPH0453565U JPH0453565U (ja) 1992-05-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101521091B1 (ko) * 2014-06-10 2015-05-20 국립대학법인 울산과학기술대학교 산학협력단 듀얼 모드 적응형의 신호 획득 장치

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KR101521091B1 (ko) * 2014-06-10 2015-05-20 국립대학법인 울산과학기술대학교 산학협력단 듀얼 모드 적응형의 신호 획득 장치

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