JPH05260542A - 電話交換システムのシステムデータ初期化起動方式 - Google Patents

電話交換システムのシステムデータ初期化起動方式

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JPH05260542A
JPH05260542A JP4058177A JP5817792A JPH05260542A JP H05260542 A JPH05260542 A JP H05260542A JP 4058177 A JP4058177 A JP 4058177A JP 5817792 A JP5817792 A JP 5817792A JP H05260542 A JPH05260542 A JP H05260542A
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JP
Japan
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initialization
switch
data
turned
lock type
Prior art date
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Pending
Application number
JP4058177A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kato
加藤孝行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meisei Electric Co Ltd filed Critical Meisei Electric Co Ltd
Priority to JP4058177A priority Critical patent/JPH05260542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムの初期化処理が誤って起動されない
ようにすること。 【構成】 初期化スイッチ5をノンロック型とし、CP
U1は電源投入時のみ初期化スイッチ5の状態を読み込
むようにし、初期化スイッチ5を操作しながら電源を投
入すると、CPU1は電源スイッチ6がオンとなった時
に初期化スイッチ5がオンであることを検出してRAM
2中のシステムデータを初期値に復帰させ(初期化処
理)、電源の投入のみを行なうと、CPU1は電源スイ
ッチ6がオンとなったときに初期化スイッチ5がオフで
あることを検出してシステムデータを変更することな
く、通常の運用を開始する。 【効果】 初期化スイッチ5がノンロック型であって操
作状態が残らず、またCPU1は電源スイッチ6がオン
となった瞬間のみ初期化スイッチ5の状態識別を行なう
ので、電源の投入時又は運用時の初期化スイッチ5の誤
操作で初期化処理の誤起動が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換システムにお
けるシステムデータの初期化処理の起動方式に関する。
【0002】
【従来の技術】制御をCPUによって行なうようにした
電話交換システムでは、通常、運用条件(例えば、内線
番号等)をシステムデータによって設定している。
【0003】システムデータは、当初(製品の完成時)
は一定のデータ(以下、初期値データという。)に設定
されており、電話交換システムの運用は、当該初期値デ
ータに基いて行なうことも可能であるが、通常は運用の
都合に合わせて適宜変更されて運用される(以下、変更
設定したシステムデータを運用データという。)。
【0004】システムデータの初期化処理とは、運用デ
ータを初期値データに戻す処理をいい、かかる処理は例
えばCPUのプログラム暴走により既設定の運用データ
が破壊されたとき、又は運用条件を大巾に変更するとき
等において、運用データの再設定に先立って行なわれる
システムデータの初期化処理は、必要に応じて行なわれ
るため、その起動は手動操作手段、例えば機械スイッチ
の操作によって行なわれ、従来は、通常、次の3方式の
いずれかが採用されている。
【0005】第1の方式:初期化処理起動用スイッチ
(以下、初期化スイッチという。)をロック型スイッチ
とし、該初期化スイッチを初期設定側にして電源を投入
し、該電源の投入時に初期化処理が起動されるようにし
た方式。この方式では、上記初期化スイッチは通常は運
用側にしてあり、電源の投入のみでは、通常の処理(運
用処理)が行なわれる。なお、初期化スイッチは電話交
換システムへの電源投入以前に操作される必要があるの
で、ロック型スイッチ(操作後において、操作状態を機
械的に保持する機構のスイッチ)としなければならな
い。
【0006】第2の方式:初期化スイッチをロック型ス
イッチとし、電源スイッチの他に制御処理の立ち上げ用
スイッチ(通常、ノンロック型スイッチが使用され
る。)を設け、電源投入のみではいかなる処理も行なわ
れず、電源の投入後、上記初期化スイッチを初期設定側
にして上記立ち上げ用スイッチを押したときに初期化処
理が起動されるようにした方式。この方式では、上記初
期化スイッチは通常は運用側にしてあり、電源の投入
後、上記立ち上げ用スイッチの操作のみでは通常の処理
(運用処理)が行なわれる。また、初期化スイッチは前
記第1の方式における場合と同様の理由でロック型スイ
ッチとしなければならない。
【0007】第3の方式:初期化スイッチをノンロック
型とし、電話交換システムの運用中に当該初期化スイッ
チが操作されると初期化処理が起動されるようにした方
式。この方式では、初期化スイッチにノンロック型スイ
ッチ(操作後において、操作状態を機械的に保持しない
機構のスイッチ)を使用するため、初期化処理を起動す
るには、システムが稼動状態にあることが必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムデ
ータの初期化起動方式によると、次のような問題点があ
る。すなわち、第1又は第2の方式では、初期化処理の
のち初期化スイッチを運用側に切替える操作を忘れると
(初期化処理が終了すると、通常は自動的に運用処理に
移行するようにされているので、上記切替え操作を忘れ
ることがしばしば起きる。)。次回の電源投入時(第1
の方式)又は次回の処理立ち上げ時(第2の方式)に、
意図しない初期化処理が実行され、投入済みの運用デー
タが破壊されてしまうという問題点があり、また、第3
の方式では、初期化処理の起動が唯一の条件(初期化ス
イッチの押下)のみで行なわれるので(複数の条件の一
致による誤操作防止策が施されていない。)、電話交換
システムの運用中に誤って初期化スイッチが操作される
と上記と同様、意図しない初期化処理が実行され、運用
データの破壊が生ずるほか、電話交換システムの運用が
中断されるという問題点がある。
【0009】本発明は、以上の問題点を解決するために
提案するものであり、電話交換システムの通常の運用時
には、初期化スイッチが誤操作されても、当該操作が無
効となって、意図しないシステムデータの初期化処理が
一切行なわれない初期化起動方式を得ることを課題とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため、
本発明は、初期化処理起動のための手動操作手段をノン
ロック型スイッチで構成し、CPUは、電源が投入され
ると、一連の処理を開始するに先立ち、上記ノンロック
型スイッチの状態を判別して、該ノンロック型スイッチ
が操作状態にあれば、システムデータの初期化処理を起
動し、該ノンロック型スイッチが非操作状態にあれば、
通常の処理を開始するようにしたものである。
【0011】
【作用】初期化処理を起動するときには、ノンロック型
スイッチを操作しながら電源スイッチをオンとし、通常
の運用時には、ノンロック型スイッチを操作することな
く電源スイッチをオンとする。
【0012】ノンロック型スイッチは操作後は自動的に
復帰するので、システムデータの初期化処理起動後に操
作状態のままとなることはないので、通常の運用を行な
おうとするときに、初期化処理起動の状態になっている
ことはあり得ず、意図しないシステムデータの初期化処
理が電源投入時に行なわれることはない。
【0013】また、ノンロック型スイッチの状態のCP
Uへの読込みは、電源投入時にのみ行なわれるので、通
常の運用時に誤って当該ノンロック型スイッチが操作さ
れても、その時点で初期化処理が起動されることはな
い。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るシステムのブロ
ック図、図2は本発明の実施例における電源投入時の処
理を示すフローチャートである。
【0015】図1において、1はCPU、2はシステム
データエリアを含むRAM、3はCPU1の処理プログ
ラム及びシステムデータの初期値データ等を格納したR
OM、4は電源回路、5はノンロック型スイッチで構成
された初期化スイッチ、6はロック型スイッチで構成さ
れた電源スイッチ、7はバス(アドレス及びデータバ
ス)、8は読出し線、9は書込み線、10は抵抗、A・
Cは商用電源である。
【0016】RAM2に格納されているシステムデータ
は、当初はROM3から複写格納した初期値データとな
っており、該初期値データは、運用条件に合わせて自由
に変更できるようになっている。例えば電話交換システ
ムにおける内線番号の設定を例に具体的に説明すると、
例えば端子番号No.1,No.2,No.3…の内線
端子にそれぞれ付与された内線番号が当初は「11」,
「12」,「13」,…である場合、この内線番号「1
1」,「12」,「13」,…が初期値データであり、
この初期値データを運用条件に合わせて例えば「2
1」,「22」,「23」…に変更してある場合、この
内線番号「21」,「22」,「23」,…が運用デー
タである。この場合において、システムデータの初期化
処理を行なうと、当該運用データの内線番号「21」,
「22」,「23」…は、それぞれ初期値データの内線
番号「11」,「12」,「13」…に復帰変更され
る。
【0017】以上を例として図2を参照しながら動作を
説明する。
【0018】まず、システムデータの初期化処理起動を
行なわない場合について説明すると、この場合には、初
期化スイッチ5を操作しないで電源スイッチ6をオンと
する(ステップS1)。CPU1は電源スイッチ6がオ
ンとなったことを検出して、まず、初期化スイッチ5が
操作されているか否かを判断する(ステップS2)。す
なわち、CPU1は、その端子Cのレベルを読み込み、
ステップS2の判断を行なう。いまの場合、当該初期化
スイッチ5は開いているので、端子Cのレベルは抵抗1
0を介して電源回路4の出力電圧レベル(プラスレベル
とする。)となっており、このプラスレベルを読み込ん
でCPU1は当該初期化スイッチ5がオフである(すな
わち、操作されていない)と判断し、ステップS4に制
御を進めて通常の運用処理に入る。この場合の運用処理
では、上記例で、端子番号No.1,No.2,No.
3…の内線番号がそれぞれ「21」,「22」,「2
3」…で運用される。
【0019】次に、システムデータの初期化処理起動を
行なう場合について説明すると、この場合には、初期化
スイッチ5を操作した状態にして電源スイッチ6をオン
とする(ステップS1)。CPU1は前記と同様にし
て、まず、初期化スイッチ5が操作されているか否かを
判断する。いまの場合、初期化スイッチ5が閉じている
ので、端子Cのレベルがアースレベルとなっており、こ
のアースレベルを読み込んでCPU1は当該初期化スイ
ッチ5が操作されているものと判断し、ステップS3に
制御を進めて初期化処理を起動してシステムデータの初
期化を行ない、その後、制御をステップS4に進めて運
用処理に入る。
【0020】上記システムデータの初期化処理は次のよ
うにして行なわれる。すなわち、CPU1は電源スイッ
チ6がオンになった瞬間の初期化スイッチ5の状態を読
み込み、該初期化スイッチ5がオンとなっていると、R
OM3に格納されているシステムデータの初期値データ
を読み出してROM2のシステムデータエリアに格納さ
れている運用データを上記初期値データに更新する。以
上の制御により、前記例で端子番号No.1,No.
2,No.3…の内線番号はそれぞれその初期値データ
「11」,「12」,「13」…に復帰し、ステップS
4の運用処理では、内線番号が当該初期値データで運用
される。
【0021】システムデータを初期値データから運用デ
ータに変更する処理は、ステップS4の運用処理中に含
まれる。前記電話交換システムにおいて、新たに内線番
号を変更設定する場合を説明すると、ステップS3でシ
ステムデータを既設定の運用データから一旦初期値デー
タに復帰させたのち、運用モードをシステムデータ変更
モードに設定してデータ投入装置(通常は、特定の内線
電話機をデータ投入モードにして使用する。)から新た
な内線番号データを投入する。新たな内線番号データ
は、RAM2への格納位置を指定するアドレスデータと
ともにバス7によって伝送され、CPU1は当該バス7
から上記新たな内線番号を読み込み、書込み線9に書込
み信号を出力して当該新たな内線番号をRAM2の被指
定アドレスに対応するエリアに格納する。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、シス
テムデータの初期化起動手段をノンロック型スイッチで
構成し、電源の投入時に、最初に当該ノンロック型スイ
ッチの操作、非操作を識別して初期化起動を行なうか否
かを判断するようにしたものであり、初期化起動手段は
手動操作をやめると自復するので操作状態のまま残るこ
とはなく、次回の電源投入時に誤ってシステムデータの
初期化起動を行なうようなことはなく、また、初期化起
動手段の状態のCPUへの読込みは電源投入時のみ行な
われるので、運用途中での上記初期化起動手段の操作は
無効となり、従って初期化起動手段を誤って操作しても
装置の制御が誤制御となることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のシステムのブロック図。
【図2】本発明実施例の制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU 2…RAM 4…電源回路 5…初期化スイッ
チ 6…電源スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作によってシステムデータの初期
    化処理が起動されるようにしてある電話交換システムに
    おいて、上記手動操作の手段をノンロック型スイッチで
    構成し、電源が投入されたとき、CPUは処理の開始に
    先立って、まず上記ノンロック型スイッチの状態を読み
    込み、上記ノンロック型スイッチが操作状態にあれば、
    システムの初期化処理を起動し、上記ノンロック型スイ
    ッチが非操作状態にあれば、通常の処理を開始するよう
    にした電話交換システムのシステムデータ初期化起動方
    式。
JP4058177A 1992-03-16 1992-03-16 電話交換システムのシステムデータ初期化起動方式 Pending JPH05260542A (ja)

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JPH05260542A true JPH05260542A (ja) 1993-10-08

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