JP2000112576A - リセット装置、及び情報処理装置 - Google Patents

リセット装置、及び情報処理装置

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JP2000112576A
JP2000112576A JP10286736A JP28673698A JP2000112576A JP 2000112576 A JP2000112576 A JP 2000112576A JP 10286736 A JP10286736 A JP 10286736A JP 28673698 A JP28673698 A JP 28673698A JP 2000112576 A JP2000112576 A JP 2000112576A
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reset switch
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switch
hardware reset
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Akihiko Sato
彰彦 佐藤
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Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いかなる状況下でもハードウェアリセットと同
様のリセットができ、さらにソフトウェアリセット処理
の利点を受け継いだリセットの動作を可能にする。 【解決手段】ハードウェアリセットスイッチ16に対す
る操作によってリセット動作を実行する情報処理装置に
おいて、リセットスイッチ16に対する操作によって発
生される信号をフリップフロップ44によってラッチし
ておくことで、このラッチされた信号をもとにリセット
動作の実行が指示されたことをハードウェアリセットに
よる立ち上げ時に判定することができる。ハードウェア
リセットによる立ち上げでは、リセットに必要な初期化
処理を実行するため、バックアップされたメモリに保持
されたレジューム情報の影響による誤動作が回避され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リセットスイッチ
が設けられた小型携帯情報端末(PDA(personal di
gital assistant ))に好適なリセットスイッチが設
けられた装置、及び情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ぺン入力方式を用いた小型携帯
情報端末などの情報処理装置は、レジューム制御を行っ
ており、バックアップされたメモリに電源オフされた時
の状態を記憶し、次に電源を入れたときはその記憶され
た情報を元に立ち上げることで前回電源を切った状態の
続きの動作を行うことができる。
【0003】また、情報処理装置は、動作異常が発生し
た場合に動作を正常に戻すためのリセットスイッチが設
けられている。従来、リセットには、図5(a)(b)
に示すように、ソフトウェアリセットとハードウェアリ
セットとがある。
【0004】通常、ソフトウェアリセットは、情報処理
装置に設けられた複数のキーあるいはボタンの組み合わ
せによりリセットを指示すると共に、機能拡張されたリ
セットの実行を指示できるように構成されている。例え
ば、キーボードが設けられた情報処理装置であれば、所
定のキーを押しながら電源スイッチを入れることでソフ
トウェアリセットを指示することができる。また、キー
ボードが無くペン入力だけを行なう情報処理装置では、
ハードウェアリセット用のリセットスイッチを押しなが
ら電源スイッチを入れるなどの操作により行っている。
【0005】ソフトウェアリセットが指示された場合、
図5(a)に示すように、NMI(nonmaskable innterr
upt) が発生されてソフトウェア的に周辺回路等のハー
ドウェアのリセットが実行される。この際、NMI割り
込み処理の中でレジューム制御に対して適当な処理が実
行され、その後にハードウェアがリセットされるので装
置を正常な動作に戻すことができる。
【0006】ところが、プログラムの暴走などによりC
PUが動作できない状態になった揚合や、ROMやRA
Mの動作不良でプログラムが一時的に動作できない状態
になった場合などでは、ソフトウェアリセットがきかな
い状態になってしまうことがある。
【0007】こうした場合には、リセットスイッチの操
作によりハードウェアリセットを指示して装置をリセッ
トすることができる。しかしながら、レジューム制御を
行っており、レジューム情報がバックアップされたメモ
リに保持されている場合には、リセットスイッチにより
処理を中断した場合、次の電源オンで未処理のままのレ
ジューム情報により処理されるため、誤動作に至ってし
まうことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の情報
処理装置では、ソフトウェアリセットがきかない場合に
はハードウェアリセットによりリセットをかけて処理を
中断させることができるが、次の電源オンで未処理のま
まメモリに保持されているレジューム情報により処理が
行われてしまい誤動作に至ってしまうことがあった。
【0009】また、ハードウェアリセットはリセットス
イッチのみにより指示されるため、レジューム制御を調
整したり、リセットスイッチの機能を拡張するといった
こともできなかった。
【0010】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、いかなる状況下でもハードウェアリセット
と同様のリセットができ、さらにソフトウェアリセット
処理の利点を受け継いだリセットの動作が可能なリセッ
トスイッチが設けられた装置、及び情報処理装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハードウェア
リセットスイッチに対する操作によってリセット動作を
実行する情報処理装置において、ハードウェアリセット
スイッチに対する操作によって発生される信号をラッチ
しておくことで、このラッチされた信号をもとにリセッ
ト動作の実行が指示されたことをハードウェアリセット
による立ち上げ時に判定することができる。ハードウェ
アリセットによる立ち上げでは、リセットに必要な初期
化処理を実行するため、バックアップされたメモリに保
持されたレジューム情報の影響による誤動作が回避され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
情報処理装置の構成を示すブロック図である。この情報
処理装置は、図1に示されるROM22に格納されたプ
ログラムにより動作が制御されるコンピュータによって
実現される。
【0013】図1に示すように、本実施形態における情
報処理装置は、CPUおよび周辺回路10の他に、電源
制御回路12、電源スイッチ14、リセットスイッチ1
6、及びリセットスイッチ制御回路18が設けられてい
る。
【0014】CPUおよび周辺回路10は、装置の主要
構成部分であり、CPU20、ROM22、RAM2
4、周辺機器制御回路26、LCD28、その他周辺機
器32、及びその他周辺機器32が含まれている。
【0015】CPU20は、ROM22及びRAM24
に格納されたプログラムとデータに基づいて動作するも
ので、立ち上げの際にはリセットスイッチ制御回路18
によって保持されたデータによってリセットからの立ち
上げであることを識別してレジューム制御に関する適当
な処理を実行する機能を有する。
【0016】RAM24は、バックアップ電池(図示せ
ず)により装置の電源がオフされた場合でもその内容が
記憶されている。本実施形態における情報処理装置は、
レジューム制御を行っており、電源オフ時の装置の状態
を設定するための情報(レジューム情報)がRAM24
に記憶される。
【0017】周辺機器制御回路26は、CPU20の制
御のもとで、LCD28における表示、タブレット30
からのペン操作によるデータ入力、通信ポートなどを含
むその他周辺機器32の動作の制御を行なう。
【0018】電源制御回路12は、CPUおよび周辺回
路10の各部に対して電力を供給する制御を行なうもの
で、電源スイッチ14からの指令に応じて電力供給のオ
ン/オフを行なう。
【0019】電源スイッチ14は、ユーザからの装置電
源オン/オフの指示を入力し、電源制御回路12に指令
するプッシュスイッチである。電源スイッチ14は、直
接電源をオン/オフするわけではなく電源制御回路12
に対して指令を通知する。
【0020】リセットスイッチ16は、プログラムの暴
走などによりCPU20が動作できない状態になった揚
合、ROMやRAMの動作不良でプログラムが一時的に
動作できない状態になった場合などの動作異常が発生し
た際に、動作を正常に戻すために装置をリセットする指
示を入力するためのスイッチである。リセットスイッチ
16は、一般的なハードウェアリセットをかけるための
スイッチと同じであるが、本実施形態では単なるハード
ウェアリセットだけではなく、リセットと共にレジュー
ム制御に関する処理を実行させるために使用される。
【0021】リセットスイッチ制御回路18は、リセッ
トスイッチ16に対する操作、あるいはリセットスイッ
チ16と電源スイッチ14に対する同時操作に応じて、
レジューム制御に関する処理を実行させるための制御を
行なう。リセットスイッチ制御回路18の詳細な構成に
ついては後述する。
【0022】図2には、図1中に示すリセットスイッチ
制御回路18の詳細な構成を示すブロック図である。I
/Oポート40は、電源スイッチ14と、CPUおよび
周辺回路10との間に設けられ、CPUおよび周辺回路
10(CPU20)によって電源スイッチ14がオンか
オフの何れの状態にあるかを読み込むためのインタフェ
ースである。
【0023】ワンショットタイマ42は、リセットスイ
ッチ16と、CPUおよび周辺回路10及びフリップフ
ロップ(I/Oポート)44との間に設けられ、リセッ
トスイッチ16が押されるとハードウェアに必要な幅の
リセットパルスを発生する。
【0024】フリップフロップ(I/Oポート)44
は、ワンショットタイマ42とCPUおよび周辺回路1
0との間に設けられ、リセットスイッチ16が押される
ことによりワンショットタイマ42から発生された出力
をラッチする。フリップフロップ44は、バックアップ
電源に接続されており(図示せず)、リセットスイッチ
16が押されたことに対応するプログラム処理が完全に
完了し、所定の手続きによってクリアされるまで、装置
が電源オフ状態となってもラッチした情報を保持し続け
ている。フリップフロップ44によりラッチされた信号
は、I/OポートとしてCPU20によって読み出され
る。
【0025】I/Oポート46は、リセットスイッチ1
6とCPUおよび周辺回路10との間に設けられ、CP
Uおよび周辺回路10(CPU20)によってリセット
スイッチ16がオンかオフの何れの状態にあるかを読み
込むためのインタフェースである。
【0026】次に、本実施形態における情報処理装置の
リセット動作について、図3に示すブートプログラムの
フローチャートを参照しながら説明する。ブートプログ
ラムは、図1のROM22に格納されているプログラム
であり、CPU20の電源オンされた時、またはリセッ
トが発生された時に最初に実行されるプログラムであ
る。
【0027】本実施形態における情報処理装置では、リ
セットスイッチ16の操作によりハードウェアリセット
がかかるとCPU20が立ち上がるものとする。 (1)はじめに、通常の動作について説明する。
【0028】まず、電源スイッチ14の操作によって電
源が投入され、CPU20が立ち上がると、スタートか
らステップS2の処理に進み、フリップフロップ(I/
Oポート)44が保持している信号を読み込む。
【0029】電源オンによる立ち上がりの際には、フリ
ップフロップ44にワンショットタイマ42からの出力
がラッチされていないので、CPU20は、リセットス
イッチ16が押されていない判定をすることができる
(ステップS3)。
【0030】CPU20は、前回電源オフされた時のレ
ジューム情報をメモリから読み出して通常のレジューム
処理を実行し(ステップS4)、前回電源オフされた状
態からアプリケーションを実行する(ステップS5)。
【0031】ステップS5におけるアプリケーション実
行中にはソフトウェア的に常に電源スイッチ14に対す
る操作を監視しており、電源をオフしようとして使用者
により電源スイッチ14が押されると(ステップS
6)、CPU20は、ステップS6の分岐を抜けてステ
ップS7の処理に移行して、次回電源オンされた時のた
めにアプリケーションの実行に伴うレジューム情報をバ
ックアップされたメモリに保存し、電源オフ状態となる
(ステップS8)。
【0032】(2)次に、リセットスイッチ16が押さ
れた場合の動作について説明する。まず、動作異常等が
発生したためにリセットスイッチ16が押されると、ワ
ンショットタイマ42よりリセットパルスが発生され、
CPU20にハードウェアリセットがかけられると同時
にフリップフロップ(I/Oポート)44にリセットが
入ったことがラッチされる。
【0033】CPU20は、リセットされて立ち上がる
とステップS0のスタートから処理を開始する。ただ
し、ステップS0からのスタートを電源オン時のスター
トと分けているが実際は区別が無く、電源オン時と同じ
処理に入りステップS2の処理に移行する。
【0034】次に、リセットスイッチ16の操作により
CPU20が立ち上がると、スタートからステップS2
の処理に進み、フリップフロップ(I/Oポート)44
が保持している信号を読み込む。ここではワンショット
タイマ42により発生されたリセット信号がラッチされ
ているので、リセットスイッチ16が押されたたことに
よる立ち上がりであると判定することができる(ステッ
プS3)。この場合、CPU20は、ステップS3から
ステップS9の処理に移行する。
【0035】ここで、CPU20は、I/Oポート40
から電源スイッチ14の状態を読み込み、I/Oポート
46からリセットスイッチ16の状態を読み込む(ステ
ップS9)。
【0036】CPU20は、読み込んだ電源スイッチ1
4の状態を表す情報をもとに、電源スイッチ14が押さ
れている状態でないと判定されると(ステップS10)
ステップS11の処理に移行する。すなわち、通常のリ
セットの指示があったことを判定している。
【0037】ステップS11の処理では、CPU20
は、リセット後にメモリに保持されたレジューム情報が
アプリケーションの処理に悪影響を及ぼさないようにす
るために、レジューム情報の初期化などレジュームに関
する処理を実行する。
【0038】次に、CPU20は、フリップフロップ
(I/Oポート)44にラッチされた信号をクリアし
(ステップS12)、その後にアプリケーションを実行
して通常の処理の流れに戻る(ステップS5〜S7)。
【0039】こうして、リセットスイッチ16の操作に
よるリセットでは、一般のハードウェアリセットと同様
の操作であるものの、リセットによるCPU20の立ち
上がりの際にフリップフロップ(I/Oポート)44に
リセットスイッチ16による立ち上がりであることを判
定する情報がラッチされているため、この情報に応じて
レジューム制御に関する初期化処理、すなわち一般のソ
フトウェアリセットが指示された場合と同様の処理が実
行される。このため、正常な手続きによらないで、バッ
クアップされたメモリに保持されたレジューム情報の影
響による誤動作を回避することができる。
【0040】また、ハードウェアリセットと同様の操作
によるリセットであるため、プログラムの暴走などによ
りCPUが動作できない状態になった揚合や、ROMや
RAMの動作不良でプログラムが一時的に動作できない
状態の場合などであってもリセットをかけることができ
る。
【0041】(3)次に、リセットスイッチ16を押し
ながら電源スイッチ14を押した場合の動作について説
明する。本実施形態における情報処理装置では、リセッ
トスイッチ16に対する操作によって機能拡張されたリ
セットを実行させることができる。
【0042】まず、リセットスイッチ16が押される
と、ワンショットタイマ42よりリセットパルスが発生
され、CPU20にハードウェアリセットがかけられる
と同時にフリップフロップ(I/Oポート)44にリセ
ットが入ったことがラッチされる。
【0043】リセットスイッチ16に対する操作がワン
ショットタイマ42よりパルス化されているために、リ
セットスイッチ16が押され続けていてもCPU20は
動作するため、リセットによるスタートから、ステップ
S2,S3,S9の処理に移行する。なお、ステップS
2,S3,S9の処理内容は、前述したリセットスイッ
チ16が押された場合の動作と同じなので説明を省略す
る。
【0044】CPU20は、ステップS9で読み込んだ
電源スイッチ14、リセットスイッチ16の状態を示す
情報により、電源スイッチ14とリセットスイッチ16
が同時に押されていると判定されるとステップS13の
処理に移行する。すなわち、機能拡張されたリセットの
指示があったことを判定している。
【0045】ステップS13の処理では、CPU20
は、メモリに保持されたレジューム情報以外の情報を含
む全ての情報をクリアする否かを選択するためのメニュ
ー画面を、周辺機器制御回路26を介してLCD28に
表示させる(ステップS13)。
【0046】図4には、メニュー画面の一例を示してい
る。図4に示すように、メニュー画面には、初期化要求
があったことを明示するメッセージと共に、初期化する
情報を選択するためのボタン「実行」「取消」が設けら
れている。
【0047】「実行」ボタンは、メモリに保持された全
ての情報を初期化することを指示するためのもので、
「取消」ボタンは、レジューム情報のみを初期化するこ
とを指示するためのものである。すなわち、図4に示す
メニュー画面を用いることで初期化レベルの設定を行な
うことができる。
【0048】ここで、タブレット30から「取消」ボタ
ンを指示する入力があった場合、すなわち全てのメモリ
に保持された情報をクリアしない選択がされた場合(ス
テップS14)、CPU20は、ステップS11の処理
に移行し、リセット後にメモリに保持されたレジューム
情報がアプリケーションの処理に悪影響を及ぼさないよ
うにするために、レジューム情報の初期化などレジュー
ムに関する処理のみを実行する。以下、ステップS1
2,S5〜S7の通常の処理の流れに戻る。
【0049】一方、「実行」ボタンを指示する入力があ
った場合、すなわち全てのメモリに保持された情報をク
リアする選択がされた場合(ステップS14)、CPU
20は、ステップS15の処理に移行し、全てのメモリ
に保持された情報やI/Oポートのクリアを実行する。
以下、ステップS5〜S7の通常の処理の流れに戻る。
【0050】こうして、リセットスイッチ16の操作に
よるリセットでも、電源スイッチ14との操作と組み合
わせることで機能拡張したリセットを実行させることが
できる。すなわち、リセットスイッチ16と電源スイッ
チ14が同時に押された場合に、初期化のレベルを指定
するためのメニュー画面を表示させ、使用者によって任
意に選択させ、この選択に応じた処理を実行することが
できる。
【0051】このようにして、リセットスイッチ16に
対する操作によりハードウェアリセットと同様にいかな
る状況下でもリセットでき、さらにCPU20の立ち上
がりの際に、リセットスイッチ制御回路18のフリップ
フロップ44に保持された信号からリセットスイッチ1
6の操作によるリセットであることを判定して、ソフト
ウェアリセットと同様の処理、すなわちレジューム処理
の初期化あるいは全ての情報の初期化を実行するので、
リセット後の装置の誤動作を招くことがない。図5
(c)には、リセットスイッチ制御回路18を利用した
リセットの制御の様子を示している。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、い
かなる状況下でもハードウェアリセットと同様のリセッ
トができ、さらにソフトウェアリセット処理の利点を受
け継いだリセットの動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる情報処理装置の構成を示す
ブロック図。
【図2】図1中に示すリセットスイッチ制御回路18の
詳細な構成を示すブロック図。
【図3】本実施形態における情報処理装置のリセット動
作について説明するためのフローチャート。
【図4】メニュー画面の一例を示す図。
【図5】情報処理装置のリセットの形態を説明するため
の図。
【符号の説明】
10…CPUおよび周辺回路 12…電源制御回路 14…電源スイッチ 16…リセットスイッチ 18…リセットスイッチ制御回路 20…CPU 22…ROM 24…RAM 26…周辺機器制御回路 40,46…I/Oポート 42…ワンショットタイマ 44…フリップフロップ(I/Oポート)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードウェアリセットスイッチに対する
    操作によって装置自体のリセット動作を実行するリセッ
    ト装置において、 前記ハードウェアリセットスイッチに対する操作によっ
    て発生される信号をラッチし、このラッチされた信号を
    もとにリセット動作の実行が指示されたことをハードウ
    ェアリセットによる立ち上げ時に判定して、リセットに
    必要な初期化処理を実行することを特徴とするリセット
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ハードウェアリセットスイッチに対
    する操作の他に、電源スイッチに対する操作が同時に行
    われた際に所定の機能による処理を実行することを特徴
    とする請求項1記載のリセット装置。
  3. 【請求項3】 前記ハードウェアリセットスイッチに対
    する操作に伴って実行される初期化処理の際に、初期化
    のレベルを選択するメニューを表示し、このメニューに
    対する指示に応じた初期化処理を実行することを特徴と
    する請求項1記載のリセット装置。
  4. 【請求項4】 ハードウェアリセットスイッチに対する
    操作に応じて、メモリに記憶されたブートプログラムに
    基づいてリセット動作を実行する情報処理装置におい
    て、 前記ハードウェアリセットスイッチに対する操作によっ
    て発生される信号をラッチするラッチ手段が設けられた
    リセットスイッチ制御回路と、 前記リセットスイッチ制御回路のラッチ手段によりラッ
    チされた信号をもとに、前記ハードウェアリセットスイ
    ッチに対する操作によってリセット動作の実行が指示さ
    れたか否かをハードウェアリセットによる立ち上げ時に
    判定する判定手段と、 前記判定手段によって前記ハードウェアリセットスイッ
    チに対する操作によってリセットされたと判定された場
    合に、リセットに必要な初期化処理を実行することを特
    徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 ハードウェアリセットスイッチに対する
    操作に応じて、メモリに記憶されたブートプログラムに
    基づいてリセット動作を実行する情報処理装置におい
    て、 アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段
    と、 前記アプリケーション実行手段によるアプリケーション
    の実行に伴う情報を記憶する記憶手段と、 前記ハードウェアリセットスイッチに対する操作によっ
    て発生される信号をラッチするラッチ手段が設けられた
    リセットスイッチ制御回路と、 前記リセットスイッチ制御回路のラッチ手段によりラッ
    チされた信号をもとに、前記ハードウェアリセットスイ
    ッチに対する操作によってリセット動作の実行が指示さ
    れたか否かをハードウェアリセットによる立ち上げ時に
    判定する判定手段と、 前記判定手段によって前記ハードウェアリセットスイッ
    チに対する操作によってリセットされたと判定された場
    合に、前記記憶手段に記憶された情報に対してリセット
    に必要な初期化処理を実行する初期化処理手段とを具備
    したことを特徴とする情報処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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