JPH1083232A - オートパワーオフ方法、及びこれを用いた情報処理装置 - Google Patents

オートパワーオフ方法、及びこれを用いた情報処理装置

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JPH1083232A
JPH1083232A JP8236881A JP23688196A JPH1083232A JP H1083232 A JPH1083232 A JP H1083232A JP 8236881 A JP8236881 A JP 8236881A JP 23688196 A JP23688196 A JP 23688196A JP H1083232 A JPH1083232 A JP H1083232A
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JP
Japan
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power
task
time
application program
auto power
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JP8236881A
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Inventor
Takashi Odajima
崇 小田島
Tetsuya Iida
哲也 飯田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーション毎に思考時間や解析時間が
異なる様な場合であっても、アプリケーションプログラ
ム毎の思考時間や解析時間に対して各々個別に最適化さ
れたオートパワーオフ時間を予め設定することができる
オートパワーオフ方法、及びこれを用いた情報処理装置
を提供すること。 【解決手段】 動作環境下における複数のアプリケーシ
ョンプログラムのタスクの同時処理に際して発生するタ
スクを管理及び制御を実行するタスク管理手段12と、
タスク同時処理環境下で、各オートパワーオフ時間を、
アプリケーションプログラム毎に各々個別に設定すると
共に、フォアグランドで処理されているタスクに係るア
プリケーションプログラムに対して既に設定されている
オートパワーオフ時間が経過した際に、アプリケーショ
ンプログラムに対してオートパワーオフ機能の制御を実
行するオートパワーオフ管理手段16とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定時間内に操作
が行われない場合に電源遮断を実行して電源消耗を軽減
するオートパワーオフ機能を有するオートパワーオフ方
法、及びこれを用いた情報機器に関し、特に、所定時間
内に操作が行われない場合に、電源としてバッテリーの
遮断を実行してバッテリーの消耗を軽減するオートパワ
ーオフ機能を有するオートパワーオフ方法、及びこのオ
ートパワーオフ機能を有する携帯型パソコン等の携帯情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のオートパワーオフ方法、及
びこれを用いた情報処理装置としては、例えば、特開昭
63−118968号公報(発明の名称:電子機器、出
願人:キャノン株式会社、出願日:1986年11月7
日)に開示されているような電子機器がある。
【0003】すなわち、図6に示す電子機器9は、所定
時間内に入力操作が行われない場合に、自動的に電源が
切れるように構成された装置であって、入力操作を行う
ための入力手段1と、ディスプレイ等から構成される出
力手段5と、入力手段1の入力操作の種類を判別する入
力操作種類判別手段2と、入力操作種類判別手段2の判
別結果に応じて所定時間(以降、オートパワーオフ時間
と呼ぶ)を異ならせて設定する所定時間設定手段3と、
所定時間設定手段3からの遮断命令に応じて電源の遮断
(以降、オートパワーオフと呼ぶ)を実行する電源遮断
種手段4を有していた。
【0004】このような構成を有する電子機器9におい
ては、前回の入力操作後に何等入力がなされない場合、
入力操作の種類に応じて異ならせて設定されているオー
トパワーオフ時間が経過すると、電子機器9の電源が自
動的にオートパワーオフされていた。
【0005】これにより、思考中の中断のような場合に
は電源がオートパワーオフ時間されることがなく、情報
の消失を防ぐことができるという効果が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
機器9は、入力手段1の入力操作の種類に応じてオート
パワーオフ時間を異ならせて設定するため、単一のアプ
リケーションプログラム(例えば、表計算プログラム)
に対して入力手段1を介して入力操作を行うような動作
環境に対しては、思考中の中断のような場合における前
述の電源遮断(則ち、オートパワーオフ)を回避して情
報消失を防ぐことができる。
【0007】しかしながら、複数のアプリケーションプ
ログラム(例えば、表計算プログラム、ワープロプログ
ラム、データベース)が並列処理されているような動作
環境においては、アプリケーション毎に思考時間や解析
時間が異なることが多く、単一のオートパワーオフ時間
を用いたのではアプリケーションプログラム毎に最適化
されたオートパワーオフ時間を設定することが難しいと
いう技術的課題があった。
【0008】また、複数アプリケーションプログラムの
並列処理環境に伴なって、アプリケーション毎に思考時
間や解析時間の最適化を図ろうとした場合、オートパワ
ーオフ時間を各々個別に設定する必要が生じる可能性が
大きい。
【0009】則ち、各々のアプリケーションプログラム
に対して、オートパワーオフ時間を各々個別に設定する
場合、入力手段を介して入力操作の種類に応じたオート
パワーオフ時間を各々個別に設定するといった煩雑な操
作を要するという技術的課題があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、複数のアプリケーシ
ョンプログラムにおけるタスクを同時に処理可能な動作
環境下で、オートパワーオフ機能を起動するためのタイ
ミングに係るオートパワーオフ時間を、アプリケーショ
ンプログラム毎に各々個別に設定する第1工程と、第1
工程に続いて、タスク同時処理環境下で、フォアグラン
ドで処理されているタスクに係るアプリケーションプロ
グラムに対して既に設定されているオートパワーオフ時
間を計測する第2工程と、第2工程に続いて、フォアグ
ランドで処理されているタスクに係るアプリケーション
プログラムに対して既に設定されているオートパワーオ
フ時間が経過した際に、オートパワーオフ機能を実行す
る第3工程とを設けることに依り、また、動作環境下に
おける複数のアプリケーションプログラムのタスクの同
時処理に際して発生するタスクを管理及び制御を実行す
るタスク管理手段と、タスク同時処理環境下で、各オー
トパワーオフ時間を、アプリケーションプログラム毎に
各々個別に設定すると共に、フォアグランドで処理され
ているタスクに係るアプリケーションプログラムに対し
て既に設定されているオートパワーオフ時間が経過した
際に、アプリケーションプログラムに対してオートパワ
ーオフ機能の制御を実行するオートパワーオフ管理手段
と、タスクがフォアグランドで処理されている時間を計
数して計数時間データを生成する時間計数手段と、フォ
アグランドで処理されているタスクに係るアプリケーシ
ョンプログラムに応じて、アプリケーションプログラム
を識別するためのタスクIDデータと計数時間データと
を組み合わせて成るオートパワーオフ積算データを生成
する時間管理手段とを設けることに依り、複数のアプリ
ケーションプログラム(例えば、表計算プログラム、ワ
ープロプログラム、データベース)が並列処理されてい
るような動作環境において、アプリケーション毎に思考
時間や解析時間が異なる様な場合であっても、アプリケ
ーションプログラム毎の思考時間や解析時間に対して各
々個別に最適化されたオートパワーオフ時間を予め設定
することができるオートパワーオフ方法、及びこれを用
いた情報処理装置を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定時間内に操作が行われない場合に電源遮断を実
行して電源の消耗を軽減するオートパワーオフ機能を有
するオートパワーオフ方法において、複数のアプリケー
ションプログラムにおけるタスクを同時に処理可能な動
作環境下で、オートパワーオフ機能を起動するためのタ
イミングに係るオートパワーオフ時間を、当該アプリケ
ーションプログラム毎に各々個別に設定する第1工程
と、第1工程に続いて、前記タスク同時処理環境下で、
フォアグランドで処理されているタスクに係るアプリケ
ーションプログラムに対して既に設定されている前記オ
ートパワーオフ時間を計測する第2工程と、第2工程に
続いて、フォアグランドで処理されているタスクに係る
アプリケーションプログラムに対して既に設定されてい
る前記オートパワーオフ時間が経過した際に、前記オー
トパワーオフ機能を実行する第3工程とを有する、こと
を特徴とするオートパワーオフ方法である。
【0012】請求項1に記載の発明に依れば、表計算プ
ログラム、ワープロプログラム、データベース等の複数
のアプリケーションプログラムが並列処理されているよ
うな動作環境において、アプリケーション毎に思考時間
や解析時間が異なる様な場合であっても、アプリケーシ
ョンプログラム毎の思考時間や解析時間に対して各々個
別に最適化されたオートパワーオフ時間を予め設定する
ことができるようになる。
【0013】このような最適化されたオートパワーオフ
時間に基づいたオートパワーオフ機能が実行できるよう
になる結果、複数のアプリケーションプログラムをフォ
アグランドとバックグランドで並列に実行し、これらの
アプリケーションプログラムを適時切り替えながらディ
スプレイやキーボード等を介して作業を進めているユー
ザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザ
が意図しないようなタイミングで装置がオートパワーオ
フ機能を強制的に実行してしまうような不都合な事態を
回避することができるようになる。
【0014】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のオートパワーオフ方法を用いた情報処理装置10にお
いて、前記オートパワーオフ方法を用いた情報処理装置
10において、前記動作環境下における複数のアプリケ
ーションプログラムのタスクの同時処理に際して発生す
るタスクを管理及び制御を実行するタスク管理手段12
と、前記タスク同時処理環境下で、前記各オートパワー
オフ時間を、アプリケーションプログラム毎に各々個別
に設定すると共に、フォアグランドで処理されているタ
スクに係るアプリケーションプログラムに対して既に設
定されている前記オートパワーオフ時間が経過した際
に、当該アプリケーションプログラムに対して前記オー
トパワーオフ機能の制御を実行するオートパワーオフ管
理手段16と、前記タスクがフォアグランドで処理され
ている時間を計数して計数時間データ20aを生成する
時間計数手段20と、前記フォアグランドで処理されて
いるタスクに係るアプリケーションプログラムに応じ
て、当該アプリケーションプログラムを識別するための
タスクIDデータ12cと前記計数時間データ20aと
を組み合わせて成るオートパワーオフ積算データ184
aを生成する時間管理手段22とを有する、ことを特徴
とする情報処理装置10である。
【0016】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ管理手段16
に依り、表計算プログラム、ワープロプログラム、デー
タベース等の複数のアプリケーションプログラムが並列
処理されているような動作環境において、アプリケーシ
ョン毎に思考時間や解析時間が異なる様な場合であって
も、アプリケーションプログラム毎の思考時間や解析時
間に対して各々個別に最適化されたオートパワーオフ時
間を予め設定することができるようになる。
【0017】時間計数手段20、時間管理手段22、及
びオートパワーオフ管理手段16に依り、このような最
適化されたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワ
ーオフ機能が実行できるようになる結果、複数のアプリ
ケーションプログラムをフォアグランドとバックグラン
ドで並列に実行し、これらのアプリケーションプログラ
ムを適時切り替えながらディスプレイやキーボード等を
介して作業を進めているユーザに対して、ユーザの思考
作業中や解析作業中にユーザが意図しないようなタイミ
ングで装置がオートパワーオフ機能を強制的に実行して
しまうような不都合な事態を回避することができるよう
になる。
【0018】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の情報処理装置10において、前記タスク管理手段12
は、前記フォアグランドで処理されているタスクを認識
して当該タスクに係るアプリケーションプログラムを識
別するための前記タスクIDデータ12cを生成すると
共に、当該タスクのフォアグランド処理の開始のタイミ
ングを検出して計数開始命令12bを生成し、また、当
該タスクのフォアグランド処理が中断されたタイミング
又は終了されたタイミングを検出して計数停止命令12
aを生成するように構成されている、ことを特徴とする
情報処理装置10である。
【0020】請求項3に記載の発明に依れば、請求項2
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ管理手段16
のタスクIDデータ12cに依り、表計算プログラム、
ワープロプログラム、データベース等の複数のアプリケ
ーションプログラムが並列処理されているような動作環
境において、アプリケーション毎に思考時間や解析時間
が異なる様な場合であっても、アプリケーションプログ
ラム毎の思考時間や解析時間に対して各々個別に最適化
されたオートパワーオフ時間を予め設定することができ
るようになる。
【0021】またこのようなオートパワーオフ管理手段
16に依り、このような最適化されたオートパワーオフ
時間に基づいたオートパワーオフ機能が実行できるよう
になる結果、複数のアプリケーションプログラムをフォ
アグランドとバックグランドで並列に実行し、これらの
アプリケーションプログラムを適時切り替えながらディ
スプレイやキーボード等を介して作業を進めているユー
ザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザ
が意図しないようなタイミングで装置がオートパワーオ
フ機能を強制的に実行してしまうような不都合な事態を
回避することができるようになる。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の情報処理装置10において、前記時間計数手段20
は、前記計数開始命令12bに応じて前記時間計数を開
始すると共に、前記計数停止命令12aに応じて当該時
間計数を停止して前記計数時間データ20aを生成する
ように構成されている、ことを特徴とする情報処理装置
10である。
【0023】請求項4に記載の発明に依れば、請求項3
に記載の効果に加えて、表計算プログラム、ワープロプ
ログラム、データベース等の複数のアプリケーションプ
ログラムが並列処理されているような動作環境におい
て、計数時間データ20aに依り、最適化されたオート
パワーオフ時間に基づいたオートパワーオフ機能が実行
できるようになる結果、複数のアプリケーションプログ
ラムをフォアグランドとバックグランドで並列に実行
し、これらのアプリケーションプログラムを適時切り替
えながらディスプレイやキーボード等を介して作業を進
めているユーザに対して、ユーザの思考作業中や解析作
業中にユーザが意図しないようなタイミングで装置がオ
ートパワーオフ機能を強制的に実行してしまうような不
都合な事態を回避することができるようになる。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の情報処理装置10において、アプリケーションプログ
ラム毎に各々個別に設定される前記オートパワーオフ時
間に係るオートパワーオフ設定データ182aを保持す
るための時間設定部182と前記オートパワーオフ積算
データ184aを保持するための積算動作時間記憶部1
84とを有し、前記オートパワーオフ管理手段16から
の設定命令16cに応じて前記オートパワーオフ設定デ
ータ182aを前記時間設定部182に保持する制御を
実行し、また、前記時間計数手段20からの書込命令2
2bに応じて前記オートパワーオフ積算データ184a
を前記積算動作時間記憶部184に保持する制御を実行
するメモリ管理手段18を有する、ことを特徴とする情
報処理装置10である。
【0025】請求項5に記載の発明に依れば、請求項4
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ設定データ1
82a及びオートパワーオフ積算データ184aに依
り、表計算プログラム、ワープロプログラム、データベ
ース等の複数のアプリケーションプログラムが並列処理
されているような動作環境において、アプリケーション
毎に思考時間や解析時間が異なる様な場合であっても、
アプリケーションプログラム毎の思考時間や解析時間に
対して各々個別に最適化されたオートパワーオフ時間を
予め設定することができるようになる。
【0026】またこのようなメモリ管理手段18を設け
た場合、オートパワーオフ管理手段16に依り、このよ
うな最適化されたオートパワーオフ時間に基づいたオー
トパワーオフ機能が実行できるようになる結果、複数の
アプリケーションプログラムをフォアグランドとバック
グランドで並列に実行し、これらのアプリケーションプ
ログラムを適時切り替えながらディスプレイやキーボー
ド等を介して作業を進めているユーザに対して、ユーザ
の思考作業中や解析作業中にユーザが意図しないような
タイミングで装置がオートパワーオフ機能を強制的に実
行してしまうような不都合な事態を回避することができ
るようになる。
【0027】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0028】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の情報処理装置10において、前記オートパワーオフ管
理手段16は、前記タスク同時処理環境下で、フォアグ
ランドで処理されているタスクに係るアプリケーション
プログラムに対して前記オートパワーオフ積算データ1
84aと前記オートパワーオフ設定データ182aとを
比較して前記オートパワーオフ時間が経過したか否かの
判定を実行するための比較部162を有し、前記設定命
令16cを与えて、アプリケーションプログラム毎に各
々個別の前記オートパワーオフ積算データ184aを前
記メモリ管理手段18に保持する制御を実行すると共
に、前記フォアグランドのアプリケーションプログラム
において前記オートパワーオフ時間が経過したと前記比
較部162が判定した際に、当該アプリケーションプロ
グラムに対して前記オートパワーオフ制御を実行するた
めのオートパワーオフ命令16aを生成するように構成
されている、ことを特徴とする情報処理装置10であ
る。
【0029】請求項6に記載の発明に依れば、請求項5
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ設定データ1
82a及びオートパワーオフ積算データ184aに依
り、表計算プログラム、ワープロプログラム、データベ
ース等の複数のアプリケーションプログラムが並列処理
されているような動作環境において、アプリケーション
毎に思考時間や解析時間が異なる様な場合であっても、
アプリケーションプログラム毎の思考時間や解析時間に
対して各々個別に最適化されたオートパワーオフ時間を
予め設定することができるようになる。
【0030】また比較部162をメモリ管理手段18を
設けた場合、オートパワーオフ管理手段16に依り、こ
のような最適化されたオートパワーオフ時間に基づいた
オートパワーオフ命令16aを用いたオートパワーオフ
機能が実行できるようになる結果、複数のアプリケーシ
ョンプログラムをフォアグランドとバックグランドで並
列に実行し、これらのアプリケーションプログラムを適
時切り替えながらディスプレイやキーボード等を介して
作業を進めているユーザに対して、ユーザの思考作業中
や解析作業中にユーザが意図しないようなタイミングで
装置がオートパワーオフ機能を強制的に実行してしまう
ような不都合な事態を回避することができるようにな
る。
【0031】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0032】請求項7に記載の発明は、請求項2乃至6
のいずれか一項に記載の情報処理装置10において、前
記タスク管理手段12は、フォアグランド処理対象とな
るアプリケーションプログラムを指定するためのタスク
切替命令14aの入力に応じて、当該アプリケーション
プログラムのタスクをフォアグランドで管理及び制御す
ると共に、当該アプリケーションプログラムに対して前
記計数開始命令12b及び前記計数停止命令12aを生
成するように構成されている、ことを特徴とする情報処
理装置10である。
【0033】請求項7に記載の発明に依れば、請求項2
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、タスク管
理手段12を設けることに依り、タスク切替が任意に実
行されるような動作環境下においても、最適化されたオ
ートパワーオフ時間に基づいたオートパワーオフ命令1
6aを用いたオートパワーオフ機能が実行できるように
なる結果、複数のアプリケーションプログラムをフォア
グランドとバックグランドで並列に実行し、これらのア
プリケーションプログラムを適時切り替えながらディス
プレイやキーボード等を介して作業を進めているユーザ
に対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザが
意図しないようなタイミングで装置がオートパワーオフ
機能を強制的に実行してしまうような不都合な事態を回
避することができるようになる。
【0034】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0035】請求項8に記載の発明は、請求項2乃至7
のいずれか一項に記載の情報処理装置10において、前
記オートパワーオフ管理手段16は、前記オートパワー
オフ命令16aを受けて前記オートパワーオフ制御を実
行する際に、前記同時処理中のアプリケーションプログ
ラムにおけるタスクの処理状態を電源再投入時に再現し
て当該アプリケーションプログラムを再開可能にするた
めに必要な状態変数及び処理データに係るレジュームタ
スクデータ25を生成する、ことを特徴とする情報処理
装置10である。
【0036】請求項8に記載の発明に依れば、請求項2
乃至7のいずれか一項に記載の効果に加えて、オートパ
ワーオフ管理手段16を設けることに依り、レジューム
タスクデータ25を用いたレジューム処理が簡便に実現
できるようになる。
【0037】その結果、オートパワーオフ機能の実行時
点で処理途中であったアプリケーションプログラムにお
けるタスクの処理状態を電源再投入時に再現してアプリ
ケーションプログラムを簡便に再開できるようになり、
良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0038】請求項9に記載の発明は、請求項2乃至8
のいずれか一項に記載の情報処理装置10において、随
時書き換え可能で不揮発性を有するレジューム記憶部2
42を備え、電源再投入時に直前の前記タスクの処理状
況を再現して当該タスクに係るアプリケーションプログ
ラムを再開可能にするレジューム機能を有すると共に、
前記オートパワーオフ命令16aを受けて前記オートパ
ワーオフ制御を実行する際に、前記レジュームタスクデ
ータ25を前記レジューム記憶部242に保持する制御
を実行するレジューム管理手段24を有する、ことを特
徴とする情報処理装置10である。
【0039】請求項9に記載の発明に依れば、請求項2
乃至8に記載の効果に加えて、レジューム記憶部242
を設けることに依り、レジュームタスクデータ25を用
いたレジューム管理手段24に依るレジューム処理が簡
便に実現できるようになる。
【0040】その結果、オートパワーオフ機能の実行時
点で処理途中であったアプリケーションプログラムにお
けるタスクの処理状態を電源再投入時に再現してアプリ
ケーションプログラムを簡便に再開できるようになり、
良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0041】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のにおいて、前記オートパワーオフ管理手段16は、
前記オートパワーオフ制御を実行する際に、前記オート
パワーオフをレジューム管理手段24に与えて前記レジ
ュームタスクデータ25を前記レジューム記憶部242
へ保持する制御を促すと共に、当該レジューム記憶部2
42への保持制御の終了を待って、前記電源遮断の制御
を促すパワーオフ命令16bを生成するように構成され
ている、ことを特徴とする情報処理装置10である。
【0042】請求項10に記載の発明に依れば、請求項
9に記載の効果に加えて、レジュームタスクデータ25
を用いたレジューム管理手段24に依るレジューム処理
を簡便に実現でき、更にパワーオフ命令16bを用いた
電源遮断処理をレジューム処理に連動させて簡便に実現
できるようになる。
【0043】請求項11に記載の発明は、請求項9又は
10に記載の情報処理装置10において、前記レジュー
ム管理手段24は、レジューム機能の実行を促すための
レジューム命令14bを受けた際に、前記電源再投入の
制御を促すパワーオン命令242aを生成すると共に、
当該電源再投入による前記タスク管理手段12の動作復
帰状態を待って、前記レジューム記憶部242へ保持さ
れている前記レジュームタスクデータ25を当該タスク
管理手段12を転送し、電源再投入直前の前記タスクの
処理状況を再現して当該タスクに係るアプリケーション
プログラムを再開可能にするように構成されている、こ
とを特徴とする情報処理装置10である。
【0044】請求項11に記載の発明に依れば、請求項
9又は10に記載の効果に加えて、パワーオン命令24
2aを用いた電源再投入に依るタスク管理手段12の復
帰動作を簡便に実現できるようになり、更に、レジュー
ムタスクデータ25を用いたレジューム管理手段24に
依るレジューム処理をタスク管理手段12の復帰動作に
連動させて簡便に実現できるようになり、良好なユーザ
インタフェースを実現できる。
【0045】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の情報処理装置10において、前記オートパワーオ
フ設定データ182a、前記レジューム命令14b、及
びフォアグランドで処理を実行するアプリケーションプ
ログラムを指定するための前記タスク切替命令14aを
選択的に入力操作できる入力管理手段14を有する、こ
とを特徴とする情報処理装置10である。
【0046】請求項12に記載の発明に依れば、請求項
11に記載の効果に加えて、入力管理手段14を設ける
ことに依り、タスク切替命令14aを用いたタスク切替
が任意に実行されるような動作環境下においても、最適
化されたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワー
オフ命令16aを用いたオートパワーオフ機能が実行で
きるようになる結果、複数のアプリケーションプログラ
ムをフォアグランドとバックグランドで並列に実行し、
これらのアプリケーションプログラムを適時切り替えな
がらディスプレイやキーボード等を介して作業を進めて
いるユーザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中
にユーザが意図しないようなタイミングで装置がオート
パワーオフ機能を強制的に実行してしまうような不都合
な事態を回避することができるようになる。
【0047】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0048】請求項13に記載の発明は、請求項11又
は12に記載の情報処理装置10において、前記パワー
オフ命令16bを受けた際に前記電源遮断の制御を実行
すると共に、前記パワーオン命令242aを受けた際に
前記電源再投入の制御を実行する電源管理手段26を有
する、ことを特徴とする情報処理装置10である。
【0049】請求項13に記載の発明に依れば、請求項
11又は12に記載の効果に加えて、電源管理手段26
を設けることに依り、パワーオフ命令16bを用いた電
源遮断とオートパワーオフ機能とを連動させることがで
きるようになり、また電源再投入とレジューム機能を連
動されることができるようになる。
【0050】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態を説明する。
【0052】図1は、本発明の情報処理装置10の一実
施形態を説明するための機能ブロック図である。
【0053】情報処理装置10は、所定時間内に操作が
行われない場合に、電源としてバッテリーの遮断を実行
してバッテリーの消耗を軽減するオートパワーオフ機能
を有する携帯型パソコン等の携帯情報処理装置であっ
て、図1に示すように、タスク管理手段12と入力管理
手段14とオートパワーオフ管理手段16とメモリ管理
手段18と時間計数手段20と時間管理手段22とレジ
ューム管理手段24と電源管理手段26とを有する。
【0054】具体的な情報処理装置10は、MPU,R
AM、ROM、ペリフェラルインターフェイス等を中心
に構成され、複数のアプリケーションプログラムのタス
クの同時処理可能なWINDOWS,MacOS,UN
IX等のオペレーティングシステムに依って制御されて
いる、所謂、コンピュータである。
【0055】複数のアプリケーションプログラムのタス
クの同時処理とは、具体的には、一つのアプリケーショ
ンプログラムのタスクをフォアグランドで処理すると共
に、その他のアプリケーションプログラムのタスクをバ
ックグランドで並列処理又は疑似並列処理することを意
味する。
【0056】タスク管理手段12は、複数のアプリケー
ションプログラム(例えば、表計算プログラム、ワープ
ロプログラム、データベース)のタスクの同時処理に際
して発生するタスクを管理及び制御を実行する機能を有
し、フォアグランドで処理されているタスクを認識して
この際のタスクに係るアプリケーションプログラムを識
別するためのタスクIDデータ12cを生成すると共
に、この際のタスクのフォアグランド処理の開始のタイ
ミングを検出して計数開始命令12bを生成し、また、
この際のタスクのフォアグランド処理が中断されたタイ
ミング又は終了されたタイミングを検出して計数停止命
令12aを生成するように構成され、入力管理手段14
とオートパワーオフ管理手段16と時間計数手段20と
時間管理手段22とレジューム管理手段24とに接続さ
れている。
【0057】タスク管理手段12は、MPU,RAM、
ROM、ペリフェラルインターフェイス等を中心にハー
ドウェア的に構成することができる。また、前述のオペ
レーティングシステム上でソフトウェア的に構成するこ
とも可能である。
【0058】このようなタスクIDデータ12cに依
り、表計算プログラム、ワープロプログラム、データベ
ース等の複数のアプリケーションプログラムが並列処理
されているような動作環境において、アプリケーション
毎に思考時間や解析時間が異なる様な場合であっても、
アプリケーションプログラム毎の思考時間や解析時間に
対して各々個別に最適化されたオートパワーオフ時間を
予め設定することができるようになる。
【0059】またこのようなオートパワーオフ管理手段
16に依り、最適化されたオートパワーオフ時間に基づ
いたオートパワーオフ機能が実行できるようになる結
果、複数のアプリケーションプログラムをフォアグラン
ドとバックグランドで並列に実行し、これらのアプリケ
ーションプログラムを適時切り替えながらディスプレイ
やキーボード等を介して作業を進めているユーザに対し
て、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザが意図し
ないようなタイミングで装置がオートパワーオフ機能を
強制的に実行してしまうような不都合な事態を回避する
ことができるようになる。
【0060】更にタスク管理手段12は、フォアグラン
ド処理対象となるアプリケーションプログラムを指定す
るためのタスク切替命令14aの入力に応じて、この際
のアプリケーションプログラムのタスクをフォアグラン
ドで管理及び制御すると共に、この際のアプリケーショ
ンプログラムに対して計数開始命令12b及び計数停止
命令12aを生成する機能を有する。
【0061】則ち、タスク管理手段12を設けることに
依り、タスク切替が任意に実行されるような動作環境下
においても、最適化されたオートパワーオフ時間に基づ
いたオートパワーオフ命令16aを用いたオートパワー
オフ機能が実行できるようになる結果、複数のアプリケ
ーションプログラムをフォアグランドとバックグランド
で並列に実行し、これらのアプリケーションプログラム
を適時切り替えながらディスプレイやキーボード等を介
して作業を進めているユーザに対して、ユーザの思考作
業中や解析作業中にユーザが意図しないようなタイミン
グで装置がオートパワーオフ機能を強制的に実行してし
まうような不都合な事態を回避することができるように
なる。
【0062】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0063】入力管理手段14は、オートパワーオフ設
定データ182a、レジューム命令14b、及びフォア
グランドで処理を実行するアプリケーションプログラム
を指定するためのタスク切替命令14aを選択的に入力
操作できる機能を有し、タスク管理手段12とオートパ
ワーオフ管理手段16とレジューム管理手段24とに接
続されている。
【0064】入力管理手段14は、マウス、キーボー
ド、MPU,RAM、ROM、ペリフェラルインターフ
ェイス等を中心にハードウェア的に構成することができ
る。
【0065】オートパワーオフ設定データ182aは、
オートパワーオフ時間をキーボードを介して入力するこ
とによって生成される。
【0066】レジューム命令14bは、キーボードにお
ける所定又は任意のキーの押下等の入力操作、マウスに
おける移動又はクリック等の入力操作によって生成され
る。
【0067】フォアグランドで処理を実行するアプリケ
ーションプログラムを指定するためのタスク切替命令1
4aは、キーボードにおける所定又は任意のキーの押下
等の入力操作、マウスにおける移動又はクリック等の入
力操作によって、バックグランドに存在する複数のアプ
リケーションプログラムの中から目的とするアプリケー
ションプログラムを選択することによって生成される。
【0068】このような入力管理手段14を設けること
に依り、タスク切替命令14aを用いたタスク切替が任
意に実行されるような動作環境下においても、最適化さ
れたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワーオフ
命令16aを用いたオートパワーオフ機能が実行できる
ようになる結果、複数のアプリケーションプログラムを
フォアグランドとバックグランドで並列に実行し、これ
らのアプリケーションプログラムを適時切り替えながら
ディスプレイやキーボード等を介して作業を進めている
ユーザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユ
ーザが意図しないようなタイミングで装置がオートパワ
ーオフ機能を強制的に実行してしまうような不都合な事
態を回避することができるようになる。
【0069】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0070】オートパワーオフ管理手段16は、タスク
同時処理環境下で、各オートパワーオフ時間を、アプリ
ケーションプログラム毎に各々個別に設定すると共に、
フォアグランドで処理されているタスクに係るアプリケ
ーションプログラムに対して既に設定されているオート
パワーオフ時間が経過した際に、この際のアプリケーシ
ョンプログラムに対してオートパワーオフ機能の制御を
実行する機能を有し、タスク管理手段12と入力管理手
段14とメモリ管理手段18とレジューム管理手段24
と電源管理手段26とに接続されている。
【0071】オートパワーオフ管理手段16は、MP
U,RAM、ROM、ペリフェラルインターフェイス等
を中心にハードウェア的に構成することができる。ま
た、前述のオペレーティングシステム上でソフトウェア
的に構成することも可能である。
【0072】このようなオートパワーオフ管理手段16
に依り、表計算プログラム、ワープロプログラム、デー
タベース等の複数のアプリケーションプログラムが並列
処理されているような動作環境において、アプリケーシ
ョン毎に思考時間や解析時間が異なる様な場合であって
も、アプリケーションプログラム毎の思考時間や解析時
間に対して各々個別に最適化されたオートパワーオフ時
間を予め設定することができるようになる。
【0073】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0074】更にオートパワーオフ管理手段16は、タ
スク同時処理環境下で、フォアグランドで処理されてい
るタスクに係るアプリケーションプログラムに対してオ
ートパワーオフ積算データ184aとオートパワーオフ
設定データ182aとを比較してオートパワーオフ時間
が経過したか否かの判定を実行するための比較部162
を有する。
【0075】比較部162は、マウス、キーボード、M
PU,RAM、ROM、ペリフェラルインターフェイス
等を中心にハードウェア的に構成することができる。
【0076】このような比較部162を有する場合、オ
ートパワーオフ管理手段16は、設定命令16cを与え
て、アプリケーションプログラム毎に各々個別のオート
パワーオフ積算データ184aをメモリ管理手段18に
保持する制御を実行すると共に、フォアグランドのアプ
リケーションプログラムにおいてオートパワーオフ時間
が経過したと比較部162が判定した際に、この際のア
プリケーションプログラムに対してオートパワーオフ制
御を実行するためのオートパワーオフ命令16aを生成
する機能を有する。
【0077】則ち、比較部162を設けた場合、オート
パワーオフ管理手段16に依り、最適化されたオートパ
ワーオフ時間に基づいたオートパワーオフ命令16aを
用いたオートパワーオフ機能が実行できるようになる結
果、複数のアプリケーションプログラムをフォアグラン
ドとバックグランドで並列に実行し、これらのアプリケ
ーションプログラムを適時切り替えながらディスプレイ
やキーボード等を介して作業を進めているユーザに対し
て、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザが意図し
ないようなタイミングで装置がオートパワーオフ機能を
強制的に実行してしまうような不都合な事態を回避する
ことができるようになる。
【0078】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0079】更にオートパワーオフ管理手段16は、オ
ートパワーオフ命令16aを受けてオートパワーオフ制
御を実行する際に、同時処理中のアプリケーションプロ
グラムにおけるタスクの処理状態を電源再投入時に再現
してこの際のアプリケーションプログラムを再開可能に
するために必要な状態変数及び処理データに係るレジュ
ームタスクデータ25を生成する機能を有する。
【0080】これに依り、レジュームタスクデータ25
を用いたレジューム処理が簡便に実現できるようにな
る。その結果、オートパワーオフ機能の実行時点で処理
途中であったアプリケーションプログラムにおけるタス
クの処理状態を電源再投入時に再現してアプリケーショ
ンプログラムを簡便に再開できるようになり、良好なユ
ーザインタフェースを実現できる。
【0081】更にオートパワーオフ管理手段16は、オ
ートパワーオフ制御を実行する際に、オートパワーオフ
をレジューム管理手段24に与えてレジュームタスクデ
ータ25をレジューム記憶部242へ保持する制御を促
すと共に、この際のレジューム記憶部242への保持制
御の終了を待って、電源遮断の制御を促すパワーオフ命
令16bを生成する機能を有する。
【0082】これにより、レジュームタスクデータ25
を用いたレジューム管理手段24に依るレジューム処理
を簡便に実現でき、更にパワーオフ命令16bを用いた
電源遮断処理をレジューム処理に連動させて簡便に実現
できるようになる。
【0083】メモリ管理手段18は、アプリケーション
プログラム毎に各々個別に設定されるオートパワーオフ
時間に係るオートパワーオフ設定データ182aを保持
するための時間設定部182とオートパワーオフ積算デ
ータ184aを保持するための積算動作時間記憶部18
4とを有し、オートパワーオフ管理手段16からの設定
命令16cに応じてオートパワーオフ設定データ182
aを時間設定部182に保持する制御を実行し、また、
時間計数手段20からの書込命令22bに応じてオート
パワーオフ積算データ184aを積算動作時間記憶部1
84に保持する制御を実行する機能を有し、オートパワ
ーオフ管理手段16と時間管理手段22とに接続されて
いる。
【0084】メモリ管理手段18は、MPU,RAM、
ROM、ペリフェラルインターフェイス等を中心にハー
ドウェア的に構成することができる。また、前述のオペ
レーティングシステム上でソフトウェア的に構成するこ
とも可能である。
【0085】時間設定部182は、随時書き換え可能で
不揮発性を有するなEEPROM等の半導体記憶デバイ
スを用いることが望ましい。また、前述のオペレーティ
ングシステム上でソフトウェア的に構成することも可能
である。
【0086】積算動作時間記憶部184は、RAMやE
EPROM等の半導体記憶デバイスを用いることが望ま
しい。また、前述のオペレーティングシステム上でソフ
トウェア的に構成することも可能である。
【0087】このようなメモリ管理手段18におけるオ
ートパワーオフ設定データ182a及びオートパワーオ
フ積算データ184aに依り、表計算プログラム、ワー
プロプログラム、データベース等の複数のアプリケーシ
ョンプログラムが並列処理されているような動作環境に
おいて、アプリケーション毎に思考時間や解析時間が異
なる様な場合であっても、アプリケーションプログラム
毎の思考時間や解析時間に対して各々個別に最適化され
たオートパワーオフ時間を予め設定することができるよ
うになる。
【0088】またこのようなメモリ管理手段18を設け
た場合、オートパワーオフ管理手段16に依り、最適化
されたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワーオ
フ機能が実行できるようになる結果、複数のアプリケー
ションプログラムをフォアグランドとバックグランドで
並列に実行し、これらのアプリケーションプログラムを
適時切り替えながらディスプレイやキーボード等を介し
て作業を進めているユーザに対して、ユーザの思考作業
中や解析作業中にユーザが意図しないようなタイミング
で装置がオートパワーオフ機能を強制的に実行してしま
うような不都合な事態を回避することができるようにな
る。
【0089】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0090】時間計数手段20は、タスクがフォアグラ
ンドで処理されている時間を計数して計数時間データ2
0aを生成する機能を有し、計数開始命令12bに応じ
て時間計数を開始すると共に、計数停止命令12aに応
じてこの際の時間計数を停止して計数時間データ20a
を生成するように構成され、タスク管理手段12と時間
管理手段22とに接続されている。
【0091】時間計数手段20は、MPU,RAM、R
OM、クロックIC、ペリフェラルインターフェイス等
を中心にハードウェア的に構成することができる。ま
た、前述のオペレーティングシステム上でソフトウェア
的に構成することも可能である。
【0092】このような時間計数手段20に依れば、表
計算プログラム、ワープロプログラム、データベース等
の複数のアプリケーションプログラムが並列処理されて
いるような動作環境において、計数時間データ20aに
依り、最適化されたオートパワーオフ時間に基づいたオ
ートパワーオフ機能が実行できるようになる結果、複数
のアプリケーションプログラムをフォアグランドとバッ
クグランドで並列に実行し、これらのアプリケーション
プログラムを適時切り替えながらディスプレイやキーボ
ード等を介して作業を進めているユーザに対して、ユー
ザの思考作業中や解析作業中にユーザが意図しないよう
なタイミングで装置がオートパワーオフ機能を強制的に
実行してしまうような不都合な事態を回避することがで
きるようになる。
【0093】時間管理手段22は、フォアグランドで処
理されているタスクに係るアプリケーションプログラム
に応じて、この際のアプリケーションプログラムを識別
するためのタスクIDデータ12cと計数時間データ2
0aとを組み合わせて成るオートパワーオフ積算データ
184aを生成する機能を有し、タスク管理手段12と
メモリ管理手段18と時間計数手段20とに接続されて
いる。
【0094】時間管理手段22は、MPU,RAM、R
OM、ペリフェラルインターフェイス等を中心にハード
ウェア的に構成することができる。また、前述のオペレ
ーティングシステム上でソフトウェア的に構成すること
も可能である。
【0095】このような時間管理手段22に依り、最適
化されたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワー
オフ機能が実行できるようになる結果、複数のアプリケ
ーションプログラムをフォアグランドとバックグランド
で並列に実行し、これらのアプリケーションプログラム
を適時切り替えながらディスプレイやキーボード等を介
して作業を進めているユーザに対して、ユーザの思考作
業中や解析作業中にユーザが意図しないようなタイミン
グで装置がオートパワーオフ機能を強制的に実行してし
まうような不都合な事態を回避することができるように
なる。
【0096】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0097】レジューム管理手段24は、随時書き換え
可能で不揮発性を有するレジューム記憶部242を備
え、電源再投入時に直前のタスクの処理状況を再現して
この際のタスクに係るアプリケーションプログラムを再
開可能にするレジューム機能を有すると共に、オートパ
ワーオフ命令16aを受けてオートパワーオフ制御を実
行する際に、レジュームタスクデータ25をレジューム
記憶部242に保持する制御を実行する機能を有し、タ
スク管理手段12と入力管理手段14と電源管理手段2
6とに接続されている。
【0098】レジューム管理手段24は、MPU,RA
M、ROM、ペリフェラルインターフェイス等を中心に
ハードウェア的に構成することができる。また、前述の
オペレーティングシステム上でソフトウェア的に構成す
ることも可能である。
【0099】レジューム記憶部242は、随時書き換え
可能で不揮発性を有するなEEPROM等の半導体記憶
デバイスを用いることが望ましい。半導体記憶デバイス
を用いることに依り、電源再投入時のレジューム処理を
迅速に実行できるようになる。
【0100】則ち、レジューム記憶部242を設けるこ
とに依り、レジュームタスクデータ25を用いたレジュ
ーム管理手段24に依るレジューム処理が簡便に実現で
きるようになる。
【0101】その結果、オートパワーオフ機能の実行時
点で処理途中であったアプリケーションプログラムにお
けるタスクの処理状態を電源再投入時に再現してアプリ
ケーションプログラムを簡便に再開できるようになり、
良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0102】更にレジューム管理手段24は、レジュー
ム機能の実行を促すためのレジューム命令14bを受け
た際に、電源再投入の制御を促すパワーオン命令242
aを生成すると共に、この際の電源再投入によるタスク
管理手段12の動作復帰状態を待って、レジューム記憶
部242へ保持されているレジュームタスクデータ25
をこの際のタスク管理手段12を転送し、電源再投入直
前のタスクの処理状況を再現してこの際のタスクに係る
アプリケーションプログラムを再開可能にする機能を有
する。
【0103】これにより、パワーオン命令242aを用
いた電源再投入に依るタスク管理手段12の復帰動作を
簡便に実現できるようになり、更に、レジュームタスク
データ25を用いたレジューム管理手段24に依るレジ
ューム処理をタスク管理手段12の復帰動作に連動させ
て簡便に実現できるようになり、良好なユーザインタフ
ェースを実現できる。
【0104】電源管理手段26は、パワーオフ命令16
bを受けた際に電源遮断の制御を実行すると共に、パワ
ーオン命令242aを受けた際に電源再投入の制御を実
行する機能を有し、入力管理手段14とレジューム管理
手段24と装置電源(具体的には、前述のバッテリー)
とに接続されている。
【0105】電源管理手段26は、MPU,RAM、R
OM、ペリフェラルインターフェイス等を中心にハード
ウェア的に構成することができる。また、前述のオペレ
ーティングシステム上でソフトウェア的に構成すること
も可能である。
【0106】このような電源管理手段26を設けること
に依り、パワーオフ命令16bを用いた電源遮断とオー
トパワーオフ機能とを連動させることができるようにな
り、また電源再投入とレジューム機能を連動されること
ができるようになる。
【0107】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0108】なお、タスク管理手段12、入力管理手段
14、オートパワーオフ管理手段16、メモリ管理手段
18、時間計数手段20、時間管理手段22、レジュー
ム管理手段24、電源管理手段26の各々を、前述した
ようにハードウェア的に構成する場合、これらのハード
ウェアを共通化することが望ましく、更に、情報処理装
置10のハードウェアと共通化することが望ましい。こ
のような共通化を図ることに依り、ハードウェア資源を
有効に利用することができ、ハードウェア規模の簡略
化、コストダウン、消費電力の削減等の効果が得られ
る。同様の主旨で、前述したようにオペレーティングシ
ステム上でソフトウェア的に構成する場合、これらのソ
フトウェアを共通化することが望ましく、更に、情報処
理装置10のソフトウェアと共通化することが望まし
い。このような共通化を図ることに依り、オペレーティ
ングシステム上のソフトウェア資源を有効に利用するこ
とができ、ハードウェア及びソフトウェア規模の簡略
化、オーバーヘッドの軽減、処理の高速化、CPUタイ
ムの有効利用、コストダウン、消費電力の削減等の効果
が得られる。
【0109】以上説明したように、本実施形態の情報処
理装置10に依れば、表計算プログラム、ワープロプロ
グラム、データベース等の複数のアプリケーションプロ
グラムが並列処理されているような動作環境において、
アプリケーション毎に思考時間や解析時間が異なる様な
場合であっても、アプリケーションプログラム毎の思考
時間や解析時間に対して各々個別に最適化されたオート
パワーオフ時間を予め設定することができるようにな
る。
【0110】最適化されたオートパワーオフ時間に基づ
いたオートパワーオフ機能が実行できるようになる結
果、複数のアプリケーションプログラムをフォアグラン
ドとバックグランドで並列に実行し、これらのアプリケ
ーションプログラムを適時切り替えながらディスプレイ
やキーボード等を介して作業を進めているユーザに対し
て、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザが意図し
ないようなタイミングで装置がオートパワーオフ機能を
強制的に実行してしまうような不都合な事態を回避する
ことができるようになる。
【0111】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0112】次に、オートパワーオフ方法の実施形態を
説明する。
【0113】本オートパワーオフ方法は、本実施形態の
情報処理装置10に用いられているオートパワーオフ方
法であって、所定時間内に操作が行われない場合に、電
源としてバッテリーの遮断を実行してバッテリーの消耗
を軽減するオートパワーオフ機能を有し、第1工程乃至
第3工程を有する。
【0114】図2は、図1の情報処理装置10における
オートパワーオフ時間の設定プロセス(則ち、第1工
程)を説明するためのフローチャートである。図4は、
図1の情報処理装置10におけるオートパワーオフ設定
画面を説明するための図である。図5は、図1の情報処
理装置10におけるオートパワーオフ設定データ182
aとアプリケーションプログラムの格納状態を説明する
ためのメモリマップである。
【0115】初めに第1工程を説明する。複数のアプリ
ケーションプログラムにおけるタスクを同時に処理可能
な動作環境下で、アプリケーションプログラムが起動さ
れると(ステップS1→ステップS2)、オートパワー
オフ管理手段16がオートパワーオフ時間のデフォルト
値を時間設定部182のデフォルト記憶時間領域182
4B(図5参照)に設定し(ステップS3)、またデフ
ォルトの設定(変更)をしないときは、第1工程を終了
する(ステップS3の[設定時間変更ナシ]→ステップ
S7)。
【0116】続いて、タスク同時処理環境下で、オート
パワーオフ管理手段16が、オートパワーオフ設定デー
タ182aの入力処理を開始すると(ステップS4)、
入力管理手段14がアプリケーションプログラム毎に各
々個別に、各オートパワーオフ設定データ182aを収
集する(ステップS5)。
【0117】続いて、オートパワーオフ管理手段16
が、アプリケーションプログラム毎のオートパワーオフ
設定データ182aを時間設定部182の設定時間記憶
領域1822(図5参照)に設定(又は書き換え)する
(ステップS6)。
【0118】ステップS6においては、図4に示すよう
に、オートパワーオフ設定データ182aは、図4中の
ディスプレイ142,142に表示されるオートパワー
オフ時間(図中では01が表示されている)をキーボー
ドからの入力操作又はマウスのクリックを用いた入力操
作に依り分単位で1〜20分の範囲で設定できる。更
に、設定を有効とする場合には図中の[OK]を指定
し、無効とする場合には[キャンセル]を指定するよう
にしている。
【0119】なお、デフォルト記憶時間領域1824B
は、対応するアプリケーションプログラムの記憶領域
(具体的には、アプリケーションソフト領域1824
A)と一組となって保存されていることが望ましい。同
様の主旨で、アプリケーションソフト領域1826Aと
デフォルト記憶時間領域182は、タスク同時処理環境
下で、フォアグランドで処理されているタスクに係るア
プリケーションプログラムに対してオートパワーオフ管
理手段16によって既に設定されているオートパワーオ
フ時間を時間計数手段20が計測する工程である。
【0120】次に、第2工程に続く第3工程を説明す
る。図3は、図1の情報処理装置10におけるオートパ
ワーオフのプロセスを説明するためのフローチャートで
ある。
【0121】第3工程が開始されると(ステップT
1)、タスク管理手段12が、入力管理手段14(キー
ボード、マウス)を介してタスク切替命令14aの入力
操作やデータ入力等の入力操作がなされたか否かの判定
を実行する(ステップT2)。
【0122】何等入力がなされない場合(ステップT2
[ナシ])、タスク管理手段12が、フォアグランドで
処理されているタスクを認識してこの際のタスクに係る
アプリケーションプログラムを識別するためのタスクI
Dデータ12cを生成すると共に、この際のタスクのフ
ォアグランド処理の開始のタイミングを検出して計数開
始命令12bを生成し、また、この際のタスクのフォア
グランド処理が中断されたタイミング又は終了されたタ
イミングを検出して計数停止命令12aを生成する処理
を実行する(ステップT2の[ナシ]→ステップT
3)。
【0123】また何等かの入力がなされた場合(ステッ
プT2[アリ])、積算動作時間記憶部184における
カウンタリセットが行われる(ステップT2[アリ]→
ステップT3)。
【0124】続いてオートパワーオフ管理手段16が、
タスク同時処理環境下で、フォアグランドで処理されて
いるタスクに係るアプリケーションプログラムに対して
オートパワーオフ積算データ184aとオートパワーオ
フ設定データ182aとを比較してオートパワーオフ時
間が経過したか否かの判定を実行する(ステップT
4)。
【0125】ステップT4を実行するに先立って、前述
の第1工程を実行することができる(ステップT5)。
【0126】続いてオートパワーオフ管理手段16が、
フォアグランドで処理されているタスクに係るアプリケ
ーションプログラムに対して既に設定されているオート
パワーオフ時間が経過した際に(ステップT4[=設定
時間])、この際のアプリケーションプログラムに対し
てオートパワーオフ機能の制御を実行する。
【0127】また、フォアグランドで処理されているタ
スクに係るアプリケーションプログラムに対して既に設
定されているオートパワーオフ時間が経過していない場
合(ステップT4[≠設定時間])、タスク管理手段1
2に制御を移して、入力管理手段14の入力操作の検出
を行う(ステップT4[≠設定時間]→ステップT
2)。
【0128】本実施形態のオートパワーオフ方法に依れ
ば、表計算プログラム、ワープロプログラム、データベ
ース等の複数のアプリケーションプログラムが並列処理
されているような動作環境において、アプリケーション
毎に思考時間や解析時間が異なる様な場合であっても、
アプリケーションプログラム毎の思考時間や解析時間に
対して各々個別に最適化されたオートパワーオフ時間を
予め設定することができるようになる。
【0129】最適化されたオートパワーオフ時間に基づ
いたオートパワーオフ機能が実行できるようになる結
果、複数のアプリケーションプログラムをフォアグラン
ドとバックグランドで並列に実行し、これらのアプリケ
ーションプログラムを適時切り替えながらディスプレイ
やキーボード等を介して作業を進めているユーザに対し
て、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザが意図し
ないようなタイミングで装置がオートパワーオフ機能を
強制的に実行してしまうような不都合な事態を回避する
ことができるようになる。
【0130】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0131】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に依れば、表計算
プログラム、ワープロプログラム、データベース等の複
数のアプリケーションプログラムが並列処理されている
ような動作環境において、アプリケーション毎に思考時
間や解析時間が異なる様な場合であっても、アプリケー
ションプログラム毎の思考時間や解析時間に対して各々
個別に最適化されたオートパワーオフ時間を予め設定す
ることができるようになる。
【0132】このような最適化されたオートパワーオフ
時間に基づいたオートパワーオフ機能が実行できるよう
になる結果、複数のアプリケーションプログラムをフォ
アグランドとバックグランドで並列に実行し、これらの
アプリケーションプログラムを適時切り替えながらディ
スプレイやキーボード等を介して作業を進めているユー
ザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザ
が意図しないようなタイミングで装置がオートパワーオ
フ機能を強制的に実行してしまうような不都合な事態を
回避することができるようになる。
【0133】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0134】請求項2に記載の発明に依れば、請求項1
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ管理手段に依
り、表計算プログラム、ワープロプログラム、データベ
ース等の複数のアプリケーションプログラムが並列処理
されているような動作環境において、アプリケーション
毎に思考時間や解析時間が異なる様な場合であっても、
アプリケーションプログラム毎の思考時間や解析時間に
対して各々個別に最適化されたオートパワーオフ時間を
予め設定することができるようになる。
【0135】時間計数手段、時間管理手段、及びオート
パワーオフ管理手段に依り、このような最適化されたオ
ートパワーオフ時間に基づいたオートパワーオフ機能が
実行できるようになる結果、複数のアプリケーションプ
ログラムをフォアグランドとバックグランドで並列に実
行し、これらのアプリケーションプログラムを適時切り
替えながらディスプレイやキーボード等を介して作業を
進めているユーザに対して、ユーザの思考作業中や解析
作業中にユーザが意図しないようなタイミングで装置が
オートパワーオフ機能を強制的に実行してしまうような
不都合な事態を回避することができるようになる。
【0136】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0137】請求項3に記載の発明に依れば、請求項2
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ管理手段のタ
スクIDデータに依り、表計算プログラム、ワープロプ
ログラム、データベース等の複数のアプリケーションプ
ログラムが並列処理されているような動作環境におい
て、アプリケーション毎に思考時間や解析時間が異なる
様な場合であっても、アプリケーションプログラム毎の
思考時間や解析時間に対して各々個別に最適化されたオ
ートパワーオフ時間を予め設定することができるように
なる。
【0138】またこのようなオートパワーオフ管理手段
に依り、このような最適化されたオートパワーオフ時間
に基づいたオートパワーオフ機能が実行できるようにな
る結果、複数のアプリケーションプログラムをフォアグ
ランドとバックグランドで並列に実行し、これらのアプ
リケーションプログラムを適時切り替えながらディスプ
レイやキーボード等を介して作業を進めているユーザに
対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザが意
図しないようなタイミングで装置がオートパワーオフ機
能を強制的に実行してしまうような不都合な事態を回避
することができるようになる。
【0139】請求項4に記載の発明に依れば、請求項3
に記載の効果に加えて、表計算プログラム、ワープロプ
ログラム、データベース等の複数のアプリケーションプ
ログラムが並列処理されているような動作環境におい
て、計数時間データに依り、最適化されたオートパワー
オフ時間に基づいたオートパワーオフ機能が実行できる
ようになる結果、複数のアプリケーションプログラムを
フォアグランドとバックグランドで並列に実行し、これ
らのアプリケーションプログラムを適時切り替えながら
ディスプレイやキーボード等を介して作業を進めている
ユーザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユ
ーザが意図しないようなタイミングで装置がオートパワ
ーオフ機能を強制的に実行してしまうような不都合な事
態を回避することができるようになる。
【0140】請求項5に記載の発明に依れば、請求項4
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ設定データ及
びオートパワーオフ積算データに依り、表計算プログラ
ム、ワープロプログラム、データベース等の複数のアプ
リケーションプログラムが並列処理されているような動
作環境において、アプリケーション毎に思考時間や解析
時間が異なる様な場合であっても、アプリケーションプ
ログラム毎の思考時間や解析時間に対して各々個別に最
適化されたオートパワーオフ時間を予め設定することが
できるようになる。
【0141】またこのようなメモリ管理手段を設けた場
合、オートパワーオフ管理手段に依り、このような最適
化されたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワー
オフ機能が実行できるようになる結果、複数のアプリケ
ーションプログラムをフォアグランドとバックグランド
で並列に実行し、これらのアプリケーションプログラム
を適時切り替えながらディスプレイやキーボード等を介
して作業を進めているユーザに対して、ユーザの思考作
業中や解析作業中にユーザが意図しないようなタイミン
グで装置がオートパワーオフ機能を強制的に実行してし
まうような不都合な事態を回避することができるように
なる。
【0142】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0143】請求項6に記載の発明に依れば、請求項5
に記載の効果に加えて、オートパワーオフ設定データ及
びオートパワーオフ積算データに依り、表計算プログラ
ム、ワープロプログラム、データベース等の複数のアプ
リケーションプログラムが並列処理されているような動
作環境において、アプリケーション毎に思考時間や解析
時間が異なる様な場合であっても、アプリケーションプ
ログラム毎の思考時間や解析時間に対して各々個別に最
適化されたオートパワーオフ時間を予め設定することが
できるようになる。
【0144】また比較部をメモリ管理手段を設けた場
合、オートパワーオフ管理手段に依り、このような最適
化されたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワー
オフ命令を用いたオートパワーオフ機能が実行できるよ
うになる結果、複数のアプリケーションプログラムをフ
ォアグランドとバックグランドで並列に実行し、これら
のアプリケーションプログラムを適時切り替えながらデ
ィスプレイやキーボード等を介して作業を進めているユ
ーザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユー
ザが意図しないようなタイミングで装置がオートパワー
オフ機能を強制的に実行してしまうような不都合な事態
を回避することができるようになる。
【0145】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0146】請求項7に記載の発明に依れば、請求項2
乃至6のいずれか一項に記載の効果に加えて、タスク管
理手段を設けることに依り、タスク切替が任意に実行さ
れるような動作環境下においても、最適化されたオート
パワーオフ時間に基づいたオートパワーオフ命令を用い
たオートパワーオフ機能が実行できるようになる結果、
複数のアプリケーションプログラムをフォアグランドと
バックグランドで並列に実行し、これらのアプリケーシ
ョンプログラムを適時切り替えながらディスプレイやキ
ーボード等を介して作業を進めているユーザに対して、
ユーザの思考作業中や解析作業中にユーザが意図しない
ようなタイミングで装置がオートパワーオフ機能を強制
的に実行してしまうような不都合な事態を回避すること
ができるようになる。
【0147】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0148】請求項8に記載の発明に依れば、請求項2
乃至7のいずれか一項に記載の効果に加えて、オートパ
ワーオフ管理手段を設けることに依り、レジュームタス
クデータを用いたレジューム処理が簡便に実現できるよ
うになる。
【0149】その結果、オートパワーオフ機能の実行時
点で処理途中であったアプリケーションプログラムにお
けるタスクの処理状態を電源再投入時に再現してアプリ
ケーションプログラムを簡便に再開できるようになり、
良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0150】請求項9に記載の発明に依れば、請求項2
乃至8に記載の効果に加えて、レジューム記憶部242
を設けることに依り、レジュームタスクデータを用いた
レジューム管理手段に依るレジューム処理が簡便に実現
できるようになる。
【0151】その結果、オートパワーオフ機能の実行時
点で処理途中であったアプリケーションプログラムにお
けるタスクの処理状態を電源再投入時に再現してアプリ
ケーションプログラムを簡便に再開できるようになり、
良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0152】請求項10に記載の発明に依れば、請求項
9に記載の効果に加えて、レジュームタスクデータを用
いたレジューム管理手段に依るレジューム処理を簡便に
実現でき、更にパワーオフ命令を用いた電源遮断処理を
レジューム処理に連動させて簡便に実現できるようにな
る。
【0153】請求項11に記載の発明に依れば、請求項
9又は10に記載の効果に加えて、パワーオン命令24
2aを用いた電源再投入に依るタスク管理手段の復帰動
作を簡便に実現できるようになり、更に、レジュームタ
スクデータを用いたレジューム管理手段に依るレジュー
ム処理をタスク管理手段の復帰動作に連動させて簡便に
実現できるようになり、良好なユーザインタフェースを
実現できる。
【0154】請求項12に記載の発明に依れば、請求項
11に記載の効果に加えて、入力管理手段14を設ける
ことに依り、タスク切替命令14aを用いたタスク切替
が任意に実行されるような動作環境下においても、最適
化されたオートパワーオフ時間に基づいたオートパワー
オフ命令を用いたオートパワーオフ機能が実行できるよ
うになる結果、複数のアプリケーションプログラムをフ
ォアグランドとバックグランドで並列に実行し、これら
のアプリケーションプログラムを適時切り替えながらデ
ィスプレイやキーボード等を介して作業を進めているユ
ーザに対して、ユーザの思考作業中や解析作業中にユー
ザが意図しないようなタイミングで装置がオートパワー
オフ機能を強制的に実行してしまうような不都合な事態
を回避することができるようになる。
【0155】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【0156】請求項13に記載の発明に依れば、請求項
11又は12に記載の効果に加えて、電源管理手段26
を設けることに依り、パワーオフ命令を用いた電源遮断
とオートパワーオフ機能とを連動させることができるよ
うになり、また電源再投入とレジューム機能を連動され
ることができるようになる。
【0157】その結果、ユーザの思考作業や解析作業が
中断されてしまうような不都合の発生を回避できるよう
になり、良好なユーザインタフェースを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオートパワーオフ方法、及びこれを用
いた情報処理装置の一実施形態を説明するための機能ブ
ロック図である。
【図2】図1のオートパワーオフ方法、及びこれを用い
た情報処理装置におけるオートパワーオフ時間の設定の
課程を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のオートパワーオフ方法、及びこれを用い
た情報処理装置におけるオートパワーオフの課程を説明
するためのフローチャートである。
【図4】図1のオートパワーオフ方法、及びこれを用い
た情報処理装置におけるオートパワーオフ設定画面を説
明するための図である。
【図5】図1のオートパワーオフ方法、及びこれを用い
た情報処理装置におけるオートパワーオフ設定データと
アプリケーションプログラムの格納状態を説明するため
のメモリマップである。
【図6】従来のオートパワーオフ方法、及びこれを用い
た情報処理装置を説明するための機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 情報処理装置 12 タスク管理手段 12a 計数停止命令 12b 計数開始命令 12c タスクIDデータ 14 入力管理手段 14a タスク切替命令 14b レジューム命令 16 オートパワーオフ管理手段 16a オートパワーオフ命令 16b パワーオフ命令 16c 設定命令 162 比較部 18 メモリ管理手段 182 時間設定部 182a オートパワーオフ設定データ 184 積算動作時間記憶部 184a オートパワーオフ積算データ 20 時間計数手段 20a 計数時間データ 22 時間管理手段 22b 書込命令 24 レジューム管理手段 242 レジューム記憶部 242a パワーオン命令 25 レジュームタスクデータ 26 電源管理手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間内に操作が行われない場合に電
    源遮断を実行して電源の消耗を軽減するオートパワーオ
    フ機能を有するオートパワーオフ方法において、 複数のアプリケーションプログラムにおけるタスクを同
    時に処理可能な動作環境下で、オートパワーオフ機能を
    起動するためのタイミングに係るオートパワーオフ時間
    を、当該アプリケーションプログラム毎に各々個別に設
    定する第1工程と、 第1工程に続いて、前記タスク同時処理環境下で、フォ
    アグランドで処理されているタスクに係るアプリケーシ
    ョンプログラムに対して既に設定されている前記オート
    パワーオフ時間を計測する第2工程と、 第2工程に続いて、フォアグランドで処理されているタ
    スクに係るアプリケーションプログラムに対して既に設
    定されている前記オートパワーオフ時間が経過した際
    に、前記オートパワーオフ機能を実行する第3工程とを
    有する、 ことを特徴とするオートパワーオフ方法。
  2. 【請求項2】 前記オートパワーオフ方法を用いた情報
    処理装置において、 前記動作環境下における複数のアプリケーションプログ
    ラムのタスクの同時処理に際して発生するタスクを管理
    及び制御を実行するタスク管理手段と、 前記タスク同時処理環境下で、前記各オートパワーオフ
    時間を、アプリケーションプログラム毎に各々個別に設
    定すると共に、フォアグランドで処理されているタスク
    に係るアプリケーションプログラムに対して既に設定さ
    れている前記オートパワーオフ時間が経過した際に、当
    該アプリケーションプログラムに対して前記オートパワ
    ーオフ機能の制御を実行するオートパワーオフ管理手段
    と、 前記タスクがフォアグランドで処理されている時間を計
    数して計数時間データを生成する時間計数手段と、 前記フォアグランドで処理されているタスクに係るアプ
    リケーションプログラムに応じて、当該アプリケーショ
    ンプログラムを識別するためのタスクIDデータと前記
    計数時間データとを組み合わせて成るオートパワーオフ
    積算データを生成する時間管理手段とを有する、 ことを特徴とする請求項1に記載のオートパワーオフ方
    法を用いた情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記タスク管理手段は、前記フォアグラ
    ンドで処理されているタスクを認識して当該タスクに係
    るアプリケーションプログラムを識別するための前記タ
    スクIDデータを生成すると共に、当該タスクのフォア
    グランド処理の開始のタイミングを検出して計数開始命
    令を生成し、また、当該タスクのフォアグランド処理が
    中断されたタイミング又は終了されたタイミングを検出
    して計数停止命令を生成するように構成されている、 ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記時間計数手段は、前記計数開始命令
    に応じて前記時間計数を開始すると共に、前記計数停止
    命令に応じて当該時間計数を停止して前記計数時間デー
    タを生成するように構成されている、 ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 アプリケーションプログラム毎に各々個
    別に設定される前記オートパワーオフ時間に係るオート
    パワーオフ設定データを保持するための時間設定部と前
    記オートパワーオフ積算データを保持するための積算動
    作時間記憶部とを有し、前記オートパワーオフ管理手段
    からの設定命令に応じて前記オートパワーオフ設定デー
    タを前記時間設定部に保持する制御を実行し、また、前
    記時間計数手段からの書込命令に応じて前記オートパワ
    ーオフ積算データを前記積算動作時間記憶部に保持する
    制御を実行するメモリ管理手段を有する、 ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記オートパワーオフ管理手段は、 前記タスク同時処理環境下で、フォアグランドで処理さ
    れているタスクに係るアプリケーションプログラムに対
    して前記オートパワーオフ積算データと前記オートパワ
    ーオフ設定データとを比較して前記オートパワーオフ時
    間が経過したか否かの判定を実行するための比較部を有
    し、 前記設定命令を与えて、アプリケーションプログラム毎
    に各々個別の前記オートパワーオフ積算データを前記メ
    モリ管理手段に保持する制御を実行すると共に、前記フ
    ォアグランドのアプリケーションプログラムにおいて前
    記オートパワーオフ時間が経過したと前記比較部が判定
    した際に、当該アプリケーションプログラムに対して前
    記オートパワーオフ制御を実行するためのオートパワー
    オフ命令を生成するように構成されている、 ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記タスク管理手段は、フォアグランド
    処理対象となるアプリケーションプログラムを指定する
    ためのタスク切替命令の入力に応じて、当該アプリケー
    ションプログラムのタスクをフォアグランドで管理及び
    制御すると共に、当該アプリケーションプログラムに対
    して前記計数開始命令及び前記計数停止命令を生成する
    ように構成されている、 ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載
    の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記オートパワーオフ管理手段は、前記
    オートパワーオフ命令を受けて前記オートパワーオフ制
    御を実行する際に、前記同時処理中のアプリケーション
    プログラムにおけるタスクの処理状態を電源再投入時に
    再現して当該アプリケーションプログラムを再開可能に
    するために必要な状態変数及び処理データに係るレジュ
    ームタスクデータを生成する、 ことを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一項に記載
    の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 随時書き換え可能で不揮発性を有するレ
    ジューム記憶部を備え、電源再投入時に直前の前記タス
    クの処理状況を再現して当該タスクに係るアプリケーシ
    ョンプログラムを再開可能にするレジューム機能を有す
    ると共に、前記オートパワーオフ命令を受けて前記オー
    トパワーオフ制御を実行する際に、前記レジュームタス
    クデータを前記レジューム記憶部に保持する制御を実行
    するレジューム管理手段を有する、 ことを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一項に記載
    の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記オートパワーオフ管理手段は、前
    記オートパワーオフ制御を実行する際に、前記オートパ
    ワーオフをレジューム管理手段に与えて前記レジューム
    タスクデータを前記レジューム記憶部へ保持する制御を
    促すと共に、当該レジューム記憶部への保持制御の終了
    を待って、前記電源遮断の制御を促すパワーオフ命令を
    生成するように構成されている、 ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記レジューム管理手段は、レジュー
    ム機能の実行を促すためのレジューム命令を受けた際
    に、前記電源再投入の制御を促すパワーオン命令を生成
    すると共に、当該電源再投入による前記タスク管理手段
    の動作復帰状態を待って、前記レジューム記憶部へ保持
    されている前記レジュームタスクデータを当該タスク管
    理手段を転送し、電源再投入直前の前記タスクの処理状
    況を再現して当該タスクに係るアプリケーションプログ
    ラムを再開可能にするように構成されている、 ことを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記オートパワーオフ設定データ、前
    記レジューム命令、及びフォアグランドで処理を実行す
    るアプリケーションプログラムを指定するための前記タ
    スク切替命令を選択的に入力操作できる入力管理手段を
    有する、 ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記パワーオフ命令を受けた際に前記
    電源遮断の制御を実行すると共に、前記パワーオン命令
    を受けた際に前記電源再投入の制御を実行する電源管理
    手段を有する、 ことを特徴とする請求項11又は12に記載の情報処理
    装置。
JP8236881A 1996-09-06 1996-09-06 オートパワーオフ方法、及びこれを用いた情報処理装置 Withdrawn JPH1083232A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064321A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Casio Comput Co Ltd サーバ装置、クライアント装置、サーバベースコンピューティングシステムおよびプログラム
JP2010097293A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Sony Computer Entertainment Inc 情報処理装置、省電力管理プログラム及び省電力管理プログラムが記憶された記憶媒体
JP2011166794A (ja) * 2011-03-03 2011-08-25 Toshiba Corp 遠隔制御装置
CN110989496A (zh) * 2019-11-27 2020-04-10 苏州领裕电子科技有限公司 一种基于pmc程序的数控机床自动关机的方法

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