JP3600556B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置およびそのパワーマネージメント方法に関し、特に複数のデバイスを有する情報処理装置およびその情報処理装置の電力管理を行うためのパワーマネージメント方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置においては、そのバッテリによる動作時間を延ばすなどの目的から、各種パワーマネージメント機能が搭載されている。このパワーマネージメント機能を利用することにより、例えば、CPU、ビデオアダプタ、ハードディスクドライブ、モデムなどの各種デバイスの電力消費を低減することができる。
【0003】
ユーザはシステムにどのようなパワーマネージメントを実行させるかを設定することができる。これにより、ユーザは省電力よりも動作性能を優先したパワーマネージメント制御を選択したり、あるいは動作性能よりも省電力を優先したパワーマネージメント制御を選択したりすることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようにユーザが予めパワーマネージメントの設定を行うという従来の方式では、
1)ユーザは自らの情報処理装置の使用環境を判断して、それに合ったパワーマネージメントの設定操作をしなければならず、操作が煩雑になる。
【0005】
2)ユーザが決めた設定値はユーザの感覚にのみ基づくものであり、さらにその設定が最適なものであるかどうかの判断を行うことも出来ない。
【0006】
という二つの問題点がある。
【0007】
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、ユーザによる情報処理装置の使用環境に合った最適なパワーマネージメント制御を自動的に実行することが可能な情報処理装置およびパワーマネージメント方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、複数のデバイスを有する情報処理装置において、前記複数のデバイスそれぞれに関する使用状況の履歴に基づいて、前記複数のデバイスの使用状況の傾向を時間帯別に示す特性情報を生成する手段と、現在の時間帯における前記複数のデバイスそれぞれの使用状況を検出し、その検出結果と、現在の時間帯および次の時間帯それぞれに対応する前記特性情報とに基づいて、次の時間帯における前記各デバイスの使用状況を予測する予測手段であって、現在の時間帯におけるデバイスの使用状況と前記特性情報で与えられる現在の時間帯に対応するデバイスの過去の使用状況とが一致する場合、当該デバイスが前記特性情報で与えられる次の時間帯に対応する使用状況に移行すると予測する予測手段と、前記予測手段による予測結果に基づき、前記各デバイスの電源のオン/オフまたはその動作速度を制御する制御手段であって、前記予測結果が前記情報処理装置のスリープ状態である場合、前記情報処理装置を動作状態からスリープ状態に遷移させる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、複数のデバイスを有する情報処理装置において、前記複数のデバイスそれぞれに関する使用状況の履歴に基づいて、前記複数のデバイスの使用状況の傾向を曜日および時間帯別に示す特性情報を生成する手段と、現在の時間帯における前記複数のデバイスそれぞれの使用状況を検出し、その検出結果と、現在の曜日における現在の時間帯および次の時間帯それぞれに対応する前記特性情報とに基づいて、次の時間帯における前記各デバイスの使用状況を予測する予測手段であって、現在の時間帯におけるデバイスの使用状況と前記特性情報で与えられる現在の曜日における現在の時間帯に対応するデバイスの過去の使用状況とが一致する場合、当該デバイスが前記特性情報で与えられる次の時間帯に対応する使用状況に移行すると予測する予測手段と、前記予測手段による予測結果に基づき、前記各デバイスの電源のオン/オフまたはその動作速度を制御する制御手段であって、前記予測結果が前記情報処理装置のスリープ状態である場合、前記情報処理装置を動作状態からスリープ状態に遷移させる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
これら情報処理装置によれば、ユーザによる日頃の使用環境を学習し、そして、現在の時間帯におけるデバイスの使用状況と前記特性情報で与えられる現在の時間帯に対応するデバイスの過去の使用状況とが一致する場合に、前記特性情報で与えられる次の時間帯に対応する使用状況に移行すると予測することで、過去の使用状況の傾向に合った最適なパワーマネージメント制御を実現できる。特に、時間帯別に、または曜日および時間帯に別に、使用環境の傾向を把握しておき、それに合ったパワーマネージメント制御を行うことで、パワーマネージメントの設定を常に最適化することができる。さらに、デバイス毎に個別にその電源のオン/オフまたはその動作速度を制御しているので、実際に使用されないデバイスによる無駄な電力消費を無くすことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成が示されている。この情報処理装置は例えばノートブックタイプのパーソナルコンピュータなどのようなポータブルコンピュータであり、バッテリにより動作可能に構成されている。この情報処理装置はハードウェアコンポーネント101とソフトウェアコンポーネント102とに大別される。
【0012】
ハードウェアコンポーネント101は図示のように複数のデバイス(デバイス#1,#2〜#N)104,105,106から構成されている。なお、ここで言うデバイスにはCPUやメモリも含むものとする。つまり、CPU、メモリ、チップセット、ビデオアダプタ、ハードディスクドライブ、ディスプレイモニタ、USBコントローラ、IEEE1394コントローラ、モデム、LANコントローラ、無線通信モジュール等の複数のデバイスが、ハードウェアコンポーネント101として存在している。
【0013】
ソフトウェアコンポーネント102は、システムソフトウェア103、ユーザアプリケーション110、およびユーザ設定ツール111などから構成されている。システムソフトウェア103はオペレーティングシステムおよびユーティリティプログラムなどのようにハードウェアコンポーネント101を制御するプログラム群であり、ここには、図示のように複数のデバイスドライバ(デバイスドライバ#1,#2〜#N)107,108,109、および電力管理・制御システム112等が存在する。デバイスドライバ(デバイスドライバ#1,#2〜#N)107,108,109は、それぞれ対応する複数のデバイス(デバイス#1,#2〜#N)104,105,106の管理および制御を行う。この場合、1つのデバイスドライバが複数のデバイスを管理する場合もある。
【0014】
電力管理・制御システム112は本情報処理装置のパワーマネージメント制御を行うためのプログラムであり、ユーザにより指定された省電力制御のための設定値に従って、各デバイス104〜106の動作速度またはその電源のオン・オフを制御する。省電力制御のための設定値としては、1)CPUの動作速度(CPUのクロック周波数)、2)アイドルステートが検出されてから該当するデバイスを電源オフするまでの時間、3)使用するデバイスと非使用のデバイス、などがある。
【0015】
また、電力管理・制御システム112は、省電力制御のための設定値を自動的に最適化する機能(自動最適化モード)も有している。自動最適化モードにおいては、ユーザが自ら省電力制御のための設定値の指定操作を行わずとも、電力管理・制御システム112によって自動的に最適な設定値が選ばれる。この機能を実現するために、電力管理・制御システム112は、一定の時間間隔で、ハードウェアコンポーネント101の現在の動作状況を検出する。検出方法としては、各デバイス104〜106に対応するデバイスドライバ107〜109から情報を取得する他、必要に応じてデバイス104〜106から直接情報を取得する。これにより、ユーザによる本情報処理装置の使用状況の傾向を把握することが出来る。
【0016】
一方で電源管理・制御システム112は、本情報処理装置の過去の使用状況の傾向に基づき、所定のタイムピリオド毎(例えば5分おき)に、最適な省電力制御のための設定値を予測し、その予測結果に基づき省電力制御のための設定値を可変制御する。つまり、デバイス104〜106それぞれがこれからどのように使用されるかを予測しながら省電力制御のための設定値を決定し、それに基づいてデバイス104〜106それぞれの動作速度または電源のオン/オフの制御を行う。この際も、情報の取得時と同様に、各デバイス104〜106に対応するデバイスドライバ107〜109を経由して設定を行う他、必要に応じてデバイス104〜106を直接制御する。
【0017】
ユーザ設定ツール111は、ユーザに省電力制御のための設定値を指定させるためのインタフェースである。またこのユーザ設定ツール111を用いることにより、省電力制御を自動で行う前述の自動最適化モードと、ユーザ設定に従って省電力制御を行うユーザ設定モードの一方を選択することができる。自動最適化モードを選択した場合であっても、ユーザは、ユーザ設定ツール111を用いて個々の設定値を自由に設定し直すことが出来る。
【0018】
(電源管理・制御システム)
図2には、電源管理・制御システム112の機能構成が示されている。図示のように、電源管理・制御システム112は、管理・制御部201、推論部202、学習部203、およびデータベース204を備えている。
【0019】
管理・制御部201はパワーマネージメント制御を行うためのものであり、各デバイス104〜106やデバイスドライバ107〜109とのインタフェースを持つ他、ユーザ設定ツール111を経由したユーザとのインタフェースを持つ。各デバイス104〜106の動作状態の取得および各デバイス104〜106に対するパワーマネージメント制御は、この管理・制御部201によって実行される。
【0020】
推論部202は、データベース204に構築された本情報処理装置の過去の使用状況を示す特性情報に基づいて最適な省電力制御のための設定値を予測するためのものであり、現在の各デバイス104〜106の使用状況と、特性情報で与えられる現在および次のタイムピリオドそれぞれにおける各デバイス104〜106の過去の使用状況の傾向とに基づいて、次のタイムピリオドにおいて各デバイス104〜106がどのような使用状況となるかを予測する。この予測結果は管理・制御部201に通知され、その予測結果に基づくパワーマネージメント制御が管理・制御部201によって実行される。
【0021】
学習部203はユーザによる本情報処理装置の使用状況を学習することにより、上述の特性情報を生成する。すなわち、学習部203は、管理・制御部201によって取得されデータベース204に蓄積された本情報処理装置の過去の使用状況の履歴を分析して、各デバイス107〜109の使用状況の傾向をタイムピリオド毎に示す特性情報をデータベース204上に生成する。
【0022】
(特性情報)
図3には、データベース204上に構築される特性情報の一例が示されている。データベース204に構築された特性情報は「月」、「曜日」、「時刻」のタイムスケールを有しており、そのタイムスケールで指定される単位時間帯毎に、各デバイス107〜109の使用状況と、重み値とが登録されている。
【0023】
例えば、図3の例では、6月の月曜日(MON)における8:00から8:05分までのタイムピリオドにおいては、デバイス#1は100%の使用量であり、デバイス#2は全く使用されておらず0%の使用量であり、デバイス#Nは20%の使用量である場合を示している。なお、各デバイスの使用状況を0から100%までの数値で表現しているのはCPUやメモリのリソース使用量の傾向をも記録できるようにするためであり、デバイスによってはONまたはOFFの2つの状況しかない場合もある。
【0024】
重み値は該当する状況がどの程度の頻度で発生しているかを示す値である。つまり、重み値の値が大きい程、その時点で該当するデバイス使用状況が発生する確率は高くなると予測することが出来る。
【0025】
(各デバイスの使用状況)
図4には、デバイス104〜106それぞれの使用状況の変化の一例が示されている。本情報処理装置が同一ユーザによって使用される場合、各デバイスの使用状況はそのユーザの行動パターンに依存する。
【0026】
例えば、出社時刻が8:00で退社時刻が17:00のユーザの場合を想定すると、情報処理装置の例えばCPU、メモリ、LANなどのデバイスは、図4(a)に示すように8:00から17:00までの間における使用量は大きいが、8:00前、および17:00以降の使用量は極端に低下する。一方、図4(b)に示すように例えばIEEE1394、モデムなどのように、8:00から17:00までの間はほとんど使用されないデバイスもある。さらに、例えばIEEE1394、モデムなどのデバイスは自宅に戻ってからは使用されるケースが高くなるので、図4(c)に示すように17:00以降に使用量が上昇することもある。
【0027】
また、月曜日から金曜日までの出勤日については上記のような傾向であっても、土曜日や日曜日については、月曜日から金曜日までとは全く異なる使用状況となる場合もある。
【0028】
よって、図3で説明したように「月」、「曜日」、「時刻」のタイムスケールで各デバイスの使用状況の傾向を示す上述の特性情報を生成および記録しておくことにより、その特性情報から各デバイスがどのように使用されるかを曜日および時間帯別に精度良く予測することができる。
【0029】
(パワーマネージメント制御処理)
次に、図5のフローチャートを参照して、電源管理・制御システム112によって実行される自動最適化モード時のパワーマネージメント制御処理の手順について説明する。
【0030】
電源管理・制御システム112は、ユーザによって本情報処理装置がパワーオンされた時に起動される(ステップS101)。この場合、直前のシステム状況によって実行すべき処理の流れが異なるため、電源管理・制御システム112は、まず、直前のシステム状況がスリープ状態であるか、通常の電源オフ(シャットダウン)状態であるかを判別する(ステップS102)。ここで、スリープ状態とは、システム動作環境の復元に必要なシステムコンテクストを主メモリやハードディスクにセーブした後にシステムを電源オフした状態である。
【0031】
スリープ状態であった場合には、電源管理・制御システム112は、システムコンテクストをリストアしてパワーオフ直前のシステム動作環境を復元するというレジューム処理を実行し(ステップS103)、また通常の電源オフ(シャットダウン)状態であった場合には、オペレーティングシステムを起動するための通常のブートアップ処理を実行する(ステップS104)。
【0032】
このようにして本情報処理装置は動作状態となる。本情報処理装置が動作状態である期間中は、電源管理・制御システム112によって以下の処理が繰り返し実行される。
【0033】
電源管理・制御システム112は、まず、特性情報をデータベース204から取得し、現在の日時および曜日に対応する過去の使用状況の傾向が特性情報に記録されているか否かを判断する(ステップS105,S106)。現在の日時および曜日に対応する過去の使用状況の傾向が特性情報として存在する場合には(ステップS106のYES)、電源管理・制御システム112は、続けて各デバイス104〜106の現在の実際の使用状況を調査し(ステップS107)、そして取得した現在の各デバイス104〜106の使用状況と、現時刻に対応する現在のタイムピリオドおよび次のタイムピリオドにおける各デバイス104〜106の過去の使用状況の傾向とに基づいて、次のピリオドで使用されるであろう各デバイス104〜106の状況を予測し、各デバイス104〜106毎に最適な省電力制御のための設定値を決定する(ステップS108)。例えば、現在の各デバイス104〜106の実際の使用状況と特性情報で与えられる現在時刻に対応するタイムピリオドの各デバイス104〜106の過去の使用状況とが一致する場合には、特性情報で与えられる次のタイムピリオドに対応する各デバイス104〜106の過去の使用状況に高い確率で移行すると予測する事が出来る。また、現在時刻に対応するタイムピリオドの過去の使用状況と現在の実際の状況とが異なるデバイスについては、特性情報で与えられる次のタイムピリオドに対応する過去の使用状況に移行する確率は低いものと予測される。さらには、次のピリオドに対応する過去の使用状況に関する重み値も考慮される。
【0034】
このようにして、各デバイス104〜106毎に最も移行する確率が高いと予想される状況が決定され、それに基づいて最適な省電力制御のための設定値が選択される。この場合、デバイス104〜106の全てが動作停止される環境が予測された場合には、本情報処理装置がスリープ状態または電源オフ状態に移行するものと予測されることになる。
【0035】
このようにして、電源管理・制御システム112は、デバイス104〜106の使用状況の予測結果を基に移行すべき環境を決定する(ステップS109)。次いで、電源管理・制御システム112は、予想された移行すべき環境がスリープ状態や電源オフ状態であるか否かを判断する(ステップS110)。移行すべき環境がスリープ状態や電源オフ状態であった場合(ステップS110のYES)、もしそのまま移行するとユーザの意図に反する場合も考えられるので、電源管理・制御システム112は、画面表示などによってスリープ状態や電源オフ状態に移行しても良いかどうかをユーザに問い合わせ、ユーザからの応答によってスリープ状態や電源オフ状態への移行の可否を判断する(ステップS113,S114)。もちろん、自動的に遷移する移行先の環境から電源オフ状態を除外しておき、問い合わせに対するユーザからの応答がない場合には、スリープ状態に自動的に移行するようにしても良い。
【0036】
ユーザによってスリープ状態や電源オフ状態への移行が許可されなかった場合は(ステップS114のNO)、過去に類似の状況がなかった場合、つまり現在の日時および曜日に対応する過去の使用状況の傾向が特性情報として存在しなかった場合(ステップS106のNO)と同様に、予め決められた標準の使用状況が移行すべき環境として決定される(ステップS115)。
【0037】
ここまでの処理で、次のピリオドで移行すべき環境が決定されるので、電源管理・制御システム112は、この決定された移行すべき環境に対応する各デバイス104〜106の使用状況をデータベース204に格納して特性情報に反映させた後(ステップS111)、移行すべき環境に移行すべくシステム全体、または各デバイス104〜106のパワーマネージメント制御を実行する(ステップS112)。
【0038】
なお、この図5のフローチャートでは終了となることが無いが、これは移行すべき環境として電源オフまたはスリープ状態が当てはまる場合があるためであり、電源オフまたはスリープ状態への移行によって処理は終了される。また、移行すべき環境に対応する各デバイス104〜106の使用状況を特性情報に反映させる代わりに、ステップS107で取得した各デバイス104〜106の使用状況を特性情報に反映させるようにしてもよい。
【0039】
図6には、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の第2の構成例が示されている。この情報処理装置においては図1の構成に比し、ソフトウェアからなる電源管理・制御システム112Aに加えてハードウェアからなる電源管理・制御システム112Bを有している点が異なり、他の点は図1と全く同様である。ソフトウェアからなる電源管理・制御システム112Aは図1の電源管理・制御システム112に相当するものである。ハードウェアからなる電源管理・制御システム112Bは電源管理・制御システム112Aとのインタフェースを持ち、電源管理・制御システム112Aによって管理・制御される他、各デバイス104〜106の管理・制御を行う。
【0040】
具体的には、電源管理・制御システム112Bは、設定されたアラーム時刻に、本情報処理装置をスリープ状態または電源オフ状態からパワーオン状態に遷移させるためのウェイクアップ信号を発生するコントローラから構成される。ウェイクアップ信号を発生すべきアラーム時刻は電源管理・制御システム112Aによって電源管理・制御システム112Bに設定される。すなわち、電源管理・制御システム112Aは、前述の特性情報に基づき、本情報処理装置をパワーオンすべき時刻を予測し、その予測された時刻をアラーム時刻として電源管理・制御システム112Bに設定する。電源管理・制御システム112Bには本情報処理装置がパワーオフされてもバッテリなどから電源が供給され続けており、アラーム時刻になるとウェイクアップ信号が自動的に発生され。これによって本情報処理装置はパワーオン状態となる。
【0041】
図7は、電源管理・制御システム112A,112Bによる処理動作の流れを示すフローチャートである。
【0042】
この図7のフローチャートはユーザの立場から見た流れであるため、電源オフと言う状況が含まれている。図6の構成では、ユーザから見える電源オフという状況も管理される状況のひとつとなる。このため、図7のフローチャートにおいては処理動作の流れに起点と終点は無い。これ以外の処理動作については図1の構成の場合と同等になる。
【0043】
本例においても、直前のシステム状況によって実行すべき処理の流れが異なるため、まず、直前のシステム状況がスリープ状態であるか、通常の電源オフ(シャットダウン)状態であるか、電源オン状態のまま維持されているのかを判別する(ステップS201)。スリープ状態であった場合にはレジューム処理を実行し(ステップS202)、また通常の電源オフ(シャットダウン)状態であった場合にはブートアップ処理を実行する(ステップS203)。
【0044】
次いで、現在の日時および曜日に対応する過去の使用状況の傾向が特性情報に記録されているか否かが判断される(ステップS204,S205)。現在の日時および曜日に対応する過去の使用状況の傾向が特性情報として存在する場合には(ステップS205のYES)、続けて各デバイス104〜106の現在の実際の使用状況が調査され(ステップS206)、そして取得した現在の各デバイス104〜106の使用状況と、現時刻に対応する現在のタイムピリオドおよび次のタイムピリオドにおける各デバイス104〜106の過去の使用状況の傾向とに基づいて、次のピリオドで使用されるであろう各デバイス104〜106の状況が予測され、各デバイス104〜106毎に最適な省電力制御のための設定値が決定される(ステップS207)。例えば、現在の各デバイス104〜106の実際の使用状況と特性情報で与えられる現在時刻に対応するタイムピリオドの各デバイス104〜106の過去の使用状況とが一致する場合には、特性情報で与えられる次のタイムピリオドに対応する各デバイス104〜106の過去の使用状況に高い確率で移行すると予測される。この場合、デバイス104〜106の全てが動作停止される環境が予測された場合には、本情報処理装置がスリープ状態または電源オフ状態に移行するものと予測されることになる。
【0045】
このようにして、デバイス104〜106の使用状況の予測結果を基に移行すべき環境が決定される(ステップS208)。次いで、予想された移行すべき環境がスリープ状態や電源オフ状態であるか否かが判断される(ステップS209)。移行すべき環境がスリープ状態や電源オフ状態であった場合(ステップS209のYES)、もしそのまま移行するとユーザの意図に反する場合も考えられるので、スリープ状態や電源オフ状態に移行しても良いかどうかをユーザに問い合わせる処理が行われ、ユーザからの応答によってスリープ状態や電源オフ状態への移行の可否が判断される(ステップS212,S213)。もちろん、自動的に遷移する移行先の環境から電源オフ状態を除外しておき、問い合わせに対するユーザからの応答がない場合には、スリープ状態に自動的に移行するようにしても良い。
【0046】
ユーザによってスリープ状態や電源オフ状態への移行が許可されなかった場合は(ステップS213のNO)、過去に類似の状況がなかった場合、つまり現在の日時および曜日に対応する過去の使用状況の傾向が特性情報として存在しなかった場合(ステップS205のNO)と同様に、予め決められた標準の使用状況が移行すべき環境として決定される(ステップS214)。
【0047】
ここまでの処理で、次のピリオドで移行すべき環境が決定されるので、この決定された移行すべき環境に対応する各デバイス104〜106の使用状況をデータベース204に格納して特性情報に反映させた後(ステップS210)、移行すべき環境に移行すべくシステム全体、または各デバイス104〜106のパワーマネージメント制御が実行される(ステップS211)。
【0048】
以上のように、本実施形態によれば、ユーザによる日頃の使用環境を学習することにより、その使用環境にあった最適なパワーマネージメント制御を実現する事が可能となる。特に、曜日およびタイムピリオド別に過去の使用環境の傾向を把握しておき、それに合ったパワーマネージメント制御を行うことで、パワーマネージメントの設定を常に最適化することができる。さらに、デバイス104〜106の各々毎に個別にその電源のオン/オフまたはその動作速度を制御しているので、実際に使用されないデバイスによる無駄な電力消費を無くすことが可能となる。
【0049】
なお、本実施形態のパワーマネージメント制御はウェイクアップ信号の発生以外は全てソフトウェアによって実現できるので、そのパワーマネージメント制御の手順をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶しておくことにより、その記憶媒体を通じて通常のコンピュータに本プログラムを導入して実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に得ることが可能となる。
【0050】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザによる情報処理装置の使用環境に合った最適なパワーマネージメント制御を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で用いられる電力管理・制御システムの機能構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態で用いられる電力管理・制御システムによって管理される特性情報の一例を示す図。
【図4】同実施形態で用いられる各デバイスの使用状態の変化特性を示す図。
【図5】同実施形態のパワーマネージメント制御処理の手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の情報処理装置の他の構成を示すブロック図。
【図7】図6の情報処理装置におけるパワーマネージメント制御処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
101…ハードウェアコンポーネント
102…ソフトウェアコンポーネント
103…システムソフトウェア
104〜106…デバイス
107〜109…デバイスドライバ
112…電力管理・制御システム
201…管理・制御部
202…推論部
203…学習部
204…データベース
Claims (5)
- 複数のデバイスを有する情報処理装置において、
前記複数のデバイスそれぞれに関する使用状況の履歴に基づいて、前記複数のデバイスの使用状況の傾向を時間帯別に示す特性情報を生成する手段と、
現在の時間帯における前記複数のデバイスそれぞれの使用状況を検出し、その検出結果と、現在の時間帯および次の時間帯それぞれに対応する前記特性情報とに基づいて、次の時間帯における前記各デバイスの使用状況を予測する予測手段であって、現在の時間帯におけるデバイスの使用状況と前記特性情報で与えられる現在の時間帯に対応するデバイスの過去の使用状況とが一致する場合、当該デバイスが前記特性情報で与えられる次の時間帯に対応する使用状況に移行すると予測する予測手段と、
前記予測手段による予測結果に基づき、前記各デバイスの電源のオン/オフまたはその動作速度を制御する制御手段であって、前記予測結果が前記情報処理装置のスリープ状態である場合、前記情報処理装置を動作状態からスリープ状態に遷移させる制御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記特性情報を生成する手段は、
前記複数のデバイスそれぞれの動作状況を定期的に取得する手段と、
取得された前記複数のデバイスそれぞれの動作状況を分析して、時間帯別に前記複数のデバイスそれぞれの使用状況の傾向を検出する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 設定されたアラーム時刻に、前記情報処理装置をスリープ状態からパワーオン状態に遷移させるためのウェイクアップ信号を発生するコントローラをさらに具備し、
前記制御手段は、
前記特性情報に基づき、前記情報処理装置をパワーオンすべき時刻を予測する手段と、
予測された時刻に基づいて、前記コントローラに前記アラーム時刻を設定する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記特性情報は、前記時間帯毎に前記複数のデバイスそれぞれ使用状況を示す情報と当該各時間帯の使用状況がどの程度の頻度で発生しているかを示す重み値とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 複数のデバイスを有する情報処理装置において、
前記複数のデバイスそれぞれに関する使用状況の履歴に基づいて、前記複数のデバイスの使用状況の傾向を曜日および時間帯別に示す特性情報を生成する手段と、
現在の時間帯における前記複数のデバイスそれぞれの使用状況を検出し、その検出結果と、現在の曜日における現在の時間帯および次の時間帯それぞれに対応する前記特性情報とに基づいて、次の時間帯における前記各デバイスの使用状況を予測する予測手段であって、現在の時間帯におけるデバイスの使用状況と前記特性情報で与えられる現在の曜日における現在の時間帯に対応するデバイスの過去の使用状況とが一致する場合、当該デバイスが前記特性情報で与えられる次の時間帯に対応する使用状況に移行すると予測する予測手段と、
前記予測手段による予測結果に基づき、前記各デバイスの電源のオン/オフまたはその動作速度を制御する制御手段であって、前記予測結果が前記情報処理装置のスリープ状態である場合、前記情報処理装置を動作状態からスリープ状態に遷移させる制御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
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