JPH05258879A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置

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JPH05258879A
JPH05258879A JP5582692A JP5582692A JPH05258879A JP H05258879 A JPH05258879 A JP H05258879A JP 5582692 A JP5582692 A JP 5582692A JP 5582692 A JP5582692 A JP 5582692A JP H05258879 A JPH05258879 A JP H05258879A
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JP
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circuit
discharge lamp
voltage
power supply
capacitor
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Application number
JP5582692A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Nariama
正芳 業天
Kazushige Sugita
和繁 杉田
Takayuki Imai
崇之 今井
Takeshi Saito
毅 斎藤
Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • H05B41/2885Static converters especially adapted therefor; Control thereof
    • H05B41/2886Static converters especially adapted therefor; Control thereof comprising a controllable preconditioner, e.g. a booster

Abstract

(57)【要約】 【目的】放電ランプを点灯する場合、ランプ電流の極性
反転時における立ち消えおよびちらつきをなくす。 【構成】直流電源1とこの直流電源1によって駆動され
るインバータ回路2との間に、インバータ回路2から電
源に逆流する電流を阻止するように接続した少なくとも
一つのスイッチ素子としてのダイオード25を設け、イン
バータ回路2に放電ランプ3と始動回路4からなる少な
くとも放電ランプに直列にインダクタンス成分23を有す
る負荷回路を接続して駆動する際、インバータ極性反転
時に負荷回路のインダクタンス成分23に蓄積されたエネ
ルギーが直流電源1に逆流することをダイオード25で阻
止し、このエネルギーをインバータ回路入力部のコンデ
ンサ26に蓄積してコンデンサ電圧を放電ランプ3の再点
弧可能な電圧まで上昇させ、インバータ極性反転時のラ
ンプ再点弧を助ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルハライドランプ
などの放電ランプの点灯を制御する放電ランプ点灯装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メタルハライドランプなどの放電
ランプは、たとえは図4に示すように、直流電源とフル
ブリッジ形のインバータ回路を接続し、インバータ回路
に放電ランプと始動回路を接続した構成の点灯装置はす
でに特願平3-300932号で出願済みである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4はブリッジインバ
ータ方式の放電ランプ点灯装置の回路図である。直流電
源1はバッテリ8にスイッチ9を介して接続されたフラ
イバック形DC/DCコンバータの構成を有する。ダイ
オード10はバッテリ8の極性誤接続時の保護用であり、
入力コンデンサ11は平滑用である。スイッチ9を投入す
ると、バッテリ8の出力電圧はタイオード10を介してフ
ライバックトランス12とトランジスタ13からなる直列回
路に加わる。フライバックトランス12の2次巻線にはダ
イオード15とコンデンサ16が接続されており、このコン
デンサ16の両端が直流電源1の出力VDCとなる。バッ
テリ8をスイッチ9によって投入し、さらにトランジス
タ13のゲートを駆動する駆動回路14に点灯制御回路7か
らスイッチング制御信号を入力すると、フライバックト
ランス12にスイッチング電流が流れる。このスイッチン
グ電流によってフライバックトランス12の2次巻線に電
圧が発生し、ダイオード15により整流され、コンデンサ
16で平滑され直流電圧VDCが出力される。直流電源1
の出力側には直流電圧検出回路5、直流電流検出回路6
およびインバータ回路2が接続される。
【0004】インバータ回路2は始動回路4を介して放
電ランプ3に矩形波交流電流を流すために4つのトラン
ジスタ17,18,19,20 よりなるブリッジインバータの構成
を有し、発振回路22は400 Hzの周波数で発振し、駆動
回路21に位相の反転した2相のクロック信号を出力す
る。駆動回路21は発振回路22の出力を受けてブリッジイ
ンバータを駆動するための回路であり、駆動回路21の出
力側はトランジスタ17,18,19,20 の各ゲートに接続され
ていて、4つのトランジスタの斜めに対向する一対のト
ランジスタ17,20 と別の一対のトランジスタ18,19 と
は、一対のトランジスタ17,20 が同時にONするとき、
他の一対のトランジスタ18,19 は同時にOFFするよう
に構成されている。
【0005】始動回路4はパルストランス23と始動制御
回路24より構成され、始動制御回路24は点灯制御回路7
からの制御信号を受けてパルストランス23の1次巻線に
所定の繰り返し周波数でパルス電流を流し、このパルス
電流によってパルストランス23の2次巻線の両端に高圧
パルスが出力され、放電ランプ3を始動させる。
【0006】図3は放電ランプ定格点灯時における動作
を説明する波形図である。図4においてインバータ回路
2の負荷回路である放電ランプ3とパルストランス23か
らなる直列回路には図3に示すように矩形波の交流電流
が流れる。インバータ回路2のトランジスタ17,20 がO
N、トランジスタ18,19 がOFFのとき、負荷電流は直
流電源1の出力からトランジスタ17、放電ランプ3、パ
ルストランス23、トランジスタ20を通って直流電源1の
アース側へ流れる。直流電源1の出力VDCは放電ラン
プ3の定格電圧にほぼ等しい。これは図3に示すa期間
に対応している。このときパルストランス23には電流と
してエネルギーが蓄積されている。
【0007】次にインバータ回路2のトランジスタ17,2
0 がOFF、トランジスタ18,19 がONするとトランジ
スタ17から放電ランプ3に流れていた電流は遮断され
る。しかし放電ランプ3とパルストランス23に流れてい
るランプ電流はパルストランス23のインダクタンス成分
のため連続性を保つように流れる。すなわちパルストラ
ンス23に蓄積されたエネルギーを放電するように電流が
流れ、この電流は直流電源1のアース側からトランジス
タ18のドレイン・ソース間に内蔵されているダイオー
ド、放電ランプ3、パルストランス23、トランジスタ19
のドレイン・ソース間に内蔵されているダイオードを通
って直流電源1へ逆流するように流れる。この電流によ
り直流電源1の出力VDCであるコンデンサ16の電圧を
増加させるように動作する。しかし、コンデンサ16の容
量値は出力VDCのリップル変動を少なくする目的で大
きいため、電圧の増加分は定格時のランプ電圧に比較し
て非常に小さい。
【0008】パルストランス23に蓄積されていたエネル
ギーが放電され放電ランプ3の電流が零になると、放電
ランプ3の電極間の残留電荷は非常に少なくなっている
ため、定格電圧より大きい電圧をランプに印加しないと
アーク放電しにくい。このとき直流電源1のコンデンサ
16の電圧VDCは図3に示すように放電ランプの定格電
圧とほぼ等しい電圧となっているので、放電ランプはア
ーク放電しにくく再点弧しない場合が起こる。このよう
な場合、極性の反転したランプ電流が流れず、立ち消え
を起こし、放電ランプがちらつく現象となる。これは図
3に示すb期間に対応している。この対策としてコンデ
ンサ16の容量値を小さくし、ランプ電流極性反転時のV
DCの増加分を大きくする方法があるが、直流電源1の
出力電圧のリップル変動が大きくなり、誤動作するとい
う問題、さらにノイズが大きくなるという問題がある。
【0009】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、放電ランプを点灯する際に、ランプ電流の極性反転
時における立ち消えやちらつきをなくした放電ランプ点
灯装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の放電ランプ点灯装置は、直流電源によって
駆動されるインバータ回路と、前記直流電源と前記イン
バータ回路との間にこのインバータ回路から前記直流電
源に逆流する電流を阻止するように接続した少なくとも
一つのスイッチ素子と、前記インバータ回路に接続され
た放電ランプと始動回路からなる少なくとも放電ランプ
に直列にインダクタンス成分を有する負荷回路と、イン
バータ入力部にインバータ入力電圧を前記放電ランプの
再点弧可能な電圧まで上昇させるような静電容量を設定
したコンデンサとを備えたものである。
【0011】
【作用】上記構成により、インバータ極性反転時にラン
プ電流がランプに流れにくくなり変極点をもつように変
化する際、負荷回路のインダクタンス成分に蓄積された
エネルギーが直流電源に逆流することをスイッチ素子に
より阻止し、このエネルギーをインバータ回路入力部の
コンデンサに電圧として蓄積する。このときコンデンサ
に発生する電圧はその静電容量により放電ランプの再点
弧可能な電圧にまで上昇し、この電圧をインバータ極性
反転時にランプに印加することによりランプの再点弧を
助ける。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置
の構成を示す回路図である。図1において、1は直流電
源、2はインバータ回路である。25は直流電源1とイン
バータ回路2との間に接続されたダイオードであり、イ
ンバータ回路2から直流電源1に逆流する皮相電力を阻
止する。26はインバータ回路2の入力部に接続されたコ
ンデンサであり、インバータ回路2から直流電源1に逆
流した電流によりコンデンサ電圧が放電ランプ3の再点
弧可能な電圧まで上昇できるような静電容量を有してい
る。インバータ回路2は負荷回路としてインダクタンス
成分を含む始動回路4とたとえばメタルハライドランプ
などの放電ランプ3とを有しており、直流電源1により
ダイオード25を介して出力される直流電圧を所定の周波
数で反転し、矩形波電圧を上記負荷回路に出力する。
【0013】5は直流電源1の出力電圧を検出する直流
電圧検出回路、6は出力電流を検出する直流電流検出回
路、7は点灯制御回路である。直流電圧検出回路5およ
び直流電流検出回路6は放電ランプ3の電圧および電流
をそれぞれ検出し、これらの検出した信号を点灯制御回
路7に入力し、点灯制御回路7はこれらの信号に基づい
て制御信号を出力し、この制御信号を始動回路4に入力
するとともに直流電源1の発振周波数またはそのデュー
ティ比を可変して放電ランプ3の始動や定格点灯などを
制御する。
【0014】スイッチ9を投入し直流電源1が動作する
と、インバータ回路2は音響共鳴の問題の生じない400
Hz程度の低い周波数で発振し、直流電圧検出回路5は
直流電源1の出力電圧を検出し、この電圧が始動のため
の所定の電圧になったら点灯制御回路7は直流電圧検出
回路5の出力を受けて始動回路4を動作させて放電ラン
プ3に始動電圧を印加する。この始動電圧により放電ラ
ンプ3が始動し、電流が放電ランプ3を通して流れると
放電ランプ3の両端の電圧は低下し、直流電源1の出力
電圧も低下する。直流電圧検出回路5でこの電圧降下を
検出することにより放電ランプ3が始動したことを検出
し、始動回路4の動作を停止する。放電ランプ3が始動
した後は、点灯制御回路7によりランプ電力を定格電力
になるように直流電源1の出力電力を制御する。
【0015】直流電源1はバッテリ8にスイッチ9を介
して接続されたフライバック形DC/DCコンバータの
構成を有する。ダイオード10はバッテリ8の極性誤接続
時の保護用であり、入力コンデンサ11は平滑用である。
スイッチ9を投入すると、バッテリ8の出力電圧はダイ
オード10を介してフライバックトランス12とトランジス
タ13からなる直列回路に加わる。フライバックトランス
12の2次巻線にはダイオード15とコンデンサ16が接続さ
れており、このコンデンサ16の両端が直流電源1の出力
VDCとなる。バッテリ8をスイッチ9によって投入
し、さらにトランジスタ13のゲートを駆動する駆動回路
14に点灯制御回路7からスイッチング制御信号を入力す
ると、フライバックトランス12にスイッチング電流が流
れる。このスイッチング電流によってフライバックトラ
ンス12の2次巻線に電圧が発生し、ダイオード15により
整流され、コンデンサ16で平滑され直流電圧VDCが出
力される。直流電源1の出力側には直流電圧検出回路
5、直流電流検出回路6およびダイオード25を介してイ
ンバータ回路2が接続される。
【0016】インバータ回路2は始動回路4を介して放
電ランプ3に矩形波交流電流を流すために4つのトラン
ジスタ17,18,19,20 よりなるブリッジインバータの構成
を有し、発振回路22は400 Hzの周波数で発振し、駆動
回路21に位相の反転した2相のクロック信号を出力す
る。駆動回路21は発振回路22の出力を受けてブリッジイ
ンバータを駆動するための回路であり、駆動回路21の出
力側はトランジスタ17,18,19,20 の各ゲートに接続され
ていて、4つのトランジスタの斜めに対向する一対のト
ランジスタ17,20 と別の一対のトランジスタ18,19 と
は、一対のトランジスタ17,20 が同時にONするとき、
他の一対のトランジスタ18,19 は同時にOFFするよう
に構成されている。
【0017】始動回路4はパルストランス23と始動制御
回路24より構成され、始動制御回路24は点灯制御回路7
からの制御信号を受けてパルストランス23の1次巻線に
所定の繰り返し周波数でパルス電流を流し、このパルス
電流によってパルストランス23の2次巻線の両端に高圧
パルスが出力され、放電ランプ3を始動させる。
【0018】図2は放電ランプ定格点灯時における動作
を説明する波形図である。図1においてインバータ回路
2の負荷回路である放電ランプ3とパルストランス23か
らなる直列回路には図2に示すように矩形波の交流電流
が流れる。インバータ回路2のトランジスタ17,20 がO
N、トランジスタ18,19 がOFFのとき、負荷電流は直
流電源1の出力からトランジスタ17、放電ランプ3、パ
ルストランス23、トランジスタ20を通って直流電源1の
アース側へ流れる。直流電源1の出力VDCおよびイン
バータ回路2の入力電圧VDC2は放電ランプ3の定格
電圧にほぼ等しい。これは図2に示すa期間に対応して
いる。このときパルストランス23には電流としてエネル
ギーが蓄積されている。
【0019】次にインバータ回路2のトランジスタ17,2
0 がOFF、トランジスタ18,19 がONするとトランジ
スタ17から放電ランプ3に流れていた電流は遮断され
る。しかし放電ランプ3とパルストランス23に流れてい
るランプ電流はパルストランス23のインダクタンス成分
のため連続性を保つように流れる。すなわちパルストラ
ンス23に蓄積されたエネルギーを放電するように電流が
流れ、この電流は直流電源1のアース側からトランジス
タ18のドレイン・ソース間に内蔵されているダイオー
ド、放電ランプ3、パルストランス23、トランジスタ19
のドレイン・ソース間に内蔵されているダイオードを通
って直流電源1へ逆流するように流れようとする。この
電流はダイオード25で阻止され、インバータ回路2の入
力部に接続されているコンデンサ26に流れ、コンデンサ
26の電圧VDC2を増加させるように動作する。
【0020】この電圧の増加分をV1、またインバータ
回路2の極性反転直前におけるコンデンサ26の電圧であ
るランプ電圧をV0、コンデンサ26の容量値をCとする
とコンデンサ26のエネルギー増加分は、 (1/2 )・C(V0+V1)2 −(1/2 )・C・V02 で表され、これはパルストランス23に蓄積されたエネル
ギーにほぼ等しい。パルストランス23のインダクタンス
値をL、パルストランスに流れる電流であるランプ電流
をIとすると、パルストランスに蓄積されたエネルギー
は、 (1/2 )・LI2 で表せるので次の式が成り立つ。
【0021】(1/2 )・C(V0+V1)2 −(1/2 )
・C・V02 =(1/2 )・LI2 したがってコンデンサ26の容量値は、 C=LI2 /(2V0・V1+V12 ) となる。
【0022】コンデンサ26の容量値Cは、図2に示すよ
うに、コンデンサの電圧の増加分V1が放電ランプ定格
電圧V0とほぼ同じ程度になるような値に設定してあ
り、直流電源1のコンデンサ16の容量値に比較して非常
に小さい値となっている。パルストランス23に蓄積され
ていたエネルギーが放電され放電ランプ3の電流が零に
なると、放電ランプ3の電極間の残留電荷は非常に少な
くなっており、定格電圧の2倍程度の電圧をランプに印
加しないとアーク放電しにくい。このときインバータ回
路2の入力部に接続されているコンデンサ26の電圧VD
C2は図2に示すように放電ランプの定格電圧の2倍程
度の電圧となっているので、放電ランプは容易にアーク
放電(再点弧)し、極性の反転したランプ電流が流れ
る。これは図2に示すb期間に対応している。したがっ
て、インバータ回路から直流電源に逆流する電流を阻止
するダイオード25およびインバータ回路入力部にコンデ
ンサ26を接続した構成によって、放電ランプ電流の極性
反転時におけるアーク放電に移行しない現象、すなわち
放電ランプ3の立ち消えを防止することができる。
【0023】さらに、直流電源1の出力電圧平滑用のコ
ンデンサ16の容量値は自由に設定できるので、出力電圧
のリップル変動を小さくし、これによるノイズを軽減す
ることができる。
【0024】また、本実施例において、直流電源1とイ
ンバータ回路2の間に逆流電流を阻止するスイッチ素子
としてダイオードを用いる例を示したが、サイリスタや
トランジスタやZNRなどのスイッチ素子を用いてイン
バータ回路の極性反転時に逆流電流を阻止する方式でも
同様の効果が得られる。また、本実施例において、直流
電源1を入力電圧が直流であるバッテリを入力電源とし
ているが、交流である商用電源を入力電源とする直流電
源でも構わない。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、直流電
源1の出力電圧のリップル変動を小さくでき、かつ、放
電ランプ点灯中、放電ランプ電流の極性反転時における
アーク放電を容易に持続することができ、立ち消えを防
止し、ちらつくことなく放電ランプを点灯することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置を示す
回路図である。
【図2】本発明の放電ランプ点灯装置における放電ラン
プの定格点灯時の動作を説明する波形図である。
【図3】従来の放電ランプ点灯装置における放電ランプ
の定格点灯時の動作を説明する波形図である。
【図4】従来の放電ランプ点灯装置を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ回路 3 放電ランプ 4 始動回路 5 直流電圧検出回路 6 直流電流検出回路 7 点灯制御回路 8 バッテリ 9 スイッチ 25 ダイオード 26 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 毅 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源によって駆動されるインバータ
    回路と、前記直流電源と前記インバータ回路との間にこ
    のインバータ回路から前記直流電源に逆流する電流を阻
    止するように接続した少なくとも一つのスイッチ素子
    と、前記インバータ回路に接続された放電ランプと始動
    回路からなる少なくとも放電ランプに直列にインダクタ
    ンス成分を有する負荷回路と、インバータ入力部にイン
    バータ入力電圧を前記放電ランプの再点弧可能な電圧ま
    で上昇させるような静電容量を設定したコンデンサとを
    備えた放電ランプ点灯装置。
JP5582692A 1992-03-16 1992-03-16 放電ランプ点灯装置 Pending JPH05258879A (ja)

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