JPH05257941A - 非接触icカードによる自動車管理システム - Google Patents

非接触icカードによる自動車管理システム

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JPH05257941A
JPH05257941A JP5565292A JP5565292A JPH05257941A JP H05257941 A JPH05257941 A JP H05257941A JP 5565292 A JP5565292 A JP 5565292A JP 5565292 A JP5565292 A JP 5565292A JP H05257941 A JPH05257941 A JP H05257941A
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card
vehicle
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JP5565292A
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Inventor
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Mitsuyuki Sasaki
充行 佐々木
Kenji Morosawa
健司 諸沢
Toshimitsu Oba
俊光 大場
Toru Kadonaga
徹 門永
Hideo Sugawara
秀夫 菅原
Eiji Mishiro
英治 三代
Tatsuhiko Tajima
竜彦 田島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の利用に際してかかる運転免許証又は
自動車検査証の提示・照合、定期点検、駐車場利用、ガ
ソリンの給油等の手続をスムースに行えるシステムを提
供することを技術的目的とする。 【構成】 相互いに非接触でデータの送受信を行う非接
触ICカードと外部親装置からなり、非接触ICカード
1は、ターミナルメモリ3、送受信手段5、送受信制御
手段4を有しており、前記外部親装置2は、ホストメモ
リ7、ホスト制御部6を有してなり、前記ターミナルメ
モリ3に車両・運転者ID情報を格納させた非接触IC
カードによる自動車管理システムとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の使用者及び自
動車の所有者が行うべき諸々の手続を簡略化するシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車の普及が著しく、一世
帯にほぼ1台の割合で普及してきている。そのため、自
動車管理に関しても、自動車事故、駐車場管理、ガソリ
ンスタンドなどの種々の場面で様々な問題が生じてきて
いる。
【0003】例えば、自動車事故の原因には運転者の運
転技術によるところも大きいが、自動車の整備不良によ
るものも多く、その予防策として、道路運送車両法のも
とに自動車の管理義務を負う者に対してその者が管理す
べき自動車の定期点検を義務付けると共に、その点検内
容、即ち点検の年月日、点検の結果、整備の概要、整備
を完了した日を定期点検整備記録簿に記載することを義
務付けている国が多い。
【0004】そのため、定期点検を行う際には、整備工
場の工員が定期点検整備記録簿を参照して、これにより
前回までの定期点検を把握し、整備を行う。自動車道路
においては、しばしば警察庁の管理のもとに道路運送車
両に対する検問が行われる。このとき、検問を行う警察
官は道路を走行中の自動車を一旦停止させて、その自動
車の運転者に自動車検査証及び運転免許証の提示を求
め、提示された自動車検査証又は運転免許証に異常が無
ければ、前記自動車の道路走行を許可する。
【0005】ここで、前記警察官は、前記提示された自
動車検査証及び運転免許証の内容をディジタル信号によ
る無線通信を用いて口頭で警視庁の照会センターに照会
依頼を行う。
【0006】前記照会依頼を受けた照会センターでは、
運輸省の管理する運転免許証の登録ファイル又は自動車
登録ファイルに格納されている内容と前記送信されてき
た内容とを照会し、その結果を前記警察官へディジタル
信号による無線回線を用いて口頭で伝える。その結果、
前記双方の内容に不一致な点が無い限り前記自動車は道
路走行を許可される。
【0007】また、駐車場の問題に関しては、自動車の
普及に伴い自動車の所有者又は使用者は、法律上特定の
保管場所となる駐車場を確保しなくてならない。この法
律は最近改正されて軽自動車にまで適用されることとな
り、特に都心部では、月極で契約を交わした者又は自動
車にのみ駐車する権利を与える月極駐車場の不足が問題
になっており、駐車量の需要が高まっている。
【0008】そして、交通量の多い場所では、その交通
量に比べ、空いている駐車領域のある限り先着順に自動
車を駐車させて使用時間に対応した料金を請求する時間
貸し駐車場が不足しており、違法駐車等の問題が生じて
いる。
【0009】前記時間貸し駐車場では、駐車場に入場し
た車に入場時刻を記した駐車券を配布すると共に、前記
自動車の退場時に前記駐車券に記載された入場時刻と退
場時刻とから前記自動車が駐車していた駐車時間を算出
し、その駐車時間に対応した料金を前記自動車の運転者
に請求する方式がとられている。
【0010】ここで、前記駐車券の配布及び駐車料金の
算出・請求は人手、又は機械に頼っている。前記した機
械は、駐車場を利用する自動車が入退時に通過すべき入
場ゲートと退場ゲートの各々に併設され、自動車が前記
入場ゲートを通過する際には、そこに併設された機械
は、自動車の運転者に駐車券を提供し、運転者が駐車券
を受け取ったことを確認すると前記入場ゲートを開放す
る。
【0011】一方、前記自動車が前記退場ゲートを通過
する際には、前記した機械は、前記駐車券に記された入
場時刻を読み込んで駐車時間を算出し、それにかかる料
金の算出を行う。そして、前記運転者が前記料金の精算
を済ませたことを検知して前記退場ゲートを開放する。
【0012】前記した機械についてさらに詳しく説明す
る。前記時間貸し駐車場の入場ゲートに併設される機械
は、自動車が当該入場ゲートを通過する際に、それを検
知して駐車券に入場時刻を記し、これを自身に設けられ
た駐車券送出口から送出する。ここで、前記機械には、
駐車券を送出する際に、駐車券の一部を機械の外部へ露
出した状態でこの駐車券を係止する係止手段を有すると
共に、前記係止手段にセンサを設け、前記センサが当該
駐車場の利用者により係止状態にある駐車券を前記送出
口から抜き取られたことを検知すると、前記入場ゲート
を開放する。
【0013】一方、退場ゲートに併設される機械は、自
動車が当該退場ゲートを通過する際に、この自動車の運
転者が前記駐車券を当該機械に設けられた駐車券挿入口
から挿入すると、前記駐車券に記された入場時刻と現時
刻とから駐車時間を算出すると共に、その駐車時間にか
かる料金を算出し、これを前記運転者に提示する。
【0014】そして、前記運転者は前記提示された料金
を当該機械に設けられた支払い口に支払い、それを機械
が確認すると前記退場ゲートを開放し、自動車の退場を
許可するものである。
【0015】さらに、ガソリンスタンドに関する問題と
しては、ガソリンスタンドに入車した自動車の運転者に
給油すべきガソリンの種類と量をスタンド係が尋ねた
上、自動車の給油口の位置を認識した上で給油すべきガ
ソリンの給油装置に該自動車を誘導していたが、人手不
足のために車両を適切に誘導することが難しくなってき
ている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した場面
では以下のような問題がある。まず、前記した定期点検
の方式は、工員がいちいち定期点検整備記録簿を読んだ
上で、点検箇所、点検条件、過去の点検履歴を把握する
ため、効率が悪く、面倒であった。
【0017】また、検問時の自動車検査証及び運転免許
証の照会方式は、警察官が提示された自動車検査証又は
運転免許証の内容を読み、それを無線により口頭で伝え
るため、手間がかかる上、当該警察官が読み違いした
り、前記照会センターの職員が聞き違いをするため、正
確性に欠くという問題がある。
【0018】また、自動車の運転者が運転免許証の提示
を求められた場合に、運転者が運転免許証を定期入れや
財布に格納していると、いちいち出し入れするのが煩雑
である。
【0019】さらに、駐車場の場合、前記した時間貸し
の駐車場における機械による料金の精算方式では、入場
ゲートを通過する際に、自動車の窓を開けて車外へ自動
車の乗員が腕を伸ばして入場券を受け取らなければなら
ず、退場ゲートを通過する際も、自動車の窓を開けて車
外へ腕を伸ばして入場券を提出すると共に、料金の支払
いを行わなければならず、面倒である上、混雑時には利
用希望車両が駐車場の入場ゲートから一般道路にまで列
をなすことがあり、これにより一般道路の交通の流れが
悪くなるという問題があった。
【0020】さらに、時間貸し駐車場における入場券の
配布と回収、そして精算を人手によって行う方式では、
自動車が退場時に駐車場係がその自動車の乗員から入場
時に配布した入場券を回収し、前記入場券に記された入
場時刻と現時刻とから駐車時間を算出して料金の精算を
行うため、効率が悪く、時間がかかる。さらに、精算時
に前記駐車場係が駐車時間の算出を間違えたり、自動車
の乗員が支払った料金にお釣が必要な場合にも前記駐車
場係がお釣の算出を間違える場合が生じ、正確性に欠く
という問題がある。
【0021】また、前記したガソリンスタンドの管理方
式では、混雑時には給油待ちの自動車が長時間またされ
るため、サービス性に欠くという問題があった。そこ
で、本発明では、前記問題点に鑑みてなされたものであ
り、運転免許証、定期点検整備記録簿、または整備手帳
の提示及び照会をスムースに行えるシステムを提供する
ことを第1の課題とし、時間貸し駐車場などの施設への
入退場及び駐車場の利用にかかる料金の精算をスムース
に行えるシステムを提供することを第2の技術的課題と
し、さらにガソリンスタンドの合理的運営を可能とする
システムを提供することを第3の技術的課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下のような手段とした。これを図1の原
理図に基いて説明する。
【0023】本発明にかかる非接触ICカードによる自
動車管理システムは、相互いに非接触でデータの授受を
行う非接触ICカード1と外部親装置2から構成され
る。同図において1(A)は非接触ICカード1を示
し、1(B)はその拡大図である。
【0024】そして、前記非接触ICカード1は、少な
くともターミナルメモリ3、送受信手段5、送受信制御
手段4を有している。前記ターミナルメモリ3は、車両
・運転者ID情報を格納する。
【0025】前記送受信手段5は、外部親装置2との間
で非接触でデータの送受信を行い、送受信制御手段4
は、前記送受信されるデータの処理と外部親装置2から
の要求に応じて前記ターミナルメモリ3と外部親装置2
との通信を前記送受信手段5を介して制御する。 一
方、外部親装置2は、少なくともホストメモリ7と、ホ
スト制御手段6とを有してなる。
【0026】前記ホストメモリ7は、前記ターミナルメ
モリ3からの情報を格納するものであり、前記ホスト制
御部6は、前記ホストメモリ7に格納されている情報の
格納・読み出しを制御する。
【0027】ここで、前記第1の課題を解決するための
手段は、ターミナルメモリ3に前記車両・運転者ID情
報として運転免許証記載情報を格納すると共に、ホスト
メモリ7には運転免許証に対応する運転者8の運転履歴
情報を格納することを特徴とする構成とした。
【0028】次に、ターミナルメモリ3に前記車両・運
転者ID情報として車両の整備状況情報を格納すると共
に、外部親装置2では、ホストメモリ7から読み出され
た情報を一旦ホストメモリ7に格納し、これをホスト制
御部6が表示装置2aによって表示する構成とする。
【0029】さらに、前記ホストメモリ7に整備状況の
良否を判定する判定情報を格納し、前記外部親装置2に
おいて、ホスト制御部6は、前記非接触ICカード1か
ら受信した整備状況情報と判定情報とを比較して当該車
両の良否を判定する構成とする。
【0030】このとき、判定した結果、即ち整備状況の
良否を前記表示装置2aにより表示することもできる。
前記第2の課題を解決する手段として以下のようにし
た。
【0031】先ず、前記ターミナルメモリ3に前記車両
・運転者ID情報として当該車両の特定駐車場のID情
報を格納すると共に、前記ホストメモリ7に当該駐車場
への入場を許可する許可情報を格納させる。
【0032】ホスト制御部6は、入場ゲートに車両が接
近したことを検知して、その車両に搭載された非接触I
Cカード1からID情報を読み出す。そして、読み出し
たID情報と許可情報との照合を行う。
【0033】または、前記ICカード1のID情報とホ
ストメモリ7の許可情報が一致しないとき、ホスト制御
部6は、前記ICカード1のターミナルメモリ3の一部
に入場時刻を送受信手段5を通じて強制的に登録すると
共に、前記車両の退場時には入場時刻を読み出し、ホス
トメモリ7に予め格納されている課金パラメータに乗じ
て駐車料金を算出する。
【0034】前記第3の課題を解決するための手段は、
前記ターミナルメモリ3に車両・運転者ID情報として
当該車両に給油すべきガソリンの給油条件情報、例えば
ガソリンの種類、給油量、車両に装備された給油口は車
両の右側か又は左側か等を格納するさせる。さらに前記
外部親装置2では、前記ホスト制御部6は、給油条件情
報に適合した給油装置を決定すると共に、その給油装置
に誘導するようにした。
【0035】一方、前記ICカード1を、当該車両の製
造過程において車体の一部に組み込むようにしてもよ
い。
【0036】
【作用】本発明によれば、外部親装置において、ホスト
制御部が、前記非接触ICカードから受信した運転免許
証情報に基いてホストメモリから当該運転者の運転履歴
を索出して、これらを照合できる。
【0037】また、外部親装置では、非接触ICカード
から受信した整備状況情報を一旦ホストメモリに格納
し、これを前記表示装置により表示でき、さらに判定情
報との比較により当該車両の整備状況の良否を判定でき
る。ここで、整備状況の良否を前記表示装置に表示する
こともできる。
【0038】さらに、本発明にかかる外部親装置を駐車
場に設置した場合、ホスト制御部は、当該駐車場の入場
ゲートに接近してきた車両に搭載された非接触ICカー
ドからID情報を受信し、これをホストメモリ7の許可
情報と照合する。そして、両者が一致した場合に入場ゲ
ートの開放を行える。
【0039】一方、前記ICカードのID情報とホスト
メモリの許可情報とが一致しない場合には、前記ホスト
制御部は、前記ICカード1のターミナルメモリの一部
に入場時刻を強制的に登録する。しかるに、前記車両が
当該駐車場から退場する際に、ホスト制御部は、前記I
Cカードから入場時刻を呼出してホストメモリに予め格
納されている課金パラメータに乗じて駐車料金を算出す
る。
【0040】また、本発明にかかる外部親装置を給油場
に設置した場合、前記ホスト制御部は、前記非接触IC
カードを搭載した車両の接近に伴い前記ターミナルメモ
リから給油条件情報を読み出してこの条件に適合した給
油装置を決定すると共に、車両をその給油装置に誘導で
きる。
【0041】さらに、前記非接触ICカード1を、車体
の一部に組み込むことにより、当該車両の運転者が運転
時にこの非接触ICカードの形態を忘却する虞がなくな
る。またさらに、前記非接触ICカード1を車内に搭載
される場合は、車体及びウィンドガラス等の障害物を間
において外部親装置2と通信を行うことになるため、通
信距離の拡張に限界があるが、ここに示す様に当該車両
の一部に組み込むことにより通信距離の拡張を図ること
が可能となる。
【0042】
【実施例】以下に、本発明の具体的な実施例について説
明する。 (実施例1)本実施例1においては、本発明にかかる非
接触ICカードにより運転免許証の管理を行うシステム
について説明する。
【0043】図2は、本実施例1における非接触ICカ
ードシステムの概略構成図である。本実施例1の運転免
許証管理システムは、非接触ICカード9、外部親装置
としてのホストコンピュータ12、非接触ICカード9
から受信した情報をホストコンピュータ12へ転送する
外部端末機11とから構成される。
【0044】非接触ICカード9を自動車10に、外部
端末機11を警察車13に搭載すると共に、ホストコン
ピュータ12を照会センターに設置する。図3は、各構
成要素の内部構成を示すブロック図である。
【0045】本実施例1における非接触ICカード9
は、薄型直方体形状をなしたICカード本体9に、本発
明にかかる送受信手段としての送受信子機16、送受信
制御手段としてのプロセッサ15、ターミナルメモリ1
4を有してなり、これらは相互にデータバスによりデー
タの授受を行えるようになっている。さらに、前記各部
へ電力を供給する電池9aを備えている。この電池9a
は、例えばシート電池などを利用できる。
【0046】送受信子機16は、電磁波、光等の伝送媒
体を介して非接触で外部端末機11と通信を行うもので
ある。ターミナルメモリ14は、当該自動車10の運転
者の運転免許証記載情報を記憶するものである。このタ
ーミナルメモリ14の具体的な説明は後述する。
【0047】送受信制御手段としてのプロセッサ15
は、外部端末機11との間で送受信されるデータの処理
と、送受信子機16を介して外部端末機11とターミナ
ルメモリ14との間で行われる通信の制御とを行う装置
である。
【0048】次に、本実施例1における外部端末機11
は、通信機17、プロセッサ18、メモリ19、テンキ
ー20、ディスプレイ21を有し、これらは相互にデー
タバスによりデータの授受を行える。また、外部端末機
11は、警察官による携帯が可能なものであることが好
ましいが、警察車に固定してもさしつかえない。
【0049】通信機17は、電磁波、光等の伝送媒体を
介して非接触で非接触ICカード9又は本発明にかかる
外部親装置としてのホストコンピュータ12との間で通
信を行うものである。
【0050】メモリ19は、非接触ICカード9又はホ
ストコンピュータ12から受信したデータを一旦格納す
るためのものである。テンキー20は、本外部端末機1
1の使用者が非接触ICカード9の読み出し命令、ホス
トコンピュータ12への転送命令、ホストコンピュータ
12における照会命令を入力すると共に、非接触ICカ
ード9へのデータの書き込みを行うためのものである。
【0051】ディスプレイ21は、非接触ICカード9
から受信したデータ又はホストコンピュータ12から受
信したデータを画像表示するものである。また、本発明
にかかる外部親装置としてのホストコンピュータ12
は、送受信親機22、プロセッサ23、ホストメモリ2
4を有している。
【0052】送受信親機22は、外部端末機11との間
で非接触でデータの送受信を行うものである。ホストメ
モリ24は、運転免許証に対応する運転者の運転履歴情
報を格納する。このホストメモリ24の具体的な説明は
後述する。
【0053】プロセッサ23は、データの処理と、送受
信親機22を通じて外部端末機11との間で行われるデ
ータの送受信を制御する。次に、図4は、ターミナルメ
モリ14とホストメモリ24の具体的な構成イメージ図
である。
【0054】非接触ICカード9のターミナルメモリ1
4には、運転免許証記載情報、例えば、各個人の免許証
番号、運転者の氏名、運転者の本籍・国籍、運転者の現
在の住所、当該運転免許証の交付日、当該運転免許証の
有効期限の期日、免許条件等、免許の種類を記憶してい
る。
【0055】これに対して、ホストメモリ24には、免
許証番号に基いて、運転免許証記載情報、例えば、運転
者の氏名、運転者の本籍・国籍、運転者の現在の住所、
当該運転免許証の交付日とその有効期限の期日、免許の
条件等、免許の種類を格納すると共に、その運転者の運
転履歴を格納している。
【0056】前記運転履歴は、例えば、事故を起こした
日の日付とその事故にかかる簡略な状況説明情報、違反
を起こした日の日付とその違反の種類を記憶している。
本実施例1によれば、自動車道路における検問時に、警
察官は、外部端末機11により自動車10に搭載されて
いる非接触ICカード9から運転免許証記載情報を読み
出す。
【0057】ここで、外部端末機11において、プロセ
ッサ18は、通信機17を介して受信した運転免許証記
載情報を一旦メモリ19に格納する。ここで、テンキー
20からコマンドを入力して運転免許証記載情報をディ
スプレイ21に表示することもできる。
【0058】次に、テンキー20に照会命令を入力する
ことにより、プロセッサ18がメモリ19に格納されて
いる運転免許証記載情報から免許証番号を抽出し、これ
を通信機17を介してホストコンピュータ12へ送信す
る。
【0059】ホストコンピュータ12では、プロセッサ
23が外部端末機11から受信した免許証番号に基い
て、運転者の運転履歴情報、すなわち運転免許証記載情
報とそれに対応した運転履歴をホストメモリ24から索
出する。
【0060】そして、プロセッサ23は、送受信親機2
2を介して外部端末機11へ運転履歴情報を送信する。
外部端末機11では、ホストコンピュータ12から受信
した運転履歴情報をプロセッサ18がディスプレイ21
に表示する。
【0061】これにより、前記警察官は、ホストコンピ
ュータ12から受信した運転免許証記載情報と非接触I
Cカード9から受信した運転免許証記載情報を照合する
と共に、前記運転者の運転履歴を検索できる。
【0062】(実施例2)本実施例2においては、非接
触ICカードを利用して自動車検査証・定期点検整備記
録簿を管理するシステムついて説明する。
【0063】図5は、本実施例2における自動車検査証
・定期点検整備記録簿の管理システムの概略構成ブロッ
ク図である。本実施例2では、非接触ICカードを自動
車10に搭載し、外部親装置25を自動車検査場又は整
備工場に設置する。
【0064】本実施例2における非接触ICカードの構
成は、前述した実施例1の構成に対してターミナルメモ
リ14に、自動車検査証の記載事項及び整備・点検状況
情報として整備・点検履歴情報を格納している。その他
の構成は実施例1と同様である。
【0065】図7にターミナルメモリ14の具体的な構
成を示す。本実施例2では、当該自動車10の車名・型
式、車体番号(製造番号)、登録番号等を含む自動車検
査証記載情報と共に、点検項目、点検した日付、点検結
果等を含む整備・点検履歴情報を格納している。
【0066】次に、外部親装置25の構成を図6に示
す。本実施例2における外部親装置25は、送受信親機
26、プロセッサ27、メモリ28、キーボード29、
ディスプレイ30とを有してなり、これらは相互にデー
タバスでデータの授受を行えるようにしてある。
【0067】送受信親機26は、非接触ICカード9と
の間で非接触でデータの送受信を行うものである。メモ
リ28は、非接触ICカード9から送信されてくるデー
タを格納するためのものである。
【0068】キーボード29は、当該工場における点検
・整備履歴を入力するためのものである。ディスプレイ
30は、非接触ICカード9の自動車検査証・定期点検
整備記録の内容を画像表示するものである。
【0069】プロセッサ27は、データの処理と、送受
信親機26を通じて非接触ICカード9との間で行われ
るデータの送受信を制御する。本実施例2によれば、自
動車10の整備・点検を行う際に、工場の作業員がキー
ボード29からコマンドを入力すると、プロセッサ27
は、送受信親機26を介して非接触ICカード9へ自動
車検査証記載情報及び整備・点検履歴情報の呼び出し要
求を行う。
【0070】前記呼び出し要求を受信した非接触ICカ
ード9では、プロセッサ15がターミナルメモリ14か
ら当該自動車10にかかる自動車検査証記載情報及び整
備・点検履歴情報を読み出し、これを送受信子機16を
通じて外部親装置25へ送信する。
【0071】外部親装置25では、プロセッサ27が、
送受信親機26により受信した前記自動車検査証記載情
報及び整備・点検履歴情報をホストメモリ28に一旦格
納すると共に、その内容をディスプレイ30に画像表示
する。
【0072】一方、自動車10の整備・点検が終了した
際には、作業員がキーボード29に点検項目毎に点検の
日付と点検結果を入力すると、それをプロセッサ27が
メモリ28の整備・点検履歴情報に書き加える。
【0073】そして、プロセッサ27は、送受信親機2
6を通じてホストメモリ28の整備・点検履歴情報を自
動車10の非接触ICカード9に書き込む。さらに、外
部親装置25のメモリ28に整備状況の良否を判定する
ための判定情報を格納した場合について説明する。
【0074】この判定情報の具定例を図8に示す。本実
施例2における判定情報は、当該自動車10の車名・型
式、車体番号例えば製造番号1120番から2500番
といった車種を識別するID情報と、判定項目及びその
判定基準を格納している。判定項目は、例えば排気量で
あり、その判定基準なる排気量を格納し、また、消耗の
激しい部品の交換時機すなわち、前回の交換から走行距
離3000kmで交換等といった情報を格納している。
【0075】外部親装置25は、非接触ICカード9か
ら自動車検査証記載情報及び整備・点検履歴情報を受信
したとき、プロセッサ27がホストメモリ28から判定
情報を読み出し、これと前記自動車検査証情報及び整備
・点検履歴情報とを照合する。このとき、例えば、部品
の前回の交換から当該点検までの期間と、その部品の交
換時機とを比較して交換か否かを判定する。その判定結
果はディスプレイ30に表示する。
【0076】従って、本実施例2によれば、整備工場の
作業員は、整備・点検すべき車両の整備・点検履歴が画
像表示されるので便利である。そして、判定情報により
交換すべき部品や整備すべき箇所が検出されるので非常
に便利である。
【0077】(実施例3)本実施例3においては、非接
触ICカードを利用して駐車場の管理を行うシステムに
ついて説明する。
【0078】図9、10は、本実施例3における駐車場
管理システムの概略構成ブロック図である。本実施例3
では、非接触カード9を自動車10に搭載すると共に、
本発明にかかる外部親装置25を駐車場の入口ゲート3
1aと出口ゲート31bのそれぞれに設置する。また、
本実施例3では、外部端末機32を各駐車エリアに設置
する。
【0079】本実施例3における非接触カード9の構成
は、前述の実施例1に対してターミナルメモリ14に車
両・運転者のID情報を格納する。その他の構成は実施
例1と同様である。
【0080】外部親装置25の構成は、前述の実施例2
に対して送受信親機26、プロセッサ27、ホストメモ
リ28、ゲート開閉装置33、精算機34を有し、この
構成を図11に示す。図中実施例2と同一名称の構成要
素には同一番号を付してある。
【0081】ホストメモリ28には、当該駐車場の駐車
契約をしている自動車10の車両・運転者ID情報を格
納している。ゲート開閉装置33は入口ゲート31a又
は出口ゲート31bの開閉を行う装置である。
【0082】精算機34は当該駐車場の使用時間を計算
しそれにかかる料金の精算を行うものである。次に、外
部端末機32の構成を図12に示す。
【0083】外部端末機32は、通信機35、プロセッ
サ36、メモリ37、警報装置38を有してなり、通信
機35、プロセッサ36、メモリ37は相互にデータバ
スによりデータの授受を行えるようにしてある。
【0084】通信機35は、非接触でICカードとデー
タの送受信を行うもので、例えば、電磁波、光等の伝送
媒体を介してICカードとの間でデータの送受信を行
う。ホストメモリ28は、当該外部端末機32の設置さ
れる駐車エリアに駐車すべき契約車の車両・運転者ID
情報、又は非契約車を示す非契約車コードを格納するも
のである。
【0085】警報装置38は、音による警報を発生する
装置である。プロセッサ36は、ICカードとの間で行
われるべきデータの送受信を制御すると共に、警報装置
38の作動を制御する。
【0086】次に、図13に入口ゲート31aにおける
本非接触ICカードシステムの作動過程を示すフローチ
ャート図である。自動車10が当該入口ゲート31aに
接近した時(ステップ1301)、入口側の外部親装置
25aは、自動車10に搭載されている非接触ICカー
ド9へ車両・運転者ID情報の送信要求を送信し、非接
触ICカード9はそれに応答して車両・運転者ID情報
を外部親装置25aへ送信する(ステップ1302)。
【0087】外部親装置25aでは、プロセッサ27に
より非接触ICカード9の車両・運転者ID情報とホス
トメモリ28に格納されている契約車の車両・運転者I
D情報とを照合する(1303)。ここで、双方の車両
・運転者ID情報が一致した場合、プロセッサ27はゲ
ート開閉装置33を作動させてゲートの開放を行う(1
304)。
【0088】その後、当該自動車10が任意の駐車エリ
アに駐車すると、そこに設置された外部端末機32は、
当該自動車10に搭載されている非接触ICカード9に
コマンドを送信して車両・運転者ID情報を読み出す。
【0089】そして、外部端末機32では、プロセッサ
36が、メモリ37に格納されている車両・運転者ID
情報と前記非接触ICカード9の車両・運転者ID情報
とを照合し(ステップ1305、1306)、不一致の
場合警報装置38を作動させて警報を発生し、当該自動
車10の運転者に駐車位置の移動を促す(ステップ13
07)。
【0090】一方、前記したステップ1303におい
て、当該自動車10が駐車場の契約車でない場合は、外
部親装置25は、非接触ICカード9のターミナルメモ
リ14に非契約車であることを示す時間貸利用車コード
と共に、入場時刻を書き込む(ステップ1309、13
10)。
【0091】そして、前記自動車10の駐車した駐車エ
リアの外部端末機32は、非接触ICカード9から時間
貸利用車コードを読み出し、これとメモリ37に格納さ
れている時間貸利用車コードとを照合して駐車エリアの
確認を行う。(ステップ1311)。
【0092】次に、図14に出口ゲート31bにおける
本非接触ICカードシステムの作動過程を示すフローチ
ャートを示す。出口ゲート31bに自動車10が接近す
ると(ステップ1401)、出口側の外部親装置25b
では、自動車10に搭載されている非接触ICカード9
へコマンドを送信して車両・運転者ID情報を読み出す
(ステップ1402)。
【0093】そして、非接触ICカード9から受信した
車両・運転者ID情報とホストメモリ28に格納されて
いる契約車の車両・運転者ID情報とを照合し(ステッ
プ1403)、両者が一致する場合は、プロセッサ27
がゲート開閉装置33を作動させて当該出口ゲート31
bを開放する(ステップ1404)。
【0094】また、前記ステップ1403において双方
の車両・運転者ID情報が不一致の場合、外部親装置2
5は、非接触ICカード9から入場時刻を読み出して
(ステップ1405)、当該駐車場の使用時間を算出す
る(ステップ1406)。
【0095】さらに、精算機34は、前記使用時間にか
かる料金を算出して(ステップ1407)これを前記自
動車10の運転者へ提示し、料金の精算を行う(ステッ
プ1408)。精算後、プロセッサ27はゲート開閉装
置33を作動させてゲートを開放する(ステップ140
9)。
【0096】従って、本実施例3によれば、運転者が駐
車場の利用にあたって行うべき手続を簡略でき便利であ
る。 (実施例4)本実施例4においては、非接触ICカード
を利用してガソリンスタンドの管理を行うシステムにつ
いて説明する。
【0097】図15は、本実施例4におけるガソリンス
タンド管理システムの概略構成ブロック図である。本実
施例4では、非接触ICカードシステムは、非接触IC
カード9及び外部親装置25と、外部親装置25に接続
される給油装置39を有してなる。
【0098】非接触ICカード9は、前述の実施例1の
構成に対して、ターミナルメモリ14に、車両・運転者
IDと、当該自動車10の給油条件、例えば、給油口は
車体の左側/右側、給油すべきガソリンの種類はレギュ
ラーガソリン/ハイオクガソリン/軽油、給油量
(∂)、支払いは現金/クレジットカード等の条件を格
納している。ここで、支払い方法がクレジットカードを
利用する場合はそのクレジットカードを扱っている金融
機関の識別コードを格納している。その他の構成は実施
例1と同様である。
【0099】また、本実施例4における外部親装置25
の構成ブロック図を図16に示す。本実施例4における
外部親装置25は、前述の実施例3の構成に対して、送
受信親機26、プロセッサ27、ホストメモリ28、デ
ィスプレイ30を有してなる。
【0100】ディスプレイ30は、当該ガソリンスタン
ドを利用する自動車10の運転者に給油する給油装置の
番号、給油条件に適合した給油装置が他の自動車を給油
している場合に、例えば「大変申し訳ありませんが、し
ばらくお待下さい。」等のメッセージを表示する。
【0101】ホストメモリ28の具体的な構成を図17
に示す。本実施例4におけるホストメモリ28には、判
定情報、給油装置情報、優先順位情報が格納されてい
る。
【0102】判定情報は、自動車毎にその給油条件に適
合する給油装置を判定するための情報である。給油装置
情報は、当該ガソリンスタンドに設置される各給油装置
が空き状態にあるかまたは他の自動車の給油中であるか
を示す情報である。
【0103】優先順位情報は、給油装置39に適合する
自動車10が複数台入場した場合に、その給油装置39
から給油を受ける順序を示す情報である。次に本実施例
4における給油装置39の具体的な構成を図18に示
す。
【0104】給油装置39は、センサ39a、ディスプ
レイ39b、給油設定装置39c、精算機39dを有し
てなる。そして、センサ39aは当該給油装置39が空
き状態にあるかまたは給油中であるかを判別するための
ものであり、当該給油装置39の前に自動車が停止して
いるか否かを検出する。このセンサ39aは、例えば赤
外線センサ、超音波センサ、コイル式センサなどが利用
できる。
【0105】ディスプレイ39aは、給油中の自動車の
運転者に、給油しているガソリンの種類、給油量、料金
を表示するものである。給油設定装置39cは、外部親
装置25から給油するガソリンの種類と給油量の指示を
受けて当該給油装置39の給油すべき種類のガソリンの
設定及び給油量を設定する装置である。
【0106】精算機39dは、料金の支払い方法に応じ
て料金の算出と精算を行うものである。例えば、支払い
方法が現金の場合は、外部親装置25からガソリンの種
類と給油量を通知される。そして、予め設定されている
各種類のガソリンの単価に基いて料金を算出し、精算を
行う。ここでもし運転者が料金を未納のまま自動車を発
進させると警報を発生してスタンド係に通知するように
してもよい。
【0107】一方、支払い方法がクレジットカードによ
る場合は、外部親装置25から送られてきた金融機関コ
ードと共に料金を格納しておき、スタンド係が後にそれ
をプリントアウトできるようにしてもよい。または金融
機関に通信回線を介して転送するようにしてもよい。
【0108】本実施例4によれば、ガソリンスタンドに
おける自動車運転者の手続を簡略できると共に、スタン
ド係の労働負担を軽減できる。ここで、本実施例4にお
いて非接触ICカード9のターミナルメモリ14に運行
前点検程度の点検項目とその点検結果を格納しておき、
これをディスプレイ39bに表示するようにしてもよ
い。これによれば、ディスプレイ39bに表示された点
検内容に基いてスタンド係が当該自動車の簡単な点検を
行うことができ、便利である。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、自動車運転者の手続を
簡略化でき、運転者の負担を軽減することができる。
【0110】そして、運転免許証の提示と照合をスムー
スに行えると共に、整備・点検工場の作業員の労力の軽
減、駐車場における手続の簡略化及び保安性の工場、ガ
ソリンスタンドにおけるスムースな手続及びスタンド係
の労力の低減を図ることでガソリンスタンドの合理的運
営を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】実施例1における非接触ICカードシステムの
概略構成図
【図3】実施例1における非接触ICカードシステムの
内部構成図
【図4】実施例1におけるターミナルメモリとホストメ
モリの具体的構成図
【図5】実施例2における非接触ICカードシステムの
概略構成図
【図6】実施例2における外部親装置の具体的構成図
【図7】実施例2におけるターミナルメモリの具体的構
成図
【図8】実施例2における判定情報の具体的構成図
【図9】実施例3における非接触ICカードの概略構成
【図10】実施例3における非接触ICカードの概略構
成図
【図11】実施例3における外部親装置の具体的構成図
【図12】実施例3における外部端末機の具体的構成図
【図13】実施例3における入場時の非接触ICカード
システムの動作フローチャート図
【図14】実施例3における退場時の非接触ICカード
システムの動作フローチャート図
【図15】実施例4における非接触ICカードシステム
の概略構成図
【図16】実施例4における外部親装置の具体的構成図
【図17】実施例4におけるメモリの具体的構成図
【図18】実施例4における給油装置の具体的構成図
【符号の説明】
1・・非接触ICカード 2・・外部親装置 2a・・表示装置 3・・ターミナルメモリ 4・・送受信制御手段 5・・送受信手段 6・・ホスト制御部 7・・ホストメモリ 8・・運転者 9・・非接触ICカード 10・・自動車 11・・外部端末機 12・・ホストコンピュータ 13・・警察車 14・・ターミナルメモリ 15・・プロセッサ 16・・送受信子機 17・・通信機 18・・プロセッサ 19・・メモリ 20・・ホストコンピュータ 21・・ディスプレイ 22・・送受信親機 23・・プロセッサ 24・・ホストメモリ 25・・外部親装置 26・・送受信親機 27・・プロセッサ 28・・ホストメモリ 29・・キーボード 30・・ディスプレイ 31・・ゲート 32・・外部端末機 33・・ゲート開閉装置 34・・精算機 35・・通信機 36・・プロセッサ 37・・メモリ 38・・警報装置 39・・給油装置 39a・・センサ 39b・・ディスプレイ 39c・・給油設定装置 39d・・精算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/00 19/07 G07C 5/00 Z 9146−3E 8623−5L G06K 19/00 H (72)発明者 大場 俊光 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 門永 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 菅原 秀夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 三代 英治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田島 竜彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも車両運転者(1)が携帯し送
    受信手段(5)を内蔵したICカード(1)と、該IC
    カード(1)と非接触で通信を行う外部親装置(2)と
    からなり、 前記ICカードには少なくとも車両・運転者ID情報を
    格納するターミナルメモリ(3)と、前記外部親装置
    (2)からの要求に応じて前記メモリの内容を送受信手
    段(5)を通じて送信する送受信制御手段(4)とを有
    し、 前記外部親装置(2)には少なくとも前記ターミナルメ
    モリ(3)からの情報を格納するホストメモリ(7)
    と、情報の格納・読み出しを制御するホスト制御部
    (6)とを有していることを特徴とする非接触ICカー
    ドによる自動車管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ターミナルメモリ(3)に格納され
    る車両・運転者ID情報は運転免許証記載情報であり、
    前記ホストメモリ(7)には運転免許証に対応する運転
    者履歴情報が格納されており、前記外部親装置(2)に
    おけるホスト制御部(6)は、前記ICカードから受信
    した運転免許証情報に基いてホストメモリ(7)から当
    該運転者履歴情報を索出し照合することを特徴とする請
    求項1記載の非接触ICカードによる自動車管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記車両・運転者ID情報は車両の整備
    状況情報であり、前記外部親装置(2)には少なくとも
    前記ホストメモリ(7)から読み出された情報を表示す
    る表示装置(2a)を有しており、前記外部親装置
    (2)のホスト制御部(6)は前記ICカードから受信
    した整備情報情報を一旦ホストメモリ(7)に格納した
    後前記表示装置(2a)において表示することを特徴と
    する請求項1記載の非接触ICカードによる自動車管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記外部親装置(2)のホストメモリ
    (7)には整備状況の良否を判定する判定情報が格納さ
    れており、前記外部親装置(2)のホスト制御部(6)
    は前記ICカードから受信した整備状況情報を前記判定
    情報と照合し、当該車両の整備の良否を判定するととも
    にその結果を前記表示装置(2a)において表示するこ
    とを特徴とする請求項3記載の非接触ICカードによる
    自動車管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ターミナルメモリ(3)に格納され
    る車両・運転者ID情報は当該車両の特定駐車場のID
    情報であり、前記ホストメモリ(7)には入場を許可す
    る許可情報が格納されており、前記外部親装置(2)に
    おけるホスト制御部(6)は、駐車場の入場ゲートに接
    近してきた車両に搭載されたICカードから受信したI
    D情報が許可情報と一致するか否かを照合し、一致した
    場合にのみ入場ゲートを開くことを特徴とする請求項1
    記載の非接触ICカードによる自動車管理システム。
  6. 【請求項6】 前記ホスト制御部(6)は、前記ICカ
    ードから受信したID情報がホストメモリ(7)に格納
    された許可情報と一致しない場合に、前記ICカードの
    ターミナルメモリ(3)の一部に入場時刻を送受信手段
    (5)を通じて強制的に登録し、前記車両が当該駐車場
    から退場する際に、前記ICカードから前記入場時刻を
    読み出して駐車場使用時間を算出し、これをホストメモ
    リ(7)に予め格納されている課金パラメータに乗じて
    駐車料金を算出することを特徴とする請求項5記載の非
    接触ICカードによる自動車管理システム。
  7. 【請求項7】 前記ICカードのターミナルメモリ
    (3)に格納されている車両・運転者ID情報は当該車
    両に給油されるガソリンの給油条件情報であり、前記外
    部親装置(2)におけるホスト制御部(6)は、前記I
    Cカードを搭載した車両の接近にともない前記給油条件
    情報を読み出し、前記給油条件情報に適合した給油装置
    を決定すると共に、前記車両をその給油装置に誘導する
    ことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードによ
    る自動車管理システム。
  8. 【請求項8】 前記ICカード(1)を車両に備え付け
    たことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードに
    よる自動車管理システム。
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