JPH05257736A - プログラムトレース方式 - Google Patents

プログラムトレース方式

Info

Publication number
JPH05257736A
JPH05257736A JP4053093A JP5309392A JPH05257736A JP H05257736 A JPH05257736 A JP H05257736A JP 4053093 A JP4053093 A JP 4053093A JP 5309392 A JP5309392 A JP 5309392A JP H05257736 A JPH05257736 A JP H05257736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
processing
area
trace
flag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4053093A
Other languages
English (en)
Inventor
Junpei Ono
順平 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4053093A priority Critical patent/JPH05257736A/ja
Publication of JPH05257736A publication Critical patent/JPH05257736A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プログラム動作に必要なトレースデータをすべ
て採取し、実行ステップがどのようなルートを経由して
動作したかを検証できるようにする。 【構成】電子計算機上の記憶部に展開されたプログラム
エリアとは別に、この動作毎に動作状況を格納するトレ
ースエリア102と、これを制御する制御部103と、
トレースエリアの表示,入出力を行う表示入力機能部1
04及び出力機能部105とを備え、記憶部及び外部記
憶部の限定されたエリアに全ての動作状況を記録せず、
重複部を削除して記録する。これにより、エリアの有効
活用ができ、必要なトレースデータをすべて採取でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラムトレース方式
に関し、特にプログラム上での実行ステップがどのよう
なルートを経由して動作したかを検証する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラム処理にて制御される電
子計算機等においては、プログラムのテスト際中及びプ
ログラムが本稼働した後で障害等が発生した場合、プロ
グラム動作の正当性を確認する為、プログラムの実行し
たステップを電子計算機内の記憶部又は外部記憶部(主
に磁気ディスク)にある一定エリアを確保し、実行した
処理ステップの命令,処理テーブルファイル等の内容を
格納している。
【0003】このように、プログラム処理がトレースさ
れ、このトレースされたエリア中にぃ障害発生した事象
がある場合には、障害内容とトレースあれた内容とを分
析してプログラム処理解析を行う。
【0004】なお、ここでいうプログラムとは、オペレ
ーティングシステム(OS)及びアプリケーションソフ
ト(AP)を包含している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のプログラム
トレース方式では、電子計算機内の記憶部又は外部記憶
部にある一定エリアをあらかじめ設定し、プログラムの
実行ステップを処理順に時系列で順次エリア内に格納し
ていくため、同一処理がくり返して実行される場合、も
しくは同様な処理が実行される場合には、格納エリアを
大きく取っても障害内容の分析やプログラム動作の確認
に必要なトレースデータがすべて採取できないという問
題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、プログラム処
理が実行されたステップの一処理ルートを記録し、その
後は記録された前記一処理ルートと異るルートのみを記
録する処理コード部及びそのときの状況,環境を記録す
る環境フラグ部とを含み、かつ前記環境フラグ部が前記
記録テーブルの分岐状況を管理する分岐テーブル及び記
録された前記処理コード部の状況を保持する環境テーブ
ルからなる記録テーブルを有するトレースエリアと;前
記トレースエリアを制御する制御部と、前記トレースエ
リアへの入力表示及び出力を行う表示入力部及び出力部
とを備えている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、図2は図1の101に示すプログラムの一例と
してプログラムステップを流れ図として示し、図3は図
1の102に示すトレースエリアの構成,関連を示し図
4はその記録テーブルを図2の流れ図をもとに格納され
た一例を示している。
【0009】図1では電子計算機内で実行されるプログ
ラムを101にて表わしており、各プログラムには処理
単位に数十ステップから数千,数万ステップ規模のもの
があり、これらの集合体がプログラム101中に格納さ
れ実行されている。そして、それらの内1つの本実施例
として説明する為に図2に示す。
【0010】図2においては、201の開始ステップか
ら211の終了ステップのプログラムであり、203,
208,217は判断命令、203,208,217以
外は一処理命令が複合処理を示すサブルーチンを示す。
【0011】また、その処理ルータはプログラム処理条
件により異なり、 (1)201→202→203→204→205→20
6→207→208→209→210→211 (2)201→202→203→204→205→20
6→207→208→212→213→214→211 (3)201→202→203→215→216→21
7→206→207→208→208→210→211 (4)201→202→203→215→216→21
7→218→220→211 等のルートがある。
【0012】プログラムトレースする場合、これらの処
理ルートの各ステップ実行毎に、図3のトレースエリア
に格納する。301は処理ルートを記録する記録テーブ
ルを示す。302へは処理プログラム名が格納される。
この格納形態はプログラム名か又はこのプログラム名を
コード化して格納する。そして、各303の処理コード
へは、プログラム開始から終了までの各ステップまでの
処理命令,サブルーチン,判断命令等がコード化され、
処理順に順次可変長に格納される。
【0013】各304の環境フラグは、各処理コード3
03の各ステップに対応して判断命令及び新規登録ルー
チンの始めの命令等に1バイトずつ割り当てられる。そ
して、上位4ビット(B8 ,B7 ,B6 ,B5 )の30
5は分岐フラグ、下位3ビット(B4 ,B3 ,B2 )の
306はそのステップ動作後の環境格納済フラグとし
て、1ビット(B1 )の307は格納指定フラグとして
意味づけられる。また、1ビット(P)はパリティビッ
トである。本実施例では1バイトを分岐フラグ,格納済
フラグ,格納指定フラグとしているが、プログラム規模
により1バイト以上を割りふってもよい。
【0014】次に、310は分岐テーブルを示し、プロ
グラム名302に対する分岐フラグ305の分岐最新コ
ード317からなっている。分岐フラグ305は、プロ
グラム実行がされ分岐処理が発生するまでの記録された
処理ルートをコード化して付与される。そして、付与さ
れた後、分岐最新コード317は更新される。
【0015】図4はプログラム名Aが前述した(1),
(2),(3)の処理ルートで行われた場合を示してい
る。ここで、プログラムAが開始されると、プログラム
名が302に格納され、(1)の処理コードが303の
位置に順次格納される。次に、(2)の処理が開始され
ると、先に登録したプログラム名Aの各ステップ上にて
展開されているが、ステップ208から212に分岐し
たときに、これまでに記録されたルートと異る為、分岐
テーブル310の分岐最新コード317から“a”をス
テップ208の分岐フラグとして立て、さらに、ステッ
プ212の分岐フラグを“a”として立てて、続きの処
理ステップを先の登録ステップと異る部分として記録し
ていく。また、同様に(3)の処理が開始され、ステッ
プ203から215に分岐したとき、各々に分岐フラグ
“b”として立て、ステップ215以降を記録する。
【0016】記録された(1),(2),(3)は、以
降同一ルートとなっても再登録はされず、先に登録した
ルートと異った部分のみが記録されていく。このよう
に、図1に示すプログラム101の処理結果が、トレー
スエリア102におけるトレース結果として記録テーブ
ルに格納される。トレースエリア102の記録テーブル
の内容は、制御部103の指示により表示入力機能部1
04か、もしくは出力機能部105に出力され処理確認
として用いられる。
【0017】このとき、表示,出力される方法として、
記録テーブルの内容をそのまま出力するのではなく、記
録テーブルを再編集及びリコーディングし、先の
(1),(2),(3),…の方法にて処理ルートを表
示する。さらに、表示された処理ルート中、特定ステッ
プでのファイル,テーブル,記録部状況等の詳細を採取
したい場合には、表示入力機能部104からプログラム
名、採取したいステップでの命令コード及び採取内容を
指定すると、103の制御部を経由して記録テーブル3
01の、環境フラグ304中の格納指定フラグ307と
して立てる。そして、プログラムを実行して記録テーブ
ルに記録中にこのフラグを検知すると、図3の記録テー
ブル301での処理コード303と環境フラグ304の
環境格納済フラグ306とを立て、その内容を環境テー
ブル320での格納エリア321にテーブル,ファイ
ル,記憶部状況等の指定のあった内容を格納する。
【0018】環境テーブル320は、コード化された環
境格納済フラグ306と、格納エリア321とからなっ
ている。この格納エリア321には格納される内容が可
変長で格納される。また、格納エリア321の内容は、
先の記録テーブル表示と同様に、制御部103の指示に
より表示入力機能部104か、もしくは出力機能部に処
理ルートを共に表示される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記憶部又
は外部記憶部の限定されたエリアに、プログラム処理ス
テップの重複部を記録せず、環境フラグの分岐フラグと
して表わし、また、指定ステップの詳細情報(ファイ
ル,テーブル,記憶部等の情報)をも記録することによ
り、プログラム動作の検証を表示入力機能部,出力機能
部にて行い、かつ限定されたエリアを有効利用できると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のプログラム101の一例とその処理ステ
ップを示す流れ図である。
【図3】図1のトレースエリア102の構成,関連の一
例を示す図である。
【図4】図1のトレースエリア102の記録テーブル及
び分岐テーブルに図2の流れ図をもとに格納した一例を
示す図である。
【符号の説明】
101 プログラム 102 トレースエリア 103 制御部 104 表示入力機能部 105 出力機能部 201,202,204〜207,209〜216,2
18〜220 処理命令,又はサブルーチン 203,208,217 判断命令(分岐命令) 301 記録テーブル 302 プログラム名 303 処理コード 304 環境フラグ 305 分岐フラグ 306 環境格納済フラグ 307 格納指定フラグ 310 分岐テーブル 317 分岐最新コード 320 環境テーブル 321 格納エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム処理が実行されたステップの
    一処理ルートを記録し、その後は記録された前記一処理
    ルートと異るルートのみを記録する処理コード部及びそ
    のときの状況,環境を記録する環境フラグ部とを含み、
    かつ前記環境フラグ部が前記記録テーブルの分岐状況を
    管理する分岐テーブル及び記録された前記処理コード部
    の状況を保持する環境テーブルからなる記録テーブルを
    有するトレースエリアと;前記トレースエリアを制御す
    る制御部と、前記トレースエリアへの入力表示及び出力
    を行う表示入力部及び出力部とを備えることを特徴とす
    るプログラムトレース方式。
JP4053093A 1992-03-12 1992-03-12 プログラムトレース方式 Withdrawn JPH05257736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053093A JPH05257736A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 プログラムトレース方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053093A JPH05257736A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 プログラムトレース方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05257736A true JPH05257736A (ja) 1993-10-08

Family

ID=12933171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4053093A Withdrawn JPH05257736A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 プログラムトレース方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05257736A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002236595A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Fujitsu Ten Ltd 電子機器ならびにそのデバッグ支援装置および方法
USRE44814E1 (en) 1992-10-23 2014-03-18 Avocent Huntsville Corporation System and method for remote monitoring and operation of personal computers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE44814E1 (en) 1992-10-23 2014-03-18 Avocent Huntsville Corporation System and method for remote monitoring and operation of personal computers
JP2002236595A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Fujitsu Ten Ltd 電子機器ならびにそのデバッグ支援装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05257736A (ja) プログラムトレース方式
CN115408358B (zh) 网盘在线文件的管理方法、装置、网盘及存储介质
US20090273605A1 (en) Operation Checking Method in Information System, Operation Checking Program Therefor, Recording Medium, and Operation Checking System
JPH0743732B2 (ja) 収集データの格納方法
EP0404399A2 (en) Audio editing system
JPH08129483A (ja) イベント駆動型プロセス制御装置
EP0497283A2 (en) A document processor
JPH07239860A (ja) データ管理装置
JP4208591B2 (ja) ブレイクポイント設定装置、ブレイクポイント設定方法及びブレイクポイント設定プログラム
JPH0784778A (ja) ソースプログラムの試験項目編集・管理装置
JPS61199151A (ja) 回線のロギング方式
JPH01114948A (ja) ファイル編集サポート方法
JPS60167042A (ja) プログラム編集装置
JPH1185772A (ja) X線回折測定におけるデータファイル管理方法
JPH056272A (ja) ソフトウエア設計装置
JP2692196B2 (ja) テストデータ編集方式
JPH04316138A (ja) デバッグ処理装置
JP3247846B2 (ja) 診療行為入力装置
JP2631778B2 (ja) 計算機プログラム試験装置
JPH0385649A (ja) ファイル管理情報作成装置
JP2001084163A (ja) 更新処理の影響事前調査装置及び方法、更新処理プログラムの動作テスト装置及び方法
JPH04178829A (ja) ロードモジュール内のファイル定義情報編集方式
JP2771986B2 (ja) 磁気テープ装置
JP2001051872A (ja) プログラムデバッグ装置及びプログラムを記録した記録媒体
JPH11296407A (ja) プログラムテストにおけるキー操作の記録、再現及び動作確認方式及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518