JPH05257590A - キー入力文字の確定装置 - Google Patents
キー入力文字の確定装置Info
- Publication number
- JPH05257590A JPH05257590A JP4054753A JP5475392A JPH05257590A JP H05257590 A JPH05257590 A JP H05257590A JP 4054753 A JP4054753 A JP 4054753A JP 5475392 A JP5475392 A JP 5475392A JP H05257590 A JPH05257590 A JP H05257590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- character
- key input
- time
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キーボード操作に不慣れな者にとって使い勝
手を良くする。 【構成】 文字認識&文字確定処理1gと、タイマ割込
処理1hでは、キー押下時間を測定し、測定した押下時
間を所定時間と比較し、この比較の結果、押下時間が所
定時間より長いときには押下されたキーに対応する文字
を確定し、長くないときには当該キーの押下を無視す
る。これらより、誤入力したと操作者がキー入力後に判
断したときは、直ちにそのキーから手等を離すことで、
そのキー入力は無効となるので、誤入力した文字を削除
するという操作が省ける。
手を良くする。 【構成】 文字認識&文字確定処理1gと、タイマ割込
処理1hでは、キー押下時間を測定し、測定した押下時
間を所定時間と比較し、この比較の結果、押下時間が所
定時間より長いときには押下されたキーに対応する文字
を確定し、長くないときには当該キーの押下を無視す
る。これらより、誤入力したと操作者がキー入力後に判
断したときは、直ちにそのキーから手等を離すことで、
そのキー入力は無効となるので、誤入力した文字を削除
するという操作が省ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータ等のキーボード入力装置に係り、
特に、キー入力された文字を確定するキー入力文字の確
定装置に関する。
ーソナルコンピュータ等のキーボード入力装置に係り、
特に、キー入力された文字を確定するキー入力文字の確
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のキー入力文字の確定装置
の構成図である。キーボード1aで押下されたキーに対
応する文字信号は、キーボードコントローラ1bを通
り、キー入力BIOS中のハードウェア割込処理1cに
入力される。ハードウェア割込処理1cでは、シフトキ
ーやコントロールキーに対する処理や文字コード変換等
を行ない、キーボード入力バッファ1dに文字コードを
格納する。アプリケーションプログラム1fは、ファン
クション処理1eを割込起動して、キーボード入力バッ
ファ1dに蓄積されている文字データを取り出す。
の構成図である。キーボード1aで押下されたキーに対
応する文字信号は、キーボードコントローラ1bを通
り、キー入力BIOS中のハードウェア割込処理1cに
入力される。ハードウェア割込処理1cでは、シフトキ
ーやコントロールキーに対する処理や文字コード変換等
を行ない、キーボード入力バッファ1dに文字コードを
格納する。アプリケーションプログラム1fは、ファン
クション処理1eを割込起動して、キーボード入力バッ
ファ1dに蓄積されている文字データを取り出す。
【0003】尚、従来技術に関連するものとして、例え
ば特開昭61−260329号がある。
ば特開昭61−260329号がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のワードプロセッ
サ等は、健常者が操作することを前提として作られてい
る。このため、キーを押下すると、当該キーに対応する
文字が直ちに確定されるようになっている。しかし、ワ
ードプロセッサ等の文書作成装置は、身体障害者が意思
伝達に使用するのに好都合な装置である。しかるに、前
述したようにキー入力文字が直ちに確定してしまうので
は、誤入力した文字を削除するという操作が負担にな
り、彼らにとって使い勝手の悪いものとなる。これは、
健常者であっても、キーボードの操作に不慣れな者にと
って同様である。
サ等は、健常者が操作することを前提として作られてい
る。このため、キーを押下すると、当該キーに対応する
文字が直ちに確定されるようになっている。しかし、ワ
ードプロセッサ等の文書作成装置は、身体障害者が意思
伝達に使用するのに好都合な装置である。しかるに、前
述したようにキー入力文字が直ちに確定してしまうので
は、誤入力した文字を削除するという操作が負担にな
り、彼らにとって使い勝手の悪いものとなる。これは、
健常者であっても、キーボードの操作に不慣れな者にと
って同様である。
【0005】本発明の目的は、キーボード操作に不慣れ
な者にとって使い勝手の良いキー入力文字の確定装置を
提供することにある。
な者にとって使い勝手の良いキー入力文字の確定装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、キー押下時
間を測定する手段と、前記押下時間を所定時間と比較す
る手段と、この比較の結果押下時間が前記所定時間より
長いときには押下されたキーに対応する文字を確定する
手段と、長くないときには当該キーの押下を無視する手
段とを設けることで、達成される。
間を測定する手段と、前記押下時間を所定時間と比較す
る手段と、この比較の結果押下時間が前記所定時間より
長いときには押下されたキーに対応する文字を確定する
手段と、長くないときには当該キーの押下を無視する手
段とを設けることで、達成される。
【0007】
【作用】キーを押下しても直ちに確定するのではなく、
所定時間継続して押下されているか否かで、そのキー入
力が操作者の意図したキー入力であるか、誤って押下し
てしまったキー入力であるかの判断を装置側が行い、所
定時間継続した押下されたキー入力文字は確定し、所定
時間継続せずにキー入力が中断した文字は無効とする。
これにより、操作者は、誤ってキー入力したときはすぐ
にそのキーから手等を離せば、自動的にその文字入力は
無効となるので、その文字を削除しなければならないと
いう操作が不要となる。
所定時間継続して押下されているか否かで、そのキー入
力が操作者の意図したキー入力であるか、誤って押下し
てしまったキー入力であるかの判断を装置側が行い、所
定時間継続した押下されたキー入力文字は確定し、所定
時間継続せずにキー入力が中断した文字は無効とする。
これにより、操作者は、誤ってキー入力したときはすぐ
にそのキーから手等を離せば、自動的にその文字入力は
無効となるので、その文字を削除しなければならないと
いう操作が不要となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るキー入力文字の
確定装置の構成図である。本実施例のキー入力文字の確
定装置では、キーボード1aで押下されたキーに対応す
る文字信号は、キーボードコントローラ1bを通り、キ
ー入力BIOS中のハードウェア割込処理1cに入力さ
れる。ハードウェア割込処理1cで処理された文字コー
ドは、文字認識&確定処理1gに入力する。文字認識と
は、本実施例では、操作者に押下されたキーに対応する
文字がどの文字であるかを容易に識別されるように、当
該文字をブリンクさせながら表示する処理である。文字
認識&確定処理1gでは、押下されたのが文字キーであ
ればその文字をCRT等の画面上に表示してブリンクさ
せ、さらにタイマ割込処理1hに時間カウント開始指示
(カウンタのセット)をする。
する。図1は、本発明の一実施例に係るキー入力文字の
確定装置の構成図である。本実施例のキー入力文字の確
定装置では、キーボード1aで押下されたキーに対応す
る文字信号は、キーボードコントローラ1bを通り、キ
ー入力BIOS中のハードウェア割込処理1cに入力さ
れる。ハードウェア割込処理1cで処理された文字コー
ドは、文字認識&確定処理1gに入力する。文字認識と
は、本実施例では、操作者に押下されたキーに対応する
文字がどの文字であるかを容易に識別されるように、当
該文字をブリンクさせながら表示する処理である。文字
認識&確定処理1gでは、押下されたのが文字キーであ
ればその文字をCRT等の画面上に表示してブリンクさ
せ、さらにタイマ割込処理1hに時間カウント開始指示
(カウンタのセット)をする。
【0009】押下されているキーの押下解除による割込
が、上記時間カウント開始からあらかじめ規定された時
間以内に文字認識&確定処理1gに通知されない場合、
上記押下キーに対応する文字コードはキーボード入力バ
ッファ1dに格納される。それと同時に、画面上の表示
文字のブリンクを停止して、文字が確定したことを表
す。上記押下解除による割込が予め規定された時間(所
定時間)以内に通知された場合には、文字コードはキー
ボード入力バッファ1dには格納されず、又、画面上の
表示文字は消去される。
が、上記時間カウント開始からあらかじめ規定された時
間以内に文字認識&確定処理1gに通知されない場合、
上記押下キーに対応する文字コードはキーボード入力バ
ッファ1dに格納される。それと同時に、画面上の表示
文字のブリンクを停止して、文字が確定したことを表
す。上記押下解除による割込が予め規定された時間(所
定時間)以内に通知された場合には、文字コードはキー
ボード入力バッファ1dには格納されず、又、画面上の
表示文字は消去される。
【0010】タイマ割込処理中のカウンタには、上記所
定時間をキー押下による割込と同時にセットしておくの
が好都合である。キー押下による割込が通知された後、
一定周期ごとに上記カウンタから“1”を減じて行け
ば、文字確定の可否の判定は上記カウンタの内容が
“0”か否かによって行なうことができる。
定時間をキー押下による割込と同時にセットしておくの
が好都合である。キー押下による割込が通知された後、
一定周期ごとに上記カウンタから“1”を減じて行け
ば、文字確定の可否の判定は上記カウンタの内容が
“0”か否かによって行なうことができる。
【0011】図2は、文字認識&確定処理1gの処理手
順を示すフローチャートである。キーボードコントロー
ラ1bからの割込が通知されると、まず割込要因の判定
(ステップ1)をする。上記割込要因には、キーの押下
及び解除の2種類がある。判定結果がキー解除であれ
ば、カウンタの内容が所定時間以内(カウンタ≠0)で
あるか否かを判定する(ステップ2)。所定時間を超え
ていると判定された場合には、文字を確定(図1のキー
ボード入力バッファ1dに文字コードを格納)させ(ス
テップ3)、さらに画面上の文字のブリンク表示を連続
表示に変える(ステップ4)。又、所定時間内と判定さ
れた場合には、画面上でブリンクしている文字を消去す
る。
順を示すフローチャートである。キーボードコントロー
ラ1bからの割込が通知されると、まず割込要因の判定
(ステップ1)をする。上記割込要因には、キーの押下
及び解除の2種類がある。判定結果がキー解除であれ
ば、カウンタの内容が所定時間以内(カウンタ≠0)で
あるか否かを判定する(ステップ2)。所定時間を超え
ていると判定された場合には、文字を確定(図1のキー
ボード入力バッファ1dに文字コードを格納)させ(ス
テップ3)、さらに画面上の文字のブリンク表示を連続
表示に変える(ステップ4)。又、所定時間内と判定さ
れた場合には、画面上でブリンクしている文字を消去す
る。
【0012】割込要因判定(ステップ1)でキー押下と
判定された場合には、画面上の文字表示のブリンクを開
始する。さらに、タイマ割込処理1hのカウンタに所定
時間をセットする。なお、このカウンタにセットする値
は、タイマ割込処理のタイマ周期の関数として定義され
る。 カウンタセット値=規定時間÷タイマ周期 図3は、タイマ割込処理1hの処理手順を示すフローチ
ャートである。割込が通知されると、まずカウンタに何
らかの値がセットされているか否かを判定する(ステッ
プ8)。カウンタに何らかの値がセット(カウンタ≠
0)されている場合には、カウンタの値を“1”だけ少
ない値に更新(デクリメント)する(ステップ9)。カ
ウンタの内容が“0”の場合には、何も処理せずに終了
する。
判定された場合には、画面上の文字表示のブリンクを開
始する。さらに、タイマ割込処理1hのカウンタに所定
時間をセットする。なお、このカウンタにセットする値
は、タイマ割込処理のタイマ周期の関数として定義され
る。 カウンタセット値=規定時間÷タイマ周期 図3は、タイマ割込処理1hの処理手順を示すフローチ
ャートである。割込が通知されると、まずカウンタに何
らかの値がセットされているか否かを判定する(ステッ
プ8)。カウンタに何らかの値がセット(カウンタ≠
0)されている場合には、カウンタの値を“1”だけ少
ない値に更新(デクリメント)する(ステップ9)。カ
ウンタの内容が“0”の場合には、何も処理せずに終了
する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、短時間だけキーを誤押
下しても誤押下を認識してその文字入力を無効にし、正
しい操作だけを確定するので、操作者が誤押下にそれほ
ど注意を払わなくて済むという効果がある。このため、
操作者の負担が軽減し、作業が容易になるという効果が
得られる。これは、身体障害者やキーボード操作に不慣
れな者に限らず、ブラインドタッチでキーボード操作を
行う熟練者であっても、文字確定に用いる所定時間を短
く設定することで、利用価値のあるものとなる。
下しても誤押下を認識してその文字入力を無効にし、正
しい操作だけを確定するので、操作者が誤押下にそれほ
ど注意を払わなくて済むという効果がある。このため、
操作者の負担が軽減し、作業が容易になるという効果が
得られる。これは、身体障害者やキーボード操作に不慣
れな者に限らず、ブラインドタッチでキーボード操作を
行う熟練者であっても、文字確定に用いる所定時間を短
く設定することで、利用価値のあるものとなる。
【図1】本発明の一実施例に係るキー入力文字確定装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】図1に示す文字認識&確定処理の手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】図1に示すタイマ割込処理の手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】従来のキー入力文字確定装置の構成図である。
1a…キーボード、1b…キーボードコントローラ、1
c…ハードウェア割込処理、1d…キーボード入力バッ
ファ、1g…文字認識&確定処理、1h…タイマ割込処
理。
c…ハードウェア割込処理、1d…キーボード入力バッ
ファ、1g…文字認識&確定処理、1h…タイマ割込処
理。
Claims (1)
- 【請求項1】 キー押下時間を測定する手段と、前記押
下時間を所定時間と比較する手段と、この比較の結果押
下時間が前記所定時間より長いときには押下されたキー
に対応する文字を確定する手段と、長くないときには当
該キーの押下を無視する手段とを備えることを特徴とす
るキー入力文字の確定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054753A JPH05257590A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | キー入力文字の確定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4054753A JPH05257590A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | キー入力文字の確定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05257590A true JPH05257590A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12979534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4054753A Pending JPH05257590A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | キー入力文字の確定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05257590A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010073546A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Denso Corp | スイッチ信号処理装置 |
WO2014064830A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | 株式会社安川電機 | 開発支援装置及び開発支援プログラム |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4054753A patent/JPH05257590A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010073546A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Denso Corp | スイッチ信号処理装置 |
WO2014064830A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | 株式会社安川電機 | 開発支援装置及び開発支援プログラム |
JPWO2014064830A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2016-09-05 | 株式会社安川電機 | 開発支援装置及び開発支援プログラム |
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