JPH05256719A - 差圧伝送器 - Google Patents

差圧伝送器

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Publication number
JPH05256719A
JPH05256719A JP5774692A JP5774692A JPH05256719A JP H05256719 A JPH05256719 A JP H05256719A JP 5774692 A JP5774692 A JP 5774692A JP 5774692 A JP5774692 A JP 5774692A JP H05256719 A JPH05256719 A JP H05256719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pressure side
center
pressure
high pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5774692A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Onose
俊宏 小野瀬
Tomoyuki Hida
朋之 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5774692A priority Critical patent/JPH05256719A/ja
Publication of JPH05256719A publication Critical patent/JPH05256719A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】差圧伝送器の高圧側と低圧側の応答特性を同一
とすることにより、脈動しているプロセスより、正しい
差圧を検出することを目的とする。 【構成】センタダイアフラム2の表・裏の圧力に対する
特性を同一とさせるため、中心軸及び板厚中心に対して
対称な形状とする。センタダイアフラム2は、本体1に
溶接により接合されている。 【効果】本発明によれば測定するプロセスが脈動した状
態でも正しい差圧を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力変換素子をもつ差
圧伝送器に係り、特に過圧保護機を持つダイアフラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この差圧伝送器の従来例を図3に示す。
図3において、本体1と高圧側及び低圧側シールダイア
フラム9,10により高圧側圧力室7と低圧側圧力室8
が構成され、図4に示す様な断面形状を持つセンタダイ
アフラムにより隔離室が2つに分割されている。高圧側
圧力室7と高圧側隔離室3及び低圧側圧力室8と低圧側
隔離室4は、各々の通路5,6により結ばれており、圧
力伝送媒体17が封入されている。この差圧伝送器に、
高圧側フランジ11より高圧側圧力PH ,低圧側フラン
ジ12より、低圧側圧力PL がかわると、センタダイア
フラム2が低圧側へ変形し、その変形により低圧側シー
ルダイアフラム10も変位する。圧力変換素子18に
は、高圧側圧力伝導路15と低圧側圧力伝導路16を通
して、PH −PL が生じ外部へ変換される。又、測定範
囲を超える圧力が生じた場合には、高圧側シールダイア
フラム9が高圧側シールダイアフラム座11に着座し、
過圧保護機構が作動した状態となり圧力変換素子18を
保護する。圧力が除去されると高圧側及び低圧側シール
ダイアフラム9,10とセンタダイアフラム2は、元の
状態に戻る。高圧力が、低圧側フランジ14より加わっ
た場合でも同じである。通常この様な高圧側と低圧側の
構造形状が同一であっても、センタダイアフラム2の表
及び裏の特性が違うため、高圧側と低圧側の応答特性が
異なってしまい動的なプロセスを測定する場合、正しい
差圧を検出することが困難となる。従って、センタダイ
アフラム2の表・裏の特性が同一である必要性がある。
改善策として、センタダイアフラム2の形状がフラット
であるのが良いが、剛性及び再現性が悪いという欠点が
ある。また、測定レンジを超える圧力が加わり高圧側シ
ールダイアフラム9が高圧側シールダイアフラム座11
に着座した場合、フラットな形状であるとその容積変化
分の変形をするのが容易でないことが挙げられる。関連
する公知例として、公開特許公報昭60−154132号が挙げ
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高圧側と低
圧側に同一な構造をもつものに、表・裏同等の特性をも
つセンタダイアフラムを用いることにより、高圧側と低
圧側の応答特性を合致させ測定するプロセスが脈動して
いる場合にも、正しい差圧を検出可能とすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】センタダイアフラムの形
状を中心軸に対して、対称かつ板厚中心に対して凹凸の
突き出し量を同等にし、複数の凹凸を持たせることによ
り、センタダイアフラムの表・裏の特性を同等にさせ、
高圧側と低圧側の応答特性を合致させる。
【0005】
【作用】高圧側と低圧側同一の形状構造のものに、表及
び裏の特性が同一なセンタダイアフラムを用いることに
より、高圧側及び低圧側の応答性が同一となり、脈動す
るプロセスを測定する際、正しく差圧を検出できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1に、本発明による差圧伝送器の一実施例を示
す。図1において、高圧側が及び低圧側同一形状構造の
ものに、図2に示すように中心軸に対し対称形状かつ板
厚中心に対し凹凸の突き出し量が同一で複数の凹凸を持
つセンタダイアフラム2が溶接により本体1に接合され
ている。
【0007】高圧側フランジ13より測定レンジを超え
る圧力が加わった場合高圧側シールダイアフラム9がセ
ンタダイアフラム3側に変位し、高圧側シールダイアフ
ラム座11に着座する。この容積分、センタダイアフラ
ム2が変位する様になっており、圧力に対する特性がセ
ンタダイアフラム2の形状が波形であるため、表面積が
広くなり、高圧側シールダイアフラム9が高圧側シール
ダイアフラム座11に着座した時の容積を微少変位で補
うことが可能となり、そのため圧力が除去された時、元
の位置への再現性が高くなる。また、センタダイアフラ
ムの形状が図2に示す様に表と裏の表面積が同等である
ので従来より圧力に対する特性が表・裏ほぼ同等にな
る。そのため、測定するプロセスが脈動していても正し
い差圧を検出可能とする。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、差圧伝送器に両面(表
及び裏)共、圧力に対する変位特性が同等であるセンタ
ダイアフラムを用いることにより、脈動するプロセスの
差圧を正しく検出できる。また、過圧保護動作時におい
ては、通常よりも表面積が広いため、微小変形ですむた
め再現性が高くなり、差圧伝送器のゼロ点を安定維持可
能となる。その上、形状が確定すれば製作会社も容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の差圧伝送器の断面図である。
【図2】本発明の一実施例のセンタダイアフラム断面形
状図である。
【図3】従来の差圧伝送器の断面図である。
【図4】従来例のセンタダイアフラム断面形状図であ
る。
【符号の説明】 1…本位、2…センタダイアフラム、3…高圧側隔離
室、4…低圧側隔離室、5…高圧側通路、6…低圧側通
路、7…高圧側圧力室、8…低圧側圧力室、9…高圧側
シールダイアフラム、10…低圧側シールダイアフラ
ム、11…高圧側シールダイアフラム座、12…低圧側
シールダイアフラム座、13…高圧側フランジ、14…
低圧側フランジ、15…高圧側圧力伝導路、16…低圧
側圧力伝導路、17…圧力伝送媒体、18…圧力変換素
子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端面を各々閉塞したシールダイアフラム
    と受圧部部材とで構成される受圧室と前記受圧部部材と
    前記シールダイアフラムと過圧保護を構成するもうひと
    つのダイアフラム(センタダイアフラム)とで構成される
    隔離室及び前記圧力室と、隔離室を結ぶ通路から成る構
    造で、かつ各々左右対称の形状であることを特徴とする
    差圧伝送器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記シールダイアフラ
    ムの剛性より剛性が高く、断面形状が中心軸に対して、
    左右対称かつ板厚の中心に対して凹凸の突き出しの量が
    等しい形状をもつセンタダイアフラムであることを特徴
    とする差圧伝送器。
JP5774692A 1992-03-16 1992-03-16 差圧伝送器 Pending JPH05256719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5774692A JPH05256719A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 差圧伝送器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5774692A JPH05256719A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 差圧伝送器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256719A true JPH05256719A (ja) 1993-10-05

Family

ID=13064469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5774692A Pending JPH05256719A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 差圧伝送器

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JP (1) JPH05256719A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102353497A (zh) * 2011-06-28 2012-02-15 北京布莱迪仪器仪表有限公司 单膜片差压表

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102353497A (zh) * 2011-06-28 2012-02-15 北京布莱迪仪器仪表有限公司 单膜片差压表

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