JPS63179226A - 圧力−力変換ダイヤフラム - Google Patents

圧力−力変換ダイヤフラム

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JPS63179226A
JPS63179226A JP906787A JP906787A JPS63179226A JP S63179226 A JPS63179226 A JP S63179226A JP 906787 A JP906787 A JP 906787A JP 906787 A JP906787 A JP 906787A JP S63179226 A JPS63179226 A JP S63179226A
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JP
Japan
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diaphragm
pressure
force
annular groove
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP906787A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Sagara
相良 竜雄
Tadashi Sakagami
阪上 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohkura Electric Co Ltd
Original Assignee
Ohkura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ohkura Electric Co Ltd filed Critical Ohkura Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧力−力変換ダイヤフラムに関し、とくに簡
単な構造と安定した動作特性を有し流体圧力検出用に適
した圧力−力変換ダイヤフラムに関する。
え工立韮A 技術の高度化に伴ない流体圧力を測定する必要性が増大
している。第3図は従来の圧力変換器の一例をその図式
的断面図によって示す0本体ケース1と導圧カバー2と
により画成される空間内にダイヤフラム3を配置し受圧
室S1と大気室S2とを形成する。ダイヤフラム3の中
央部には貫通孔3Aを設け、貫通孔3Aの周縁のダイヤ
フラム表裏をそれぞれ貫通孔が設けられた上部押え板4
及び下部押え板5によって保護する。ダイヤフラム3の
貫通孔3A及び両押え板4.5の貫通孔を介してフォー
スポルト6を受圧室S1から大気室S2へ通し、フォー
スポルト6の先端を大気室S2内に配置されたフォース
センサ7に結合する。ナツト8がフォースポルト6を両
押え板4.5に締結する。
上部押え板4と下部押え板5は、ダイヤフラム3に対す
る押圧力をそれらの外周部9に集中することによりダイ
ヤフラム3の貫通孔3Aに対するシール効果を発生させ
るため対向面にわずかな凹みを有する。
ダイヤフラム3の圧力−力変換部の有効直径をdとし受
圧室S1内の圧力をPとすれば、フォースポルト6を介
してフォースセンサ7に加えられる力Fは F=(πd2P)/4         ・・・(1)
で与えられる。フォースセンサ7が例えばピエゾ抵抗素
子を取付けた起歪体である場合には、(1)式の力Fが
電気抵抗の変化分ΔRに変換され、その変化分ΔRが圧
力Pを表わす測定値となる。
第3図のダイヤフラム3を有する圧力変換器には次の問
題点がある。
i、 貫通孔3Aにおける通気防止のため部品点数が多
くコスト高となる。
ii、ダイヤフラム3の周縁部3Bに接する部分及び両
押え板4.5の外周部9はシール効果を与えるため精密
加工を要し工数が多くなる。
iii、ダイヤフラム3の中央に貫通孔3^があるので
シールが完全でない。
iv、ダイヤフラム3の固定条件及び固定部材の経年変
形により有効直径dが変動し、変換精度のばらつきや劣
化が生じたりする。
マ、 ダイヤフラム3の固定箇所に押え力と被測定圧力
による喧断力と曲げ応力とが重畳されるので集中応力が
生じ易く、材料の疲労及び特性劣化を招き易い。
マi、有効直径dの小さな圧力変換器の製作が困難であ
る。
丁目。液圧測定の場合に受圧室の接液面の形状が複雑に
なり汚れが付着し易い。
が   よ−  る、 く 従って、本発明が解決しようとする問題点は、簡単な構
造と安定な動作特性、゛を有する圧力−力変換ダイヤフ
ラムを提供し従来技術の上記問題点を解決するにある。
ロ 占    るため 第1図を参照するに1本発明による圧力−力変換ダイヤ
フラム10は、厚さtlの金属板10Aの中央に深さく
2/3)t1以上の環状溝11を形成し、上記環状溝1
1の溝薄肉部14の肉厚t2を0.311111以下と
してなるものである。
好ましくは、上記環状溝11の溝幅Wを溝薄肉部14の
肉厚t2の5倍以上とする。
本発明者等は、金属板10Aの厚さtl、環状溝11の
溝薄肉部14の肉厚t2との間に上記関係が満されない
場合には、圧力−力変換ダイヤフラムとして満足すべき
特性が得られないことを実験的に見出した。
また、液圧測定等の場合には、上記金属板10Aの表面
12(接液面)を平滑にすることが望ましい。
環状溝11はケミカルエツチング又は放電加工により形
成してもよい、なお、環状溝11の角部15における曲
率半径は動作特性にあまり影響しない。
環状W!t11の形状は、第1図の円形に限定されるも
のではなく閉鎖環状であれば足り1例えば多角形の環状
溝であってもよい。
第1図及び第2図を参照するに、本発明による圧力−力
変換ダイヤフラム10は、環状溝11のyt薄肉部14
の肉厚t2が0.3■以下であるから溝薄肉部14に十
分な柔らかさが生じ、被測定圧力がダイヤフラム10の
表面に及ぼす力に応じて環状h1111内側部分に適当
な変位を発生させることができる。その変位を利用して
上記力を測定すれば、圧力−力変換の目的を達成するこ
とができる。
本発明の圧力−力変換ダイヤフラムlOは、ダイヤフラ
ム自体としての構造が簡単でその製造が容易であるだけ
でなく、貫通孔を有しないので圧力変換器を構成する際
に貫通孔を保護する必要がなく圧力変換器の構造をも簡
単にすることができる。また、圧力変換器を構成する際
に環状溝IIから若干離れた部分でダイヤフラムlOを
固定することができるので、薄肉部が溶接その他の固定
手段によって影響され難く、また有効直径dは寸法a、
bによって定まるから固定方法や動作時の荷重によって
影響されることがなく動作特性が安定である。
環状溝11の溝幅Wを溝薄肉部肉厚t2の5倍以上とす
れば、溝薄肉部14の柔軟性が増し動作特性が向上する
さらに、金属板10Aの片面を平滑にし、その平滑面を
被測定流体との接触面とすれば、流体接触面への異物の
付着が防止されるだけでなくその接触面の清掃が容易と
なり、高い測定精度を長期間に亘り維持することができ
る。
爽且逍 第2図は本発明による圧力−力変換ダイヤフラム10が
組込まれた圧力変換器20の図式的断面図を示す、この
実施例のダイヤフラム10は第1図に示される構造を有
し、金属板10Aの厚さtlと溝薄肉部14の肉厚t2
との比が6 (tl/12=[t)であり、環状溝11
の溝幅Wと溝薄肉部14の肉厚t2との比が40(w/
12=40)であり、溝薄肉部14の肉厚t2は0.0
8m璽であった。
図示例では、ダイヤフラムlOの環状溝11から十分離
れた外側部分が溶接部23によってベースフランジ24
に固定される。この溶接部23は、環状溝11への影響
を低く押えるため電子ビームによる縫い付は又はスポッ
ト溶接とすることができる。これは1本発明のダイヤフ
ラムlOにおいてはこの溶接部23を気密構造としてシ
ールする必要がないためである。第2図実施例ではダイ
ヤフラム10の表面とバッキング30との密着により気
密が図られる。
ベース2ランジ24は31手25ヲ介してフォースセン
サ2Bを保持する。ダイヤフラム10の環状溝11内側
部分とフォースセンサ2Bとの間にフォースロフト27
が配置される。好ましくは、フォースセンサ2gを本出
願人の出願に係る特願昭59−207994に開示され
た起歪体によって構成し、外部接続のための端子28を
設ける。フォースロッド27の上端は好ましくは突起溶
接部29によってダイヤフラム10の環状溝11の内側
部分に結合され、その下端は溶接その他の適当な方法に
よりフォースセンサ26に結合される。
図示実施例では、ダイヤフラム10とフォースセンサ2
Bとが同一のベースフランジ24に保持されるので、第
3図の従来例で予想されるケース21及びその外部から
のフォースセンサ28への影響を回避することができる
上記態様でダイヤフラムlO及びフォースセンサ26を
保持するベースフランジ24がケース21の開口頂部に
溶接等によって固定され、このケース21にねじ等によ
り嵌合した導圧カバー22がバッキング30を介してダ
イヤフラム10の頂面と対向し、受圧室S【を気密に形
成する。
動作時には、受圧室S1に導入された圧力Pがダイヤフ
ラム10によって上記(1)式に従い力Fに変換される
。ダイヤフラムlOが第1図の構造を有する場合には、
ダイヤフラム10の有効直径dは近似的に d師(a+b)/2 で与えられる。こうして圧力−力変換の目的を達成する
ことができる。一旦力に変換された後は、その力を公知
の技術例えば適当なフォースセンサ26により電気抵抗
値の変化分ΔR等として測定することができる。
及1]と肱速 以上詳細に説明した如く、本発明による圧力−力変換ダ
イヤフラムは貫通孔を用いることなく特定形状の環状溝
を用いて変換を行なうので次の効果を奏する。
(イ)ダイヤフラムの有効面植が固定方法によって影響
されることが少ないので、動作が安定である。
(ロ)ダイヤフラムの固定手段が簡単である。
(ハ)M密加工を要しないので低コストで製作できる。
(ニ)ダイヤフラムの溝薄肉部に固定手段による応力が
かからないので耐久性がよい。
(ホ)ダイヤフラムに貫通孔がないので流体漏れの恐れ
が少ない。
(へ)円形環状溝の場合には有効直径が環状溝の内径及
び外径の簡単な関数となるのでその設計が容易である。
とくに有効直径を小さく設計し高い流体圧の測定に適し
た小型ダイヤフラムを製作することができる。
(ト)被測定液体との接液面を平滑にして汚損を少なく
すると共に清掃を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の断面図及び底面図、第2図は圧力変
換装置の図式的断面図、第3図は従来技術の説明図であ
る。 10・・・ダイヤフラム、 IOA・・・金属板、 1
1・・・環状溝、  12・・・表面、13・・・裏面
、  14・・・溝薄肉部、  15・・・角部、 t
l・・・金属板の厚さ、  t2・・・溝薄肉部の厚さ
、 W・・・環状溝の溝幅。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚さt_1の金属板の中央に深さ(2/3)t_
    1以上の環状溝を形成し、上記環状溝の溝薄肉部の肉厚
    t_2を0.3mm以下としてなる圧力−力変換ダイヤ
    フラム。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の圧力−力変換ダイヤ
    フラムにおいて、上記環状溝の溝幅wを溝薄肉部肉厚t
    _2の5倍以上にしてなる圧力−力変換ダイヤフラム。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の圧力−力変換ダイヤ
    フラムにおいて、上記金属板の接液面を平滑にしてなる
    圧力−力変換ダイヤフラム。
JP906787A 1987-01-20 1987-01-20 圧力−力変換ダイヤフラム Pending JPS63179226A (ja)

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JP906787A JPS63179226A (ja) 1987-01-20 1987-01-20 圧力−力変換ダイヤフラム

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JPS63179226A true JPS63179226A (ja) 1988-07-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017009300A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 日本特殊陶業株式会社 圧力センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017009300A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 日本特殊陶業株式会社 圧力センサ

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