JP3800623B2 - 差圧/圧力伝送器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、差圧/圧力伝送器に関し、特に、工業計測に用いられる圧力計に関し、圧力センサに対し過大な圧力が印加されてもセンサに圧力が伝達されない構造とし、センサ破損を防止する差圧/圧力伝送器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、差圧/圧力伝送器に採用されているダイアフラムの特性指標として、ダイアフラムの圧力“P”に対する排除容積“ΔV”の特性を示す“f(φ)”が用いられている。この特性としては、測定圧力範囲では可能な限り一様な傾斜を持つ直線関係が求められる。
【0003】
このような理想な特性を有するセンターダイアフラムを採用した差圧計は、センサからの信号もプロセス圧力に比例した出力を得ることが可能となり、増幅部での信号変換及びCPUでの補正演算も高次式の高次項を省略しても測定誤差を極力小さくすることが可能になる。
【0004】
また、従来から採用されている3枚ダイアフラム方式、即ち、ボディのプロセス側に接する高/低圧側シールダイアフラムが2枚、ボディ内部のセンターダイアフラムが1枚の合計3枚からなる差圧/圧力伝送器は、プロセス圧力によってセンターダイアフラムは両側に移動する構造である。
【0005】
この結果、両側に移動する広い範囲で、一様な直線特性“f(φ)”を求められる必要があった。これらの特性を得るためには、センターダイアフラムの外径を大きくする、またはセンターダイアフラムの板厚を薄くする解決策が有効である。
【0006】
しかし、板厚を薄くすると発生応力が大きくなるため、主にセンターダイアフラムの外径を大きくする方向で解決している。
【0007】
このような3枚ダイアフラム方式を備えた差圧/圧力伝送器にあっては、高圧側及び低圧側のシールダイアフラム部に過大圧が印加されると、印加された側のシールダイアフラムがボディに密着する。
【0008】
これによってボディ内部に封入されている圧力伝達オイルの移動がなくなることによりセンサ部分への圧力伝達がなくなり、過大圧がセンサ部分に伝達されない構造である。
【0009】
図7及び図8に示すように、このような差圧/圧力伝送器110の構成は、プロセスからの高圧及び低圧の圧力差からの圧力を電気信号に変換する圧力検出部111と、この圧力検出部111で生成された信号を増幅する電気回路からなる増幅部112とからなる。
【0010】
圧力検出部111は、プロセスからの高圧の圧力を導入する高圧力導入部を形成する高圧側フランジ113と、プロセスからの低圧の圧力を導入する低圧力導入部を形成する低圧側フランジ114と、この高圧側フランジ113及び低圧側フランジ114からの高圧及び低圧をダイアフラムで検出する受圧部115とから構成され、高圧側フランジ113及び低圧側フランジ114はナット116とボルト117で係止された構造である。
【0011】
受圧部115は、図8に示すように、上部中間位置を細首形状に形成したボデイ121と、このボディ121の上部中央位置にリング122で係止されるセンサ部123と、ボディ121の下部位置であって互いに背を向き合って外側方向に臨ませて配設した高圧側ダイアフラム部124及び低圧側ダイアフラム部125とを有する。
【0012】
更に、ボディ121内部において、この高圧側ダイアフラム部124からのオイルをセンサ部123に伝達させる高圧側オイル伝達穴部126と、低圧側ダイアフラム部125からのオイルをセンサ部123に伝達させる低圧側オイル伝達穴部127とから構成される。以下、各構成の細部について説明する。
【0013】
センサ部123は、ターミナル128と、上部から高圧側の圧力を、下部から低圧側の圧力を加えて差圧を検出する差圧センサ129と、この差圧センサ129にワイヤボンディングして電気的に接続した一対のハーメチック端子130a,130bとからなる。この一対のハーメチック端子130a,130bは、図7に示す増幅部112に通じている。
【0014】
高圧側ダイアフラム部124とボディ121との間には、高圧側オイル133が封入される空間があり、この空間と、センタダイアフラムCとボディ121との間の空間に連通する高圧側伝導穴139とが接続する。
【0015】
更に、高圧側伝導穴139は、高圧側オイル伝導穴126に接続する。これらの空間には、伝達用の高圧側オイル133が充填される。
【0016】
同様に、低圧側ダイアフラム部125とボディ121との間には、低圧側オイル137が封入される空間があり、この空間と、センタダイアフラムCとボディ121との間の空間に連通する低圧側伝導穴142とが接続し、低圧側伝導穴142は、低圧側オイル伝導穴127に接続する。これらの空間には、伝達用の低圧側オイル137が充填される。
【0017】
このような構造からなる差圧/圧力伝送器110において、特に受圧部115にあっては、例えば、高圧側のプロセスから圧力を高圧側プロセスダイアフラム134が受けると、その圧力は高圧側オイル133に伝達され、その伝達した高圧側オイル133の圧力は高圧側伝導穴139を通過し、高圧側センサ伝導穴126を介してセンサ部123の差圧センサ129及びセンタダイアフラムCに供給される。
【0018】
同時に、低圧側のプロセスから圧力を低圧側プロセスダイアフラム125が受けると、その圧力は低圧側オイル137に伝達され、その伝達された圧力が低圧側伝導穴142を通過し、低圧側センサ伝導穴127を介してセンサ部123の差圧センサ129及びセンタダイアフラムCに供給される。
【0019】
このようにして、高圧側及び低圧側からの圧力をオイル133,137により伝達し、その差を差圧センサ129で検出している。
【0020】
ここで、高圧側と低圧側とで圧力差が発生し、例えば、高圧側と低圧側とで圧力の均衡がなくなって高圧側の圧力が過大になると、高圧側ダイアフラム124がボディ121側に移動し、この時移動したオイルの体積分に対応してセンタダイアフラムCも撓むこととなる。
【0021】
更に、センタダイアフラムCのたわみによって低圧側のオイルも移動し、低圧側ダイアフラム125が外側へ押し出されることとなる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術で説明した3枚ダイアフラム方式のセンタダイアフラムを採用すると、センタダイアフラムの発生応力が高くなり、強度的に強い材料を採用しなければならないという問題があった。
【0023】
また、ダイアフラムとして成形するためには材料自身に延性が必要であるが、差圧/圧力伝送器に採用するセンタダイアフラムの発生応力が高くなると、センタダイアフラム自身が延性のない強い材料が必須の要件となる。
【0024】
以上のことから従来技術のセンタダイアフラムでは、強度的に強い材料は硬く、かつ延びもないことから、センタダイアフラムとして成形することが困難となり、これら相反する問題を解決することができない。
【0025】
従って、センタダイアフラムの波形形状を改善し、小さな応力でも大きな排除容積、即ち、センタダイアフラムの初期状態時と圧力印加状態時の移動体積とを比較した容積が大きくなるような形状にすることに解決しなければならない課題を有する。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成する本発明にかかる差圧/圧力伝送器は、次の通りである。
(1)プロセスからの高圧力を高圧側伝達用オイルに伝達する高圧側プロセスダイアフラムと、前記高圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を低圧側過大圧液路を有する高圧側接液面に接合させるようにして配設した高圧側予加重ダイアフラムとからなる高圧側ダイアフラム部と、プロセスからの低圧力を低圧側伝達用オイルに伝達する低圧側プロセスダイアフラムと、前記低圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を高圧側過大圧液路を有する低圧側接液面に接合させるようにして配設した低圧側予加重ダイアフラムとからなる低圧側ダイアフラム部と、前記高圧側ダイアフラム部からの前記高圧側伝達用オイルと前記低圧側ダイアフラム部からの前記低圧側伝達用オイルとの圧力の差を検出する差圧センサ部と、を備えてなる差圧/圧力伝送器であって、前記高圧側及び/または低圧側予加重ダイアフラムは、円盤形状に形成した中央位置を平坦にしたセンター平坦部と、該センター平坦部の外側であって前記高圧側及び低圧側接液面に接する面側に張り出す波の山の高さが反対面に張り出す波の高さより高くした波形状に形成した波部と、該波部の外側から外周端部に到る位置を平坦に形成したアウター平坦部とからなることを特徴とする差圧/圧力伝送器。
(2)前記波部を形成する波形状の波が少なくとも1個であることを特徴とする(1)に記載の差圧/圧力伝送器。
(3)前記波部を形成する波形状の波が少なくとも2個以上であることを特徴とする(1)に記載の差圧/圧力伝送器。
(4)プロセスからの高圧力を高圧側伝達用オイルに伝達する高圧側プロセスダイアフラムと、前記高圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を低圧側過大圧液路を有する高圧側接液面に接合させるようにして配設した高圧側予加重ダイアフラムとからなる高圧側ダイアフラム部と、プロセスからの低圧力を低圧側伝達用オイルに伝達する低圧側プロセスダイアフラムと、前記低圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を高圧側過大圧液路を有する低圧側接液面に接合させるようにして配設した低圧側予加重ダイアフラムとからなる低圧側ダイアフラム部と、前記高圧側ダイアフラム部からの前記高圧側伝達用オイルと前記低圧側ダイアフラム部からの前記低圧側伝達用オイルとの圧力の差を検出する差圧センサ部と、を備えてなる差圧/圧力伝送器であって、前記高圧側及び/または低圧側予加重ダイアフラムは、円盤形状に形成した中央位置を平坦にしたセンター平坦部と、該センター平坦部の外側であって前記高圧側及び低圧側接液面に接する面側に張り出す波の山の内側の径よりも外側の径の大きさを大きくした波形状に形成した波部と、該波部の外側から外周端部に到る位置を平坦に形成したアウター平坦部とからなることを特徴とする差圧/圧力伝送器。
(5)前記波部を形成する波形状の波が少なくとも1個であることを特徴とする(4)に記載の差圧/圧力伝送器。
(6)前記波部を形成する波形状の波が少なくとも2個以上であることを特徴とする(4)に記載の差圧/圧力伝送器。
(7)前記アウター平坦部は、中心方向への内側寸法がダイアフラム板厚の5倍以上にしたことを特徴とする(4)に記載の差圧/圧力伝送器。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明にかかる差圧/圧力伝送器の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0028】
本発明の差圧/圧力伝送器は、図1及び図2に示すように、高圧側及び低圧側ダイアフラム部に過大圧が印加されたときに、その過大圧を検出する予加重ダイアフラムを備えた構造であり、プロセスからの高圧及び低圧の圧力差からの圧力を電気信号に変換する圧力検出部11と、この圧力検出部11で生成された信号を増幅する電気回路からなる増幅部12とからなる。
【0029】
圧力検出部11は、高圧の圧力を導入する高圧力導入部を形成する高圧側フランジ13と、低圧の圧力を導入する低圧力導入部を形成する低圧側フランジ14と、この高圧側フランジ13及び低圧側フランジ14からの高低圧をダイアフラムで検出する受圧部15とからなり、高圧側フランジ13及び低圧側フランジ14はナット16及びボルト17で係止された構造となっている。
【0030】
受圧部15は、図2に示すように、ボディ21と、このボディ21の上部中央位置にターミナル28で係止されているセンサ部23とからなる。
【0031】
このボディ21には、その下部位置であって互いに背を向き合って外側方向に臨ませて配設した高圧側ダイアフラム部24及び低圧側ダイアフラム部25と、ボディ21内部において、この高圧側ダイアフラム部24からのオイルをセンサ部23に伝達させるための高圧側オイル伝達穴部26と、低圧側ダイアフラム部25からのオイルをセンサ部23に伝達させるための低圧側オイル伝達穴部27とから構成される。以下、各構成の細部について説明する。
【0032】
センサ部23は、ターミナル28に差圧センサを取り付けたものであり、この差圧センサは、上部から高圧側の圧力を下部から低圧側の圧力を加えて差圧を検出するものである。
【0033】
この差圧センサは、ワイヤボンディングにより電気的に接続した一対のハーメチック端子を有し、この一対のハーメチック端子は図1に示す増幅部12に接続する。
【0034】
高圧側ダイアフラム部24は、ボディ21の側壁面を凹曲面形状に形成した接液面51を有する高圧側接液部31と、その凹曲面に沿って接触した状態で配置される高圧側予加重ダイアフラム32と、この高圧側予加重ダイアフラム32と所定の空間を持ちかつ高圧側予加重ダイアフラム32を覆う大きさであって、外周端部の外側に高圧側オイル33を伝達する高圧側伝導穴39を設けるとともに、凹曲面形状の高圧側接液部31を外部から遮蔽するように外側に臨ませて配設された平面形状の高圧側プロセスダイアフラム34と、高圧側予加重ダイアフラム32と高圧側プロセスダイアフラム34との間の空間に充填した伝達用の高圧側オイル33とからなる。
【0035】
低圧側ダイアフラム部25は高圧側ダイアフラム部24の反対側に形成され、ボディ21の側壁面を凹曲面形状に形成した接液面52を有する低圧側接液部35と、その凹曲面に沿って接触した状態で配置してなる低圧側予加重ダイアフラム36と、この低圧側予加重ダイアフラム36と所定の空間を持ちかつ低圧側予加重ダイアフラム36を覆う大きさであって、外周端部の外側に低圧側オイル37を伝達する穴(低圧側伝導穴)の入口である低圧側伝導穴42を設けるとともに、凹曲面形状の低圧側接液部35を外部から遮蔽するように外側に臨ませて配設した平面形状の低圧側プロセスダイアフラム38と、低圧側予加重ダイアフラム36と低圧側プロセスダイアフラム38との間の空間に充填した伝達用の低圧側オイル37とからなる。
【0036】
高圧側オイル伝達穴部26は、高圧側予加重ダイアフラム32の外周端部の外側位置に高圧側接液部31と連通してなる高圧側伝導穴39と、この高圧側伝導穴39に連通し、センサ部23に高圧側オイル33を伝達する高圧側センサ伝導穴40と、同じく高圧側伝導穴39に連通し、低圧側予加重ダイアフラム36のほぼ中央位置を背後から押すように配設してなる高圧側過大圧伝導穴41とから構成される。
【0037】
低圧側オイル伝達穴部27は、低圧側予加重ダイアフラム36の外周端部の外側位置に低圧側接液部35と連通してなる低圧側伝導穴42と、この低圧側伝導穴42に連通し、センサ部23に低圧側オイル37を伝達する低圧側センサ伝導穴43と、同じく低圧側伝導穴42に連通し、高圧側予加重ダイアフラム32のほぼ中央位置を背後から押すように配設してなる低圧側過大圧伝導穴44とから構成される。
【0038】
高圧側予加重ダイアフラム32及び低圧側予加重ダイアフラム36の構造を図3に詳しく示す。
【0039】
高圧側予加重ダイアフラム32及び低圧側予加重ダイアフラム36は、同様の構造であり、円盤形状に形成した中央位置を平坦にしたセンター平坦部53と、このセンター平坦部53の外側を高圧側接液部31及び低圧側接液部35の接液面51,52に接する面側に波形状の山を張り出すようにし、かつその反対面をセンター平坦部53と面一にした波形状の波部54と、この波部54の外側端部からこの予加重ダイアフラム32,36の外周端部に到る位置を平坦に形成したアウター平坦部55とから構成される。尚、波部54は、実施例において2個であるが、1個でもよくまたは2個以上でもよい。
【0040】
このような構造の高圧側予加重ダイアフラム32及び低圧側予加重ダイアフラム36は、接液面51,52に密着する側の面が波の山が張り出し、反対面は張り出していない構造にしたことにより、高圧側及び低圧側過大圧伝導穴41,44からのプラス側圧力(+P)に対し、張り出している波部54の山が伸びてダイアフラム自体の表面積が広くなり、その分オイル33,37を押す面積が広くなるため、通常のダイアフラムと比較して、低い圧力で大きな排除容積(初期状態時と圧力印加状態時の移動体積)を得ることができる。
【0041】
また、マイナス側圧力(−P)に対しては、通常のダイアフラムと比較して、大きな排除容積を得ることはできないが、予加重ダイアフラム32,36では使用しない領域のため問題にはならない。
【0042】
これは、図6に示すように、圧力(P)と排除容積(V)との関係を“f(φ)”で表わせば、本発明の予加重ダイアフラム32,36を採用する方式にあって、圧力を加える(+P)と波部54の山の部分が伸びることにより、“f(φ)”は、従来の技術で説明した通常の3枚ダイアフラム方式のグラフ“f(φ)”に比較して、急激な傾きを持って排除容積(+V)が増加することが容易に理解できる。
【0043】
次に、高圧側及び低圧側予加重ダイアフラム32,36の他の実施例について、図面を参照して説明する。
【0044】
この高圧側及び低圧側予加重ダイアフラム32,36の例を図4に示す。
この例では、高圧側及び低圧側予加重ダイアフラム32,36は、円盤形状に形成した中央位置を平坦にしたセンター平坦部53Aと、このセンター平坦部53Aの外側であって接液面51,52に接する面側に張り出す波の山の高さhAが反対面に張り出す波の高さhBより高くした波形状に形成した波部54Aと、この波部54Aの外側から外周端部に到る位置を平坦に形成したアウター平坦部55Aとからなる。尚、この波部54Aは、実施例において2個であるが、1個でもよくまたは2個以上でもよい。
【0045】
このように予加重ダイアフラム32,36の形状は、波の山が両面に張り出しているが、接液面51,52側の波の高さhAが反対側の面の高さhBよりも高くした形状により、高圧側及び低圧側過大圧伝導穴41,44からのプラス側圧力(+P)に対して、その波部54Aの山の部分が伸びてダイアフラムの表面積が拡大することにより、通常のダイアフラムと比較して、低い圧力で大きな排除容積(初期状態時と圧力印加状態時の移動体積)を得ることができる。
【0046】
また、マイナス側圧力(−P)に対しては通常のダイアフラムと比較して、大きな排除容積を得ることができないが、予加重ダイアフラムでは使用しない領域のため問題にはならない。
【0047】
次に、高圧側及び低圧側予加重ダイアフラム32,36の更に他の実施例について、図面を参照して説明する。
【0048】
この高圧側及び低圧側予加重ダイアフラム32,36を図5に示す。
この例の高圧側及び低圧側予加重ダイアフラム32,36は、円盤形状に形成した中央位置を平坦にしたセンター平坦部53Bと、このセンター平坦部53Bの外側であって高圧側及び低圧側接液面51,52に接する面側に張り出す波の山の内側の径R1よりも外側の径R2の大きさを大きくした波形状に形成した波部54Bと、この波部54Bの外側から外周端部に到る位置を平坦に形成したアウター平坦部55Bとからなる。
【0049】
このように、波部54Bの波形の内側の径(半径)R1よりも外側の径(半径)R2を大きくした形状にしたことにより、高圧側及び低圧側過大圧伝導穴41,44からのプラスの圧力(+P)は内側の径R1が小さい波の面への当たり具合が良くなり、その分波の山の部分の伸び具合がスムーズになることにより、図6に示す排除容積の特性“f(φ)”が更に向上する。
【0050】
また、アウター平坦部55Bの幅を予加重ダイアフラム32,36の板厚tの5倍以上にすることで、内側の山(半径R1)に当接する圧力を受け、その受けた圧力を幅のあるアウター平坦部55Bが受けることにより、しなやかに変形拡大することが可能になり、排除容積の特性“f(φ)”の傾斜が更に向上する。
【0051】
このように、高圧側及び低圧側予過重ダイアフラム32,36を波型形状にするとともに、その波型の山を高さ方向及び幅方向の径を変化させることで、プラスの圧力を良好に受けとめ、オイルの伝達圧力が低圧でも高圧側及び低圧側予加重ダイアフラム32,36の排除容積を大きくすることができる。
【0052】
従って、設計の段階でより小さな予加重ダイアフラムを設計することが可能となり、そのため、よりコンパクトな受圧部を設計することが可能になる。また、このような予加重ダイアフラムを使用すると、ダイアフラム材質を特殊な高強度材料を使う必要もなくなる。
【0053】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明にかかる差圧/圧力伝送器は、高圧側及び低圧側予加重ダイアフラムを波型形状に形成したことにより、低圧でも排除容積を大きくとることができるため、予加重ダイアフラム自体を小さく設計することが可能となり、また、材質を高強度の材料にする必要もなくなり、製造工程を簡約でき、製造コストのコストダウンを図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る差圧/圧力伝送器の平面図である。
【図2】図1における受圧部を示した断面図である。
【図3】予加重ダイアフラムの構造を示した断面図である。
【図4】他の実施例の予加重ダイアフラムの構造を示した断面図である。
【図5】他の実施例の予加重ダイアフラムの構造を示した断面図である。
【図6】予加重ダイアフラムの圧力と排除容積との関係を示す特性“f(φ)”のグラフである。
【図7】従来技術における差圧伝送器の平面図である。
【図8】従来技術における図7に示す受圧部の断面図である。
【符号の説明】
11 圧力検出部
12 増幅器
13 高圧側フランジ
14 低圧側フランジ
15 受圧部
16 ナット
17 ボルト
21 ボディ
22 ターミナル
23 センサ部
24 高圧側ダイアフラム部
25 低圧側ダイアフラム部
26 高圧側オイル伝導穴
27 低圧側オイル伝導穴
31 高圧側接液部
32 高圧側予加重ダイアフラム
33 高圧側オイル
34 高圧側プロセスダイアフラム
35 低圧側接液部
36 低圧側予加重ダイアフラム
37 低圧側オイル
38 低圧側プロセスダイアフラム
39 高圧側伝導穴
40 高圧側センサ伝導穴
41 高圧側過大圧伝導穴
42 低圧側伝導穴
43 低圧側センサ伝導穴
44 低圧側過大圧伝導穴
51,52 接液面
53,53A,53B センター平坦部
54,54A,54B 波部
55,55A,55B アウター平坦部

Claims (7)

  1. プロセスからの高圧力を高圧側伝達用オイルに伝達する高圧側プロセスダイアフラムと、前記高圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を低圧側過大圧液路を有する高圧側接液面に接合させるようにして配設した高圧側予加重ダイアフラムとからなる高圧側ダイアフラム部と、
    プロセスからの低圧力を低圧側伝達用オイルに伝達する低圧側プロセスダイアフラムと、前記低圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を高圧側過大圧液路を有する低圧側接液面に接合させるようにして配設した低圧側予加重ダイアフラムとからなる低圧側ダイアフラム部と、
    前記高圧側ダイアフラム部からの前記高圧側伝達用オイルと前記低圧側ダイアフラム部からの前記低圧側伝達用オイルとの圧力の差を検出する差圧センサ部と、を備えてなる
    差圧/圧力伝送器であって、
    前記高圧側及び/または低圧側予加重ダイアフラムは、
    円盤形状に形成した中央位置を平坦にしたセンター平坦部と、
    該センター平坦部の外側であって前記高圧側及び低圧側接液面に接する面側に張り出す波の山の高さが反対面に張り出す波の高さより高くした波形状に形成した波部と、
    該波部の外側から外周端部に到る位置を平坦に形成したアウター平坦部とからなる
    ことを特徴とする差圧/圧力伝送器。
  2. 前記波部を形成する波形状の波が少なくとも1個である
    ことを特徴とする請求項1に記載の差圧/圧力伝送器。
  3. 前記波部を形成する波形状の波が少なくとも2個以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の差圧/圧力伝送器。
  4. プロセスからの高圧力を高圧側伝達用オイルに伝達する高圧側プロセスダイアフラムと、前記高圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を低圧側過大圧液路を有する高圧側接液面に接合させるようにして配設した高圧側予加重ダイアフラムとからなる高圧側ダイアフラム部と、
    プロセスからの低圧力を低圧側伝達用オイルに伝達する低圧側プロセスダイアフラムと、前記低圧側伝達用オイルに表面を接合させるとともに背面側を高圧側過大圧液路を有する低圧側接液面に接合させるようにして配設した低圧側予加重ダイアフラムとからなる低圧側ダイアフラム部と、
    前記高圧側ダイアフラム部からの前記高圧側伝達用オイルと前記低圧側ダイアフラム部からの前記低圧側伝達用オイルとの圧力の差を検出する差圧センサ部と、を備えてなる
    差圧/圧力伝送器であって、
    前記高圧側及び/または低圧側予加重ダイアフラムは、
    円盤形状に形成した中央位置を平坦にしたセンター平坦部と、
    該センター平坦部の外側であって前記高圧側及び低圧側接液面に接する面側に張り出す波の山の内側の径よりも外側の径の大きさを大きくした波形状に形成した波部と、
    該波部の外側から外周端部に到る位置を平坦に形成したアウター平坦部とからなる
    ことを特徴とする差圧/圧力伝送器。
  5. 前記波部を形成する波形状の波が少なくとも1個である
    ことを特徴とする請求項4に記載の差圧/圧力伝送器。
  6. 前記波部を形成する波形状の波が少なくとも2個以上である
    ことを特徴とする請求項4に記載の差圧/圧力伝送器。
  7. 前記アウター平坦部は、中心方向への内側寸法がダイアフラム板厚の5倍以上にした
    ことを特徴とする請求項4に記載の差圧/圧力伝送器。
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