JPH052564U - ブラシレスモータの防振装置 - Google Patents

ブラシレスモータの防振装置

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Publication number
JPH052564U
JPH052564U JP50691U JP50691U JPH052564U JP H052564 U JPH052564 U JP H052564U JP 50691 U JP50691 U JP 50691U JP 50691 U JP50691 U JP 50691U JP H052564 U JPH052564 U JP H052564U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
motor
brushless motor
bracket
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP50691U
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English (en)
Inventor
和彦 堀田
俊郎 辰谷
仁 川口
良太 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH052564U publication Critical patent/JPH052564U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシレスモータの駆動に伴う振動を減衰さ
せ、モータ固定相手部品等との共振を回避する。 【構成】 ブラケット4のモータ取付部13に防振ブッ
シュ14を装着し、防振ブッシュ14には締め付け方向
に延びるスリット15を周方向に複列形成してなる歯車
状の防振部16を形成する。 【効果】 マグネット7で発生した振動のブラケット4
への伝搬及び、マグネット7で発生した振動の反作用で
発生するステータコア3の振動のモータ固定相手部品へ
の伝搬をともに低減でき、防振ブッシュ14が経時変化
により硬化してもスリット15により見かけ上の硬度は
上がらず、防振効果が永続きする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はブラシレスモータの防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のブラシレスモータは、例えば図4により示したような構成となっている 。即ち、軸受21及び軸受22を保持したホルダ23に、シャフト24が軸受2 1、22により回転可能に両持支持されている。ホルダ23には駆動用コイル2 5の巻装されたステータコア26及び電子部品が実装された基板27が装着され ている。シャフト24には有底容器状に形成されたロータプレート28が固定さ れ、このロータプレート28の内周にはステータコア26の外周に所定の空隙を もって対向するマグネット29が固着されている。またロータプレート28の周 端には基板27に近接してFGマグネット30が設けられている。ホルダ23に はモータ固定孔31が形成され、このモータ固定孔31を使ってモータ固定相手 部品に取付けられる。
【0003】 上記構成の従来のブラシレスモータは、基板27に実装された電子回路により ロータプレート28のマグネット29の極性を検知し、駆動用コイル25への通 電が制御される。駆動用コイル25への通電により磁界が発生し、ステータコア 26を通じてマグネット29に吸引・反発力が作用し、マグネット29、ロータ プレート28及びシャフト24が回転する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような構成の従来のブラシレスモータにおいて、そのモータ固定相手部 品への固定は、ホルダ23のモータ固定孔31を使ってネジ締めにより行われて いるが、ステータコア26との吸引・反発を繰り返すマグネット29に生じる振 動がモータ固定相手部品へ伝搬し、共振を誘発してブラシレスモータを含む機械 系の振動や騒音を大きくすることがある。こうしたことから、防振材を介してフ ローティングする取付方法も採用されているが、防振材の経時変化により防振材 が硬化するため防振効果が永続しないといった問題を依然として含んでいた。
【0005】 この考案は、防振効果の永続性が良好なブラシレスモータの防振装置を得るこ とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るブラシレスモータの防振装置は、駆動用コイルが巻装されたス テータコアを内設したブラケットのモータ取付部分とモータ固定相手部品との間 に締め付け方向に延びるスリットを周方向に複列形成してなる歯車状の防振部材 を介在させたものである。
【0007】
【作用】
この考案におけるブラシレスモータの防振装置においては防振部材により、マ グネットで発生した振動のブラケットへの伝搬及び、マグネットで発生した振動 の半作用で発生するステータコアの振動のモータ固定相手部品への伝搬をともに 低減でき、共振の誘発を回避することができるとともに、防振部材が経時変化に より硬化してもスリットにより見かけ上の硬度は上がらず、防振効果が永続きす ることになる。
【0008】
【実施例】
図1及び図2、図3はいずれも本考案の一実施例を示し、図1はブラシレスモ ータの断面図、図2は防振ブッシュの斜視図、図3はモータ固定部分の構成を示 した断面図である。図1において、シャフト1は、駆動用コイル2の巻装された ステータコア3が内設されたブラケット4に二個の軸受5、6を介して回転可能 に支承されている。ブラケット4は、有底容器状に鋼板で形成され、その底側中 央には軸受ハウジングとともに軸挿通孔が形成され、周端には半径方向に延出す るフランジが形成されている。シャフト1にはステータコア3に半径方向に所定 の空隙をもって対向するマグネット7を設けたロータプレート8が固定されてい る。電子部品が実装された基板9及び図示下側の軸受6を保持している軸受ホル ダ10並びにステータコア3は、いずれも中央にシャフト挿通孔11を形成した レンジモールド部12によりレンジモールドされ一体化されている。ブラケット 4のフランジはレンジモールド部12の一部と結合していて、モータ取付部13 を構成している。モータ取付部13には取付孔が数箇所に開けられ、これらの取 付孔には防振ブッシュ14がそれぞれ装着されている。防振ブッシュ14は図2 に示すように、締め付け方向に延びるスリット15を周方向に複列形成してなる 歯車状の防振部16を筒部の両端に形成してなり、例えば合成樹脂やゴム系の振 動吸収材により形成されている。
【0009】 上記構成のブラシレスモータはモータ取付部13においてモータ固定相手部品 17に対して図3に示すようにネジ18により取付けられる。ネジ18はワッシ ャ19を介して防振ブッシュ14に挿通され、モータ固定相手部品17にねじ締 めされる。ネジ18にはめたワッシャ19とブラケット4のフランジとの間と、 モータ取付部13のレンジモールド部12とモータ固定相手部品17との間には 防振ブッシュ14の防振部16が挟み付けられた状態で介在されることになる。 これにより、ブラシレスモータの駆動に伴うマグネット7で発生する振動のブラ ケット4への伝搬及び、マグネット7で発生した振動の反作用で発生するステー タコア3の振動のモータ固定相手部品17への伝搬をともに低減ないしは遮断で き、モータ固定相手部品17や他部品との共振の誘発を回避することができ、騒 音も低減する。防振ブッシュ14の材料は経時変化により硬化するが、防振部1 6に形成されたスリット15により見かけ上の硬度は上がらず、防振効果が永続 きすることになる。
【0010】
【考案の効果】
以上実施例による説明からも明らかなように、この考案によれば防振部材によ り、マグネットで発生した振動のブラケットへの伝搬及び、マグネットで発生し た振動の反作用で発生するステータコアの振動のモータ固定相手部品への伝搬を ともに低減でき、共振の誘発を回避することができ、騒音も低減する。特に、防 振部材が経時変化により硬化しても防振部材に形成されたスリットにより見かけ 上の硬度は上がらず、防振効果が永続きする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるブラシレスモータの構成を示す
断面図である。
【図2】この考案による防振ブッシュの斜視図である。
【図3】この考案による取付部分の構成を示す要部の断
面図である。
【図4】従来のブラシレスモータの構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シャフト 2 駆動用コイル 3 ステータコア 7 マグネット 8 ロータプレート 13 モータ取付部 14 防振ブッシュ 15 スリット 16 防振部 17 モータ固定相手部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 東 良太 中津川市駒場町1番3号 三菱電機株式会 社中津川製作所内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 駆動用コイルが巻装されたステータコア
    を内設したブラケットに回転可能に支承されたシャフト
    と、このシャフトに固定され上記ステータコアに半径方
    向に所定の空隙をもって対向するマグネットを設けたロ
    ータプレートとを備えたブラシレスモータにおいて、上
    記ブラケットのモータ取付部分とモータ固定相手部品と
    の間に締め付け方向に延びるスリットを周方向に複列形
    成してなる歯車状の防振部材を介在させたことを特徴と
    するブラシレスモータの防振装置。
JP50691U 1991-01-11 1991-01-11 ブラシレスモータの防振装置 Pending JPH052564U (ja)

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JP50691U JPH052564U (ja) 1991-01-11 1991-01-11 ブラシレスモータの防振装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217305A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Nsk Ltd ブラシモータ及び電動パワーステアリング装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133947A (ja) * 1973-04-27 1974-12-23
JPS6324963B2 (ja) * 1983-12-13 1988-05-23 Orientaru Yakuhin Kogyo Kk

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49133947A (ja) * 1973-04-27 1974-12-23
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217305A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Nsk Ltd ブラシモータ及び電動パワーステアリング装置

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