JPH05256038A - 駐車機 - Google Patents
駐車機Info
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- JPH05256038A JPH05256038A JP3072578A JP7257891A JPH05256038A JP H05256038 A JPH05256038 A JP H05256038A JP 3072578 A JP3072578 A JP 3072578A JP 7257891 A JP7257891 A JP 7257891A JP H05256038 A JPH05256038 A JP H05256038A
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- Japan
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- parking
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- parking pallet
- vehicle
- power
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駐車した電気自動車等の車両に給電できると
ともに、特別に大きい容量の電源設備を必要とせず、既
存の駐車機を利用する場合にも既存の電源設備をそのま
ま用いることができる駐車機を提供する。 【構成】 充電器１５，１６の電源として、昇降用の電
動機６の電源を共用する。使用者のキー操作により電源
キースイッチ８ａを閉じると、駐車パレットの昇降が可
能となるとともに、電源キースイッチ８ｂが開き、コイ
ル２０，２１，１７の通電が阻止され、充電用操作スイ
ッチ１８，１９の操作にかかわらずに、充電器１５，１
６から車両への給電が阻止される。使用者のキー操作に
より電源キースイッチ８ａを開くと、駐車パレットの昇
降が不能となるとともに、電源キースイッチ８ｂが閉
じ、コイル１７が通電し、充電用操作スイッチ１８，１
９の操作によりコイル２０，２１が通電し、充電器１
５，１６から車両へ給電される。
ともに、特別に大きい容量の電源設備を必要とせず、既
存の駐車機を利用する場合にも既存の電源設備をそのま
ま用いることができる駐車機を提供する。 【構成】 充電器１５，１６の電源として、昇降用の電
動機６の電源を共用する。使用者のキー操作により電源
キースイッチ８ａを閉じると、駐車パレットの昇降が可
能となるとともに、電源キースイッチ８ｂが開き、コイ
ル２０，２１，１７の通電が阻止され、充電用操作スイ
ッチ１８，１９の操作にかかわらずに、充電器１５，１
６から車両への給電が阻止される。使用者のキー操作に
より電源キースイッチ８ａを開くと、駐車パレットの昇
降が不能となるとともに、電源キースイッチ８ｂが閉
じ、コイル１７が通電し、充電用操作スイッチ１８，１
９の操作によりコイル２０，２１が通電し、充電器１
５，１６から車両へ給電される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車パレットを移動可
能にしてなる駐車機に関する。
能にしてなる駐車機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、地上式多段駐車装置、地下格
納式（ピット式）多段駐車装置等の立体駐車機などの、
駐車パレットを移動可能にしてなる駐車機が種々提供さ
れている（例えば、特開平２ー１０８７６６号公報、実
公平２ー２４８５０号公報等）。かかる駐車機では、一
般的に、前記駐車パレットの移動用の駆動装置として電
動機が採用され、所定の外部電源が該電動機の電源、す
なわち、前記駐車パレットの移動用の駆動電源とされて
いる。
納式（ピット式）多段駐車装置等の立体駐車機などの、
駐車パレットを移動可能にしてなる駐車機が種々提供さ
れている（例えば、特開平２ー１０８７６６号公報、実
公平２ー２４８５０号公報等）。かかる駐車機では、一
般的に、前記駐車パレットの移動用の駆動装置として電
動機が採用され、所定の外部電源が該電動機の電源、す
なわち、前記駐車パレットの移動用の駆動電源とされて
いる。
【０００３】ところで、近年、公害問題等により電気自
動車が急速に発達してきている。電気自動車は、これに
搭載されたバッテリの蓄電エネルギーによって走行する
ものであるので、通常のガソリン自動車における給油に
代えて、前記バッテリに定期的に充電する必要がある
が、その充電にはかなり時間を要する。このため、電気
自動車の駐車中に前記バッテリの充電を行うことが考え
られる。
動車が急速に発達してきている。電気自動車は、これに
搭載されたバッテリの蓄電エネルギーによって走行する
ものであるので、通常のガソリン自動車における給油に
代えて、前記バッテリに定期的に充電する必要がある
が、その充電にはかなり時間を要する。このため、電気
自動車の駐車中に前記バッテリの充電を行うことが考え
られる。
【０００４】そこで、前記駐車機に充電器を設け、該充
電器によって前記駐車パレットに駐車した電気自動車に
給電できるようにしておくことが考えられる。そして、
この場合、前記駐車機には前記駐車パレットの移動用の
駆動電源たる外部電源から配電されていることから、前
記充電器の電源として該駆動電源を共用することが考え
られる。
電器によって前記駐車パレットに駐車した電気自動車に
給電できるようにしておくことが考えられる。そして、
この場合、前記駐車機には前記駐車パレットの移動用の
駆動電源たる外部電源から配電されていることから、前
記充電器の電源として該駆動電源を共用することが考え
られる。
【０００５】しかしながら、単に前記充電器の電源とし
て前記駆動電源を共用するだけでは、次のような不都合
が生ずる。すなわち、前記駆動電源が前記駐車パレット
を駆動するための容量及び前記充電のための容量の双方
を同時に負担することとなり、したがって、容量の大き
い電源設備（電源ケーブル等を含む）が必要となった
り、既存の駐車機を利用する場合には既存の電源設備で
は容量が足りなくなって大幅な改造を余儀なくされる等
の不都合が生ずる。
て前記駆動電源を共用するだけでは、次のような不都合
が生ずる。すなわち、前記駆動電源が前記駐車パレット
を駆動するための容量及び前記充電のための容量の双方
を同時に負担することとなり、したがって、容量の大き
い電源設備（電源ケーブル等を含む）が必要となった
り、既存の駐車機を利用する場合には既存の電源設備で
は容量が足りなくなって大幅な改造を余儀なくされる等
の不都合が生ずる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記事情に
鑑みてなされたもので、駐車した電気自動車等の車両に
給電できるとともに、特別に大きい容量の電源設備を必
要とせず、既存の駐車機を利用する場合にも既存の電源
設備をそのまま用いることができる駐車機を提供しよう
とするものである。
鑑みてなされたもので、駐車した電気自動車等の車両に
給電できるとともに、特別に大きい容量の電源設備を必
要とせず、既存の駐車機を利用する場合にも既存の電源
設備をそのまま用いることができる駐車機を提供しよう
とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、駐車パレットを移動可能にしてなる駐車
機において、前記駐車パレットの移動用の駆動電源を電
源として前記駐車パレットに駐車した車両に給電し得る
充電器と、前記駐車パレットの移動時には前記充電器か
ら前記車両への給電を阻止する給電阻止手段とを備えた
構成としたものである。
め、本発明は、駐車パレットを移動可能にしてなる駐車
機において、前記駐車パレットの移動用の駆動電源を電
源として前記駐車パレットに駐車した車両に給電し得る
充電器と、前記駐車パレットの移動時には前記充電器か
ら前記車両への給電を阻止する給電阻止手段とを備えた
構成としたものである。
【０００８】
【作用】本発明によれば、駐車パレットに駐車した車両
に給電し得る充電器を備えているので、駐車中に車両に
充電することができ、便利である。
に給電し得る充電器を備えているので、駐車中に車両に
充電することができ、便利である。
【０００９】そして、前記充電器は、前記駐車パレット
の移動用の駆動電源を電源として共用しているが、給電
阻止手段が設けられているので、前記駆動電源が前記駐
車パレットを駆動するための容量及び前記充電のための
容量の双方を同時に負担することがない。すなわち、前
記給電阻止手段によって前記駐車パレットの移動時には
前記充電器から前記車両への給電が自動的に阻止される
ので、前記駐車パレットが移動していないときにのみ前
記充電器から前記車両への給電が可能となり、前記駆動
電源が前記駐車パレットを駆動するための容量及び前記
充電のための容量の双方を同時に負担することがない。
したがって、特別に容量の大きい電源設備が必要となら
ず、既存の駐車機を利用する場合には既存の電源設備で
も容量が十分で大幅な改造を必要とせず既存の電源設備
をそのまま用いることができる。
の移動用の駆動電源を電源として共用しているが、給電
阻止手段が設けられているので、前記駆動電源が前記駐
車パレットを駆動するための容量及び前記充電のための
容量の双方を同時に負担することがない。すなわち、前
記給電阻止手段によって前記駐車パレットの移動時には
前記充電器から前記車両への給電が自動的に阻止される
ので、前記駐車パレットが移動していないときにのみ前
記充電器から前記車両への給電が可能となり、前記駆動
電源が前記駐車パレットを駆動するための容量及び前記
充電のための容量の双方を同時に負担することがない。
したがって、特別に容量の大きい電源設備が必要となら
ず、既存の駐車機を利用する場合には既存の電源設備で
も容量が十分で大幅な改造を必要とせず既存の電源設備
をそのまま用いることができる。
【００１０】なお、前記駐車パレットが移動されるの
は、車両の入出庫時のみで短時間であるので、車両の充
電に支障が生ずるおそれはない。
は、車両の入出庫時のみで短時間であるので、車両の充
電に支障が生ずるおそれはない。
【００１１】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
説明する。
説明する。
【００１２】図１は本発明の一実施例に係る地下格納式
二段駐車装置Ａの概略構成を示す側面図、図２は該地下
格納式二段駐車装置Ａの電気回路図である。
二段駐車装置Ａの概略構成を示す側面図、図２は該地下
格納式二段駐車装置Ａの電気回路図である。
【００１３】図１において、１は地表面等を掘削してな
る地下格納部、２は昇降体であり、該昇降体２は、上段
駐車パレット３、下段駐車パレット４及びこれらの間を
連結する支柱５で構成されている。そして、後述のよう
に、図２に示す昇降用の電動機６の正逆回転によって図
示しない周知の機構を介して、前記昇降体２が前記地下
格納部１から上昇及び前記地下格納部１内に下降するよ
うになっている。すなわち、この実施例では、上段駐車
パレット３及び下段駐車パレット４が電動機６の駆動に
より上下に移動可能となっている。また、図２におい
て、Ｕ，Ｖ，Ｗは前記電動機６の電源たる外部の三相交
流電源（図示せず）に接続された三相交流電源ライン、
７は変圧器である。８ａは、昇降体２を昇降させる際に
使用者がキーを所定の鍵穴に差し込んで操作することに
より閉じるとともに、昇降体２の昇降終了後に前記キー
を抜いたときに開く電源キースイッチである。
る地下格納部、２は昇降体であり、該昇降体２は、上段
駐車パレット３、下段駐車パレット４及びこれらの間を
連結する支柱５で構成されている。そして、後述のよう
に、図２に示す昇降用の電動機６の正逆回転によって図
示しない周知の機構を介して、前記昇降体２が前記地下
格納部１から上昇及び前記地下格納部１内に下降するよ
うになっている。すなわち、この実施例では、上段駐車
パレット３及び下段駐車パレット４が電動機６の駆動に
より上下に移動可能となっている。また、図２におい
て、Ｕ，Ｖ，Ｗは前記電動機６の電源たる外部の三相交
流電源（図示せず）に接続された三相交流電源ライン、
７は変圧器である。８ａは、昇降体２を昇降させる際に
使用者がキーを所定の鍵穴に差し込んで操作することに
より閉じるとともに、昇降体２の昇降終了後に前記キー
を抜いたときに開く電源キースイッチである。
【００１４】９は昇降体２の上昇用操作スイッチ、１０
は昇降体２の下降用操作スイッチ、１１は昇降体２が上
限位置（下段駐車パレット４が地表面と略々同一高さと
なる位置）に至ったときに開く上限リミットスイッチ、
１２は昇降体２が下限位置（上段駐車パレット３が地表
面と略々同一高さとなる位置）に至ったときに開く下限
リミットスイッチである。
は昇降体２の下降用操作スイッチ、１１は昇降体２が上
限位置（下段駐車パレット４が地表面と略々同一高さと
なる位置）に至ったときに開く上限リミットスイッチ、
１２は昇降体２が下限位置（上段駐車パレット３が地表
面と略々同一高さとなる位置）に至ったときに開く下限
リミットスイッチである。
【００１５】１３は昇降体２上昇用の電磁接触器のコイ
ル、１３ａは該コイル１３通電時に閉じる当該電磁接触
器の接点、１４は昇降体２下降用の電磁接触器のコイ
ル、１４ａは該コイル１４通電時に閉じる当該電磁接触
器の接点である。
ル、１３ａは該コイル１３通電時に閉じる当該電磁接触
器の接点、１４は昇降体２下降用の電磁接触器のコイ
ル、１４ａは該コイル１４通電時に閉じる当該電磁接触
器の接点である。
【００１６】したがって、図面実施例の場合には、使用
者が前記キーの操作により電源キースイッチ８ａを閉
じ、上昇用操作スイッチ９を操作すると、コイル１３が
通電し、接点１３ａが閉じ、昇降体２が上昇していく。
そして、昇降体２が上限位置に達すると、上限リミット
スイッチ１１が開き、コイル１３の通電が遮断され、接
点１３ａが開き、昇降体２が自動的に上限位置で停止
し、下段駐車パレット４に車両を入出庫することができ
る。また、使用者が前記キーの操作により電源キースイ
ッチ８ａを閉じ、下降用操作スイッチ１０を操作する
と、同様に、昇降体２が下降して自動的に下限位置で停
止し、上段駐車パレット３に車両を入出庫することがで
きる。なお、一旦昇降体２を上昇させた場合、車両の入
出庫後には、昇降体２を下限位置に下降させてから前記
キーを抜いて電源キースイッチ８ａを開いておく。
者が前記キーの操作により電源キースイッチ８ａを閉
じ、上昇用操作スイッチ９を操作すると、コイル１３が
通電し、接点１３ａが閉じ、昇降体２が上昇していく。
そして、昇降体２が上限位置に達すると、上限リミット
スイッチ１１が開き、コイル１３の通電が遮断され、接
点１３ａが開き、昇降体２が自動的に上限位置で停止
し、下段駐車パレット４に車両を入出庫することができ
る。また、使用者が前記キーの操作により電源キースイ
ッチ８ａを閉じ、下降用操作スイッチ１０を操作する
と、同様に、昇降体２が下降して自動的に下限位置で停
止し、上段駐車パレット３に車両を入出庫することがで
きる。なお、一旦昇降体２を上昇させた場合、車両の入
出庫後には、昇降体２を下限位置に下降させてから前記
キーを抜いて電源キースイッチ８ａを開いておく。
【００１７】また、１５は、前記昇降体２の移動用の駆
動電源、すなわち、前記三相交流電源を電源として前記
上段駐車パレット３に駐車した車両に給電し得る充電
器、１６は、前記三相交流電源を電源として前記下段駐
車パレット４に駐車した車両に給電し得る充電器であ
る。該充電器１５，１６としては、所定の充電量に達す
ると自動的に給電を停止するものなど、各種の充電器を
用いることができる。
動電源、すなわち、前記三相交流電源を電源として前記
上段駐車パレット３に駐車した車両に給電し得る充電
器、１６は、前記三相交流電源を電源として前記下段駐
車パレット４に駐車した車両に給電し得る充電器であ
る。該充電器１５，１６としては、所定の充電量に達す
ると自動的に給電を停止するものなど、各種の充電器を
用いることができる。
【００１８】さらに、８ｂは、該電源キースイッチ８ａ
と逆に、昇降体２を昇降させる際に使用者が前記キーを
鍵穴に差し込んで操作することにより開くとともに、昇
降体２の昇降終了後に前記キーを抜いたときに閉じる電
源キースイッチである。１７は電磁接触器のコイル、１
７ａは該コイル１７通電時に閉じる当該電磁接触器の接
点である。また、１８は上段駐車パレット３に駐車した
車両の充電用操作スイッチ、１９は下段駐車パレット４
に駐車した車両の充電用操作スイッチである。さらに、
２０は電磁接触器のコイルで充電用操作スイッチ１８が
閉じたときに通電されるものであり、２０ａは該コイル
２０の通電時に閉じる当該電磁接触器の接点である。２
１は電磁接触器のコイルで充電用操作スイッチ１９が閉
じたときに通電されるものであり、２１ａは該コイル２
１の通電時に閉じる当該電磁接触器の接点である。２
２，２３は上段駐車パレット３及び下段駐車パレット４
に駐車した各車両の所定箇所に接続されるコネクタであ
る。該コネクタ２２，２３に接続されたコード２４，２
５は、上段駐車パレット３及び下段駐車パレット４に設
けられたコード巻き取り機１２６，１２７によって、上
段駐車パレット３及び下段駐車パレット４の昇降に合わ
せて自動的に繰り出されたり巻き取られたりするように
なっている。
と逆に、昇降体２を昇降させる際に使用者が前記キーを
鍵穴に差し込んで操作することにより開くとともに、昇
降体２の昇降終了後に前記キーを抜いたときに閉じる電
源キースイッチである。１７は電磁接触器のコイル、１
７ａは該コイル１７通電時に閉じる当該電磁接触器の接
点である。また、１８は上段駐車パレット３に駐車した
車両の充電用操作スイッチ、１９は下段駐車パレット４
に駐車した車両の充電用操作スイッチである。さらに、
２０は電磁接触器のコイルで充電用操作スイッチ１８が
閉じたときに通電されるものであり、２０ａは該コイル
２０の通電時に閉じる当該電磁接触器の接点である。２
１は電磁接触器のコイルで充電用操作スイッチ１９が閉
じたときに通電されるものであり、２１ａは該コイル２
１の通電時に閉じる当該電磁接触器の接点である。２
２，２３は上段駐車パレット３及び下段駐車パレット４
に駐車した各車両の所定箇所に接続されるコネクタであ
る。該コネクタ２２，２３に接続されたコード２４，２
５は、上段駐車パレット３及び下段駐車パレット４に設
けられたコード巻き取り機１２６，１２７によって、上
段駐車パレット３及び下段駐車パレット４の昇降に合わ
せて自動的に繰り出されたり巻き取られたりするように
なっている。
【００１９】したがって、図面実施例の場合には、上段
駐車パレット３又は下段駐車パレット４に駐車させた車
両に前記コネクタ２２又は２３を接続し、充電操作スイ
ッチ１８又は１９を閉じると、電源キースイッチ８ｂが
閉じているときに、コイル２０又は２１が通電するとと
もにコイル１７が通電し、接点２０ａ又は接点２１ａが
閉じるとともに接点１７ａが閉じ、上段駐車パレット３
又は下段駐車パレット４に駐車させた車両が充電される
こととなる。
駐車パレット３又は下段駐車パレット４に駐車させた車
両に前記コネクタ２２又は２３を接続し、充電操作スイ
ッチ１８又は１９を閉じると、電源キースイッチ８ｂが
閉じているときに、コイル２０又は２１が通電するとと
もにコイル１７が通電し、接点２０ａ又は接点２１ａが
閉じるとともに接点１７ａが閉じ、上段駐車パレット３
又は下段駐車パレット４に駐車させた車両が充電される
こととなる。
【００２０】そして、前記電源キースイッチ８ｂは、前
述のように、前記キーを鍵穴から抜いているときには閉
じるとともに前記キーを鍵穴に差し込んで操作している
ときには開いているので、使用者が前記キーの操作によ
り電源キースイッチ８ａを閉じているとき、すなわち、
上昇用操作スイッチ９及び下降用操作スイッチ１０によ
り昇降体２の昇降が可能となったとき、つまり、少なく
とも昇降体２が昇降しているときには、前記電源キース
イッチ８ｂが開くこととなる。したがって、昇降体２が
昇降しているときには、充電用スイッチ１８，１９の操
作にかかわらずにコイル２０，２１，１７の通電が遮断
され、充電器１５，１６から前記車両への給電が自動的
に阻止されることとなる。すなわち、図面実施例の場合
には、前記電源キースイッチ８ｂ、コイル２０，２１，
１７、接点２０ａ，２１ａ，１７ａが、上段駐車パレッ
ト３及び下段駐車パレット４の移動時には前記充電器１
５，１６から前記車両への給電を阻止する給電阻止手段
となっている。
述のように、前記キーを鍵穴から抜いているときには閉
じるとともに前記キーを鍵穴に差し込んで操作している
ときには開いているので、使用者が前記キーの操作によ
り電源キースイッチ８ａを閉じているとき、すなわち、
上昇用操作スイッチ９及び下降用操作スイッチ１０によ
り昇降体２の昇降が可能となったとき、つまり、少なく
とも昇降体２が昇降しているときには、前記電源キース
イッチ８ｂが開くこととなる。したがって、昇降体２が
昇降しているときには、充電用スイッチ１８，１９の操
作にかかわらずにコイル２０，２１，１７の通電が遮断
され、充電器１５，１６から前記車両への給電が自動的
に阻止されることとなる。すなわち、図面実施例の場合
には、前記電源キースイッチ８ｂ、コイル２０，２１，
１７、接点２０ａ，２１ａ，１７ａが、上段駐車パレッ
ト３及び下段駐車パレット４の移動時には前記充電器１
５，１６から前記車両への給電を阻止する給電阻止手段
となっている。
【００２１】なお、給電阻止手段は上段駐車パレット３
及び下段駐車パレット４の移動時に前記充電器１５，１
６から前記車両への給電を阻止すれば良いものであるの
で、図示例に限定されるものではなく、例えば、前記接
点１７ａを、前記コイル１３，１４のうちのいずれか一
方が通電したときに開くようにしておいて良い。また、
前記接点１７ａを、前記昇降体２が下限位置にないとき
に開き下限位置にあるときにのみ閉じるようにしておい
ても良い。
及び下段駐車パレット４の移動時に前記充電器１５，１
６から前記車両への給電を阻止すれば良いものであるの
で、図示例に限定されるものではなく、例えば、前記接
点１７ａを、前記コイル１３，１４のうちのいずれか一
方が通電したときに開くようにしておいて良い。また、
前記接点１７ａを、前記昇降体２が下限位置にないとき
に開き下限位置にあるときにのみ閉じるようにしておい
ても良い。
【００２２】なお、図面実施例の場合には、車両の充電
の料金を自動的に算出して表示できるようになってい
る。すなわち、図２において、２６は前記コイル２０が
通電されている時間（上段駐車パレット３に駐車してい
る車両に充電する時間に相当）をカウントするカウン
タ、２７は前記コイル２１が通電されている時間（下段
駐車パレット４に駐車している車両に充電する時間に相
当）をカウントするカウンタ、２８は該カウンタ２６，
２７の出力信号に基づいて各料金を個別に算出表示する
料金表示システムである。
の料金を自動的に算出して表示できるようになってい
る。すなわち、図２において、２６は前記コイル２０が
通電されている時間（上段駐車パレット３に駐車してい
る車両に充電する時間に相当）をカウントするカウン
タ、２７は前記コイル２１が通電されている時間（下段
駐車パレット４に駐車している車両に充電する時間に相
当）をカウントするカウンタ、２８は該カウンタ２６，
２７の出力信号に基づいて各料金を個別に算出表示する
料金表示システムである。
【００２３】前記構成の本発明に係る地下格納式二段駐
車装置Ａによれば、駐車パレット３，４に駐車した車両
に給電し得る充電器１５，１６を備えているので、駐車
中に車両に充電することができ、便利である。
車装置Ａによれば、駐車パレット３，４に駐車した車両
に給電し得る充電器１５，１６を備えているので、駐車
中に車両に充電することができ、便利である。
【００２４】そして、前記充電器１５，１６は、前記駐
車パレット３，４の移動用の駆動電源（前記三相電源）
を電源として共用しているが、前述の給電阻止手段が設
けられているので、前記三相電源が前記駐車パレット
３，４を駆動するための容量及び前記充電のための容量
の双方を同時に負担することがない。すなわち、前記給
電阻止手段によって前記駐車パレット３，４の移動時に
は前記充電器１５，１６から前記車両への給電が自動的
に阻止されるので、前記駐車パレット３，４が移動して
いないときにのみ前記充電器１５，１６から前記車両へ
の給電が可能となり、前記三相電源が前記駐車パレット
１５，１６を駆動するための容量及び前記充電のための
容量の双方を同時に負担することがない。したがって、
特別に容量の大きい電源設備が必要とならず、既存の地
下格納式二段駐車装置を利用する場合には既存の電源設
備でも容量が十分で大幅な改造を必要とせず既存の電源
設備をそのまま用いることができる。
車パレット３，４の移動用の駆動電源（前記三相電源）
を電源として共用しているが、前述の給電阻止手段が設
けられているので、前記三相電源が前記駐車パレット
３，４を駆動するための容量及び前記充電のための容量
の双方を同時に負担することがない。すなわち、前記給
電阻止手段によって前記駐車パレット３，４の移動時に
は前記充電器１５，１６から前記車両への給電が自動的
に阻止されるので、前記駐車パレット３，４が移動して
いないときにのみ前記充電器１５，１６から前記車両へ
の給電が可能となり、前記三相電源が前記駐車パレット
１５，１６を駆動するための容量及び前記充電のための
容量の双方を同時に負担することがない。したがって、
特別に容量の大きい電源設備が必要とならず、既存の地
下格納式二段駐車装置を利用する場合には既存の電源設
備でも容量が十分で大幅な改造を必要とせず既存の電源
設備をそのまま用いることができる。
【００２５】なお、前記駐車パレット３，４が移動され
るのは、車両の入出庫時のみで短時間であるので、車両
の充電に支障が生ずるおそれはない。
るのは、車両の入出庫時のみで短時間であるので、車両
の充電に支障が生ずるおそれはない。
【００２６】以上説明した実施例は本発明を地下格納式
二段駐車装置に適用したものであったが、本発明は、こ
れに限定されるものではなく、地上式多段駐車装置など
の他の立体駐車機やその他の種々の駐車機に適用するこ
とができるものである。
二段駐車装置に適用したものであったが、本発明は、こ
れに限定されるものではなく、地上式多段駐車装置など
の他の立体駐車機やその他の種々の駐車機に適用するこ
とができるものである。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、駐車した電気自動車等
の車両に給電できるとともに、特別に大きい容量の電源
設備を必要とせず、既存の駐車機を利用する場合にも既
存の電源設備をそのまま用いることができる効果が得ら
れる。
の車両に給電できるとともに、特別に大きい容量の電源
設備を必要とせず、既存の駐車機を利用する場合にも既
存の電源設備をそのまま用いることができる効果が得ら
れる。
【図１】本発明の一実施例に係る地下格納式二段駐車装
置の概略構成を示す側面図である。
置の概略構成を示す側面図である。
【図２】前記地下格納式二段駐車装置の電気回路図であ
る。
る。
Ａ 地下格納式二段駐車装置（駐車機） ３ 上段駐車パレット ４ 下段駐車パレット １５ 充電器 １６ 充電器
Claims (1)
- 【請求項１】 駐車パレットを移動可能にしてなる駐車
機において、前記駐車パレットの移動用の駆動電源を電
源として前記駐車パレットに駐車した車両に給電し得る
充電器と、前記駐車パレットの移動時には前記充電器か
ら前記車両への給電を阻止する給電阻止手段とを備えて
なることを特徴とする駐車機。
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| JP7257891A JP2753770B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 駐車機 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7257891A Expired - Fee Related JP2753770B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 駐車機 |
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