JPH05255295A - γ−アルキリデン−γ−ブチロラクトン誘導体の製造方法 - Google Patents

γ−アルキリデン−γ−ブチロラクトン誘導体の製造方法

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JPH05255295A
JPH05255295A JP4086097A JP8609792A JPH05255295A JP H05255295 A JPH05255295 A JP H05255295A JP 4086097 A JP4086097 A JP 4086097A JP 8609792 A JP8609792 A JP 8609792A JP H05255295 A JPH05255295 A JP H05255295A
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alkylidene
phosphine
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忠勝 萬代
Jiro Tsuji
二郎 辻
Mikio Kawada
幹夫 河田
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】経済的な方法でγ−アルキリデン−γ−ブチロ
ラクトン誘導体を高収率で製造する。 【構成】一般式(I)で示される、分子内に三重結合を
有するγ−アルキニルエステル誘導体をホスフィン類と
エーテル系溶媒の存在下、たとえば酢酸パラジウム等の
白金族金属化合物と接触せしめることを特徴とするγ−
アルキリデン−γ−ブチロラクトン誘導体(II)の製造
方法。 〔式中、Rは低級アルキル基等の炭化水素残基、
,R,R,Rは水素原子又は(置換)炭化水
素残基;R,R,R,R,R10は水素原子又
は炭化水素残基であり、R,R,R,Rは任意
の組合せで環を形成してもよい。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はγ−アルキリデン−γ−
ブチロラクトン誘導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】γ−アルキリデン−γ−ブチロラクトン
誘導体は香料や医農薬品のなどの種々の合成中間体とし
て有用な化合物である。例えば、γ−ヘキシル−γ−ブ
チロラクトンのようなγ−アルキル−γ−ブチロラクト
ン類は食品やタバコ香料などに使用されていることが知
られており、前記γ−アルキリデン−γ−ブチロラクト
ン誘導体はかかるγ−アルキル−γ−ブチロラクトン類
をはじめとする種々の類縁体の合成中間体として用いる
ことができる。
【0003】かかるγ−アルキリデン−γ−ブチロラク
トン誘導体の製造法としては、例えば、γ−アルキニル
エステル誘導体をトリス(ジベンジリデンアセトン)二
パラジウム(0)と配位子の含リン化合物とからなる触
媒と接触しせしめて、γ−アルキリデン−γ−ブチロラ
クトン誘導体を製造する方法が知られている(ジャーナ
ル オブ オルガニック ケミストリー,1988,5
3,2650〜2653)。
【0004】しかしながら、この方法によればラクトン
環の形成は配位子と溶媒の種類に大きく依存している。
すなわち、配位子としてトリメチロールプロパンホスフ
ァイトやトリイソプロピルホスファイトなどのホスファ
イト類を用いた場合には高収率で目的物を得られるのに
対し、トリフェニルホスフィンのようなホスフィン類を
用いた場合には収率が著しく低下してしまうのである。
一方、溶媒としてはアセトニトリルまたはアセトニトリ
ルを含む混合溶媒を用いた場合に目的物を高収率で得る
ことができるのに対し、ベンゼンやテトラヒドロフラン
を用いた場合にはラクトン環の形成は全く起こらないの
である。
【0005】このように、上記方法では目的物を収率よ
く得るためには配位子と溶媒の種類が限定されてしまう
こと、また、汎用的でない高価なホスファィト類を用い
るため経済性に劣ることなどの問題点があった。因み
に、上記方法においては1−ペンチン酸アリルや1−ペ
ンチン酸メタリルなどの分子末端に三重結合を有するγ
−アルキニルエステル誘導体を用いた場合のみの検討が
なされており、分子内に三重結合を有するγ−アルキニ
ルエステル誘導体については全く検討されていなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは前記問題
点を解決すべく鋭意研究の結果、分子内に三重結合を有
するγ−アルキニルエステル誘導体を用いた場合には、
従来法では好ましくないとされていた配位子と溶媒とを
組み合わせることによって予想外にも目的物を収率よく
得ることができること、さらには、その配位子は安価で
かつ汎用的であるため経済性に優れていることなどを見
出し、この知見に基づいて本発明を完成するに到った。
【0007】
【課題を解決する為の手段】かくして本発明によれば次
式(I)
【化3】 (R1は炭化水素残基、R2、R3、R4及びR5は水素原
子または置換基を有していてもよい炭化水素残基、
6、R7、R8、R9及びR10は水素原子または炭化水素
残基を表し、R2、R3、R4及びR5は鎖状であってもま
たはそれぞれが任意の組合せで環を形成していてもよ
い)で示される分子内に三重結合を有するγ−アルキニ
ルエステル誘導体をホスフィン類とエーテル系溶媒の存
在下、白金族金属化合物と接触せしめることを特徴とす
る 次式(II)
【化4】 (R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9及び
10は上記と同様のものを示す)で示されるγ−アルキ
リデン−γ−ブチロラクトン誘導体の製造方法が提供さ
れる。
【0008】本発明においては前記式(I)で示される
分子内に三重結合を有するγ−アルキニルエステル誘導
体が原料として用いられる。式中、R1は炭化水素残基
であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ペンチル基などのアルキル基、シクロペ
ンチル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、
フェニル基、ベンジル基などのアリール基などが挙げら
れる。
【0009】R2、R3、R4及びR5は水素原子または置
換基を有していてもよい炭化水素残基が例示される。具
体的には上記R1と同様の炭化水素残基、またはカルボ
ニル基、アルコキシ基、アルキレンジオキシ基、アルコ
キシカルボニル基、アルケノキシカルボニル基、アルコ
キシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基など
置換基を有する炭化水素残基が挙げられる。R2、R3
4及びR5はそれぞれが任意の組合せで結合してシクロ
ブタン環、シクロペンタン環、シクロヘキサン環、シク
ロヘプタン環、シクロドデカン環などの環を形成してい
てもよい。
【0010】R6、R7、R8、R9及びR10は水素原子ま
たは上記R1と同様の炭化水素残基である。
【0011】かかるγ−アルキニルエステル誘導体の具
体的な例としては、4−ヘキシン酸、4−ヘプチン酸、
2,2−ジメチル−4−ヘプチン酸、2−エチル−4−
ヘプチン酸、4−オクチン酸、2−メトキシメチレン−
4−ヘプチン酸、2−ブチル−4−オクチン酸、6−メ
チル−4−ヘプチン酸、3−アセチル−4−ヘプチン
酸、3−メトキシカルボニル−4−ヘプチン酸、4−デ
シン酸、2−(2−ブチニル)シクロペンタンカルボン
酸、2−(2−ペンチニル)シクロペンタンカルボン
酸、2−(2−オクチニル)シクロペンタノンカルボン
酸、2−(2−ペンチニル)シクロペンタンカルボン
酸、2−(2−ブチニル)シクロヘキサンカルボン酸、
2−(2−ペンチニル)シクロヘキサンカルボン酸、2
−(2−ペンチニル)−3,3−エチレンジオキシ酪
酸、2,2−エチレンジオキシ−1−(2−ペンチニ
ル)シクロペンタンカルボン酸などのγ−アルキニルカ
ルボン酸と、アリルアルコ−ル、クロチルアルコール、
2−ペンテニルアルコール、2−エチル−2−ブテノー
ル、シンナミルアルコールなどのアリル型アルコールと
のエステルが例示される。
【0012】本発明においては、反応に際して白金族金
属化合物が用いられる。白金族金属化合物はパラジウ
ム、白金、ロジウム、イリジウム、ルテニウムの塩また
は錯体であり、その具体例としてはトリス(ジベンジリ
デンアセトン)二パラジウム(0)、トリス(トリベン
ジリデンアセチルアセトン)三パラジウム(0)、酢酸
パラジウム、プロピオン酸パラジウム、酪酸パラジウ
ム、安息香酸パラジウム、パラジウムアセチルアセトナ
ート、硝酸パラジウム、硫酸パラジウム、塩化パラジウ
ム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウ
ム、ジヒドロテトラキス(トリフェニルホスフィン)ル
テニウム、ルテニウムアセチルアセトナート、酢酸第一
白金、白金アセチルアセトナートなどが挙げられる。白
金族金属の中ではパラジウムが反応性の面で好ましく、
なかでも0価のオレフィン錯体または二価の有機化合物
を用いるのが好適である。
【0013】白金族金属化合物の使用量はその種類や反
応条件により適宜選択されるが、通常、γ−アルキニル
エステル誘導体1モル当り、1モル以下、好ましくは
0.01〜0.1モルである。
【0014】本発明では配位子としてホスフィン類が用
いられる。かかるホスフィン類の具体例としてトリエチ
ルホスフィン、トリ−n−ブチルホスフィン、トリ−n
−ドデシルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリ
(O−トリル)ホスフィン、トリ(p−トリル)ホスフ
ィン、トリ−p−ビフェニルホスフィン、トリ−o−メ
トキシフェニルホスフィン、フェニルジフェノキシホス
フィン、α、β−エチレンジ(ジフェニル)ホスフィ
ン、α、β−エチレンジ(ジブチル)ホスフィン、α、
γ−プロピレンジ(ジフェニル)ホスフィンなどが挙げ
られる。なかでも、トリアルキルホスフィン、トリアリ
−ルホスフィンなどが反応の活性、選択性、経済性など
の点で賞用される。
【0015】ホスフィン類の使用量はその種類によって
必ずしも一定ではないが、通常白金族金属化合物1モル
当り10モル以下、好ましくは1〜5モルである。
【0016】本発明の反応はエーテル系溶媒の存在下に
実施される。エーテル系溶媒の具体例としてはテトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジブチルエーテル、エチレル
グリコールジメチルエーテルなどが挙げられる。なかで
も環状エーテルが賞用される。また、アセトニトリルや
ベンゾニトリルなどのニトリル類、ジメチルホルムアミ
ドのようなアミド類、アセトン、メチルエチルケトンな
どのケトン類、酢酸エチルなどのエステル類、エタノー
ル、エチレングリコールなどのアルコール類、ジメチル
スルホキシドなどのスルホキシド類、ベンゼン、トルエ
ンなどの炭化水素類などとエーテル類との混合溶媒であ
ってもよい。
【0017】エーテル系溶媒は通常、γ−アルキニルエ
ステル誘導体の濃度が1〜50重量%となるような割合
で使用され、その使用によって反応の活性性、選択性、
触媒の安定性を向上させることができる場合がある。
【0018】反応温度は通常30℃以上、好ましくは6
0〜120℃であり、反応時間は通常0.5〜20時間
である。
【0019】反応終了後は反応液から常法に従ってγ−
アルキリデン−γ−ブチロラクトン誘導体を分離するこ
とができる。かかるγ−アルキリデン−γ−ブチロラク
トン誘導体は香料、医農薬品を始めとする種々の化合物
の中間体として有用である。
【0020】かくして、本発明によれば従来法に比較し
て、経済的にγ−アルキリデン−γ−ブチロラクトン誘
導体を高収率で得ることができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例及び比較例中の部及び%は特
に断りのないかぎり重量基準である。
【0022】実施例1 還流冷却器のついた反応器に酢酸パラジウム22.4ミ
リグラム、トリフェニルホスフィン105ミリグラム、
ジオキサン2ミリリットルを加え5分間攪拌した後、2
−(2−ペンチニル)−3,3−エチレンジオキシ酪酸
アリル500ミリグラムをジオキサン4ミリリットルに
溶かしたものを加えた。100℃で1時間攪拌下に反応
を行った後、反応液を濾過し、濾液を減圧下に濃縮し黄
色の油状物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製したところα−(1,1−エチレンジオ
キシ)エチル−γ−(1−アリル)プロピリデン−γ−
ブチロラクトン370ミリグラム(収率73%)を得
た。構造はNMRスペクトルで決定した。
【0023】1 H−NMR(CDCl3、300MHz)δ 0.95(t、J=7.54Hz、3H、CH3) 1.48(s、3H、CH3) 2.08〜2.20(m、2H、CH2 C=C) 2.68(d、J=6.0Hz、2H、C=CCH2
=C) 2.70〜2.93(m、2H、CH2 C=C) 3.07(dd、J=7.15Hz、10.2Hz、1
H、CHCOO) 3.95〜4.05(m、4H、OCH2CH2O) 4.98〜5.08(m、2H、CH2=C) 5.64〜5.79(m、1H、CH=C)
【0024】13C−NMR(CDCl3)δ 12.4、22.0、22.3、25.9、33.7、
48.4、65.2、 108.8、114.4、
115.6、135.0、142.1、173.3
【0025】実施例2 ジオキサンに代えてテトラヒドロフランを用い反応時間
を15時間とすること以外は実施例1に準じて反応を行
ったところ、α−(1,1−エチレンジオキシ)エチル
−γ−(1−アリル)プロピリデン−γ−ブチロラクト
ンが70%の収率で得られた。
【0026】実施例3 還流冷却器のついた反応器に酢酸パラジウム11.2ミ
リグラム、トリフェニルホスフィン52.4ミリグラ
ム、ジオキサン3ミリリットル、2,2−エチレンジオ
キシ−1−(2−ペンチニル)シクロペンタンカルボン
酸アリル278ミリグラムを加え、100℃で1時間攪
拌下に反応を行った後、実施例1と同様に操作したとこ
ろα−(1,1−エチレンジオキシ)スピロシクロペン
タン−γ−(1−アリル)プロピリデン−γ−ブチロラ
クトン233ミリグラム(収率84%)を得た。構造は
NMRスペクトルで決定した。
【0027】1 H−NMR(CDCl3、300MHz)δ 0.94(t、J=7.50Hz、3H、CH3) 2.60〜2.97(m、4H、CH2) 2.05〜2.34(m、4H、CH2 C=C、CH2 ) 2.50(d、J=16.5Hz、1H、CHC=C) 2.68(d、J=6.0Hz、2H、C=CCH2
=C) 3.13(d、J=16.4Hz、1H、CHC=C) 4.82〜4.95(m、4H、OCH2CH2 O) 4.96〜5.07(m、2H、CH2=C) 5.62〜5.78(m、1H、CH=C)
【0028】13C−NMR(CDCl3)δ 12.4、19.6、21.8、31.8、33.8、
33.9、34.7、 55.5、65.1、6
5.5、113.9、115.5、117.6、13
5.1、141.9、176.9
【0029】実施例4 還流冷却器のついた反応器に酢酸パラジウム22.4ミ
リグラム、トリフェニルホスフィン105ミリグラム、
ジオキサン6ミリリットル、4−ヘプチン酸アリル33
2ミリグラムを加え、100℃で3時間攪拌下に反応を
行った後、実施例1と同様に操作したところγ−(1−
エチル)ブチリデン−γ−ブチロラクトン232ミリグ
ラム(収率70%)を得た。構造はNMRスペクトルで
決定した。
【0030】1 H−NMR(CDCl3、300MHz)δ 0.96(t、J=7.50Hz、3H、CH3) 2.14(q、J=7.50Hz、2H、CH2 C=
C) 2.60〜2.83(m、6H、CH2 CH2 C=C、
C=CCH2 C=C) 4.95〜5.08(m、2H、CH2 =C) 5.62〜5.78(m、1H、CH=C)
【0031】13C−NMR(CDCl3)δ 12.4、22.1、28.0、33.7、115.
0、115.7、134.9、143.7、175.4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 407/04 8829−4C // C07B 61/00 300 (C07D 407/04 307:00 317:00)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(I) 【化1】 (R1は炭化水素残基、R2、R3、R4及びR5は水素原
    子または置換基を有していてもよい炭化水素残基、
    6、R7、R8、R9及びR10は水素原子または炭化水素
    残基を表し、R2、R3、R4及びR5は鎖状であってもま
    たはそれぞれが任意の組合せで環を形成していてもよ
    い)で示される分子内に三重結合を有するγ−アルキニ
    ルエステル誘導体をホスフィン類とエーテル系溶媒の存
    在下、白金族金属化合物と接触せしめることを特徴とす
    る 次式(II) 【化2】 (R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9及び
    10は上記と同様のものを示す)で示されるγ−アルキ
    リデン−γ−ブチロラクトン誘導体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102329310A (zh) * 2011-07-26 2012-01-25 苏州宝泽堂医药科技有限公司 一种景洪哥纳香甲素的制备方法
CN102329311A (zh) * 2011-07-26 2012-01-25 苏州宝泽堂医药科技有限公司 一种纯化景洪哥纳香甲素的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102329310A (zh) * 2011-07-26 2012-01-25 苏州宝泽堂医药科技有限公司 一种景洪哥纳香甲素的制备方法
CN102329311A (zh) * 2011-07-26 2012-01-25 苏州宝泽堂医药科技有限公司 一种纯化景洪哥纳香甲素的方法

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