JPH05254571A - 可食性食品容器 - Google Patents

可食性食品容器

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JPH05254571A
JPH05254571A JP4122480A JP12248092A JPH05254571A JP H05254571 A JPH05254571 A JP H05254571A JP 4122480 A JP4122480 A JP 4122480A JP 12248092 A JP12248092 A JP 12248092A JP H05254571 A JPH05254571 A JP H05254571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
edible
food
water
edible food
Prior art date
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Pending
Application number
JP4122480A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Okawa
進一郎 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKAWA SOGYO KK
Original Assignee
OOKAWA SOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OOKAWA SOGYO KK filed Critical OOKAWA SOGYO KK
Priority to JP4122480A priority Critical patent/JPH05254571A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Noodles (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、そこに収納される飲食物への熱湯
の給湯による熱処理温度に対しても耐え、しかも熱湯に
対しても数10分間その形状を維持する可食性の容器、
或は、そこに収納され且つ水に溶解する乾燥粉末状飲料
材の加水溶解液に対しても数10分間その形状を維持す
る可食性の容器を提供するものであり、その容器は容器
に収納された飲食物と共に食べられるので、飲食後は廃
棄物は何も残らない。 【構成】 即席飲食物収納用の容器であり、小麦、米等
の穀物、或は他の食物等よりなる可食性食物材を成型し
て作られ且つ高温の熱湯に対しても数10分間その形状
を維持するカップ状容器であって、該容器内に収納さ
れ、且つ熱湯の給湯により柔軟化されるラーメン等の乾
燥状麺類若しくは湿状麺類、或は熱湯の給湯により柔軟
化される味噌汁材料、或は冷水に溶解する乾燥粉末状飲
料材の溶解飲料水の飲食後あるいは飲食と共に食べられ
る可食性食品容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可食性食品容器に関する
ものであり、特に熱湯処理を要する食品収納用の可食性
食品容器及び加水溶解飲料材の溶解飲料水収納用の可食
性食品容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラーメン、うどん、そば等を乾燥
して調味料と共に容器に包装して収納しておき、必要時
に飲食者が前述の容器に収納された乾燥麺類に熱湯を注
いで柔軟化させる所謂即席ラーメン、即席うどん、即席
そば等においては、その容器には熱湯を給湯するので、
高熱に耐えるよう圧搾紙の表面に耐熱性の表面処理を施
したり、また、高熱に耐える発砲スチロール製のカップ
状容器を使用している。このような従来の容器は使用後
廃棄されるが、外に捨てた場合にはバクテリアにより容
易に腐敗して分解することがなく、環境を汚染する。特
に発砲スチロール製の場合には焼却処理時に高温を発生
して焼却炉の寿命を著しく短縮したり、更に塩素性の有
毒ガスを発生して大気汚染を引き起こす。また、使用後
の容器は無用の廃棄物として捨てられるので、資源の浪
費となる。従来の容器はこのような問題を持っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即席ラーメン等に使用
する紙製やプラスチック製容器の廃棄によるゴミの発生
の防止、そのゴミを処理する手間や費用の削減、及びゴ
ミの焼却に伴う有毒ガスの発生の防止、更に資源浪費の
防止を図れる容器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、小麦、大麦、
米、粟、稗、黍、トウモロコシ、豆等の穀物、或はジャ
ガイモ、サツマ芋等よりなる可食性食物材を成型して、
高温の熱湯に対しても数10分間その形状を維持するカ
ップ状容器を造り、その際、該容器内に収納され、且つ
熱湯の給湯により柔軟化されるうどん、そば、ラーメン
等の乾燥状麺類若しくは湿状麺類、或は、熱湯の給湯に
より柔軟化される調味料、野菜、昆布等の乾燥状若しく
は半乾燥状の味噌汁材料を飲食した後、それ等麺類や味
噌汁の容器を食べられる可食性材料にしておく。
【0005】また、小麦、大麦、米、粟、稗、黍、トウ
モロコシ、豆等の穀物、或はジャガイモ、サツマ芋等よ
りなる可食性食物材を成型して、水に対しても数10分
間その形状を維持するカップ状容器を造り、その際、該
容器内に収納される乾燥粉末状飲料材に注水して溶解
し、飲用後、それ等飲料材の容器を食べられる可食性材
料にしておく。
【0006】
【作用】本発明は、上述のようにそこに収納され且つ熱
湯の給湯により柔軟化される麺類や味噌汁材の熱湯によ
る熱処理温度に対しても数10分間その形状を維持する
可食性の容器であり、或は、そこに収納され且つ水に溶
解する乾燥粉末状飲料材の加水溶解液に対しても数10
分間その形状を維持する可食性の容器であるから、その
容器に収納された飲食物の加水熱処理や加水溶解処理が
十分行え、しかもその容器は容器に収納された飲食物と
共に食べられる。従って、飲食後は廃棄物は何も残らな
い。従って、従来の容器の持っていた問題は何も起こら
ない。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図1と共に説明
する。可食性食品容器(1)は小麦粉を主成分とするも
ので、小麦粉に水を加えて練り、カップ状に成形しした
後、高温の炉の中で焼いて造る。或は、小麦粉を水と共
に練った後、蒸してまだ柔らかいうちにカップ状に成形
し、高温の中で焼いて固める。更に小麦粉を主成分と
し、米、大麦、粟、稗、黍、トウモロコシ、豆等の穀
物、或はジャガイモ、サツマ芋米を1種類或は数種類添
加して混ぜ、上述と同じようにして可食性食品容器
(1)米 る。また、飲食者の嗜好に合うように必要に
応じて、野菜の乾燥粉や調味料米小麦粉に混ぜて可食性
食品容器を造ることもできる。また、米を使う場合には
米米を水蒸気で蒸した後、それを臼や機械で搗き、カッ
プ状に成形し、乾燥して米上げてもよい。また、その肉
厚は容器の下方では約4〜6mm、上方では約3米4m
mにして置けば、熱湯を注いだ直後でも手指で容器を掴
むことができる。なお、容器の肉厚は容器の材料や用途
に応じて適当に選定すれば良い。
【0008】このようにして造られているので、この可
食性食品容器(1)に収納されたうどん、そば、ラーメ
ン等の乾燥状麺類若しくは湿状麺類、或は、調味料、野
菜、昆布等の乾燥状若しくは半乾燥状の味噌汁材料に熱
湯(例えば100℃に近い温度)を注ぎ、可食性食品容
器(1)に蓋(2)をして、熱湯処理をしても、熱湯は
外気により急速に冷えるので、熱湯を入れたまま30〜
40分位放置して置いても、容器は変形しないし、ま
た、多少柔軟化しても実用上は飲食用容器として全く問
題はない。また、蓋(2)は容器(1)と同様に可食性
食物材を成形して造っているが、紙製のものでもよい。
(3)は蓋(2)の取っ手であり、蓋の取り外し時に使
用する。
【0009】また、該容器内に収納される乾燥粉末状飲
料材に注水して溶解し、この溶解水を入れたまま30〜
40分位放置して置いても、容器は変形しないし、ま
た、殆ど柔軟化しないので、実用上は飲食用容器として
全く問題はない。容器の強度を増したり、手指への熱伝
導を抑制したり、或は手指で掴みやすくするために容器
の外部に上下方向或は水平方向の突条を設けたり、突起
を設けても良い。
【0010】可食性食品容器(1)内には、乾燥状麺類
はそのまま収納しても良いが。半湿状の麺類、調味料、
味噌汁材や乾燥粉末状飲料材等は合成樹脂製の袋内に収
納した後、可食性食品容器(1)に収納する方がよい。
そして蓋(2)を施した後、可食性食品容器(1)全体
を湿気を通さない包装材で包装する。
【0011】
【発明の効果】上述の如く、本発明の可食性食品容器
は、そこに収納され且つ熱湯の給湯により柔軟化される
麺類や味噌汁材の熱湯による熱処理温度に対しても数1
0分間その形状を維持する可食性の容器であり、或は、
そこに収納され且つ水に溶解する乾燥粉末状飲料材の加
水溶解液に対しても数10分間その形状を維持する可食
性の容器であるから、その容器に収納された飲食物の加
水熱処理や加水溶解処理が十分行え、しかもその容器は
容器に収納された飲食物と共に食べられる。それ故、飲
食後は廃棄物は何も残らない。従って、従来の容器の持
っていた問題、即ち、紙製やプラスチック製容器の廃棄
によるゴミの発生、そのゴミを処理する手間や費用、及
びゴミの焼却に伴う有毒ガスの発生、更に資源浪費等の
問題を全て解消することができる。また、例え、飲食
後、その容器が捨てられても普通の草木と同様に低温の
可燃性であるから、焼却が容易であり、更に地上に放置
されていてもバクテリアにより容易に分解されてしまう
ので、環境破壊や大気汚染等の問題を全く起こさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】可食性食品容器の実施例を示す図面である。
【符号の説明】
1 可食性食品容器 2 蓋 3 取っ手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦、大麦、米、粟、稗、黍、トウモロ
    コシ、豆等の穀物、或はジャガイモ、サツマ芋等よりな
    る可食性食物材を成型して作られ且つ高温の熱湯に対し
    ても数10分間その形状を維持するカップ状容器であっ
    て、該容器内に収納され、且つ熱湯の給湯により柔軟化
    されるうどん、そば、ラーメン等の乾燥状麺類若しくは
    湿状麺類、或は、熱湯の給湯により柔軟化される調味
    料、野菜、昆布等の乾燥状若しくは半乾燥状の味噌汁材
    料の飲食後あるいは飲食と共に食べられる熱湯処理を要
    する食品収納用の可食性食品容器。
  2. 【請求項2】 小麦、大麦、米、粟、稗、黍、トウモロ
    コシ、豆等の穀物、或はジャガイモ、サツマ芋等よりな
    る可食性食物材を成型して作られ、且つ水に対しても数
    10分間その形状を維持するカップ状容器であって、該
    容器内に収納される乾燥粉末状飲料材に注水して溶解
    し、飲用後、食べられる加水溶解飲料材の溶解飲料水収
    納用の可食性食品容器。
JP4122480A 1992-03-12 1992-03-12 可食性食品容器 Pending JPH05254571A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997045028A1 (en) * 1996-05-31 1997-12-04 Fattoria Petrini Di Petrini Francesca Cup for drinks made of edible twice-baked pastry
WO2004112501A3 (en) * 2003-06-16 2005-03-10 John Amato Liquid filled, wafer covered, edible communion cup
KR101043256B1 (ko) * 2010-07-09 2011-06-22 조용연 식용 가능한 일회용 도시락
US20210289966A1 (en) * 2020-03-17 2021-09-23 Zhen Yi Xuan Food Enterprises Co. Edible cap

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