JP2005176708A - マイクロ波照射用包装茹麺類 - Google Patents

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Hirofumi Munetoshi
浩文 宗利
Kentarou Irie
謙太朗 入江
Yoichiro Ajitani
陽一郎 味谷
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Abstract

【課題】 電子レンジ加熱時に包装容器の破裂がなく、加熱時の熱量ロスが少なくかつ滑らかな麺質とコシのある食感を有する、マイクロ波照射用包装茹麺類を提供することを目的とする。
【解決手段】 マイクロ波が照射される面に、100cm2あたり0.1〜5.0mmの大きさを有する通気部を5〜50個所設けた包装容器によって茹麺類を包装してなる、マイクロ波照射用包装茹麺類。
【選択図】 なし

Description

本発明は、マイクロ波照射に適した包装茹麺類に関する。
近年、調理を簡単に済ませる食生活の傾向と、電子レンジの普及という状況の中で、茹麺類においても、包装袋に入れた状態で冷凍またはチルド温度により流通されている。これらの包装茹麺類は、一般的に内装袋と外装袋によって包装されている。そして内装袋は電子レンジ加熱に適した包材、すなわちマイクロ波を透過する包材が用いられ、また外装袋は遮光性があり、かつ、酸素や水分の移行を防止する性質を有する包材が用いられている。
これらの包装麺類は、喫食する場合、外装袋から取出して、内装袋に包装されたままの状態で電子レンジ加熱に供するが、温度上昇と共に内装袋の中の圧力が上昇し、膨張して破袋し、内容物が飛散する現象が起こる欠点がある。
このような電子レンジ加熱時の茹麺類の飛散を回避するために、茹麺類を内装袋から取り出して直接マイクロ波を照射して加熱する方法が採られているが、この場合滑らかな麺質やコシのある食感が損われると共に熱量ロスも生ずるという欠点がある。
そこで本発明者等は、マイクロ波を照射して加熱しても、滑らかな麺質やコシのある食感を有し、かつ熱量ロスも少ない内装包装容器について種々検討した結果本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、マイクロ波が照射される面に、100cm2あたり0.1〜5.0mmの大きさを有する通気部を5〜50個所設けた包装容器によって茹麺類を包装する、マイクロ波照射用包装茹麺類である。
本発明のマイクロ波照射用包装茹麺類は、そのままマイクロ波を照射して加熱しても、破裂することなく、熱量のロスも少なく、また滑らかな麺質とコシのある食感を有する茹麺類を得ることができる。
本発明は茹麺類をマイクロ波を透過するような材質の包装容器に充填する。
本発明の包装容器の素材としては、例えばポリエチレンテレフタレート、結晶化ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンおよびこれらの複合材料が用いられる。そして本発明の包装容器は、すべてがマイクロ波を透過する素材である必要はなく、少なくともマイクロ波が照射される部分が前記素材で構成されていればよい。
また本発明に用いる包装容器はマイクロ波が照射される面に100cm2あたり0.1〜5.0mmの大きさを有する通気部を5〜50個所設けることが必要である。この通気部の大きさが0.1mmより小さいと包装容器が破裂し、一方5.0mmより大きいと熱量がロスし、また滑らかな麺質やコシのある食感を有する茹麺類が得られなくなる。
また通気部が5個所より少ないと包装容器が破裂し、一方50個所より多くなると熱量ロスが生じ、また滑らかな麺質やコシのある食感を有する茹麺類が得られない。
本発明に使用する包装容器に設けられる通気部の形状は、円形、三角形、四角形、楕円形の他、切れ目状等の種々の形状に形成することができる。
本発明に用いられる包装容器の形状としては、袋状、カップ状、トレー状等の種々の形状のものが挙げられる。またカップ状、トレー状の包装容器は、押し蓋、かぶせ蓋、ピラード蓋等によって封緘したものが用いられる。
本発明の茹麺類としては、うどん、そば、ひやむぎ、そうめん、スパゲッティ等を茹で上げたものが挙げられる。またこれらの茹麺をソース類と共に調理したものも好適に用いることができる。
次に、本発明をさらに具体的に説明するために実施例を掲げるが、本発明は、以下の実施例のみに限定されるものではない。
実施例1〜8、比較例1〜6
市販の乾燥スパゲッティを歩留り230%まで茹でた後、冷水にさらして冷却した。180gずつを専用トレイに盛りつけて凍結し、表1に示す片側面に通気部を有するPE製マイクロ波透過包装袋の中に入れ、封をした上で、冷凍状態で1ヶ月保存した。この冷凍包装スパゲッティを電子レンジで500W、3分30秒加熱して、破袋状態の有無を確認した後、破袋のないものについて、麺のなめらかさや食感について評価した。評価結果を表1に示す。
Figure 2005176708

Claims (1)

  1. マイクロ波が照射される面に、100cm2あたり0.1〜5.0mmの大きさを有する通気部を5〜50個所設けた包装容器によって茹麺類を包装することを特徴とする、マイクロ波照射用包装茹麺類。
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