JP2014171430A - 電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を得ることができる、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を提供する。
【解決手段】開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を行う電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜であって、A群:カボチャ、サツマイモ、カブ、ニンジンから選択される少なくとも1種以上の生野菜類と、B群:タマネギ、キャベツ、ハクサイから選択される少なくとも1種以上の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、前記包装容器内に充填されたA群とB群の生野菜類の充填比率が質量比で1:4〜6:1である、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜。
【選択図】 なし
【解決手段】開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を行う電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜であって、A群:カボチャ、サツマイモ、カブ、ニンジンから選択される少なくとも1種以上の生野菜類と、B群:タマネギ、キャベツ、ハクサイから選択される少なくとも1種以上の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、前記包装容器内に充填されたA群とB群の生野菜類の充填比率が質量比で1:4〜6:1である、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜。
【選択図】 なし
Description
本発明は、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜に関する。
より詳細には、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を得ることができる、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜に関する。
より詳細には、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を得ることができる、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜に関する。
野菜類の簡便な調理方法として、電子レンジによる加熱調理が挙げられる。電子レンジ加熱調理の場合、電子レンジ庫内に入れた後は、マイクロウェーブの発振出力と加熱時間とをセットするだけなので、調理に手間がかからない。そのため、近年の家庭料理においては、電子レンジで蒸し加熱調理が可能なシリコンスチーマー等の調理器具を用い、野菜のスチーム加熱調理が行われている。
一方で、このような蒸し野菜を得るためには、特定の調理器具を必要とする他、野菜によっては調理前に前記調理器具内に水を添加する必要が生じたり、野菜を適切な大きさにカットする必要が生じ、調理の煩雑さが残る問題があった。このため、スーパーマーケット等では、予め適切なサイズにカットされた野菜類が包装容器に充填され、電子レンジ加熱を施すことにより、加熱調理した野菜が得られる、加熱調理用の容器詰めカット野菜が販売されている。
しかしながら、このような容器詰めカット野菜は、加熱調理時に包装容器を一部カットして開封する必要があるため、手間がかかるという問題があった。
また、従来の容器詰めカット野菜は、開封して電子レンジ加熱するため、加熱時に圧力がかかり難くなり、スチーム加熱調理したようなホクホクとした野菜の食感は得られにくかった。一方、開封せずに電子レンジ加熱する容器詰めカット野菜も提案されているが、充填される野菜の種類は乏しいものであった。
そのため、本発明者は、開封せずに電子レンジ加熱を施すだけで、簡便に野菜類をスチーム加熱する方法を検討することとした。しかしながら、様々な野菜類を積載した容器詰め野菜を、一定の圧力がかかる状態で電子レンジ加熱調理したところ、比較的厚みの薄い野菜類に乾燥や焦げが発生してしまうという問題が生じた。
そこで、本発明の目的は、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を得ることができる、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を提供することである。
本発明者等は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた。その結果、特定の野菜群を特定比率で充填し、さらに前記野菜類が互いに接触しない状態で容器詰めするならば、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を行う電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜であって、
A群:カボチャ、サツマイモ、カブ、ニンジンから選択される少なくとも1種以上の生野菜類と、
B群:タマネギ、キャベツ、ハクサイから選択される少なくとも1種以上の生野菜類が、
互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、
前記包装容器内に充填されたA群とB群の生野菜類の充填比率が質量比で1:4〜6:1である、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
(2)(1)に記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で充填される包装容器として、
同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、
A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有する、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
(3)(1)又は(2)に記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封される前記包装容器として、
仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーと、外袋からなり、
前記仕切り壁により、A群の生野菜類とB群の生野菜類が互いに接触しない状態で充填され、
前記外袋により、前記A群およびB群の生野菜類を充填したトレーを密封包装されてなる、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
(4)(1)乃至(3)のいずれかに記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封される前記包装容器として、
電子レンジ加熱中に生野菜類から発生する蒸気の排出が可能な蒸気排気口を有する包装容器を用いる、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
である。
(1)開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を行う電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜であって、
A群:カボチャ、サツマイモ、カブ、ニンジンから選択される少なくとも1種以上の生野菜類と、
B群:タマネギ、キャベツ、ハクサイから選択される少なくとも1種以上の生野菜類が、
互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、
前記包装容器内に充填されたA群とB群の生野菜類の充填比率が質量比で1:4〜6:1である、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
(2)(1)に記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で充填される包装容器として、
同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、
A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有する、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
(3)(1)又は(2)に記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封される前記包装容器として、
仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーと、外袋からなり、
前記仕切り壁により、A群の生野菜類とB群の生野菜類が互いに接触しない状態で充填され、
前記外袋により、前記A群およびB群の生野菜類を充填したトレーを密封包装されてなる、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
(4)(1)乃至(3)のいずれかに記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封される前記包装容器として、
電子レンジ加熱中に生野菜類から発生する蒸気の排出が可能な蒸気排気口を有する包装容器を用いる、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜、
である。
本発明によれば、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を、簡便に得ることができる。したがって、蒸し調理が可能なカット野菜類の更なる需要拡大が期待できる。
以下本発明を詳細に説明する。なお、本発明において「%」は「質量%」を、「部」は「質量部」を意味する。
<本発明の特徴>
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を行う電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜であって、A群およびB群の特定の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、前記包装容器内に充填されたA群とB群の生野菜類の充填比率が質量比で1:4〜6:1であることに特徴を有する。このような構成により、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を行う電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜であって、A群およびB群の特定の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、前記包装容器内に充填されたA群とB群の生野菜類の充填比率が質量比で1:4〜6:1であることに特徴を有する。このような構成により、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。
<A群の生野菜類>
本発明に用いるA群の生野菜類としては、カボチャ、サツマイモ、カブ、ニンジンが挙げられ、前述した中から選択される少なくとも一種以上の生野菜類を用いる。
本発明に用いるA群の生野菜類としては、カボチャ、サツマイモ、カブ、ニンジンが挙げられ、前述した中から選択される少なくとも一種以上の生野菜類を用いる。
<A群の生野菜類のカットサイズ>
本発明で用いるA群の生野菜類は、種類に応じて角切り、櫛形切り、短冊切り、いちょう切り、半月切り等の形状にカットして用いることができる。電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得られやすいことから、特定の大きさにカットするとよい。これらの生野菜類は比較的厚みを有するため、例えば、角切りの場合には10〜30mm角にカットするとよく、さらに、10〜20mm角にカットするとよい。また、薄切りの場合は2〜10mmにカットするとよい。
本発明で用いるA群の生野菜類は、種類に応じて角切り、櫛形切り、短冊切り、いちょう切り、半月切り等の形状にカットして用いることができる。電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得られやすいことから、特定の大きさにカットするとよい。これらの生野菜類は比較的厚みを有するため、例えば、角切りの場合には10〜30mm角にカットするとよく、さらに、10〜20mm角にカットするとよい。また、薄切りの場合は2〜10mmにカットするとよい。
<B群の生野菜類>
次に、本発明に用いるB群の生野菜類について説明する。
B群の生野菜類としては、タマネギ、キャベツ、ハクサイが挙げられ、前述した中から選択される少なくとも一種以上の生野菜類を用いる。
次に、本発明に用いるB群の生野菜類について説明する。
B群の生野菜類としては、タマネギ、キャベツ、ハクサイが挙げられ、前述した中から選択される少なくとも一種以上の生野菜類を用いる。
<B群の生野菜類のカットサイズ>
本発明で用いるB群の生野菜類は、種類に応じて、薄切り、角切り等の形状にカットして用いることができる。電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得られやすいことから、特定の大きさにカットするとよい。具体的には、比較的厚みのある野菜に対しては3〜8mmの薄切りでカットするとよい。また、キャベツやハクサイなど比較的厚みの少ない野菜に対しては、例えば20〜50mmの大きさにカットするとよい。
本発明で用いるB群の生野菜類は、種類に応じて、薄切り、角切り等の形状にカットして用いることができる。電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得られやすいことから、特定の大きさにカットするとよい。具体的には、比較的厚みのある野菜に対しては3〜8mmの薄切りでカットするとよい。また、キャベツやハクサイなど比較的厚みの少ない野菜に対しては、例えば20〜50mmの大きさにカットするとよい。
<A群とB群の生野菜類の充填比率>
本発明において、前述したA群とB群の生野菜類の充填比率としては、質量比で1:4〜6:1であり、さらに1:2〜3:1とするとよい。このような充填比率とすることで、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。B群の生野菜類に対するA群の生野菜類の比率が高く、前記充填比率の範囲外となる場合、B群の生野菜類が乾燥したり焦げたりしやすくなり、一方、A群の生野菜類に対するB群の生野菜類の比率が高く、前記充填比率の範囲外となる場合、電子レンジ加熱により得られる蒸し野菜が水っぽくなることがある。
本発明において、前述したA群とB群の生野菜類の充填比率としては、質量比で1:4〜6:1であり、さらに1:2〜3:1とするとよい。このような充填比率とすることで、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。B群の生野菜類に対するA群の生野菜類の比率が高く、前記充填比率の範囲外となる場合、B群の生野菜類が乾燥したり焦げたりしやすくなり、一方、A群の生野菜類に対するB群の生野菜類の比率が高く、前記充填比率の範囲外となる場合、電子レンジ加熱により得られる蒸し野菜が水っぽくなることがある。
<本発明の容器詰めカット生野菜に用いるその他の原料>
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜には、前述した生野菜類以外にも、野菜類や豆類等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜選択し、充填することができる。
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜には、前述した生野菜類以外にも、野菜類や豆類等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜選択し、充填することができる。
<容器詰め全量に対するA群およびB群の生野菜類充填量>
本発明の容器詰めカット生野菜に充填する、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し40〜100%とすることができ、さらに、60〜100%とすることができる。A群およびB群の生野菜類の合計充填量を前記範囲とすることで、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜が得られやすくなる。
本発明の容器詰めカット生野菜に充填する、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し40〜100%とすることができ、さらに、60〜100%とすることができる。A群およびB群の生野菜類の合計充填量を前記範囲とすることで、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜が得られやすくなる。
<生野菜類の殺菌>
本発明に用いるA群およびB群の生野菜類は、必要に応じて、適宜殺菌処理を施して用いることができる。なお、殺菌方法としては、常法により行えば良く、例えば、次亜塩素酸Na水溶液、亜塩素酸Na水溶液、水酸化Na水溶液、焼成Ca水溶液、酢酸水溶液などを殺菌液として用い、前記殺菌液に浸漬させる方法、前記殺菌液を噴霧する方法等を行うことができる。
本発明に用いるA群およびB群の生野菜類は、必要に応じて、適宜殺菌処理を施して用いることができる。なお、殺菌方法としては、常法により行えば良く、例えば、次亜塩素酸Na水溶液、亜塩素酸Na水溶液、水酸化Na水溶液、焼成Ca水溶液、酢酸水溶液などを殺菌液として用い、前記殺菌液に浸漬させる方法、前記殺菌液を噴霧する方法等を行うことができる。
<蒸し調理の形態>
本発明の容器詰めカット生野菜は、開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を施すため、A群およびB群の生野菜類が、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して、密封された一定空間内で一定の圧力下、飽和水蒸気により加熱されることで、蒸し調理が施される。
このような一定の圧力下、飽和水蒸気による加熱がなされるため、本発明の容器詰めカット生野菜は、電子レンジで短時間加熱しただけで、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。
本発明の容器詰めカット生野菜は、開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を施すため、A群およびB群の生野菜類が、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して、密封された一定空間内で一定の圧力下、飽和水蒸気により加熱されることで、蒸し調理が施される。
このような一定の圧力下、飽和水蒸気による加熱がなされるため、本発明の容器詰めカット生野菜は、電子レンジで短時間加熱しただけで、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。
<包装容器へ充填される形態>
本発明において、A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、包装容器内に充填するとは、A群およびB群の生野菜類が、それぞれ別々の空間に位置することで、互いに接触しない状態にあることである。
このように充填する方法としては、例えば、同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有する包装容器に充填する。あるいは、A群およびB群の生野菜類を異なる容器に充填する、等が挙げられる。
同一容器を用いた具体例としては、例えば、仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーに、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する。袋状の容器の間を弱シールからなる仕切り部で仕切られ、前記シールで隔てた充填部にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する、等が挙げられる。
また、異なる容器を用いた具体例としては、例えば、大小異なる2つの容器に、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、その後、小の容器を大の容器に重ねる。大小異なる2つの容器をあらかじめ重ね、小の容器と大の容器の残りの空間部分とにA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する。大きさが同程度の2つの容器にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、充填した容器を並列させる、等が挙げられる。
本発明は、上述した充填方法のうち、同一容器を用いたほうが、輸送中の容器のズレを考慮する必要がなく、電子レンジで短時間加熱した際の加熱ムラが低減され、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜が得られやすい。
本発明において、A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、包装容器内に充填するとは、A群およびB群の生野菜類が、それぞれ別々の空間に位置することで、互いに接触しない状態にあることである。
このように充填する方法としては、例えば、同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有する包装容器に充填する。あるいは、A群およびB群の生野菜類を異なる容器に充填する、等が挙げられる。
同一容器を用いた具体例としては、例えば、仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーに、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する。袋状の容器の間を弱シールからなる仕切り部で仕切られ、前記シールで隔てた充填部にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する、等が挙げられる。
また、異なる容器を用いた具体例としては、例えば、大小異なる2つの容器に、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、その後、小の容器を大の容器に重ねる。大小異なる2つの容器をあらかじめ重ね、小の容器と大の容器の残りの空間部分とにA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する。大きさが同程度の2つの容器にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、充填した容器を並列させる、等が挙げられる。
本発明は、上述した充填方法のうち、同一容器を用いたほうが、輸送中の容器のズレを考慮する必要がなく、電子レンジで短時間加熱した際の加熱ムラが低減され、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜が得られやすい。
<包装容器へ充填密封される形態>
本発明において、A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封するとは、次のようなことである。
つまり、A群およびB群の生野菜類が、輸送中でも互いに接触することなく、それぞれが別々の空間に位置するように充填密封されている。さらに、電子レンジ加熱時には、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気により、それぞれの充填部の空間が膨張すると共に連通し、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理ができる、包装形態を用いていることである。
このような包装形態として、同一包装形態を用いた具体例としては、例えば、弱シールからなる仕切り部で仕切られ袋状の容器を用いた形態等が挙げられる。この包装形態を用いることで、電子レンジ加熱することで、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気により、弱シールが剥がれて仕切り部で分けられた充填部が連通し、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となる。
また、複数の包装形態を用いた具体例としては、例えば、同一容器である仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーに、仕切り壁で隔てた充填部にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、トレー全体を外袋で密封する。あるいは、異なる容器にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、充填した容器を一緒に外袋で密封する形態等が挙げられる。この包装形態を用いることで、電子レンジ加熱することで、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気により、外袋が膨張し、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となる。
前記弱シールを有する同一包装形態では、弱シールのシール強度や包装体の材質を考慮する必要がある。また、A群およびB群の生野菜類を充填する容器を異なる容器を用い外袋で密封する場合は、輸送中のズレを考慮する必要がある。一方、このような問題もなく、生産性に優れていることから、本発明では、仕切り壁を有したトレーを用い、外袋で密封する包装形態が良い。
本発明において、A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封するとは、次のようなことである。
つまり、A群およびB群の生野菜類が、輸送中でも互いに接触することなく、それぞれが別々の空間に位置するように充填密封されている。さらに、電子レンジ加熱時には、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気により、それぞれの充填部の空間が膨張すると共に連通し、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理ができる、包装形態を用いていることである。
このような包装形態として、同一包装形態を用いた具体例としては、例えば、弱シールからなる仕切り部で仕切られ袋状の容器を用いた形態等が挙げられる。この包装形態を用いることで、電子レンジ加熱することで、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気により、弱シールが剥がれて仕切り部で分けられた充填部が連通し、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となる。
また、複数の包装形態を用いた具体例としては、例えば、同一容器である仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーに、仕切り壁で隔てた充填部にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、トレー全体を外袋で密封する。あるいは、異なる容器にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填し、充填した容器を一緒に外袋で密封する形態等が挙げられる。この包装形態を用いることで、電子レンジ加熱することで、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気により、外袋が膨張し、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となる。
前記弱シールを有する同一包装形態では、弱シールのシール強度や包装体の材質を考慮する必要がある。また、A群およびB群の生野菜類を充填する容器を異なる容器を用い外袋で密封する場合は、輸送中のズレを考慮する必要がある。一方、このような問題もなく、生産性に優れていることから、本発明では、仕切り壁を有したトレーを用い、外袋で密封する包装形態が良い。
<包装容器の仕切り壁>
前記仕切り壁は、A群の生野菜類とB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で包装容器内に充填することができれば、いずれの形態でもよいが、例えば、内底面に凸状の仕切り壁が形成されたトレーの場合、前記仕切り壁の高さがトレーの周縁部の高さと同等かそれ以上の高さであるとよく、詳しくは、トレーの周縁部の80〜140%であるとよい。
前記トレーや包装容器の素材としては、食品用に用いられており、マイクロ波加熱に耐えうるものであれば、いずれのものでもよい。例えば、トレーの場合は、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、PET、PBT、ポリカーボネート等の樹脂を使用して成形したトレー等を使用することができる。
前記仕切り壁は、A群の生野菜類とB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で包装容器内に充填することができれば、いずれの形態でもよいが、例えば、内底面に凸状の仕切り壁が形成されたトレーの場合、前記仕切り壁の高さがトレーの周縁部の高さと同等かそれ以上の高さであるとよく、詳しくは、トレーの周縁部の80〜140%であるとよい。
前記トレーや包装容器の素材としては、食品用に用いられており、マイクロ波加熱に耐えうるものであれば、いずれのものでもよい。例えば、トレーの場合は、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、PET、PBT、ポリカーボネート等の樹脂を使用して成形したトレー等を使用することができる。
<包装容器の蒸気排出口>
本発明で用いる前記外袋や弱シールを有する前記同一包装形態には、電子レンジ加熱により生野菜類から水蒸気が発生して所定の圧力以上に内圧が達した場合に、過剰な内圧を逃圧させ、好適な内圧の状態を維持する、蒸気排出口を備えているとよい。これにより、容器が破袋することなく、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜が得られやすくなる。
本発明で用いる前記外袋や弱シールを有する前記同一包装形態には、電子レンジ加熱により生野菜類から水蒸気が発生して所定の圧力以上に内圧が達した場合に、過剰な内圧を逃圧させ、好適な内圧の状態を維持する、蒸気排出口を備えているとよい。これにより、容器が破袋することなく、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜が得られやすくなる。
<包装容器内の酸素濃度>
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、生野菜類をポリプロピレン製外袋等の包装容器に充填し、包装容器内の酸素濃度を3〜15容量%とするとよく、さらに、3〜10容量%とするとよい。前記酸素濃度とする方法としては、窒素ガスを用いてガス置換する方法等が挙げられる。包装容器内の酸素濃度が前記範囲より多い場合には、加熱時に生野菜類に褐変が発生する場合があり、前記範囲より低い場合には、電子レンジ加熱後にムレ臭を感じる場合がある。
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、生野菜類をポリプロピレン製外袋等の包装容器に充填し、包装容器内の酸素濃度を3〜15容量%とするとよく、さらに、3〜10容量%とするとよい。前記酸素濃度とする方法としては、窒素ガスを用いてガス置換する方法等が挙げられる。包装容器内の酸素濃度が前記範囲より多い場合には、加熱時に生野菜類に褐変が発生する場合があり、前記範囲より低い場合には、電子レンジ加熱後にムレ臭を感じる場合がある。
<容器詰めカット生野菜の加熱条件>
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、電子レンジを用いて短時間加熱調理するだけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。電子レンジの加熱条件としては、包装容器内に充填密封した生野菜類の合計100gあたり、好ましくは出力500W×2分〜4分相当の加熱をするとよい。ここで500W×2分相当とは、出力300Wであれば5分、出力400Wであれば3.5分、出力800Wであれば2分というように、出力ワット数と時間との積の値が同じになるように換算して計算した条件での電子レンジ加熱を行うとよい。また、包装容器内に充填密封した生野菜類の合計が例えば200gであれば、出力ワット数と時間との積の値が100gの場合の2倍となるように電子レンジ加熱を行う。
本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、電子レンジを用いて短時間加熱調理するだけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。電子レンジの加熱条件としては、包装容器内に充填密封した生野菜類の合計100gあたり、好ましくは出力500W×2分〜4分相当の加熱をするとよい。ここで500W×2分相当とは、出力300Wであれば5分、出力400Wであれば3.5分、出力800Wであれば2分というように、出力ワット数と時間との積の値が同じになるように換算して計算した条件での電子レンジ加熱を行うとよい。また、包装容器内に充填密封した生野菜類の合計が例えば200gであれば、出力ワット数と時間との積の値が100gの場合の2倍となるように電子レンジ加熱を行う。
<容器詰めカット生野菜セットの形態>
さらに本発明は、包装容器外袋に調味料の小袋を貼付し、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜セットとする形状とすることもできる。なお、小袋に充填する調味料としては、通常の蒸し野菜類に用いられる調味料を適宜選択することができ、例えば食塩、ハーブソルト、ペッパー等の粉末状調味料や、マヨネーズ、バーニャカウダソース等の乳化状調味料、ドレッシング等の液状調味料等を充填することができる。このような調味料を、本発明の容器詰め生野菜の包装容器外面に貼付してセットの形態とすることにより、消費者は簡単に調味することが可能となり、より簡便に、手間をかけずに蒸し野菜を食することができる。
さらに本発明は、包装容器外袋に調味料の小袋を貼付し、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜セットとする形状とすることもできる。なお、小袋に充填する調味料としては、通常の蒸し野菜類に用いられる調味料を適宜選択することができ、例えば食塩、ハーブソルト、ペッパー等の粉末状調味料や、マヨネーズ、バーニャカウダソース等の乳化状調味料、ドレッシング等の液状調味料等を充填することができる。このような調味料を、本発明の容器詰め生野菜の包装容器外面に貼付してセットの形態とすることにより、消費者は簡単に調味することが可能となり、より簡便に、手間をかけずに蒸し野菜を食することができる。
<電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜の製造方法>
次に、本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜の代表的な製造方法について、下記に記載するが、これらは本発明を特に限定するものではない。
まず、本発明に用いるA群およびB群の生野菜類の中からそれぞれ一種以上を適宜選択する。選択した原料野菜は水洗し、次いで前述した適当な大きさにカット後、次亜塩素酸Na水溶液(200ppm)に浸漬させることによって、殺菌処理を施す。
次に、本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜の代表的な製造方法について、下記に記載するが、これらは本発明を特に限定するものではない。
まず、本発明に用いるA群およびB群の生野菜類の中からそれぞれ一種以上を適宜選択する。選択した原料野菜は水洗し、次いで前述した適当な大きさにカット後、次亜塩素酸Na水溶液(200ppm)に浸漬させることによって、殺菌処理を施す。
殺菌処理を施した野菜類は、次いで水洗、脱水後、A群の生野菜類とB群の生野菜類が互いに接触しない状態で、包装容器内に充填する。なお、包装容器内に充填する方法としては、同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有する包装容器を用いる。例えば、A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時に、A群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、生野菜類を包装容器内に充填密封する。
詳しくは、前記包装容器が、仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーと、外袋からなり、前記仕切り壁により、A群の生野菜類とB群の生野菜類が互いに接触しない状態で充填され、前記外袋により、前記A群およびB群の生野菜類を充填したトレーを密封包装する形態とすることができる。また、前記外袋は、電子レンジ加熱時に蒸気を包装容器外に排出する蒸気排出口を備えているものを用いる。
なお、前記包装容器内に充填する生野菜類は、A群とB群の生野菜類の比率が質量比で1:4〜6:1となるように充填し、容器内の酸素濃度が3〜15容量%となるようにガス置換を施す。さらに、生野菜類が充填された包装容器の外側に、小袋入りの調味液を添付することにより、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜セットを製することができる。
詳しくは、前記包装容器が、仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーと、外袋からなり、前記仕切り壁により、A群の生野菜類とB群の生野菜類が互いに接触しない状態で充填され、前記外袋により、前記A群およびB群の生野菜類を充填したトレーを密封包装する形態とすることができる。また、前記外袋は、電子レンジ加熱時に蒸気を包装容器外に排出する蒸気排出口を備えているものを用いる。
なお、前記包装容器内に充填する生野菜類は、A群とB群の生野菜類の比率が質量比で1:4〜6:1となるように充填し、容器内の酸素濃度が3〜15容量%となるようにガス置換を施す。さらに、生野菜類が充填された包装容器の外側に、小袋入りの調味液を添付することにより、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜セットを製することができる。
このようにして得られる電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、10℃前後の冷蔵保存により流通され、喫食時には、容器詰めの密封状態のまま、500Wで2〜4分の電子レンジ加熱を施すことにより、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができる。
以下、本発明について、実施例、比較例及び試験例に基づき具体的に説明する。なお、本発明は、これらに限定するものではない。
[実施例1]
A群の生野菜類としてカボチャ、ニンジン、B群の生野菜類としてキャベツを用いて、下記の方法により、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を製造した。
A群の生野菜類としてカボチャ、ニンジン、B群の生野菜類としてキャベツを用いて、下記の方法により、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を製造した。
<生野菜類の処理>
カボチャおよびニンジンを20mmの角切り、キャベツを40mm×40mm角にカットした。次いで、カット後の前記生野菜類を清水で水洗後、次亜塩素酸Na水溶液(有効塩素濃度200ppm)に5分間浸漬させることにより殺菌処理を行った。殺菌処理後、清水で水洗し、脱水処理(1000rpm、1分)を行うことで殺菌済カット生野菜を得た。
カボチャおよびニンジンを20mmの角切り、キャベツを40mm×40mm角にカットした。次いで、カット後の前記生野菜類を清水で水洗後、次亜塩素酸Na水溶液(有効塩素濃度200ppm)に5分間浸漬させることにより殺菌処理を行った。殺菌処理後、清水で水洗し、脱水処理(1000rpm、1分)を行うことで殺菌済カット生野菜を得た。
<トレー及び包装容器への充填>
前記工程により得られた殺菌済みカット生野菜は、次いで、同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有するトレーに充填した。
詳しくは、中央部に仕切り壁を有するトレーの前記充填部にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填した。次いで、電子レンジ加熱時に蒸気を包装容器外に排出する蒸気排出口を備えた外袋に、前記生野菜類を充填したトレーを充填し、次いで窒素ガス置換により外袋内の酸素濃度が5容量%となるように密封包装し、10℃で保存することにより、本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を得た。
なお、A群とB群の生野菜類の充填量は、A群の生野菜類が60%(カボチャ30g、ニンジン30g、計60g)、B群の生野菜類が40%(キャベツ40g)、であり、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で3:2であった。また、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し100%であり、用いたトレーの仕切り壁の高さは、トレーの周縁部の高さの120%であった。
前記工程により得られた殺菌済みカット生野菜は、次いで、同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有するトレーに充填した。
詳しくは、中央部に仕切り壁を有するトレーの前記充填部にA群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填した。次いで、電子レンジ加熱時に蒸気を包装容器外に排出する蒸気排出口を備えた外袋に、前記生野菜類を充填したトレーを充填し、次いで窒素ガス置換により外袋内の酸素濃度が5容量%となるように密封包装し、10℃で保存することにより、本発明の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を得た。
なお、A群とB群の生野菜類の充填量は、A群の生野菜類が60%(カボチャ30g、ニンジン30g、計60g)、B群の生野菜類が40%(キャベツ40g)、であり、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で3:2であった。また、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し100%であり、用いたトレーの仕切り壁の高さは、トレーの周縁部の高さの120%であった。
<電子レンジ加熱調理>
得られた電子レンジ加熱用容器詰め生野菜を、包装容器を開封せず密封状態のまま、電子レンジ(500W)で3分間加熱することにより調理を行い、蒸し野菜を得た。
得られた電子レンジ加熱用容器詰め生野菜を、包装容器を開封せず密封状態のまま、電子レンジ(500W)で3分間加熱することにより調理を行い、蒸し野菜を得た。
[比較例1]
実施例1において、仕切り壁のないトレーを用い、A群の生野菜類およびB群の生野菜類が、包装容器内で接触した状態で充填密封する以外は同様に製し、電子レンジ加熱用容器詰め生野菜を得た。次いで、得られた容器詰め生野菜を、実施例1と同条件で電子レンジ加熱し、蒸し野菜を得た。
実施例1において、仕切り壁のないトレーを用い、A群の生野菜類およびB群の生野菜類が、包装容器内で接触した状態で充填密封する以外は同様に製し、電子レンジ加熱用容器詰め生野菜を得た。次いで、得られた容器詰め生野菜を、実施例1と同条件で電子レンジ加熱し、蒸し野菜を得た。
[比較例2]
実施例1において、電子レンジ加熱時に包装容器を開封して、非密封状態で加熱する以外は、実施例1と同様に蒸し野菜を得た。具体的には、電子レンジ加熱の直前に、外袋の非接着部分に2cmの切り込みを入れて加熱処理を行い、蒸し野菜を得た。
実施例1において、電子レンジ加熱時に包装容器を開封して、非密封状態で加熱する以外は、実施例1と同様に蒸し野菜を得た。具体的には、電子レンジ加熱の直前に、外袋の非接着部分に2cmの切り込みを入れて加熱処理を行い、蒸し野菜を得た。
[試験例1]
実施例1、及び比較例1、2で得られた蒸し野菜を、パネラー10名が食し、乾燥や焦げ、およびホクホクとした野菜の食感について官能試験を行い、下記の評価基準により評価した。結果を表1に記す。
実施例1、及び比較例1、2で得られた蒸し野菜を、パネラー10名が食し、乾燥や焦げ、およびホクホクとした野菜の食感について官能試験を行い、下記の評価基準により評価した。結果を表1に記す。
<評価基準>
○:野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有しており、好ましいものであった。
△:野菜にやや乾燥や焦げが発生し、スチーム加熱したようなホクホクとした食感が不足しているが、問題のない範囲であった。
×:野菜に乾燥や焦げが発生し、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有しておらず、好ましくなかった。
○:野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有しており、好ましいものであった。
△:野菜にやや乾燥や焦げが発生し、スチーム加熱したようなホクホクとした食感が不足しているが、問題のない範囲であった。
×:野菜に乾燥や焦げが発生し、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有しておらず、好ましくなかった。
表1より、A群およびB群の生野菜類が互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、さらに、充填比率が質量比で1:4〜6:1である実施例1の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜は、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有しており、好ましかった。
一方、A群の生野菜類とB群の生野菜類を接触状態で包装容器内に充填密封した比較例1は、カボチャおよびニンジンが、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を得られず好ましくなかった。
また、包装容器を開封した状態で電子レンジ加熱調理を行った比較例2は、加熱調理時に内圧が上昇せず、カボチャおよびニンジンがスチーム加熱したようなホクホクとした食感を得られず好ましくなかった。
一方、A群の生野菜類とB群の生野菜類を接触状態で包装容器内に充填密封した比較例1は、カボチャおよびニンジンが、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を得られず好ましくなかった。
また、包装容器を開封した状態で電子レンジ加熱調理を行った比較例2は、加熱調理時に内圧が上昇せず、カボチャおよびニンジンがスチーム加熱したようなホクホクとした食感を得られず好ましくなかった。
[実施例2]
実施例1において、A群で用いる生野菜類の種類をカブ25g、ニンジン25g(25mmの櫛形切り)に、B群で用いる生野菜類の種類をハクサイ50g(40mm×40mm)に変更し、電子レンジ加熱条件を500Wで2分に変更する以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。
なお、A群とB群の生野菜類の充填量は、A群の生野菜類が50%、B群の生野菜類が50%であり、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で1:1、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し100%であった。
実施例1において、A群で用いる生野菜類の種類をカブ25g、ニンジン25g(25mmの櫛形切り)に、B群で用いる生野菜類の種類をハクサイ50g(40mm×40mm)に変更し、電子レンジ加熱条件を500Wで2分に変更する以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。
なお、A群とB群の生野菜類の充填量は、A群の生野菜類が50%、B群の生野菜類が50%であり、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で1:1、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し100%であった。
[実施例3]
実施例1において、A群で用いる生野菜類をカボチャ30g、サツマイモ30g(20mmの角切り)に、B群で用いる生野菜類をタマネギ20g(5mmの薄切り)、キャベツ20g(40mm×40mm)に変更する以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。
なお、A群およびB群の生野菜類の野菜の充填量は、A群の生野菜類が60%、B群の生野菜類が40%であり、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で3:2、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し100%であった。
実施例1において、A群で用いる生野菜類をカボチャ30g、サツマイモ30g(20mmの角切り)に、B群で用いる生野菜類をタマネギ20g(5mmの薄切り)、キャベツ20g(40mm×40mm)に変更する以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。
なお、A群およびB群の生野菜類の野菜の充填量は、A群の生野菜類が60%、B群の生野菜類が40%であり、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で3:2、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し100%であった。
実施例2および実施例3により得られた蒸し野菜は、いずれも電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができ、好ましかった。
[試験例2]
実施例1において、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜に充填する、A群およびB群の生野菜類の充填量および充填比率を表2に記載の内容に変更する以外は、同様に製し、実施例4〜7の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を得た。次いで、実施例1と同様に電子レンジ加熱を施すことにより、蒸し野菜を得た。得られた蒸し野菜を、試験例1の評価基準と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜に充填する、A群およびB群の生野菜類の充填量および充填比率を表2に記載の内容に変更する以外は、同様に製し、実施例4〜7の電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜を得た。次いで、実施例1と同様に電子レンジ加熱を施すことにより、蒸し野菜を得た。得られた蒸し野菜を、試験例1の評価基準と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
表2より、実施例4〜7で得られた蒸し野菜は、いずれも電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有しており好ましかった。特に、A群の生野菜類とB群の生野菜類の比率が質量比で1:2〜3:1である実施例5〜6の蒸し野菜は、電子レンジで短時間加熱しただけで、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有する蒸し野菜を簡便に得ることができ、大変好ましかった。
[実施例8]
実施例1において、包装容器に充填する野菜の種類および充填量を変更し、A群の生野菜類を40%(カボチャ20g、サツマイモ20g(20mmの角切り))、B群の生野菜類を40%(タマネギ20g(5mmの薄切り)、キャベツ20g(40mm×40mm))、その他の生野菜類を20%(パプリカ20g(5mmの薄切り))充填する以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。なお、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で1:1、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し80%であった。
実施例1において、包装容器に充填する野菜の種類および充填量を変更し、A群の生野菜類を40%(カボチャ20g、サツマイモ20g(20mmの角切り))、B群の生野菜類を40%(タマネギ20g(5mmの薄切り)、キャベツ20g(40mm×40mm))、その他の生野菜類を20%(パプリカ20g(5mmの薄切り))充填する以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。なお、A群とB群の生野菜類の充填比率は質量比で1:1、A群およびB群の生野菜類の合計充填量は、容器詰め全量に対し80%であった。
[実施例9]
実施例1において、包装容器内の酸素濃度を10容量%とする以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。
実施例1において、包装容器内の酸素濃度を10容量%とする以外は同様に製し、蒸し野菜を得た。
実施例8〜9により得られた蒸し野菜は、野菜が乾燥したり焦げたりすることなく、スチーム加熱したようなホクホクとした食感を有しており、好ましかった。
Claims (4)
- 開封せず密封状態のまま電子レンジ加熱を行う電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜であって、
A群:カボチャ、サツマイモ、カブ、ニンジンから選択される少なくとも1種以上の生野菜類と、
B群:タマネギ、キャベツ、ハクサイから選択される少なくとも1種以上の生野菜類が、
互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封されており、
前記包装容器内に充填されたA群とB群の生野菜類の充填比率が質量比で1:4〜6:1である、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜。 - 請求項1に記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で充填される包装容器として、
同一容器に、A群およびB群の生野菜類を仕切る仕切り部と、
A群およびB群の生野菜類をそれぞれ充填する充填部を有する、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜。 - 請求項1又は2に記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封される前記包装容器として、
仕切り壁からなる仕切り部を有するトレーと、外袋からなり、
前記仕切り壁により、A群の生野菜類とB群の生野菜類が互いに接触しない状態で充填され、
前記外袋により、前記A群およびB群の生野菜類を充填したトレーを密封包装されてなる、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の容器詰めカット生野菜において、
A群およびB群の生野菜類が、互いに接触しない状態で、かつ、電子レンジ加熱時にA群およびB群の生野菜類から発生する蒸気を互いに利用して蒸し調理が可能となるように、包装容器内に充填密封される前記包装容器として、
電子レンジ加熱中に生野菜類から発生する蒸気の排出が可能な蒸気排気口を有する包装容器を用いる、
電子レンジ加熱用容器詰めカット生野菜。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020150795A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 佐々木 有希 | 食材ユニットと食事の提供方法 |
-
2013
- 2013-03-08 JP JP2013047058A patent/JP2014171430A/ja active Pending
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