JP2004057116A - 容器入り即席麺類およびその調理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】調理の簡便性が達成される即席麺類において、さらに通常の調理等における臨場感を付加し、趣向性に富んだ容器入り即席麺類を提供する。
【解決手段】即席麺とともに高圧ガス封入キャンディーが容器に内包されている容器入り即席麺類を提供する。前記高圧ガス封入キャンディーは粒径8〜16メッシュの粗砕物であり、密封包装されたものであることが好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】即席麺とともに高圧ガス封入キャンディーが容器に内包されている容器入り即席麺類を提供する。前記高圧ガス封入キャンディーは粒径8〜16メッシュの粗砕物であり、密封包装されたものであることが好ましい。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、即席麺類、特に、容器入り即席麺類およびその調理方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
即席麺類において、従来より容器入り即席焼そばの調理方法としては、容器内に熱湯を注加して即席麺を復元後湯切りした後、粉末または液体調味料を添加混合するだけで喫食に供されるという簡便性に優れたものである。一方、生麺を使用して焼そばを調理する際には、鉄板やフライパンにて麺とともに肉、野菜等の具材と調味ソースをからめて炒めるため、バチバチ、ジュージューという炒める音を耳にすることになる。このような音には、調理者(喫食者)の食欲を増進させる効果がある。また、鉄板等に盛りつけられた調理直後の生麺を使用した焼そばを喫食する場合、鉄板上での焼ける音を耳にする。このような音には、喫食者に食味が向上した印象を与える効果がある。しかしながら、従来の即席麺類の調理や喫食においては聴覚に作用する上述のような臨場感は得られない。
【0003】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、調理の簡便性が達成される即席麺類において、さらに通常の調理等における臨場感を付加し、趣向性に富んだものとすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願第一発明は、即席麺とともに高圧ガス封入キャンディーが容器に内包されていることを特徴とする容器入り即席麺類である。本明細書で使用する高圧ガス封入キャンディーとは、通常微粒状乃至粗砕された不定形状のものであって、無害性ガス、例えば炭酸ガス、窒素ガス等が高圧状態で且つ多数の気泡の状態で封入されており、吸熱や吸湿によって生じるキャンディーの溶解に伴い各気泡から次々と高圧ガスが急激に噴出するものであり、例えば特開平1−168241号公報記載の発明によるキャンディーが好適に使用される。
【0005】
本明細書で使用する即席麺とは、油揚げ麺、熱風乾燥麺、凍結乾燥麺等の乾燥麺およびロングライフ麺(LL麺)等のことをいう。即席麺と高圧ガス封入キャンディーとがともに内包されている本願発明の即席麺類においては、即席麺類の調理時や喫食時に、高圧ガス封入キャンディーによって発せられる突発音(快音)を付加することが可能である。即席麺を湯戻しする調理工程により、即席麺はキャンディーが溶解可能な熱や水分をもつものとなるからである。
【0006】
本願第二発明は、本願第一発明の高圧ガス封入キャンディーが、密封包装されたものである容器入り即席麺類である。高圧ガス封入キャンディーは、上述したように、吸熱や吸湿によって溶解するものであり、保存条件が十分でないと、キャンディー生地に高圧ガスを閉じ込めておけず、その結果として、調理時や喫食時に発生する音が小さかったり、音を全く発生しないことになる。本発明によると、高圧ガス封入キャンディーが外気と遮断された状態で保存されるので、キャンディーの溶解時に、音が小さかったり、音を全く発生しないという事態を防止することができる。
【0007】
本願第三発明は、本願第一または第二発明の前記高圧ガス封入キャンディーが、粒径8〜16メッシュの粗砕物である容器入り即席麺類である。かかる粒径範囲においては、調理時等に充分な快音を発生しつつも、キャンディーが一気に溶けて調味液等が飛び散るおそれがなく、また密封包装した場合には、その袋を突き刺すおそれがないので好ましい。
【0008】
本願第四発明は、本願第三発明の前記高圧ガス封入キャンディーの粗砕物が、表面処理剤により表面処理されており、前記表面処理剤は、食用油、多糖類、ポリオールおよび、これらの組み合わせよりなる群から選択される成分を含有する容器入り即席麺類である。高圧ガス封入キャンディーは、急速に吸湿がおこると、音がでにくくなるという性質があり、粒径が小さい場合は特に問題となるが、本願発明によると表面処理剤によりコーティングが施されているので、かかる問題が生じにくい。また、各粗砕物が溶解して快音を発するまでに要する時間に差が生じやすくなるので(表面処理剤による処理の程度が一律ではないことによる)、キャンディーの溶解による快音を長時間にわたり発生させることができる。
【0009】
本願第五発明は、本願第四発明の前記表面処理剤が、食用油および乳糖を含有する容器入り即席麺類である。前記表面処理剤に食用油および乳糖を含有させることで、さらに味に影響を与えることなく、高圧ガスキャンディー粗砕物の急速な吸湿防止、および長時間の突発音を継続することができる。
【0010】
本願第六発明は、本願第一乃至第五発明の即席麺類が、即席焼そば、即席焼うどん、または即席焼ビーフンである容器入り即席麺類である。食材の調理において、臨場感を与える音が生じる工程は、食材を炒めたり、揚げたりする工程であり、高圧ガス封入キャンディーの突発音をかかる音に擬似的に結びつけることにより、臨場感を与えることが可能となる。したがって、容器入り即席麺類の調理において、麺を炒める工程を有する焼そば、焼うどん、または焼ビーフン等に本願発明を適用することで、より臨場感の高いものとなる。
【0011】
本願第七発明は、本願第六発明の容器入り即席麺類の調理方法であって、前記即席麺を湯戻しした後湯切りする工程と、湯切りした前記即席麺に前記高圧ガス封入キャンディーを加える工程と、その後前記即席麺を撹拌する工程と、を有することを特徴とする調理方法である。本明細書で使用する湯戻しとは、即席麺に湯を注ぎ、所定時間おくことにより、即席麺を復元させることをいい、湯切りとは、麺の復元に使用した湯を麺から切ることをいう。この調理方法によると、湯切りした麺の熱や、麺線表面に付着して残存する水分によって、高圧ガス封入キャンディーが溶解し、突発音を発生させる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の即席麺類に用いられる即席麺は常法に従って製造するが、具体的には以下の工程による。
【0013】
本発明の即席麺用の麺原料としては、通常麺原料として使用される、小麦粉、米粉、そば粉等の穀粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉等の各種澱粉を適宜混合したものが使用できる。これら原料粉に必要に応じて、かんすい、食塩、グルテン、卵白、増粘剤、色素等の添加剤を添加し、練り水(練り水に前記添加剤等を溶解させておいてもよい)を加えて混練し、麺生地を作成した後、圧延して麺帯を形成する。麺帯はさらに圧延ロール等で圧延した後、切刃ロールにより切り出して麺線とする。
【0014】
このようにして切り出された麺線は、蒸煮、または茹で処理によりα化するが、α化後またはα化前に所定量ずつにカットする。カットした麺線は、油揚げ麺の場合、通常は多数の小孔を有するリテーナー等に入れて、約 130〜 160℃の温度で、1〜数分間、食用油で油揚げ処理を行う。熱風乾燥麺の場合には、オーブン等を用いて50〜 100℃の温度で、10〜数十分程度乾燥する。その他、熱風乾燥の一種である高温の高速気流中で乾燥する高温気流乾燥法、マイクロ波を利用したマイクロ波乾燥法の他、凍結乾燥法等によって乾燥させてもよい。 乾燥して得られた即席麺は、冷却した後、カップ麺の場合は紙やプラスティック製のカップ容器などに、袋麺の場合には包装フィルム等で包装される。また、即席麺としては、麺線をα化処理後、前記麺線を酸液処理し、密封包装した後、加熱殺菌することにより保存性を付与したロングライフ麺(LL麺)を用いることもできる。
【0015】
本発明の即席麺類は、上記のようにして得られた即席麺とともに、高圧ガス封入キャンディーと、必要に応じて調味料、かやく等が内包されているものである。
【0016】
高圧ガス封入キャンディーは、吸湿しやすいので、密封包装して添加することが望ましい。高圧ガス封入キャンディーは吸湿により突発音が発生しにくくなったり、全く発生しなくなったりするからである。
【0017】
高圧ガス封入キャンディーは、常法に従って製造するが、具体的には以下に示すように製造されたものが使用される。加熱溶融キャンディーを加圧容器内に収容し、次いで封入用のガスをその容器内に導入して加圧し、同時に加熱撹拌することにより溶融キャンディー内に気泡を含有させ、これを冷却固化することにより製造したもの、或いは硬質キャンディー粉末を加圧容器内に収容し、該加圧容器内に窒素、若しくは二酸化炭素等のガスを送入して、該加圧容器内を加圧状態に保持しつつ加熱し、前記硬質キャンディー粉末を全体的に溶融せしめて相互融着させ、次いで上記加圧下で該加圧容器を冷却した後に容器内の加圧状態を解くことにより高圧ガスを封入せしめ、これを冷却固化することにより製造したものなどが使用される。これらの高圧ガス封入キャンディーは、該キャンディー内に5〜70kg/cm3の高圧ガスが封入されているものである。
【0018】
この高圧ガス封入キャンディーを粗砕して、JIS標準篩1.5〜40メッシュ程度の粒径とすることが好ましい。かかる範囲の粒径であれば取り扱いに便利であり、また、溶解時に快音を発するからである。また、粒径は、JIS標準篩8〜16メッシュのものであることがさらに好ましい。粒径がJIS標準篩8メッシュより大きい場合は、調理時にキャンディーが一気に溶けて調味液等が飛び散るおそれがあり、また密封包装した場合に、その袋を突き刺すおそれがあるからである。また、16メッシュより小さい場合は、調理時に快音が出にくくなるおそれがあるからである。
【0019】
高圧キャンディー粗砕物は、表面処理剤によりコーティングを施すことが望ましい。高圧ガスキャンディー粗砕物が急速に吸湿することにより音が発生しにくくなることを防止するためである。また、長時間突発音が継続することを可能とするためである。表面処理剤には、食用油(パーム油、サラダ油、ナタネ油、ゴマ油等の植物油や、ラード、牛脂等の動物油等)、多糖類(乳糖、デキストリン、澱粉等)、ポリオール(グリセリン、プロピレングリコール等の無毒性グリコールや糖アルコール類)等のいずれかまたはこれらの成分を組み合わせて含有させることが好ましい。これらの成分には、コーティング作用があるとともに、食品に添加するものとして安全性が高いからである。尚、表面処理剤は、コーティング可能であれば、粉末、液体等のいずれでもよく、味に影響がなく、水分量の少ないものが好ましい。特に、表面処理剤に食用油および乳糖を含有させることが、味に影響を与えることなく、高圧ガス封入キャンディー粗砕物の急速な吸湿防止、および長時間の突発音を継続することができる点でさらに好ましい。
【0020】
高圧ガス封入キャンディーは、所望の香料を添加したものであってもよい。例えば、即席麺類が即席焼そばの場合、ソースフレーバー等の香料を添加すると、調理時に香ばしい香りのたつ即席焼そばができ、好ましい。また、高圧ガス封入キャンディーは、所望の味付けをし、麺に味を添加する調味料の役割をなすものであってもよい。例えば、即席麺類が即席焼そばの場合は、ソース味、マヨネーズ味、塩味等に味付けしたものであって、キャンディーが溶解した際に、麺にこれらの味を添加するようなものであってもよい。
【0021】
調味料は、粉末、液体、固形のいずれであってもよい。例えば、即席麺類が即席焼そばである場合、調味料として例えば液体ソースやからしマヨネーズが添付される。調味料は、小袋等に入れて別添とする方法、スープ濃縮液を乾燥前の麺線に付着させておく方法、あるいは乾燥スープを麺塊が収容されたカップに投入する方法などがある。
【0022】
かやくを内包させる場合、常法に従い製造したかやくを使用する。すなわち、野菜等を凍結乾燥や熱風乾燥することにより得られたかやくを、小袋等に入れて別添とするか、あるいはカップ麺の麺上に置く。なお、レトルト殺菌等を行ってパウチ(中袋)にかやくを包装することもできる。
【0023】
このようにして、高圧ガス封入キャンディーと、必要に応じて調味料とかやくを添付した麺類を、包装して商品とする。包装された本発明の商品は、即席焼そば、即席焼きうどん、即席焼きビーフン等の即席麺類として提供することが可能である。
【0024】
【実施例】
本発明を、その好適な実施例に基づいて、以下に具体的に説明するが、本発明は、これら実施例の開示に基づいて限定的に解釈されるべきではない。
【0025】
即席焼そばの製造
(1)即席麺の製造
小麦粉900g、タピオカ澱粉100gに対し、食塩15g、かんすい5gを水350mlに溶かして得た練り水を加え、15分間ミキシングしたものを圧延し、麺厚1.0mmの麺帯を作り、この麺帯を丸刃20番で切り出して麺線を得た。次いで、この麺線を2分間蒸煮してα化した後、1食分115gをリテーナーに投入し、145℃のパーム油で2分間フライして95gの油揚げ麺を得た。
【0026】
(2)高圧ガス封入キャンディー粗砕物の製造
4種以上のオリゴ糖類を61.3重量%含有する澱粉分解物(水飴)を40部と、グラニュー糖30部と、乳糖30部とからなるキャンディー原料100部に対して水40部を加えて混合した。この混合物を品温150℃で煮詰めて得たキャンディー生地を冷却固化させた後にディスクミルにて解砕し10メッシュJIS標準篩で分別して、10メッシュを通過する粒度に整粒した。
【0027】
該整粒キャンディーを内径10cmの筒型容器内に収容し100kg/cm3の圧力にて押圧成型し成型キャンディーを得た。該成型キャンディーを内径12cmの加圧容器内に収容し該加圧容器を密閉し、該加圧容器内に二酸化炭素ガスを導入して内圧を50kg/cm3 にした後に、該加圧容器の外壁部ジャケット内に加熱蒸気を送入して120℃に加熱した。
【0028】
次いで、加圧容器の外壁部ジャケット内に水を通し、上記加圧容器内を上記の圧力条件に保持した状態で該容器内のキャンディーが常温となる迄冷却した。その後に、加圧容器内の二酸化炭素ガスによる加圧状態を解いて加圧容器内から高圧二酸化炭素ガス封入キャンディーを取り出して高圧ガス封入キャンディーを得た。
【0029】
得られた高圧ガス封入キャンディー塊状物をディスクミルにて解砕し、8〜16メッシュJIS標準篩で分別し、該篩を通過したものを高圧ガス封入キャンディー粗砕物とした。その後食用油および乳糖を含有する表面処理剤により粗砕物表面をコーティングした。
【0030】
(3)即席焼そばの包装
上記のように製造した麺塊(冷却したもの)をプラスティック製の容器に収容し、麺塊の上に密封包装した高圧ガス封入キャンディー粗砕物、個別に包装した液体ソース、かやくを収容し、湯切り用の切欠片が設けられた蓋体を容器の上部開口部周縁に嵌合して包装した。
【0031】
即席焼そばの調理
上記のようにして製造された即席焼そばの調理を次にように行った。まず容器本体から蓋体を外して、高圧ガス封入キャンディー粗砕物、液体ソース、かやくをそれぞれ内包した包装袋を取り出した。次に、かやくの包装袋を開封して、かやくを麺塊上に添加し、麺塊が収容された容器本体内に熱湯を注ぎ、再度蓋をして所定時間湯戻しした。所定時間経過した後に、蓋に設けられた切欠片を起こして通孔を確保した。さらに、蓋を容器本体に固定したまま容器全体を傾けて湯を通孔から排出して湯切りを行った。
【0032】
再度蓋体を外し、液体ソース、高圧ガス封入キャンディー粗砕物の包装袋を開封して、これらを湯戻しした麺の上に添加し、調味料と麺とを均等に混ぜた。このとき、麺の熱や、麺に付着している水分により高圧ガス封入キャンディー粗砕物が溶解し、溶解するにつれてキャンディーに封入されていた高圧ガス気泡が次々と壊れてパチパチと快音が発せられた。また、かかる快音は、長時間継続し、喫食時にも発せられた。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、調理の簡便性が達成される即席麺類において、さらに、聴覚への作用により、火を使うことなく、食材を炒める等の工程の疑似体験を調理する者に与えることができ、趣向性に富んだものとなる。このことは、調理者(喫食者)の食欲を増進させる効果を伴う。また、本発明によれば、聴覚への作用により、鉄板料理を喫食しているという疑似体験を喫食者に与えることができ、趣向性に富んだものとなる。このことは、喫食者に食味が向上した印象を与える効果を伴う。
【発明の属する技術分野】
本発明は、即席麺類、特に、容器入り即席麺類およびその調理方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
即席麺類において、従来より容器入り即席焼そばの調理方法としては、容器内に熱湯を注加して即席麺を復元後湯切りした後、粉末または液体調味料を添加混合するだけで喫食に供されるという簡便性に優れたものである。一方、生麺を使用して焼そばを調理する際には、鉄板やフライパンにて麺とともに肉、野菜等の具材と調味ソースをからめて炒めるため、バチバチ、ジュージューという炒める音を耳にすることになる。このような音には、調理者(喫食者)の食欲を増進させる効果がある。また、鉄板等に盛りつけられた調理直後の生麺を使用した焼そばを喫食する場合、鉄板上での焼ける音を耳にする。このような音には、喫食者に食味が向上した印象を与える効果がある。しかしながら、従来の即席麺類の調理や喫食においては聴覚に作用する上述のような臨場感は得られない。
【0003】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、調理の簡便性が達成される即席麺類において、さらに通常の調理等における臨場感を付加し、趣向性に富んだものとすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願第一発明は、即席麺とともに高圧ガス封入キャンディーが容器に内包されていることを特徴とする容器入り即席麺類である。本明細書で使用する高圧ガス封入キャンディーとは、通常微粒状乃至粗砕された不定形状のものであって、無害性ガス、例えば炭酸ガス、窒素ガス等が高圧状態で且つ多数の気泡の状態で封入されており、吸熱や吸湿によって生じるキャンディーの溶解に伴い各気泡から次々と高圧ガスが急激に噴出するものであり、例えば特開平1−168241号公報記載の発明によるキャンディーが好適に使用される。
【0005】
本明細書で使用する即席麺とは、油揚げ麺、熱風乾燥麺、凍結乾燥麺等の乾燥麺およびロングライフ麺(LL麺)等のことをいう。即席麺と高圧ガス封入キャンディーとがともに内包されている本願発明の即席麺類においては、即席麺類の調理時や喫食時に、高圧ガス封入キャンディーによって発せられる突発音(快音)を付加することが可能である。即席麺を湯戻しする調理工程により、即席麺はキャンディーが溶解可能な熱や水分をもつものとなるからである。
【0006】
本願第二発明は、本願第一発明の高圧ガス封入キャンディーが、密封包装されたものである容器入り即席麺類である。高圧ガス封入キャンディーは、上述したように、吸熱や吸湿によって溶解するものであり、保存条件が十分でないと、キャンディー生地に高圧ガスを閉じ込めておけず、その結果として、調理時や喫食時に発生する音が小さかったり、音を全く発生しないことになる。本発明によると、高圧ガス封入キャンディーが外気と遮断された状態で保存されるので、キャンディーの溶解時に、音が小さかったり、音を全く発生しないという事態を防止することができる。
【0007】
本願第三発明は、本願第一または第二発明の前記高圧ガス封入キャンディーが、粒径8〜16メッシュの粗砕物である容器入り即席麺類である。かかる粒径範囲においては、調理時等に充分な快音を発生しつつも、キャンディーが一気に溶けて調味液等が飛び散るおそれがなく、また密封包装した場合には、その袋を突き刺すおそれがないので好ましい。
【0008】
本願第四発明は、本願第三発明の前記高圧ガス封入キャンディーの粗砕物が、表面処理剤により表面処理されており、前記表面処理剤は、食用油、多糖類、ポリオールおよび、これらの組み合わせよりなる群から選択される成分を含有する容器入り即席麺類である。高圧ガス封入キャンディーは、急速に吸湿がおこると、音がでにくくなるという性質があり、粒径が小さい場合は特に問題となるが、本願発明によると表面処理剤によりコーティングが施されているので、かかる問題が生じにくい。また、各粗砕物が溶解して快音を発するまでに要する時間に差が生じやすくなるので(表面処理剤による処理の程度が一律ではないことによる)、キャンディーの溶解による快音を長時間にわたり発生させることができる。
【0009】
本願第五発明は、本願第四発明の前記表面処理剤が、食用油および乳糖を含有する容器入り即席麺類である。前記表面処理剤に食用油および乳糖を含有させることで、さらに味に影響を与えることなく、高圧ガスキャンディー粗砕物の急速な吸湿防止、および長時間の突発音を継続することができる。
【0010】
本願第六発明は、本願第一乃至第五発明の即席麺類が、即席焼そば、即席焼うどん、または即席焼ビーフンである容器入り即席麺類である。食材の調理において、臨場感を与える音が生じる工程は、食材を炒めたり、揚げたりする工程であり、高圧ガス封入キャンディーの突発音をかかる音に擬似的に結びつけることにより、臨場感を与えることが可能となる。したがって、容器入り即席麺類の調理において、麺を炒める工程を有する焼そば、焼うどん、または焼ビーフン等に本願発明を適用することで、より臨場感の高いものとなる。
【0011】
本願第七発明は、本願第六発明の容器入り即席麺類の調理方法であって、前記即席麺を湯戻しした後湯切りする工程と、湯切りした前記即席麺に前記高圧ガス封入キャンディーを加える工程と、その後前記即席麺を撹拌する工程と、を有することを特徴とする調理方法である。本明細書で使用する湯戻しとは、即席麺に湯を注ぎ、所定時間おくことにより、即席麺を復元させることをいい、湯切りとは、麺の復元に使用した湯を麺から切ることをいう。この調理方法によると、湯切りした麺の熱や、麺線表面に付着して残存する水分によって、高圧ガス封入キャンディーが溶解し、突発音を発生させる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の即席麺類に用いられる即席麺は常法に従って製造するが、具体的には以下の工程による。
【0013】
本発明の即席麺用の麺原料としては、通常麺原料として使用される、小麦粉、米粉、そば粉等の穀粉、コーンスターチ、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉等の各種澱粉を適宜混合したものが使用できる。これら原料粉に必要に応じて、かんすい、食塩、グルテン、卵白、増粘剤、色素等の添加剤を添加し、練り水(練り水に前記添加剤等を溶解させておいてもよい)を加えて混練し、麺生地を作成した後、圧延して麺帯を形成する。麺帯はさらに圧延ロール等で圧延した後、切刃ロールにより切り出して麺線とする。
【0014】
このようにして切り出された麺線は、蒸煮、または茹で処理によりα化するが、α化後またはα化前に所定量ずつにカットする。カットした麺線は、油揚げ麺の場合、通常は多数の小孔を有するリテーナー等に入れて、約 130〜 160℃の温度で、1〜数分間、食用油で油揚げ処理を行う。熱風乾燥麺の場合には、オーブン等を用いて50〜 100℃の温度で、10〜数十分程度乾燥する。その他、熱風乾燥の一種である高温の高速気流中で乾燥する高温気流乾燥法、マイクロ波を利用したマイクロ波乾燥法の他、凍結乾燥法等によって乾燥させてもよい。 乾燥して得られた即席麺は、冷却した後、カップ麺の場合は紙やプラスティック製のカップ容器などに、袋麺の場合には包装フィルム等で包装される。また、即席麺としては、麺線をα化処理後、前記麺線を酸液処理し、密封包装した後、加熱殺菌することにより保存性を付与したロングライフ麺(LL麺)を用いることもできる。
【0015】
本発明の即席麺類は、上記のようにして得られた即席麺とともに、高圧ガス封入キャンディーと、必要に応じて調味料、かやく等が内包されているものである。
【0016】
高圧ガス封入キャンディーは、吸湿しやすいので、密封包装して添加することが望ましい。高圧ガス封入キャンディーは吸湿により突発音が発生しにくくなったり、全く発生しなくなったりするからである。
【0017】
高圧ガス封入キャンディーは、常法に従って製造するが、具体的には以下に示すように製造されたものが使用される。加熱溶融キャンディーを加圧容器内に収容し、次いで封入用のガスをその容器内に導入して加圧し、同時に加熱撹拌することにより溶融キャンディー内に気泡を含有させ、これを冷却固化することにより製造したもの、或いは硬質キャンディー粉末を加圧容器内に収容し、該加圧容器内に窒素、若しくは二酸化炭素等のガスを送入して、該加圧容器内を加圧状態に保持しつつ加熱し、前記硬質キャンディー粉末を全体的に溶融せしめて相互融着させ、次いで上記加圧下で該加圧容器を冷却した後に容器内の加圧状態を解くことにより高圧ガスを封入せしめ、これを冷却固化することにより製造したものなどが使用される。これらの高圧ガス封入キャンディーは、該キャンディー内に5〜70kg/cm3の高圧ガスが封入されているものである。
【0018】
この高圧ガス封入キャンディーを粗砕して、JIS標準篩1.5〜40メッシュ程度の粒径とすることが好ましい。かかる範囲の粒径であれば取り扱いに便利であり、また、溶解時に快音を発するからである。また、粒径は、JIS標準篩8〜16メッシュのものであることがさらに好ましい。粒径がJIS標準篩8メッシュより大きい場合は、調理時にキャンディーが一気に溶けて調味液等が飛び散るおそれがあり、また密封包装した場合に、その袋を突き刺すおそれがあるからである。また、16メッシュより小さい場合は、調理時に快音が出にくくなるおそれがあるからである。
【0019】
高圧キャンディー粗砕物は、表面処理剤によりコーティングを施すことが望ましい。高圧ガスキャンディー粗砕物が急速に吸湿することにより音が発生しにくくなることを防止するためである。また、長時間突発音が継続することを可能とするためである。表面処理剤には、食用油(パーム油、サラダ油、ナタネ油、ゴマ油等の植物油や、ラード、牛脂等の動物油等)、多糖類(乳糖、デキストリン、澱粉等)、ポリオール(グリセリン、プロピレングリコール等の無毒性グリコールや糖アルコール類)等のいずれかまたはこれらの成分を組み合わせて含有させることが好ましい。これらの成分には、コーティング作用があるとともに、食品に添加するものとして安全性が高いからである。尚、表面処理剤は、コーティング可能であれば、粉末、液体等のいずれでもよく、味に影響がなく、水分量の少ないものが好ましい。特に、表面処理剤に食用油および乳糖を含有させることが、味に影響を与えることなく、高圧ガス封入キャンディー粗砕物の急速な吸湿防止、および長時間の突発音を継続することができる点でさらに好ましい。
【0020】
高圧ガス封入キャンディーは、所望の香料を添加したものであってもよい。例えば、即席麺類が即席焼そばの場合、ソースフレーバー等の香料を添加すると、調理時に香ばしい香りのたつ即席焼そばができ、好ましい。また、高圧ガス封入キャンディーは、所望の味付けをし、麺に味を添加する調味料の役割をなすものであってもよい。例えば、即席麺類が即席焼そばの場合は、ソース味、マヨネーズ味、塩味等に味付けしたものであって、キャンディーが溶解した際に、麺にこれらの味を添加するようなものであってもよい。
【0021】
調味料は、粉末、液体、固形のいずれであってもよい。例えば、即席麺類が即席焼そばである場合、調味料として例えば液体ソースやからしマヨネーズが添付される。調味料は、小袋等に入れて別添とする方法、スープ濃縮液を乾燥前の麺線に付着させておく方法、あるいは乾燥スープを麺塊が収容されたカップに投入する方法などがある。
【0022】
かやくを内包させる場合、常法に従い製造したかやくを使用する。すなわち、野菜等を凍結乾燥や熱風乾燥することにより得られたかやくを、小袋等に入れて別添とするか、あるいはカップ麺の麺上に置く。なお、レトルト殺菌等を行ってパウチ(中袋)にかやくを包装することもできる。
【0023】
このようにして、高圧ガス封入キャンディーと、必要に応じて調味料とかやくを添付した麺類を、包装して商品とする。包装された本発明の商品は、即席焼そば、即席焼きうどん、即席焼きビーフン等の即席麺類として提供することが可能である。
【0024】
【実施例】
本発明を、その好適な実施例に基づいて、以下に具体的に説明するが、本発明は、これら実施例の開示に基づいて限定的に解釈されるべきではない。
【0025】
即席焼そばの製造
(1)即席麺の製造
小麦粉900g、タピオカ澱粉100gに対し、食塩15g、かんすい5gを水350mlに溶かして得た練り水を加え、15分間ミキシングしたものを圧延し、麺厚1.0mmの麺帯を作り、この麺帯を丸刃20番で切り出して麺線を得た。次いで、この麺線を2分間蒸煮してα化した後、1食分115gをリテーナーに投入し、145℃のパーム油で2分間フライして95gの油揚げ麺を得た。
【0026】
(2)高圧ガス封入キャンディー粗砕物の製造
4種以上のオリゴ糖類を61.3重量%含有する澱粉分解物(水飴)を40部と、グラニュー糖30部と、乳糖30部とからなるキャンディー原料100部に対して水40部を加えて混合した。この混合物を品温150℃で煮詰めて得たキャンディー生地を冷却固化させた後にディスクミルにて解砕し10メッシュJIS標準篩で分別して、10メッシュを通過する粒度に整粒した。
【0027】
該整粒キャンディーを内径10cmの筒型容器内に収容し100kg/cm3の圧力にて押圧成型し成型キャンディーを得た。該成型キャンディーを内径12cmの加圧容器内に収容し該加圧容器を密閉し、該加圧容器内に二酸化炭素ガスを導入して内圧を50kg/cm3 にした後に、該加圧容器の外壁部ジャケット内に加熱蒸気を送入して120℃に加熱した。
【0028】
次いで、加圧容器の外壁部ジャケット内に水を通し、上記加圧容器内を上記の圧力条件に保持した状態で該容器内のキャンディーが常温となる迄冷却した。その後に、加圧容器内の二酸化炭素ガスによる加圧状態を解いて加圧容器内から高圧二酸化炭素ガス封入キャンディーを取り出して高圧ガス封入キャンディーを得た。
【0029】
得られた高圧ガス封入キャンディー塊状物をディスクミルにて解砕し、8〜16メッシュJIS標準篩で分別し、該篩を通過したものを高圧ガス封入キャンディー粗砕物とした。その後食用油および乳糖を含有する表面処理剤により粗砕物表面をコーティングした。
【0030】
(3)即席焼そばの包装
上記のように製造した麺塊(冷却したもの)をプラスティック製の容器に収容し、麺塊の上に密封包装した高圧ガス封入キャンディー粗砕物、個別に包装した液体ソース、かやくを収容し、湯切り用の切欠片が設けられた蓋体を容器の上部開口部周縁に嵌合して包装した。
【0031】
即席焼そばの調理
上記のようにして製造された即席焼そばの調理を次にように行った。まず容器本体から蓋体を外して、高圧ガス封入キャンディー粗砕物、液体ソース、かやくをそれぞれ内包した包装袋を取り出した。次に、かやくの包装袋を開封して、かやくを麺塊上に添加し、麺塊が収容された容器本体内に熱湯を注ぎ、再度蓋をして所定時間湯戻しした。所定時間経過した後に、蓋に設けられた切欠片を起こして通孔を確保した。さらに、蓋を容器本体に固定したまま容器全体を傾けて湯を通孔から排出して湯切りを行った。
【0032】
再度蓋体を外し、液体ソース、高圧ガス封入キャンディー粗砕物の包装袋を開封して、これらを湯戻しした麺の上に添加し、調味料と麺とを均等に混ぜた。このとき、麺の熱や、麺に付着している水分により高圧ガス封入キャンディー粗砕物が溶解し、溶解するにつれてキャンディーに封入されていた高圧ガス気泡が次々と壊れてパチパチと快音が発せられた。また、かかる快音は、長時間継続し、喫食時にも発せられた。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、調理の簡便性が達成される即席麺類において、さらに、聴覚への作用により、火を使うことなく、食材を炒める等の工程の疑似体験を調理する者に与えることができ、趣向性に富んだものとなる。このことは、調理者(喫食者)の食欲を増進させる効果を伴う。また、本発明によれば、聴覚への作用により、鉄板料理を喫食しているという疑似体験を喫食者に与えることができ、趣向性に富んだものとなる。このことは、喫食者に食味が向上した印象を与える効果を伴う。
Claims (7)
- 即席麺とともに高圧ガス封入キャンディーが容器に内包されていることを特徴とする容器入り即席麺類。
- 前記高圧ガス封入キャンディーが、密封包装されたものである請求項1に記載の容器入り即席麺類。
- 前記高圧ガス封入キャンディーが、粒径8〜16メッシュの粗砕物である請求項1または2に記載の容器入り即席麺類。
- 前記高圧ガス封入キャンディーの粗砕物が、表面処理剤により表面処理されており、前記表面処理剤は、食用油、多糖類、ポリオールおよび、これらの組み合わせよりなる群から選択される成分を含有する請求項3に記載の容器入り即席麺類。
- 前記表面処理剤が、食用油および乳糖を含有する請求項4に記載の容器入り即席麺類。
- 前記即席麺類が、即席焼そば、即席焼うどん、または即席焼ビーフンである請求項1乃至5のいずれかに記載の容器入り即席麺類。
- 請求項6に記載の容器入り即席麺類の調理方法であって、
前記即席麺を湯戻しした後湯切りする工程と、湯切りした前記即席麺に前記高圧ガス封入キャンディーを加える工程と、その後前記即席麺を撹拌する工程と、を有することを特徴とする調理方法。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107198209A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-09-26 | 祁东县吉祥食品有限公司 | 一种川味即食红薯粉丝 |
CN107259510A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-20 | 祁东县吉祥食品有限公司 | 一种湘味即食红薯粉丝 |
CN107348453A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-11-17 | 祁东县吉祥食品有限公司 | 一种粤味即食红薯粉丝 |
CN108419996A (zh) * | 2017-02-15 | 2018-08-21 | 统企业股份有限公司 | 方便面及方便面的制造方法 |
-
2002
- 2002-07-30 JP JP2002221808A patent/JP2004057116A/ja active Pending
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